サメに席巻される鬼ポイント
9月2日は福浦(茂木ボート)に釣行。
いろいろあって結局、今回は超久し振りの福浦に決めた。
真鯛、オニカサゴ(鬼)、アカハタなどを狙うつもりであるが、その前に以前使っていたLOWRANCE魚探の故障で消滅してしまった福浦のマイポイントマップを再現をしたい。
福浦名物のアマダイはもとより大真鯛や青物のポイントは、そもそも漠然としているので漠然と覚えておればそれでよいが、広大な砂地の海底に忽然と現れる根魚のポイントはそうはいかない。
そんなこんなで、エンジン艇では魚探による海中散歩は無理なため、今やボート店に1杯だけあると聞いている手漕ぎボートを敢えて予約した。
しかし、当日の現地にてびっくりのトラブル。
聞くと、今日やってくるはずのボート店のお兄さんが寝坊したとか、しかも今から急いで東京を出発するので1時間半ほどかかるとのこと。
あの地獄の階段を下りようとすると、さすがに切れてしまって2つ買ったクーラーボックスの氷を投げ捨てて帰る途中とおっしゃる釣り師に出会う。
今回が2度目らしい。
かってなじみにしていたボート店でもこちらから掛ける電話が目覚まし時計代わりになることはよくあったが、跳び起こされて14、5分で到着ならまだしも、”今から急いで東京を出発する”では、切れてしまっても仕方がない。
五目漁師は、たまたま今回はガルさん、ヘビーさんチームと一緒だったので何とか退屈せずに時間つぶしができた。
お兄さんが到着するや、彼らに手伝ってもらい8時前に一番手で離岸することができた。
(ガルさん、ヘビーさんありがとうございました。)
構図が悪いが写真右端が茂木ボート
昔と変っていない素晴らしい景色をみると先ほどまでのむしゃくしゃした気持ちはもう忘れている。
遅刻の謝り代わりに料金アップなしで2馬力艇へのアップグレードも申し出ていただいたが、手漕ぎならではの良さ(静けさ、魚探の映り、小回り、筋肉のほぐし等々)を優先したのは正解だった。
フーっ、朝一のトラブルの話でここまできたので、あとはサメ釣りの本題に入ろう。
再現したいマイポイントの中でも一番が鬼ポイント。
水深100m近辺の沖根なのでいい加減な山立てや雰囲気で到達するのは結構難しい。
ここは正に手漕ぎボートの出番といえる。
覚えている水深を目途に凹凸が禿げ(この野郎!)激しい海底地形を探し当てた上で辺りを探ると海藻らしきが繁茂するポイントを見つける。
どうやらこの辺りのようだ。
ここが当たりかどうかは先ず釣れることだと思いながら、ルアーでは根掛かりが怖いので胴付き仕掛けにサバタンを付けて落としてみる。
すると着底と同時に掛ったのは小型のアヤメカサゴ。
続けて仕掛けを落とすとまた直ぐに今度は小型ながら鬼。
砂地が基本の水深100m前後で根魚がいとも簡単に釣れるポイントは余程アクセントがある地形に違いない。
早々に魚探に確定のマークを入れる。
ところが、丁度いい加減にボートが流れているので漕ぎ上って同じコースを流し直すと嘘のようにアタリが止まってしまった。
何度か流し直していると、一瞬根掛りかと思ったが穂先が揺れるようにお辞儀する。
どうやら魚らしい。
魚だとするととんでもなくデカそうだ。
次の瞬間、大きな引き込み。
オーっ、魚さかな。
ここは慎重に行かなくっちゃ。
いつものハタにしてはデカすぎる、クエ?(釣ったことはないが)、大型のマハタ?(釣ったことはないが)グイングインと引いたあとでジジジーとドラグが引き出され一進一退が続く。
ラインはPE2号、ハリス6号。
少し浮いたところで慎重を期して寧ろドラグを少し緩める。
そん中で”かってのことを思い出した。
そうか、サメか。
これはサメかもしれないぞ。
頭の中ではサメの確率が次第に高まってくるが、決定ではない限り慎重さを欠くわけにはいかない。
そして、いよいよサメ確率が85%に達したところでぼんやりと見えてきた魚体は、やっぱりサメ。
デカい!。
メーターは優に超えている。
格闘の最中に”かってのことを思い出した”というのは、過去に(多分)同ポイントで鬼が釣りたい放題だったことがある。
本ブログで何度か使っている2019年6月26日の釣果写真の再掲
この時は餌切れもあったりして鬼狙いは終了したが、別の日に同じポイントに入った際には、鬼を2、3匹釣った後にアタリがなくなったと思ったら今回と同様にサメの入れ食いが始まった。
翌年8月には五目漁師流のサメ釣り専用仕掛けを持ってサメ退治をやったくらいだ。
なるほど、パタッとカサゴ類のアタリが止まったのは、そのタイミングでサメの大群が押し寄せたせいであろうか。
今回はサメ、サメ、(多分)サメのばらし、サメといずれも入れ食いが続いたために、鬼に未練を残しながら場所移動を余儀なくされた。
どうやらこのポイントはサメの居ぬ間の鬼ポイントのようだ。
いずれにしても、以前の様子と合致しているので探していた鬼ポイントに間違いなさそうだ。
次は、ハタを狙って浅場のポイントに向かう。
ところどころで真鯛狙いでタイラバとジグを落としていくが小型のウッカリンやヒメコダイばかりで全て放流。
黒崎の三ツ石側の岸壁の際にはアカハタを狙っているガルさん、ヘビーさんチームの2馬力が見える。
五目漁師としてもアカハタは本日の狙い魚の1つであり、竿や仕掛けの準備もしてきているので合流しようかとも思ったが、やはり真鯛が気になる。
再び沖に戻って、定置網周りや、60~80mを流すが結局アタリナッシングに終わった。
確かこの頃だったと思う。
釣れなくても雲を見ているだけで楽しい。
終焉間近な厚い夏雲の上に天高く秋の雲が見せてくれる開演の図。
さて、今日は朝が遅くなったので特別に3時までOK(普段は1時まで?)と言われており、気になって仕方がない鬼ポイントに再び戻ってみることにする。
あのサメさえ居なければ鬼が戻っているかもしれない。
既に魚探にはポイントをマーキングしているので今度は一直線。
サメやあとで記すが大嫌いな蛇に持っていかれて最後になってしまったなけなしの仕掛けを投入すると、直ぐに地球を釣ったようなアタリ。
まだ居たか、もうサメだとわかっている。
少し小ぶりだがやっぱりサメ。
バラシを含めるとこれが5匹目になる。
直ぐに退散し、その後は定置網の内側(定置網の中ではなく、岸側の意)でイトヨリ(良型も含み放流)などを釣って終了。
持ち帰りは最初に釣った小型の鬼1匹のボに終わった。
余談。
実は、時間つぶしの朝の釣り談議の中でヘビーさんと五目漁師は大のへびー嫌いである話をしていた。(ヘビーさんごめんなさい)
その蛇が釣れてしまった。
困った、
どうしよかと迷いながら奴を垂らしたままに放っておくと仕掛けの幹糸を伝い上り詰め天秤に巻きついてしまう。
そうなると、五目漁師にとってはもうギャーっの世界。
そうなる前に、天秤と奴との間のクリアランスを確保するために必死になって竿を右に左に揺らしながら海面に叩きつける。
奴と天秤の先の間にやっと確保した30cmほどのすき間を震える手で切り落とすまでの長かったこと。
追加。
8月の夏眠中には釣り魚がなく、とうとう市場で魚を買って刺身盛りを造った。
釣り魚ではないが、ちと寂しいので張っておこう。
久しぶりの地獄の坂と階段。
以前に加えて駐車場までの坂もだらだらと登り坂で、もちろん何度かに分けてしかも休みやすみでしたがゴロゴロが斜めって腰をひねった際に筋肉か筋かがわかりませんがやられてしまいました。せっかくマイポイントも再現できてこれからはと思っていたのですが、福浦はもう限界ですかね。
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