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カテゴリー「<!ー090西伊豆釣行ー>」の記事

2024年9月17日 (火)

お泊り釣行

 

9月14日は西伊豆は松崎に釣行。
カヤック仲間からのお声掛けで、伊豆高原の別荘に泊りながら2泊3日で釣りやBBQを楽しむ予定。

先ず初日は松崎の浜に集合。
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五目漁師は、またまた仲間の好意に甘えてカヤックをお借りするが、それがために乗用車に2台積みでカヤックを運んでもらう。
更に、積み降ろし共に慣れない五目漁師は邪魔にしかならず申し訳ないが後ろで見ているだけ、軽い荷物を持って後ろからついていくだけの不甲斐ない楽ちん振り。

6時に準備を完了して沖を目指して皆で出発する。
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いつも手漕ぎボートで使っている魚探もうまく仮付けできた

沖に向かいながら3艇は西側の特にカンパチなどの実績が高いポイントに、Mさんと五目漁師は前回(22年6月)五目漁師が3度も大物をバラした正面沖のポイントに向かう。

あの時は、どうやらこの辺りだったらしく、気をつかってくれたMさんからは五目さん今日はリベンジを果たして下さいと応援をいただくが、時期の違いもあるのか、今回はベイト反応が乏しい。
残念ながら頻繁に掛かてくるのは20cm台のチャリコやアヤメカサゴばかり。

そうこうしている内に、西側組からシロアマダイが釣れたとかオニカサゴが釣れたとかの情報が入って来たので、釣りながらカヤックを漕ぎ進めやがて彼らと合流する。
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その合流直前には既に40cm超えのシロアマダイを釣っている大物釣り師のHさんが、今度は立派なホウキハタ(55cm)を上あげたと聞く。
合流後に、早速そのポイント(水深65m)を教えてもらい、ご本人の目の前でビンビンスイッチモドキを落として柳下ドジョウを狙う。
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120gの自作ビンビンスイッチモドキ

するとこれが大当たり。
キターッ! Hさんの目の前でジリジリとドラグが引き出される。
しかし、底から引きはがそうとした矢先にバラシ。

最近のメーカーのタイラバを真似て小型の針(伊勢尼11号)を使っていたのが間違いで、掛かりどころが悪く身切れしたのであろう。
こんな小さな針で大型魚を上げるのはやはり間違いかなと後悔する。
結局、これが五目漁師のこの日の唯一の大物のアタリとなった。

その後やや強い風と、更には土砂降りの雨もあり、急いで今朝出てきた浜に戻りかけたが20分もすると風はそこそこ、雨の勢いも次第に収まってくる。
未だ釣りたい、これならできるかも・・・、釣りたい気持ちと空模様との押し引きの中で全速で漕いでいた浜に戻るスピードは次第に緩まってくる。
見ると周囲の仲間も同じ心境なのか、途中でドボンとルアーを落とし始めている。
オヤッ? カヤックの方向がいつの間にやら沖に向いているではないか。
やがて決心したかのように漕ぎスピードは逆向きに再び最高速に上がり、皆さん再び沖に集合だ。
あの広い海原で何の相談もなく一致団結、素晴らしいチームワークだ。

ポイント周りをうろうろしながら釣っていると、またHさんが何やら大物を掛ける。
はたから見ていてもその引きっ振りは青物であることがわかる。

今回はご本人はもとより皆さんカンパチを狙っていただけに、その正体がカンパチであることを期待しながら見物モード。
ラインブレークなど全く気にせず豪快なポンピングを繰り返し巻き上げる姿に目を見張る中、わずか数分でタモに収まったのは残念ながらブリ(85cm)だった。
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このサイズのブリを五目漁師のタイラバやジギングのリグ(ライン1~1.2号、リーダーフロロ4~5号)で巻き上げるには最低でも20分はかかるのにと思いながら後で聞くと、今回のためにワザワザ準備してきたというライン3号、リーダー50ポンド(フロロ16号相当)のスピニングタックルだった。
大物前提の性根が入った準備振りにあらためて感心する。

そろそろ昼前、このタイミングを機に、ルアーを落としながら少しずつまた浜に向かい始める。
今日は若潮、確か8時半前後が干潮時刻だったと覚えている。
早朝からしばらくは結構な潮流があったが今は止まったままで動かない。
アタリも殆どなくなってしまった。

途中、風と雨で退避しかけたこともあったが、結局一日十分に楽しんだ。
着岸の要領がわかっていない五目漁師は最後になってしまったが、ここで慌ててドボンしたり転んでしまうと腰巻タイプのライジャケが容赦なく膨らんでしまう。
朝から同じ姿勢で固まってしまった体でカヤックから飛び降りる際には細心の注意を要する。
皆さんに手伝ってもらい無事に浜に上がる。

さて1日目の釣りが終了した。
無事にボートから降りればそこでお終いの貸しボートと違って、カヤックの場合はここからの道具の後片付けや本体の水洗いなどが結構大変のようだ。

早く一杯やりたいし、温泉に浸かりたい、一方で雨も降ってきそう気配なので今晩予定していたBBQは止りめにして、ビールや惣菜の買い出しにgo!

そして、明日も釣りがあるので飲み会を始める前に冷蔵保存のための獲物の処理だけは終わらせる。
皆さんのクーラーボックスからは次々に素晴らしい獲物が出てくる。
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写真右側の小物の集まりがMさんと五目漁師の釣果

大物慣れしているカヤッカーがてきぱきと魚を捌いていく。
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お見事!

そして、釣った人も、小物しか釣らなかった人も平等に乾杯!
その後、延々と釣り談義に、少し酒が回ったあたりからはアフォウな冗談話が1時まで続いた。

翌日は2回目の釣りが続く。
体力が持たない五目漁師とビールと温泉が釣りよりも好きなMさんの両名は留守番がてら2日目の宴会用に釣り魚の料理を任せられる。

皆さんのお帰りの頃には料理も並んでお待ちかね。
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そして乾杯!
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この日も釣り談義、しゃべり過ぎて小腹がすいた頃には、握りにアラやカブトの塩焼き、
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そして再びアフォウな話で盛り上がる。

さて、釣り3日目の明日はどうしよう?
ビールと温泉で英気を養ったMさんにお付き合いできる人はいないの?
さすがに3日連続では誰の手も上がらない。

結局3日目は朝食をすき屋で済ませて解散。
皆さまお疲れさんでした。

五目漁師はかねてより予定していた熱海起雲閣で開催中の写真の個展に立ち寄って帰路につく。
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魚の人気はホウキハタ、思いのほか脂がのって美味しかったブリ、カンパチ、シロアマもオニも・・・全部。因みに、2日目の釣りでは30cmのカイワリも釣れましたし、4尾もワラサを放流したジギング名人も。とにかく皆さんよく釣られます。

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2022年12月 4日 (日)

久し振りの西伊豆釣行



12月3日は西伊豆に釣行。
(いつも簡単ではあるが今回は極々簡単に)

西伊豆は、今年6月にカヤックの仲間に混ぜてもらって松崎に行って以来。
話が急にまとまり、盛り上がって酒好きの前夜祭組2人と早起きに強い早朝出発組の3人の5人での釣行になった。

現地で合流し、準備を済ませて7時過ぎに岸払いしたが、たまに強い北東のブローが入るために風待ち気味に岸沿いを進む。
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狙いは、カンパチ、マダイ、ハタといったところ。
前回の松崎では竿は1本、ジギングとタイラバで交互に使い回し、
それがためではないが、3回掛けた大物を3回ともバラしてしまった。

今思えば、ジグとタイラバの交換が結構面倒くさくて、想定した魚種対応にできなかったりしたことにバラシの一因であったとも思っているので、今回はそれぞれ専用竿を準備している。

風は少しずつ収まって来たので少しずつ沖出しするが、なかなか魚影が見つからない。
9時過ぎになって、一旦-100m付近くまで出てからの戻りで、やっと段差のあるコーナーに小さいが怪しげなベイト反応を見つける。

ジグを落とすと、着底寸前で穂先に怪しげな動き。
すかさず掛けたが、上がってきたのは小型のオオモンハタ。
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同じポイントに戻ると、今度は少しサイズアップしたオオモンハタ。
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どうやら複数のハタが寂しい海底でベイトを追って狩猟中のようだ。

続けて3匹目を釣った時に、沖に出ていた仲間から70cmの真鯛を釣ったという情報が入ったので五目漁師も慌てて向かう。
-160m辺りでミーティングすると、丸くなってなんとか玉網に収まっている大マダイを見せてくれる。

真っ先に聞いたのはジグのウエイト。
160gのロングだったらしい。

五目漁師は持参していたジグの中で一番重い120gセミロングを首を傾げながら落としていくと、やはり流れがきつく結構道糸が斜めに出て行く。
確か、このリールに巻いているラインは200m。
ヤバイ!
着底前にとうとうスプールのドラム部分が見えてきたので落としきれずに出してしまった約200mをせっせと巻き取る。

ここは諦めて、途中、所々で落としながら元に戻って、再び先のポイントに入る。
すると、やっぱりここにはハタがいる。

昼になるとポカポカ陽気で富士山も顔を出す。
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海面こそ絶好のコンディションになったものの、結局、当初期待したカンパチ気配のベイト反応は見つけられず。
ハタポイントに沿ったラインを外すと何も釣れないといった状況が最後まで続き終了。

これは本日の航跡。
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ポイントを外すと何も釣れないので、最初に釣ったハタポイントマークが隠れて見えなくなるほど同じところを何度も何度も流している。

そうそう、後で気づいたが今回の釣りではフグ、サバの奴らには一度もお会いしなかった。
これだけでもこの時期(水温は21℃台)の西伊豆の価値は大きい。

で、今日の釣果はオオモンハタ一色のこれ。
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29cm~40cm

我が家では食べて美味しいハタは人気絶大ではあるが、釣り師にすれば釣味に乏しいのでたまには青物の豪快な引きや、怖い怖い!もう止めてくれといいたくなる真鯛の首振りを楽しみたかったが残念。

料理は今回も柚子尽くし。
ハタの刺身と昆布締め。
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柚子ソースのカルパッチョ。
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前回、クロムツでやったら美味しかったので、今回はハタの柚子あんかけ。
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仲間が170mの海底から70cm弱の真鯛を上げてきました。でかいクロムツ、アラ狙いだったらしいですが、こんな深いところにいるんですね。しかも、もう1尾バラしたそうです。だいだい色の鮮やかな真鯛でした。私も、やろうとしたのですが道糸が200mしかなく届きませんでした。次回は1.2号、600m巻きのリールで挑戦してみます。

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2022年6月11日 (土)

松崎で足漕ぎカヤック釣り



6月10日は西伊豆、松崎に釣行。
Mさんのお誘い温泉付き釣行第2弾で、伊豆高原で前泊して早朝に松崎に向かう。

今日はSさんから五目漁師が普段から羨ましがっている足漕ぎカヤックを1日お借りすることになっている。

松崎の浜で出廷の準備をしていると通りがかりの町の方々が皆さん挨拶を交してくれるので気持ちが良い。
散歩中のお年寄り夫婦に見送られて岸払いする。

数年前に、やはりカヤックをお借りし伊豆多賀から沖に出たことがあるが今回は初めての足漕ぎカヤック。
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愛用のカヤックを貸してくださるSさんが、ありがたいことにSUPで伴走してくれる。*1
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快適快適、釣りよりも漕ぎ進むことが楽しくて、あっという間に水深70mまで出てしまい、タイラバを巻き巻きしているとMさんから電話が入る。
今、Sさんが大物を掛けてファイト中とのこと。

水深-50m辺りらしい。
少し沖に出過ぎたかなと思いつつ反転して現場に急行すると既に獲物は釣り上がりSUP上で頭を落としたり尻尾を切ったりの処理中。4image0s
Sさんから提供

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驚いたことに、現場に到着した時には、先に電話をくれたMさんご自身が何やら大物を掛けたらしく、少し先でファイト中。

竿が立たない! 
竿がUの字に曲がったままカヤックがくるくると方向を変えている。
しかし、あっ! 
残念ながらバラシ。

その残念も束の間、再びMさんが大物を掛ける。
今度はやや慎重に対峙されているようだが一進一退を繰り返し5分が過ぎ、10分が過ぎる。
五目漁師は記念写真を撮ろうと待機するが20分経っても上がってくる気配はない。

そして30分。
やっと少し上がりかけてきた。
Mさんはかなりお疲れのようだ。
頑張れー!
しかし、ここにきて、またもやバラシ。
ジグがなくなり無残にささくれ立った5号のリーダーが上がってくる。
姿を見るところまでいかなかっただけに何だったんだろうと悔しさと残念さが募る。

お二人に聞くと、双方ともTGベイト、Sさんは高速のワンピッチワンジャーク、Mさんは竿を上下しながらのシャカシャカ巻き。
真鯛狙いの五目漁師もこの際、時合いに乗っかろうと急いでタイラバをTGベイトグリーン・ゴールドに付け替える。
と言っても、例の赤い竿なので、所謂青物用の速いシャクリはできない。

少し早めにただ巻きしながら、たまに大きくシャクリ上げているとゴソゴソとしたアタリ。
来た、来た。
でも大きくはなさそうと近くのMさんに声を掛けながら巻き上げを開始するや、グイン!ジジッ! 
いきなりドラグが引き出される激しい引き。

いや、これ、でかいですよ、と竿を曲げた途端にプツン。
勝負は一瞬だった。
虎の子のTGベイト諸共持っていかれたかなと思ったが付いている。
良かった。

そして上がってきたジグを見てびっくり。
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なんとフロントフック×2とリヤーフックの合計3本のフックの全てが伸ばされている。
フロントフックはアカムツ用のジグに着けるために買った刺さり重視の細軸針なので、相手が青物ならやられても不思議はないが強靭なはずのリヤーフックまでやられるとは・・
余程掛かり具合が悪かったのだろうが、こんなのを見せられると次に大物を上げる自信がなくなってしまう。

一方、30分以上もファイトした挙句にバラしたMさんの無念さはまだ収まらないようだが、気分転換も兼ねて大きく場所を移動する。
あれだけ次々に大物が掛かったのに、場所を変えるとアタリはすっかりなくなってしまう。

五目漁師は真鯛が欲しいので、賑やかな根回りよりもこんなところの方が良いかもしれないと足漕ぎならではの1移動3巻き巻きを軽快に繰り返し、やっとイトヨリ×2、カサゴ、アカイカ。
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そんな中で、Mさんは朝の場所に向かって再移動される。
五目漁師も少し遅れながらついていくと、まもなく今度は、Sさんから、今Mさんが3度目のファイト中と電話が入る。

何、またか。
慌てて現場に向かうと、うだる暑さの中、ヒエーヒエーとMさんのうなり声が聞こえてくる。
かなりきつそうだが、先に丁寧にやり過ぎてリーダーを擦リ切られているので今回はドラグを締め直し少し強引に上げてこられるようにも見える。

それでも20分以上もかかって、獲物がやっと海面に姿を現す。
“Mさん限界ブリまだ元気” 
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やっと獲物をカヤックに上げた後、重さを計ると12~13kg。
全長の割に重い立派なブリ。

精魂尽きたMさんにはまだ釣ったブリの処理という大仕事が残っている。
結構な潮流で次第に潮下に流されて小さくなっていくMさんを心配そうに見ていると今度は五目漁師に大物が掛かる。

ゴッツン、ゴッツンと頭を振るのでひょっとするとマダイと思っていると、いきなりドラグが滑り出し止まらない。
慌てて少し緩めになっていたオシコンのドラグをカチカチカチと一気に3段階締め込み、これで上がり始めたと思った瞬間にフッ!
またもやバラシ。
今度は、ジグとリーダーの結び目で切られているが勝負が早すぎる。

やせ我慢ではなく五目漁師にとっては青物は釣って楽しいが釣ってしまうと後悔する魚。
ひょっとしたらマダイ?
と思わせる引きだっただけに顔は見たかったが残念さはない。

この後は少し西寄りの風が吹き始めてきたので、タイラバを落としながら浜に戻る。
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お手伝いもできないが、後片付けは結構大変そう。


さて、釣行の後はお楽しみの温泉とBBQが待っている。
今回は食材のブリが釣れているがやはりBBQと言えば肉。
肉が良い。
肉が美味いと言いながら、五目漁師はSさんが釣られたマダイでバラ寿司を作らせていただく。
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*1:言葉を少し修正。(22.06.14 9:55)



自分の釣りが思う存分やれて、しかも快適。足漕ぎカヤックは最高でした。ただ、準備と片付け、それに運搬は大変そうです。今日の日があと10年早ければ五目漁師も虜になっていたでしょうね。

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2015年8月23日 (日)

釣れないけれど、いい湯だな♫ ははっ!

昨日(822日)は沼津のあいそボートに釣行。

このブログの記事にいつもコメントを下さるfさん。
私には五目さんのような釣りはとてもできません
とコメントをくれながら
“アマダイをどっさり釣ってきました
“鯛が大漁でした”
と釣行の度にメールで釣果写真を送って下さる。

 

Image1_189日のfさんの釣果写真、鯛は他にもう1尾とのこと)


気がつけばどうやら
五目さんのような貧果には耐えられないということらしい。

そこで、機会があれば一度同行させて下さいとお願いをしていた。
やっとその日がやってきた。
丁度、次はどこにしようかと行き先に迷っておられたaさんもお誘いして
金魚のフンよろしく深夜の熱函道路を走り
五目漁師には珍しい西伊豆のあいそボートに到着。

台風15号と16号の影響で
既に湘南海岸や伊豆にもうねりが寄せており
途中の西湘バイパスも高波の影響で閉鎖されていたが
このボート釣り場はそんな気配を全く感じさせないない静かな入江にある。

 

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肝心の写真がないが、湾内には多くの生簀が設置されており
ボート釣りはこれらの生簀に係留した係り釣りが基本のようだ。

そのためにボートにはアンカーの代わりに
生簀に係留するための前後2本のロープと
ボートに沿った発泡スチロールのフェンダーが準備されている。

さて、今日はfさんが狙えば束釣りはかたい
と仰る小アジを朝飯前に釣って、
それからメインの鯛を狙う。

大津でも伊東でも川奈でもアジは釣れるが
昔、港の突堤で釣ったあの小アジが
ボート釣りではなかなか釣れない。

今年は南蛮漬け用に
ヨメサンが自宅で唐辛子まで育ててくれ
丁度この時期に大事そうに一つ一つが赤くなってきた。

 

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よしっ! さっさと1束釣ってしまおう。
aさんの隣に係留し釣り始めるが
1投目マジックで思いがけなくイトヨリが来たものの後が続かない。

aさんにも少し離れたその反対隣のfさんにも
アジなど来やしない。

やがて、欲しかったサイズそのものの小サバが来だしたかと思うと
もう止まらない。

 

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出ボート前にあいそボートのオジサンから
最近カンパチがあがったと聞いているので
直ぐに別の竿でその小サバを付けた泳がせ仕掛を出すが
生簀回りでの泳がせは結構難しい。

生簀に張られているロープの状況や
水面下の状況がよくわからず
何度か仕掛けをロスしてしまう。

五目漁師は泳がせをやるにも
鯛狙いのロングハリス仕掛けを出すにも
この場所では風の方向も潮の方向も良くないと判断し
生簀の反対側に移動してみたものの
状況は大して変わらない。

ただaさんの潮下を逃れた(?)せいか
小サバは余り来なくなったし
なんといっても目の前にするこの景色が素晴らしい。

 

Dsxp151799s雲の合間に富士山も見え隠れする


もう昼になったというのに実質ボ状態。
fさんもさすがにあきらめたのか秘蔵のポイントに場所移動。
五目漁師ももう一度aさんの潮下に着け
鯛狙いの6mハリス仕掛け出してみたりするが
小サバの猛攻は強まりはしても収まることはない。

もう時間がない。
なんとかまだ果たせない小アジのせめてツ抜け
(束釣りなどもう遠い昔の話)を狙って
一番浅い場所に設置された生簀に最後の移動。

もはや鯛は捨てて小アジオンリーの狙いだ。
ここでも主役はあくまで小サバには違いないが、
時折小アジが混ざってくる。

今日はアジである限り
8cmであろうが10cmであろうが持って帰る。

で最後まで粘ってやっとこの釣果

 

 

 

Cas153905s_3マルソーダと小アジ


因みに、お先にと先に戻って行かれたfさんの釣果はこれ。

 

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やっぱりいつのまにか鯛が収まっているし、
なぜかひとり反対を向いているがイシダイまでも。

一ヶ所で終始大物を狙ったaさんは
その泳がせ用に80尾までは小サバの数を数えて
自分の生簀(?)に確保したという。



さて、aさんとの釣りはこれが楽しみ。

 

Img00646sあやめの湯、300


帰り道に見つけておいた銭湯で
コマセの臭いを消して、
ふくらはぎや腕に飛び散ったサバの血を洗い流して
リフレッシュする。

この楽しみのために今日の釣りがあったと思えば
貧果なんてなんのその、
鯛とイシダイを抱えてお風呂に入らず先にお帰りになったfさんには

いい湯だな♫ ははっ!

のこの気持ちはわからないだろう。

西湘バイパスの閉鎖で帰路は大渋滞、
帰りが遅くなってしまったがソーダやサバ
(釣果写真にはないが真サバらしきが釣れたので試しに持ち帰っている)
はその日に捌いてしまうに限る。

ソーダをいつものタタキとaさんがお勧めのうずわ
(川奈や伊東の漁師料理?)にしてみた。

 

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サバは竜田揚げと味噌煮に

 

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小アジは当然のことながら南蛮漬けに。

 

Cas153924sたまたま自宅にあった紫色の玉ねぎを使ったので
せっかくの色鮮やかな唐辛子の色が目立たない。



自宅で栽培した唐辛子が頼もしい。





五目漁師にとっては連チャンで次の日(本日)に予定されていた網代の仕立て釣行は
台風のうねりで中止になりました。
幹事さんはいろいろ気を使い大変です。
ご苦労さんでした。


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2014年8月 5日 (火)

戸田は富士山撮影の好ポイント

初めての西伊豆戸田のボート釣りは
好天に恵まれた。

肝心の魚は釣れなかった、
いや釣れる気がしなかったせいもあるが、
真っ青な空にすじ雲やうろこ雲が描く清々しい絵に見惚れていた。

 

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本来なら湾口方向に見える富士山は
この日は海上から沸き上がる雲に隠れ、
時々頂上の一部が顔をのぞかせる程度であったが、

自宅で前回の記事を書きながら
数年前の冬には
夫婦で富士山を撮影するために
わざわざここまでやってきたことを思い出した。

 

これがその時(20112月)に撮った写真。

 

Dsn111075s先日ボートを係留して釣ったのは赤鳥居の前辺り。
残念ながら湾に出入りする航路の右側はボート釣り禁止エリア。





この日は朝方まで珍しく
北の方から沼津辺りまで
雪が降った日で
富士山の南側の斜面もうっすらと雪化粧。

 

陽が昇るとともにみるみる内に裾野から
白さが消えて行ったのを覚えている。

 

湾内はこんな静かな日でも
ゴロタ石の外海側には潮の飛沫が舞う。

 

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これは、帰りの国道沿いから。

 

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この時には、ここでの釣りのことは余り考えていなかったようです。
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2014年8月 2日 (土)

初めての西伊豆釣行

昨日(81日)は西伊豆の戸田に釣行。

最近、戸田で小さいながらマダイが釣れていると聞いて
急行することにした。

明日は娘夫婦が孫を連れて
地元の花火大会にやってくる。

よしっ!マダイをいっぱい釣って
鯛三昧させてやるからな。

かってはクルーザーのクルーとして
西伊豆の各港にはよく出入りしていた。
戸田港にも何度か係留したことがあるが、
釣りで訪れるのは初めて。

5
時半にボート屋さん(その名もセピア)に到着すると
今日は自分もボートで出るというセピアの息子さんが
丁寧にボートエリアや
最近マダイがあがっているというポイントを説明してくれる。

 

Img00218s



手漕ぎボートの利用環境に関しては
アンカー云々、
定置網のそばは云々など
場所毎にルールがありなかなかもって難しいところもあるが、
ここではボート釣りエリア内の
各ブイや休船への係留ができるため
アンカーは使わないとのこと。
これは簡単でいい。

 

早速、最近マダイの調子がいいという台船の近くの
蛸壺ブイ(これも係留可)に係留し、
7mロングハリスの置き竿と手持ち竿で釣り始める。

 

Img00228s


手持ち竿の仕掛けを底に落とすと
一瞬にして餌がなくなる。

 

どうやら小魚がついているようだ。
底から3m浮かせたロングハリスにはすぐにアタリ。
20cmほどのチャリコがあがって来る。
これはいいかもしれない。

 

しかし、手持ち竿も底を切ってシャクリ始めると
今度は大サバ。

 

これがいけなかったのか、
ロングハリスにも大サバ。
猛攻というほどではなく適当に暇つぶしになる程度に
40cmのサバが掛かってくるが
マダイの姿はない。

 

目の前の台船に直接係留して釣っている息子さんが
竿撒きこぼしでマダイを上げたのを見て、
五目漁師も場所移動。
横で釣らせてもらうことにした。

 

台船の影についているのか
海中を覗くと小魚や15~20cmのショゴのショゴ(*1)が群れている。

 

(*1:出世魚と言われるブリやカンパチ。
例えば、ブリの幼魚はワカシ、カンパチの幼魚はショゴとか潮っ子と呼ばれる。
釣りの対象にもならないもっと小さいのを
五目漁師はワカシのワカシとかショゴのショゴと呼ぶようにしているが
全く一般的な呼び方ではない。)


餌を付けた仕掛けを放り込むと
一瞬にして餌を貪られてしまう。

これだから、本命の近くで
パッと餌を展開するまきこぼし釣りが断然有利と見た。
息子さんは既に小型のマダイ×2,
30cm程度のショゴをあげているらしいが
私の方は小魚に餌をとられるばかり。

その後は係留ブイや蛸壺ブイを転々としたが
結局大サバ10数尾、チャリコ、
ショゴのショゴ数尾(狙えばコアジ釣りのように多数釣り可)、
タマガシラ数尾、
サバタン用に持ち帰りのサバ3尾以外は全てリリース。

今日は準ボで釣果写真はなし、
代わりに素晴らしい景色をもう一枚。

 

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とらぬ鯛の鯛三昧に終わった今日は
こんな日にしかありつけない焼き肉で皆さん嬉しそう。

 

Img00236s

 

 

 







初めての戸田、内海だけに筏釣りのような感じ、
魚種は限られていそうですし
結構スレているかもしれません。
私にとってはどうしていいかわからない難しい釣り場でした。

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