今度は竿のクリーンアップ
現役中は少々のことでは医者にかかることはなく、一方的に払うばかりの健康保険料であった。
退職して暇になったからというわけではないが、歯の治療が頻繁になったり、健康診断で引っ掛かった怪しげな症状で定期的に病院に通っていたり、そう言えばコロナでは危ない高齢者ということで高価な薬を処方していただいたりと、保険を利用する機会が増え、よしよし結構取り戻しにかかっているなと思う昨今。
先日、こんなものが送られてきた。
何じゃこれは!
気分よく余生を送っているのに、後期って? 他人ごとの時には特には何も感じていなかったが、いざ自分の身になると、そろそろもうお終りかよと念を押された気持ちになる。
確かに最近は膝はガクガク、少し動くと息切れ、鼓動は速くなるし、ボートに飛び乗る時も降りる時も細心の注意を払わないと、転んだり、落っこちかねないどんくさい動き、加えて脳みそはぼんやり・・・
後期呼ばわれされても仕方がないのが実情ではある。
こんなありさまを、そうだろうと言わんばかりの意図的なものなのか、思いやりがないのかはわからないが、どうせなら高貴高齢~とするくらいの余裕を持たせて欲しいもんだ。
さて、先日はリールのメンテナンスをやった。
と言っても、コマセ釣り、ジギング、タイラバ、そして中深場に使うそれぞれのメインリールに限ってだった。
今度は竿を棚卸に兼ねてクリーンアップすることにした。
終活として整理するわけではなく、たまには磨きをかけて益々頑張ってもらわねばと思ってのこと。
リールは使えば使うほど、どんどん調子が悪くなってしまうが、グラスファイバーやカーボン素材の竿本体、そしてステンレス製のガイドを備えた竿なら汚れたまま放っておいても傷んだり、サビたりはしない。
放ったらかしで何の問題もないが、保管している物置に臭いが充満してくるのは気になる。
よく見るとガイドの根っこにはクラドなどの糞様の乾燥したものが付いているのでCRCをスプレーしながら一つずつ綿棒で掃除する。
臭いのこびりつきが酷いウレタングリップやリールシートにはシリコンをスプレーして布でふき取る。
保管はこんな風に穂先部と元竿部に分けて物置に収容している。
釣行が決まると真っ先にやるのは竿の選択。
どんな釣りをするかが決まると竿が決まる、竿が決まると準備するリールや仕掛けやルアー、その他の小物類も決まるという段取りだ。
そこまで暇かと思われるかもしれないが、持って行くと決めた竿の穂先をこの中から選び出すのは結構厄介で、かつ楽しい。
目的の竿でないことがわかっていても、ついでに穂先をピクピクと曲げてみたり、色の違いや長さの違いを楽しみながら探し出してくる。
使い慣れた自分の竿でなければいちいち本竿側に差し込んで確認しながらでないと一発では探し当てられないだろう。
因みに、次の釣りは6月4日に伊東を予定している。
久しぶりにタイラバとジギングで沖を流す。
と、決まるとボート内に眼鏡を持ち込まなくてもよいように、持ち込む竿にリールを取り付け、ラインをガイドに通すところ迄準備してひとまとめにして車に積み込むようにしている。
釣りが始まる前に細いラインを車やボートの中で突起物などに引っ掛けると知らぬ間に傷つけてしまうので、リーダーは6mと長めにとりPEラインは必ずリールのスプールの中に巻き込むようにしている。
さて、釣ってあくる日までの釣り魚料理はブログに張り付けることにしているが、それ以降の料理写真もPCには残している。
これは、先日の中深場で釣ったオキギス、スミヤキと残ったシロムツのミックス薩摩揚げ。
コメントをいただくボート趣味人たけさんも五目漁師と同年齢。
働き盛りを一段落されたたけさんの変身ぶりなどは冗談抜きに正に高貴高齢・・・これではないだろうか。
間違いなしに同年代の高齢者が元気をいただいている。
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