ワカサギ釣りで超絶完ボ達成
3月4日は苫小牧(勇払ハート沼)にワカサギ釣行。
2月25日に自宅を出発し釧路、根室、羅臼を中心に道東をぐるっと1周する撮影旅行から3月5日に戻ってきた。
真冬の厳しい寒さに立ち向かい身を守るためのねぐらを確保し、食べ物を確保し・・・と言いたいところであるが、我々素人のカメラマンが撮る相手はタンチョウにしろオオワシにしろ野生とはいえ人間から餌をもらうことをあてにしながら冬を越す半分餌付けされていることを認めている鳥たちなので、見られる場所も凡そ決まっておりカメラマンにとっては都合がよい。
あとは、求愛活動や弱肉強食の自然の摂理の中で見せる彼らのパフォーマンスを如何にタイミング良くとらえるかがカメラマンとしての腕の見せどころになるが、残念ながら今回は納得の写真は皆無に近かった。
鶴居村(サンクチュアリー) by Y
鶴居村(菊池牧場)by K
根室 by Y
羅臼 by K
根室 by K
野付半島 by Y
今回はヨメサンの強い要望もあり、旅の締めはカメラは置いて氷上のワカサギ釣りと決めていた。
かって、同じようなシチュエーションで網走湖でワカサギ釣りをやったことがあった。
その時には目の前で厚い氷にドリルで専用の穴を開けてもらい貸し竿で仕掛けを入れると退屈しない程度にワカサギが釣れた。
次第に手も足も冷え切ってくる寒風の中での釣りには時間的に限度があったが、釣った50、60匹のワカサギはその場でから揚げにして美味しくいただいたことを思い出す。
その時のイメージからして、今回も当然ワカサギは難なく釣れるものと思い、釣果は土産として自宅に持ち帰り旅の思い出に浸りながらゆっくりといただこうという魂胆だった。
車にはクーラーボックスまで準備し、雪詰めにして持ち帰るために、釣行日時は夕方に出港する帰路のフェリーの時刻に合わせ、港に近い苫小牧郊外の勇払ハート沼のワカサギ釣り場を予約した。
前泊の帯広から苫小牧までは、北海道では滅多に使うことがない高速道路を利用して9時前には現地に到着し、3時までの6時間くらいは釣りが楽しめる。
我ながらに素晴らしい用意周到振りではないだろうか。
網走の時と違って、湖上には風よけ用のテントが設置され、中には既に4つずつ穴が開けられている。
受付を済ますと我々と同じような観光がてらの一見さんが多いからであろうか、マンツーアワーでスタッフのオジさんが竿や餌などを持って割り当てられたテントに案内してくれ、丁寧に釣り方のレクチャーまでしてくれる。
テント内は外に比べると暖かいせいで表面の氷が解けて水浸しになっているために滑って転んだりすると大変なことになってしまいそうだ。
水深は6~7m。
さて、釣るぞ!
オジさんのレクチャーの通り底どりの後、リールを5巻きし(多分50cm程度)時々誘いながらアタリを待つがアタリは皆無。
しびれを切らして周囲のテントを見て回ると、どこも釣れていないようだ。
ヨメサンがスタッフの若いお兄さんから仕入れた情報によると、今日はそんな深いところではなく水面からせいぜい1.5mまで(上から胴付き仕掛けの赤い錘が見えるくらい)ですよと言われたらしい。
先のオジさんの棚とは真逆ではないか。
早速、浅棚で待ったヨメサンにアタリがあり、3度目の正直で漸く待望ののワカサギが釣れる。
しかし、この時点で釣り始めてから既に3時間もたっている。
周囲のテントからも浅いよ浅いよ!、とか
穴の中にいっぱい見えてるよ! とかの話声の後に歓声が上がる。
ちょっとした時合いだったようだが、情けないことに時々あがるこの歓声の数が周囲で釣れたワカサギの数と言っても多分間違いはなさそうだ。
辛うじて1尾釣ったヨメサンにもその後は釣れず、五目漁師に至ってはただの一度のアタリすらなく、めでたく超絶完ボを達成。
唯一ヨメサンが釣った1尾を放流して、予定していた3時を待たずに片づける。
共に入れ込みmax、有終の美を飾るはずだったワカサギ釣りは寂しく悲しい釣りに終わってしまった。
記事にコメントをいただく外房ヒラマサ釣り師のぐっちゃんが最近ワカサギ釣りに嵌っておられます。
河口湖や西湖のワカサギ釣りでは時速200~300匹も釣られ、先日は1日に1000匹超えも達成されました。
そんな記事を見ているので初心者の五目漁師でも50匹はかたいと思っていましたが、この様です。
場所のせいもあるとは思いますが、日により、時間により棚が変わったりしてなかなか難しいようで参りました。
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