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カテゴリー「<!ー060大津釣行ー>」の記事

2024年8月30日 (金)

それだけでは終わらなかった1投目マジック

8月29日は大津(石田丸)に釣行。

足踏みする台風10号のせいで延期を繰り返していたが、やっとこの日に満を持してのジギングタチウオ行。
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皆さん台風を気にしたのだろうか、平日とは言えいつになくボートが少ない。

台風の接近で湾内に留めている乗り合い船の係留補強作業があるために、今日は1時までに戻って下さいとのこと。
昼から雨模様の予報なので丁度良い。

今回もタチウオオンリーと決めているので終日ヤマダ電機前で粘るつもりだ。

ポイントに到着し準備を済ませて、1投目。
先ずはアンチョビメタル80g(サーベルピンク タイプ1)を入れる。

着底後1ピッチジャークで誘い上げると、いきなりアタリ。
訳ありでややいつもより緩めにセットしていたドラグが引き出され巻き負けするので慎重に少しずつ締め直す。

明らかにいつもと違う引き応え。
さては・・・。
その期待通り見えてきたのはドラゴンサイズ。

最初のタモどりで失敗した時にはヒヤッとしたが、やったね。
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120cm

今シーズン中に1尾でいいからなんとかこのサイズを、とこだわっていただけにあっけない達成にも大満足。
よしよし、これでもう帰ってもよいくらいだ、とつぶやきながら5本指をあてたりして記念写真を撮る。

ポイントに着いて朝一の第1投目とか、場所替えをした直後の第1投目に良い獲物が掛かることはよくある。
ただ、これで気を良くしても後は続かない。
これを五目漁師は1投目マジックと称している。

1投目マジックは、頻度からして決してたまたまではないと思っている。
魚は、前日の生存競争の中で擦れ切った状況から一夜明けて静かな朝を迎える。
とはいえ、また新たな競争の始まりだ。
餌を見つけるとポイント辺りで食べ物を探している魚の中から一番優位にある魚が真っ先に飛びついてくるのであろうか。
そして、抵抗しながらどこかに連れていかれる親分級の姿を他の魚が見ていないわけはなく、2投目は続かない。(想像)

しかし、今日は違った。
もしかして、またこんなのが来たらという期待から2投目は早々にジグを少し太めでかつ一回り小さいトリプルフックを付けた小型(タングステン、60g)に付け替えて入れる。

すると、驚いたことに着底時に既にモゾモゾと違和感。
オヤッ? と思ったと同時に強烈な引きに合わせを入れる。
先ほど締め直したのにドラグがまた引き出されるので更に締めた上でポンピングしながらゆっくりゆっくりと巻き上げてくる。

上層に上がって来るとタチウオの引きと違って、ラインが右に左にとぶれ始める。
なんだ? ひょっとして青物? 
伊東の釣りでは想像ができないが、海面下1mくらいでやっと黄色っぽい魚影が見えてくる。
更に海面すれすれに浮いてきた魚体は紛れもないサワラだ。
しかしまた潜られる。
そうこうしている内に動かなくなったと思ったらアンカーロープに掛かってしまったようだ。

おっとっと、頑張れじいさん。
ヨタヨタと荷物を跨ぎながらタモを手に舳先に行きアンカーロープを手繰る。
幸いにして上部に絡んでいたためにロープの余長内で手元まで上がってくる。
でかい!
向こうも動きが不自由な身だけにタモには比較的楽に入ってくれた。

ワイヤーリーダー(20cm)とその先に着いているジグはすっぽりと口の中に飲み込まれているためにフロロカーボンリーダーとワイヤーリーダの繋ぎ目で切って獲物を引き上げる。
ウオーっ、それにしてもでかい。
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86cm

普通ならロープに巻きつけてしまった獲物は逃げられるのが落ちだが、こんな風にワイヤーリーダ(20cm)ごと、ジグを口内深く飲み込んでしまい、フロントとリヤーのトリプルフックがしっかりと掛かっていたために逃げようがなかったようだ。
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もう少しワイヤーリーダーが短ければフロロのリーダーに牙が届き噛み切られていたところだった。

危なかったが、ドラゴンやサワラを想定して昨晩苦労して作ったワーヤーリーダが役目を果たしてくれた。
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後でサワラから回収したジグとワイヤーリーダー

当然ながらクーラーボックスには入らないので、尻尾にナイフを入れ半折りにして先に入っているドラゴンの上に無理矢理に押し込む。

今度こそ本気でもう戻ってもよい気持ちになるが、興奮はまだ続く。

活躍してくれた小型のジグはあの牙と勝負しながらでは口内から引き出すことができなかったために諦めて再び先のアンチョビメタルを付け直して第3投目。
今度も直ぐにアタリ。
上がってきたのは今のシーズンのレギュラーサイズ(70cm台)。
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そして、普通に第4投目。
すると、また直ぐにアタリ。
しかし、今度はでかそうだ。
再び時間を掛けてゆっくりと上げてくると見えてきたのは、またもやびっくりのドラゴンサイズ。
信じられない。

タモ入れ1回目は失敗。
そして2回目、入りかけたもののまだ半身を出したままでバタバタと暴れられ、ゆっくりと潜っていく後姿を見る羽目になってしまった。
ガックリしながらジグを手にすると、刺さり優先の細軸のバーブレストリプルフックが前後共に一つずつ伸びている。
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事後自宅にて

やっぱりか。
実は、最初に訳ありと言ったのはここにあった。
今回はとにかく初ドラゴンに拘っていたために掛かり優先の細軸フックでは伸ばされるのではと前日になって心配になってくる。
そこで、ドラゴン専用と銘打った太軸フックがあることを知り、全部(と言っても5つほどだが)のジグをそれにに取り替えることにした。

ただ、大型店に向かったものの該当する商品はなかった。
店員さんに確かめると(雰囲気が少なくともタチウオ釣りが得意な専門分野ではなさそうな感じだったが)皆さんこれ(細軸)でドラゴンも釣り上げてますよとの返事だった。
五目漁師は心の中でそんなことおっしゃるけど、もし逃げられたら責めるからねとステゼリフしつつ店を出た。

仕方がないので今回はドラグ設定を少し緩めにしてフックが伸される前にラインを出そうという作戦に切替える。
しかし、緩めの設定を、先のサワラを掛けた際に締め直したままでやってしまったのが影響したのかどうかは分からないが、正に心配していた通りになってしまったわけだ。
残念。

この後はボチボチと小型のタチウオが上がり、12時半には港に向かう。
グッタイミングで予報通り雨が降り始めた。

で、今日の釣果はこれ。
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釣った日は先ずはドラゴンとサワラの刺身
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小さいタッチーの梅しそ巻き、
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サワラを捌くのがへたくそで骨に身がいっぱい残ってしまったために塩焼き。
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そして次の日に、ネットで美味しそうなタチウオの刺身見たので、真似てもう一度タチウオの刺身。
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我が家のムニエルの定番、和風ムニエル
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サワラの竜田揚げ
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小型のタチウオは南蛮漬けに。
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タチウオ、一昔前の同時期には80cm台が多かったように思いますが、今年は70cm台がレギュラーサイズです。それに以前はどうだったか覚えていませんが、今あそこで釣れるタチウオは私が釣った限りでは皆雌のようです。9月に入っていきなり大きくなるとは思えませんが、群れの違いでしょうかね。チャンスがあればもう1、2度はやってそんな様子も確かめたいです。

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2024年8月 9日 (金)

ジギングタチウオ

 

8月8日は大津(石田丸)に釣行。

 

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小さいが大津でそろそろタチウオの数釣りが本格化している。
そこで、次回は大津のタチウオと決めていたが、折しも川奈で数日前にイサキの大釣りがあった。
こうなると、さて、どっちにしようかと迷っていた。

そんな時に“間違いだらけの備忘録”のガルさんが間違って、こんなものを持ってきてくれた。
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立派な本ガツオだ。
ありがたく頂く。

そう言えば、川奈では型の良いヒラソウダも釣れている。
イサキが釣れない時には良い土産になる。

しかしなぁ、こんな立派なカツオがあればソウダはリリースだな。
うーむそれはもったいない、どうしよう、困った。
いつもの取らぬ狸・・・と共に無理矢理納得させるべく、だったら川奈じゃなくて大津にしよう。

ということで、今回は元々予定していた大津のタチウオにした。
もちろんジギングオンリー、そして、釣れない時の予備にタイラバを準備する。

石田丸から出る手漕ぎボートは、今日は10杯程度のようだ。
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このうち半分ほどがヤマダ電機前でタチウオ狙いだっただろうか。
見ていると皆さん餌釣りのようだ。
ポツリポツリとタチウオが上がっているが、五目漁師のジグには一向にアタリがない。

釣れないが、曇り空と程よい風のお陰で心配していた暑さはそれほどでもない。
本日は中潮、干潮は13時1分。
ボート付近にやって来た潮目の流れを見ていると、少なくとも上潮は沖から岸側に向かっているが、80gのジグは真っすぐに落ちていくので潮流は緩い。

そのタチウオ専用と称するジグのタイプや色をとっかえひっかえたり、時にはワームを投げ込んでみたりするがアタリは出ない。
周りの様子をみながら、冷凍庫にサバタンがあったので持ってきたらよかったかな、と少しだけ後悔する。

10時なったら諦めて富士山根辺りをタイラバで流してみようと決めていたが、その10分前にやっと1尾目が上がる。
なんと、タチウオ用の80gのジグをやけくそ気味に百戦錬磨のTGベイトに替えた時だった。
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因みに、本日使ったジグはこれ。
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自宅で水洗いし乾燥中のジグ

そして、これが1尾目、続いて2尾目も掛けたTGベイト60g、GG
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タチウオはパープルが大好きと言われているが、実は鉛色がもっとお好きなようだ。

約1年ぶりの太刀魚のアタリは強烈だったので、いきなりドラゴンサイズかと期待したが、70数cmチョイの細い奴だった。
途中、巻き上げが追い付かないほどの食い上げでバラしたかな? と思ったこともあったが、このサイズでもタチウオはよく引き、楽しい。
続けてもう1尾掛ったので、いよいよ時合いかな? と思ったが、後は続かない。

魚探を見ていると海底の様子は目まぐるしく変化しているのでアンカリンクしたままでもよさそうだが、とりあえずアンカーを上げて周囲を流してみることにする。

オット、スミマセン! 
首も腰も回らないために本日2度目のゴッツンをやるところだった。
広々とした伊東で流すのとはわけが違う。
気を付けなくっちゃ。

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TGベイトGGも含め、今日は緑色が良かった。

流し釣りでは効率よく3尾を追加した。
やはり、アンカリングして一か所にとどまって釣るよりも流しながら釣った方が良さそうだ。
しかし、風で結構ボートの流れは速くこの暑さの中で度々の漕ぎ上がりはきついし3度目のゴッツンもやばいので再びアンカーを入れる。

ボートの直下には何もいなくなったり、時には濃い帯状の、あるいは薄い筋状の反応が頻繁に出たり入ったりと賑やかだ。
昨年、結構数を釣った時には底から少し浮いた粒状の雲のような反応が良かったような記憶があるが、今日はそれが見られない。
掛けた時には慌てて画面を見るが、底付近には特に何も映っていないことが多かった。
群れが小さいのだろうか。

日照りが入った午後になると、海面水温は少なくとも五目漁師にとっては初の30℃超え。
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この暑さで少し深みに退避しているのだろうか?
同じ理由だろうか、周囲のボートも次第に少なくなり、寂しくなってしまった。
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結局、最後までここぞという時合いはなく2時半に沖上がり。

上がって、いくつか釣果を見せて頂いたが、やはりタチウオは餌釣りも10尾前後だったようだ。
ただ、120cmのドラゴンの検寸を見るとやはりこれを釣りたい。
70cmちょいであの引きだからドラゴンサイズの凄さを想像すると今シーズン中に1尾でいいから掛けてみたい。

で、五目漁師の今日の釣果はこれ。
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最大長は83cmだったが、その他は72、3cmの小型。
次回は9月に入ってこれらがせめて80cmクラスになった時にやってみよう。

さて、以前はマンション裏手の道路沿いに駐車していたが、うるさくなったと聞いたので最近は黒門の駐車場に止めている。
朝は満車だった駐車場に戻って来るとなんと最後の1台。
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よく頑張った。


さて、先ずは冒頭のカツオは釣りの前日に、定番のタタキ、
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カツオステーキ、
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そして、タチウオは梅しそ巻き、
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ムニエルバジル三昧、
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そして小さいタチウオはこれしかない南蛮漬け。
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久し振りでしたが、タチウオの引きは楽しいですね。ジギングタチウオは餌釣りの様に食わせの間合いや掛けのタイミングを気にすることはなく、スローな誘いの中でアタリ=掛った時ですからより簡単です。うまく誘えば、何といっても餌よりも目立ちますから数釣りも可能でしょうね。

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2023年11月23日 (木)

上手い釣り師を真似てなんとか中アジゲット



11月22日は大津(石田丸)に釣行。

釣りに行きたいがどこで何を釣ったらいいのかわからない。
網代は行ったばかりだし、行きたかった川奈はとうとうカワハギになってしまったし、伊東はフグだし・・・。

そうだ、ソウダ一ッ・・やめよう前回に続いてふる過ぎる、年だな。
初めてだが伊東のエンジン艇はどうだろうか? 
ある程度深いところならフグもいないのでハタや真鯛が狙えるかも。

で、相手をしてくれそうな弟に連絡してみると先約があるということでアウト。

うーん、困った天気予報を虚ろにチェックしながら行き来していると、
なんと珍しくも大津の天気が素晴らしい。
しかし、伊東のフグがひょっとして突然カイワリに化けるかも,とまだ迷っていると、前日の昼過ぎに仲間から伊東はフグで退散との最新情報が入る。
これで、大津に決定だ。

さて、大津は相変わらず人気がある。
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今年は主体がオオアジに変わってしまいお店の釣果ブログでも、中アジはいませんでしたなんて日もあったようだが、五目漁師的にはやっぱり美味しい中アジが欲しい。
もちろん、そこそこのアジが釣れれば泳がせでヒラメも狙ってみよう。

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7時ちょっと前に漕ぎ出ると大半は富士山根やガレ場方面で武山根などの海苔棚方面に向かうボートはは少なそうだ。

今日は長潮、時刻的には上げ潮に入ったところだが、いい具合に北西方向に流れている。
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一投目マジックで欲しかった中アジが釣れたが後が続かない。
目の前の釣り師は結構コンスタントに釣っているのに五目漁師はさっぱり。
同じアジ仲間だからと思いつつ、カイワリ用の引き出しを開けては次々に試すも餌を盗られるばかり。

ショウサイフグが2、3尾釣れたのでどうやら犯人はこいつのようだ。
ここでびっくり事が。
釣れるのはショウサイフグだが、たまに海面までビシを追って上がってくるのは伊東の暴徒と同じ種のサバフグ。
ただ、伊東の様に群れではなく単独行動なので大して邪魔でも、恐怖でもない、と思っていたその時だ。

サバフグがビシを追って上がって来たかと思うと、何とその勢いでジャンプ一発、愛竿の穂先に飛びつき鉄棒の様にぶら下がってきた。
この野郎!
慌てて振り落とし穂先をチェックすると大丈夫だったが、こんな技があるとは気を付けなくっちゃ。

五目漁師にはアジは釣れないがサメにエイ。
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エイのスレ掛かり
今はおとなしくしているが握ったハリスの上にはウイリー針が2つも付いているのでここで暴れられるとヤバイぞ、と思いながらヒヤヒヤものの撮影。

一方、目の前の釣り師は相変わらずポツリポツリとアジを上げている。
軟調子の竿でゆっくりとコマセを撒いた後は置き竿だ。

あれじゃ普通ならフグの餌食だろう。
でもこの差は何だろう? ちょっと真似てみるか。

着底から竿を置くまでのリールの巻きから判断するとどうやらべた底のようだ。
やってみよう。
ビシの着底から3m巻いて、五目漁師の竿はあんなに軟らかくはないがゆっくりとコマセを出して既に泳がせ用に準備している竿掛けに置く。
OK、これでよし。

すると、しばらくして穂先が微妙にお辞儀する。
聞き合せる。
ここまで彼と同じように真似る。
するとどうだ、中アジ。
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そしてまた中アジと、入れ食いの勢いで上がり始める。
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なんだ今日は置き竿だったのか。
コマセの出し過ぎがいけなかったのかも。
ただ、彼の方も先ほどまでに比べるとペースアップしているので丁度時合い到来と重なったのかもしれない。

結局、今回の釣果の殆どはこの1時間半の間に釣ったもので、後は置き竿か手持ちでもゆっくりしたシャクリで止めを長くした釣りが主体ではあったがボチボチになってしまった。

一方、そんな中でずっと泳がせでヒラメ狙いを続けていたが、こちらは一度のアタリもなく終了。
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戻ってきた元気なアジ
釣り開始からずっと無風に近かったが、1時ころから急に強い南寄りの風が吹き始め沖上がりの頃には写真の背景の通り海面もやや荒れ模様。

で、今日の釣果はこれ。
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大津とは言え、いつもはアジ以外の魚が多少は混ざるが、見事にアジ一色。
しかも最近はあまり釣れないと言われている中アジ(Max27cm)と終盤にはたまに小アジも混ざった。


で、先ずは刺身、
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コアジはフライに。
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次の日に押しずしと唐揚げ。
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アジもカイワリ同様、時により釣れる釣り方は色々ですね。

この日はウィリーでさえあまり動かさない方が良かったです。

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2023年9月16日 (土)

微妙なタチウオリベンジ


9月15日は大津(石田丸)に釣行。

情けないが、最近は釣行後に疲れが結構残り、あくる日などは2階にある自分の部屋に上がるにも1段ずつ、よいしょこらしょと掛け声が入ってしまう。
先日、こんなはずじゃなかったと試しに駆け上がってみようとしたが、たったの2段でまたよいしょペースになってしまった。

今回はそんな老骨に鞭を入れて、先の釣りから中3日の釣りとなった。
あれだけボートが多い中、しかも首が回らない状況でのタチウオジギングとアンカリングの相性についてはもう少し経験してみないとわからないが、明らかに五目漁師のチョンボだったジグのフロントフックのエビり(?)(フロントアシストフックがジグとリーダを接続しているスナップに絡む)については直ぐに見直した。
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こんなことをやっていると直ぐにでも試したくなり天気も良かったので急遽リベンジ行になった。
目標はタチウオのツ抜け、それに一本でもいいのでドラゴンに掛かって欲しい。

前回は久しぶりの大津港だったが、平日の賑わいに驚いた。
今回もそれは変らない。
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平日とは思えない大津港貸しボートの賑わい

皆さんまた急な腹痛ですか? と心配になってくる。

五目漁師は今回もジギングオンリー、念のためにタイラバは準備している。
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あの立ち泳ぎでは潮が速いと餌に食らいつくのが難しいと聞いたので、前回は中潮時を選んだが、今回は心配の大潮。
ただ、心配よりも行きたい気持ちの方が勝っているし、大潮だからと言っても必ず潮が速いとは限らないし、速ければ遊泳力のあるドラゴンだけが掛かてくれるかもしれない、そして潮止まりには腹を空かしたタッチーの怒涛の入れ食いがあるかもしれない、と前向きに考える。

ポイントには一番乗りで到着したが、今日もボートは多い。
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ただ、五目漁師が流したかったエリアは結構空いているので、性懲りもなく先ずは流し釣りから始める。
無風ではあるが潮流で結構岸側(北)に向かって流される。

30分くらいして、先ずは1尾目。
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そして、直ぐに2尾目も掛かってくる。
この分だと今日はツ抜けしそうだなと安易に考えたが、その後はどこをどう流してもアタリはなくなってしまう。

周囲のボートはどうやらアジ釣りがメインのようだが、次第にエリアから抜けて行く。
お陰で流しやすくはなったがアタリは一向にない。

前回は正午過ぎにプチ時合があったが、潮汐の干満時刻は今回の方が3時間ほど遅れているので、沖上がりの頃にいい時合いがあるかも、と期待しながらタイラバ竿を準備し散歩に出かける。
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現金なもので、昨日(14日)にいい釣りがあったためだろうか、富士山根の北東側に皆さんが集結している。
(後で知ったが、ここではこの日もヒラメなどの大物やアジの大釣りなど、いい釣りがあったようだ)

五目漁師はこれじゃ流し釣りは無理だなと遠目に見ながら、少し外れたところで2、3回だけタイラバを落とし、ぐるっと一周して再びヤマダ電機前に戻る。
既に朝の賑わいはなく、今ならどこでも流せる状況なので魚探のマーキングをチェックしながら流して行くが、一向にアタリはない。

そんな中で、少し沖側のボートでタチウオが上がったようだ。
(五目漁師は釣れない時には、周りボートの状況を自分の竿の穂先以上にしっかりとチェックしている。)
居るぞ! こんな時にはとにかく魚が居る情報が欲しい。

早速、何気にそのボート(2ハイ)に近づいていくと、なんとボートはゴミや汚いフン状の汚れが溜まった大きな潮目の上にアンカリングしている。

ゴミを拾ってしまうのでこんなところでジギングはやりにくいが、帯状の潮目の少し下側でシャクリ始める。
すると久しぶりにタッチー。
そしてまた1尾と掛かってくる。

いつの間にか潮目はどこかに去ってしまったが、アタリはポツリポツリと続いたので、潮目がもたらした時合いだったのか、たまたまだったのかはわからないが、なんとかこの調子でツ抜けは達成できそうだ。

あとはドラゴンが欲しい、と思った矢先だった。
グッ! 根掛かりのような大きなアタリに合わせを入れる。
とうとう掛かったぞ、ドラゴン! 

なかなか巻けない様子を見て、先のボートからもドラゴンですか、ドラゴンですね、と声が掛かる。
五目漁師も最初はその気になっていたが、このころには怪しい気配を感じている。

うーん、わからないですね何だろう? で上がってきたのはエイ。
がっかり。

この後は南西風が次第に強まり、ボートの流れが速くなり、頻繁に漕ぎ上りが必要になってくる。

沖上がりまでに残された時間はせいぜいあと30分。
重いアンカーを入れて引き上げに苦労するか、このまま流し続けるか迷いに迷った挙句に、一番ベイト反応が強そうなところでドボンとアンカーを落とす。

さあどうだ。
するとここから怒涛の入れ掛かりが始まる。
7、8、9どうやらツ抜けは行けそうだ。
11まで数えたところで決めていた沖上がりの2時20分。
で、ここで終了。
(危ない危ない11尾のツ抜けで安心していたが、上がって数えてみると10だった)

で、今日の釣果はこれ。
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サイズはF3.5~4本弱。
なんとか目標のツ抜けには達したが、期待したドラゴンにお目にかかることはできなかったため微妙なリベンジ行になった。

さて、慣れないタチウオジギングについて幾つかノート。
ジグは頻繁に交換することを考えると、やはり一々リーダーに結び直したり、プライヤーを持ち出して付け外したりするよりも交換が簡単にできるスナップを使いたい。

前回はこのスナップに頻繁にフロントフックが絡まり釣りに集中できなかった。
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上が前回のフロントフック、下は今回のフロントフック。
たったこれだけのことでスナップへの絡みは皆無になりジグのシャクリに集中できるようになった。

これのお陰かどうかは分からないが、前回は2尾釣って4バラシ、今回は10尾釣ってバラシは2度だけだった。
これに合わせて、今回はリーダー(フロロカーボン5号)とジグの間には釣り始めから20cmのワイヤーを入れていたが、多分釣果には関係なかったと思っているので安心代としては効果的ではないだろうか。
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今回アンチョビメタルを買い増したが、色や形状による差は鈍感な五目漁師にとって、しかもこれくらいの数の釣果では感じられなかった。11cas23a0346s  

但し、色や形状の差はともかくとして次々にジグを交換することは効果があると感じている。
魚の記憶時間は短いとも聞いているが、ジグを変えることで食わなくなった擦れたタチウオの食いっ気を新たに誘うような気がしている。

最後に流し釣りについては、いいも悪いもこんなにボートが多い海面では無理と考えておいた方がよい。
今回、風が強まって来たため最後にアンカーを入れたが、思いがけなくアタリが寧ろ増えた。
ポイントさえ選んでアンカーを打てば流し釣りと変わりなく、というよりも良いところで待てば下手に動き回るよりも良いかもとも思った。


で、料理はタチウオしか釣っていないので、おのずとタチウオ三昧。
タッチーの釣った日刺身。
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タッチーの銀皮は剥ぎにくいが、一切れ分ずつの大きさをよく切れる刺身包丁で削ぐようにすると剥ぐことができる。
また、糸造りにしたり炙るとペッペッとやりたくなる皮の違和感はなくなる。

白身の魚なら、なんでもよく合う和風ムエル、
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ニンニクは大好きだが少し多過ぎた。

次の日の夕食に、梅しそ巻き、
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ムニエルクリームソースかけ、
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炙りポン酢、
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ユッケ
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いただく前に、醤油とコチジャンをベースとしたたれをかける。

あと残った分は、また南蛮漬けにする。




タチウオはグイグイと引いたかと思うと直後に食い上げたりと引きが面白いですね。
それに何といっても、どうして食っても美味しい。
ジグにはドラゴンは食ってこないのですかね。
大物が掛かるというイワシを括り付けたテンヤ風のジグがあると面白いかもです。

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2023年9月12日 (火)

想定外の大津タッチー狙い

 

9月11日は大津(まるまつ丸)に釣行。

釣れなかった釣りは途中経過の獲物の写真はないし、記事も言い訳ばかりになるので後回しにして、先ずはドッカーン!と釣果写真1cas23a0331s

と釣り魚料理から。

指が太いとはいえF3.5では刺身にもムニエルにも難しく、これしかないという南蛮漬け。
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あとはあくまで慰めと反省の自分記録。

実は先日、かねてからの予定でHさんと大津タチウオ釣行を予定していたが、Hさんが五目漁師以外にも招待されていた台風13号さんのために釣りを見合わせた経緯がある。

次の機会迄待てない五目漁師は本番の練習がてら6、7年ぶりのタチウオ釣行に出掛けた。
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2016年9月大津のジギングにて(アジはコマセ釣り)

先ずは、素晴らしい朝焼けが出迎えてくれる。
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こんな日なら釣りではなく富士山撮りにでも行けばよかった。
(釣れなかったがための結果論)

いつもは大津では石田丸を利用しているが、たまにはということで初めてお隣のまるまつ丸を利用させていただいた。

ボートが変わると、いつも気になるのは魚探のトランスジューサーの取り付け。
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早くから現地に到着したので、ボートを取り替えながらかなり無理ながらなんとか目途がついた。

準備した竿はジギング用とタイラバ用の2本。

先ずはタチウオ人気の山田電機前に向かう。
驚いたことに、今の時期このエリアでは恐らくタッチー狙いが主だとは思うがアジ狙い、あるいは両方を狙う釣り師を含め、平日とは思えない賑わい振り。

台風で出られなかった週末明けの好天日、急遽、夏風邪に罹ったとか腹痛とかの仮病を使っての休暇取得であろうか、そう思うと五目漁師にとっては懐かしい。
駐車場では念入りに日焼け止めを塗る方、海上では月光仮面(誰もわからんだろうが)もお目見えした。

さて、エリアの海上をうろうろと漕ぎ回っているのは五目漁師のみではないだろうか?
どうしてあんなに整然とボート間の距離を保ちながら皆さん一緒に流れるのだろう? 
どうして自分だけが??

しばらくして気付いたのは皆さんアンカリングしているではないか。
餌釣りか、釣ったアジでの泳がせ釣りでジギングの方は少ないようだ。

青物待ちのジギングならまだしも、タチウオの動きは根魚と青物の中間程度とイメージする五目漁師は、アンカーを入れるよりも、流し釣りが有利だと思っている。

想定外だったのはこんなに賑やかなエリアでの流し釣りになるとは考えていなかったこと。
最近は首も腰も回らなくなり、伊東や川奈のほぼ一人ぼっちに近い海域でならまだしも、後方(ボートの前方)が一気には見えないボート漕ぎはここでは厳しい釣りになってしまった。

首、腰が回らなければ腰を一旦浮かせて態勢を変えればというのは道理ではあるが、漕いでいる時にはそんな面倒なことはできない。
右に左にと頻繁に見回しているつもりでも結果真後ろは見えていない。
2、3回は当る寸前に“後ろに居ますよ”とか、無言でボートを押さえられたりして、すみません、申し訳ないのご迷惑をかけてしまった。

それにしても関東の方々は皆さん優しい。
大阪だったらこうはいかないだろう。
こんなことしていた日には目ん玉が、命がいくつあっても足りない。
マジなんとかしないと、こんな状況では漕ぐ資格なしと大いに反省中。

四苦八苦しながら9時半くらいまで頑張ってみたが、周りも一向に釣れていないようなので、とうとう諦めて、たまたま本日ご一緒になったYさんが釣っておられるはずのガレバ方面に向かう。
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ガレバの様子

朝、駐車場でお会いした際に、今日はアジ釣りはやらないので中アジがイヤほど釣れたら分けて下さい、とお願いしている。
当然、気持ちとしてはイヤほど釣れるはずのタッチーとの交換を想定していたが、お聞きすると残念ながらオオアジばかりですよとの返事。
良かった。

実は、ここへの途中で、かって伊東でご活躍だったkさんと偶然にお会いしたところ、朝方60cm超えの真鯛やイナダを釣りましたよとお聞きし、そんなのが釣れるのだったらタイラバをやってみよう気分になっているので、このあとは中根方面に流す。

手漕ぎボートの殆どが先のヤマダ電機前とガレバに集まっており、中根、武山方面には皆無で静まり返っている。
さすがに皆さん魚が居ないことをよくご存じで、タイラバには一度もアタリはないままに、もう一度ヤマダ電機前に戻ることにする。

朝に比べるとボートの数は大分減ってはいるが、その合間を縫って再び流し始めると本日初めてのアタリ。
間違いなくタッチーであったがバラシ。

すると、直ぐ近くの釣り師がドラゴン級を上げる。
お聞きするとやはり餌釣りだったが、もうたまらなくその近くにとうとうアンカリングする。
繰り返し同じ海底を底どりしながら、これではなーと思ったが、結構時合いも良かったのかアタリがあり、結果的に先の2尾をゲット。6dsxp237817s

他にハリス切れを含め4バラシ。

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今回の釣行に際してアンチョビメタルのピンク系(type2)を2つ新規購入しこれを主に使ったが、セットしたフロントフックが海面に上げてくるたびにエビっていたのがバラシの原因だったかもしれない。
リーダーとジグの取り付けにも問題があったし、折角準備して行ったワイヤーハリスもこのエビリが原因で利用できなかった。

風が強くなればパラシュートアンカーを入れるつもりで準備して行ったが、賑わいの海面ではそんなどころではなく、なんといっても、6、7年前の様子から現地を想像していたのが敗因だったと反省だらけに終わった釣りだった。



ドラゴン級、ツ抜けた人もいらっしゃいました。

釣り方も色々、奥が深そうです。
ジグのフロントフックの付け方には東京湾ルールというのがあるのですね。
手漕ぎボートのジギングには関係ありませんが、別の意味で中途半端に真似てみたのがエビりの原因でもありました。
魚探にどんなふうに映るのか確認したかったのですが結局わかりませんでした。
流し釣りにとっては有用な情報になりますので確認したいです。
さて、必ずやリベンジですね。 9月いっぱいでしょうか。

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2023年3月21日 (火)

アジ不在でクロダイ祭り



3月20日は大津(石田丸)に釣行。

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弟と同行で無料のアジで泳がせができる久しぶりの大津に向かう。

今回はアジ釣りにちょっとした秘策がある。
といっても、実は身を守る逃げの一手。

五目漁師は付けエサに市販のオキアミを使うと、必ず1~2週間後には指や掌の皮が剥け始める。
1ヶ月以上にわたって何度も繰り返し剥けるために指は真っ赤に、指紋は薄くなり、悪いことをするなら今だとさえ思ってしまう。

ただ、唯一真鶴駅近くにある釣具店のオキアミだけにはこの症状が出ない。
おそらく南極海で瞬間冷凍されたオキアミブロックをなんの手も加えずに切り出したものだと思う。
これが魚にとって美味しそうに見えるかどうかは別として、五目漁師にとっては安くて、剥けない唯一の付けエサになっている。

このブロックオキアミは量が多いために1、2回目までは残りを冷凍保存して再利用しているが、今回は真鶴駅は通らないし、タイミングが悪く冷凍の取り置きもない。

そこで、こんなものを作ってみた。
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イカが不漁の中でやっとスーパーの刺身コーナーで見つけたイカソーメンを使ったアカタン。
右が食紅だけで染めたもの。
左は砂糖とカツオダシで締めながら染めたもの。

さて、大津のアジは今、中根の調子が良いと聞いているので、武山根と中根の中間辺りに入る。

3投目くらいに、早速小アジが掛かってくれる。
さすが大津!
直ぐに泳がせにとりかかる。
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アカタンやるじゃないのと思ったが、この後が続かない。
弟はもちろん、周囲も含めて静かに時が流れる。

アジどうしたのだろう、今日は駄目かなと話している最中、弟が20 年近くも愛用している今では珍しい中通し竿がひん曲がる。
慎重に慎重にと声をかける中で上がった来たのは良型のクロダイ(51cm)。
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アジ不在の中で、今日はこれでもう終わってもいいんじゃない?
と置き竿にして話していると、また来たっ!
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1尾目に比べるとやや小ぶり

1尾目から未だ30分しかたっていない。

今や大津の海苔棚の海苔を食い荒らす大食漢として嫌われる存在とも聞くクロダイではあるが、こんなに釣れるもんなの?
五目漁師はやったことはないが、関西では尊敬の念を込めてチヌ釣り師と呼ばれる彼らがやる微妙(?)とされる釣りを知っている五目漁師にとっては信じられない。

と驚きが冷めやらぬその30分後。
また来たっ!!!
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3尾目は1尾目と同程度の良型のクロダイ。
3尾目ともなると面倒くさそうに、玉網に入れたままこちらに見せてくれる。

一方の五目漁師は声援に回ったままで、その間にイシモチとアジ1尾ずつ追加したのみ。
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頼みのアカタンは餌持ちががよいために交換さえない。
しかし、3尾目のクロダイを見てとうとうアカタンに見切りをつけ、弟からオキアミを分けてもらう。

オキアミに替えるとアカタンと違って、仕掛けを落とす度に齧られたり盗られたり、フグも頻繁に掛かってくる。
退屈しないだけでもこちらの方が楽しい。

そしてやっと大きなあたりがあったが、エダス切れ(エダスの結び不良だろうかエイトノットの結び目で切れていた)。
少し間をおいて、再び大きな当たりでやっと五目漁師にも小型ながらクロダイ(38cm)が掛かってくれる。
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このころには、風も予報通りに南に変わり次第に強まってくる。
弟の方は、もう十分に釣ったのでそろそろ引き上げてもよさそうなそぶり。
そうはいかない五目漁師はボートの方向が変わって釣りにくくなった泳がせをここで止め、アジに集中する。
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釣り始めて間もないころから今まで元気に泳いでくれたアジはここで解放する。

しかし、相変わらず一向にアタリはない。
もしかして、そろそろアジの時合いがあるかもしれないと期待したが、更に風が強まってきたので1時過ぎに早上がりとした。

石田丸で撮って頂いた弟の釣果はこれ。
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そして、お恥ずかしくてその場でクーラボックスの蓋は開けられなかった五目漁師の釣果はこれ。
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他の方々も今日はアジは釣れぬともクロダイ祭りだったようだ。

釣った日は石田丸からお土産にいただいた旬のワカメと一緒にクロダイのしゃぶしゃぶ。
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久しぶりのアジでフライや押し寿司を期待して材料を揃えて待ち構えていたヨメサンには残念ながら薬味たっぷりのアジのタタキ。12cas239320s

イシモチは次の日に塩焼きに。
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いただいたワカメと一緒にイシモチの酢締め。
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いつも釣りのあくる朝に記事を書き、その日の料理を張り付けてブログを更新しますが、今回は朝からWBCメキシコ戦に見入ってしまったために記事の更新と料理に大忙しでした。明朝また楽しみですね。
次は、そろそろ伊東のカイワリ。
それがまだ駄目そうなら、一番かたい網代の中深場になりそうです。

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2022年11月 3日 (木)

超久しぶりの大津釣行

 

11月2日は大津(石田丸)に釣行。

 

元々そんなに頻繁ではなかったが前回は21年の7月だったので超久しぶりの大津。
コロナ人気(?)で釣り客が増え混雑していることや、駐車がしにくくなったことなどが聞こえてくるので、なんとなく足が遠のいたようだ。

 

先週の中深場釣りの後、さて次は何をしようかと考えていた時に、釣果がパッとしない川奈で泳がせでもやってみようかとなった。
待てよ、川奈だったら伊東と同じように泳がせ用のアジを買っていく必要がある。
で、思い浮かんだのが大津。
アジのメッカ、泳がせのメッカに久しぶりに行ってみよう。

 

平日とは言え駐車場が心配なので、従来よりも1時間も早く自宅を出て5時半少し前に現地に到着する。
初めて利用する黒門の駐車場は未だ2/3程度は空いている。
(6時にはほぼ満杯になったが)

 

受付時に女将さんにアジはどこですかとお聞きすると、アジなら中根ですね。
できるだけ海苔棚に近づいた方が良いようですよときっぱり。

 

やっぱりか、ガレ場と言って欲しかったんだけどなあ。
アジもいいけど海底で交錯しているロープのことを考えると、あそこで泳がせはきつい。
やっぱりガレ場にしよう。
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先ずはアジを釣らなきゃ。
久しぶりの大津、久し振りのコマセ釣りのためかボート内でもたもたしてしまいポイントに到着したのは一番最後。
皆さんが集まっているので、ここら辺がポイントなんだな。
よしよし。

やっと準備ができて一投目を入れようとすると、たまたま並んだどうやら常連らしい方が、一投目から来ましたよ! と型のいい中アジを見せてくれる。

もうきましたか、調子良さそうですね。
うーん、ただもう少し小さい方がいいんですけどね。
こいつ憎たらしいやつだと思われたかもしれない。

しばらくして五目漁師にもアタリ。
やっぱり泳がすには立派過ぎる。

今度は反対側の2人乗りボートが何やら賑やかだ。
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どうやらアジ釣り仕掛けにタチウオが掛かったらしい。
続いて、常連さんにもタチウオ。
続いて五目漁師にも来たがハリス切れ。
当たり前だわな。
大して大きくはなさそうだがますます泳がせ用のアジが早く欲しい。

常連さんは2本の竿を操りながら中アジの入れ食いが続いている。
五目漁師には最初のアタリ以来一向に掛かって来ない。
どうしてだろう?
仕掛けをウイリーに替えたり、棚を広く探ってみたり、シャクリ方を変えてみたりするがアタリがとれない。

何故ですかね、こちらは入れ食いに近いですよ。
(向こうは餌はアカタン、こちらはオキアミではあるが、寧ろこちらが潮下で10mと離れていないのに)常連さんも首を傾げられるほどこちらには来てくれない。

ただ五目漁師には、常連さんがそれが欲しいと仰るこんな奴(44cmの大アジ)がたまに掛かってくる。
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これでもう4尾目だ。
まさかこれで泳がせは銭洲や沖縄でもやらないわな!
でやっと奇跡ともいえる豆アジが掛かってくれる。
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直ぐに、既に準備していた泳がせ用の仕掛けにセットして、さあ行ってこい! 
までは良かったが、アジは沈んで行くのに穂先にテンションが掛からない。
どうやら仕掛けを竿側のリーダーのサルカンに掛け忘れていたようだ。
開いた口がふさがらないままやっと手に入れた虎の子にさようなら。
40号の錘をつけたまま沈んで行ったアジ君には申し訳ないことをしてしまった。

そうこうしている間に、もう11時だ。
見ていた限りでは、常連さんは既に20、30は釣られただろうか。
こちらも重さでは負けてはいないだろうが、中アジは5、6匹といったところで、両者ともすっかりアタリはなくなってしまった。

ガレ場にはさんざん来るんだけど不思議と昼からは良い目をしたことがないんだよね。
中根に行ってみるよとアンカーを上げられる。

そうですか、私もしばらくしたら後を追いますよ。

中根に到着すると海苔棚の一角が賑やかだ。
ははーん、ここだな。
ポイントは分かったがもう入る余地はなさそうだ。

少し離れたところで準備を済ませ仕掛けを入れると、底どりと同時にもう掛かっている。
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なんとあれほど厳しかったのにこの後は止まることなしに入れ食いが続く。
こうなったらとことんアジを釣るしかない。
残念ながら皆型揃い(23、4cm)なので泳がせは諦めていたが、先の賑やかなポイントではワラサがあがったようだ。

ここでは2時間しかなかったがもう十分、これを最後にしようと思った投入でアジらしくないかなりの大物が掛かる。
イナダかなとも思ったが上がってきたのは44cmのこれもまた立派なサバ。
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大津のサバは美味しいので直ぐに腸を出したが、ラードをグシュッと掴んでびっくり。
美味そうだ。

結局泳がせはできなかったが、後半は忙しい釣りになった。
で、今日の釣果はこれ。
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釣った日刺身はもちろんというか、これしかないでしょう。
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そして中アジならこれも鉄板の唐揚げ。
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そのあくる日、どうしても大アジを料理に登場させたいのでもう一度刺身。
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ただ、これには仕掛けがある。
大アジの食味には懐疑的なのでデカアジの身は少しだけ使い、周りは中アジで固めている。

しかし、食べてみると思っていた以上に美味しいではないか。
これならピンチヒッターは要らなかったくらいだ。

何れにしてもそんなに大量に日夜アジばかり食べるわけにもいかないので、既に大アジは練り物にしてしまっている。
アジバーグにつみれ団子。
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アジバーグは焼いて冷凍

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これで冷凍保存はバッチリ。

つみれ団子は早速つみれ鍋でいただく。
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塩焼きもやってみた。
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フグも2、3匹は釣りましたが、東伊豆のサバフグを思うと可愛らしもんです。

大津のアジのポテンシャルの凄さをあらためて感じました。
自宅で捌いていると、これだったら泳がせられたと思うサイズも混ざっていました。
多分その頃はアジ釣りに夢中だったのでしょうね。

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2021年7月10日 (土)

久し振りの大津釣行は期待外れ



昨日(7月9日)は大津(石田丸)に釣行。

伊東や網代への釣行再開は
しばらく時間が掛かりそうだ。

元々は久しぶりに
伊東でコマセ釣りをと考えて
準備を一旦は済ませていたので
大津なら殆どそのままGo!。

前日には仲間が大アジを釣っているので
それにあやかろうと
ガレ場の少し北側に向かう。

もちろん小アジが釣れれば
直ぐに本命の泳がせをスタートする。

小雨だがこれくらいなら暑さよりも歓迎だ。
しかし、海中は極めて静か。

自分の巻いたコマセの帯と
ビシの上下する姿が
何にも邪魔されずに綺麗に見えている。

1時間ほどで諦めてガレ場に移動するが
ここも同じ様な感じ。

そして、いきなり南に向かう流れがきつくなる。
ビシを入れるとスーッと潮に乗って
流されながら沈んでいく。

と言っても伊東や網代の海と違って
茶色に濁っているので
直ぐに見えなくなってしまう。

この時に使っていた仕掛けは
6mのロングハリスの上部、ビシの直近に
2本のエダスを出した五目仕掛け。

着底と同時に根掛かり?

少し引き合うとどうやら魚のようだ。
強烈な引きで上がってきたのは
一瞬タッチーかと思ったが
五目漁師が今までに見たこともない
太いアナゴ。(69cm、長さの割に極太)
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掛かっていたのは、
この潮の中でビシの後を追ってきて
海底から少し上を
潮下に流れつつあったと思われる先針。

アナゴとはいえヘビが嫌いな五目漁師は
ヒャーとかキャキャとか漏らしながら
四苦八苦して
やっとスーパーの袋に収まってもらう。

その後はカサゴが2尾。
一向にアジの顔は拝見できず、
もう一度北側に戻ることにする。

その途中、
少し海底が凸凹した辺りで魚影を発見。

早速アンカーを入れて
仕掛けを落としていくといきなり大きなアタリ。
なんだ、サバか。
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と言いつつも
いつになるかわからないが
網代中深場釣りのサバタン用に確保する。

そういえば先ほどまでの潮流が
嘘のようになくなっている。

再び仕掛けを落とすと、また直ぐにアタリ。
今度はどうやらサバではなさそうだ。
上がってきたのはサバのような大アジ
(41cm)。
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これが噂の大アジか。

そしてここから怒涛の入れ食いが始まる。
しかし10~15分ほどで
なんとかおかず分をゲットすると
あっという間にまた静かな海に戻ってしまう。

途中仕掛けの絡みトラブルや
実はこの間にやっと釣れた小アジで
泳がせを始めたりしたことで、
時合いが短すぎたというよりも
折角居場所を見つけたのに
引き留めておけなかったのでは
とあとで思えば後悔しきり。

再び静かになってしまったが
しばらくして久しぶりに上がったのは
何と五目仕掛けの先針にタチウオ。

このタチウオを見て
どうせ釣れないならジギングでもやってみようと
昼過ぎにジギングに鞍替えする。

2時間ほどシャクみたが
ここでは大きなアタリのバラシが一度と
サバが一本。

そして、最後に真鯛でも狙ってみよう
とのスケベ根性がいけなかった。

ジグをタチウオ用の
バーブレスフックを付けたものから
お高いTGベイトに替えた最初の投入だった。

フォールの途中でプチッ???
穂先に重みがなくなる嫌な感触。

なんだ、タッチー居るのか!
呆然としながらも
TGベイトの威力に感心もする。

実は、前日にサワラの話も聞いていたので
こんなものも準備していたのに
真鯛だからと思ったのが間違いのもと。
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メタルジグとリーダーの間に入れるワイヤー(下が自作)

再度タチウオ用のジグを付け替えたが
ここで時間切れ。


で、もっとアジが釣れると思って
期待していたのに、これが今日の釣果。
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何といっても五目漁師としては初のアナゴは
捌くのも料理も楽しみ。

釣った日は大アジメインのアジ尽くし。
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カサゴとアジの唐揚げ。
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さて、あくる日は
ネットでアナゴの捌き方を色々チェックして
捌きにかかる。
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沢山あるユーチューブのお陰で
初めてにしては上々の出来栄えではないかな。

で、そのアナゴの丼
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とタチウオのムニエルアンチョビソース。
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網代は行き帰りの道路の閉鎖もありますが、
湾内は土石流で流れ込んだ流木の後片付けが大変の様ですし、
近くでは海上の捜索も続いていますので当面は無理そうです。
伊東は箱根新道から伊豆スカイラインを使えば
普段なら従来道と大した差はないかもしれませんが
当然のことながら混んでいるんでしょうね。
こんな時に福浦があればなと思ってしまいます。

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2020年12月24日 (木)

ながら泳がせではなく、泳がせ真剣モードも

 

 

昨日(1223日)は
大津(石田丸)に釣行。

大津と言えばアジ。
しかし、今日の狙いはきっぱりとヒラメ。

手漕ぎボートの泳がせ釣りでは
めったやたらと釣れる魚ではないだけに
タイミングや運の釣りではあるが
このところはその運にずっと見放されている。

大津の場合には
そもそもがアジ釣り場であり、
美味しいアジが良く釣れるために
どうしたってヒラメはながら釣りになる。

ヒラメは釣れなくってもアジで十分嬉しい。
しかし、今日は気持ちとしては
主客を逆転させてみようくらいの意気込みで臨む

受付時に女将さんにお聞きすると
アジは丸根やガレ場が良いみたいですよ。
ヒラメは? 
ヒラメは武山根の沖側ですね、とおっしゃる。

で、ここは
きっぱりと武山根沖側に向かうことにする。

同行者の弟も
昨年初めて釣ったヒラメが武山根だったので
うんうんと納得の様子だ。

今日は風静か、波なしで
滑るようにボートが進んでくれたので直ぐに現着

アジはヒラメ泳がせのながら釣りとは言え
取りあえず
1匹釣らないことには泳がせが始まらない

しかし、そのアジが居るのか居ないのか、
うんともすんとも言わずだんまり状態で
もう1時間近くも経過してしまった。

餌釣りからウイリーに、
そしてもう一度餌釣りに替えた時に
やっと豆アジ(16cm)が掛かってくれる。
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貴重なアジ。
ヒラメになって帰って来~い! 
と早速泳がせにかかる。

このころからアジの活性も少しは上がり
なんとか泳がせアジの消耗に
追いつく程度には釣れてくれる。

ここからはその泳がせの経過状況。
先ず、1匹目。
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何となく穂先が動いたような感じがしたので
念のために上げてみると
なんと口掛けの針と背掛けの針の間を
まるでナイフで切ったように見事に真っ二つ。

どんな魚か知らないが、
ここまで目前のご馳走を捌いたのに
やばいと感じて身を食わずに退散したのだろうか
手ごわい奴だ。 (タッチーかな?)

2匹目、
今度は頭だけが残された仕掛けが上がってくる。
(写真なし)

3匹目、
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穂先がピクピクしていたが
これは多分フグの仕業だな。

次からはタッチーを意識して
仕掛けをワイヤー錨1本針の背掛けに替える。

すると、途中アジ切れの待機を挟み
4匹目、5匹目は立て続けに
貴重なアジをかっさらわれる。
(逃走かもしれないが)
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4canvas5910

そして6匹目、
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とうとう元気なアジが残ったまま上がってくる。

この後は底でヒラメに期待、
中層でスズキに期待して泳がせを続けたが
餌盗りもいなくなってしまった。

もうそろそろ昼前になる。
この時点でクーラーボックスの中は
サバが1尾のみ、
そしてバケツの中に泳がせ用の豆アジが2尾。

このままではまずいことになりそうだ。
と同じように弟も思っていたのか、
朝方女将さんがアジなら丸根、
オオアジならガレ場がいいようですよ
と言っておられたのを思い出し
土産確保のために丸根に移動することにする。

到着して仕掛けを入れると
やはりここでも同じような豆アジが釣れてくる。
もちろん、直ぐに泳がせをスタートする。

弟の方はどうやら豆アジが入れ食いの様相で
土産確保に専念しているようだ。

どうしたことか、
10mほどしか離れていないのに
五目漁師にはポツリポツリとしか
アジが掛かって来ない。

12時を回ってしまったが、
これでは土産にもならないので
五目漁師はオオアジ期待でガレバに移動する。

途中、ガレ場近くで釣っておられる方に
調子をお聞きすると
アジが釣れますが小さいですとのこと。

ガレ場根の直ぐ南側に到着し
仕掛けを入れしばらくすると
初めて25cm程度の中アジが釣れる。

何匹か釣れたところで弟に電話を入れると
どうやら入れ食いの効率を上げるために
サビキで豆アジ確保の最中。

もう時間もないので移動は止めとのこと。

呼び寄せなくて良かった。
電話を境にこちらのアジも
豆アジオンリーに変ってしまった。

もちろん、ここでも泳がせを始めるが
アタリナッシングで
アジはいつまでも元気に泳いでくれる。

しかもこのころには、ながらアジではなく、
寧ろながら泳がせで
豆アジ釣りに夢中になっている自分に気付く。

小さいだけに微妙なアタリに合わせないと
餌を盗られてしまい勝負がなかなか面白い。

時間になったので
最後まで元気に泳いでくれたアジを
海に戻してやり終了。

で、今日の釣果は残念ながらこれ。
(因みに、弟は87匹だったらしい。)
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中アジを釣った日刺身に。
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豆アジはフライと南蛮漬けに。
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10cas204271s 

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伊東のサバと違って脂がのった結構いけるサバは
焼き鯖寿司と味噌煮に。
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Cas204282s

おっと、ヨメサンに言われて気が付いたが
今日はクリスマスイブ。

この歳で派手に盛り上がることはないにしても
少しはご馳走をと考えていたらしいが
運悪く五目漁師の魚と重なってしまった果てが
焼鯖寿司と南蛮漬け、そしてなんと味噌煮とは
・・・



さて、いよいよ次回は納竿になります。
タイラバとジギングで
納竿にそして正月料理にふさわしい魚を釣りたいですが
最近の調子ではきっとボでしょうね。

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2020年12月11日 (金)

アジ釣り仕掛けに真鯛

 


昨日(1210日)は
大津(石田丸)に釣行。

今回は練馬に住む弟との釣り。
丁度、昨年の今頃も2人で出掛け、
弟はヒラメ、五目漁師はワラサを2
泳がせで釣り上げている。

今回の五目漁師の狙いは
アジを釣りながら泳がせでヒラメだ。

ところが、現地に到着すると
思っていた以上に海が荒れている。
おまけにしとしとと雨まで降り始める。

前回の伊東に引き続き
また風が収まるまで待機となる。

石田丸の旦那さんの3回目の海面チェックで
どうやらOKになり9時前に漕ぎ出る。
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(これはようやく風が収まりかけてきた2時過ぎの海面)

白波こそ殆どなくなったが
時々大きなうねりがやって来る中、
女将さんがおすすめの武山根沖側に
やっと到着する。

先ずはアジ狙いの竿を出すと
直ぐに、こんなのいるの? 
というほど小っちゃいアジが掛かってくる。
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確かに、これなら
一口でパクッとやってくれそうな大きさだが
長く元気に泳いでくれることを考えると
もう少しサイズが欲しい。

少し泳がすには大き過ぎるかなと思いながら
小さいのが釣れるのを待ついつもとは逆だが
取りあえずこれで泳がせにかかる。

泳がせ用に
いくつかの自作仕掛けを持って来たが
こんな時にはこれが良さそうだ。
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親針の際に小さいムツ針を付けて
これをアジの口に掛けるので
アジの負担が減るだろうとの魂胆だ。

仕掛けを入れるとこのアジが掛かってくるが
五目漁師が好きな南蛮漬けサイズよりも
もう2まわりも小さい。

おっと、今度は少しいいのが掛かったかな
と期待して上げてくるとこいつだ。
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伊東のサバフグやカナフグのように
獰猛さは感じないが
海底で餌を盗っていくのはこいつらに違いない。

いつもならそろそろ場所移動を考えるところだが
メインの泳がせ実績では最近はここのようだし
女将さんからは
昨日はどこに行ってもアジは小さかった
と聞いているので
ここで頑張ってみることにする。

状況が変わらない中、
魚探の海中を見ながら
ふと趣味人たけさんの釣りを思い出す。

こんな感じかどうかは分からないが
少し棚を上げてみよう。

底どりをしてから誘い上げていると直ぐに
フグや小アジに餌を盗られているようなので、
底どりをせずに
少し高めで仕掛けの落下を止めて
誘い上げた時だった。

グインとやっとまともなアタリだ。
これはでかそうだぞ。
グイグイと引き込まれ
リールのドラグも引き出される。

ハリスは3号なので
慎重に慎重にと言い聞かせながら
巻き上げてくる。

時折竿は海面に突っ込むどころか、
ほぼ垂直にリールが水没しそうなところまで
引き込まれる。

なんだろう?
クロダイかな?

最後の手繰りをどうしようか
と心配している中で
海中に見えてきたのは巨大なフグ?

なんだぁぁぁ。
あっ、ち違う!!
マダイ! (55cm、2.5kg)

こんなところでアジ釣りの仕掛けに
マダイとは思ってもみなかった。
5dsxp205850s

やったね、
玉網に入った獲物を
少し離れたところで釣っている弟にも
高々に上げてみせてから
血抜きに取り掛かる。

ヒラメは釣れない、アジは小さい、
どうしようかと嘆いていたところだったが
これでなんとか格好がついたぞ。

すると、次の一投で今度は型のいいアジ。
6dsxp205856s

しかしここまで。

一方、泳がせには一向にアタリはないが
何故か小アジは結構いなくなってしまう。

ムツ針なのでそんな簡単には
逃亡できないはずなんだがなぁ・・・。

底のヒラメを諦めて
中層でスズキを狙っている時だった。
ふと見ると
長竿2.7mの穂先のテンションが抜けて
道糸がふけている。

ひょっとしてスズキが食い上げているのかな?
しかし上がってきたのはサバ。
7dsxp205858s

五目漁師にとっては初の泳がせサバだったが、
サバ野郎に一飲みにされるなんて
やはりアジが小さ過ぎる。

で、今日の釣果はこれ。
8cas204142s

唯一釣れたオオアジ一尾を釣った日刺身に。
9cas204159s

泳がせ用にとっていた極小アジはフライに。
10cas204162s

次の日に真鯛のカルパッチョ
Cas204175s

出刃がかけるのを覚悟しながら兜割りにした
マダイの兜煮。
Cas204180s

さて、マダイを捌いていて
(ヨメサンが)気づいたことがある。
TVでやっていたらしい。

海苔の養殖が盛んな千葉の生産量が
急激に減っており、海中にカメラを入れたところ
犯人(魚)はクロダイとわかった。

元々餌としている貝類やエビが減ったために
海苔を食べつくしてしまうところを
映像がとらえたという。

(最後にリアルな写真になるが)
これが今回の真鯛の腸から出てきたが
正にその海苔ではないか。
Cas204169sa

最近大津でも
クロダイが異常に多いと思っているが
こんなことになっているのかもしれない。

因みに、千葉(新富津漁協)の場合には
防魚ネットで海苔棚を囲むことによって
防御することに成功しているとか。

そうなると、クロダイもマダイも
海苔棚には近づかなくなるのかな?

 

 


真鯛はびっくりでしたが
自分ながら3号ハリスでよく上がったと思います。

2.5m、2本針仕掛けの先針に掛かっていましたが
タイラバやジギングと違って特に先針に掛かった大物を
手繰り寄せるのはなかなか厳しいものがあります。

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