お泊り釣行
9月14日は西伊豆は松崎に釣行。
カヤック仲間からのお声掛けで、伊豆高原の別荘に泊りながら2泊3日で釣りやBBQを楽しむ予定。
先ず初日は松崎の浜に集合。
五目漁師は、またまた仲間の好意に甘えてカヤックをお借りするが、それがために乗用車に2台積みでカヤックを運んでもらう。
更に、積み降ろし共に慣れない五目漁師は邪魔にしかならず申し訳ないが後ろで見ているだけ、軽い荷物を持って後ろからついていくだけの不甲斐ない楽ちん振り。
6時に準備を完了して沖を目指して皆で出発する。
いつも手漕ぎボートで使っている魚探もうまく仮付けできた
沖に向かいながら3艇は西側の特にカンパチなどの実績が高いポイントに、Mさんと五目漁師は前回(22年6月)五目漁師が3度も大物をバラした正面沖のポイントに向かう。
あの時は、どうやらこの辺りだったらしく、気をつかってくれたMさんからは五目さん今日はリベンジを果たして下さいと応援をいただくが、時期の違いもあるのか、今回はベイト反応が乏しい。
残念ながら頻繁に掛かてくるのは20cm台のチャリコやアヤメカサゴばかり。
そうこうしている内に、西側組からシロアマダイが釣れたとかオニカサゴが釣れたとかの情報が入って来たので、釣りながらカヤックを漕ぎ進めやがて彼らと合流する。
その合流直前には既に40cm超えのシロアマダイを釣っている大物釣り師のHさんが、今度は立派なホウキハタ(55cm)を上あげたと聞く。
合流後に、早速そのポイント(水深65m)を教えてもらい、ご本人の目の前でビンビンスイッチモドキを落として柳下ドジョウを狙う。
120gの自作ビンビンスイッチモドキ
するとこれが大当たり。
キターッ! Hさんの目の前でジリジリとドラグが引き出される。
しかし、底から引きはがそうとした矢先にバラシ。
最近のメーカーのタイラバを真似て小型の針(伊勢尼11号)を使っていたのが間違いで、掛かりどころが悪く身切れしたのであろう。
こんな小さな針で大型魚を上げるのはやはり間違いかなと後悔する。
結局、これが五目漁師のこの日の唯一の大物のアタリとなった。
その後やや強い風と、更には土砂降りの雨もあり、急いで今朝出てきた浜に戻りかけたが20分もすると風はそこそこ、雨の勢いも次第に収まってくる。
未だ釣りたい、これならできるかも・・・、釣りたい気持ちと空模様との押し引きの中で全速で漕いでいた浜に戻るスピードは次第に緩まってくる。
見ると周囲の仲間も同じ心境なのか、途中でドボンとルアーを落とし始めている。
オヤッ? カヤックの方向がいつの間にやら沖に向いているではないか。
やがて決心したかのように漕ぎスピードは逆向きに再び最高速に上がり、皆さん再び沖に集合だ。
あの広い海原で何の相談もなく一致団結、素晴らしいチームワークだ。
ポイント周りをうろうろしながら釣っていると、またHさんが何やら大物を掛ける。
はたから見ていてもその引きっ振りは青物であることがわかる。
今回はご本人はもとより皆さんカンパチを狙っていただけに、その正体がカンパチであることを期待しながら見物モード。
ラインブレークなど全く気にせず豪快なポンピングを繰り返し巻き上げる姿に目を見張る中、わずか数分でタモに収まったのは残念ながらブリ(85cm)だった。
このサイズのブリを五目漁師のタイラバやジギングのリグ(ライン1~1.2号、リーダーフロロ4~5号)で巻き上げるには最低でも20分はかかるのにと思いながら後で聞くと、今回のためにワザワザ準備してきたというライン3号、リーダー50ポンド(フロロ16号相当)のスピニングタックルだった。
大物前提の性根が入った準備振りにあらためて感心する。
そろそろ昼前、このタイミングを機に、ルアーを落としながら少しずつまた浜に向かい始める。
今日は若潮、確か8時半前後が干潮時刻だったと覚えている。
早朝からしばらくは結構な潮流があったが今は止まったままで動かない。
アタリも殆どなくなってしまった。
途中、風と雨で退避しかけたこともあったが、結局一日十分に楽しんだ。
着岸の要領がわかっていない五目漁師は最後になってしまったが、ここで慌ててドボンしたり転んでしまうと腰巻タイプのライジャケが容赦なく膨らんでしまう。
朝から同じ姿勢で固まってしまった体でカヤックから飛び降りる際には細心の注意を要する。
皆さんに手伝ってもらい無事に浜に上がる。
さて1日目の釣りが終了した。
無事にボートから降りればそこでお終いの貸しボートと違って、カヤックの場合はここからの道具の後片付けや本体の水洗いなどが結構大変のようだ。
早く一杯やりたいし、温泉に浸かりたい、一方で雨も降ってきそう気配なので今晩予定していたBBQは止りめにして、ビールや惣菜の買い出しにgo!
そして、明日も釣りがあるので飲み会を始める前に冷蔵保存のための獲物の処理だけは終わらせる。
皆さんのクーラーボックスからは次々に素晴らしい獲物が出てくる。
写真右側の小物の集まりがMさんと五目漁師の釣果
大物慣れしているカヤッカーがてきぱきと魚を捌いていく。
お見事!
そして、釣った人も、小物しか釣らなかった人も平等に乾杯!
その後、延々と釣り談義に、少し酒が回ったあたりからはアフォウな冗談話が1時まで続いた。
翌日は2回目の釣りが続く。
体力が持たない五目漁師とビールと温泉が釣りよりも好きなMさんの両名は留守番がてら2日目の宴会用に釣り魚の料理を任せられる。
皆さんのお帰りの頃には料理も並んでお待ちかね。
そして乾杯!
この日も釣り談義、しゃべり過ぎて小腹がすいた頃には、握りにアラやカブトの塩焼き、
そして再びアフォウな話で盛り上がる。
さて、釣り3日目の明日はどうしよう?
ビールと温泉で英気を養ったMさんにお付き合いできる人はいないの?
さすがに3日連続では誰の手も上がらない。
結局3日目は朝食をすき屋で済ませて解散。
皆さまお疲れさんでした。
五目漁師はかねてより予定していた熱海起雲閣で開催中の写真の個展に立ち寄って帰路につく。
魚の人気はホウキハタ、思いのほか脂がのって美味しかったブリ、カンパチ、シロアマもオニも・・・全部。因みに、2日目の釣りでは30cmのカイワリも釣れましたし、4尾もワラサを放流したジギング名人も。とにかく皆さんよく釣られます。
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