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カテゴリー「<!ー030川奈釣行ー>」の記事

2024年7月16日 (火)

1年振りの川奈はアウト


7月15日は川奈(川奈観光ボートハウス)に釣行。

釣果が芳しくなかったので魚の写真の前に富士山の写真から。
最近はめっぽう減ってしまったがひと昔前なら釣行回数よりも寧ろ多かった富士山撮影行。
夏場なら徹夜か2時に起きて自宅を出発する撮影行は、3時半に起きて東伊豆や大津に向かう釣行よりも朝が早い。

現役時代には土日に両者の早起きが続いた後に、あくる日の月曜日は職場までの2時間弱の通勤のために6時起きなんてこともあった。
今ではとてもじゃないが・・・、とそんなことを思い出しながらこの日(7月10日)は久々に富士山を撮りに行く。
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これは、残念ながらヨメサンがとったもの

写真は河口湖の北側にある大石公園から撮ったもの。
今までに何度か挑戦したことがあるが、富士山を背景にラベンダーと朝焼けの写真がやっと撮れた。
ラベンダーが見頃でも、富士山が見えることが比較的少ない梅雨のこの季節、更に朝焼けがこの位置から富士山の背景に入り込んでくるチャンスは結構少ない。

富士山撮りについては手漕ぎボート釣り以上に語りたいことがたくさんあるが、話を戻そう、いや始めよう。

さて、13日から井上丸が海の家で忙しくなるために、手漕ぎボートは海水浴シーズンが終わるまでは休業になる。
そこで、12日までになんとか伊東に行きたかったが、あいにくの天候不順のために長期おあずけになってしまった。

これからの時期、早朝から夕方まで灼熱の太陽。
危険なまでに暑いボート釣りはペースダウンしながら川奈や大津で楽しもうと考えている。

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風光明媚な川奈、左側がイルカ浜の堤防

川奈は以前は7月の半ばくらいまでは結構アオリイカ狙いのエギンガーが多かったが、釣りエリアの制限などもあって最近はあまり見なくなった。
その代わりではないが、今は他のボート釣りエリアでは見られないシマアジ釣りの人気が凄い。

五目漁師も昨年一度挑戦してみたが、想像を絶する餌盗りの中で敢無く撃沈。
もうこりごり、技量的にももちろん、性格的にも手に負えない釣りだと思った。
完ボに超絶完ボ、釣れないのは辛抱出来ても、伊東のフグ野郎の猛攻に匹敵する逃げ出したくなる釣りはそんなに多くはない。

今日は予報では風が上がってくるのが心配ではあるが、タイラバとジギングで根魚や真鯛を狙う。

流し始めは寧ろ朝凪で無風。
ジリジリと暑い。
既に上半身裸の釣り師も見えるが、この歳では素肌も素腹もさらけ出すわけにはいかず、焼かれるような暑さに汗が噴き出てくる。

アタリがないままにしばらくして沖出しの西寄りの風が吹き始めると、少し涼しさを感じ救われた気持ちになる。
しかし、風もこれくらいでよせばいいのに、直ぐにどんどんと強まってくる。
船尾の旗はバタバタと煩いし、それを支えている竹竿は折れそうなほどにひん曲がっている。

多分、今に管理者の尾川さんから一旦上がって下さいの電話が掛かってくるだろうと心配したが、幸運にも西側の山影近くでアンカリングして釣っておられる皆さんは、それほどでもないのか引き上げられる様子はない。
ウシシ、大丈夫そうだ。

ただ、この風では釣りにならないので、パラシュートアンカーを入れる。
すると、これが不思議なことにぴたりとボートの流れが止まってしまい、今度は寸分たりとも動かない。
止めたいので止まって当たり前ではあるが、この止まり方はボートが受ける風圧とたまたま風に向かう強い潮流との絶妙のバランス関係であろうか。
飛ばされそうになる帽子を押さえたり深くかぶり直したり、海面にはたまに白波が立つほどの風の中でボートは動かずにピタッと止まっている。

これって周りから見ていたらきっと笑いたくなるような絵ではないだろうか。
悲しいかな、これではいささかの流し釣りにもならず、五目漁師にとっては笑い事ではない。

少し離れて釣っておられる軽そうな手漕ぎボートのお兄さんもシーアンカーは入っているようだが、風上に向かってやっと上り切っても漕ぐのを止めるやスーッと五目漁師の横を定置網方向に流れ去ってしまい、お気の毒にまた直ぐに厳しい漕ぎ上りの繰り返し。

そんな中で、本日初めてのアタリ。
やはり潮流が強いようだ。
潮下から上がってきたのは太ったウッカリン。
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続いて同様のアタリは針外れ。
更に、アタリ、今度は小型のアヤメカサゴ。
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プチ時合いのようであるが、根魚は止まっていては釣れないので何とかボートを流したい。
仕方がないのでパラシュートアンカーを上げて少し移動し、また入れるといった面倒な釣りになってしまう。
更に、風向が次々に変わり、その変わり際に一瞬静かになりチャンス到来といった落ち着きのない釣りになってしまった。
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そして、結局その後はイトヨリ1尾という寂しい結果に終わってしまった。
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自宅での妄想段階では、流し釣りをしながらあわよくばシマアジがゲットできないかと、ジギングサビキを準備したり、ビンビンスイッチ風を更に魚に魅せるように工夫したりと、色んな準備もしていたが、この風でボートがまともに流せない中では無理と思いどれも妄想倒れ。
次の機会に回すことにした。

川奈の流し釣りは伊東に比べると湾内が狭くエリアが限られている一方で、風の強さも変化も大きく、難しさを感じる。

今日もシマアジ釣り師の釣果は良かったようで、風にあまり左右されないアンカーを入れての釣りが良いのかもしれない。
五目漁師には無理そうだけれども。

で、今日の貧果はこれ。
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ウッカリンとアヤメカサゴにイトヨリの酢締めを加えた姿造り、
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残った酢締めは握りに。
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ガツンと一発来てくれればと、最後まで頑張ったのですが、それらしきアタリは一度もありませんでした。
そう言えば、フグが掛かったのはたったの2回。ラバー部をやられることは1度もなく、損失なしの魚っ気のないちょっと寂しい釣りでした。

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2023年9月 2日 (土)

トラブル続きのカイワリ調査

 

9月1日は伊東(井上丸)に釣行。
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このところ気持ちは大津のタチウオをやりたがっているが、なかなか良い日(風や潮回り)がない。
天気予報や潮汐表とにらめっこしていたが、27日に伊東海水浴場の海の家が終了していることを知り、一先ず伊東だなと予約を入れる。

伊東の夏は入れ替わり立ち替わり、船べり直下から海中、海底までサバ、ソウダ、シイラが群れるために釣りにならないが、今年は何れもそんなに多くはないと聞いている。
春先のカイワリがどうなったのか? いなくなったのか? いや、いるけれど例年なら仕掛けが底に届くまでにサバやソウダが掛かってしまうのでの遭遇できないだけなのだろうか? 興味がある。

今日は余程のことがない限りルアー流しに浮気せずにコマセ釣りに絞るつもりだ。
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コマセ釣り用と泳がせ用の2本。
いざとなったら赤い方の竿でジギングかタイラバをやる。

カイワリポイントに近づくと、出廷前にボート店のお兄さんから聞いた通り海中は賑やかだ。
中層にパラパラと見えるのはサバだろうか? 
一方、海底に流れている群れは小魚だと思うが、川奈の浅場で見られる小魚のようにコマセを撒くや否や山の様に立ち上がってくることはない。
良く言えば節操がある。

仕掛けを投入すると直ぐに掛かってきたのは小さいイトヨリ、そして中サバ、おやっ? 今度はカイワリ。
今までに見たことがないほど小さい(15cm弱)。

27、8cm程度の中サバ3に対してマルアジや小カイワリ1程度の割合で、色んな魚がポツリ、ポツリと掛ってくる。

9時を過ぎたころから止まっていた潮が岸に向かって流れ始めると、どうやら時合いの到来だ。
ホウボウやハナダイなどが仕掛けを投入するたびに掛かってくる。
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小カイワリに混ざってまともなカイワリ(24cm)もやっと1尾。
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園児を先導していた先生かな? 悪いことしたかも。

不思議と時合いの間は中サバも少し遠慮してくれている。
実は、小サバか小アジが釣れれば泳がせをやってみようと準備してきたが、皆中途半端に大きいので、反対舷側に準備した泳がせ用の竿にはイカスッテを着けてお置き竿にしていた。

やっと26、7cmのマルアジが釣れたので、これなら何とかなるかな? とスッテに代えて泳がせををスタートする。

最近はとんと首も腰も回らず、反対舷側に掛けた竿の様子はたまにしかチェックができないので、ヒラメに飲み込まれても大丈夫なようにワイヤー仕掛けを使っている。
泳がせ始めて30分ほどたった時にふと見ると案の定、既に穂先が海面に突っ込みグイグイとお辞儀をしている。
来ターッ!ではなく正に来ていターッ! 
慌てて竿をとりながら、体勢を変えて巻きにかかる。
ヒラメだとするとあまり大きくはなさそうだ。
ワイヤーハリスに背掛けの針には錨を使っているので掛かってしまえば先ずバラシはないが、それでもバレるなバレるなと念じながら巻き上げてくる。
やがて濁った海中にぼやっと見えてきたのはアオハタ。
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ヒラメではなかったが、食べて美味しいハタはこれはこれで嬉しい。

泳がせもやっぱり時合い次第だね。
よしよしと釣果写真を撮りながら、こんな時の海底は一体どうなっているのだろうか、マアジやホウボウ、小さいがカイワリの2連などが入れ食いで続く。
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しかし、ここでちょっとしたトラブルも続く。
大きなアタリで巻き上げてきた獲物がぽっかりと潮下に浮かび腹を見せる。
やったねとうとう真鯛も来たか、と思ったがイラ。
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マダイとイラの間違いは結構よくある。

放流しようとしたがしっかりと針を飲み込まれている。
時合いの真っただ中でこれはたまらん。
イライラしながら針外しに手こずり、挙句の果てに親指をやられしまい、出た血が止まらない。

こんなこともあろうとタックルボックスには針が刺さった時に使うニッパーとバンドエイドを常備しているがバンドエイドくらいでは効かずしばらくはタオルを巻き付ける。
しかし、これが邪魔になりしゃくれない、餌は付けられない。
折角の時合いを逃がしてしまうではないかと更にイライラが続く。

そんな中で、追い打ちをかけるトラブル。
再び結構な引きをタオルを巻いた手で苦労しながら巻き上げている最中に何故か道糸(PE2号)が切れる。
思い当たることはないが、先の釣りで傷がついていたのかもしれない。
リーダーを結び直そうとしたがこの手では無理、しかも愛用している夢の天秤の予備がない(実は前日に予備がないことに気付きアマゾンに注文中)。

なんとかタックルボックスの隅にあった小さい天秤を見つけ、ジギング用に持って来たハイギアーリールで代用することにしたがこれがまた使い勝手が違いシャクリも巻き上げも思うようには行かない。
多分このせいで、結構バラシなどの失敗が多かったが昼前まではポツリポツリと釣れ続く。

一方、先の泳がせで結構大きめの魚でも泳がせに使えることが分かったので30cm弱のサバを泳がせていたが、
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こいつを泳がせる

しばらくしてあげてみると胴体を真っ二つ、しかも物好きなな奴で尻尾がない。
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ヒラメでもイカでもフグでもなさそうだし、タチウオはいないし何だろう?

潮が止まるとやがて時合い効果はなくなり、昼からはオール中サバになってしまった。
風も強まってきた2時に沖上がり。

そして最後の最後にこのトラブル。
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老体に鞭打ってはいるが、平衡感覚の衰えには鞭の入れようがない。
波打ち際でボートから飛び降りた際に足元を波にさらわれたところまでは気にしていなかったが、背後でプシー!と音がした時にしまったと気付いた。
天びんにこれ、被害は小さくはない。

で、今日の釣果はこれ。
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(ザル径52cm)

さて、カイワリ調査結果であるが、春から初夏にかけては結構良型のカイワリが釣れていた。
その後は次第にサバの邪魔で釣りにくくなる一方で夏休みシーズンに入ると利用しているボート屋さんはお休み、尤も暑さも尋常ではなくなり海に出る機会もなくなってしまった。
今回の釣りでカイワリが釣れるには釣れたがすっかり世代替わりしてしまい(恐らく新子の)15cm~17cm程度の群れに変わっていることが分かった。
例年なら11月一ぱいは釣れ続くが、恐らくもう一度群れの入れ替わり(サイズアップ)がある中で今度はフグとの戦いになるのだろう。

今回は疲れ果ててしまい、釣った日の料理はなし。
次の日の昼食に小カイワリの漬け丼。
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夕食にカイワリとマアジの刺身。
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そろそろ庭のバジルも終わりかけてきた。
これが最後になるかもしれないハタのムニエルバジルソース。
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この日も昼前からは予報以上の南風が吹きました。
多分暑い夏独特の海風だと思いますが比較的ローカルな風なので天気予報には含まれていないのでしょうかね。

川奈では相変わらずイサキやS級魚が良く釣れています。再度挑戦したいですし、大津のタチウオもいいですね。いや久しぶりに中深場も面白そうですし、迷っています。

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2023年8月29日 (火)

書きたくない貧果記事の前に孫自慢。



8月28日は川奈に釣行。

 

書きたくない貧果記事の前に今回は孫自慢から。
五目漁師には4人の孫がいる。
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娘の子供が女の子2人(小6と小1)。
息子の子供が男の子(小6)と女の子(小3)。

偶然だが、娘も息子も船橋市の車で30分ほどで行き来できるところに住んでいるのでお互いに仲が良く集まっては食事などもしているようだ。

これは今年の2月に五目漁師やヨメサンも誘われてコテージでのBBQの帰りに寄ったマザー牧場での一幕。
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気が付くと4人が寒空の下、芝生の斜面を転がり始めた。
誰のアイデアかはわからないがよく気が合っていると感心しながら慌てて写真を撮った。
この後は斜面の傾斜や角度がそれぞれ違うのでぶつかり合ったり、一人あらぬ方向に行ってしまったりと髪や洋服を枯草だらけにして楽しんでいた。
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そしてつい先日、今年が小学校最後の夏休みになる小6の2人の朗報が相次いでそれぞれの母親からLINEで届いた。

女の子の絵が各学校の学年から一人選ばれる市のアート展で展示されることになったと。
五目漁師はたまたま時間がとれずに会期中に見に行くことができなかったが、ヨメサンが行って撮って来てくれた。
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校内の様子を描くというテーマだったらしいが、なかなかいい感じに描けている。
因みに、一方の男の子も小2の時に同じ展示会に出品している。

そしてもう一つ、その男の子、今は少年野球のチームで野球をやっている。
少し前にオーストラリアやパラグアイのチームとの親善試合で活躍したとは聞いていたが、“今日は地域の公式戦で○○君がピッチャーとして完全試合をやったよ” と母親からLINEが入る。
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昔から野球やサッカーが好きな子ではあったが、五目家の血を引いたのか体が小振りなので??と思っていたが大したものだ。

さて、それぞれの下の女の子2人。
誰の血を引いたのか? 絶対に五目家の血筋では考えられないが、小3の女の子は現在ダンスに夢中のようだ。
どこかのダンスチームで練習しているようだが、熱心なためか選ばれて上級生に混じって踊っている。
キレキレのダンスを動画で見たことはあるが、グループの中では年齢が歳下なうえに、彼女もやはり小粒なので大会で踊っていてもどこに居るのか直ぐにわかってしまう。
もうすぐ、頭を床にこすりつけてくるくる回ってくれるところを見せてくれるのかと楽しみにしている。

さて、多分五目漁師の最後の孫になるだろう一番下の子はやはり可愛らしい。
今年から体にそぐわない重いランドセルを背負って姉に引っ張られながら学校に通い出したが、保育園の頃から暇な時には絵本を見ながらひとり2役や3人役で声色を変えながら創作物語を何時間も夢中でしゃべり続けていた。
字は読めないはずなのに。
将来の夢はと聞かれると、アイドルになると答えるらしい。

何れにしても正に4人4様で皆充実した夏休みを過ごしたようで、頼もしい。

で、これらに引きかえここからはやっと頼もしくない五目漁師の釣りの話。

用事も終わったし、暑さも少し和らいだかと思い、昨日は海天気の良い川奈に釣行。
久しぶりだっただけに、色々と興味が湧きあれもこれもと荷物が増えてくる。
タイラバとジギングのつもりだったが、イカ用のスッテを追加で準備する。
竿はジギング用の竿でなんとか行けそうだと考えていたが、浅場でマゴチ狙いもやってみようと思いワームを追加すると、とうとう竿も3本に、リールもスピニングを追加することになった。
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川奈は今月いっぱいはサマータイムを実施中で出廷は5時過ぎ、上がりは1時半になっている。
5時半には貸しボート店では唯一革靴を履いたままでも出廷できる素晴らしい滑りを滑り降り漕ぎ出したが、海中のベイト反応は前回に比べると際めて薄い。
そんな中、日蓮像前の高根近くでやっと見つけた反応にタイラバを落とすといきなりアタリ。
上がってきたのはそこそこに型の良いホウボウだったが取り込みに失敗。
狙いは大マダイとハタ、それに釣る楽しみではそろそろ青ものなので気にしない。
逆に今日は調子が良いかもと気を良くしたが、その後が全く続かない。

やっと、イトヨリ。
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今日は、たまたまだったがAさんと一緒だったので様子見に伺うと川奈名物のキンタマガシラやサバが釣れてはいるがあまり芳しくなさそうだ。
11時にはタイラバとジギングは諦めて岸沿いでマゴチを狙ってみる。
台風の影響か岸際は波が打ち寄せやばいのであまり近づけない。
アタリが遠い中、やっと掛かってきたエソを外すのが面倒なのでそのまま泳がせていると直ぐに頭だけになって上がってくる。
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これが唯一の反応の証だった。

釣りというよりも久しぶりなので海面を行き来するのが楽しくて暑い中漕ぎまくった。
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で、貧果はこれ。
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最近は釣りを楽しんだ上で釣果はおかず分が最高とやせ我慢(いや本当)。

ホウボウとイトヨリのオイスターソース炒め。
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実は、主役の魚を片栗粉をまぶして揚げる前につけ汁に漬けるつもりであったが、つけ汁は作ったものの漬けるのを忘れて揚げてしまったことに後でキッチンの隅に残ったつけ汁を見て気付く。
それでも結構美味しかったので笑い話で済ますことにする。

続いて、ホウボウのゴマみそ洗い。
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実は、ホウボウを氷水で洗ってから特製のゴマみそたれをかけて頂くつもりであったが、洗うのを忘れてしまっていたことに翌朝になってレシピ本を見直して気付いた。
つまり、ホウボウのゴマみそ洗いではなく、ゴマみそ薄造りということになる。
それでも2人でイケルイケル、これは我が家のイケル料理の一つにしようと美味しく頂いたあとのことなので笑い話で済ますことにする。

まあ、未だに料理の基本も知らずに釣り魚の料理をする時だけ眼鏡をかけてレシピ本を確認しながらの五目漁師の料理はこんなもんだ。
参ったか!!



少しは暑さが和らいだかと思っていましたが気が付けば500mlのいペットボトル4本を完飲でした。
ずっと曇り空でしたがまだまだ暑いですね。
水温は28℃を越えています。
こんな時はやっぱり中深場が良いかもしれません。
タチウオもやりたいし、そろそろ海の家でお休み状態だった井上丸も再開しそうですし忙しくなります。

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2023年7月16日 (日)

完ボと伊豆高原BBQ

 

7月14日は川奈に釣行。

まだ一度も釣ったことはないが、この日はどうしてもシマアジが欲しい。
そう簡単に釣れるものではないので一切浮気はせずに徹底して狙うために竿もこれ一本に絞る。
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川奈では珍しいほど風も波もうねりもなくフラットな海面。
ここまでは良かったが、中潮にもかかわらず潮流も皆無。
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早朝から餌盗りは相変わらず活発ではあるが本命らしきアタリは全くなく、たまにサバが掛かるとボートの真下に垂れたアンカーロープに巻き付く始末。

一度も場所替えもせず、ただひたすらにシマアジの回遊を待ったが残念ながら完ボに終わった。

実は次の日にカヤック仲間とのお泊りBBQがあるために五目漁師はもちろん、仲間にとっても珍しいシマアジを手土産にしたかった。
しかし、チーン。

今回集まる仲間の中では五目漁師だけが手漕ぎ貸しボート釣りであるが、他の皆さんは五目漁師が羨む足漕ぎカヤック釣りの荒武者揃い。
BBQ当日は幸いにして、諦めていいた川奈の天気予報が好転したので前乗りの3名がマゴチ狙いに繰り出す。

肉、肉、肉のBBQの前菜として、狙う魚種は違うが何としてでも失敗した五目漁師の仇をとって凱旋して欲しい。

3連休の初日、昨日の完ボに憔悴しきった五目漁師は渋滞の中、伊豆高原に向かう。
この調子では遅刻かもしれないと焦る中、お3方のマゴチ狙いは果たせなかったが、それぞれ結構な釣果があったとスマホに連絡が入る。

やったね。
ならばと、途中スーパーに寄って刺身のつまなどを仕入れて現地に向かう。

到着するとなんと、40cm超えのオニカサゴにアカハタが既に綺麗に捌かれて待ってくれているではないか。
先ずは、既に始まりつつある宴会の前々菜のアヒージョをいただきながらビールで喉を潤し、刺身盛りに取り掛かる。

下処理が終わっているだけに皆で分担すればそう時間は要しない。
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アカハタのカルパッチョ


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オニカサゴの姿造り


出来上がったアカハタのカルパッチョとオニカサゴの姿造りで五目漁師は2度目、人によっては既に4度目か5度目のビールをいただく。

そして、少し暮れてきたころに本番のBBQの開始。
ブログにコメントを下さるMBLさんが、既にタレに漬けこんで準備くださっていた肉や野菜をいただきながら、賑やかな宴が深夜まで続いた。

残念ながら肉を頬張りながらのおしゃべりに夢中になり過ぎて、宴たけなわの記念写真を撮り忘れてしまった。
酔いが冷めた朝になって気づき、漸く一枚。
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昨晩の賑やかさはどこへやら。
海から吹く涼しい風に吹かれながらこんな楽しい会にお誘いいただいたことにあらためて感謝。

年齢はバラバラ、五目漁師の無職も含めて職業もバラバラ、釣りという共通の趣味の下に集まった面々ではあるが、こうなると話題が釣りから離れても談義や笑いが絶えることはなかった。
皆さんありがとうございました。



釣り師だと思っていた皆さんが昆虫好き、それに私が大嫌いな蜘蛛ともお友達であることに驚きました。

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2023年6月 2日 (金)

イサキ釣りがこんなに難しいとは(その2)

6月1日は川奈に釣行。

さて始めに、今回はイサキリベンジを期した釣行ではあったが結果は前回以上に酷かった。

釣れなかったので釣った魚の写真はなし、大物逃しの惜しかったイベントなどもなし、これでは記録を残す気力もないが、少しだけ早起きしてだらだらと書き始めている。

この日が台風2号が先島諸島付近で足踏みしている間の最後のチャンスになりそうだ。
前日は台風の影響ではないが強い風と雨だったので、嵐の前の静けさというよりも、正に嵐の間の釣り日和。(釣れるかどうか海中の様子は分からないが。)

前回は、川奈での釣りを再開して初めてのコマセ釣りだった。
イサキが釣れているというので駆けつけたものの、そう甘くはなく餌盗りの猛攻になすすべなく、こんなこともあろうかと準備していたタイラバとジギングの沖流しに逃げてしまった。

今回はきっぱりとやってやろうではないか! 
竿はこの1本これっきり。
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2本出しでイサキは欲しいがあわよくばシマアジにも掛って欲しいと中途半端に右を向いたり左を向いたりもしない。
もちろん、キタマクラや熱帯魚風の色とりどりの小魚にうんざりして沖のタイラバに逃げたりもしない。
という相当な心意気で臨む。

常習ではあったが、前回は真鶴駅近くの早朝開店の釣り具屋が時間になっても開かずに出鼻をくじかれたが、苦情でもあったのだろうか対応の方も変わりきっちりと開店、お店の雰囲気もテキパキ風に変わった。
ここのアミコマセは安いし、まして一貫目氷は悲しいかな今や他所では買えないし、こんなたわいないことでも予定通りに行くと気持ちが良い。
あとは予定通りにイサキを釣るだけだ。

出艇前に話を聞くとイサキが釣れているというので初めてやって来られた方もいらっしゃるようだ。
手漕ぎでイサキが狙って釣れるところは今では少ないのでよくわかる。

ポイントに到着し、最初のアンカリングを決めるためにいつも以上に時間をかけて周辺をチェックする。
根が険しく少しボートを漕ぐだけで20m~30m、あるいは40mと深さが変わる。
居るいる、前回と同様に根際にはまるでそこが海底かと勘違いするほどびっしりと小魚が付いている。
今日の作戦でもあるが、あえて、比較的フラットで魚影が薄いところに最初のアンカリング。

1投目はいつもの2.5m3号ハリス2本針仕掛けを入れる。
しばらくしてあげてみると当然のことながら餌はない。
これでもかと、着底後直ぐに折り返してみてもやっぱりない。
ビーチフラッグゲームのように、誰が着底後餌を盗られずに迅速に仕掛けを回収することができるかを競うゲームも面白いかもと思うくらい速攻だ。
もちろん仕掛けは慌ててハリス2号3本針ウイリーに交換するが、当然のことながら先針のオキアミ餌がなくなるだけで何も変わらない。2dsxp237628s
風紋さえない滑らかな海面、中潮なのに帰る間際まで潮流も殆どなかった。

何度か場所替えはしたがどうにもこうにもならず、既に嫌気がさしている10時ころに管理人の尾川氏が様子見にやって来られる。
皆さん調子は良くないようだ。

イサキの魚影ならボール状に見えるかもとお聞きし、それらしき魚影を探して仕掛けを入れるが直ぐに底べったりの魚影に変わってしまう。
反省するに、このタイミングでのイサキの集め方、シャクリ方がへたくそなんだと思う。
あとからイサキ名人の仲間に聞くとそれらしき魚影を見つけたらウイリーを死に物狂いでシャクると。
五目漁師は、いい加減に釣れてくれよ! とイサキにお願いはしたが、確かに死に物狂いのシャクリまではいっていなかった。

なるほど気迫も違うが、ここは一度でよいから成功体験が欲しい。
そうすれば魚影の見方もシャクリのスタイルにもヒントが得られそうだ。

未だに何もつかめずにうろうろするだけの釣りが続いていたが、昼過ぎから風が次第に強まって来たので1時には不思議と半分ほっとした気持ちで切り上げた。

言い訳になるが、この日出ていたボートは6ハイ。
内2ハイはどうやらシマアジ専門の狙いで根回りから少し離れた砂底の浅場の釣り。(結果的に2尾釣り上げた方がおられた)
五目漁師を含めあとの4名は根回りでイサキ狙い、あわよくばシマアジもという狙いだったようだが、食わないイサキ、または居ないイサキが悪いのか、食わせられないまたは居ないところで頑張る皆さんが悪いのか、本日のイサキの釣果は1尾もなかったらしい。

で、五目漁師の本日の釣果はこれ。
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少し深目(40m)で小魚の反応もない静かな場所にアンカーを打ち直して1投目で写真のウメイロが来た時には、この場でイサキもと大いに期待したが1尾限りだった。

前回と同様に間違って釣れてしまったカワハギの胃袋は、捌いてみるとアミエビではちきれんばかりに膨らんでいたので、海底で待っている魚の中にこんな奴や別の釣り師が上げておられたがウスバハギなども混ざっているようだ。

カサゴは妙に場所を変えると最初に良く掛かってきたが、この1尾を除いては皆極小だった。

他にキタマクラや熱帯魚風小魚は余程群れているのだろう、擦れ掛かりが多かった。

ヨメサンが釣り魚料理用にバジルを鉢植えで育ててくれているが、例年今頃になるとバッタや蝶にやられてしまう。
今年は鉢を2階のベランダに上げたところこれが大成功。
たわわにフレッシュな葉が付いているのでこれが使いたくて、バジルソースの3色(種)カルパッチョに。
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これにオリーブ油をたっぷりとかけて頂く。

3色と言えば聞こえは良いが、1色では足りないので釣れた魚3尾を外側にカワハギ、中にウメイロ、一番身が少なかったカサゴを内側に並べてみた。

少し寂しいので、先日釣って冷凍保存していたアカムツのネギ蒸しを追加する。
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最近は海から上がってくるとさすがにぐったりと疲れを感じます。
自宅に着くと悔しさはおいて、捌いたり料理をしたりする魚が少ないことが正直にうれしく良かったと思います。

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2023年5月11日 (木)

イサキ釣りがこんなに難しいとは

 

5月10日は川奈に釣行。

五目漁師にとっては、やっと連休が終わったかという感じで、早速、珍しく好天に恵まれた川奈に出掛ける。

昨年、川奈の釣行を再開してからはずっとタイラバとジギングの流し釣りをやって来たが、未だ一度も良い釣りはできていない。
良い釣りができるまで、当面は流し釣りで行こうと思っていたが、連休前に仲間の川奈では初めて見るほどのイサキの大漁があった。
美味しいイサキがあんなに釣れるならもう流し釣りに拘ってはいられないのでは。

イサキと言えばシーズンになると乗り合い船ではよく釣れる人気の釣りであるが、岸沿いがメインの手漕ぎボートではなかなか狙って釣るには難しい魚種のイメージだ。

五目漁師もかっては、福浦、油壷、そして川奈で釣ったことはあるが、手漕ぎであれだけの大漁は見たことがない。
五目漁師が知っている川奈と言えばカサゴやアマダイ、アジにアオリイカやマルイカ、そして時々青物やイサキといった何でも来いのイメージであったが、最近ではもっぱらカワハギ釣り場というやや地味なイメージが定着し、五目漁師としては少し物足りない感があった。

しかし、昨年あたりからイメチェンの波を感じる。
S級魚のフィーバーに加えて、しばしば良型イサキの釣果、そして爆釣。

今回はそのおこぼれ頂戴で、五目漁師もコマセ釣りをやってみよう。
あの半分、いや1/3でよいから釣りたい、あわよくばシマアジも1尾。
と、ポイントや仕掛け、釣り方なども釣ったご本人や管理人の尾川氏から教えて頂き万全の準備も完了。
前日のベットイン前には料理本を引っ張り出し、目ぼしいイサキ料理のページにはポストイットまで挟み込む前のめりの釣行だった。

しかし、翌朝の出発時点でまたかもしれないと心配はしていたが、いきなり出鼻をくじかれる。
いつも東伊豆方面の釣行ではコマセや氷を買うために立ち寄る釣り具屋が、開店時刻の4時半を過ぎても開かない。
貴重な早起き時間を今か今かと20分以上もロスしてしまい、結局、別のお店に立ち寄る羽目になってしまった。

そのせいもあり、やや遅れて岸払いし、海上のポイントに到着すると皆考えることは同じと言わんばかりにイサキポイントと思われるところにボートが集結している。
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五目漁師も付近にアンカリングしようと、うろうろしながらふと見ると、先に出られた知り合いの方が早々に何やら結構な大物と格闘中の様子。
上がってきたのはいきなりのS級魚。
1日頑張って一瞬の時合いに1~数匹が釣れればハッピーと聞いていたS級魚の現場を早々に見てしまい、イサキ釣りの妄想トレーニングしてきた五目漁師の頭はこれで狂ってしまう。
今日はイサキ一本と決めながらも、シマアジ用の竿も仕掛けも一応準備はしてあるので、これは面白くなりそうだ。
腕まくりしながら、いや小心者の五目漁師は早くしないと折角のS級魚がどこかに行っちゃう、と動揺しながらポイント探りはそこそこに根の潮上側(この時は湾外に向かう潮)で賑やかそうなところに急いでアンカリングする。

先の大漁名人からは、今なら魚探に映るのはイサキかキンタマクラと聞いて来たが、ここであのシマアジが同時に狙えるならせっせと準備してきたイサキ用の2号ハリス仕掛けよりもいつもの3号ハリス仕掛けを入れてみよう。

すると直ぐに掛かってきたのは正に噂のキタマクラ。
ここで、名人のアドバイスが頭に浮かび直ぐに場所替え。

しかし、何度かアンカーを打ち直し、しかも根際を少し遠ざけて寧ろ反応のないポイントに意図的に入ったりもするが、コマセをひと撒きすると一気に海中は賑やかになってしまう。
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仕掛けは既にウイリー3本針に替えているが、たまにキタマクラ、ピンクっぽいスズメダイ風の小魚や黄色の極小魚が先針に掛ってくるが、さもなければ瞬殺で先針のオキアミ餌はやられてしまう。
餌持ちの良いアカタンに替えても少し時間が延びるだけで、結局はやられてしまう。

そんな中で、反対舷側の中層に仕掛けをおいていた置き竿の穂先が反応する。
慌てて竿をとり、やった、ひょっとしてS級? と期待して慎重に上げてきたのはメジナ。
なんだ、メジナかーっ、がっくり。

次に、オヤっ? これはひょっとしてイサキ? と期待して上げてきたのはなんと良型のカワハギ。
(自宅で捌くとパンパンの胃袋にはコマセがびっしりだった)

餌がなくならずに食わせることに四苦八苦した先の伊東の釣りとは真逆の付けエサ瞬殺の釣りに、もうどうしたらいいのかわからない。
助けてくれー! 今日は、徹底してそして辛抱してイサキ狙いに終始しようと決めてきたのに、頭の中にはちらほらと乗っ込み真鯛の姿が浮かび始める・・
そして、とうとう11時前に沖流しに切り替える。
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流し初めて直ぐに小型ながらハタが掛かった時には行けそうな感じがしたが、こちらはうって変わって静かな釣り、良さげなベイト反応もあったが所詮スイッチが入らないと魚は食ってこない。
結局、こちらも不調のまま2時前になってしまったので、朝から皆さんがずっと頑張っておられるイサキポイント戻ってみる。
すると、タイミングよく、お一人が何やら大物をと格闘中。
結果はバラしてしまったが、やはり大物は難しいと残念がっておられたのでS急だったのだろう。
あとでお聞きすると1時から始まった時合いでバタバタときましたよ、と立派なイサキも見せて頂く。

辛抱したからといって釣れるとは限らないが、この釣りは五目さんの性格には合わないかも、ダハハッッ!
と管理人さんには笑い飛ばされてしまった。
いやいや、昔は釣りは根気と辛抱、辛抱が得意だったんですがね。

で、今日の貧果というか、何れも全く予定外の釣果はこれ。
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ハタのバジルカルパッチョ、
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カワハギのキモ載せ和風カルパッチョ、
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あまりにも予想外だったので、どう料理するか悩んだメジナはイサキで予定していた香草焼きに。
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真っ黒こげになってしまったが反対を向いているのは逆側はもっとひどいため。
香草にはローズマリー、タイム、バジルそれにニンニクを使った。



以前、川奈を釣り場の箱庭のようなところと称したことがあります。

一方、お隣の伊東はまるで砂漠のオアシス。
隣り合わせなのにどうして川奈で釣れるS級やイサキが伊東では、どうして伊東で釣れるカイワリが川奈では・・・
隣り合わせでありながら景観のちがいで潮の行き来や混交とかはないのかなと思ったりしています。

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2023年2月13日 (月)

超絶完ボならず。悪いのはマトウ。



2月12日は川奈に釣行。

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365日連休の五目漁師はわざわざ道も海も混んでいる土日に釣行することは極力避けている。
しかし天気予報を見る限り、この日を逃してしまうと、次はいつになるやらわからないのでやむを得ずといったところだ。

東伊豆方面ならボート屋さんは土日とはいえ、この時期なら余裕で空きがあるが、案の定、帰りはいつもの1.5倍くらいかかる渋滞に巻き込まれてしまった。

さて不調続きなので、この際超絶完ボでもやってみようと、今回はヒラメ狙いの泳がせ一本に絞ることにした。

悲しいかな、アジを釣って泳がせる大津と違って、アジを買って泳がせる。

小心者の五目漁師は、1尾200円~250円もする活きアジをいつも5匹買おうか、7匹買おうか、いや10匹にしようかと前日から迷い続ける。

フグにやられたりすると5匹じゃ心もとないし、うーん、かといって10匹も買って余ってしまってもフライにするわけにもいかないし、でも最近はアミコマセも結構高くなったしなぁ・・・で決心して真ん中をとって7匹にした。
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2匹は既に泳がせてしまった後で撮影

真冬の活きアジはお店で飼っている水温にもよるが、冷たい海水にいきなり入れると動かなくなってしまうこともあるので、外気に触れるブクブクバッカンで時間をかけて、少しずつ低水温に慣れさせておいた方が良さそうだ。

東伊豆の海面水温は15℃台、大方の他の魚と違わずヒラメも秋に荒食いした後は深場に落ちて一休みしていると聞いているので、今日は少し深いところを狙ってみよう。
と言ってもポイントがわかっているわけではないので、先ずはいつもの高根周辺(最深で-50m前後)からやってみよう。

アジの1尾目はやはり直ぐに元気がなくなり凍死。

ボートはいい感じで流れるので魚探の航跡を見ながら根際で落ちているところを中心に流して行くがアタリの予感は全くしない。
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こんな調子で、一日続けるのは厳しそうだな。
ジギングやタイラバなら釣れなくても動作があるので気が紛らわせるが、動作と言えばたまの底どりだけではきんたまらんぞ!
この選択は間違ったかな? 

いや、今日は最初っから超絶完ボ達成を覚悟してたじゃないか!・・・
すると、3匹目のアジで初めてコツンとアタリ。
風はないし、ポカポカ陽気の中でこんなくだらないことを考えながらボーッとしていたので、とっさに合わせてしまう。
しまった。
しばらくして上げてみると、この通り仕掛けを切られている。
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なんだ、あのアタリはフグだったのか。
これで超絶完ボはなくなってしまったし、こうなったらなんでもよいから1匹欲しい。

4匹目のアジは海藻に絡まって傷つき解放。
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5匹目のアジを定置網付近から再び高根付近に戻りながら流していると、昼前には予報通り風が強まってくる。
パラシュートアンカーを入れたが、結構沖に向かうボートの流れが止まらない。

益々、食ってくる気配はないので残ったアジ2匹は海に戻して、そろそろ引き上げかな? 
と考えていると、みるみる風が収まってくる。

そこで、再び気合を入れ直して、疲れ切った5匹目のアジを6匹目のアジに替えてを投入。
高根の際を沖に向かって流して行くと、なにやらムズムズとした感じ。
また、海藻に潜り込んでしまったかなと少し上げてみると、おっ! 魚が付いている。

最後までただ少し重たいだけで上がってきたのは世界一引き感に乏しい小型のマトウダイ。
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アジがワイヤーハリス仕掛けごと飲み込まれているので仕掛けが外れず切ってしまったがこれが後で命取りになるとは

それでも五目漁師が、ヒラメ釣りの一番の外道と思っているマトウダイが上がってくれたということは、曲がりなりにもヒラメ狙いやコースどりがまんざらの間違いではなかったという証なので嬉しい。

気分を良くしたところで、こうなれば最後に残ったアジにも泳いでもらおう。
申し訳ない、もう少しで海に戻れるところだったのに、鼻に針を掛ける時には痛みを感じる。

さあ行ってくれ!

すると、なんと着底して間もなくググ。
聞き合せるように少し竿先を上げると、グイーン。
キターッ!!

これぞフルソリッドの赤い竿。
弧というよりもUの字に曲がりながら強烈な引きにこたえている。

最後に来たか、やったねと思った瞬間だった。
フッ!・・・

上げてみるとハリス切れ。

先のマトウダイにワイヤーハリスを飲み込まれてしまい、7号のフロロカーボンハリス仕掛けに交換していたが、親針(超人ヒラメ親針M)の上部で切られている。

残念無念の悔しさと同時に、一方であらためて“釣りは時合い”の一言を実感する。
あれだけ何時間も無反応だったのにここにきて連荘とは、しかも恐らく魚種を問わずこの食いっ気は連鎖しているはずだ。

もう一度やらせて欲しいが、残念ながらアジを使い果たしてしまったので少し早いが戻るしかない。
虚脱しながら漕いで、上がってからも尾川氏に無念さを語ることしきり。
帰りの渋滞の中でも、あれはヒラメだったに違いない、でもハリスの切り口はザラザラではなく2匹目のアジがやられた時の切口と同じだったような気が、そうだあれは巨大なフグだったにしておこう、いやヒラメでも飲み込まれると歯は鋭いからな。

そもそもは、その前に掛かったマトウがワイヤーハリスを飲み込んだのが悪い。
その結果、フロロカーボンハリスの仕掛けを使うことになってしまった。
犯人はあいつだ。

で、これはバラシの犯人にされてしまったマトウダイのカルパッチョ。
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美味しい。



ワイヤーハリス仕掛けはヒラメやタチウオでも賛否両論ですね。
上のマトウダイの写真からよくわかりますが、ヒラメの場合も仕掛けを一気に飲み込まれ背びれに着けた錨針が口内奥深くに掛かってしまい、本来スルスルっと引きずり出されて口元に掛かるはずの親針も口内に残ってしまうと、7号ハリスであれ8号ハリスであれ、時間の問題で歯で切られる可能性が高くなると思っています。
一方でワイヤーハリスは食いが悪いとの心配も。
難しいですね。

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2023年2月 1日 (水)

秘密弾でやっとおかず分



1月31日は川奈に釣行。

この寒さの中では気が進まなかったが、天気予報をチェックしているとムズムズしてくる。
これで明日良い天気にでもなると行かなかったことを後悔しそうだ。

3時過ぎに川奈観光ボートの尾川氏に相談すると、サイトによって予報がまちまちなので出船可否の最終判断は明朝の6時ごろにしましょうとなった。
と言われても、その結果を待ってから出掛けるわけにもいかず、駄目なら朝日を拝む早朝ドライブの積りで5時に自宅を出る。

途中、熱海も網代も宇佐美もべた凪模様だったが、おっとどっこい北側を伊東と川奈を隔てる岬、南東側を川奈崎に囲まれた小さな川奈湾は北東風が入ったり、岬から回り込んでくる風が入ったりすると天気予報など吹っ飛んでしまうほど風も波も強くなることが多い。
現地に着いてこの目で見るまでは安心できない。

五目漁師がこの辺りでは一番の風判断の要所と見ている汐吹公園を過ぎたところで車を止めて眼下の海面をチェックするとOK、OK。
これなら出られそうだ。
尾川氏も既に確認済みで駐車場の入り口には“本日営業”の立て看板が置かれている。

五目漁師一人のために申し訳ないが一声かけて出て来ていただき、7時過ぎに出廷する。
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こんな寒い時にはアンカリングして固まってしまうコマセ釣りよりも流し釣り(漕ぎ釣りと言った方が良いかな)に限る。
寧ろ汗をかかないように適当に手を抜いて漕がないといけないほどだ。

前回と同様にボ覚悟のタイラバとジギングでマダイと根魚を狙うが、今回は秘密の弾を持参している。

先ずはいつもの通り日蓮像前の高根周辺から始める。
水温は15.5℃。
ここまで下がってしまうと、ハタとはいえ少し深めの方がいいのではとの考えもある。

以前、伊東の海一帯は根枯れしてしまい海中の様子が変わってしまったと聞いたことがあるが、ここもそうなのであろうか、ツルツルの根ではあるが今日はベイト反応がいつになく良い。
高根と高根の間の深み(-50m)を跨ぐように底から-30mくらいまで大きな反応がある。

これはいけるかも、と期待しながら先ずはタイラバ、そしてツルツルなので大丈夫だろうと根掛かりが心配の60gのTGベイトも入れてみるが、いずれも無反応。

少し風が上がってきたので根を攻めるのは難しくなり、パラシュートアンカーを入れて根の外回りを攻めることにする。
しかし、もう2時間以上もやっているのに一向にアタリはない。

実は先日カヤックの仲間から冬場のルアーが厳しい時期にはタイラバにサバタンを付けていると聞いたので試してみる。
戦法としては、派手なタイラバで目立たせ、餌に気付かせて食わすということだろうか。

五目漁師も以前タイラバに一つテンヤ用のエビを付けたりワームを付けたりしてみたことがある。
確かにアタリは多くなるが、一方でルアーによって小物をできるだけ避けるというフィルタリング効果が薄れてしまうために最近ではやっていなかった。

しかしこの状況下では仕方なく、クーラーボクスに入れてきたサバタン(先の秘密弾)を取り出して、タイラバのフックに掛けて落とす。
2、3回は通常通りに巻き巻きをやってみて反応がなければ、次は底をとりながら底近辺で待ったり、穂先を煽ったりしてアタリを待つ。
こうなればもはや根魚の餌釣りそのものだ。

するとアタリ。
しかし上がってきたのはフグ。
次もフグと続く。

少し油断すると、サバタンよりラバーの方がお気に入りなのかこんなことにもなってしまう。
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駄目だっ!サバタンタイラバも諦めて再びジグに替えると、やっと中層まで追ってきて掛かったのは小型のホウボウ。
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更にホウボウ、そしてアオハタと続く。
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時合いかな? と思ったのも束の間、後はまたフグにサバが続く。

ここで、高根回りは諦めて南東側の定置網方向に流すことに。
このころには風向が朝方の西寄りから南東に変わっているために漕いでは釣って逆方向に流され、また漕いでは釣って流されを繰り返しながら、じわりじわりと定置網方向に流して行く。

すると、魚探の画面に以前マーキングしたのであろうか何か所かのポイントマークが入っているのに気付く。

その内の一つに近づいてみると、我ながら感心することにきっちりと小さな根にベイトが付いている。
ただタイラバには、やはり反応がないので、ここでもう一度あのサバタン弾を試してみる。

すると着底後直ぐにアタリ。
上がってきたのは小型のアヤメカサゴ。
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次はサイズアップと続く。
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巻き上げの途中で、珍しいキントキも掛かってくる。
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入れ食い状態だが、現金なもので根から20mも離れるとアタリはなくなるので、一尾釣るごとに漕ぎ戻る。

粘ればまだまだ釣れそうだが、どうやら大物には期待できそうにないのでおかず分を釣ったところで、最後にもう一度高根回りに戻る。

朝方と変わらずベイト反応は良い。
時間間際まで約1時間半、タイラバとジグを交互に入れて行くが、たまに掛かってくるのは底ではフグ、ジグをシャクルと中層でサバ。
結局、1尾でいいからと狙った型のいいハタや真鯛にはお目にかかれず、本日の釣果はこれ。
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ハタ、キントキ、アヤメカサゴの刺身とハタの昆布締め。
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アヤメカサゴのあんかけ
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中層の魚影は決まってサバでした。

一方、何も映らないところにサバタンを付けたタイラバを落としてしばらくすると必ずフグがサバタンをつつき始めます。
多分このまま冬を乗り切るんでしょうね。 元気な奴らです。

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2022年11月 9日 (水)

またおかず分



11月8日は川奈(川奈観光ボート)に釣行。

五目漁師が、今は亡き九州の飛竜丸さんにけしかけられて、初めてタイラバをやったのはこの川奈だった。
その後、結構大物も上げ、五目漁師にとっては川奈と言えば大物のイメージが強いところなのに、どうしたことだろう?
真鯛でもハタでも青物でもなんでもいいのでそろそろ大きいのが欲しい、と半分意地になっているが、またまたおかず分の川奈。

今日は弟を誘ったが、彼はカワハギオンリーで間違って大物が来ても捕らない、と玉網も持たない徹底ぶり。
餌はアサリだけ、場所を決めたら動かないつもりらしい。

折角一緒にやって来たのに、一方の五目漁師は意地のルアーオンリーで、一瞬たりとも止まらずに沖を流し続ける。
もちろん間違って小物が来てもありがたく頂く。
ただ、今回はいつものタイラバとジギングにプラスして久しぶりにエギングの準備もしてきた。

先ずは、ボートハウスの尾川氏にカワハギポイントをお聞きし、彼を日蓮像前まで案内する。
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水深18m、ここら辺で頑張ってみたら、と言い残して五目漁師は直ぐ近くの高根回りから流し始める。
川奈は伊東に比べるとエリアが狭いので、頑張って漕ぐと直ぐにエリアの端まで行ってしまい、何度も何度も往復することになるので、今日はここぞと思うところを隅々までネチネチと探す作戦をとってみよう。

残念ながら高根回りには今日もベイト反応が見られずひっそりとしているが、少しはずした東側でイトヨリ、アオハタが続く。
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たまには魚に違うものも見せてやろうとジグに替えてタイラバを入れると、見事に丸裸にされてしまう。
フグだ。

ラバー部は自作なので、玉さえ残してくれれば大した損失にはならない。
最初は止めてよぉ、くらいの余裕で針を外していたが、続くと次第に腹が立ってくる。
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しかも不思議とだんだんサイズアップし、とうとう伊東クラスに近づいてきたからもうたまらない。

前回はサバだったかサバフグだったかを、ハモバサミで挟んで遠くに飛ばそうとした際にハサミもろとも飛ばしてしまったが、今日は代わりに新調したハサミを忘れてきてしまったので、手はヌルヌルになるは、針は刺さりそうになるはで、もう本気に止めて欲しい。
その点、ジグだとリーダーもろともやられない限り、齧り盗られる部分はないし、針が大きいので比較的外すのも楽。
ということで、フグが多い時にはジギングに限る。

先のハタ以降フグやエソの他にはアタリがなくなってしまったが、弟の調子はどうだろう?
ライン電話を入れて様子を聞くと、なんと第1投目から8連発でカワハギが釣れたのでこの調子なら50はかたいと思ったが、今は全くアタリがなくなったとのこと。

それでも良かった良かった。
案内したポイントが良かったからだよ、と一言恩に着せておく。

天気予報では今日は一日静かな釣り日和のはずだったのに、結構、風はあるしうねりも大きい。
東伊豆は北東が吹く時には朝凪から始まり、次にうねりと風波が混ざった嫌な波、そして昼前にやっと静かになるというパターンが多いようだ。

そのやっと静かになって来たので、中央の根で久しぶりにティップランエギングをやってみる。
相変わらず自分でも苦笑いするほどのへたくそスタイル。
それでも居りゃ釣れるはずとやってみたものの30分で可能性を感じなくなってしまい、早々にジギングに戻る。

といっても、こちらもたまにイトヨリが掛かってくる程度。
昼前にやっと結構な引きのどうやら青物が掛かる。
何度も何度も見えてくるとまっしぐらに潜って行くためになかなか捕れない。
こいつは捕っちゃいけない魚と言われても掛かったものは上げるしかない。
ボートに上げてしまったら今さら離したところでもう血だらけなので仕方ないだろう。

弟からは昼からは全く餌も盗られなくなったので先に上がるよと連絡が入る。
餌取り名人のカワハギに餌を盗られなくなったらその界隈にはもう居ないということだろう。

最後まで粘った五目漁師は上がる間際にやっとハタを掛けて早めの沖上がり。
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先にあがった弟はもう釣果写真も撮り終えていた。
五目漁師は貧果を撮られるのを嫌って写真は遠慮していたのに、兄弟そろって載せましょうよと言われて結局撮ることに。
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尾川氏は釣り雑誌の記者をやられていただけに釣果写真用の台に魚を並べるのも、それを釣った釣り師に持たせて撮るのもさすがに上手い。
できるだけ魚は大きく、そして釣った本人が、いや魚が格好良く写るように太陽との角度なども気にされる。
シャッターを切る時には、台を少しカメラ側に傾けるように注文されるが、ハタの様なヌルヌル魚は傾けるとずるずると滑り落ちてしまう。
そこで登場したのが滑り止めとしての2枚のカワハギ。
なるほど、いいチャンスだ。
撮り終わると、台に乗せた2尾はそのまま五目漁師のクーラーボックスに滑り込ます。
サンキュー!

で、今日の釣果はまたおかず分のこれ。
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カワハギ2尾は弟からの頂き物


新鮮な内に肝醤油で食べたいので、先ずはカワハギの薄造り。
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次の日にハタの刺身、昆布締め
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ハタの蕪蒸し。
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水温は22℃を上回っていました。青物もイカもまだまだ狙えますね。
そういえば、昨年の今頃は伊東でフグの大群と戦いながらオヤジさんを先頭に皆でカイワリ釣り合戦でした。
思い出すと辛いですがどうなっているのでしょうかね。

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2022年10月21日 (金)

やっと出られたが釣果は今一つ



10月20日は川奈に釣行。

北海道旅行から帰り、その後ずっと平日の海況が良くなかったが、やっとチャンスが巡ってきた。

朝は川奈泣かせの北東風が入るが午後から良くなりそうな20日をとるか、逆に午後からは南西風が強まるために午前だけの釣りになりそうな21日にするかが悩ましい。

とりあえず、前日昼過ぎに20日の予約を入れると、
うーん、わかんないね、明日の朝決めましょうとなった。

と言われても茅ヶ崎から川奈まで1時間半はかかるので、4時半に起きると意味ないとは思いつつも自宅周辺が静かなのにひと安心して、5時前には自宅を出る。

久しぶりにコマセ釣りもやってみたいがこんな時は付け餌やコマセの準備が不要なルアーに限る。
今回も沖を流してマダイや底物を狙ってみよう。

予想はしていたが、いつもの通り伊東港を過ぎた辺りから海面が騒々しくなってくる。
汐吹き公園を回り、ウサギ飛ぶ川奈湾をやっぱり駄目かとチラ見しながら走っていると電話が入る。

川奈観光ボートハウスの尾川氏からだ。
やっぱり10時ころまで凪待ちになりそうです。

仕方ないですね、もうここまで来ているので待ちますよ。

で、今日のお客は五目漁師1人。
氏と時々釣り談義をしながら待機していると予定より少し早く、9時過ぎに岸払いOKが出る。

風は収まりつつあるが、港内から外に出るや風波とうねりがまだまだうっとうしい。
尾川氏からは、結構浅いところで良型のハタがあがっていますよ、と聞いてきたので今回は高根一直線ではなく洞穴前から日蓮像前の20~30mラインをチェックしながら漕ぎ、その後で高根ポイントに回り込んでみよう。

嬉しいことに海の中は結構賑やかなようだ。
日蓮像前の小さな根際に見つけたベイト反応の真上からタイラバを落とすと直ぐにアタリ。

上がってきたのはオオモンハタ。
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フィッシュイーターのハタの中でも特に動きの速いオオモンハタは、ベイトを追って結構上層まで上がってくることが多いが、同じ反応の中で続けて釣れることがよくある。

ただ、こうして写真を撮っている間にポイントを見失ってしまった。
太陽の反射で殆ど画面が見えない中で釣れたポイントに戻ろうとしばらく魚探の航跡を追ってみたが、興味はやはり高根回りの深いところに向かう。

かって、五目漁師がタイラバを始めた頃(7、8年前)、この高根回りで早々に掛けたブリとの格闘が忘れられない。
その時はタイラバ用のタックルは持っていなかったので一つテンヤ(スピニングリール)用の穂先感度のよい細身の竿に無理矢理両軸リールを着けてガイドを上向きにして巻き上げていた。

1尾目は強烈な引きにびっくりし、何もできない間に根に入られ(たような感じで)バラシ。
続けて、直ぐに2尾目のアタリ。
格闘が始まったが、スピニングリール用の竿でガイド間隔が長いためにギシギシと悲鳴を上げながら胴から弓なりに曲がる竿、その間を弓の弦のように一直線にビンビンに張り詰めるライン。
当時は2号のPEに(多分)6号のリーダーだったとは言え手加減しながらの格闘にはかえって余分な力を使ってしまい、左腕が痙攣する中で雄叫びをあげるまで30、40分もかかってしまったのを覚えている。
そのイメージが未だに鮮明なために今でも川奈ではこの高根回りを攻めることが中心になる。

最近、昔のことを言い始めると歳をとった証拠よ!
とヨメサンに注意されることがあるが・・・

エッ! で今日の釣りは? 
実は、開始早々に釣れた1尾目のハタで今日は行けるかなと思ったがその後は続かず、賑やかだった海中もいつの間にか静かになってしまった。いつもの様に真鯛狙いと称して定置網方向に流していると、時々、相手にしてくれるのは伊東のあの獰猛なサバフグと違ってかわゆいフグや今日はやけに多いエソ。
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かわゆいはうそ。狙われるとあっという間にタイラバのラバー部は餌になってしまう

もう少し定置網方向に進みたいが先端のソーセージブイが近づいてくると魚探の画面にロープの影が映ってくる。
魚探の振動子周波数は83kHz(広角用)に設定しているので映ったからといっても真下にあるとは限らないが気持ちは良くないので、このロープが見えだしたらそれ以上は近づかないことにしている。

Uターンして再び高根方向に移動していると-50~-60m辺りに魚影が映る。
それが当りだったのかどうかは分からないが、慌てて入れたTGベイト(60g、GG)のフォール中にフッと穂先が軽くなる。

アタリだ!
久しぶりにドラグが引き出されたが、中層で針外れ。
残念!

今日一の大物は一体何だったんだろう?
あの引きからして青物だろうな。
ワラサほどではないが、ひょっとしてそこそこのカンパチ?
ウオー残念!

しばらくすると、また同じような魚影が映る。
今度は底まで落としゆっくりとワンピッチジャークで巻き上げてくると、またそのフォール中にフッと穂先が軽くなる。

アタリだ!
とにかく正体が見たいので慎重に上げてくる。

上がってきたのはイナダ(49cm)。
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なるほど、さっきのもこれだな。
この魚なら2匹以上は持ち帰っても処分に困ってしまうので、そのまま高根方向に移動し再びハタを狙う。

尾川氏には浅場で釣れてますよと聞いてきたが、五目漁師の気持はどうしても水深40m以上に向いてしまう。

この底は海藻だろうか、ケバケバした水深40~50m。
根掛かりが怖いのでTGベイトは止めてタイラバを落とす。

すると、案の定、根掛かりか?
いやっ、魚だ!
上がってきたのはホウキハタ。
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また、昔の話になるが、丁度この辺りの泳がせでもっとでかいホウキハタを釣ったことがあるが、よそではあまり見かけることがないのでこのハタの巣なのかもしれない。

で、今日のやや中途半端な釣果はこれ。
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小型だが食べて美味しいハタが3色揃った。

釣った日はホウキハタのカルパッチョ。
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いつもトッピングに使うブロッコリスプラウトがなかったので、代わりにアルファルファスプラウト(商品名)を使ってみたところアニサキスを散らしたようになってしまい失敗

1尾なら何とかなるが、2尾以上釣ると処分に困ってしまうイナダは我が家ではこの手の魚の定番料理になっている香味揚げ炒め。7cas228287s

そして、一晩寝かせて、というよりも一気には食べられないので次の日の夕食にオオモンハタの刺身、アオハタの昆布締めと少しだけイナダの刺身。
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残ったイナダの半身は南蛮漬けに。
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真鯛の姿が一向に見当たりません。湾内には大きな真鯛は居ないのでしょうかね。


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