新作TGバイト
先日仲間からこんなものをいただいた。
無垢のタングステンジグ(60g)。
このまま使ってみるのも面白そうだが、それでは折角くれた人の期待を外してしまうことになるので、それなりに色を着けてみることにした。
タイラバは無垢の鉛ヘッドを着色し、
ラバー部は自作しているが
ジグはやったことがないしやってみようと思ったこともない。
タイラバのヘッドに比べるとジグは形が複雑だし、しかもタングステン素材は元々着色が難しく鉛の様にラッカーや100円ショップのマニキュアなどでは塗装ができない。
取りあえずネットで調べてみると幸いにしていくつか記事や動画が出てくる。
知らなかったがジグの色付けや補修は最近結構はやっているようだ。
なるほど、塗料ではなくホログラムシールを張り付けた上で一工夫していることが分かった。
これなら色付けと、しかもペインティングではできないホログラムの怪しい紋様も活かせる。
早速、部品集めを始める。
釣具店でほとんどを揃えることはできるが、ホログラムシールにしても、目ん玉にしても目ん玉が飛び出るほどお高い。
こんなものを揃えるくらいならさっさと出来上がりを買った方が良いのではと思ってしまう。
まあまあ、そこは趣味の世界なのでコストや手間暇を天秤に掛けても仕方ないと割り切ればよいのだが、けったくその問題もあるので、結局、周辺の100円ショップを総当たり(5軒)してこれだけのものをやっと揃えた。
同等品が100均にあるとは知らずに買ってしまった6mmの目ん玉と、アマゾンで買ったウレタンコーティング液以外は全て100均ショップえ揃えた。
主役のホログラムシールに関してはセリアが頑張っているようで、釣具店と恐らく同等のものがお安く入手できた。
因みに、100均では最近はタイラバのラバー部を自作する素材も結構充実しており、ついでに見つけたこんなものも買ってみた。
更にこれはフック用の材料。
材料が揃ったところで、マダイや青物がバイトしてくれそうな出来上がりのデザインをイメージしながらシールの貼り付けに取り掛かったが、これが実に曲者。
ネットの動画ではヒョイヒョイといとも簡単に貼っているように見えたが、そんなうまくいくものではない。
何度か失敗を重ねながら、あるいは当初のデザインは妥協しながら、そして、うまくいかないと手を震わせながら何でこんな面倒なものをくれたんだと八つ当たりしながらやっと出来上がったのがこれ。
先ずは、表面。
一番下は愛用しているTGベイト。
ひっくり返して、これは裏面。
折角色んなホログラムシールを集めたので、あれもこれも使ってみたくなり、結果、賑やかなパッチワーク模様になってしまった。
しかも表裏の統一性がなくこうしてみると6つのジグを作ったようにすら見える。
そうそう。シール貼りは疲れたがフックの取り付けも苦労した。
ラインアイが本体と一体成型されているためか太くていつも使っている3号や4号のスプリットリングが取り付けられない。
結局6号までサイズアップすることになってしまった。
さて、肝心の魚にはどう映るのだろうか。
おやっ??見たことがない珍しい魚だな。
2尾かな、いやどうやら1尾だぞ、既に元気はなさそうだし少し毒々しいが食っちゃえ!
あっ痛て! この野郎強いぞ、どこに釣れて行くんだ・・・ってな具合にバイトしてくれるといいんだが。
この機会に虎の子のTGベイトグリーンゴールドもこんな風に傷んでいるので少し休んで頂くことにする。
本当にえらい目にあいました。
材料集めに延べ3日。シール貼りにたっぷり2日。フック付けに丸1日。もう2度とやりません。
釣れたらやるかもしれませんが、多分一日やればボロボロになりそうです。
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