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カテゴリー「<!ー300データー>」の記事

2021年1月22日 (金)

中深場の釣り

 

 

通勤はない、テレワークもない、
会食はないし飲み会に誘われることもない、
騒々しいがかわゆい盛りの孫どもが
遊びに来ることはない、
少ない収入は安定している、
アベノマスクは結局使わなかったが
今はマスクはいくらでもある・・・寂しいが
今老人であることはありがたい?

で、外出自粛のせいもないではないが、
他にも色々あって
1月末までは海に出られそうにない。

どうせ出たところで釣れない時期なので
つかの間の冬眠中に
今年やってみたい釣りや新たな釣りシーンなど
いつものごとく妄想にふけったり
道具の整理をしたりしている。

アンカリングしないタイラバやジギング
それに中深場の釣り、いわゆる流し釣りを
もう少し上手くやる方法はないかと
考える中でググっていて
流し釣りとは直接的には関係ないが
興味あるデータを見つけた。

エトーボートのじっちゃんが亡くなって
寂しくなってしまったが、
同時にこの冬には何度か福浦の沖に出て
アカムツやクロムツを狙ってみようとの
釣行も叶わなくなってしまった。

海面水温も
とうとう16℃付近まで下がってしまい
大概の魚は動きが鈍くなってしまったり、
どこか暖かいところに行ってしまった今こそが
あの深場に期待したい時だったのに。

さて、その興味深いデータというのは
気象庁のホームページで見つけた
表層混合層という解説記事のこと。

そんなことはあたり前との人も多いとは思うが
五目漁師にとっては、これぞ
今こそGo to Deepを納得させてくれる絵。


表層混合層
1_20210122091401*1


夏であろうが冬であろうが
深場に行くほど海水温度は低くなり、
しかも変化はしなくなることくらいは
認識していたが
その具体的な様子がこのグラフということになる

海面付近には
深さ方向に水温変化が少ない層があり
これを表層混合層というらしい。

地上でも1000mほどの高さまでは
地面の温度の影響を強く受けながらも
かき混ぜられて
空気の性質があまり変わらない
大気混合層というのがあるが
これの海洋版であろうか。

へたくそで不正確な文章よりも
以下はホームぺージの文章のカット&ペースト

“冬季には海面で海水が冷却され、
また海上を吹く風によって上層と下層の水が
活発にかき混ぜられるため、
厚い表層混合層が形成されます。
夏季には、海面付近の海水が、
日射により温められ、
海面付近と下層の温度差が大きくなるため、
表層混合層は薄くなります。” *2

要するに
我々が水温が上がったの下がったのと
大騒ぎしているのは
この表層混合層の話であって
それ以上の深さ方向には
冬であろうが夏であろうが
水温は殆ど変らないといことを示している。

どれくらいの深さから変わらなくなるかを
示しているのが次の2枚のグラフになる。

3_20210122091401
夏季(7/22を中日とする半旬)の平均 *3


4
冬季(2/27を中日とする半旬)の平均 *4

1982年~2010年で平均した表層混合層の厚さ(m)
(海水の密度が、海面より0.5℃水温が低い海水の密度と
等しくなる深さを、表層混合層の厚さと定義しています)。  *5



夏の沿岸部なら2030m程度、
冬の沿岸部なら深くても7080
といったところであろうか。

つまり、水温の観点からだけなら
クロムツやアカムツが住処にしている
150m以深では
冬も夏も区別はないということになる。

勿論、他に年や四季ごとの
海流の影響や太陽光の明るさの影響や
餌となる他の魚やプランクトン、
海藻などの影響はあろうが
表層の魚に比べると
暮らしは年中安定していそうだ。

うーん、だから冬に福浦で釣っちゃる
と楽しみにしていたのにどうしよう。

ということで、今作戦をネリネリし
少し方向が定まって来たところである。



*1、*2、*3、*4、*5

出典:気象庁ホームページ知識・解説 表層混合層

因みに気象庁のホーページ上のデータに関しては
出典などを明らかにしたうえで
利用や適切な編集や加工などもが可能とされている。
私企業の天気予報情報などには
著作権が設定されており
このようなカット&ペーストも
取りあえず禁止されていることが多いが
さすがに税金で成り立っている組織だからであろうか
皆で利用しましょうとの精神は
あたり前であるかもしれないが素晴らしいと思う。


中深場は新しい釣り場を模索中です。
いくつか案はありますので後は時期がくれば
先ずはお試しをやってみようと予定しています。

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2020年5月31日 (日)

集活-付録(自慢にならない自慢)

 

 

緊急非常事態宣言が解除されたものの、
県またぎの移動の自粛要請は残っている。

けじめという観点で理解はできるが
県またぎとそうでない移動の
感染に対する影響ってどうなの?

正しい移動、行動を保ちながらの
手漕ぎボート釣りは
またごうが、またごまいが
スーパーの買い物よりは
よほど危険は及ぼさないし
自らも安全だと思うんだがなぁ。

それに東伊豆のボート屋さんのお客って
ほとんどが県外じゃないの、
これじゃやっぱりお客は来ないよなぁ

と言い訳をしながら五目漁師も
外出自粛要請されたこの約2か月間
全く釣りに行っていないわけではない。

緊急事態宣言が解除された先日は
オヤジさんの顔も見たくなったし
県またぎになる伊東にも足を延ばした。

今は来ないでください!
終わったらまた来てください!
の看板を見ながらまたぐのは
先の言い訳をしながらとはいえ
気持ちの良いものではない。

コロナ禍のために一つだけ良いことがある。
さすがに釣行の記事は控えているので
行ったはいいが釣れなかったボ記事のために
時間を費やさなくてもよいことだ。

さて、そんなわけで(たけさん風)
前回で終わった集活記事のおまけ版として
自慢できない自慢話を
あれやこれやまとめてみた。

その1:自慢にならない大物バラシなど
逃がした魚は大きいということわざがある。
手に入れかけて逃がしたもの(魚)は
実際より大きく思って悔しがる
という意味で、
60cmであろうが70cmであろうが
いつも両手を広げて
これくらいはあったと表現する
釣り師的な乗りを揶揄しているようにも思える。

ただ、釣り師としての経験から
言わせてもらえば、
逃がしたから大きく思ってしまうのではなく、
本当に大きかったから逃られた
というのが正しいと思っている。
(うーん、これじゃことわざにはならないな)

大物を逃がした経験は
釣り師なら幾度となくあると思うが
皆さんどうだろうか。

伊東のあの時のあれはとか、
福浦のあの時のあいつはとか
五目漁師にも未だに忘れられない
大物逃がしの記憶がいくつかある。

まだ姿を見もしなかった魚なので
それこそ両手を広げて
これくらいはあっただろうと
言いたくなってくる。

しかし、中には姿は見ずとも
大物の証拠を残して逃げたやつもいる。

伊東で釣りを始めたころに
こんなことがあった。

来たーっ! フッ、やられた。
しばらくして、
また来たーっ! フッ、またやられた。

その時の2本の針がこれ。
1dscp125665ss
左2つが折られたチヌ針4号、ハリスはフロロカーボン4号。
右は折れていないチヌ針4

ガツンの直後に厳しい引き込みがあり、
あっという間に見事に折られてしまった。

早かったので青物だったのかマダイだったのか
それとも別の魚だったのか見当すらつかない。

大物を引き上げる中で
次第に針を延ばされることはよくあるが
立て続けに折られてしまったのは
これが最初で最後、というかこれ以降、
4号ハリスで仕掛けを作る時には
チヌ針4号に代えて
軸の太いカットグレ針の9号か10号を
使うことにしている。

別の時、
泳がせに大物(多分ヒラメだと思う)が
掛かったが竿掛けのトラブルで
合わせが遅れてしまったために
どうやらアジをずっぽりと
飲み込まれてしまった。

これも股股、いや違うまたまた
両手を広げたくなる大物であったが、
あと15mというところでバラし、
孫のイカリ針を切られて
ざらざらになった8号ハリスが上がってきた。
2dsxp162813s

余りの悔しさに
次から泳がせはワイヤーハリスで臨む。

そして後日、
仇をとったかの様に思ったときだった。

さあ、噛み切れるものなら切ってみろ!
と既に勝ち誇っていたが再度のバラシ。

今度はワイヤーをかしめている
スリーブ部のすっぽ抜けだ。
35canvas


46cas169865s

もうへたり込むしかなかった。

勿論、ワイロン#41s
(ワイヤーにビニールを被せたもの)は
今までにさんざん使ってきている。

こんなものが抜けるか!? と思いながら
自宅でいくつか作って試してみたところ
同程度の裸ワイヤー39/7に比べると
たまにビニールとワイヤーが剥離して
スッポ抜けてしまうことが分かった。
4acas202718s

以後はスリーブを単管のものから
ダルマスリーブ替えた上で
スリーブを2連にして締めるか、
少し硬めになるが裸ワイヤーを使うことにしている。

さて、大物と言えば魚だけではない。
五目漁師は今までに4本も釣り竿を釣っている。

その内の一本は自分が落とした竿を
直後に-40mの海底から釣り上げたもの。

落とした直後の竿なら
仕掛けや道糸が海中を漂っているために
直ぐに掛けにいけば比較的に簡単に
釣り上げることができる。

これは、伊東で釣り上げた別の竿。
5dsxp162523s

やはり海底近くを一部が漂っていたようだ。
なんとサバ、ビシ、そして道糸を手繰っていくと
竿という順序で上がってきた。
Dsxp162522s

生きたサバが付いていたので
落としてから時間はそんなにたっていないようだ。

オーシャンのオヤジさんにでも預けておこう
と記念写真を撮っていると
先ほどすれ違って挨拶を交わした
お兄さんのボートがやってきて、
今竿を釣られませんでしたか?と聞かれ、
無事に落とし主の元に戻る。

そして一番の大物はこれだ。
6splg140068s

先の竿と違ってこれはかなり長い間
海底に横たわっていたのであろう。

びっしりと細かい貝や泥が付き、
竿には違いないがもうごみ同然の姿だ。

海に戻そうと思ったが念のために
一部の貝を落として確認すると
微かにDAIWAの文字が読み取れる。
どうやらそれなりの竿のようだ。

自宅に持ち帰って
今度は興味津々もう少し貝を落としていくと
なんと正体はあの極鋭
(メタルトップ、AGS)ではないか。

ダイワの竿の中でも
一番高価な部類に入る竿
であることくらいは知っていたので
使えるかどうかは別として
取りあえず拾ったところに近い
釣り具屋さん2軒に連絡した。

落としてからかなり日がたっているので
落とし主が見つかるのはもう難しいだろうな
と思いながら一週間ほどかけて
ぴっかぴっかにする。
7dsn149069s

爪で一つ一つ付着した貝を落としたために
指先が痺れてしまった。

結局、その後落とし主は見つからず
何度か使わせていただいて今に至っている。
(時効はありませんので
持ち主が見つかればお返しします。
ご連絡を下さい。)

その2:自慢にならない小物 
さて、大物逃がしの記憶は忘れられないが、
こんな小物も確保している。
8pfx130175ss

78cm程度のカワハギを
ペンダントサイズというが
これは正にイアリングサイズ。

当時ご自宅で海水の水槽を持たれていた
のりべんさんか芋焼酎さんに差し上げれば
喜ばれるだろうなと思いつつ帰っていただく。

そしてこれは
マダイやカイワリの口の中に張り付いている
おなじみのあいつ(タイノエ)。
9dscp126329s

宿主にとってはキモかわゆい厄介者ではあるが
こいつのお陰でこの時には助かった魚がいる。

その3:自慢にならない珍魚 
今までに釣った珍しい魚なら先ずはこいつだ。
10img00140s

オニカサゴ狙いの川奈の流し釣りで
-70m辺りで釣った初めて見る魚。

その日は既におかず分くらいは釣っていたし
顔が怖かったのでリリースしようとしたが
取りあえず持ち帰って調べてみると、
どうやらヨロイイタチウオという魚らしい。

なるほど顔が怖いだけあって名前も怖い。

ところが滅多に市場に出回ることはない
超がつく高級魚ともあったので
顔のことは忘れて美味しくいただいた。
11cas131561s
さすがに姿釣りは遠慮したが

これは福浦で昨年釣ったエビスダイ。
12cas199177s

なんとまるでガラスのような鱗は
出刃包丁では全く歯が立たない。

仕方がないのでニッパーで一枚ずつ引き抜いた。
13cas199217s

これは針掛かりした後で
住処に逃げ込んだのであろうか。
大関の瓶に収まっていた川奈のタコ。
14130505_115659as

クーラーボックスを開けてびっくり。
15splg140281s

福浦で釣ったスミイカと一緒に入れていた
この黒い魚の正体はカワハギ。

釣るのは難しいが簡単に掬えてしまう
ウスバカハギ(失礼ウスバハギ)
16dsxp194920s

結構大きい(50cm弱)ので1尾掬えば十分と思って
コマセを少し巻いて船べりに寄ってきたところを
玉網で掬おうとしたら2尾も入ってしまった。

群れているのでいくらでも掬えるが
市場で売られると結構お高い魚。
17img01147ss

さて、この類の話はまだまだありそうだが
少し長くなってしまったのでここまでにしておこう。

そろそろ次回あたりから
釣りの記事に戻りたいと思っている。



さて、どこに行きますかね。
福浦のムギイカは調子が良くないようですし
伊東は先日ボを食らったし
久し振りに大津でアジから泳がせ
駄目ならタイラバというのも面白そうですね。

そうそうオオモリボートではヒラメが上がっていますが
駐車場が閉まったままでは無理ですね。

*本記事を書き終えた直後に1通のメールが、

記事にコメント下さる方が昨日福浦で73cmの真鯛を釣ったと。
五目漁師もあそこでやったんだけどなぁ。
もう一度福浦もありそうです。(5月31日10時56分追加)

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2020年5月 7日 (木)

集活-その5(ヒラメ自慢)

 

 

緊急事態宣言が
5月末まで延長されることになった。

どうかうつさないで下さい! 
だったら納得できるが、

どうか来ないで下さい! 
には納得できない五目漁師。 

ただ、TVに顔出しの(他県)知事自らに
どうか来ないで下さい! 
とまでお願いされているのに、それを押して
わざわざ県外から行くほどのことでもない
と思っている。

で、気持ちよくホームの伊東で
釣りを楽しむためには
もう少し時間が掛かりそうだ。

おかげさまで、この間を利用して
長年放ったらかしにしていた
釣果や釣り魚料理の写真の整理はやったし、
1cas202636s

こびりついた汚れを落としたり
ベアリングを交換したりして
リールは見違えるように良くなったし、
2cas202592s


3cimg2648s

久しぶりに包丁も研いだ。
4cas202574s

タイラバは高価なラバー部を自作して
フグ野郎に狙われても
彼らにたらふく食わせてやれるだけの
量を準備中。
5cimg2653s

そこで、どんどんと続いてしまうが
今回は集活-その5(ヒラメ自慢)でも
やってみよう。

ソゲと呼ばれる小振りのヒラメは
福浦のアマダイ釣りなどで
間違って何度か釣っていたが
5adscp126509s

ヒラメ狙いと称して
泳がせ釣りでヒラメを釣ったのは
どうやらこれが最初だった様だ。
6121021dscp126092s

この時の狙いは元々はアジ。
結局、それなりのアジは釣れなかったが
サビキで次々に釣れる小アジ釣りが面白くて
止められなくなってしまい、
その傍らで出した泳がせ竿に
ヒラメが掛かってくれた。

以来、味を占めて
泳がせ釣りを本格的に始めるが
なんとこの後は3連続バラシ。

今でも忘れられないのは大津でのバラシ。

初めて目の前にする大物ヒラメで
うろたえてしまい
玉網の枠にまたいで乗せてしまった
ヒラメに跳ねられ、
上着が濡れるほどの水しぶきを掛けられた上に
捕り逃がしてしまった。

その後も途中バラシの(多分)ヒラメ、
更に、一旦は見えたヒラメをバラしてしまう。
(バラした時の写真が欲しいが、
そんなのあるはずがないはなぁ)

しかし、今度は

151228日、
7151228dscf2151s

翌年13日、
8160103dsxp162172s

19
9160109dsxp162192s

と釣行毎に3連続でヒラメを釣った。

最近はご無沙汰しているが
ヒラメの釣果を表にしてみた。


年/月 場所 サイズ
(cm)
釣り方 写真
12/10 川奈 46 泳がせ釣り 10121021dscp126102s_20200507221001
15/12 伊東 62 泳がせ釣り 11151228cas155576s_20200507221001
16/01 伊東 50 泳がせ釣り 12160103cas165723s_20200507221101
16/01 伊東 47 泳がせ釣り 13160109img00824s_20200507221001
16/04 伊東 49 泳がせ釣り 14cas166634s_20200507221101
16/07 伊東 67 泳がせ釣り 15160701cas167440s_20200507221101
16/11 伊東 53 泳がせ釣り 16161104cas169547s_20200507221001
17/06 葉山 45 泳がせ釣り 17170615cas173033s_20200507221001


泳がせ釣りにはなんと言っても
嬉しい外道がつきものだ。

特に、多いのはマトウダイ、
それにハタやワラサ、マゴチもある。

ヒラメ(腹側の白)、
ワラサ(發)、
真鯛(中)を
一気にそろえる釣りを
大三元の役満釣りと称するらしいが、
こんなこともあった。

13160109img00824s

14cas166634s 

何れもマダイがチャリコなので
残念ながら小三元といったところであろうか。

体形からすると
もっと引きが強くてもよいと思うが
ヒラメの引きはそんなに強くはない。

しかし、水際での暴れようは油断ができない。

真鯛も、そしてワラサでさえも
最後はおとなしくなってしまうが
ヒラメは水際でここ一番の元気を発揮する。

海面から船べりまでが高く
しかも玉網取りをを手伝ってもらう
遊漁船とは違って
手繰りながらの玉網どりは
最後の難関だ。

先の3連続バラシを大いに反省し
ヒラメの泳がせ釣りについて
五目漁師なりにまとめてみたことがある。

今から、手漕ぎボートで
ヒラメを釣ろうと考えている釣り師には
参考にしていただければと思っている。

 

今日は多くの県で緊急事態宣言が解除されたようですね。
そろそろ3密を避けて(密着しようもありませんが)
魚の顔が見たいのと、新鮮な刺身を食べたくなってきました。
待機している間に季節も良くなってきましたし
タイラバでヒラメでも狙ってみたいです。

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2020年4月28日 (火)

集活-その4(真鯛自慢)

 

 

当初の3密を避けて! が、
いつの間にか流れは
外出自粛、 
Stay home! 
になってしまった。

 

釣りの合間に
集活記事を入れようと思いついたが
コロナ野郎のために
今の状況では、釣りは待機もやむなし。

仕方がないので
集活記事が続いてしまうが
真鯛をやってみることにした。

関西にいたころに真鯛が釣りたくて
隠岐の島まで
お気軽な気持ちで出かけたことがあったが、
民宿の壁や天井いっぱいに張られた
真鯛の魚拓を見ながら
こんな鯛が釣れるんだ
と他人ごとの世界であった。

結局、天気が悪くて
竿も出さずに帰ってきたが
手漕ぎボートで釣るようになってからも
油壷や福浦で釣ったのは
せいぜい40cmそこそこであった。

50cm超え、60cm超えの真鯛が
釣れるようになったのは
九州の飛竜丸さんに勧められて
タイラバを始めてからになる。

調べてみておやっ? と思ったのは
タイラバで初めて真鯛らしき真鯛を釣ったのは
意外にも、大津だったようだ。
1151105cas154983s
2015年11月大津

記憶的には川奈で釣ったこの真鯛
だと思っていたが違ったようだ。
22
2016年4月川奈

この時には、もう一人ジギングの名手の方が
五目漁師の目の前で
その日2尾目のワラサを上げられ、
2匹目なので差し上げましょうか
とお声を掛けていただいた。

五目漁師は今日こそは真鯛をと思っていたし、
青物は持ち帰ると苦労するのが目に見えているので
丁重にお断りした。

その後、
場所を川奈湾の川奈崎方向-60mに移動し
この真鯛を釣った。

場所移動して、
おにぎりを頬張りながらの第1投目、
根掛かりかと思った次の瞬間の
あの強烈の引きは今でも鮮明に覚えている。

この日は、結局自身でワラサも釣って
先の記念写真になる。

タイラバで真鯛を狙い始めてから
昨年までの真鯛の釣果を表にしてみた。

 

年/月 場所 サイズ
(cm)
釣り方 写真
15/11 大津 45 タイラバ 1adsxp152035s_20200428173701
16/4 川奈 65 タイラバ 2a160427dsxp162379s_20200428173701
17/6 福浦 48 タイラバ 3dsxp173233as_20200428173701
17/6 伊東 53 タイラバ 4a170623dsxp173280a_20200428173701
18/5 福浦 62 タイラバ 5180501dsxp183771a_20200428173701
18/6 伊東 70 タイラバ 6180614dsxp183859a_20200428173701
18/7 伊東 69 タイラバ 7180709dsxp183905a_20200428173701
18/7 伊東 67 タイラバ 8dsxp183917a_20200428173701
18/8 伊東 72 タイラバ 9080828dsxp184010a_20200428173701
18/12 伊東 60 タイラバ 10a181221dsxp184242a_20200428173701
19/10 伊東 51 タイラバ 11191005dsxp194902a_20200428173701
20/3 伊東 61 タイラバ 12200312dsxp205207a_20200428174501



福浦ではいくつか大物情報を聞いていたが
ポイントがなかなかわからず
17年になってやっと50cm弱が上がった。
3170609cas172877s
2017年福浦

これはその一年前、
強風の中でバラしてしまったリベンジ真鯛だった。

そしていることを確信して18年の同時期には
サイズアップする。
Cas186747
2018年5月福浦

伊東も同じ状況だった。
実はこの2年前から
マリンタウン沖の根回りには
何度も真鯛狙いで通ってはいたが、
1年前にやっと
50cm超えを1尾釣ったところだった。
4dsxp173283
2017年6月伊東

たまたま、根を外したところで釣れた
この1尾をヒントに
3年目からは根から少し離れて
(魚探にはなんも映らない野っ原で)
釣り始めた。

これが18年の怒涛の真鯛に繋がる。
6cas187288a
2018年6月伊東

9100cas187782a
2018年8月伊東

1
日に2尾というこんな日もあった。
8cas187423s
2018年7月伊東


ただ、このポイントは
ボート店から少し距離もあり、
初心者に広まってしまうと余り良くないだろう
とのボート店の判断もあり
今は行かなくなった。

その意味ではその後の年末に
いつものカイワリポイントの直ぐ近くで釣った
この真鯛は嬉しかった。
10cas188760a
2018年12月伊東

19年はハタ年で
真鯛は寂しく1尾だけだった。

そして、20年の春先には
カイワリポイント周辺で
次々に大真鯛が上がっている。
Cas202133a
2020年3月伊東

伊東にはまだまだでかいのが潜んでいそうだ。

コロナ騒ぎのお陰で五目漁師の手元には
色々工夫したタイラバが出番を待っている。




コロナ明けには既にサバの海かもしれないですね。
その時にはカイワリは諦めて真鯛狙いが楽しそうです。

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2020年4月20日 (月)

集活-その3(イカ自慢)

 

 

カイワリのXデーを楽しみにしていたが
今の雰囲気では行っても
楽しい釣りはできそうにない。

むむ-、参ったなぁ。

とりあえず予定している集活で
時間でもつぶそう。
で、今回は五目漁師のイカ釣りを集めてみた。

イカは何と言っても持ち帰って喜ばれる
釣果のナンバーワンだ。
これは我が家だけではなく
他の釣り師からもよく聞く。

イカ釣りと言えば夜の釣りで、
煌々と灯りで海面を照らし
イカを集めて釣る釣りを思い浮かべる。

鹿島付近の夜イカ(ゴウドウイカ他)釣りには
何度か出掛けたことがあったが、
出る度に樽に一杯の早上がりで
手持ちのクーラーボックスを全部持ちだしても
入りきらないほどの釣果だった。
1alb98117s
当時はデジカメはなかったのでうまく撮れていないが
貴重な写真(1998年、鹿島)

当時から周りは既に電動リールを使っていたが
PE5号を巻いたこんなリールを使っていたのは
五目漁師だけだった。
2cas202571s

確か6070mの水深で
3杯も同時に掛かってしまうと
1杯が外れないことにはもう上がって来ない。

サメは掛かるし、竿は折れるし、
船は揺れるしで
1人ヒーヒーと戦っているのを
見かねた船長からは
お父さん(いまなら爺さん)大丈夫?
と何度も声を掛けられながら
釣りというよりも汗びっしょりの
正に土方作業だった。

そうそう、話に聞くと
あの趣味人たけちゃんも多分このころは
度々同じイカ釣りをやっておられたようだ。

やはりあの年代の釣りだったんだなぁと
感慨深いものがある。

初めて伊東で
手漕ぎボート釣りをした2007年は
丁度マルイカが好調の年だったと覚えている。
3dscp070717s
(2007年7月、伊東)

ボートでイカを狙ったのは
この時が初めてだった。

当時はやりのストッキング生地でスッテを包んだ
いかにもイカが喜びそうな
オッパイスッテを準備して
キス釣りやコマセ釣りの合間に狙った。

とろけるような新鮮なイカは
自宅では大好評だった。

以来、ヨメサンのイカ釣って来~い!コールを
釣行の度に聞かされることになる。

当時はブログはやっていなかったので
写真しか残っていないが、
これは多分佐島辺りでモーターボートを借りて
油壷(三戸浜)近くを流した時のマルイカ。
4dscp114788s
(2011年7月、三戸浜)


で、イカ釣りを真面目にやってみようと
少し勉強してアオリイカをやってみる。

それは葉山だったが、
くっさいコマセ釣り師にとって
そこで見たルアーマンの釣りスタイルは
文化の違いというか、格好良さというか、
もう衝撃的だった。

ピュンピュンと穂先をシャクル音が
周りから聞こえてくる。

俺も、と真似してしゃくってみるが
もさもさと穂先が上下するだけで
そんな音などしない。

コマセ釣り用の重たくて太い竿では
真似しようもなかった。

打ちのめされて帰宅後は
直ぐに竿を買いに走る。

そして、人並みにそろえた道具で
次回が本格的なアオリイカデビューだった。

格好はオジサンスタイルのままに、
何とこれが正にビギナーズラック。

1.4kを含む良型を4杯も揃えてしまった。
520120511_2226673snef
(2012年5月、葉山)

この釣果を見ればピュンピュンマンと言えども
ボで終わることが多い彼らから
五目漁師がビギナーに見えるはずはない。

オジサン、シャクリ方を教えて下さい
と声を掛けられたり、
お店の主人からはかなりこなしてますね
と言われてしまう。

しかし、当然のことながら
その後は化けの皮が剥がれ
シーズンを終えてしまう。

ところが次の年にまたもや幸運に恵まれる。

あーあ、今日もボで終わってしまった。
そろそろお迎えの曳航ボートがやって来る頃だ。

最後の一投だった。

1シャクリ目 2シャクリ目、
ドッカーン キター!!!

その瞬間は根掛かりかと思ったが
グイグイと穂先がお辞儀する。

そして、上がってきたのは
胴長43cmの立派なアオリイカ。
6canvas_20200420193301
(2013年6月、葉山)

キャスティングのその年の
アオリか写真コンテスト3位に入賞。

アオリイカやタコの寿命は1年。
春に産卵し秋には新子のイカが数釣れするが
やはり産卵前の大物狙いが面白い。

アオリイカはその後は
川奈や福浦で狙うことが多かった。
7cas130703s
(2013年6月、川奈)

8cas145948s
(2014年4月、川奈)

福浦でアオリイカをやっていると
紋甲イカが釣れることも結構多い。
9dsxp141204s
(2014年11月、福浦)

まぐれだったが川奈では
泳がせ(ヤエンではない)でヤリイカ、
Splg140544s
(2014年1月、川奈)

10cas144507s
(2014年1月、川奈)

春先の深場ではムギイカ、
11cas146972s
(2014年5月、川奈)

アオリイカエギングをやりながら
オッパイスッテを出すと
アカイカの群れに合うこともあった。
12cas148037s
(2014年7月、川奈)

最近のアオリイカは
ティップラン釣法の人気が高い。
穂先でイカが乗る瞬間をとらえて
掛けにいく釣りだが
ひたすらにエギをシャクリ上げて
ドッスン!のショックを楽しむ釣法も面白い。

さて、今年の春イカの調子は如何に?
ドッスンのアオリイカを
久し振りにやってみたくなってきた。


 

 

タイラバと一緒で、イカ、特に春のデカアオリイカは
ボの覚悟で臨まないと
他に逃げ道があると結局釣れないことが多いです。

何れにしてもコロナの中でしゃくっていても
余り気が乗らないですね。
早くなんとかならないもんですかね。
さて。次の集活は青物かマダイにしようと思っています。

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2020年4月10日 (金)

集活-その2(カイワリ自慢)

 

 

五目漁師の釣りは誰がどう見たって
不要不急の代表選手だろう。

しかし、車で一人で行って
風通し満点の大海原でぽつんと一人で釣って
一人でさみしく弁当をほおばって
時にはぼそぼそと一人でしゃべって
帰ってくる。

手漕ぎボート釣りは
今言われている3密とは一番無縁な
行動パターンでもある。

それでも
コンビニでお茶を買うこともあるだろう
釣り具屋で餌を買ったり
ボート屋のオヤジさんと挨拶も交わす。

それくらいと言ってしまえば
元も子もないことくらいは分かっている。

一方で人々の活動が止まってしまえば、
今でこそ余って困っているという
肉も、生花も次にはなくなってしまう
人々が集まり楽しむ飲み屋も、クラブも
やがて廃墟になってしまう。

今は豊かな世の中に少なからずあった
生産や生活の余力を食いつぶして
先ずはウイルスの鼠算的蔓延を
くい止める方向に舵が切られた状況
と言える。

ノー天気な五目漁師も正直
釣りはどうしようかと迷っている。

さて、予想もしなかったこんな時世、
先に予定した集活宣言のタイミングは
手持ち無沙汰になりかねない状況下では
非常に良かったと思っている。

で、今回はカイワリ自慢でもやってみよう。

例年、1月に入ると
カイワリの釣り期は一旦は終わり、
水温が上がり始める3月末くらいまでは
お休み期間に入っていた。

しかし、今シーズンは気まぐれではあったが
冬の間もずっと釣れ続いた。

カイワリの気まぐれは
今に限ったことではない。

シーズン中でも34日釣れ続けば
一休みといった感じで、
他人の釣果をみて慌てて駆けつけると
残念でしたといったことがよくある。

それでもやはり春と秋には
明確なシーズナリティが見える。

数年前に
五目漁師が手漕ぎ釣りのホームとしている
オーシャン釣具の過去10年分の
釣果記事を利用させていただき
カイワリの釣果を整理したことがある。

このグラフは2006年から20156月までの
データを集計して得られた
月々に対応したカイワリの釣果数である。
(集計の条件など詳細についてはこちら
1_20200410202301

少なくとも1尾以上釣った人で、
当釣具店の釣果紹介に載った分
(大方はその日の一番良かった釣果)なので
平均値よりは上だと思うが
春のピークも秋のピークも
1人当たりの釣果数は5.5匹程度と
思っている以上に低い。

平均化すると見えなくなってしまうが
勿論、この中には五目漁師の
こんな釣果も含まれている。
2cas133621s
2013年11月30日

3cas146355s
2014年4月23日

4cas186633s
2018年4月23日

中央の写真は
今までに五目漁師が1日に釣った
カイワリの最多数(55)
この時点では釣具店の最多数でもあった。

驚いたことに中央の大漁日と
下の大漁日は共に423日。
年は違えど、なんと同じ日である。

伊東の釣りでは
潮回りに興味を持つことはあまりないが、
この際調べてみると
下弦の月と上弦の月の違いはあるが
何れも小潮回り。

天気はどうだっただろう。
何故か18年の方は記憶にないが
14年の方はオヤジさんがよくおっしゃる
正にカイワリ日和、
北東の風で海面がやや騒々しく、
今にも雨が降りそうな天気
であったことは覚えている。

更に、更にもう一つ見逃がせない
嬉しいことにも気が付いた。

なんと、両日ともオヤジさんから
裏山で採れた旬のタケノコを
土産に頂いている。
5cas146389s
14年4月23日

6cas186636s
18年4月23日

どうやら4月の小潮日、
オヤジさん家の裏山のタケノコが
真っ盛りの時こそが
カイワリの大漁日ということになる。

今年はどうだろうか?
あいにく423日の潮回りは大潮になるので
後は415日か51日の小潮をとるか
旬のタケノコをとるかが
決め手になりそうだ。

勿論、同じシーズン中のカイワリ狙いでも
こんな日や
8dscp126063s
 2012年10月11日

こんな日もある。
7cas133081s

2013年11月3日
 
沢山釣れると
作戦自慢に腕自慢、

釣れなかった日には
今日は魚が居なかったと
魚のせいにするのは
五目漁師も含めて釣り師の常であるが、

釣れた日は
決して腕自慢、作戦自慢などせずに
カイワリ様のお陰、
その代わり、釣れなかった日は
腕の悪さや作戦の失敗などではなくて
カイワリ野郎のせいにするのが
気まぐれカイワリに対しては
一番妥当ではないだろうか。

ということで、
釣れるも釣れないも
全てカイワリ様の気持次第というのが
カイワリに対して持つ
五目漁師の印象である。

釣れ始めると楽しくて楽しくて
ついつい釣れるだけ釣ってしまう
五目漁師と違って、
スマートな釣り師は
そこそこの数でセーブしてしまうので
数比べはあまり意味がない。

伊東でカイワリを釣り始めて以来
五目漁師の目標は
30cm超えのカイワリを釣ること。

オーシャン釣具店でも
毎年12尾は上がっている。
昨年5月にはなんと35cmが上がっている。

五目漁師も一度だけ
明らかに30cm超えの1尾を
掛けたことがあるが
惜しくも最後の手繰の際にバラしてしまった。

針から外れてほっとしたのか
カイワリ君は直ぐには潜らずに
フラフラしていたが、
掬おうとして急いで玉網を入れると
お尻をフリフリ静かに潜っていった。

その時の姿は
今でも目に焼き付いている。

18年の秋、カイワリ狙いのこの日
午前中は標準サイズのカイワリが
やっと3尾釣れただけだった。

ところが昼を過ぎたころから
急に食いが立ち始める。

しかも次々に上がってくるのは
全てが27cm以上の型揃い。
9cas188486s

こんなに釣って申し訳ないような釣りであったが、
この時に上がった最大長ですら
29cm止まりであった。
Dsxp184150s

先の35cmを釣った方は
伊東の釣りが初めてで
しかもその1投目だったと聞いている。

正にビギナーズラックであるが、
確かに大物は狙って釣れるわけではないだけに
なおさら今年こそはと楽しみになる。

ということで、
本日または明日に予定していた釣行は
取りあえず見送った。

冷凍庫の魚も底をついてきているが
今日はイトヨリの
トマト&アンチョビソース
Cas202514s

ついでにこれも冷凍していた
マダイのレモンソテー、
Cas202409s

これは、釣った次の日のカイワリの一人刺身
Cas202457s

ムシガレイの甘酢あんかけと
ウマヅラハギの唐揚げ
Cas202459s



カイワリの刺身は五目漁師の釣り魚の中で
一番美味しいと言えるほどですが、
アジやマダイに比べると料理のバリエーションが少ないだけに
たくさん釣ると困ってしまいます。
と言いながら釣れ始めるとあの引きが楽しくて
また釣ってしまうかもしれません。
次回の集活はイカにでもしますかね。

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2020年3月29日 (日)

集活-その1(アマダイ自慢)

 

 

前々回の記事で予定した集活-その1。
記録が比較的詳細に残っている
ブログを始めてからの釣果を
この際にまとめるということであったが、
自分記録とは言え書き始めると
どうしたって自慢話臭くなってしまうのは
やむを得ない。
ならば、言われる前にさっさと
自慢話としておいた方が良さそうだ。

で、今回は副題を
アマダイ自慢とすることにした。

カワハギ、アジ、イサキ、たまにマダイ
といった五目釣りが主体だった福浦の釣りで
アマダイ釣りに誘ってくれたのは弟だった。

その頃は冬場の釣りはお休みだったので
アマダイ釣りなど考えたこともなかったが
やってみると最初から
結構いい釣りをしたことを覚えている。

当時は道糸のPEも高かったので
ケチ臭く下巻きを含めて
100m位しか巻いていなくて
水深が80mあたりまで行くと
仕掛けが宙ぶらりんになってしまうために
漕ぎ手の弟にSOSを出して
漕ぎ戻ってもらいながらの釣りだった。

アマダイは水深が7080m程度の
ポイントを釣ることが多い。
流し釣りなのでポイントへの漕ぎ戻りや、
餌のチェック、
トラギスやレンコダイなどの
外道が掛かる度の仕掛けの上げ下げにも
結構時間を要する。
増して福浦の冬場の釣り時間は
特に短いことなどを考えると、
そんなにたくさん釣れるわけではない。

五目漁師が今までに釣った数としては
このあたりが一番多いようだ。

13年11月13日、14尾
Cas133354s_20200329173401 

142月15日、11
Cas144750s_20200329173401

181月13日、13尾
Cas185587s_20200329173401

あまり自慢にはならなそうだ。

福浦のアマダイは278cmを越えると
まあまあのサイズと言える。

年や時期によっては178cm
新子サイズが多く釣れる時もあり、
釣ってしまったものは仕方ないが、
こんな時はしばらくアマダイ釣りはお休みにする。

大きさは手漕ぎボート釣りでは40cm超えが
アマダイ釣りの一つの目標になる。

五目漁師が40cm超えを始めて釣ったのは
131月の福浦だった。
Dscp136845s_20200329174701

定置網沿いの60m辺りで掛けて、
ボッコと海面に浮かんだ時の
頭の大きさに驚いたことは
今でもよく覚えている。

タイミングよく先日の伊東でも
42cmをあげているが、
これまでの40cm超えアマダイを
表にしてみた。

 

年/月 場所 サイズ 釣り方 写真
13/01 福浦 41 Dscp136845s_20200329181701
14/08*
伊東
43

Cas148820s
17/02 伊東 45 タイラバ Cas170963s_20200329181701
18/08 伊東 42 タイラバ Cas187743s_20200329182201
18/12 福浦 42 Cas188823s_20200329181701
19/11 伊東 47 タイラバ Cas19as1273_20200329181701
19/11 伊東 42 タイラバ Cas19as1273_20200329181701
20/03 伊東 42 タイラバ 7cas202267s_20200329221101


全部で8尾。
オキアミ餌で釣ったのは福浦の2尾と伊東の1尾
あとの5尾は
なんと伊東のタイラバでの釣果だ。

アマダイ釣りなら福浦と思っているが
40cm超えに限れば
伊東の方が圧倒的に多い。

タイラバを始める前には
伊東でもオキアミ流しを結構やってはいたが
アマダイは福浦の様に
狙って釣れる魚のイメージではなかった。

不思議と言おうか、
タイラバならではと言おうか
意外な結果ではある。

最大長は伊東で釣った47cm
Cas19a1287s_20200329183401

そろそろ50cm超えが欲しい。

さて、今回の集活とは関係がないが
釣り魚の料理も
記事を書く日とのタイミングが悪いと
載せる機会を逸してしまう。

こなれた主婦の料理と違って
未だにレシピチェックを反復しながら
大騒ぎの結果のなれの果ても
自分記録の一面なので
この機会に載せていこうと思う。

以前、その大騒ぎの状況を少し書いた時に
記事ネタでしょうと
嬉しい勘違いをされたことがあるが、
自分が認める不得意分野だけに
逆に大騒ぎ振りも正直に見せられる。

五目漁師が包丁一本持ち出してできるのは
魚の頭を落とすことぐらいだ。

で、これは先の真鯛の押しずし、
Cas202188s_20200329183801 
この時期に珍しい柚子は冬に買って冷凍保存しておいたもの
色も香りも生と変わらない。

ホウボウの塩焼きとチリソースあえ。
Cas202349s


Cas202355s

ある釣り師から
あれだけホウボウを釣ってどうするの
という心配もしていただいたが
1尾は釣った日の薄造り、
これらの料理で2尾ずつ消費して
ペロッと平らげてしまったのでご心配なく。

 

*:写真整理で新たな43cmが見つかったので追加した。
 (2020年5月11日)




さて、次の集活はそろそろシーズンインの気配がする
カイワリにしてみようかな。

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2020年3月19日 (木)

集活-その0

 

 

終活かぁ。
いくら何でもちょっと早いかな?

じゃあ愁活? 暗いなあ。

(こませ)臭活?

醜活?

で、結局無難なところで
集活に収まった。

要するに、暇にまかせてこのあたりで
このブログを書き始めてからの
釣果を集め整理してみることにした。

釣り記事の合間に
ちょこちょことまとめては
挟んでいこうと思っている。

五目漁師が初めて
油壷で手漕ぎボートを借りて漕ぎ出てから
もう30年近くなるだろうか。

当時は三浦半島の三戸浜
(京急三崎口から海辺に出る)にあった
ヨットクラブのメンバーだったので
1dsc076098s

しばしば油壷周辺までセーリングし
手漕ぎボート釣りの存在は知っていた。

関西にいたころには
手漕ぎゴムボ釣りを中心に
浜からの投げ釣り、磯釣り、船釣
などをやっていたが

関東に引っ越してきてからは、
波止釣りやたまに遊漁船に乗るくらいで
今の様に頻繁に釣りに出掛けることはなかった。

この頃は
ボートに持ち込めるカメラはなかったので
釣りの様子などは残しようがなかったが、
自宅で撮った釣果写真を見ると
カワハギを主体に
2alb00006s

たまにマダイやクロダイが写っている。
396227s


496220s

そうそう、
油壷のサバもやはり美味くはなかったので
このころから既に
サバ嫌いだったことは覚えている。

その後、福浦、そして現在の伊東へと
手漕ぎボートのホーム釣り場は変わっていく。

福浦でもカワハギが良く釣れたが
5dscn024825s  

アンカリングが禁止になる前には
型の良いイサキもよく釣れた。
6dscn020483s

下の魚は今では珍しいシマアジの子供。

伊東で釣り始めたころは
丁度マルイカがブームだった
当時は遊漁船も湾内まで入ってきていたのを
覚えている。
Dscp070717s

手漕ぎボート釣りを始めたころは
PC
が家庭に入り出したころでもあり、
マッキントッシュのあれは確か
ファイルメーカーというソフトを使って
釣果写真や
その日の釣れたタイミングを
潮汐グラフ上にプロットしたりして
記録していた。

当時はまだブログはなかった
(あったかもしれないが一般的ではなかった)が
弟が間もなく“釣れん釣れん草”というタイトルの
ホームページを立ち上げた。

なかなかおもしろいことを書いていたが、
やがてホームページよりも
はるかにデビューが簡単なブログが
ボート釣りの世界でも流行り始める。

どうせ自分記録を残すなら
一層のことこれをやってみようかと始めたのが
“五目漁師の釣り三昧” だった。

因みに五目漁師というハンネにしたのは、
釣った魚を美味しくいただくためには
色んな魚を釣った方がいいだろうと
思ったからで、
美味しくいただくことを目的に
五目釣りの目標を立てた。

この目標は今でも海に出る度に
頭の片隅にあるが未だに達成できていない。

簡単に言えば、
①マダイかヒラメのどちらか
それに②イカかタコのどちらか
それに③カンパチやイナダなどの青物をどれか
それに④アジかカイワリのどちらか
そして最後に
⑤カワハギ、ホウボウ、コチの中のどれか一つ

これら五種類の魚を一日の釣りの中で揃えて
美味しい刺身を頂こうという魂胆である。

何度か意識的に挑戦してみたが
一番のネックはイカorタコ。

これがあるがために、
一日漫然と釣っていても
五目はなかなか揃えられない。

例えば、先日の伊東の釣果はこれだった。
Cas202124s_20200319170401

なんと数だけなら
9目の釣りであるにも関わらず
上のリストに当てはめると
①マダイ、④カイワリの⑤ホウボウの
3目釣りにしかならない。

この調子では一生果たせそうにないので
この集活が終わったあたりで
実績を眺めて見直そうと思っている。

というわけで、
今回は集活-その0とし
次回はアマダイあたりから
始めてみようと考えている。

 



デジタルカメラの影響は大きいですね。

ブログからフェイスブック、
そしてインスタグラム
皆デジタルカメラのお陰です。

写真を撮っておけば
釣れた時期や時間まで同時に記録。

ネットで調べれば
潮汐との関係なども過去に戻ってわかります。

景色を撮っておけば
その日の天気や波の様子まで記録されています。

釣った後でどんな料理をしていただいたかも。
ということで、
この集活にも写真が大活躍してくれそうです。


さてさて、
世の中が連休に入る前に行きたかったのですが

なかなかいい天気がありません。
この調子ですと次の釣りは
来週半ばころになりそうですね

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2018年5月19日 (土)

五目漁師の五目仕掛け

 

 

 

 

 

 

これは1年ほど前から五目漁師がコマセ釣りの際に愛用している
五目仕掛け。

 

1

 


もともとはコマセが広がる中で
遠巻きに(実は針の付いた)オキアミ餌の様子を覗う
用心深いマダイや青物と
ビシかごから出るコマセに躊躇なく突進してくる
アジやカイワリなどの両方の魚を
一々仕掛けの交換をせずに釣りたいという
不精な考えで作ってみた仕掛けであるが
今では五目漁師にとって手放せない仕掛けになっている。

なんのことはない、
実質的にはマダイなどを狙う時に使うロングハリスの2本針
あるいは3本針仕掛けとなんら変わりはないかもしれないが
五目漁師的には
これらとは作った発想が全く違うために
おのずと釣り方も釣れ方も変わってくる。

ロングハリスの2本針(時には3本針)は
恐らく仕掛けを棚にセットしてもしばらくアタリがないと、
餌は盗られてないだろうな???
つまり餌が一つでは心もとないという心配に対する保証と
棚はこれで大丈夫かな???と
棚のあいまいさに対する心配の保証であろう。

中には2尾同時にマダイを掛けてやろうという
野心的な釣り師もいるかもしれないが。

五目漁師の五目仕掛けの発想は
こんな保証を取りつけるためではなく、
そもそもは不精釣りOK
あるいは、よく言えば手返しの良さを保証するためのものであった。

ある時には
上部の2本の針の存在(取りあえず餌は付けているが)は無視して
ロングハリスとして先針でマダイを狙う、
ある時には
逆に先針の存在は無視して
ビシ近くの2本の針でカイワリやアジを狙う。

これはこの仕掛けを使い始めて間もない昨年5月の釣果。

 

2cas172671s

 


もともとこの日は魚影に乏しい日であったため貧果ではあるが
正にこの仕掛けがツボにはまった釣りだった。

先ずはマダイにターゲットをあてて
先針をマダイ棚にセットし小型ながらもマダイをゲットする。

 

3dsxp173202s

 


そして次はもう一枚マダイをと思い
コマセを振り出しながら棚どりの最中に
今度は上針にカイワリが掛かる。

ならばと今度は長いハリスの先に付いた先針を無視して
底近くにいるカイワリをターゲットにすると
地べたを這う先針にムシガレイが掛かってくる。

どちらの針にも掛かってくるのはイトヨリ。

とこんな具合に狙い魚毎に必要な仕掛け交換に
手間暇をかけずに不精にして五目釣りが楽しめるように
作ってみた仕掛けがこれであった。

しかし、この後も多少改良を加えたりして使っている内に
今では五目漁師にとっては単なる不精仕掛けではなく
海中の様子を連想しながら
その時々にそこに現れる魚と勝負する妄想仕掛けに変わってきた。

この仕掛けを使うととにかくコマセ釣りが面白い。

うん? カイワリがやって来たぞ。
ならばこの針に掛けてやろう。

いや、マダイがいそうだ、
ならば先針をマダイの棚にセットしてマダイ狙ってみよう、

とこんな具合だ。

もちろんマダイの棚どりの最中に
カイワリやアジが突っ込んでくると
敢無く彼らを釣ってしまう(釣れてしまう)ことは多い。

そもそもこんな釣り方をしようと思うのは
先に書いたように単にエサ盗りの心配や
棚どりのあいまいさに対する保証を得るために
3本針にしたわけではなく
五目漁師なりに先針と上部の2本の針に
それぞれに違った役割を持たせて
3本針にしたからに他ならない。

なんてことを言ってみたところで
実績はどうなのであろうか。

データをとりたかったが
最近はカイワリは釣れないし
マダイはそもそも数があがるものでもないので
自己満足の域に止まっていた。

そんな中、42日に今年のカイワリシーズンが開幕、
この仕掛けで先ず先ずの釣果を上げた。

 

4cas186410s

 


続く423日には釣り始めるや
カイワリ大釣りの気配があったので
慌ててタックルボックスから適当な用紙を見つけ出し
メモをとってみた。

 

5casi187056s

 


まとめたのがこの表

 

7

 


これはこの日の釣果

 

6cas186632s

 


この日は右舷側に
もともと手持ちする積りのカイワリ用の
2.52本針吹き流し仕掛けを付けた竿を出していたために
左舷側の五目仕掛けを付けた竿は
マダイ狙いを中心に棚どり
(着底時にコマセ、中間でコマセ、先針が底から1mでもう一度コマセ)し
あとは置き竿で待つ積りであった。

しかし、結果は上の表の通り。

38尾のカイワリのうち五目仕掛けに掛かったのが21尾、

その内、上2本の針のどちらかに掛かったカイワリが15尾、
他にハナダイが1、ムシガレイが2であった。

 

 

 


一方、本当は一尾でもいいから
マダイに掛かって欲しかった先針に掛かったカイワリが7尾であった。

上針にかかったカイワリのほとんどは
マダイ狙いの棚どりの最中の
コマセの振出しに飛びついてきて掛かったものであったが、
終盤はカイワリが浮いてきたのであろうか
先針を真鯛の棚にセットした後の
高い棚(78m位の中層)で来たものもあった。

コマセに突っ込んでくるカイワリの性格が良く表れた結果だと思う。

一方の、反対舷側の
カイワリ狙いの仕掛けに掛かったカイワリは17尾、
他にハナダイが1尾、ムシガレイが5尾、ホウボウが1尾であった。

こちらの竿の方が全体で少ないのは
置き竿にするつもりであった左舷側の
五目仕掛けを付けた竿が予想以上に忙しく
本来手持ちにする積りであったのにあまりかまってやれず
寧ろ置き竿にしてしまったせいが多分にあり、
2.5m吹き流し仕掛けが
カイワリ釣りに向いていないわけではないと思っている。

先にも書いたように
この仕掛けを使っているととにかく楽しい。
退屈しない。
海の中の景色が入れ替わり立ち替わり変わっていく、
妄想がどんどん広がっていく中で、
3本の針のそれぞれの役割をイメージしながら
シャクリ方を変えたり竿の置き方を変えたりと、
そして掛かった後も果たしてどの針に掛かったのか
海面を覗き込むのが待ち遠しくなってくる。

始めは不精仕掛けよろしく
先針をマダイ棚にセットして
置き竿にするつもりであった五目仕掛けの竿が
この日はほとんど手持ちの竿になってしまった。

まさに仕掛けを操る感じで
攻める釣りになるために
手持ちが当然と言えば当然であろう。

当面、五目漁師のコマセ釣りでは
お気に入りの仕掛けになりそう。




海底がフラットな伊東だからこそこんな釣りができますが、
根が険しい釣り場や
大津のように海底がロープだらけのところでは
不用意に先針を底に這わすようなことはできないですから難しいですね。
でも本当に楽しいですよ、一度やってみて下さい。

上針とロングハリスの間にサルカンを入れたのは
上下のねじれバランスが悪いためにハリスがよじれるのを防ぐためと
気持ちの切り替え点でもあります。
マダイ釣り仕掛けでよくやられるテーパーロングハリスよりも
上部にこれがあるために少し扱いにくくなりますが
慣れれば問題ありません。

さて、週初めに帰省jからもどりましたが出られる日はなし。
やっと土日のどちらかに行けそうな予報でしたが
結果的には駄目でした。
次は月曜日が良さそうですね。
そろそろ観音崎あたりに行ってみたいと思っています。

 

 

 

 

 

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2018年3月19日 (月)

今年の開カ日を予想してみようではないか

 

 

 

 

私暇なんで、毎日、毎時天気予報のチェックに余念がない。

毎年のこの時期はこんなもんであるとは思うが、
いかさまの様な気に入らない天気が続いている。

何を言いたいのか、
一体どうしたいのか知らないが
風は吹くし、止んだと思ったら今度は雨は降るし

やっと静かになっても長続きせず、
夜ばかり静かでせいぜい午前中は持ちこたえたとしても
午後になると南や南西が吹きまくる。

いい加減にして欲しい。

そんな予報の中で、やっとお気に入りの釣り日和が近づいてくる。
3月18日(昨日)だ。

しかし日時が近づいてくると
予報では心配していた南寄り、西寄りの風が吹き始めるタイミングが
次第に早まってくる。

福浦は昼過ぎには沖上がりするので
せめて11時ころまでは持って欲しいが
とうとう9時には風が南西に反転して
その後はどんどんと上がってくるではないか。

なんだこれは!
止めだ!
やめやめ!

どうせ海に出たところで釣れやしないんだから
とぶつぶつ言いながら
既に車に積み込んでいた荷物の写真を撮って、

 

Cimg6319s

次の釣りが今回予定した深場以外の釣りになってしまえば
どうせ総入れ替えになってしまうので
一旦は全部降ろしてしまう。

今現在も雨戸がばたばたと煩い。
今週もお先真っ暗、
今のところ、少なくとも週末まではチャンスがなさそうだ。

で、暇になってしまったからちょっと遊んでみよう
(いやいや五目漁師がやることは全部遊びだろ)。


桜の開花は各地にある標本木の花びらが
56輪開花したことで宣言するらしく既にもう始まっている。

伊東のカイワリも今年の開カ日を予想してみようではないか

そうだな、最初に誰かが3尾以上釣った日を開カ日とするとして
いつ頃になるだろうか?


先ずは、過去の開カ日を調べてみよう。

2013、五目漁師が最初にカイワリを釣った日は、
こんな一面が赤潮の35日、

 

01130405_1114055s

釣果は2尾。

 

02dscp13728445s

その後、315日にはツ抜け。

 

03dscp137305413s_2


2014
47日に丁度3尾。

 

04cas145891s

その後、423日には大釣りをしている。

 

05cas146352423s


2015
328日にいきなりツ抜けから始まる。

 

07cas15171928s


そして、2016

カイワリが伊東から消えてしまった年として忘れられない。

カイワリ狙いの313日は超絶完ボ、

 

08adsxp162279313s

続く416日もカイワリを狙うが釣れず、
諦めてアジの泳がせで幸運にもイナダとヒラメ、

 

08cas166634416s

カイワリが釣れたのはなんと718日、それも2尾。

 

09cas167724718s


カイワリの不漁は昨年2017も続く。

319日、カイワリの声がまだ聞こえて来ないので
最初から諦めて泳がせ一本。

すると超絶完ボで夕食はお仕置きのカレーライス
(五目漁師家ではおかずも釣れなかった日の夕食は
お仕置きカレーライスか外食と決まっている)。

 

10cimg140517319s

続く4
22日はイトヨリ1尾に
オーシャンのオヤジさんにいただいたタケノコ。

 

11cimg199817422s

もちろ夕食はお仕置きカレーライス。

 

12cimg200017422s

そして514日になってやっと2尾。

 

Cas172485514s

と、これらはあくまでも五目漁師の開カに関するデータであり、
他の釣り師がもっと早く、
もっといい釣りをしているのはここでは含めていない。


さて、あてにならないと思うが、水温も見てみよう。

例えば、開カが比較的早かったし、好釣だった14年の水温はどうだろうか。

気象庁ホームページで “旬平均表層水温” を調べてみると
これは3月上旬平均水温と平年差、

 

3s(気象庁ホームページ旬平均表層水温の図を画面キャプチャーツールで切り出し)


2s(気象庁ホームページ旬平均表層水温の図を画面キャプチャーツールで切り出し)



水温は平年並みで12℃から13℃といったところだ。

そして、今年の3月上旬平均水温と平年差はこれ。

 

S(気象庁ホームページ旬平均表層水温の図を画面キャプチャーツールで切り出し)


4s(気象庁ホームページ旬平均表層水温の図を画面キャプチャーツールで切り出し)


微妙だが、どうやら今年の方が現時点で1℃くらい高そうだ。

因みに、前回312日の伊東の水温は13.8
(五目漁師の魚探の測定値)だった。


うーん、どうだろう?
五目漁師の釣り予定や希望も含めて
3月の最終週(25日~31日)というのはどうだろう。

それまでは日和見主義を決め込んで
自身は海面水温や環境の変化にあまり左右されない
深場の釣りや泳がせなどを楽しみながら開カ日を待つことにしよう。

 

 

 

 

 



魚なんてあてにならないですね。
沖合では釣れているようですから、伊東にもよってらっしゃい。

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