やっとのS魚
5月20日は川奈(川奈観光ボートハウス)に釣行。
最近の不調を吹き飛ばすにはこれしかない、と思い網代沖の中深場釣行を22日に予定していた。
しかし、絶望的な天気予報は3日前になっても変らない。
改善は期待できないために、Tnさんからお誘いがあった川奈のS魚釣りに切り替えた。
今年の川奈S魚は特に調子がよく、今はほとんどが小型ではあるが、多い人では10匹の好釣が続いている。
Tnさんも数日前になんと9匹を仕留め、今回は新に揃えられた専用竿も持って栄光のダメオシ釣行になる。
これなら五目漁師もおこぼれちょうだいで不調を吹き飛ばせそうだ、と期待したが、結果的には今回も不調脱出にはならなかった。
さて、今回はTnさんに金魚糞で行こうと、急いでハリスや針仕様を合わせてウイリー仕掛け(自作)などを準備し翌早朝に出発。
ここまでは大漁のイメージしかなく押せ押せムード。
しかし、一方的なこのムードはやがて少しずつしぼみ始める。
いつもは4時半に開店するはずの真鶴駅近くの釣り具屋に到着すると店の明かりがない。
数台の車が開店を待って道路を隔てた駐車場に停まっている。
やがて、駄目だこれは!と大きな声を張りあげながら道路を渡ってくる一人の釣り師。
彼が暗がりの店頭で見つけたのは”本日臨時休業”の貼り紙だった。
一斉に車が散っていく中で五目漁師は、取り合えず川奈方面に向かうがこんな時間帯に開いている店は多くはない。
少し寄り道になったが、次に向かったのは心当たりのあった熱海のお店。
おやっ? このお店もシャッターが閉まったままだ。
なんと第3水曜日は定休日の看板。
月に一度の大当たりだ。
次に思い出したのは入ったことはないが網代近くの小さなお店。
欲しかったアミコマセや氷は小さなものしかなく割高になってしまったが、何とか手に入ったので一安心する。
やっとボート店に到着し管理人さんに絶好の釣り日ですねと挨拶すると、なんと返ってきたのは、今日は風が強まるため10時まで、うまくいっても昼上がりですよと念を押される。
ムムムではあるが、安全第一と言われると返す言葉はない。
さて、本ブログの釣れなかった時の定番スタイル、長がーい前置きはここまでにして釣りの方は端的に。
定刻の6時丁度に港の滑りを出発。
今日はTnさんに金魚糞
”前回の大漁はここでした” のTnさんの案内で水深22mにアンカリングする。
コマセを巻き始めると静かだった魚探の画面が一気に賑やかになる。
周囲に根があるだけに小魚の集まり振りは伊東のカイワリポイントに比べると桁外れだ。
ウイリー仕掛けの先針に付けたオキアミは瞬殺。
アヤメカサゴ
キタマクラ
カサゴ
オキゴンべ
無数のこんな奴ら(写真は撮らなかったがこの他にアイゴの子も)。
どうだこんな小魚を掛ける五目漁師の腕前は!
こんな奴らが餌盗りの犯魚なのでご五目漁師的にはもうたまらない。
名人に言わすとこれに耐えるのがS魚釣りとのこと。
へーそうなの、嫌な釣りだねー。
さっさと2、3匹釣ったらタイラバをやりたいが、五目漁師の流しスタイルを知ってか本日は湾内は別として沖流しも駄目と釘を刺されている。
小魚の猛攻の中で7時頃に初めてアタリがあったが途中でバレる。
良く引いたが何かはわからない。
しばらくして一瞬、来た! と思ったが魚ではない。
根掛かりなら切ってしまおうと思ったが、少しずつ上がって来るので始末が悪い。
長い道のりのラインを手袋をした左右の掌に交代交代に巻きつけてはほどきを繰り返しながらやっと上がってきたのは、こんな所にどうしてこれが? と思う不思議なゴミ。
あとから思うに、無駄に使ったこの時間帯こそが本日唯一の短い時合だったようだ。
ただゴミ回収によってチャンスを逃したことに対する海の神様からのプレゼントがあった。
こいつを上げている10数分間で海中の様子がリセットされたのか事後の1投目が、所謂1投目マジックになったようだ。
再開の一投目着底と同時に鋭いアタリがあり掛ける。
五目漁師にとっては初めてであるが、まぎれもなくS魚のようだ。
見えてきた、なんだ小っちゃいね。
これならと思いながら面倒なのでタモを使わずに一気に抜き上げようとしたところ2.5号ハリスが針のチモト部分で切れてさようなら。
甘い、何年釣りやってるの! しかも神様のプレゼントを無下にしてしまった。
しばらくすると再びアタリ。
今度は逃がさないぞ、少し離れたTnさんに声掛けすると、こっちにも来ましたよ、とダブルヒット。
今度はしっかりとタモ入れ。
あとでお聞きするとTnさんのは30cmちょいのマダイだったらしい。
この後はまた小魚の猛攻で結局、これが最後のアタリになってしまった。
11時ころに巡回にやってこられた管理人さんの話では、1匹とはいえ上げているのは五目漁師だけとのこと。
好調が続いていたS魚も本日はどうやら不調だったようだ。
結局、マダイ狙いの沖流しには出られずアミコマセは上手に12時前に使い切って港に戻る。
後半は雲に見惚れる時間も多かった。
やっと釣りあげた貴重な1匹は季節の姿造りに。
赤い実は庭のユスラウメ(山桜桃梅と書くらしい)、つつじは満開を咲き誇るお隣のお家から頂いた、上部の緑の葉っぱはバランではなく庭の片隅で今伸び盛る茗荷の葉っぱ。
さて順序が逆になったが、実は今回に先立ってのリベンジ釣行は5月14日の伊東でのタイラバオンリーだった。
結果は30cm強のマルアジ1匹に終わっている。
1日1度のアタリでは記事にすることもできなかったが、貴重なだけに一層美味しく頂くように気は配った。
左はアジのタタキ、右は同ナメロウ。
昨日まで釣れていたのに、今日はどうして・・・という日に当たってしまったようです。
残念。
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