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カテゴリー「<!ー240タックル(ルアー)ー>」の記事

2025年5月30日 (金)

とことんアカハタを狙ってみたが

5月29日は伊東(井上丸)に釣行。

夏から秋にかけてがハイシーズンと言われるアカハタ。
まだ少し早いかな? と思いながらも待ちきれず狙ってみた。

結果、釣れなかった。

釣れなかった釣りのブログは、自分記録とは言え気分がのらず書くのが結構辛い。
そこで、そんな時にはいつもやる字数稼ぎの余談から始めよう。

これは一体何だろう?
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五目漁師のアカハタ仕掛けは直リグにクロ―系のワーム、
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あるいは少し投げ込みたい時には、スイミングジグにワームを餌として付ける。

といってもワームを使い始めたのはつい最近の2、3年前から、直リグ仕掛けに至っては昨年初めてアカハタ釣りで使ってみたばかりである。

そうそう、最近気に入って使っているビンビンスイッチ風のラバー部の代わりにワームをセットすると、なんだ直リグ仕掛けと一緒だね。3cas253699s

よく言えば質実剛健(ただの裸の鉛もしくはTG)の直リグに対して、ドレスアップが命のビンビンスイッチ風タイラバ。

前者はバス釣り用の仕掛けから、後者は漁師さんが発案したと言われている所謂従来のタイラバから派生しているようだ。

こうして見れば、基本的な構造は変わらないが、それぞれに主張する特徴がある。
前者は川や池の中の障害物に引っかかったり、石ころに挟まれたりしないように棒状のシンカーを使うのが多いようだし、本来真鯛狙いが主だったタイラバはすり抜けるなんてせこい概念がなく堂々と丸形のシンカーを使っている。

更に、直リグは当初から意識したのかどうかは知らないが、バスのアタックが直に感じられるようにワームとシンカーは小さなリングを通して直結している。

一方、従来のタイラバはもとよりビンビンスイッチ風は寧ろフックが付いたラバー部(ワーム)はシンカーに対して誘導型が今や普通になっている。
これは真鯛の激しい首振りによるバラシを回避するためという理屈は納得できるが、五目漁師がもっと気になるのは前者が鉛色の裸のシンカーを使うのにに対して、後者はど派手にドレスアップしたシンカーを使うことだ。

ドレスアップが釣果に対して果たして効果的なのか、単に飾りに過ぎないのかは興味深い。
釣具店に所狭しと並べられたドレスアップシンカー(タイラバのヘッド)が釣り師の興味をひくに絶大な効果があることは納得として、魚から見た魅力は果たしてどうなのだろう。

五目漁師はそんなの関係ない派ではあるが、魚目線での興味がある無しに関わらず、釣り師を楽しませてくれるスタイルは大好きだ。

ということで、今回の釣行の寸前に直リグに使うシンカーをドレスアップすることにした。

以前、ビンビンスイッチ風ヘッドの塗装時に隣の草木も一緒に着色してしまいヨメサンに秋らしくて良いと喜ばれたことがある。
しかし、今そこでは紫陽花のつぼみが日々大きくなりつつある。
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いくら寛容なヨメサンでも変わった曼荼羅模様の紫陽花が咲くのは許せないだろう。
そこで、こんな風に直リグ用のシンカーを着色することにした。
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これなら室内でも塗装ができそうだと出来栄えを自慢したものの、実際に塗装作業をしてみると箱の中から塗料の霧と臭いが目や鼻先を直撃してくる。
急いで眼鏡は掛けたもののプハ!プハ!と息苦しい作業になった。

これが出来上がったドレスアップした直リグ。
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正にビンビンスイッチ風そのもの

その効果は如何に!


さて、余談だけになりそうな長い余談になってしまったが、釣りの話もちょっとだけ。

結果的にはアカハタは1匹しか釣れなかったので、残念ながらアカハタにどちらのシンカーが好まれるのかは評価できなかった。
ただ、ドレスアップシンカーの方がお店に並ぶタイラバと同様に釣る気満々にしてくれることには違いがなかった。

さて、今回も急だったので、弟を誘ってみたところ付き合ってくれることになった。

彼も直リグ+ワームの釣りには興味津々でネットで少し調べてきたようだ。
但し、五目漁師がシンカーの重さは水深やボートの流れ次第なので8号から上は20号くらいまで揃えておくようにと伝えたのに対して、準備したのは10g前後の軽いもので水深20~40mを攻めるアカハタ釣りにはおおよそ役立たないものであった。
どうやら水深のない川や流れのない池のバス釣り動画を参考にしてしまったようだ。

なんて偉そうに言ったものの、今日は釣り開始から釣るのは弟ばかり。
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もちろんシンカーは10gではなく12号(45g)を使っている。

五目漁師にもたまにアタリはあるがバラシの連続。
あとで思ったことではあるが、以前はエギを投げるそこそこ穂先が硬いスピニング用の竿を使ったが、今回は引きを楽しもうとしてオールソリッドの腰の柔らかい竿を使ったのが敗因だったようだ。
底からの引きはがしや右手から左手への持ち替えに手間取ってしまった。

時期の問題もあったが、釣果が厳しかった一番の要因はボートが流れなかったこと。
アタリがあった早朝にはそこそこ流れたもののその後は沖上がりまでは殆どボートが流れることがなく、縦方向だけの直リグのさそいでは釣れる気がしなかった。
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一日中、湖のような海上だった。

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12時半になってやっとアカハタが1匹釣れた。

最後には諦めてベイト反応に仕掛けを入れると、どこも30cmちょいのサバの応酬。
弟は2本針のタイラバに2匹のサバ、五目漁師はジグの2本のフロントフックとりアーの錨フックに3匹のサバが掛かってくる始末。
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グッタイミングで3匹の内1匹が針外れした瞬間

アタリから見放された釣りだったので、最初は楽しんだが所詮釣果にならない釣りは直ぐに飽きてしまう。

あとでボート屋のお兄さんと話すと、最近はサバがとれないために高く売れるらしいし、東伊豆のある漁協ではサバの養殖が始まったとのこと。
釣れる度にイイーッ! と歯ぎしりしながら針を外し、天高く放っていた頃が懐かしい。

で、五目漁師の今日の釣果はこれ。
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弟は良型のオオモンハタに加えて5、6匹のアカハタを釣っていたが、小型が多く30cm弱の個体のほとんどは放流していた。


アカハタのアクアパッザ、
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ホウボウのカルパッチョバジルソース、
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アヤメカサゴチリソース。
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このアカハタポイントもそうですが、手漕ぎでは行けないところに行けるのがエンジン艇の魅力ですが、行った先で有利なのは手漕ぎですね。
手漕ぎならボートが流れなくても漕ぎ流しができますが、流れないエンジン艇はお手上げです。

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2024年12月10日 (火)

一生分のタイラバ自作

(少し前の話になるが記事にしておこうと思って)

最近は従来のタイラバよりもビンビンスイッチ風を使うことの方が余程多くなった。
良く釣れるような気がするし、ガツンと一発、従来のタイラバにあったじらせの間がないことが多く、どちらかというとジグへのアタリに近いと感じている。

おかげでタイラバとSLJを交互にやっていても、間違ってタイラバを掛けにいったり、逆にジグを静かに巻き続けたりして折角のアタリを取り逃がす失敗も少ない。

リアーにトリプルフックを付けたジグは底に根がある時には怖くて入れられないが、従来のタイラバがそうであったようにビンビン風も釣り方次第では根掛かりしにくくロストも少ない。

たまに掛かりが悪くなってしまったフックを交換したり、フグ野郎に食いちぎられたラバー部を付け替えながら使って行けば、もう手持ちの数で十分だと思っていたが、いつの間にか底をついてしまった。(というかお気に入りのタイプや色がなくなった)

そこで今回の自作第4弾目になった。
あと何年釣りが続けられるかわからないが、面倒なので今度こそ一生分を作ってしまうつもりだ。

先ずはヘッド部分を何種類か揃える。
欲しかったのは以前使ったことがあるこれ。
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以前は近くの釣具店で手に入ったが、今回はいくつかの釣具店をあたってみたがどの店も取り寄せになっていて手に入れることができなかった。
関西オタフクオモリと銘打っている所以であろうか。
アマゾンでは扱っているがさすがに錘だけに割高だし、表面の仕上げ具合(つるつる度)なども手に取ってチェックしてみたかったので半分諦めていた。

たまたま10月末に故郷の舞鶴(北陸ではなく、れっきとした関西)に帰省する機会があった。
そこでも数少ない釣具店を漁ってみたところ、やっと売れなくなって片隅に追いやられ埃だらけの木箱の中に転がっている10数個を見つけた。

“あったあった、あったやんか、もうどうせ売れへんやろ、埃だらけやしタダでくれへんかな”、と期待しつつレジに持って行ったところ、
“こんなもんなんに使うんや、もう誰も使わへんで” とブツブツ言いながら結局シールに貼られた値段通りだった。

ただでくれとは言わないまでも半額くらいにはまけてくれると思った五目漁師も、売れると決まったらびた一文まけてくれなかったおっちゃんもさすがに関西人。

さて、他に面白いオモリはないかなとアマゾンをサーフィンしていて見つけたのがこれ。
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今度は九州ナツメと銘打っている。
さすがに九州までは行けないので仕方なくアマゾンで購入した。

更に普通のナスオモリを加えて、これで今回使用する3種類の錘が揃った。
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左から関西オタフクオモリ25号(94g)、ナスオモリ20号(75g)、九州ナツメ20号(75g)。
こうして並べてみると、九州ナツメのコンパクト感が気に入った。
同じ重さのナスオモリよりもどう見ても小さく見える。
タングステン(TG)には手が出せない五目漁師にとっては今回の目玉になりそうだ。

これらの錘は中通し型なので、上の写真の関西オタフクとナスには既に付け終わっているが、ステンレスの針金で上下にアイ(管)を付ける。
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アイ用のステンの針金

上部のアイはビンビン風の構造上必須であるし、下部のアイには必要に応じて流行のブレード付ける。

全部で27個、これだけ作っておけば正に一生ものだろう。
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さて、いよいよ色付けに入ろう。
市販品であっても特にTGなどは塗装の乗りが悪くタイラバヘッドもジグも使っている内に色が落ちてしまい最後は大方鉛色になってしまう。Cimg3047s

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このまま使っていても釣果にはあまり関係ないような気もするが、これでは釣りが楽しくなくなるのが趣味の世界。

従来のタイラバに比べるビンビン風の方がヘッドの形を選んだり、色付けも楽しい。
ヘッド部に対するフックの位置やそのハリスの長さなども従来のタイラバに比べると工夫の余地があり、ああでもない、こうでもない、こっちの方が掛かりやすそうだ・・・と試行錯誤するのが楽しい。

これは今回の着色に当たって揃えた塗料や小道具類。
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前回は緑や青の塗料も使ったが、やはり個人的には赤系が良い気がしたので今回は赤とオレンジを基調に着色した。
ドリルは目玉取り付け用の半穴をあけるために使う。
瞬間接着剤はその目玉を付けるために、2液接着剤は中通し用の穴に着けたアイを固定するために使う。
鉛筆の代わりにカッタ―の刃が付いたコンパスはフォログラムシールを円形に切り出すために使う。

こういった小物やあとで使うネクタイやスカートは、大体100均ショップで揃うのはありがたい。

着色する前に目玉用の半穴をあけ、車用のパーツクリーナーで油脂分を拭き取る。
着色は下地を2回塗り、その上に模様としての3回目の塗装や夜光シール、フォログラムシールなどを張り付ける。
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このころは庭の草木もすっかり紅葉してしまった。
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ヨメサンに謝ろうとすると、いい色だからそのままにしておいて、だって。

以前は着色の最終工程としてこの後、ウレタン液にどぶ付けをやったところ先に塗った塗料が溶けだして模様がにじんでしまった。
ネットで調べてみたところ色々方法はあるようだが、今回は最終着色の上に透明の水性ニスを塗ってみたところ、これが大成功。
ウレタンのどぶ付けを3回やったが模様のにじみはなく、あの鉛が宝石の様にぴっかぴっかになった。
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ウレタン塗装は完全乾燥まで3日以上は置いた方が良いらしい。
左上の3つは従来の誘導タイラバ用として使う。


ラバー部は普段は海上でその時の気分に応じて取り付けるが、取りあえずお気に入りのものを付けてみた。
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ほほー釣れそうだ。
釣れないわけがない。

タイラバは集中力。
ジギングが動の釣りとするとタイラバは静の釣り、雑音がないだけに巻き巻きしながら海中の様子を想像するのは実に楽しい。
タイラバを追ってくる真鯛やハタが見えてくるともうこっちのもんだ。
先ずは、一番のお気に入り、九州ナツメのオレンジレッドから使ってみよう。


今晩は、先に釣って冷凍保存していたイトヨリのしゃぶしゃぶ。
最近、伊東では巨大なイトヨリ(40cm前後)が良く釣れる。
料理に困ってしまうが寒い時期ならこれがベストかも。
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まだ半解凍状態で透明感がないが、凍ったままで薄造りにすると切りやすい。



海水温が下がる今からの季節はルアーにとっては厳しい釣りになりますので、本格的な活躍は来春からでしょうか。

こんどこそ数は十分にありますので使っていただけるなら名刺代わりに差し上げますので、釣り場でお会いした折には是非お声がけ下さい。

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2024年8月26日 (月)

グダグダと最近の様子


8月26日は伊東(井上丸)に釣行、という書き出しで記事の更新ができると思っていたのに残念。

井上丸は25日が今年の海の家の営業最終日だったはずなので、早速その日の夕方に手漕ぎボート可否確認の電話を入れてみた。
すると、あまりにも性急過ぎたようでやんわりと断られてしまった。

そらそうだわな、つい先ほどまでの賑わいにやっと一息ついたところ。
ただ一杯のコーヒーを飲む間もなく、今度は台風の接近で最低限の後片付けもあるだろうに、なんという無謀な電話をしたもんだ、と後で気が付く○○の反省。

例年、夏真っ盛りの8月の釣行回数は多くはないが、ここまで釣りをお休みしたのはブログをスタートしてから初めてかもしれない。
実は、電話を入れた時点で既に車には荷物も積み込んでやる気満々だったので、ならばと行先を変更して大津のタチウオに向けた。
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元々、伊東ではタイラバとジギングの予定だったのでジギングタッチーなら道具の入れ替えは最少限で済むし、平日行なので予約も要らないし、天気も先ず先ずと思っていた。
ところが、夜になってその天気の雲行きが悪くなってしまい、結局、こちらも諦めることになってしまった。

さて、困った。
手持無沙汰になってしまったが、五目漁師もいよいよ尽きてしまったかと思われないように先ずはグダグダと記事を書くことにした。

確かに少し涼しくなったかなと思う日もあるが、まだまだ暑さは続きそうだ。
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これは、この記事に貼り付けたいばかりに昼間に海岸までチャリ行して撮ってきた写真。
江の島方面も(この時には見えていないが)富士山方面もまだまだ夏の雲。

昔はちょっと真似事もしたが、これくらいの波ならと思ってもなかなか難しくて乗れなかったサーフィン。
台風の接近が寧ろチャンスでもあるサーファーに対して、さっさと行ってしまえの五目漁師。

長らくの辛抱のせいで、頭の中は次々にやりたい釣りでひしめいている。
敢無く失敗したが、久々の伊東の海の様子見の他に、急がないとそろそろピーク、且つ終盤のボートタッチー、ご無沙汰している網代の中深場、川奈ではイサキが釣れ盛っているし、9月半ばには恒例のカヤック仲間とのお泊り釣行、帰省して舞鶴での沖釣り、(先日とうとう五目漁師が得意とする水泳でも負けてしまったが)暑さが和らいだころには孫娘との釣りも約束しているし・・・
孫孫していると9月、10月シーズンはあっという間に終わってしまいそうだ。

カヤック仲間の一人がおっしゃるに晴耕雨読ならぬ晴釣雨作。
晴れた良い天気には釣りを楽しみ、雨や風で釣りに行けない日には大人しく自宅で仕掛け作りに励みましょうということになる。

ただ、確かに前者からは悠々自適のイメージが感じられるも、後者からは言葉が生れた時のご本人の状況を知っているだけに、一種やけくそ気味のイメージが盛り盛りであろうか。
と言いながら、五目漁師も正に晴釣雨作の心境で釣りの準備だけは進めている。

弁当持ち込みOKなら1日でも居たい釣り具店。
子供の頃はお菓子屋さんに閉じ込めて欲しいと思ったが、今なら釣り具店に閉じ込めて欲しい。
魔界と言われるだけあって、ケチな上に意思がかたい五目漁師でさえ特段に欲しいものもないのに巡ぐっているとついつい要らぬものを買ってしまう。
珍しいものを見つけると使い方を勝手に想像して買ってみたり、これこそ必須の補強と言い訳しながらジグの色違い、サイズ違いなどを手にとってしまう。

無駄使いはやってしまった後で自らを戒めるが、暇な今なら時間の無駄使いは大歓迎。
今までに新調のジャスト1投目も含めて、愛用のTGベイトG.G.(グリーン&ゴールド色)をいくつロストしただろうか。
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TGベイト80gG.G.

しかし、こいつはよく頑張ってくれた。
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TGベイト60g元G.G.

先のタッチージギングでも大いに活躍してくれたので、タッチー専用に生き返らせてみた。

先ずは、綺麗に塗料をはがして無垢のタングステンジグに。
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そして、ホログラムシールを張り付け目玉を付けて、ウレタン液に3回どぶ付けしてタチウオジグ用のバーブレストリプルフックを付ければ完了。
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手持ちのホログラムシールを使ったので残念ながらG.G.にはならなかったが、少なくとも食いっ気がなくなったタッチーにはジグの色そのものよりも何色でもよいから色を替えることに効果ありと経験上思っているので、これで十分役目を果たしてくれそうだ。

先の釣りでは、タッチーのアタリがなかった時にアンカーを上げて流しながらスロージギングをやってみると釣れた。
ただ、アンカリングしない流し釣りは、風や潮の流れが強い時や大津の様に海面が多くのボートで混んでいる時には、結構辛いし難しい。
そこで、アンカーを入れたまま逆にジグを投げ込んでみようと準備したのがこれ。
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1番上はダイソージグ、下2つがミノー

オオモリボートのカマス釣りに揃えたミノーがたくさん余っているので、フックを最初から着いていた小型のトリプルフックから良く刺さるバーブレストリプルフックにに替えてみた。

話は変って、従来のタイラバは錘が中通しになっていないと誘導式として使えないがビンビンスイッチモドキは構造上、カン付きならどんな錘でも即座にタイラバに仕立てることができる。
ビンビンスイッチモドキの大きなメリットだ。

これは、たまに重いタイラバが欲しいということで市販の装飾錘(50号、約190g)をビンビンスイッチモドキとして仕立てたもの。
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(あとで既にこれはジグラバ?としてやられていることを知ったが)ここまでくれば、一層のこと錘にジグを使ってみたらどうだろうか? と考えるのは当然の成り行き。
早速、やってみるとこんな感じ。
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これならジグの動きなどは、もはや関係ないのでダイソージグでも何の心配もない。

とこんな具合で、今後のタッチージギングやタイラバがますます楽しみになってくる。


さて、台風10号が当初の予定よりも西側にぶれた後に日本列島に沿って日本海側を北東進するかもという予報に変わった。
これなら思っていたほど関東地方の天気への影響は少なく、今週中にも回復を期待している。


少し写真が古くなってしまったが、ガルさんに頂いたカツオでカツオ飯とカツオの漬け丼。
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今日はカヤック仲間が中深場の沖に出掛けましたが、うねりなどなく静かな海だったそうです。
悔し!

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2024年2月 4日 (日)

ビンビンスイッチ風タイラバを自作してみた



狂暴なサバフグが増えてしまってからはタイラバよりもスロージギング(SLJ)をやる機会が多くなった。

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こんなものを食って美味しいのか、後で腹をこわして後悔するのか知らないが丹精込めて自作したタイラバが一瞬にしてこんな風にやられたのではたまらない。

アンカリングが基本になるコマセ釣りに比べるとより深い沖を流すことができるタイラバやジギングでは比較的良型の魚がよく釣れる。

五目漁師のSLJではタイラバと同様にただ巻きを多用するために両者の釣りの趣は同じようなものでアタリの瞬間においてのみ大きな差がある。
タイラバのアタリは来るかな?来るかな?の前アタリからジジジーとドラグ音が鳴り出すまでじらせの間があるが、ジギングの方はいきなりドスンかググッの待ったなし。

マダイ狙いがメインとされるタイラバでも根魚はもとより、青物も平気で良く釣れる。
一方、青物狙いがメインとされたジギングが最近のスロージギングでは根魚も真鯛もよく釣れる。

釣果的には優劣つけがたいが、タイラバのもう一つの楽しさは、ジグに比べると自分のアイデアやデザインを生かして自作できる部分が多いということであろうか。
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ジグでもフックを自作したりブレードを付けたりはする。
更に、無垢のジグに色付けやホログラムシールを張り付けてデザインすることもできるが、五目漁師的にはこの作業は大変で楽しみの領域を越えていた。(もうこりごり)

さて、最近ではメーカーサイドでも、所謂タイラバのヘッドの形状やラバー部のデザインは行きつくところまで来てしまったかと思いきや、どこまでをタイラバというのかわからないが、色んな変形タイラバが次々に発売され、良く釣れるをキャッチフレーズに人気を博している。

J社のビンビンスイッチなどは店頭ではずっと品切れ状態が続いていたらしい。
やっと出回り始めたのか、先日、五目漁師がよく利用する釣り具屋で見つけたが、1人2つまで限定との張り紙付きだった。
欲しくても手に入らないためかネット上では入手困難なので作ってみたという自作記事があふれている。

(前置きがだらだらと長くなってしまったが)
そこで、またどうせフグの餌食になってしまうのはわかりつつも、五目漁師も真似て自作してみることにした。
入手困難が理由ではなく、えっ!こんなに高いの(店内にあったのはタングステンヘッドなので当たり前だが)、だったら鉛でいいから作ってみようとなった。

先ず材料を集める。
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今回は鉛ヘッドとして15号(ナツメ型、約55g)、20号(ナツメ型、約75g)、25号(ナス型、約95g)を2つずつ揃えた。

先ず、ナツメ型錘にはラインアイを付けて、あとで付ける目玉用の穴を開ける。
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色などどうでもよいと言ってしまうと、自作の楽しみなど元も子もなくなってしまうので五目漁師がTGベイトで愛用している緑金、それに赤金の2種類をラッカーで色付けする(3回塗り)。
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さすがに塗装は室内ではできないが、乾燥はストーブの前にぶら下げる。

塗装の乾燥後に目玉を張り付け、25号タイプには蛍光シールを巻き付けてみた。
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ヘッド部の最終仕上げとしてウレタン樹脂にドブ漬け(3回)してコーティングする。
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温度が低いと乾燥に時間が掛かるので部屋の暖房を兼ねてストーブで乾燥させる。
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うーん、シンナーの匂いで気分がハイになってきた。
頭の中で、でかい真鯛がうようよと泳いでいる。

乾燥後に予め作っておいたラバー部を付けて出来上がり。
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さて、この釣れない時期に試してみて釣果が芳しくないとがっかりするので、使うのはもう少し待ってマダイの乗っ込み時期にするかな。



鉛は色なしの目玉なし、ラバー部はネクタイ、スカートなしの針だけ、オモック(オモリ・フック)というらしいですが、これが一番釣れるという話もあります。
何のことない、根魚釣り用の直リグのオフセットフックを短いハリス付きの2本針に替えただけのことですよね。
回り回って基本に戻った。
色や飾り物は釣り師の購買意欲を誘うためで、魚が知ったことではないということでしょうか。
でも、海の中を想像しながらの色付けやネクタイの切り出しは楽しいですよ。


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2023年6月29日 (木)

新作TGバイト



先日仲間からこんなものをいただいた。
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無垢のタングステンジグ(60g)。

このまま使ってみるのも面白そうだが、それでは折角くれた人の期待を外してしまうことになるので、それなりに色を着けてみることにした。

タイラバは無垢の鉛ヘッドを着色し、
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ラバー部は自作している
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ジグはやったことがないしやってみようと思ったこともない。

タイラバのヘッドに比べるとジグは形が複雑だし、しかもタングステン素材は元々着色が難しく鉛の様にラッカーや100円ショップのマニキュアなどでは塗装ができない。

取りあえずネットで調べてみると幸いにしていくつか記事や動画が出てくる。
知らなかったがジグの色付けや補修は最近結構はやっているようだ。
なるほど、塗料ではなくホログラムシールを張り付けた上で一工夫していることが分かった。
これなら色付けと、しかもペインティングではできないホログラムの怪しい紋様も活かせる。

早速、部品集めを始める。
釣具店でほとんどを揃えることはできるが、ホログラムシールにしても、目ん玉にしても目ん玉が飛び出るほどお高い。
こんなものを揃えるくらいならさっさと出来上がりを買った方が良いのではと思ってしまう。

まあまあ、そこは趣味の世界なのでコストや手間暇を天秤に掛けても仕方ないと割り切ればよいのだが、けったくその問題もあるので、結局、周辺の100円ショップを総当たり(5軒)してこれだけのものをやっと揃えた。
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同等品が100均にあるとは知らずに買ってしまった6mmの目ん玉と、アマゾンで買ったウレタンコーティング液以外は全て100均ショップえ揃えた。

主役のホログラムシールに関してはセリアが頑張っているようで、釣具店と恐らく同等のものがお安く入手できた。

因みに、100均では最近はタイラバのラバー部を自作する素材も結構充実しており、ついでに見つけたこんなものも買ってみた。
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更にこれはフック用の材料。
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材料が揃ったところで、マダイや青物がバイトしてくれそうな出来上がりのデザインをイメージしながらシールの貼り付けに取り掛かったが、これが実に曲者。
ネットの動画ではヒョイヒョイといとも簡単に貼っているように見えたが、そんなうまくいくものではない。
何度か失敗を重ねながら、あるいは当初のデザインは妥協しながら、そして、うまくいかないと手を震わせながら何でこんな面倒なものをくれたんだと八つ当たりしながらやっと出来上がったのがこれ。

先ずは、表面。
一番下は愛用しているTGベイト。
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ひっくり返して、これは裏面。
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折角色んなホログラムシールを集めたので、あれもこれも使ってみたくなり、結果、賑やかなパッチワーク模様になってしまった。
しかも表裏の統一性がなくこうしてみると6つのジグを作ったようにすら見える。

そうそう。シール貼りは疲れたがフックの取り付けも苦労した。
ラインアイが本体と一体成型されているためか太くていつも使っている3号や4号のスプリットリングが取り付けられない。
結局6号までサイズアップすることになってしまった。

さて、肝心の魚にはどう映るのだろうか。
おやっ??見たことがない珍しい魚だな。
2尾かな、いやどうやら1尾だぞ、既に元気はなさそうだし少し毒々しいが食っちゃえ!
あっ痛て! この野郎強いぞ、どこに釣れて行くんだ・・・ってな具合にバイトしてくれるといいんだが。

この機会に虎の子のTGベイトグリーンゴールドもこんな風に傷んでいるので少し休んで頂くことにする。


本当にえらい目にあいました。

材料集めに延べ3日。シール貼りにたっぷり2日。フック付けに丸1日。もう2度とやりません。
釣れたらやるかもしれませんが、多分一日やればボロボロになりそうです。

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2022年8月11日 (木)

これでどうだろう

 

ちょっとしたイベントがあったり、孫が遊びにやって来たり、それでも隙間を縫ってと思っていると風が吹きまくったりで、当面釣りにはいけそうにない。
年甲斐もなく例年のようにこの暑さの中を突っ込んで行くと、そろそろやばいかもしれないので丁度良いと思っている。

さて、先日の川奈釣行はタイラバとジギングのルアーオンリーであったが、少なくとも3回は、明らかにイカの乗りがあった。
川奈のイカはジグよりもタイラバがお好きなのかどうかは分からないが、乗ったのは何れもタイラバを巻き巻きしている時だった。
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2017年9月、伊東

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2021年5月、伊東

ジグに乗ってくれるとこんなふうに結構捕れるがタイラバでは難しい。

フックはスカートやネクタイで隠れてしまっているのでヘッドに抱き着かれたところでイカかな?
と思ってシャクリを入れるとつるッと滑って逃げられてしまう。
かといってそーっとそのまま巻き上げてきてタモで掬う作戦に出ても中層で察知されて離されてしまう。

そこで、こんなふうにタイラバを工夫してみたがどうだろう。
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ヘッドとリーダーの間に直結スッテを2つほど入れてみようかとか、ジグのリヤーフックに使っている錨針をタイラバにも使ってみようかとか色々考えてみたが、イカ釣りではなくあくまでもたまたま抱いてくれるイカを釣るのが目的なので、タイラバの機能を損なってしまうと本末転倒と考え、こんな形になった。

これだとリーダ直付けと同じなので大物が掛かっても今まで通り取り込みは楽だし、イカ針の固定にはウキ止めを使っているので遊動タイラバの機能もそのままに、寧ろ落下時にラバー部とヘッド部が離れてしまうという欠点(利点という人もいるようだが)も解消している。

肝心のイカを掛ける針の部分には古くなったアオリイカ用のエギからカンナ部分を外してうまく使えないかなと思案していたが、こんなイメージ通りのイカ針が見つかるとは思っていなかった。
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 軸の部分が管になっていて本来どんなふうに使うのかわからないが箱にはイカ泳がせ針(遊動)と書いてある。

この構成に心配がないではない。
イカは近くに獲物を見つけると、10本足の内2本の長い腕(触腕)を素早く伸ばして挟むように捕りに来る。
ここでは、獲物はタイラバヘッドと想定しているが、その命中度が高いとヘッドを挟み付けても上部のイカ針にはお触りもしないかもしれない。

マルイカのシーズンが終われば川奈には彼らが成長したアカイカや弁慶と呼ばれるデカマルイカがそのまま回遊するので真鯛や根魚を狙いながら仕留めてやろうではないか。

 

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2021年2月23日 (火)

巣ごもり2

 

 

巣ごもりももう2か月近くになる。
始めの頃はたまたま別の用事もあったし、
それに海に出たとしても
どうせ良い釣りなどできる時期ではないので、
色々言いたいことはあっても
ルールは守りましょうね的な装いをしていたが
そろそろ真面目に海の匂いが恋しくなってきた。

1週間に1度はボートを漕いでいた五目漁師が
散歩ごときで運動になるとは思っていないが
ヨメサンに付き合ってたまに海岸を歩いたり、
普段は車で行くお店まで歩いたりしている。

海岸までは自宅から歩くと17、8分。

西に富士山
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東に江の島
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南に烏帽子岩
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アマゾン中毒という言葉があるとしたら
五目漁師はそれにかかってしまったかもしれない。
アマゾンから何かが届かないと
何となく寂しい気がして、
また今日もちょっとしたものをポチってしまう。
安いものを見つけると得したような気分で
不要なものも買ってしまう。

年よりのコロナも怖いが
この病気も常習性があるだけに
気を付けないといけない。

で、そのアマゾンや100均で
小分けに楽しみながら揃えた部品も揃ったので
今日は1年分のタイラバヘッドをまとめて作る。

物置には使わない鉛の錘が山ほどあるので
この際、溶かしてしまおうかとも考えたが、
昔と違って今はさすがにちょっと怖いので
無垢のタイラバヘッドを80gを中心にそろえた。
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(アマゾン)

先ずは、
誘導式タイラバにするための道糸を通す穴に
道糸保護用のシリコンパイプを
四苦八苦しながらなんとかセットする。
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(アマゾン)

実は穴の大きさよりも
パイプの直径の方がわずかに大きく
作業の中で一番苦労したのはここだった。

さて、ヘッドの色はどうなんだろう、
あまり気にしたことはなく
着色しにくいタングステンヘッドは
無垢のままで使っているが、
ここで色などどうでもよいと言ってしまえば
趣味の世界に入り込めないので
赤色のラッカーで着色することに。

ラッカーをスプレーする前に
シリコンパイプの穴が塗料でつまらないように
爪楊枝でふさいでおく。
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風が吹いてこない隙を待って
ラッカーを吹き付ける。
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実は色などどうでも・・・といった割には
出来上がりを見ながら
もう少し明るい色の方が
良かったかなと思っている。

塗料を乾燥させる間に
ホログラムシートを
コンパス形のカッターを使って円形に切り出す。
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これをヘッドの両サイドに張り付けると
タイラバらしくなってくる。
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釣れるぞっ!

更にその上から蓄光シールを張り付ける。
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ここは釣り具屋で売っている魚の立体目玉と
どちらにしようか迷ったが
暗い海中で良く目立つ蓄光シールにした。

最後に塗装面やシールを保護するために
今回はレジン液を使ってみた。

レジン液は100均で買えることは知っていた。
しかし探してみると、
そこはマニキュア用のカラーやネイル用の
小物を集めた男子禁制のコーナー。

確か、趣味人たけさんが
マニキュア用の塗料などを物色する
好きな場所とおっしゃっていたことを
記憶しているが・・・
フムフムわからないわけではないが
おばさんや、女子高生の隣で
物を手に取りながらぶつぶつと
独り言を言うのはまずそうだ。

近くで買い物をしているヨメサンに電話して
彼女たちに襲われないように
ついてきてもらう。

で、買ったのはこれ。
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銀粉をレジン液に混ぜ込んで
キラキラ感を出すために使ってみよう。

確かに楽しい。
一々高いと思う釣り具屋の小物に比べて
こんなものが100円であるなんて
信じられない
と次々に手に取ってみたくなってくる。

因みに、ラッカースプレーやホログラムシート
これを丸形に切り抜くコンパスなども
全部100均で揃う。

ツリロンにしても2液性接着剤にしても
乾くのが早いので作業を焦ってしまうが
レジン液は紫外線を当てない限り
硬化が始まらないために
作業がゆったりできるのが良い。

レジン液を硬化させるライトには
UVライトとLEDライトがある。
五目漁師は懐中電灯のように
小型で持ち運びに便利な
LEDライトにした。
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(アマゾン)
LEDライトは発する紫外線の波長が
単一スペクトルなので
レジン液との相性があり、要注意。

筆で銀粉(正確には銀色紛)を混ぜた
レジン液を塗った後に
LEDライトを一つずつ当てて硬化させるが、
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これが面倒なら簡単に仮硬化させた後に
日向に置いて太陽光で完全硬化させても良い。

できた。
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これだけ作っておけば
十分今年一年は行けそうだ。

レジン液に混ぜ込んだ銀紛もなかなか良い。
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レジンライトはジグのグロー部分に当てると
瞬時に蓄光するので
釣り師の中にはポケットに潜ませておき
投入前に当てる人もいるらしい。
なるほどこんな感じ。
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伊東ではやっとフグが少なくなりマダイも釣れ始めたようです。
それに今年はなんたってアマダイがでかい。
少し深場ではタチウオも探せばアタリそうな気がしますし、
水温が高いので
早ければマダイの乗っ込みも期待できます。
そろそろ巣から出ようと天気予報を眺めていますが、
静かな日はまだまだ寒い、暖かいかなと思うと風が強い。
もう少しですね。

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2021年2月 7日 (日)

巣ごもり中の五目漁師

 

 

1月は、とりあえず
超絶完ボの初釣りは終えたものの、
いろいろやりたいことがあって
釣りに行くチャンスがなかった。

そんな中で緊急事態宣言が発出されたが
五目漁師にとっては別に困ることもなく
寧ろ“タイミング良し”くらいに考えていた。

ところが、
2月に入り宣言解除が延長されると、
さて困った。

釣行、特に
五目漁師のような手漕ぎボート釣りは
3密には程遠いし、
ヘタな散歩や買い物よりも
余程危なげないのは分かっている。

とは言え、
仮にも一国の主に
(気持ちはこもっていないにしろ頭を下げて)
不要不急の釣りごときでは出ないでくださいと
お願いされているのだから
ここはルールとして気にするべきだろうと。

が、しかし次第にボケの進行と、
気持ちのイライラが募ってくる。

いつまで辛抱できるか自信はないが
ここは主と同様に
今少し我慢のそぶりはしてみようと思っている。

で、折角の巣ごもり、良い機会なので
普段からいつかはやらなくっちゃ と
後回しにしていた作業をやり始めた。

釣りの準備
(効率的な流し釣りのアイデアつくりや
タイラバ素材準備など)、

PCの修理
(動かなくなったPCからデータ取り出したり
バックアップ構成の見直しなど)、

それに未整理になっていた
パイプファイル一冊分もある
ネット関係のIDPWなどの整理、

二束三文になってしまったので
10年以上も放ったらかしにしていた株も
今なら売り時のようだし・・・

で、これはタイラバの素材作り。
買えば結構高いラバー部は
100均のシリコン素材を使ったり、
通販でネクタイ素材を買い
もう一生分の準備ができた。
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ある人に、これで当分は行けますと写真を見せたところ
いやいや、五目さんなら一生行けますよと言われてしまった。

確かに、作り過ぎたかな。

メーカーはそれぞれ工夫して
ラバー部品の交換が容易にできることを
アピールしているが
釣りの途中でネクタイだけやスカート、
あるいはフックだけを交換することなど
あり得ない。

五目漁師の場合には
このうちどれかに不都合が生じたり、
替えたくなった場合には
ラバー部毎交換することにしている。

ネット上には色んな自作方法が紹介されているが
今回はネクタイやフックの結合部分に
おしゃぶり飴玉などを作る際に使う
プラスチックのスティックを使う方法を
やってみた。

先ずはスティックを1cmの長さに切りそろえる。
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ロウソクで端を溶かして
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素材をロウソクの炎の下部に入れて、

クルクルと回転させながら溶かすのがコツ。
上方の炎を使うと素材が煤で真っ黒になってしまう。

冷たいアルミ板に押し付けて成型すると
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これで出来上がり。
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 成形の仕方は独自にいろいろ試行錯誤してみたが
この方法が一番良さそうだ。

簡単そうに見えるが少し慣れないと
なかなかお気に入りの形にはできない。
歩留まりは50%といったところ。

ネクタイ、スカート、フックの結合部を
どうするかによって
ラバー部の作りの容易さや
スタイルが変わってくる。

五目漁師が準備している4つのタイプを
ぶら下げてみた。
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一番左は五目漁師オリジナルの方法で
素材をまとめた上でフックの結び目に掛けて
収縮チューブで固定する。

作りやすさをポイントに考えただけあって
簡単に作れるのが特徴。
良いか悪いかはわからないが、
下すぼみになるので
針もうまく隠れてしまう。

2番目が先のスティックを使った方法。
スカートの上部が花が咲いたように
上向きになるのが特長。

3番目はガマカツが販売している
タイラバ専用のスイベルを使ったもの。
オーシャンのオヤジさんがお薦めだが
結構作るのが難しいのと、
フロロカーボンのリーダーを
細いスイベルの輪っかに
直に結ぶ構造なので
破断強度が心配になる。
写真のようにPEを通して
ラインを結ぶと良いかもしれない。

4つ目は
五目漁師にタイラバを進めて下さった
今は亡き飛竜丸さんのラバー部。
まとめた部分を結束バンドで締めるだけで
簡単だし、
スカートにボリュウームを持たせたい場合には
一番やりやすい。

巣ごもっている間に
どんどんとラバー部が増えてきた。
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もうフグ様にでも期待して
消費するしかなさそうだ。


さて、1年ほど前に
電源が入らなくなってしまったPC

PC本体は諦めるにしても
何とかデータだけは取り出したい。

始めは、HDDを取り出して
外付けHDDとし
別に稼働中のPCで読み出そうとした。
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このケースにSATA仕様のHDDを収納すれば
USBインタフェースでデータの読み書きができる。

この作戦自体は成功したが、まずいことに
暗号化していたファイルを解読するソフトが
本体側に閉じ込められているらしい
ことが分かった。

10年以上前に導入したフリーソフトで
今となっては
本体に残されたものが唯一とわかったので、
このPCに一旦は生き返って貰うしかない。

修理業者さんもあたってみたが
物が物だけに結構話がややこしい。

仕方がないので一か八かで
自分で修理に取り掛かった。
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電源部の蓋も開けてみた。
とりあえず電圧は正常値だが
負荷がかかると駄目なのかもと、どうも怪しい。

今のところ電源の故障ではないかと考え、
ヤフオクで中古を探し出して
注文しているところだ。


これは巣ごもり需要と言えそうだが
バックアップ用に2TBHDDも新調した。
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それにこんなものも。
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洗車時にラジエータ回りなど
雑巾が入らない部分の水を吹き飛ばすためだが、
たまたま分解したPCのファン周りの
埃を吹き飛ばすのに役立った。

さてさて自分が釣りに行かないとなると
天気予報にも興味がなかったが
久し振りにチェックしてみると
少し暖かくなってきたようだな。
宣言解除が先か、
辛抱しきれなくなるのが先か、
何れにしてもここ数日は
もう少し作業が残っているので待ってみよう。


経験上、4℃以下になると手がかじかんで
釣りにならないと思っています。
来週前半、朝一は厳しそうですが
後半は暖かくなりそうですね。
伊東の水温は未だに15度台と聞いています。
このまま上昇に転じるのでしょうかね。

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2020年11月 4日 (水)

このタイラバなかなかいける

 

 

昨日(113日)は
伊東(オーシャン釣具)に釣行。

諦めていた3日の予報が好転したために
急遽お出かけとなった。

数日前に型揃いのカイワリがあがったので
一瞬考えたが、
カンパチや真鯛の大物に賭けて
もう一度
ルアーオンリーをやってみることにした。

前回の伊東釣行では
あれだけ賑やかだったベイトが急にいなくなり
釣り場を見失ってしまった五目漁師は
右往左往するだけに終わってしまったが、
今回も恐らく同じ状況であろうと思っているので
タイラバを中心に
真鯛やハタなどの単体魚を探しながら
ベイト反応があれば
ジグをしゃくってみることにする。
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先ずは久しぶりに
浜を出て左側のアジポイントに向かう。

ここは昨秋オーシャン釣具のオヤジさんが
泳がせ釣りで
メーター超えのブリを釣っているが、
大型のハタやヒラメの期待も大きいところだ。

海底には根(人工物?)があるために
注意深く先ずはジグ、
続いてタイラバも巻き巻きしてみるが
反応はない。

23回流したところで潮の流れに乗って
少しずつマリンタウン沖に出ていく。

今日のテーマは湾内を広く探って
この時期のマダイやハタの
居場所をみつけることと、

もう一つ、前記事で書いた
孫がデザインしたタイラバで
魚を掛けてみることだ。
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(再掲)

五目漁師は
タイラバのネクタイやスカートの色には
あまりこだわらないが
優しそうでそれでいて
目立ちそうなな色合いに仕上がったので
是が非でも釣れて欲しい。

そのタイラバに初めてアタリがあり
上がってきたのは小さいがイトヨリ。
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派手なデビューではなかったが、
一尾も釣れない内に
フグ野郎に丸裸にされるのだけは
避けたいと心配していたので、
これでOK

ここから先は
根掛かりするような心配もなさそうなので
タイラバヘッドも貴重な色付きの
TGヘッドに交換する。

すると、すぐにまたイトヨリ、
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そしてまた直ぐに、今度はハナダイ
と、なかなか調子が良い。
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どうやら時合いのようだ。
続けさまにアタリがあり、
今度は少し大きそうだ。

ジリ、ジリと首振りの短いドラグが出る。
マダイに間違いなさそうだ。

上がってきたのは
引きの割に小ぶりではあったが
マダイ(42cm)。
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やれやれこれで孫への土産はできたぞ。
と、安心したからではないが
この後はピタッとアタリが止まてしまう。

例の青物ポイントはどうなっているだろうか?
タイラバを落としながら
少しずつポイントに近づいていく。

マリンタウン沖から
風に乗って流していくのは予定通りだったが、
現着してみると期待は裏切られ
前回と同様にベイトは皆無、
裸の根だけがひっそりとたたずんでいる。

念のために23度ジグを落としてみるが
魚がいないのに食ってくるはずはない。

結局ここではホウボウが1尾のみ。
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仕方がないのでぐるっと一周、
辺りの様子を見渡しながら
またゆっくりとマリンタウン側に戻っていく。

マリンタウン沖合いは
ここといって魚が集まる場所はないものの、
何故か結構な頻度で魚影の群れが流れている。

そんな時には慌てて
タイラバからジグに切り替える。
するとムズムズとした歯切れの悪いアタリ。
上がってきたのは良型のアジだった。
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今日初めてのジグの釣果だ。

記事にも何度か書いているが
五目漁師のタイラバは
先ず真剣モードで期待の10回転
60cm/1回転)、

次にまだ来るかもしれないやや期待の10回転

そして最後の10回転は
タイラバを見ていたのに
食いつかなかった魚から
これは餌ではないと見切った
タイラバの記憶を抜き去るための
さようならの10回転。
の積りであるが、意に反してというか
ワラサやイナダなどの青物は
往々にしてこの最後の10回転か
更にその後の回収時の早巻き時に掛かってくる。

今回も合計30回転を終え
回収にかかろうとした時に
ガツンとアタリがあり、
弱め設定のドラグが引き出される。
楽しみながら上げてきたのはイナダ。
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その後は正面沖のカイワリポイントなどでも
やってみたが
基本魚が少ない静かな感じがした。

普通ならこの時期には
フグにラバー部は裸にされるは、
上層ではサバやソウダが待ってるはで
退散に追い込まれても不思議ではないのに
こう魚が少ないと
逆に心配になってしまう。

振り返ってみれば今日の釣果は
アジを除いて全てが孫ラバー。
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意識的に交換はしなかったが、
交換しなかったからこれだけの魚が釣れたのか、
適切に交換しておれば
もっといい釣りができたのかは
誰にも分からない。

そこが釣りの面白いところで
こんな時にはこれがいい、
そんな時にはこれがいいと
やいのやいの言うのも勝手、
五目漁師のように
色などなんでもよいというのも勝手。
ということであろうか。

で、今日の釣果はこれ。
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アジの釣った日刺身。
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次の日に真鯛のしゃぶしゃぶ
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ハナダイのサラダ
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前回やって結構おいしかったので
ホウボウと鯛のリゾット
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捌いた魚のアラを出汁に
刺身などで余った魚を利用する。

 




朝の水温は21℃、急に下がったなと思いましたが
太陽が出て帰るころには23℃まで上がっていました。
餌釣りも日によってはサバもフグも余り邪魔しないこともあるようです。

次回は久しぶりにビシ釣りでカイワリを狙ってみようと思っています。

 

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2020年11月 1日 (日)

タイラバの精鋭たち

 

 

むむー、早いもので
今日から11月に入ってしまった。

天気予報は1週間前ではころころ変わり
ストレスが溜まるばかりで殆ど役に立たず、
前日になって
やっと真実味を帯びてくるありさま。

今回はいろいろ都合もあって
23日前から
2日(月)の予報に注目してきたが
ここにきて雨、風共に酷くなり
諦めざるを得なくなってしまった。

さて、ジギングを主体にしてきた
前前回(福浦)、前回(伊東)と
貧果が続いており、
居るはずの魚の居場所が
わからなくなってしまったので
次回はタイラバで面的にも深度的にも
広く探ってみようと考えている。

魚を探すのはある意味、
手漕ぎボート釣りの一番面白いシーンともいえ、
そんな時に大物を掛けると
喜びもひとしおということになる。

ジグは結構高価なので、せいぜい
なくなった代わりを補充する程度であるが、
タイラバのラバー部は餌釣りの仕掛け同様に
自作すれば買い物に比べ随分と安く上がるために
どんどんと増えてくる。

巷では形や色について
あれやこれやといろいろ言われているが、
結局は何がよいのかわかっていないことの
裏返しということだろう。

これは今回予定していた釣りのために準備した
精鋭の一部。
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ネット上には自作タイラバの記事がたくさんあり
フックと一体の
スカートやネクタイの取り付け方も様々であるが
左の5つについては
五目漁師のオリジナルの組み方。

先ず、収縮パイプを使った組み方が
自作に適しているし、
果たしてこのスタイルが
良いか悪いかはわからないが
ネクタイやスカートがフックの回りに広がらず
フックを包み込むようにまとまるのが特徴的
(になってしまった)。

このバライティを見ても
少なくとも五目漁師の頭の中には
釣れる色合いの傾向などは
ないということは表れている。

実はあの外出自粛要請、
そして緊急事態宣言以来顔を見ていなかった
娘家族がこの週末に久しぶりにやって来た。

これは遊んでいる中で孫(小3女子)が
いきなり描いてくれた五目漁師の釣り風景。
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本人は数年前に少し話を聞いたことがある
とは言っているが
ベイトの回りに寄ってきた大物を掛けている
イメージ通りの絵には驚いてしまった。

で、嬉しくなって
手持ちの中から好きな材料を集めさせて
作ったタイラバがこれ。
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(もちろん針を結んだり組み立てたのは
五目漁師であるが、
本人はこの時に始めてタイラバを見たらしく、
絵の中のルアーに
慌ててネクタイとスカートを付け加えていた。
因みに、じいさんを描く時には
髪はふさふさにするようにという教育が
行き届いていることには
あっぱれとしか言いようがない)

勿論、次回は真っ先に
このタイラバを使ってみるつもりでいる。

さて、載せる機会がなかったが
前回の伊東で釣った我が家定番の
オニカサゴのカマ焼き付きお茶漬け
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(お湯をかける前)

老人二人では消費しきれない青物は
冷凍しておき
娘や息子家族がやって来た時に出す。
最近はワラサでは我が家では一択の
香味揚げ炒め。
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今のところ、木曜日か金曜日、
両日共に駄目なら今回は土、日もありです。
なんて、言いながらオーシャン釣具の
本日の釣果ブログを見ると
大型のカイワリが釣れ始めたようです。
餌釣りもそろそろ面白そうです。

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