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カテゴリー「<!ー330立ち寄り、旅行、お出かけー>」の記事

2023年3月28日 (火)

桜撮り完ボ

 

この暖かさではもう雪が降ることはないだろう、道路が凍ることもないだろう。
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ということで、先の北海道旅行では大いに活躍してくれたスタッドレスタイヤを夏用タイヤに履き替えた。
普段は洗うことができないホイールの裏側なども綺麗に洗って次の出番まで休んで頂く。
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で、履き替えた夏用タイヤで早速、桜+富士山撮りに出掛ける。

今年はかってないほど開花が早かったと聞くがどうだろう。
今回のテーマは枝垂れ桜。

桜を撮るなら学校か、城跡か、お墓(お寺)と決まっているらしいが、今回は富士宮の山沿いの村にある千光寺、常境寺、そして正法寺を訪ねることにした。
たまたま3か所ともお寺であるが、五目漁師がお寺に興味があるわけではない。
今までに何度か撮ったことはあるが、これらのお寺の境内には富士山をバックに撮れるとっておきの立派な枝垂れ桜がある。

いつもなら、夜明け前までに現地に着いて日の出の撮影は欠かさないが、今日の予報では日の出時は雲が多く太陽が覗くのは7時以降となっているのでゆっくりと自宅を出発した。

そうそう、余談ではあるが2日前に高齢者運転講習を受講した。
この受講証明書がないと70歳以上は運転免許の更新ができない。

目の検査では、今までやったことがない水平視野の測定や夜間走行時の視力などを検査した。
もちろん実車による運転技術の確認などもあった。

結果、年齢なりに劣化はしているが運転に支障はないのでお気を付けて! だった。

一安心したが、講習の中で70歳以上で、もしスピード違反や信号無視などで捕まると、即、認知機能検査をやり、それが不合格なら専門医の診断がOKにならない限り免許が取り消されると聞き、今さらに世の中における自分の年齢をひしひしと感じてしまった。(こうして老人はいやがおうにも次第に自信を無くしていくんだろうなと)。

で、今日の運転ではこのことが頭にあり、もちろんぶっ飛ばしたりはしないし、信号機の前で黄色になるとあわてて急ブレーキ、一旦停止はむやみに丁寧になったりで、後続車に迷惑を掛けることしばしば。
これでは逆に危ないではないか! と感じながらの運転だった。

さて、8時半に一つ目のお寺に到着したが、残念ながら空は一面雲で覆われたままで晴れてくる気配はない。
しかも、肝心の枝垂れ桜を見てびっくり。
一瞬、まだつぼみ? と勘違いするくらいに花びらは皆無に近い迄に散ってしまっている。
ここまで早いとは思っていなかった。

とりあえず隣接する他の2つのお寺にも行ってみたが、当然のことながら状況は同じだった。
仕方がないので失敗の記念写真でも撮っておこうとしたが、朝のこの時間帯では富士山方面にレンズを向けると、空は逆光に最も弱い前面雲でどうにもこうにも写真にならない。
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千光寺

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常境寺

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正法寺

まともに撮れるのは早々に散ったはなびら参道だけだった。
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正法寺の枝垂れ桜の下

よくTVの観光番組などで、ロケ地があいにくの天気で良い撮影ができなかった時に、本来はこんな感じですよと、事前に撮った映像をチョイ出しすることがある。
それを真似て、撮りだめた写真の中からチョイ出ししてみよう。
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千光寺

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常境寺

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正法寺

むむ、残念。
今日は正に完ボだ!

さて、この時点で枝垂れ桜は諦めて、急遽、他のスポットを巡ることにする。
一旦は通り過ぎた桜スポットに戻ると、未だ早いだろうと思っていたところが皆満開状態で、そろそろ花見の家族などで賑わい始める時刻だ。

満開の桜は見ごたえがあるが、我々にとっては花より富士山。
その富士山が見えないのでこんな写真を撮ってみた。
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この場所は結構、愛車自慢の撮影スポットとして人気があるようだが、ここでも空の色がさえないために今一つ。

お昼は、道の駅富士川楽座で撮影がてら1年に2回は食べにくる桜エビのかき揚げをいただく。
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その後は富士山周辺の桜の開花状況をチェックしながら、ぐるっと時計回りに一周(300km)して帰路についた。
さすがに、標高が高い河口湖周辺の桜は、やっとつぼみが柔らかくなってきた状況で、満開は4月早々だろうか?
それでも例年よりはかなり早い。



釣りの時と同じですね。天気予報がこれだけ外れてしまうと1日(300km)を棒に振ってしまいます。
もう少しなんとかなりませんかね。


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2023年3月 6日 (月)

ワカサギ釣りで超絶完ボ達成


3月4日は苫小牧(勇払ハート沼)にワカサギ釣行。

2月25日に自宅を出発し釧路、根室、羅臼を中心に道東をぐるっと1周する撮影旅行から3月5日に戻ってきた。
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真冬の厳しい寒さに立ち向かい身を守るためのねぐらを確保し、食べ物を確保し・・・と言いたいところであるが、我々素人のカメラマンが撮る相手はタンチョウにしろオオワシにしろ野生とはいえ人間から餌をもらうことをあてにしながら冬を越す半分餌付けされていることを認めている鳥たちなので、見られる場所も凡そ決まっておりカメラマンにとっては都合がよい。

あとは、求愛活動や弱肉強食の自然の摂理の中で見せる彼らのパフォーマンスを如何にタイミング良くとらえるかがカメラマンとしての腕の見せどころになるが、残念ながら今回は納得の写真は皆無に近かった。
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鶴居村(サンクチュアリー) by Y

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鶴居村(菊池牧場)by K

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根室 by Y

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羅臼 by K

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根室 by K

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野付半島 by Y

今回はヨメサンの強い要望もあり、旅の締めはカメラは置いて氷上のワカサギ釣りと決めていた。

かって、同じようなシチュエーションで網走湖でワカサギ釣りをやったことがあった。
その時には目の前で厚い氷にドリルで専用の穴を開けてもらい貸し竿で仕掛けを入れると退屈しない程度にワカサギが釣れた。
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次第に手も足も冷え切ってくる寒風の中での釣りには時間的に限度があったが、釣った50、60匹のワカサギはその場でから揚げにして美味しくいただいたことを思い出す。
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その時のイメージからして、今回も当然ワカサギは難なく釣れるものと思い、釣果は土産として自宅に持ち帰り旅の思い出に浸りながらゆっくりといただこうという魂胆だった。

車にはクーラーボックスまで準備し、雪詰めにして持ち帰るために、釣行日時は夕方に出港する帰路のフェリーの時刻に合わせ、港に近い苫小牧郊外の勇払ハート沼のワカサギ釣り場を予約した。
前泊の帯広から苫小牧までは、北海道では滅多に使うことがない高速道路を利用して9時前には現地に到着し、3時までの6時間くらいは釣りが楽しめる。

我ながらに素晴らしい用意周到振りではないだろうか。

網走の時と違って、湖上には風よけ用のテントが設置され、中には既に4つずつ穴が開けられている。
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受付を済ますと我々と同じような観光がてらの一見さんが多いからであろうか、マンツーアワーでスタッフのオジさんが竿や餌などを持って割り当てられたテントに案内してくれ、丁寧に釣り方のレクチャーまでしてくれる。

テント内は外に比べると暖かいせいで表面の氷が解けて水浸しになっているために滑って転んだりすると大変なことになってしまいそうだ。

水深は6~7m。
さて、釣るぞ!
オジさんのレクチャーの通り底どりの後、リールを5巻きし(多分50cm程度)時々誘いながらアタリを待つがアタリは皆無。

しびれを切らして周囲のテントを見て回ると、どこも釣れていないようだ。
ヨメサンがスタッフの若いお兄さんから仕入れた情報によると、今日はそんな深いところではなく水面からせいぜい1.5mまで(上から胴付き仕掛けの赤い錘が見えるくらい)ですよと言われたらしい。
先のオジさんの棚とは真逆ではないか。

早速、浅棚で待ったヨメサンにアタリがあり、3度目の正直で漸く待望ののワカサギが釣れる。
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しかし、この時点で釣り始めてから既に3時間もたっている。
周囲のテントからも浅いよ浅いよ!、とか
穴の中にいっぱい見えてるよ! とかの話声の後に歓声が上がる。
ちょっとした時合いだったようだが、情けないことに時々あがるこの歓声の数が周囲で釣れたワカサギの数と言っても多分間違いはなさそうだ。

辛うじて1尾釣ったヨメサンにもその後は釣れず、五目漁師に至ってはただの一度のアタリすらなく、めでたく超絶完ボを達成。

唯一ヨメサンが釣った1尾を放流して、予定していた3時を待たずに片づける。
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共に入れ込みmax、有終の美を飾るはずだったワカサギ釣りは寂しく悲しい釣りに終わってしまった。

 


記事にコメントをいただく外房ヒラマサ釣り師のぐっちゃんが最近ワカサギ釣りに嵌っておられます。

河口湖や西湖のワカサギ釣りでは時速200~300匹も釣られ、先日は1日に1000匹超えも達成されました。
そんな記事を見ているので初心者の五目漁師でも50匹はかたいと思っていましたが、この様です。
場所のせいもあるとは思いますが、日により、時間により棚が変わったりしてなかなか難しいようで参りました。

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2023年2月24日 (金)

冬季道東撮影行

 

コロナ禍で控えていたが、昨年の秋には2年半ぶりに北海道を旅行した。
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オンネトー

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鶴居村

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そして今、わけは分からないが、漸くマスクや3密を避けるなどの感染対策が和らぐ雰囲気の中で、久しぶりに冬の道東撮影行を計画している。

今までは、夏や秋はフェリーを利用し自分の車で、そして冬は飛行機で往復し現地ではレンタカーを利用していた。
本来なら防寒着などの荷物が増える冬こそ自分の車で行きたいところであったがノーマルタイヤのために諦めていた。
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冬は荷物を宅急便で送る

そこで、今回五目漁師の車としては初めてスタッドレスタイヤに履き替え、自分の車で行くことにした。
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スタッドレスに履き替えた愛車

これさえやってしまえば、この車、こう見えても結構冬にも頼れる仕様になっている。
もちろん今では当たり前のABSは着いているし、前車や前々車に付いていたリジットな四駆ではないが、寧ろ平坦な雪道走行には実力を発揮する(はずの)インテリジェンスな四駆も装備している。

今までに一度も使ったことはないが、こんな機能が付いていたことも思い出して、先日はお試しもやってみた。
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オーッ、なかなかやるじゃないか!
夜の雪道走行でヘッドランプに付いた雪を落とすヘッドランプウオッシャーだ。
北海道のホワイトアウトを何度か経験した五目漁師はこんなものではどうにもならないことは承知しているが、ついつい顔がにやけてしまう。

納車から5年半、走行距離は7万キロを超えて、そろそろへたっているはずのバッテリーも念のために交換した。
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不要なアイドリングストップが付いている車のバッテリーはお高い

今までは水で2倍に薄めて使っていたウオッッッシャー液も-30℃まで凍結しないものに入れ替えた。
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もちろんエンジンオイルやラジエーターの冷却液も寒冷地用になっていることを確認した。

あとはどうにもならないが、次回の免許更新時(今年6月)には高齢者講習を受けないといけないほど歳をとってしまい老化一直線の自身の脳みそと運動神経の衰え。
寒冷地用のオイルや冷却液の様に入れ替えれば済むといった対策がないだけに、ここは、広い北海道急いでどこに行く(ふるっ!)流で行こう。
と言ってもあの道ではついつい調子に乗ってしまうので気を付けなくっちゃ。

さて、北海道と言えば、皆さん美味しいものを・・・とくるが、今回はタンチョウやオオワシにレンズを向け、釣りと同様に朝早くから夕方までシャッターを切り続ける徹底した撮影行。

遅いホテルの朝食は待ちきれずにセイコマートのおにぎりかパンとジュースで朝は済ますことも多い。
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鶴居村 音羽橋

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羅臼

昼も、タンチョウがいつダンスを見せてくれたり飛来するかわからないのでポイントから目は離せないし、次の場所移動の運転にも忙しいために、やっぱりおにぎりとパン。
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濤沸湖

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鶴居村

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鶴居村

夕焼けをバックにした飛翔を撮り終えホテルに戻ると、数100枚も撮った写真のバックアップや整理があるために夜は夜で忙しい。
夕食は、ここまで来てこれかいと苦笑しながら手っ取り早く丸亀製麺やはま寿司で済ますこともよくある。

さて、今回はありがたいことに旅行支援が実施されているので、少々面倒ではあったが宿泊割引やクーポンを最大限利用することにした。
宿泊の割引は20%、上限3000円なので安いホテルに泊まる我々にはしれているが、1泊あたり2人で4000円のクーポンのゲットは嬉しい。

このクーポンは地域内の土産店やレストランで利用できるが、有効期間はチェックインした時点からチェックアウト日の23時59分までとなかなか厳しいルールとなっている。
お酒でも飲めば直ぐに消化できるがおにぎりやパンでは難しいので結局のところガソリンに消えてしまいそうだ。

ともあれ、アカムツ級のいい写真が撮りたい。



ワカサギ釣りも予定しています。

一番の楽しみだったりして。

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2022年11月15日 (火)

紅葉撮影と柚子の買い出し



河口湖周辺の紅葉が最盛期を迎えている。
もちろん、紅葉だけでは物足りないので富士山をセットに撮る。

もう一つ最盛期を迎えつつあるのが、これからの冬場の料理、鍋物や湯豆腐には欠かせない柚子。
少し添えるだけでその彩と香りで五目漁師の下手な釣り魚料理も大いに引き立ててくれる(と思っている)。

我が家のベランダの隅から半身を乗り出すと、電線まみれの富士山を望むことができる。
さすがに素晴らしい眺望とは言えないが、遠くまで出かける富士山撮影のGo/No goの一つのチェックポイントにはなる。

ここ数日の見え方は、快晴にもかかわらず空気の澄み具合が今一つなので、出掛ける前に一雨欲しいところだ。

で、小降りではあったが、その一雨を待って14日(月)の早朝に自宅を出る。

河口湖に着いたのは8時前。
丁度東からの陽光が最盛期の紅葉に入り時合い(撮りごろ)だ。
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河口湖北岸の街道沿いに連なる紅葉の中から富士山の前景にふさわしい
色づき良し、
光の入り具合良し、
枝ぶり良し
の3拍子揃った撮影枠を見つけるのは、流し釣りでベイト反応を見つけるようなものだ。

同じ様なカメラマンがざわざわ集まっているところに寄って行けば、大体当たりであることが多いが、ヨメサンなどはマイポイントを密かに見つけるのを楽しんでいるようだ。

その日の天気や時刻によってはどうにもこうにも反応が悪い日もあるが、雲の演出などによって突然現れるナブラに遭遇して大当たりの日もある。
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by K

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by y

今日は大物に出くわすことはなかったが、先ず先ずの感じで楽しめた。
約2時間、2人で250枚弱の写真を撮り終えて、次は、柚子の里をタイトルにしている道の駅富士川に向かう。
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(道の駅富士川のHPよりコピー&ペースト)

柚子も既にシーズンインしているので近くのスーパーでもちろん買える。
今の時期は少々お高いといっても、時間やガソリン代を考えるとわざわざこんなところまで来なくってもいいのにと思ってしまうが、ここ最近は年に1度現地にやって来て買い出すのが楽しみになっている。

で、1年分、こんなに買ってきた。
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近々使う分やお裾分けする分を残して、あとは冷凍保存する。

(もちろんヨメサンが)何度かやってみて分かったが、こんなふうに刻んだ後で、1回分ごとにラップして小出しできるように冷凍しておくと良い。
使う時には、指のぬくもりで瞬間解凍するので、1年程度なら色も香りもそのままに利用できる。
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さて、先日大津で釣ったオオアジをアジバーグ用に練り成形して冷凍していたが、解凍して出来上がったアジバーグ。
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ミンチ肉のハンバーグに比べるとさっぱり系で迫力に欠けるが、年寄りの胃袋に優しいヘルシーバーグという感じかな。



さて、どんどん月日が過ぎていきます。
今、焦っています。
暇はあっても体力と気力の復旧を思うと週1がいいところです。
優先順位付けに迷っています。

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2022年10月13日 (木)

北海道旅行から戻って

 

10月8日に往路、復路を含めて12日間の北海道旅行から帰ってきた。
往復路にはフェリーを利用し、全走行距離は3300kmだった。
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by Y

帰ったら直ぐにでも釣りに行きたかったが、あいにくの荒天続きでいつになることやら。
そこで、仕方なく旅行の記事になってしまった。

今回の旅行は日本一早いと言われる大雪山系の紅葉撮りがメインだった。
コロナ禍の前には毎年のように北海道には行っていたが、大雪の紅葉をターゲットに日取りを合わせたのは初めてだった。

当然のことながら、紅葉前線は桜のそれとは逆に北から南へ、そして桜とはちょっと様相が違うのは、山頂から裾野へと立体的な展開が顕著であることであろうか。

こんな時こそ365日連休の得意技をフルに使って紅葉真っ只中最優先で念入りにベストの時期を調べ、更に、少しでもその前線の移動と行程を同期させようと考えたつもりであったが、結果的には一番期待していた大雪山系の旭岳や黒岳の山頂付近の紅葉には少し遅れをとってしまったようだったし、札幌近くの定山渓辺りではやっと色づき始めたところでまだまだ10日以上も早かった。

ということで、紅葉真っ只中のいい写真は少ないが、少し遅れてしまった紅葉と色づき始めの紅葉を折りまぜて張り付けてみよう。

実は、旅行中に撮ってみたいシーンは紅葉の他にもいくつかあった。
特に、
関東では人気のあるダイヤモンド富士にならったダイヤモンド利尻富士、
いつもは雪景色の中で撮るタンチョウを緑の背景で撮る、
北海道ならではの満天の星空を流れるISSの軌跡を撮る、
更に、これは現地でひょんなことから仕入れた情報によるものだが、鮭の遡上を撮るなど。

初日はフェリーが朝の4時半に小樽港に到着するために一気に稚内に向かって北上し、先ずは利尻富士の対岸からダイヤモンド利尻富士を狙う。

実は急だったが、その前に奇異なイベントが待ち構えていた。
なんと、日々のメール仲間であり、たまに釣りにもご一緒させていただいているaさんからフェリー乗船中に連絡があり、稚内に向かう途中の羽幌でミーティングすることになった。

aさんは、よくわからないがどうみても五目漁師に次ぐ自由人で1年に265日くらいは日本中を旅しておられる。
今回もあくまでテレワーク中ということなので行先や酒への溺れ具合についてはこれ以上は伏せておいた方が良さそうだ。
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aさんと羽幌にて記念撮影。by K



そのaさんとは30分くらい立ち話しをしたであろうか、その中で北海道の紅葉状況と合わせて鮭の遡上が絶好のタイミングですよと教えていただき、急遽撮影に取り入れることにした。

さて、利尻富士のダイヤモンドはこの日(9月28日)は稚内に向かうオロロンラインの稚内市手前約28km地点で見られることは予め調べて行った。
ただ現地に来てみると、単調な海岸道路で回りに地図上の目印はないし、皆さん猛スピードで吹っ飛ばしている道路脇は怖くて車を止められる場所も限られているために東西方向の撮影点の調整は日没の軌跡を外挿しながら徒歩でやることにして、取りあえずススキ野原に降りてその時を待つことにした。

そして、その時がやって来る。
どうやら日没点をチェックするアプリでの調べ間違いであろうか徒歩では修正ができないほど大きく左にずれてしまった。
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by K

成功すれば手持ちにはない珍しい写真になりそうなので期待していたが残念。

その翌日には旭川にUターンしここでいよいよ大雪山系の紅葉を撮る。
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by K

このロープウェイで旭岳の五合目(標高1600m)に到着する。
到着点にはいくつかの池を巡る散策路が設けられているが、高山植物や低木が主体の紅葉は残念ながら既に終わりに近かった。

一方で、霧があがるのを待った甲斐があって、池に映り込む旭岳の姿などお気に入りの写真が何枚か撮れた。
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by Y


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by Y

次の日から2日間は層雲峡や黒岳を巡る。
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by Y

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まだ紅葉には早かった残念な三国峠。 by K


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今回一番見たかった黒岳の紅葉はもう終わりかけだった。
これも残念。 by Y


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風で散っていく枯れ葉。 by Y

時期的な問題で紅葉撮りは、残念ながらここで終わりになってしまった。
旭川から知床方面に向かう途中大好きな摩周湖やオンネトーにも寄ってみたが、紅葉する木々が殆どないためにこの時期にはさすがに地味なたたずまいだったし、能取湖の真っ赤に燃えるサンゴ草は旬を過ぎていた。

実は今回は、時間があればやってみようと、ワームを投げ込む最低限の釣り道具を車には積んでいた。
稚内港では竿を出しかけたが、あいにくの強風で断念。
それにしてもこの時期の北海道の釣りは鮭(アキアジ)釣り一色のようだ。
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1人で10本近い竿を準備しているようだが、竿が曲がっていないのは強風で仕掛けを投げ込んでいないため。
by Y

時期のせいだとは思うが日本海やオホーツク海側の河口付近の海岸は、どこもこんな風に投げ釣り用の竿が林立している。
狙いは卵(イクラ)を持った雌の鮭だけなのか、ヨメサンがたまたま見たところによれば河口そばの港で釣り上げた鮭(きっと雄)を長靴で蹴とばして海に戻していたとか。
これでは熊以下としか言いようがない。

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by K

こんなひまわり畑で休憩しながら知床に向かう途中の遠音別川河口付近では、aさんから急遽仕入れた情報で鮭の遡上を撮る。
以前にも遡上をターゲットの一つにして晩秋に来たことがあったが、その時には既に川べりに打ち上げられて腐りかけた鮭しか見つけることができなかった。
今回はaさんから聞いた通りに、どこの川でもそこそこの鮭の群れが見られたが、浅いとは言え水の中の魚を撮るのはなかなか難しい。13dsn225364s
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さて、面白いことに最近は全国的に熊の被害があちこちで頻発し気を付けましょうとなっている(はず)なのに、知床では皆さんどことなく熊との遭遇を期待しているなと感じた。
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知床五湖入口に設けられた木道。 by K

五目漁師もこの木道で見られれば最高だと大いに期待したが、熊さんどころかキツネ1匹、シカ1匹にも出会えず、見られたのは元気のないトンボ1匹だった。
ここに来る途中では知床は動物たちの楽園と聞いていたのに、カラスさえ1羽もいなかったわ、熊も寄らないクマ笹など切ってしまえ!
とヨメサンもブツブツ文句をおっしゃる始末。

そういえば、今回は偶然かもしれないが、いつもは北海道ならどこででも見られる鹿の姿が殆どなかった。
そんな中、羅臼のホテルの夕食ではお品書きに“羅臼産エゾ鹿のシチュー” と称するご馳走が出てきたが、これにはちょっと生々しさを感じざるを得なかった。
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エゾシカのシチュー。柔らかくて美味しかったが。
by Y


最近は山林で木々を齧ったりする被害も大きく、一部では駆除が言われているために、本気に撃たれて減ってしまったのだろうか、少なくとも里近くに姿を現すのは控えるようになったのではと疑ってしまう。

これは、根室の春国岱でやっと見つけた雄鹿。
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by K

雄鹿は雄鹿同士でで群れを成し家族(子供を作ればもう縁を切っているのかもしれないが)の群れとは別行動をするために、出くわすことは少ないがこれは良い出会いだった。
至近距離で木道から撮っていた我々に今にも飛び掛かって来そうな目でしばらくレンズと対峙していたが、やがて森の中に向かってくれてホッ!

さあ、お次はいよいよ釧路の鶴居村で、恒例のタンチョウ撮りだ。
タンチョウと言えばやはり真冬のタンチョウダンスや、餌場から塒の川に戻る群れの飛翔が被写体のメインになるが、今回はそんな時期には決して見られない緑の中でのコントラストの効いた姿を是非撮りたかった。
今までに何度かそんな写真が撮りたくて秋にも来たことがあったが、秋も深まるころになるとトウモロコシなどが刈り取られた後のおこぼれ頂戴で泥の畑に集まってくることが多く、いい写真は撮れなかった。
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by Y

今回はそんな時期に少し早かったことが幸いしたのか、青空の下、イメージ通りの緑の中で夢中になってシャッターを切ることができた。
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by K

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by K

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by Y

コロッタ湿原を望む丘からもタンチョウや鹿を期待したが、代わりに出会ったのは陽だまりで居眠り中のキタキツネだった。
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by Y

ピーピーッ! と耳をつんざくほどの口笛を鳴らして起こそうとしたが、煩そうに一瞬目を開けたかと思うと直ぐにまた眠ってしまい撮らせてくれない。

一方、こちらは野付半島の干潟で見つけたキタキツネ。
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by Y

我々の姿に気付くや一目散に草むらに身を隠してしまった。

最後になったが、今回の撮影目的の一つだったISSは、旅行中に2回ほど高仰角で見られるチャンスがあったが、2回ともあいにくの曇り空で残念ながら見ることができなかった。

今回の旅行は、紅葉撮りが主体だったとは言え、やはり生き物を撮るのは面白い。
実はデジタルカメラが流行り出したころには2人で富士山の写真などを撮りまくり、良いのが撮れるとフォトコンに応募したりしていた。
デジタルカメラの普及に伴って、最近では我々と同じような急仕立ての写真家が富士山周辺では余りにも多くなった(特に年寄りが多い)ことに嫌気がさして富士山撮影は休止状態であるが、釣り師でありながら最近の趣味人たけさんの画家としてのご活躍ぶりに触発されて、またフォトコン応募をやってみようかなと思ったりしている。

因みに、たけさんの絵画の様に高尚ではないが、我々もフォトコンでは結構な賞を頂いている。
何度かこのブログでも紹介しているが五目漁師がokkakefujiという別のハンネで作成しているホームページには、特に隠しているわけではないが秘密の入り口があり、このボタンをポチるとura-okkakefujiのページ入りそこでフォトコン入賞履歴なども紹介している。Canvas_20221013213801
昔の記事になるが恥ずかしながら(これが秘密の入り口にしている一つの理由であるが)合わせて五目漁師のデジタル写真撮影に対する接し方などに付いても記しているので興味がある方はご覧いただければと思っている。

さて、旅行の行程を追ってしまうと誌面がいくらあっても足りないので写真の紹介をメインに簡単にまとめてみたが、長い記事になってしまった。

尚、それぞれの写真の下に記したby Kはヨメサンが撮った写真、by Yは五目漁師が撮った写真であることを示している。



北海道、いいですよ。コロナも形式的に一段落したことになってしまったようですのでまた行っていい写真を撮りたいと思っています。その前に、手持ちのカメラを新しくしたいですね。未だに使っているのは五目漁師がニコンのD300(APS-C 1200万画素)、ヨメサンはキャノンの7D(APS-C1700万画素)です。今やフルサイズが主流ですし、高感度のCMOSセンサーを使ってISOは数万まで設定可能です。リール購入ではいつもパワーギアーかハイギアーかを迷いますが、カメラはせいぜい雲が動くくらいでじっとしている富士山撮りではまだしも、距離が比較的あり、しかも動きが速い被写体には高解像度、高感度、高速連射が必須ですね。当たり前ですが。

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2022年9月14日 (水)

湘南のマジックアワーを撮る



365日連休の五目漁師でさえも行けない時には行けない。

カヤック仲間(五目漁師は部外者として寄せてもらっているだけだが)の中で、今、松崎が熱い。
6月に同行させていただいた時に、既にその前兆はあった。

その後、松崎でエンジン艇が借りられることが分かったので、天気を見定めた上で14日の予約を入れたところ、なんと、この日は定休日なのでまたの日をと言われた。
残念!

しからば、川奈へ、しかしこれも風のため止めましょうと、しからば・・・と色々候補を挙げてみたが、どこも昼前から結構な風が吹くために今回は見送ることにした。

同船者も楽しみにしてくれていたがこればっかりは仕方がない。
危ないほどの風ではないが出るなら楽しい釣りを、辛抱の釣りはこらえて欲しいので仕方がない。


で、今回は海岸散歩の記事を。

五目漁師の自宅から一番近い海岸までは自転車で10分弱、少し足を延ばしても20分弱で到着する。
普段から富士山方向の夕焼けが良さげな時には出掛けて写真を撮っているが、4月と9月にはこの海岸からダイヤモンド富士を拝むことができる。
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2011年9月8日
古いがここからはなかなか撮れない貴重なダイヤモンド富士

冬季はスッキリクッキリ毎日のように見える富士山も、春霞の4月はそもそも見える日が珍しいくらいなので期待はしていないし、実際に今年もその通りだった。
9月も難しいには難しいが、4月よりは空は高く可能性がある。

今年は9月8日がその日に当たる。
少し早いが練習撮りの5日はこんな感じ。
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写真は既に日没の後ではあるが、3日前なので未だ頂上の右にずれている。

そしていよいよ本番の8日には残念ながら見えず。
9日も少し場所を移動したがやはり見えず。
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3日後の11日にやっと姿を見せてくれたがもうかなり左にずれてしまっている。
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上の撮影から40分後のマジックアワー

続いて12日はこんな感じ。
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肝心の日には見えなかったのに見える時には連続して見える。
荒天で出られなかった土日釣り師が、月曜日の釣り日和を恨めしく思うようなものだ。

まあ、この海岸からは年に2日しかチャンスがないダイヤモンド富士はともかくとして、日没が富士山に近い間は夕焼けを撮るのを楽しみにしている。

さて、左にずれてはいるがこのタイミングから、もう5分もすれば富士山への日没が始まるクライマックス。
三脚にセットしたカメラを構えていると、海に入って戯れていた若者がこちらに向かって勢いよく走って来る。

何事かと思ったら、唐突に写真を撮ってくれませんか?
とのこと。

いいよ、今丁度忙しい時だけど撮影の合間に撮ってあげるよとOKすると、お願いしますと言い残してまた海の中に入っていった。

わざわざこの日没の瞬間が撮りたいがために自転車を飛ばしてやって来たのに、撮影そのものに全く興味がない彼らにとっては、そんなタイミングなど全く気にはしていない。
海の中に入ると2人で次々にポーズをとり始める。
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どうやら彼らは自分達のために五目漁師がパシャパシャとシャッターを切っていると思ったのだろうか、マッチョマンになったり飛び上がったかと思うと犬神家の一族(通じないか)になったりと新手のポーズが途切れない。

こちらは外れダイヤとはいえ、今まさにその瞬間を迎えておりそんなどころではない。

それでも一生懸命ポーズをとる彼らを見ていると撮らないわけにはいかない。
合間を見計らってレンズを向けるが、折角富士山用に合わせた露出やピントを変えなければいけないために結構無理がある。

それでも撮った写真を撮影が終わった後で見せると気に入ってくれたのでメール添付で送って差し上げることにした。

海岸で撮っていた何人かの方は日没が終わると撮影を終了するが、五目漁師にとってはこれからが寧ろダイヤモンド富士よりも好きなマジックアワーだ。
刻々と低い雲から染まり始め、夕焼けが高い雲にも及び始めると、一方で白んでいた空は青くなり雲と空がグラデーションで一体になる。
砂浜に押し寄せる波が引いた後は、海水を吸った砂がそのグラデーションを反映する。
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この機会に、今までにここで撮ったいくつかの夕焼けの写真を並べてみた。
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2008年3月9日 17:43

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2010年7月18日 19:09

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2012年8月16日 18:39

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20128月25日 18:02

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2013年9月16日 17:59

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2013年9月17日 17:56


中にはフォトコンテストの入賞作品や写真展の出品作品もあり懐かしい。



気のせいか、こんな素晴らしい夕焼けは最近ではとんと見られなくなったような気がしている。


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2022年4月11日 (月)

カイワリ第3弾と天気待ちの日々



昨日(4月10日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

元々は5日に予定していたが前日の午前中に電話予約を入れると、風が悪いから止めておこうとオヤジさんの返事。

釣れ始めたカイワリ狙いというよりも、早くも出始めたサバとフグが本格的に出る前に、と少々焦り気味の予定ではあったが、あくる日の特に午前中はオヤジさんが心配された通り、どん吹きでうねりも大きく釣りどころではなかったようだ。

結果、今回の釣行になったがボを食らいそうになったほどの貧果では記すことなし、写真も少ないのでこの間の天気待ちの日々の様子も一緒に書きとどめておこう。

この時期、伊東はカイワリ、富士山は桜、そして、普通にはこの陽気で行楽にと一気に忙しくなる。

五目漁師は留守番を決め込んでいたが釣りが延期になったことで千葉に住む孫姉妹達に誘われて6日はこんなところに。
(父親は仕事で忙しいらしい)
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五目漁師はもう30年以上も前にディズニーランドには行ったことがあるがシーはもちろん初めて。
えーえー?とか思ったが行ったら行ったで気分も眼も結構楽しい。

娘(姉妹達の母)が付き合ってくれるというので、以前から乗ってみたいと思っていた“落とし系”のアトラクションも孫達はそっちのけでヨメサンにまかせていくつか体験してみた。
他所の本格的なものだと年齢制限があるとも聞いているがここは高血圧とか心臓に難がなければOK、しかも自己判断なのでわざわざ老人ボケは?などとは確かめずに済んだ。

これくらいなら、キャーとかヒエーとかわざとらしい奇声を発するまでもなく(多分)ニヤニヤ顔を保ったままで楽しめた。

一方、このころは街中の桜はそろそろ終わりに近づいていたが
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シーに行く前日に寄ったキャステイング八千代店。
満開のようだが駐車場に散った花びらが

富士山周辺でも山梨側の桜はこれから順次満開を迎える。

そこで、8日には静岡側を振り出しにぐるっと富士山を一周しながら桜撮りを楽しんだ。
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富士宮市大石寺

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富士宮市田貫湖湖

そして、これは周辺とは言えないが北側の牧丘町まで足を延ばして撮った乙ケ妻(おっかづま)の枝垂れ桜。
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牧丘町乙ケ妻

写真では少し見えにくいがちゃんと富士山は入っている。

締めは山中湖からの夕焼けに期待したが何も起こらずに終わってしまった。
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(撮影はヨメサン)

そして昨日が待ちに待ったカイワリ釣行。
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爆釣とは言わずとも最近の様子からして10匹は堅いと思っていたのに・・・。

釣り始めて1時間近くは、たまに餌がとろける様になくなることはあっても全くアタリはなし。

やっと最初のアタリ。
グイングインとカイワリに間違いなかったがバラシ。

続けて、次はゴツンゴツンと怪しい引き。
今年は早くも、もう出ますよとの噂を聞いていたこいつ。
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早すぎる。
ただ、このあとはさすがのフグも続かず2回ハリス切れがあった程度。

その後、やっと待望のカイワリがあがったが、いよいよこれからと思ったので写真も撮っていない。
しかし、期待のその後は続かず、ずっとずっと餌が付いたまんまで反応は極端に少ない。

たまーに単発で2度掛けたが2度ともバラシ。
滅多に掛かることはない釣りで5回の内手元バラシを含め4回がバラシというお粗末この上ない釣りに舌を噛みたくなる。
カイワリ釣りでこんなふうに一々アタリや巻き上げの状況を覚えていられるほど寂しい釣りは悲しい。

難しい時期の釣りであるのは分かっているので腕まくりしながら、ああなればこうする、こうなればああする、と色々作戦を立てて様々な仕掛けを持ち込んだ。
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写真上段左から2.5m3号ハリス2本針吹き流し仕掛け。同ウイりー2+裸先針仕掛け。五目仕掛け全長6m。
中段左から真鯛用6mロングハリス仕掛け。ネムリ針を使ったウイリー仕掛けと回転ビーズを使ったウイリー仕掛けの交換エダス。色々な長さの細ハリス仕掛け。
下段:ウマヅラカワハギが湧いた場合に使うカワハギ仕掛け。

五目漁師は仕掛けは大体一種類につき3セットずつ準備することにしている。
3セットを使い切った場合にはその日の釣りにその仕掛けは向いていないと考えて別の仕掛けを使うことにしている。
しかし、今回はどれもこれも役立たず、所詮は、釣り師の腕と、何よりも釣れる日に出掛ける運にかかっていることを痛感する。


前回は1時過ぎからプチ時合いがあったので我慢してその時を待ったがどうもその気配はない。
このままではボを食らってしまう。
ここは何とか一発逆転を狙うしかないと思いタイラバの沖流しに切り替える。

(後ろ髪を引かれながらと言いたいがそれは無理だし、何か代わる言葉はないかな?)
とにかく、もう戻って来られないように、時合いが来た時に備えて大事に使っていたコマセを処分してしまう。

沖に出ると、結構吹いていた南東風も今は収まり、いい感じの東風で道糸が斜めってくれる。
これなら行けそうだと思った矢先にヌーっと穂先が重たくなる。
こんなところで根掛かりは考えられずどうやら魚のようだ。

巻き上げるに連れてガツンガツンと結構厳しい生命反応。
後半の穂先叩きには、まさかの真鯛? とも思ったが、上がってきたのは、良型(36cm)のオニカサゴ。
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やれやれ、これで気分はボを脱出。
その後も何度かアタリはあったが掛かるところまでは持ち込めず。

で、何とかボは逃れたが、カイワリ狙いの今日の釣果はこれ。
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今日は日曜日、他店からも結構な数のボートが出ていたので、その後、時合いがあったかどうかが気になっていたが、どうやらカイワリは最後まで駄目だったようだ。
このへそ曲がりめ!

で、釣った日は唯一のカイワリとハタを無理やりミックスしてこの1週間で一気に緑づいた木の芽をすり込んだ白味噌でたっぷり野菜と共に和える。
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次の日にオニカサゴを捌いて料理する。
最初は姿造りにしようかと思ったが、メインはオヤジさんにいただいたのタケノコとのコラボで炊き込みご飯にする。

オニカサゴは頭が大きいのでこれくらいのサイズがあっても所謂身の部分は少ないが、逆に頭から尻尾まで全てが身と言ってもいいくらいに、腸以外は全てが美味しくいただける。
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炊き込みご飯、
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兜と背骨部分の味噌汁、
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カマと腹骨部分の煮付け、
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胃袋と肝はポン酢でいただく、
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そしてヒレは少し乾燥させてから焼いてヒレ酒でいただく。
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少し身を残して切り取ると香ばしくて美味しい酒になる。



海面水温はなんと一気に18.1℃まで上がっていました。このせいかどうかは分かりませんが沖は海底から10mくらいまでは一面に薄い反応があります。広い範囲にわたって平坦なので魚影ではなくクラドの様な浮遊物ではないだろうかと思っています。海面の陽気に比べて底は案外暗く冷たいのかもしれないですね。

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2022年1月13日 (木)

海岸散歩用に新車を買った



とうとう海岸散歩用に新車を手に入れた。
嬉しい。

しかもマニュアル6段シフト車だ。
暗くなると自動で前照灯がつくオートライト機能や座席高さの調節もスムースにできる。

フロンと部には大きな買い物用のかごが付いているが、この格好良さは確実にママチャリを越えている。
たまに富士山撮影のために海岸に向かう時にはカメラや三脚を積むためにこのカゴは必須になる。
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昔、夕方の富士山を撮ろうとして自宅(茅ヶ崎)を出て134号線を鎌倉の稲村ケ崎(約12km)に向かって全速で漕いでいたところ、それなりのウエアーに身を固めて軽快に前をいくロードバイカーに追いついてしまったことがある。
こちらは日没に間に合わそうと汗みどろで必死に漕いでいるもののヨメサンから借りたママチャリ。
気分良さげにスマートに漕いでいるお兄さんを追い越すのは何となく気が引け(心の中で早く行けよ!と思いながら)仕方なくついていったが、これなら遠慮せずに追い越せそうだ。
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その時に撮った写真ではないが稲村ケ崎の夕焼け

これは年末に買った時の自宅前での記念撮影。
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いよいよ年頃(?)のヨメサンが最近は買い物でちょっとした坂道を登るのが辛いというので電動自転車に乗り替えた。
実は、ずっとずっと五目漁師の自転車は数年ごとに乗り替えるヨメサンのおさがりであったがためにずっとずっとママチャリだった。
今回、たまたま2人が乗っていた自転車の具合が同時に悪くなってしまったので幸運にもおさがりなしの新車に相成った。

五目漁師は昔20歳の思い出にと約2週間かけて西日本を一周したことがあるが、恐らくシフト付きの自転車はそれ以来のこと。
嬉しいので自宅の前でカチカチとギアチェンしながら試し乗りをしてみたが、ヨメサンの電動自転車とやらにも興味がある。

そこで、ちょっと借りて乗ってみたところ、これがびっくり。
まるでプリウスにでも乗った(乗ったことはないが)ような感じで漕ぎ出しはスーッと出てその後もペダルにトルクが掛かると足の力が抜けて軽くなる魔法の様な乗り心地だ。

太もも筋肉モリモリのロードバイカーが皆これに乗り替える日も近いな、ウシシと密かに思っている。

ヨメサンの電動自転車は雨予報が出た時には前日から大事そうにカバーをかけているが、五目漁師の方はもちろん吹きさらしの外置き。
今日は折角なので、さび付かない内に乗ることが目的で海岸にやって来た。

海はこんな感じ。
サーファーもちらほら。
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そして、今は太陽が富士山からは遠く離れて伊豆半島の山々の一番南側に沈む時期なので元より期待していなかったがこんな感じ。6dsn224017s

話は変わるが、釣り道具から始まって、アマゾンをサーフィンしているといつの間にか分野外の思いもかけていなかったものを買ってしまう。
で、本日のお買い物はこれ。
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天秤用の樹脂パイプを曲げるのにドライヤーを使っていたが今一つ温度が足りないので買ってみた。
なにかと便利そうだし、安いヒートガン。
仕掛け作りの収縮チューブは今までは沸騰したお湯につけていたがそんな時にもこれが役に立ちそうだ。

また話は飛ぶが、これは先日のアカムツの煮付け。
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とろける美味さが感動ものだったのでまた釣りたい。



週末の天気が良くなってきました。
前回は釣れたものの少し小型でしたので午前中は大型ヒラメ期待の泳がせ、昼からは少し試したいことがあるのでコマセ釣りの予定です。
今回は寧ろサバやフグは歓迎です。
合間にカイワリも来てくれればOKです。

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2021年12月18日 (土)

ぐるっと一周富士山ドライブ



別に決めているわけではないが数年前からこの時期になるとぐるっと一周富士山ドライブに出掛ける。
何度かやっているとお気に入りのドライブパターンができてしまい、下道からも入られる東名高速富士川楽座SAで食べる桜エビのかき揚げと南アルプス市近くの道の駅で買う旬の柚子は欠かせない。

この時は、ついでになってしまうが朝夕(またはどちらか)にはもちろん富士山を撮る。

いつもは早朝の富士山撮りを皮切りに反時計回りするが今回は早朝の富士山はピーカンでいい写真は撮れそうにないのでゆっくりと自宅を出て、
西湘BP→箱根→沼津→道の駅富士川楽座→道の駅富士川→河口湖→山中湖→R246経由で西湘BPに出て自宅に戻る時計回りコースにした。

さて、駿河湾名物桜エビの旬は春と秋らしい。
サクサクに揚がったかき揚げを丼かそばと一緒にいただく。
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目の前の窓からの眺めも美味しい

特に旬に合わせているわけではないが、今回の他に桜やレンゲの時期にも近くに来ると食って帰る。
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専門店で食べたこともあるが、何もせまっ苦しいところで食べなくても所詮量をこなすところが安くて美味しい気がする。

お腹を満たした後は、一路甲府方面に向かい道の駅富士川で一年分の柚子を買う。
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ここは柚子の里と自称するだけあって旬の柚子が安い。

これは先に網代の中深場で釣ったシロムツとスミヤキ、オキギスのミックスダンゴを使ったつみれ汁。
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そして、冷凍保存していた伊東のカイワリを使った焼きカイワリご飯。
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実はトッピングの柚子は何れも昨年に買って冷凍保存していたものでこの時に買ったものではない。
色こそ少し悪くなるが香りはそのままに1年くらいは(刻んでタッパ)冷凍保存ができるので釣り魚料理の度にちょい出しして使っている。

さて、ここで1時を回ったのでそろそろ富士山に向かう。

天気予報では早朝は雲一つないピーカン日和で写真にはならない、一方、夕方は雲が出てきて隠れてしまう可能性大ではあったが雲に賭けて夕方をとった。

山中湖に到着したのは3時前。
予想していたほど雲はなく寧ろ丁度良い具合で期待ができる。
この時期、太陽は一番南にある時なので富士山の南側の裾野に落ちる。

いよいよ日没ショーの始まりだが低い前雲が邪魔になり時々頂上が見えなくなってしまう。
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ヨメサンの提案で前雲を避けるために直ぐ裏手にあるパノラマ台(標高1090m)に急遽場所移動する。
山中湖との標高差はわずかに100m強ではあるがまるで邪魔な雲は眼下になってしまったかのように眺望が開ける。

西の空を覆っていた雲の合間に青空も見えてきたし、何よりも頂上に少し離れて浮かぶ吊るし雲が気になる。

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広がったと思うと消えそうになったり、光が当たって彩雲ぽくなったかと思うと一瞬にして黒ずんだりと目が離せない。


ここからは目まぐるしく変わる様子を順に並べてみた。
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(16時20分)

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まるでシルクハット。今回の写真の中では一番だと思っている。
撮影者はヨメサンだが(16時29分)

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2段笠を期待したが(16時36分)

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彩雲(16時38分)

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焼け笠(16時57分)

最後に笠雲が黒ずんでショーは終わった。
夢中に撮ったので時間の経過も寒さも意識する間はなかったがこの間たったの40分弱であった。



さて、365日連休とはいえ色々と他にやりたいこともあり完全暇日と釣り日和のタイミングが狂ってしまうと正に負のスパイラルに陥り次々にチャンスを外してしまいます。伊東はフグの猛攻が続いているようなのでまあゆっくりとチャンスを狙ってみます。

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2021年10月19日 (火)

悶々とした日々が続く

 

 

贅沢な悩みではあるが、365日連休であるがゆえになかなか釣りに行けないこともある。

勤めのある方々なら普通は週末、あるいは仕事が休みの日と釣行日は決まっている。
つまり日取りで悩むことはない。
その日の天気があいにく悪ければ止めるしかないし、五目漁師の回りには雨、あられ、ヤリが降ろうとも海に出られるなら何があってもとにかく週末は釣りという強者もいらっしゃる。

しかし、五目漁師には明日が駄目(お気に入りの天気ではない)なら明後日がある、
明後日が駄目なら明々後日がある。

結果、そんな調子でうかうかしていると
今回のようにもう前回から2週間が過ぎてしまった。
その上、天気予報の限りでは今後も数日はお気に入りの天気はなさそうだ。

今年になって通い始めた網代の中深場の釣りは更に厳しい。
沖に出られるエンジン艇は人気があり週末は3か月も前からほぼ予約で一杯になっている。

平日行の五目漁師はなんとか数日前でもポツリポツリと空いている日があったが、
好シーズンに入ってからは平日と言えどもどんどん予約で埋められていき五目漁師のように天気優先で3日以内の予報がお気に入りの天気になることを確認してからなんて悠長なことを言っていると平日たりとも予約できる日は稀になっている。

ただ、釣りはあくまでも楽しいことが前提、天気優先の釣行は今まで通りにしておこう。

今回は先日の金曜日(15日)が平日の随一の釣り日和であったが、
この日はこちらもやはり結果が天気に大きく左右される富士山の撮影に行ってきた。

富士山撮影行可否の条件も釣行の条件と同様に結構厳しい。
最近では良い撮影ポイントは週末には三脚を立てる場所も見つからないほどカメラマンで混雑することが多いのでやはり五目漁師は平日行に限ることにしている。

そして天気の条件がなかなか厳しい。
富士山は典型的な山の天気。
周囲がそれなりに晴れていても肝心の富士山が姿を見せてくれないことはざらにある。
気難しい富士山の最低でも頂上は見えて欲しい。
かといって、ただ青空一色、ドピーカンで一糸まとわぬ素っ裸になってしまわれても良い写真にはならない。
ひと筋でもよい、スケスケの薄い雲でもよいので色っぽくまとって欲しい。

一方、釣りと違って風にはあまり注文は付けない。
あればあったで冬季などは山頂に雪煙が舞うし
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1月パインズパーク
 

無風だと湖面の逆さ富士もまた良い。
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7月山中湖


そんな状況の中で、今回は数年前から撮りたかったにもかかわらず釣りとのタイミングや天気とのタイミングが合わず遅れ遅れになっていたコキアの撮影行を優先した。
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 10月15日河口湖大石公園

天気良し、雲も先ず先ずは良し。
肝心のコキアの色づきはやや早目(桜で言うなら8~9分咲き)ではあったがなんとか撮ることができた。

たまたまではあったが少し場所を移動してダイヤモンド富士の一歩手前の様子も撮れた。
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10月15日パノラマ台

今回は日の出撮りは諦めたが、それでも5時過ぎには自宅を出発、午前中のコキア撮影の後は夕方の日没を待ったので帰宅は9時前。
帰宅後は釣り魚料理の代わりに写真の整理(今回は少なかったが約200枚)があるのでこれはこれで結構大変な作業になる。

さて、次回は中深場をやってみたいと道具を揃えて待っていたが先に書いたように五目漁師のようなおっとり刀ではいつまでたってもエンジン艇の予約はできそうにない。
もう少し寒くなって艇の空きが出るのを待つしかなさそうだ。

一方、伊東はフグまみれとはいえ、たまに出るカイワリの型がやや良くなりつつある。
沖のルアーに逃げながら時合待ちのコマセ釣りもいいかも知れないと考えている。




記事を書いている間にもなんとか21日(木)あたりには出られそうになってきました。

伊東の予定なので、狙い魚などについても明日はオヤジさんとも相談してみます。
久しぶりにワクワクです。

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