桜撮り完ボ
この暖かさではもう雪が降ることはないだろう、道路が凍ることもないだろう。
ということで、先の北海道旅行では大いに活躍してくれたスタッドレスタイヤを夏用タイヤに履き替えた。
普段は洗うことができないホイールの裏側なども綺麗に洗って次の出番まで休んで頂く。
で、履き替えた夏用タイヤで早速、桜+富士山撮りに出掛ける。
今年はかってないほど開花が早かったと聞くがどうだろう。
今回のテーマは枝垂れ桜。
桜を撮るなら学校か、城跡か、お墓(お寺)と決まっているらしいが、今回は富士宮の山沿いの村にある千光寺、常境寺、そして正法寺を訪ねることにした。
たまたま3か所ともお寺であるが、五目漁師がお寺に興味があるわけではない。
今までに何度か撮ったことはあるが、これらのお寺の境内には富士山をバックに撮れるとっておきの立派な枝垂れ桜がある。
いつもなら、夜明け前までに現地に着いて日の出の撮影は欠かさないが、今日の予報では日の出時は雲が多く太陽が覗くのは7時以降となっているのでゆっくりと自宅を出発した。
そうそう、余談ではあるが2日前に高齢者運転講習を受講した。
この受講証明書がないと70歳以上は運転免許の更新ができない。
目の検査では、今までやったことがない水平視野の測定や夜間走行時の視力などを検査した。
もちろん実車による運転技術の確認などもあった。
結果、年齢なりに劣化はしているが運転に支障はないのでお気を付けて! だった。
一安心したが、講習の中で70歳以上で、もしスピード違反や信号無視などで捕まると、即、認知機能検査をやり、それが不合格なら専門医の診断がOKにならない限り免許が取り消されると聞き、今さらに世の中における自分の年齢をひしひしと感じてしまった。(こうして老人はいやがおうにも次第に自信を無くしていくんだろうなと)。
で、今日の運転ではこのことが頭にあり、もちろんぶっ飛ばしたりはしないし、信号機の前で黄色になるとあわてて急ブレーキ、一旦停止はむやみに丁寧になったりで、後続車に迷惑を掛けることしばしば。
これでは逆に危ないではないか! と感じながらの運転だった。
さて、8時半に一つ目のお寺に到着したが、残念ながら空は一面雲で覆われたままで晴れてくる気配はない。
しかも、肝心の枝垂れ桜を見てびっくり。
一瞬、まだつぼみ? と勘違いするくらいに花びらは皆無に近い迄に散ってしまっている。
ここまで早いとは思っていなかった。
とりあえず隣接する他の2つのお寺にも行ってみたが、当然のことながら状況は同じだった。
仕方がないので失敗の記念写真でも撮っておこうとしたが、朝のこの時間帯では富士山方面にレンズを向けると、空は逆光に最も弱い前面雲でどうにもこうにも写真にならない。
千光寺
常境寺
正法寺
まともに撮れるのは早々に散ったはなびら参道だけだった。
正法寺の枝垂れ桜の下
よくTVの観光番組などで、ロケ地があいにくの天気で良い撮影ができなかった時に、本来はこんな感じですよと、事前に撮った映像をチョイ出しすることがある。
それを真似て、撮りだめた写真の中からチョイ出ししてみよう。
千光寺
常境寺
正法寺
むむ、残念。
今日は正に完ボだ!
さて、この時点で枝垂れ桜は諦めて、急遽、他のスポットを巡ることにする。
一旦は通り過ぎた桜スポットに戻ると、未だ早いだろうと思っていたところが皆満開状態で、そろそろ花見の家族などで賑わい始める時刻だ。
満開の桜は見ごたえがあるが、我々にとっては花より富士山。
その富士山が見えないのでこんな写真を撮ってみた。
この場所は結構、愛車自慢の撮影スポットとして人気があるようだが、ここでも空の色がさえないために今一つ。
お昼は、道の駅富士川楽座で撮影がてら1年に2回は食べにくる桜エビのかき揚げをいただく。
その後は富士山周辺の桜の開花状況をチェックしながら、ぐるっと時計回りに一周(300km)して帰路についた。
さすがに、標高が高い河口湖周辺の桜は、やっとつぼみが柔らかくなってきた状況で、満開は4月早々だろうか?
それでも例年よりはかなり早い。
釣りの時と同じですね。天気予報がこれだけ外れてしまうと1日(300km)を棒に振ってしまいます。
もう少しなんとかなりませんかね。
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