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カテゴリー「<!ー250タックル(その他)ー>」の記事

2024年1月13日 (土)

まさかのいいもの見つけた


昨年末に中深場の釣りで使う中古錘を求めてTBに行った。

錘こそ中古で十分、いつもは山ほどあるのに何故か欲しかった120号も150号も箱は空っぽだった。
折角だからと思い店内をうろうろしていて、まさかのびっくりいいものを見つけてしまった。

何年も前からもう手に入れることはできないと諦めていたビシ天。
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写真のようにビシと天秤が一体化したもので、何と呼んだらいいのかわからないので五目漁師が勝手にビシ天と呼んでいる。

かつて福浦の貸しボート屋さん(エトーボート)に通い始めた頃(もう20年以上も前)はあの坂道の上にあった駐車場を管理されていたご主人からこれを買うことができた。

実は、このご主人はある工場の経営者でもあり釣り師でもあった。
五目漁師や他の皆さんが釣れない時でもいつもいつもクーラーボックスをイサキや真鯛、メジナなどで一杯にされて浜に戻って来られた。

五目漁師がご本人からビシ天を勧められて使い始めたのは通い始めてだいぶたってからだったが、初めて購入した時には使い方を隣のボートから直々に教わったことを覚えている。

我々がよく使うビシは上下に開き具合が調節できる窓が付いている。
上下の窓をどれくらい開けるかは釣り師それぞれ、もちろん狙い魚や釣り方によって変えることもあろうが、下窓は全閉して上の窓でコマセの出方を調節する釣り師は多いと思う。

この場合は、竿をシャクリ上げ、そして止めた時に穂先がお辞儀しビシが少し下がるタイミングで上窓から花が咲く様にフワッとコマセが放出される。
あとは潮に乗りながら拡散していくコマセをイメージしながらそこに仕掛けを入れていく。
あるいは、仕掛けがあるところにコマセを放出するという言い方もできるが、何れにしてもコマセと仕掛けの同調がビシ釣りでは釣果を左右する重要な要素になる。

釣り師にとってはこの同調がなかなか難しい。
放出され漂うコマセも仕掛けも見えるわけではないので潮流やシャクリのストロークをイメージしながら理屈で同調させるのも良し、直感もよし、適当も良し。
何れにしても実際にどうなっているのかはわからないので結果は釣果で判断することになる。

さて、ビシ天の使い方はちょっと違う。
このビシには海水を取り込む小さめの上窓はあるが開き方は調整できず固定窓になっている。
そして下窓を出したいコマセの量に応じて開閉する。

下窓を適当に開けた状態〈アミコマセなら普通は5mmほど〉で穂先を海面すれすれまで下げて穂先が跳ねない程度の柔らかめ、長めの竿でスーッとゆっくり頭上迄上げて止める。
これで上窓から取り込まれた海水が流水となって下窓からコマセを流し出す。
アミコマセはまるで藤棚に垂れる藤の1房の様に柱状に放出される。

ここがミソでこの時、天秤部分はビシの真下で直線になり、続いいて仕掛けも一直線にになって藤の房の中を通り抜けることになる。
つまり、コマセと仕掛けの完全同調が保証される。

頭上で少し(数秒)待った後は、リールの巻き上げで仕掛けの位置を保ったまま穂先を海面までゆっくりと戻し、上記の動作を数回(狙い棚の分だけ)繰り返す。

アジやカイワリのようにコマセに突っ込んでくる魚も、少し遠巻きに見ながら所詮は突っ込んでくるイサキなども、穂先が釣り師の頭上で止まった瞬間に飛びついてくることが多い。
これがビシ天釣法ということになるが、今なら例えば吉見製作所の夢天でこれに近い釣法が可能になると思っている。

欠点もある。
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落下中には形状記憶合金製の直線部がUの字に曲がり、所謂天秤の役目を果たすとは言え、あまり速い上下運動には向かない。
頻繁なシャクリやストロークの短いシャクリでは同調効果が活かせず仕掛けが絡みやすいので上記のセットの1往復か2往復程度でコマセを使い切った方が良い。
深度方向に大きく探るので釣り棚を指定される遊漁船の釣りには適していないと思う。

手元に2つ持っていたが、フグ野郎に切り落とされたりすると2度と手に入れることができないのでこわくて最近では滅多にしか使うことがなかったが、今回程度の良いものを2つ手に入れたことで今年はこれを使って伊東のカイワリやハナダイ、大津のアジ、川奈のイサキ釣りなどをやってみようと楽しみにしている。

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油壷にて、全てビシ天を使った釣果

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伊東にて、後半にはビシ天に切替えてアタリのタイミングを楽しんだ。

何れもビシ天をよく使ったもう10年も前の釣果であるが、このビシ天を考案し製作されていたご主人は数年前に病気でお亡くなりになった。
特許登録までされて何度も試作されたご様子で、購入する度に改良のあとが見えたほどだった。

五目漁師と同様に使っておられた方が手放されたのか、あるいはご家族の方が工場などに残っていたものを始末されたのかはわからないが、TBの中古ビシの山の中に複数個が埋もれていた。
大概の方は見たことがない、しかも無名のビシなので飛びつくことはなく、箱の中で邪魔者扱いされながら五目漁師を待ってくれていたのは幸運だった。


さて、これは前回釣ったハタの蕪蒸し。
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同様にハタのローズマリーマリネ焼き、
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そして、少し大きめのハタやカサゴ、マダイなどが釣れた時の我が家の定番昼茶漬け。
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これが一番美味いかも。



こう寒いと、外に出るのに勇気がいりますね。

思い切って浮かんでしまうと思っていたほど寒くないのですが。
思うに、手漕ぎボートは海面すれすれですから海面から熱をいただいているのかもしれません。
次回はアマダイとかがいいのではと思ったりしています。

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2021年12月25日 (土)

すこぶる感度良しの80円天秤を作る



先日、クッションゴムを自作した。
少しゴムの伸びが悪いが市販の500円以上もするクッションゴムが自作すれば1本50円ほどでできてしまう。
もちろん365日連休の五目漁師ならではのことで、結構手間暇はかかるのでお仕事のある皆さんはけった糞悪くてもたまに2本や3本くらいなら買った方が良いだろう。
年金暮らしの五目漁師でも高いとは思いつつもゴムくらいは買っていたが今の様に1日に何本もフグ野郎に切られたのでは金たまらない。

さて、同じ理由で今度は天秤を自作してみた。
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全長50cm


実は、先日(12月20日)のカイワリとアオハタは全てこの自作天秤を使って釣った。
残念ながら最後はビシ諸共フグ野郎に切り落とされてしまったが沢山作る前に使い物になるのかどうかのお試しとしては大成功だった。

自作の目的は当然のことながら奴らに切り落とされてもうろたえずに平気でおられる安い天秤を作ることであったが、驚いたことにすこぶる感度が良く、しかも使い勝手も悪くはないことが分かった。

想像はしていたが、リーダーがパイプの中を通る中通し天秤なので掛かった魚、あるいは掛かる魚と穂先が直結しており魚は錘を引かずに穂先だけを引くためにすこぶる感度が良い。
更に、錘が魚がもがく支点にならないために、当然のことながらバラシも少なくなると考えられる。

先日の釣りでは正にこれを実感することができた。
掛かったではなくカイワリがオキアミを啄むところから穂先に伝わってくる。
サバが掛かった時など従来の天秤ならご苦労さんにもサバは錘を引きずりながらガタガタと抵抗するがこの天秤の場合は錘はそっちのけでグイグイと直に穂先を引きずり込もうとする。
いやいやこれは楽しい。

フグ対策のお陰で思いがけずいい天秤ができたと考えればここはフグ様に感謝。
もう少し使ってみないとわからないがフグ対策用として拘らなくてもカイワリや真鯛を釣る一般使用として、現在愛用している夢の天秤(1500円程度)にとって代わることができるかもしれない。

さて、こんなものを作ってみようと思った元々のヒントはネットで紹介されていた中通し小型天秤を使った泳がせ仕掛け。
ここで使用されている小型天秤を求めようとしたが近くの釣り具屋になかったのでダイソーのロリポップスティックを使ってこんなふうに自作した。
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赤い方が泳がせ仕掛け用、黒い方は150号くらいの錘をぶら下げても大丈夫なように改良した中深場仕掛けのエダス天秤として使用する。

作ってみると意外と簡単に、しかも安くできることが分かったのでこれをサイズアップすればフグ対策用の“切られても平気天秤”として良いかもしれないと思ったのが事の始まりであった。

では、作ってみよう。

材料は近くのDIY店で買ったこんなウレタンパイプ。
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透明の方は1本120円(税込み)ほど、クリーム色は何故か少し高く150円ほどだった。
1本1mなので全長が50cmの少し短めの天秤なら1本で2つの天秤を作ることができる。

で、その作り方だが、先ずパイプを適当な長さに切って折り曲げるところから始まる。
最初は先のロリポップスティックと同じようにライターで炙りながら折り曲げみたがフグに対抗して沢山作るとなると面倒だし品質も揃わない。

そこでこんなパイプ折り曲げ治具を作ってみた。
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使う時には後ろの万力にセットする。

これでも最近は靄の中に入ってしまったような脳みそをゆっくりと回転しながらの結構な試行錯誤を繰り返した結果だ。

これを使って曲げ部分をドライヤーで加熱しながらこんなふうに曲げていく。
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尤も、これを使ってもパイプ曲げはまだまだ匠の世界。
少し慣れないと色んな形(曲がり角度や曲がり点など)になってしまうのは仕方がない。

折り曲げたパイプにスナップサルカンを通し、こんな風にサルカン止めを施して
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収縮チューブで保護がてら体裁を整えれば出来上がり。
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全長50cmと60cm、今回は使い勝手などを調べるために長さや折り曲げ角度を敢えて変えて作っている。

使う時にはリーダーをパイプ内に通して出口にサルカンの付いた仕掛けを付ける。
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一見こんな華奢なもので大物が上がるの? と思われるかもしれないがご安心を。
中通しになっているのでどんな大物を掛けても引っ張り合うのは魚と竿。
中に入った天秤はこんな風に曲がった部分を延ばす方向に形を変えるだけで魚の引きを直接受けることはない。
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もちろん釣り上げた後は元の姿に戻る。
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昔、古くなった天秤の繋ぎ部分が破損して大物を逃がしたことがあったが、この天秤の場合は道糸とハリスが直結しているので道糸かハリスが切れない限り大物を取り逃がすことはない。

一方、欠点もある。
五目漁師は2号以下のPEラインを使う場合には元より5号か6号のリーダー(6m)を着けているので道糸をパイプに通すのは容易であるがリーダーを使わずにフニョフニョのPEラインを中通しするには無理があり、かって中通し竿にワイヤーを使って道糸を通したように工夫が必要になる。
また、形状記憶合金の様にくるくると巻くことはできないので持ち運びは少し面倒になる。

面白いことに先日話しているとオーシャン釣具のオヤジさんもフグ対策として天秤を自作されたという。
見せていただくとステンレスの針金を使った格好良いものだったが、その前には試作には至らなかったが今回の天秤と同じようなこと(中通し)を考えられたとのこと。
是非この天秤を試しに使って大きな真鯛を釣り上げていただきたいと思っている。

 


これで、フグ野郎切られて困るのはビシだけになりました。

しかもこの天秤カイワリ釣りにもなかなか良さそうです。

さて、次は納竿ですね。
日程を思案中ですが問題はターゲットですね。
正月の食材としては真鯛が欲しいところです。

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2021年11月28日 (日)

天秤セットの準備


この時期の中深場(網代)に行ってみたいと思っているが天気予報を気にしているとどうしてもタイミングが遅れてしまいなかなかボートの予約がとれず、ややイラつき気味の日々。

もうサバフグに向かっていく気はないがなくしてしまった天秤類や仕掛けだけは準備しておこう。

で、今日のお買い物はこれ。
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少し高いが天秤は夢の天秤を愛用している。
しなやかな形状記憶合金を使っているのでスムースにボートべりに沿って上がってくるのが気に入っている。
ボート上でもバランスが良いのでバタバタと暴れて仕掛けに絡まったりもしない。

ビシはパカットビシのLサイズを使っている。
パカットはどうでもよいが錘が別付けなのでその日その時使う竿に合わせて(殆どの場合)30号~50号の範囲で付け替えられるのが良い。
錘一体型に比べると値段も約半分、しかも3つ分を一つでこなせる。

ただ、天秤もパカットビシもこのままでは少々使いにくいので後で記すように少し手直しする。

今回の目玉買い物はなんと言ってもクッションゴム。
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釣り具屋には色んな種類のクッションゴムが並んでいるが、あらためて値段を見てびっくりした。
五目漁師はあまり好きではないが、伸縮率の高いものなどは50cmで1000円近いものもある。
高くても安くても奴らににらまれたが最後、一瞬にしてプツンなので今回は自作することにした。

なんと太さ2mmの素材が18m(50cmのクッションゴムなら30本以上も作れてしまう)で1200円しない、1.5mmは6mで440円と言う安さ。
アマゾンで見つけるや否や飛びついた。

届いた現品を早速出して引っ張ってみると確かに専用のものに比べると伸縮率は悪いし、強度をチェックするために思いっきり引っ張ると緩めた後でも古くなったパンツのゴムのように60cmが65cmくらいに延びてしまっている。

ただ、五目漁師はそもそもクッションゴムに弾力性はあまり求めていない。
本人の意思が届かないところで勝手に伸びたり縮んだりして掛かった魚と遊んでいるのは気に入らない。

以前、カイワリ釣りでバラシが多かった時にはゴムが伸びた後、縮む時の反動で仕掛けが緩みバラシが多くなるのではと思い、約1年間にわたってゴムあり/なしのデータをとってみたことがある。
結果はバラシについては有意な差は見られなかった。

五目漁師にとってクッションゴムを使う理由は仕掛けのさばきが良くなり絡みにくくなることと暴れる魚の振動が緩和されて釣り心地が良くなることの2つ。
突然の引きを逃がすのはあくまでも竿の弾力だと考えている。

さて、ここからはそのクッションゴムの自作とビシや天秤のちょっとした手直しの話。

クッションゴムは適当な長さに切って両端にサルカンとスナップサルカンを着ける必要がある。
着け方に関しては商品に簡単な説明書が添付されているが、その説明によるとサルカンを入れて折り返したゴム同士を市販のクッションゴムと同じよう融着する方法だ。
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ネットにもそれぞれ工夫を凝らした融着方法が紹介されているがどれもこれも難しそうで五目漁師の手に負えそうにない。

なんとか良い方法はないものかと試行錯誤した結果、結局、糸(PEライン0.8号)で結ぶのが一番簡単で(多分)強度的にも問題はなさそうだ。
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結び方も全体に巻くよりもこれが良いことが分かった。
巻いた後は糸止めマニキュアを塗って伸縮チューブを被せば出来上がり。
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次は、パカットビシ。
これはメーカーの怠慢だと思っているが錘を着ける部分に安直にだらだらと長いダブルスナップ付きサルカンを使っている。
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遊びが多いために錘がガタガタと揺れる感触が穂先まで伝わってくる。
で、こんなふうにダブルスナップサルカンを単純なスナップに取り替える。
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さて、次は天秤。
以前は確か1mm太さの夢の天秤があったように覚えているがマダイ用(?)の赤い天秤は1.2mmしか見つからなかった。
黒(クロダイ用?)なら1mmがあったのでこれを買ってみた。
説明書を読むのも面倒そうなわけのわからないスナップサルカンがやたらと着いているのでこれを切って外しまう。
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不要なスナップサルカンは着いているのに肝心な天秤の先端にはついていないので取り外したスナップをここに着け直す。
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赤い方も最初付いていたサルカンを外してスナップに着け替える。
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何故、業界あげてこんなふうにしてしまったのか、一般的に天秤の先に着いているのはいつも単なるサルカン、市販の仕掛けには通常スナップサルカンが付いているのでこれでよいのだろうが、実はこれは間違っている。

どう考えても仕掛けに共通の天秤側がスナップサルカンで数の多い仕掛け側は少しでも安価なサルカンであろう。
仕掛けを自作する五目漁師は天秤を買うたびに真っ先にサルカンをスナップに着け替えている。

で、これで取りあえず2セットと有り余るクッションゴムが準備できた。
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もうフグにはくれてやらない。

 

早朝の気温が10度を下回る日もあります。
手漕ぎボートでは真冬でも寒いと思ったことはありませんが、エンジン艇はきついかもしれませんね。その前にあと1,2回は行きたいのですがなかなかボートの予約ができません。

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2021年9月18日 (土)

中深海の釣りはこんなに重い



これは網代の中深海釣りの
エンジン艇に積み込む五目漁師の荷物。
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左から
・横長(多分25ℓ)のクーラーボックス
・赤いライジャケの下に見えるのは2つ重ねのバケツ
・青のタックルバッグ
・そして右側の白いカゴ
これにリールをセットした竿
(一番大事なのでまだ車の中)を入れると
荷物の全てとなる。

伊東や大津釣行では白カゴは不要になるが
あとは外観的にはいつもこの組み合わせで変らず
左肩にタックルバッグ、
左手にバケツと竿、
右手にクーラーボクスを持ち、
とりあえず一度に運べるようにしている。

先日、これらの荷物を自宅で車に積み込む前に
重さを計ってみた。

全部合わすと約36kg。

その内訳、
魚は入っていないのにクーラーボックスが
なんと15.5kg
・本体6.5kg
・自家製氷5kg
・炎天下にタオルを冷やして
頭からかぶったり予備の水にもなる
凍らせたペットボトル2ℓ
・飲料ペットボトル0.5ℓ×3
・サバタンなどの餌類
以上、真夏仕様ということで
普段よりも氷も飲料なども多い。

バケツが4.4kg
・ハサミやナイフなどの小道具
・中深海胴付き仕掛け用の錘
 120号×2、150号×2、200号×1
中深海ということで錘がとにかく重い。
伊東や大津行ではこれらが
40号のビシ×2や泳がせ用の錘に変わる。

タックルバッグが10.4kg
・電動リール用鉛バッテリー4.3kg
・ジグ類1.8kg
・その他魚探や予備のリール、
 仕掛けなどの小道具類、
今回の重さの中には入っていないが
途中で買う弁当もここに入る
伊東や大津行では電動リールは使わないので
バッテリーが魚探用のリチウム電池に変わる

白カゴ4.5kg
・エンジン艇用
自作大型パラシュートアンカー
(150号錘付き)
・竿掛け
・玉子をお尻の下敷きにしても割れない
座布団など
これらは、伊東や大津釣行では不要

これにリールをセットした竿1.3kg
(この時は2本)を加えると

合計で先の36kgになる。

帰りはペットボトルがなくなる代わりに
うまくいけば魚で同じくらいの重さ
(因みに前回の釣り魚は約4.5kgだったので
帰りの方が少し重くなった)になる。

うーむ、結構な荷物だ。
繰り返しになるが、重さの主体は
深いがための電動リール用のバッテリー、
深いがための重い錘
深いがための重いジグ
エンジン艇ならではの大型のパラアンカー
そして夏シーズン特有ではあるが
氷水や飲料のペットボトル、
氷も夏ということで普段の倍にしている。

(白カゴはなかったが)今思えば
こんなものを持って福浦の坂道を
よくも上り下りしたものだと思う。
もちろん上りは一度ではとても無理だったが


さて、先日の釣果は既に概ね完食。
釣って2日目は
クロムツの野菜たっぷりムニエル
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我が家では釣り魚は
新鮮さこそが釣り師の特権と考えているので
生での冷蔵保存は釣った日を含めて
せいぜい3日目まで。

やむなくそれまでに消費できなそうなら
予め冷凍保存にしてしまう。

その3日目、既に生の冷蔵品はなく
クロムツの一夜干し
(と言っても、天気が悪かったので
室内で扇風機干ししたもの)
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釣った日の塩焼きに比べると
水分が抜けて
一層脂ののりが良くなっている感じがする。




台風は日本がお好きですね。
元々この季節には太平洋側を通過するか上陸することが多い
とは言えあそこまで行っておきながらこっちに来るかという感じでした。
水曜日以降は手漕ぎも出るチャンスがありそうですね。

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2021年7月21日 (水)

今日はそれをやろうじゃないか

 

 

なんだなんだ、
金曜日(23日)に釣行を予定していたのに
その日は大方の皆さんの休日と知ってがっくり。

働き方改革って単に休みを増やすこと?
と疑問に思っていたが、
コロナのお陰というか反作用で少しは
本気モードで変っていくような気もしている。

で、結局、梅雨明けのこの1週間は
土日と4連休に挟まれて
3日しか五目漁師の釣行チャンスがなく、
タイミングも悪く
とうとう行けなくなってしまった。

五目漁師にとっては働き方よりも釣り方改革。
折角ワクチンの接種を終えたのに
ここで熱中症で運び込まれるようでは
様にならない。
今年の夏は少しペースダウンしようかな
とも考えていたので丁度良い。

以前、趣味人たけちゃんのブログで
釣り道具の整理をした記事を見て
五目漁師もやらねばと思いながらも
延びのびになっている。

今日はそれをやろうじゃないか。

家庭内の道具や衣類の整理などでも
比較的おもいっきりの良いヨメサンと違って
もったいない、
その内に役に立つかもしれない
の五目漁師の釣り具は
どんどんと溜まってくる傾向がある。

整理しながら
せめて記念に写真でも撮っておこう・・・
なんて言っているから
整理などはかどるわけがない。

五目漁師の釣り具は
臭い物
(竿やコマセ釣りに使うビシや竿掛け、
バケツなど)と

そうでないもの
(綺麗に洗ったリールやルアー類、
仕掛け作り用の材料や道具類など)
に分けて

前者は屋外の物置、
後者は2階の自室に置いている。

これはその物置の中。
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竿は穂先と本体(ブランクス+グリップ)側に
分けて整理(嘘)、
無造作に立てかけているが、
よく似た穂先や本体があるので
釣行前に準備する竿が決まると
それぞれを選び出すのに結構苦労する。

暇な五目漁師にとっては
実はこれも時間つぶしの一環で
しかも結構楽しい。

わざと組み合わせが違うが
相性の良さそうなものを取り出して
つないでみたりもするが、
うまくできていてしっくり合うものは滅多にない。

メーカでも色や装飾巻きはもとより
わざと篏合に差を持たせたりして
結構気を付けているのかもしれない。

何れにしても五目漁師は
竿やリールについて談義したり、
それに耳を傾ける方ではないので
道具は最小限に止めている。

棚の上の透明の衣装ケースには
今は使わなくなったビシや天秤、大型の浮き、
手釣り用のラインなど
臭い物系の釣り具が入っている。

重たい錘は足元に。
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一方、自室の本棚には
リールや仕掛け作り用の道具類、
リールメンテ用のオイルやグリスを揃えている
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そして押し入れに
仕掛け自作用の材料や小物などを揃えている。
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出来上がってどんどんたまっていく仕掛け類も
ここに収納している。

PEラインの巻き直し、
リールのカウンター表示の校正は
PC用デスクの上部に取り付けた
このリサイクラーを使う。
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で、今日は一番やりたかった
押し入れの中の整理からスタートする。

仕掛け作りの主役フック類
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右は餌釣り用、
左はタイラバやジギング用のフック。

スイベルや蛍光玉、収縮チューブなど
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最近めきめきと幅をきかせてきたのは
タイラバやジギング、
そしてこれらの自作道具や材料など。
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イカ釣り用のスッテやエギ。
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エギやマルイカスッテはともかく
最近はやるとしたら狙いを定めた
メタルスッテが面白そうなので
布巻きのスッテなどは使うことがないかも。

昔少しだけやった磯からのグレ釣りなどの
小物やがらくた。 もう使うことはなさそう。
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仕掛け作り、ワイヤーハリス、リールメンテ用の
道具類
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下の収納ケースには
高切れしたり、巻き替えようのPEラインなど。
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そして増える一方の仕掛け類。
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種類やハリスの号数毎に
スプールや台紙の種類や色を分けてはいるが
どこがどう違うのか今となっては
区別がつかないものもあるが、
釣行が決まると
竿選びと共に仕掛け選びも楽しい。

さて、写真を撮りながら多少は整理してみたが、
捨てることを拒む五目漁師の整理は
1週間もすれば山崩れのように
また直ぐにもとに戻ってしまうことは
容易に想像できる。

最後にこれは先日の伊東の釣り魚料理の残り。
五目漁師が釣った魚の中で
一番美味しい部位と思っている
真鯛とハタのカマ焼き。
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カサゴのアクアパッツァ。
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  シェフが作ったユーチューブを真似ただけあって
手間暇は掛かったが
今までのアクアパッツァの中で
一番よくできたと思っている。

ハタのとろろ蒸し
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連休の真ん中になる金曜日は
取りあえず止めにしましたが、
状況次第では連休最終日の日曜日はありかな
とも思っています。
今度はいつもとは違った魚を狙ってみる予定です。

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2021年3月23日 (火)

パラシュートアンカー2

 

 

こんなものがまたアマゾンから届いた。
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春めいてきたとはいえ
平日の海岸にはサーファーがちらほら。
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新調したビーチパラソルが活躍するのは
まだ少し先のようだ。

丁度良い風があるので
さかなクン風に少し遊んでみる。
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ふむふむなかなか良さそうだ。

目下、五目漁師の頭の中は
網代の中深場釣りで熱い。

ターゲットはアカムツやクロムツ、
少し浅い方に向かってアラやオニカサゴ、
更に浅い方に向かってアマダイ、
そして真鯛・・・

とは言え、初めての海域なので
ポイントも釣り方もわからない。
先ずは魚探の水深を目安に
広く探ってみようと思っている。

以前、ゴルフパラソルを使って
パラシュートアンカーを作ったことがある。

これはまだまだ現役で活躍中ではあるが
網代で予定しているエンジン艇では
サイズ的に十分な効果が期待できないために
もう少し大きいのが欲しい。

ネットやDIY店を探して
やっとお気に入りのこれを見つけた。
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利用目的が違うとはいえ、
新品をいきなり分解するのは少し気が引けたので
先ずは海岸で遊んでみた。

これで気兼ねなく分解ができる。
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骨に傘布を止めている糸を切っていくと
簡単に分解終了。
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直径は2m。
手漕ぎ用に作った
先のゴルフパラソル製と比べるとこんな感じ。
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これなら効いてくれそうだ。

ロープを通す部分などの小細工は
ヨメサンに頼むしかない。
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初めてのことをやると、
うだうだと考えてばかりで
なかなか前に進まない五目漁師と違って
仕事が早い。
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あっという間に
傘骨の代わりにロープを付ける部分や
海水の流れを調節する傘トップ部分の
縫い付け作業も終了。
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そこに、悩みながら何軒も何軒もお店を回り
やっと揃えた結果的には何の変哲もない
ロープや錘などををセットすると
新型パラシュートアンカーの完成。
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さて、海中にうまく
このトロピカルフラワーが咲くだろうか。

先に作った足釣りセットは
風や潮流に逆らって
いわば自らボートの流れを作る道具。

今回のパラシュートアンカーは
潮流にボートの流れをまかせ、
いわばボートの流れ(対潮流)を止める道具。

水深が200mを超える中深場の釣りでは
少しのボートの流れでも
どんどんと道糸が出ていくために、
流れは禁物。
手漕ぎボートのように小回りが利かない
エンジン艇では
広い海域をゆっくりと流しっぱなしが良さそうだ

ついでに、
先の伊東で釣った小さい真鯛は
何度食っても飽きの来ない得意のパエリア。
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焼きカイワリご飯。
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準備万端整いましたが、沖は何と言っても天気最優先。
天気次第でアンカリングの釣りなら伊東、
日和が良ければ網代の沖を流してみる予定です。

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2018年10月20日 (土)

私暇なんでピッカピカ

 

 

 

 

一昨日は久しぶりに仲間と遊漁船の釣りを予定していたが
強い北風に流されてしまった。

ならば、いつもの手漕ぎでと
本日は伊東を予定したが
これも風で✖。
そして明日もまだ無理そう。

沖合では強い北寄りの風が吹き続いているために
ちょっとした風向きの変化で
岸辺にも風のおこぼれが入ってくるが
月曜日辺りは少しは安定しそうだ。

そんなこんなで、私暇なんで

こんな機会にと包丁をピッカピカ(ではないかな?)に、

 

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リールもピッカピカ
しかも水深表示の校正もやった。

 

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まだ釣りに行けない今日は駄目押しで
車を内側も外側もピッカピカに。

 

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そうそう、今から近くの温泉銭湯で
やっぱり今日の風では出られなかったfさんと
湯に浸かり
体もピッカピカにした後で残念会をやることになっている。
さて、そろそろチャリで出かけよう。

月曜日出られますように!

 

 

 

 

 

この風、参りますね。
もし出られれば
久しぶりに沖を流してオニカサゴとアマダイを狙う予定です。

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2017年12月 4日 (月)

最近のお買い物

 

 

 

 

先の福浦釣行では魚が釣れないにも関わらず
ロストばかり多かった。

先ずは魚探用のリチウム電池。

 

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沖で片づけをしタックルボックスに放り込んで着岸したまではよかったが、
じっちゃんが “(ボートを)上げちゃうよっ!” 
の一言で強引にウインチでボートを引きずり上げた時のショックで
腰掛に置いていたタックルボックスがボート内で転倒。

釣りの最中も結構掻い出してはいたが
船底にたまった海水に水没。

慌てて電池を取り出したものの
2日後くらいにご臨終となった。

電池そのものではなく
どうやら入出力部のインタフェースがやられたようだ。

 

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取り出して修理を試みようとしたが
電池本体が筐体に接着されているようで取り出すことができずに諦めた。

この電池は既に製造中止らしく
代わりに同メーカーの新型をポチってみた。

 

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少し重たくなったが,
先のインタフェース部(ややこしい電気回路部分)が
別部品として外付けになり
本体は隙間を接着剤で埋めるなどして
以前のものよりも強固に防水されている。
出力端子が二つあるので利用時間次第では
魚探と電動リールの同時利用もできる。

お次はこれ。

 

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幾度か大物をすくった愛用の玉網。

五目漁師はボートに乗り込むと先ず魚探をセットする。
そして次は玉網だ。

玉網も準備せずに慌てて竿を出しても
何の意味もないと考えている。
魚は一投目に掛かってくることが実に多い。

この日やっと掛かったそれなりの魚
(結果的には30cm弱のハタだったが)をすくおうとしたら
あったはずの玉網が見あたらず慌ててしまう。

どうやらその前の根掛かりの際に
ボートの中をすったもんだと暴れまわり流してしまったらしい。

玉網はボート内で右に左にと所在が決まらず、
一日中邪魔にしかならないことが多いが、
ないとなると、
もしここで大物が掛かったらどうしよう、
鰓に指を突っ込むにしても手袋くらいは欲しいな、
いや口に突っ込んだ方がよいかな、
待てよその場合はヘタすると針が指に掛かってしまうかも、
うーん、青物ならぐったりするまで待つか・・・
といろいろ考えてしまい、
この日は大物を釣るのを控えた。(嘘)

で、昔磯釣りで使っていた4mの玉網の先頭を取り出して
手漕ぎボート用に仕立て直した。

 

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早速、大津行で使ってみる。

 

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先ずはデビューの記念に大アジをすくってみたが
その後、期せずしてワラサをとって本格デビューを果たす。

 

10dsxp173564s(玉網のフレームが青から赤に変わったのは
上の写真を撮った後に新品不良が見つかり交換してもらったため)



最後はこれ。
この日、ボートの中に置き忘れてきたようだ。

 

11cas175052sもちろん、100均で新調


海上でもつれてしまったりちじれてしまった仕掛けを
ゴミ袋に入れる前に
ヨリモドシなどの再利用できる部品を切り取ったり、
海上での仕掛け作りには必需品だ。

伊東のサバフグの歯に匹敵する五目漁師の強固な歯は
8号フロロカーボンハリスくらいまでなら噛み切ってしまうこともできるが、
さすがにPEを切るのは難しい。

因みに、ボートに持ち込むバケツにはハサミの他に
ハモバサミ、ナイフ(小型の出刃)、プライヤーなども常備しているが
このハサミを使うことが一番多い。


さて、先の大津の釣り魚の料理写真の残り。

アジの唐揚げ

 

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最近はこのスタイルの唐揚げがお気に入り。
中まで油が通るし
身が一口大に外れるので食べやすい。

柚子焼き

 

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一尾ずつ釣れたイシモチとカマスは
柚子をふんだんに使った焼き物に、

大津ブランドのアジは押し寿司に。

 

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小さ目のアジはフライに

 

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さて明日から田舎に帰省します。
次は伊東辺りでまたまた泳がせヒラメベースのカイワリですかね。

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2015年1月23日 (金)

Elete-4HDIを取り付けてみる

 

 

まいった、そうそうあれはサッカーのヨルダン戦の日だった。
丁度この記事の下書きが終わった頃から調子が悪いのに気付き
その後体温が急上昇、
三日三晩39度の高熱にうなされていた。

本日やっとのことで復帰?
どこに?
まあよい。

この三日間窓の外の景色を見ることもなく
布団にくるまっていたが
世間はどうやらこの冬一番の冷たい雨や雪に見舞われていたそうで
どうせ釣りになど行けなかったと知るとウッシッシと嬉しくなってくる。

まだ頭はクラクラ、体はゾクゾクしているが、
さて、昨年の暮にこんなものは要らないと言っていた魚探を買った。

 

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同機の旧型機を川奈釣行ではレンタルして使ってはいたが、
魚探モードで画面を見ることはなく
予めインストールされている川奈湾の海底地形図を見ながら
根回りを探ったり、
中深場釣りの目標深度に向かうなどのために
いわゆるGPS機能のみを利用していた。

魚探画面に魚が写ったとしても
食いっ気のある魚かどうかはわからないし、
逆に画面に魚が見えないからといって探しまわっていると
それだけで一日が終わってしまいそうな心配もあった。

とは言え、
昨年発売された新型に付いたダウンスキャンイメージング機能は気になる。

へーこんな絵がみられるのか、凄い!
今年の釣りのテーマはSmartBeautiful Fishing だし・・・ 
今買わないと円安の影響で値上がりするらしいし・・・

などと聞えよがしにぶつぶつ言っていると、

来た~!
ヨメサンの人生もう先が短い、いやもう先がない作戦。

私が今までに余程苦労させてきたのか、
ここに来て開眼し、
終わりが迫った残り少ない人生、やりたいこと
(と言ってもしれている小さな買い物や小さな旅行など)
があれば待ったなしで即実行という考えを
人にまで押し付けてくる。

短いよ、短いよ、
もうないのだから、
急いで急いで!

で暮れに急いで注文して買った。

やはり値上げを前に予想もしていなかったほどよく売れた
という販売代理店の川奈観光ボートのマスターにも
◯◯さんまでが買うとはびっくりですと言われてしまった。
お仲間にもびっくりされたでしょう!
と念まで押されてしまった。

よほど意外だったらしいが、私には意味がよくわからない。

こんなケチな釣り師が・・・?
いつもプカプカと浮いているだけで
おおよそ最新鋭のITを駆使できるとは思えない釣り師が・・・?
あの金魚のフン釣り師が・・・?

まあいい、無駄はある程度承知とは言え、
買ったからには少しでも役に立てる努力はしてみようじゃないか。

購入時には川奈、福浦、油壺と観音崎など
海底が複雑そうなボート釣り場のチャートも同時に入手し、
先の川奈釣行では試しに使ってみたところ
まんまとハタを釣り上げることもできた。

ただしお陰で釣り上げることができたのか、
もし魚探など持っていなければ2尾あがっていたのかはわからない。

スマホでやりたかったこんな行きたいポイントのマーキングや
その日のお恥ずかしい航跡も簡単に残せるようになった。

 

Screen004

しかし、問題は荷物。
今はやっと工夫して車からボートまで
一往復で荷物が運べられるようにしているので
これ以上荷物の数は増やしたくない。

運搬はタックルボックスの隙間にガサガサと詰め込んで行くしかない。
トランスジューサーはオプションの専用吸盤で
ボートのスタ-ン側にぺったんこ貼り付けることにしたが
問題は本体の設置だ。

台座の面積が小さいし、(新型から)ケーブルが派手に太いため
国内製の人気機種と違って
クーラーボックスの上などに置いておくだけでは座りが悪い。

そこで最初にやってみたのが
トランスジューサーと同じ吸盤を使ってクーラボックスの上に置く方法。

 

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ここまでは良かったが
押さえつけた吸盤を離すと少し持ち上がってしまうために
ブヨヨ~ンとなってしまう。

 

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失敗!


続いてやってみたのがこれ。

 

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今度はきちんと設計して成功を確信していた。
勿論こんなふうに下方から蝶ネジで締めるだけ
取り付けも簡単だ。

 

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が、強度不足でボートの横揺れなどでこんなふうにブヨヨ~ンとなってしまいそう。
これも失敗!

 

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3
回目ともなるとやすやすとは試作に踏み込めない、
あーでもないこーでもない
とやっとアイデアが決まった後は
クーラーボックス持参で何軒もDIY店を巡り現物合わせしながら
いくつかの金具からやっと使えそうなものを探し出してきた。

取り付け/外しは蝶ネジで簡単。

 

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こんなふうに取り付けて、

 

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本体を取り付ける。

 

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今度はバッチリ。
オット、魚が釣れた時にはこんなふうに蓋の開閉も
魚探を取り付けたままでOK

 

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できてみれば簡単なことではあるが
どうだこれならなんとかなりそうではないか。


(もっとも、こんな面倒なことをしなくてもバッテリー付きのオールインワンボックスを購入すれば
本体設置のための取り付けなどは一切不要です。
私の場合はどうしても荷物を増やしたくなかったのでこんなふうになってしまいました。)

 

 

 





病み上がり、やっと書きかけていた記事がアップ出来ました。

何! そんな暇があったら仕掛け作りでもしろって
そうなんですよ、暇はいっぱいあるけどこんなもの買っちゃうと
これで遊んでしまうから駄目なんですよね。

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2014年11月26日 (水)

これで釣果倍増??? 

先日ある先から少し古い型の魚探を譲って頂いた。

今までに何度か欲しいと思ったことはあるが、
私がもし持ったとしても、

海上をウロウロする時間が長くはなっても

結果的に釣果が良くなるわけではないだろうな、

毎回の取り付け/取り外しは面倒だし、

バッテリーは要るし、

荷物が確実に一つ増えるため
車からボートまでの一往復が二往復になってしまうことは間違いがない、

油壺や福浦のあの坂道を考えると・・・

と勿論やせ我慢含みではあるが
持つには至らなかった。

でも折角頂いたもの、
使ってみない手はない。

でこんな物を作って見た。

 

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五目漁師が愛用する竿受けは
かって記事でも紹介したことがあるこれ。

 

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人気の受太郎などに比べると
しっかりと取り付けられるし、
今回たまたまではあったが加工がし易いのも良い。

 

で、もともと一つはボートに付けるこの竿受けを利用し
こんな風に取り付ける。

 

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これならボートへの別の取り付け金具も要らないし
余分に場所をとることもない。

 

竿受けを設置したままで
取り付け/取り外しが簡単にできるようにも考慮した。

 

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少しボートに対して横方向の強度が弱そうではあるが
取り敢えずこれで一度お試しに使ってみよう。

 





で、先のスミイカとカワハギを握りと天ぷらに。

 

Cas14a0049sカワハギは昆布締めが美味い

 

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丁度娘と孫が遊びに来ていたので、
少し多めに作ってみたが
ぺろ。

 

 

 

そりゃ釣れないと面白くはないですが、
釣りってたくさん釣るのが目的ではないですからね。
釣りの楽しみが一つ減ってしまうのではと心配もしています。
まあ、取り敢えず使ってみます。

 

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