阿寒湖でワカサギ釣り
2月19日は阿寒湖に釣行。
恒例の冬の道東撮影行。
以前は真冬の撮影行は、飛行機で釧路タンチョウ空港に飛び、現地で北海道ではあたり前の4駆スタッドレスタイヤを着けたレンタカーを利用していた。
しかし、宅急便で先送りする撮影機材や防寒着など大量の荷物の荷造りが行き帰り共に面倒で、更に現地では慣れないレンタカーの運転などマイナス面も大きかった。
そこで、昨年からは愛車のCX5(4駆)にスタッドレスタイヤを履いて、大洗-苫小牧間のフェリーを利用して渡道することにした。
帰路のサンフラワー。 往路は荒れ気味の海だったが帰路は穏やかだった。
撮影機材や防寒着など。
これだけの荷物を段ボール箱に詰めて先送りするのは大変だったが、自宅から車なら放り込むだけ。
この旅行、釣り師の五目漁師としては、海に出たところで寒いばかりで釣果もあまり期待できないこの時期の逃避行とも言えるが、最終日には更に寒くて冷たい極寒の阿寒湖で昨年に引き続きワカサギ釣りを楽しんだ。
結氷した湖上でのワカサギ釣りは、過去に網走湖や苫小牧近くの勇払ハート沼でもやったことがあるが、景色がよく、よく釣れて、安くて設備も整っている阿寒湖の釣りは五目漁師のお気に入り。
ここ、アイスランド阿寒はワカサギ釣りの他にスノーモービル、バナナボートなどのアクティビティの会場にもなっていることから湖上は家族連れや海外からの観光客で賑わっている。
周囲のテントからはたまーにワカサギ釣れるとキャーっとか、ヤッターとか、あと訳の分からないアジア系の歓声が上がるので、歓声の数だけが珍しくも釣れたワカサギの数と考えれば良さそうだ。
つまり、あまり釣れていない。
一方、寒いのでさすがに腕まくりとはいかないが、防寒着に身を固め朝から夕方まで黙々とただただ釣りに集中した我々のようお客は稀のようだ。
後から思えば朝マヅメだったのだろうか、釣り始めからしばらくは入れ食いだったが、その後はボチボチだった。
それでも、釣りを終え、お借りした竿などの道具をスタッフにお返しする際にはビニール袋に入れた獲物を見て驚かれもした。
釣ったワカサギは湖畔の食事処で無料(遊漁料やテント、釣具一式や餌の中に含まれている)で天ぷらにしてくれるが、ここと自宅の2回に分けて食べるほどの量ではなかったので、出発時からその気になって準備していた発砲スチロールの簡易クーラーボックスに雪詰めにして待ち帰った。
雪詰めの利点発見。
氷なら解けて水になりクーラーボックス内は水浸しになるが、雪は解ける前に先ずは比重を増して氷の塊になるために水浸しにならない。
場所のせいか、時期のせいかは分からないが酷い時には半日頑張って釣って2人で一匹(五目漁師は超絶完ボ)だったこともあるので、この釣果ならまずまずと言えそうだ。
で、帰宅したその日に早速、天ぷらと、南蛮漬けでいただいた。
塩水で軽く洗った後に水気を拭き取って、後は揚げるだけで美味しくいただける。
9泊(内2泊は船中泊)10日の中で、今回の五目漁師の撮影枚数は約2500枚、ヨメサンの撮影枚数は4300枚だった。
撮影のターゲットはタンチョウやオオワシなどなので、小鳥程でもないが結構動きは速く、ピンボケ写真や頭が切れたり、一体何を撮ろうとしたのかわからない写真が多い。(というかほとんどがそんな写真なので)最終的に残る写真は10枚に1枚ほどになるが、削除したり、1枚1枚色調やコントラスト整えたり、あるいはトリミングしたりして作品に仕上げていくのは五目漁師のお仕事。
半年かけてやっと整理が終わった頃にまた次の旅行が楽しみになるといった具合だ。
さて、戻ってきたもののまだまだ寒い日が続きますね。
ホームの井上丸の釣果ブログを見ていると大漁の日があったかと思うと次の日は釣れないとか、何が要因なのかわかりませんが日々の差が激しいようですね。
天気予報で気温をチェックすると怯んでしまいますが、早朝の最低気温が4℃以上、昼間の最高気温が少なくとも10℃を超える日を待って出かけようと考えています。
海面水温は寧ろ今が一番低く、どうせ釣れないならヒラメ狙いの泳がせ釣りに徹してみるのもおもしろいかなと考えたりしています。
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