アカ、クロはどこに行ったの?
11月6日は網代(亮知丸)に釣行。
久しぶりの中深場、もちろん狙いはアカムツ、それにクロムツやアラも欲しい。
中深場は7月以来。
その時には最近アカムツが釣れないんですよねと、亮知丸のお兄さんに言われた通り釣れなかった。
今日は6時過ぎに現地に到着しお兄さんに挨拶すると、○○さんは今日も中深場でしょ?
昨日久しぶりにアカムツが出ましたよ、3尾。
やったね。
だったのに、アカムツどころか何も出なかった。
湾内は静かだったのに、沖に向かうとうねりが結構高く、少し時間をかけていつもの赤根埼沖のポイントに到着する。
今日も一人釣行になってしまったので場合によっては5本針胴付き仕掛けを置き竿にして多点掛けを狙いながら、一方でジギングをやるという欲張りな釣りも準備してきた。
しかし、この荒れ模様の中で互いが絡んだりすると大変なので普通に3本針胴付き仕掛けだけでやってみよう。
サバタンにホタルイカを抱き合わせて1投目、さあ行ってこい!
120号の錘が殆ど真っすぐに落ちていく。
波はあるが風は少々、潮流はなさそうだ。
着底と同時に早速怪しげな手ごたえがあったが首を傾げただけでそのまま放置して何度か誘いを入れる。
うーん、わからない。
やっぱり怪しい。
で、疑ったまま巻き上げを開始にすると、およよ! 結構な引きではないか。
1投目から楽しい。
しかし5、60m巻き上げたところでフッと軽くなる。
なんだ、さてはスミヤキ(別名、縄切り)だったのか。
遊ばせたのがまずかったかなと、直ぐに巻きに入らなかったことを後悔しながら軽くなったラインを回収する。
しかし、巻き上がってきたのは仕掛けからなんと50m以上も上部で高切れしたライン。
えっ? じゃあ仕掛けに付いていたのはスミヤキじゃなかったかも。
それはそうと、こんなところでラインを切ったのは誰?
これぞ正に1投目マジック。
不思議がっている場合じゃない、早朝の貴重な時間帯にリーダーの結び直しは痛い。
やれやれ、やっと2投目、直ぐのアタリで上がってきたのは小っちゃいユメカサゴ。
3投目、今度はオキメバル、4投目今度はシロムツ・・・やがて10投目・・まだ続く。
着底後直ぐのアタリで空巻きなしの10連釣。
真鶴の中深場で7連釣までは数えた記憶があるが、これは多分五目漁師の中深場の釣りとしては新記録。
と言えば、いかにもいい釣りのようだが、これが実は嘆きの釣り。
小っちゃい、全てが小っちゃい。
よく見るとキンメ。
中深場から釣り上げてくると恐らく無事に元のところには帰れないので、小さくても基本持ち帰ることにしている。
今度こそと期待の中で上がってきたのは腹立たしいこいつ。
場所を変えても、とにかく小っちゃい。
アカムツやクロムツは一体どこに?
予報では昼過ぎから風が強まることになっているが、10時には既に結構強い北東風、波もいよいよ強まってくる。
そろそろここは諦め、岸側に戻ってオニ狙いでもするか。
その準備も終わったので、その間中深場では珍しく置き竿にしていた仕掛けを巻き上げにかかる。
すると、何やら掛かっている。
しかもいい引きだ。
上がってきたのは本日初の釣れて嬉しい魚。
うーむ、こうなったらもう一投いってみようと、置き竿を始めた地点に戻りかけたが、バッタンバッタンと船底が波に叩かれる。
いや、白波も立ち始めたし、うねりも大きくなったので残念だが無理はよそう、とUターン。
その後は、岸側の水深70~100mでサバタン餌のオニ狙い、続いて湾内に入ってタイラバもやってみたが、たまに相手をしてくれるのはフグのみで終了。
で、今日の釣果はこれ。
次回からは、中深場も少しでも小物を避けるためにジギングにしよう。
ウッカリカサゴはしゃぶしゃぶ。
中央のカマは、あとで雑炊にするので出汁とり用
小っちゃい魚を集めてユメカサゴ、オキメバル、キンメダイ、シロムツ、オオモンハタ、そしてタマガシラの六目唐揚げ甘酢あんかけ。
こうすると下手に大きいよりも美味しく食べられる。
美味しかったと言いつつも、往復15~20分も掛けて小っちゃいのばかりでは困りもんです。
大きいのと小さいのが同じところに居ると多分大きいのが先に来ますよね。
どこに行ったんでしょうかね。
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