超絶完ボもまた清々し
本日(6月6日)は葉山(オオモリボート)に釣行。
オオモリボートと言えば
この時期に浅瀬に入ってくる40cm近いオオカマス。
そして、このカマスを泳がせて大ヒラメを狙う。
今年はまだ、本調子ではないものの
カマスもヒラメもそこそこには釣れているようだ。
シーズンに入ると
天気予報を常時チェックしているが
伊東や福浦と違って
風波的に良い日が少ないために
365日連休中の五目漁師と言えども
なかなかタイミングが合わない。
2、3日前から注目していた明日(6月6日)は
絶好の日和になりそうだ。
急遽一人で行くとなれば抜け駆けになるので
以前からお互いに声掛けして一緒に行きましょう
と約束していた(別々の)お二方、
Hさんとガルさんにおことわりのメールを入れる。
仕事が忙しいHさんからは頑張って下さい
の返事をいただく。
そして、ガルさんはグッドタイミングで
明日は休みとのこと。
五目漁師をダシにして若い奥様のお許しも得て
結局、一緒に向かうことになった。
さて、両名ともヒラメ気合はマックス。 とは言え
カマスが釣れないことにはヒラメが始まらない。
五目漁師はエギング竿に
キス釣り用のスピニングリールで
ここの大カマス釣りにはお決まりの
ブレード付きバイブレーションルアーを
キャスティングする。
フムフム、久し振りだが
かってキス釣りで鳴らしたキャスティングの
命中率は衰えていないぞ。
ブチッ、ブチッ
と思ったところにルアーを投げ込むまではよいが
アタリの雰囲気はまるでナッシング。
水深14、5mに根が点在しているが
この浅さではカマスが居なければ
まともな魚などを居そうな場所ではなさそうだ。
小一時間で見切りをつけ
ボートを流しながらのジギングを始める。
もしカマスが居ればこれでも釣れるだろうし、
寧ろヒラメを直接狙ってみようという魂胆だ。
しかし、考えるに
カマスを追って入ってくるヒラメは
カマスが居なければここに居る理由はなさそうだ。
弱った。
周りのボートも諦め気分で
居眠りもちらほらと始まる。
カマスもヒラメも諦めてもよいから
なんとかもう少し深さが欲しい五目漁師は
ジグをシャクリながら沖に向かって漕ぐ。
しかし、出発時に今日は浅場限定です
と言われているだけに
22、3m辺りまで出ては戻ってくる。
諦めながらも魚探の画面がベイト一色になると
青物を期待してジグを落とすが
アタリの兆しは一向にない。
沖から戻ってくると
ルアーが駄目なら
サビキで泳がせ用の魚をゲットしてでもと
頑張っていたガルさんも
とうとう居眠りに入っている。
たまに主の姿が見えないボートを見ると
落水でもしたのではないかと心配することがあるが、
これだけ腹を見せていてくれれば
そんな心配もしなくて済む。
五目漁師は最後にもう一度投げ込み竿に持ち替えて
バイブレーションルアーを放り込んでみたが
とうとう一度のアタリすらないままに終わってしまった。
帰りの引き船の際に
今日一日一度もクーラーボクスの蓋を
開けることがなかったことに気付き
覗き込んで超絶完ボの証を撮る。
たまたまガルさんとは
誕生日が一日違いだったらしいが
2日前に五目漁師はとうとう大台に乗ってしまった。
釣れないと明日にでも出直したい気分で
熱くなりながら陸に上がった昔と違って、
超絶完ボもまた清々し。
しかも良いこと尽くめだ。
先ずは荷物(クーラーボックス)が軽い。
これが福浦や油壷なら
あの急登でもスキップができるほどだ。
自宅に帰ってからは
眠気をこらえながら魚を捌く必要はないし、
釣った日刺身を造る必要もない。
氷を捨てるだけで、
クーラーボックスの臭い水を捨てて
洗う必要もない。
そして、夜布団に入れば
1日殺生しなかったことで
優しく、良い人になったような安らかな気持ちで
寝入ることができる。
(ウソつきめ!)
2人とも余り調子が良くないのは承知でしたが、
今日から良くなる気がすると思っていた、
と双方の気持ちが一致していたことが上がり後わかりました。
お互いに、釣り師ですね。
残念ながら、そんなうまくは行かず、
ボート屋さんも今日の不調を認め
一旦はカマス/ヒラメ狙いは終わりにすることにされたようです。
例年、6月の後半まで続いていますので
もうワンチャンスあると思いますが、
その時にはもう一度挑戦ですね。
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