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カテゴリー「<!ー010伊東釣行ー>」の記事

2023年3月12日 (日)

カイワリ諦めて沖流し

3月11日は伊東(井上丸)に釣行。
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狙いはきっぱりとカイワリ。

旅先の苫小牧ワカサギ釣りでまさかの超絶完ボをやってしまったので今回はなんとしてでも釣りたい。
ただ、前回のワカサギ釣りはどれくらい釣れるか大漁の胸算用しかなかったが、今の時期のカイワリこそは、果たしてどうなるやら???の賭けの釣り。

昨年までは、この時期になるとオーシャン釣具のオヤジさんを中心にカイワリのXデーについてあれやこれやと談義するのが楽しみの1つでもあったが、今は叶わない。

たまたまではあったが、あの時以来久しぶりに井上丸の店頭や海上でお会いしたSさん、Kさん、Fさんの面々も、今日がひょっとしてそのXデーかも? と腕まくりして期待、いや血走っているに違いない。
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この時期になると皆さん考えることは同じ。
Sさん、Kさ、Fさんの面々。

五目漁師に至っては、未だ伊東ではカイワリを本格的に狙ったことがないカヤック釣り師のMさんを、カイワリをダシに手漕ぎボート釣りに誘い込んでの釣り。

さて、丁と出るか半と出るか。

準備に少し手間取ってしまったが、Mさんと話をしながら釣りたいので自ボートのスターンにMさんのボートを係留して釣り始める。

五目漁師は、いつもの通り、先ずは様子見の2.5m2本針吹き流し仕掛け、一方Mさんは、もしカイワリがやる気満々であれば必殺の仕掛けになる(当然フグやサバにも)かもしれないトリックサビキを使われる。

しばらくすると静まり返っていた砂漠の海底に反応が見えてくる。
しかし一向に餌はなくならない、当然アタリはナッシング。
周りのボートも同じ状況のようだ。

カイワリXデーの根拠の一つは水温の上昇であろうか。
経験からして真冬の13、14℃台が17℃~18℃に上がることが、伊東のカイワリの釣れ始めだと思っている。
今年は真冬でも水温が15℃台をほぼ保ち続け、既に上昇に反転したために先に16℃後半を確認していたが、今日は再び15℃台の後半に下がっている。
もちろんカイワリの泳層がどうなっているかなどは知る由もないが、こんなことも影響しているのかもしれない。

とにかく反応がない。
居ないと居ないで、こいつらでさえなぁ と心配になってくるフグの姿もサバの姿もない。

それでも海底の反応がやや活発になって来てからは、たま~にオキアミ餌の頭部だけがなくなったり、解けたように小さくなって上がって来たりするので棚どりやシャクリ方を色々変えてやってみる。

こんな時にはかってiさんが同じような状況下で撮られた海底近くの映像を思い出す。
仕掛けを落とし、カメラが付いた天秤を振ってビシカゴからコマセを出すと、周りには一気にカイワリやハナダイが群れてくる。
そして、荒れ狂ったようにコマセを食いつくし、数分後には空になったビシカゴと針のついたオキアミだけが空しく、寂しく彼らの遊泳棚に取り残される。

スイッチが入っていると表現すればよいのか、いや入っていないと表現すればよいのか、何れにしても釣り師の負けには違いない。

以来、ハリスを細くしてみたり、長くしたり、針を小さくし餌をコマセのアミにしてみたり(iさん)色々やってみたがうまくいくことはなく、あの海底の信じられない映像だけが頭に焼き付いている。

きっと今日もそんな状況に違いないと思いながら、今できる範囲で色々とお試しをやってみるしかない。

そんな時にKさんが来ましたよ!
とやっとカイワリの姿を見る。

早速捌かれたのか、腸からは、はちきれんばかりのアミコマセが出てきたらしい。

やっぱりか、やっぱり居る。
ウヨウヨと居るのにコマセは食っても針の付いたオキアミは食わない。
脱帽!

既に五目漁師のボートに係留していたMさんは、沖のルアー流しに行かれた。
今日は頑張ってみようと決心してきた五目漁師も11時前には諦めて、一発大物狙いの沖流しに切り替える。

Kさんも沖でアマダイを狙ってみるとアンカーを上げられる。

先ずは、アジポイントに向かい流し始めると、直ぐにタイラバに何やら結構な大物が掛かったが、途中バラシ。
引き方からして相応のハタだった様な気がするが残念。

この後は掛かればバラシの可能性が少ないと思っているジグに変更。
ポツリポツリとアタリがあり上がってくるが皆小さい。
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オオモンハタ(28cm))

残念だったのは、足1本だけが掛かってグイーングイーンと力強い引きで浮いてきたアオリイカのタモ入れ失敗。

そして更に残念だったのは、これ。
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でかいの掛かりましたよ!
とお呼びが掛ったので漕ぎつけると、Mさんが竿をひん曲げてファイト中。

掛けた当初は、グイングインとよく引いたらしいが次第に重み主体に変ってくる。
ひょっとしてエイだろうか、いやもしヒラメだとすると80cmはありそうだ。

しかし次第にエイの線が色濃くなる中でやっと見えてきたのは尻尾の短い(ない?)ヒラメ風のエイ。

Mさん精魂尽きてがっくり。
カイワリをダシにお誘いした五目漁師としては、残念は残念だけど最後に楽しんで頂けて良かった。

で、Mさんと五目漁師の釣果はこれ。
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左側がMさんの釣果、右側が五目漁師の釣果。
(井上丸の釣果blogよりコピー&ペースト)

カイワリ狙いの釣果とは思えないハタやカサゴの刺身盛り。
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刺身造りであまった端身を天ぷらに。
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カイワリはまだ少し早かったようです。
何れにしても3月中ですからもうすぐでしょうね。
ボート屋さんや仲間からのカイワリの釣果情報から目が離せません。

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2023年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます。

 

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年末にとうとうコロナに感染、一週間で自宅療養が解け、何とか伊東で納竿の儀に間に合った。
ルアー一本の予定であったが、直前にシロアマダイが釣れたというのでオキアミで沖を流してみたがそんなに甘くはなかった。
その貧果。
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そして新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

娘家族、息子家族が揃ってやって来た賑やかな正月。
年末に久しぶりに研いだ包丁で刺身をご馳走する。
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この後、1月から2月の始めにかけていろいろと所用があり、釣りの方はしばらくお休みになりそうです。

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2022年12月 9日 (金)

またサバフグが活発化

 

12月08日は伊東(井上丸)に釣行。

ブログにコメントを頂くガルさんと6日に網代の中深場を予定していたが、自称日本一天気に見放される釣り師と聞いていただけあって、やっとの思いでとれた2日間の休暇は両日とも風に吹き飛ばされてしまった。
悔しさで不貞寝中のガルさんに追い打ちをかけようと、8日こそは滅多にない釣り日和、私は行ってくるよとメールを入れた結果、どう工面したのか知らないが今回の釣行になった。

彼はエギングから始めて、コマセ釣りでカイワリ狙い、その後は沖を流してアマダイ狙いという欲張りな予定。
なかなか出陣機会がないだけにあれもこれもやりたいのはよくわかるが、五目漁師は竿1本でカイワリに集中する(と言いながら実はジグとタイラバをタックルボックスに潜ませている)。

さて、ボートに荷物を積み込みながら気になるサバフグの状況を井上丸のお兄さんに聞いてみると、残念ながらまた増えてきました、ただ居ない時間帯もあるようですよ、と慰め付きの返事。
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出廷元は違うがここに来ると見慣れた風景

ポイントに到着して、未だコッチンコッチンに硬い冷凍アミをナイフで削いでいると置き竿にアタリ!
この引きはどうやらカイワリのようだ。
フグの様に穂先を震わせることはなく、グイーングイーンと周期的にストロークの長い重い引きで上がってきたのはやっぱりカイワリ。2dsxp227238s

カイワリの引きは本当に楽しい。

幸先良しと思ったが、気が付くと上部のエダス針がない。
ただ、この時点ではいきなりカイワリが釣れたことで、期待と嬉しさが勝って、おう、フグ君もいるねくらいの気持で余裕がある。

2尾目はエギング中のガルさんの様子を聞こうと電話中に、左手に持った竿にアタリ。
キタッ!
話し中のスマホは放って大事に上げてくるとこれもカイワリ。

次にドラグを引き出す勢いで上がってきたのは立派なイトヨリ。
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伊東では一昨年辺りからこの手の大型の本イトヨリが異常に多くなった。
(と五目漁師は思っている)

しかし、調子が良かったのはこの辺りまで。
次第にフグの猛攻が強まってくる。
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昨シーズンも強者はこんな中でも凄いカイワリの釣果をあげておられたが、逃げ足の速い五目漁師はそれなりの釣果に終わっている。
今回は奴の猛攻と戦い、そして逃げる限界を決めてきた。

針の結び直しならとことんやってみようではないか、しかし、リーダをプッツンされ天秤やビシを諸共やられたらそこで最後にしよう。
(従来と変わっていないか?)

針をやられても仕掛けは交換せずに針の結び直しだけで済むように一工夫してきた。
いつもはエダス(約15cm)は幹糸にエイトノットで結んでいるが、今回は回転ビーズを使っているのでエダス針をやられた場合には予め作ってきたエダスに交換すればよいだけ。
カワハギ釣りの替え針の様なものだ。

一方、先針用のハリスはいつもより1m長くしてあるので、10回くらいは結び直しができる。

始めは先針はもちろん、エダス針にも裸針にオキアミを付けていたが、猛攻が強まって来てからはエダス針にはウイリー針を使っているので、切られるのは殆どが先針でどんどんと仕掛けが短くなってくる。
短くなって、上部のエダス針との間隔が50cmくらいになると仕掛け本体を交換する。

とこんな調子でせっせと針の結び直しをやりながらそれでも2尾を追釣する。
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本日最大の27cm

しかし、ほぼ新品で袋のまま持って来たチヌ針4号(38本入り)が底をついてくる。
ヤバイ、ここまで頑張れるとは思っていなかったが、伊東の海は昼からといつもおっしゃっていたオヤジさんの言葉を思い出して、針を少し残して一旦は沖に出てルアーの流し釣りに切り替える。

こんな時にアジからブリまで、そしてコマセ釣りからタイラバやスロージギングまで1本でこなせるこの赤い竿は重宝する。

既に沖に出ているガルさんを遠くに見ながら40~45mラインを流す。
過去に、伊東では珍しいタチウオや何度かハタを上げているポイントでいつものグリーンゴールド60g、ブレード付きのジグを入れると着底と同時にガツン。
一瞬またか! と思ったが、奴の様に小刻みなタタキではなく、ガッツンガッツンと力強い叩き。
これはひょっとして? 

上がってきたのは小型ながら久しぶりの真鯛。
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この後は、不思議とだんだん大きくなってくるこいつにやられてばかりで、12時過ぎに元のカイワリポイントに戻る。
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魚探には相変わらず奴らしい魚影が賑やかだ。
魚影が奴である証拠に上がってくるのは奴、奴、奴・・・。

そんな中でなんとか2尾のカイワリを追釣したが、とうとう結び直す針が底をついてしまった。
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五目漁師が3号までのハリスに愛用するチヌ針4号、38個入りを使い果たしてしまった。

覗きたくもないが身を乗り出すと直ぐそこまでビシを追ってサバフグの大群が湧き上がってきている。
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前回よりも一回り大きくなて40cmくらいはあるだろうか。

正に昨年の悪夢に近い様子だ。
危ない危ない!
とうとう、クッションゴムを切られてしまったが、まだ、少し時間はあるので新しい仕掛けを投入すると一発にして2本のエダスを切られてしまったところで丁度時間切れ。

で、今日の釣果はこれ。
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フグが活発になる前の早朝に4尾釣ったものの、その後はあの中でよく頑張ったもんだと自分でも感心する。

カイワリの刺身、
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マダイと昆布のちらし寿司、
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潮汁
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フグやパサパサの不味いサバは湧きますが、どうしてカイワリや真鯛は湧かないのでしょうか?

湧くと嫌いになるのでしょうかね。
水温はとうとう19℃台まで下がりました。
フグが先に姿を消すか、それともカイワリが先か、まだまだ楽しみです。

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2022年11月18日 (金)

あれ以来初めての伊東

11月17日は伊東(井上丸)に釣行。

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あれからもう5ヶ月近くになる。
かってオヤジさんから教えて頂いたカイワリポイントに入り、手を合わせているとまだまだつい先日のことの様に、ここで一緒に釣った時のことを思い出してしまう。

 

良し今日は頑張ろう!

 

実は、3、4日前に、やはり久しぶりに伊東で釣られたKさんから、渋かった(カイワリ8尾)ですが今年はサバはいないし、あのフグも大したことはないですよとお聞きし、今回の釣行になった。
サバフグ、いやサバとフグがいないようなら、あとはカイワリとの知恵比べ、技比べに集中できるぞ。

 

同じ手漕ぎボートとはいえ、オーシャン釣具で愛用していたボートとは相違があるのでいくつかを確認する。
・船べりの形(内巻き/外巻きなどで竿掛けや魚探の取り付けが心配)
・スノコの有無(ボートを漕ぐときの五目漁師の短い膝の高さや短い脚の床での突っ張り方)
・オールの取り外しの可否(外せないと大物を掛けた時に結構邪魔になる。)
・そして本日の様にコマセ釣りの際に一番気になるのが、アンカーの形やロープの長さなど(50m位と聞いているので少し気になっている)。

 

いくつかを点検しながらアンカーが効いたことも確認して、先ずは様子見に3号2本バリ吹き流し仕掛けを置き竿にして入れる。
ボート内の整理も終わった頃に、さて、1シャクリ入れて巻き上げてみる。
ハリスの手繰りに入ると、スカスカ感。
良しよしどうやらエサは捕られているようだ。
上針はその通り、そして下針、あれっ針も盗られている。
フグ居るではないか!

 

続いて2投目、今度はそのフグが上がってくる。
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あの怖いサバフグではなく、もう少ししたら怖く大きくなる小さいサバフグ。

その後・・・なんと、8投連続でサバフグが釣れるか、ハリス切られが続く。
仕掛けは2本針から先針のみ餌のウイリーに、そして今や全てウイリーに替えているが状況は変わらない。

シャクリを上方に上げて行くとやっとフグ以外に掛かってくれた魚は可愛いクルマダイ。

その後も変わらない状況の中で10時頃(?)になって気が付けばフグの猛攻がいつの間にかなくなっている。
やっと静かになったぞと思った矢先だった。
クッと小さなアタリに合わすといきなりドラグが数メーターも一直線に引き出され、そのまま針外れ。

ムムー何だったんだろう。
首をひねりながら何度もドラグを引き出してみる。
ハリスが3号を考えるとこれでいいはずなんだがなぁ。

次は、底どりして糸ふけをとろうとした時に、穂先にホンワカ浮いたような怪しげな動きを感じる。
慌ててシャクリを入れるとこれは本命と確信する引き。
やっぱりカイワリは面白い。
途中何度か穂先を海面に突っ込まれながら上がってきたのは良型(25cm)のカイワリ。
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少し時間をあけて、今度はフグがいなくなったので反対舷側に掛けていたロングハリス竿の面倒を見ている時だった。
ふと見ると、カイワリ竿の穂先がグイグイとお辞儀している。
慌てて竿をとって合わせると、これも本命に間違いない。
なんだ、一生懸命誘っている時に来ないのに置き竿に来るの!
いやな奴。
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また、少し時間は空いたがこれは極めつけ。
アタリがないので餌のチェックをしようと普通に巻き上げにかかる。
すると、何とあと12、3mの上層でいきなり強烈な引き込み。

おやっこんなところで何か掛かったぞ。
時期外れのソーダ?
それとも今年流行のメジ?
それにしてもグイーングイーンと引きながら真っすぐに上がってくる。
ハナダイ?
手繰りに入って覗き込むとヒラヒラと上がってくるのは想像もしていなかった良型のカイワリ。

居食い名人のカイワリには時々驚かされるが、ここまでの名人(魚)には会ったことがない。
どう考えても底で食ったとは思えず、しからばと言ってもこんな上層でカイワリが食ってくるとも思えない。

結局、3尾が3尾とも予期せぬ釣れ方だった。
海底には恐らくカイワリがウヨウヨ群れて居るのがわかっているので、手を変え品を変え色々やってみたが、五目漁師の知恵にも、技にも1尾も掛かってくれずに、釣った感ではなく釣れた感丸出しの有様。

五目漁師が仕掛けた勝負にはせせら笑いながら相手の失策でやっと3尾を釣り上げるに終わってしまった。
難しい時のカイワリはこれだから面白い。

万策尽きた中で、もう少し勝負してみようかと迷いに迷ったが沖上がり前(あと1時間半)にはこれも久しぶりにどうしてもやってみたかったので、少し沖に出てジギングで流す。

しかし、こちらも掛かってくるのはフグばかりで、
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やっとイトヨリを釣って2時半に沖上がり。

着岸後はオーシャン釣具と同様に砂浜をズリズリと人力でボートを引き上げるが、ご主人が若いだけに手伝おうとしたが腰を痛めるから不要ですよと断られる。
お店の前では釣りの話をたくさんさせていただいたが、お聞きすると以前はオーシャンのお客さんだった方々も結構来ていらっしゃるようだ。
またお会いする機会もあるだろうと嬉しくなってくる。

で、今日の釣果はこれ。
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釣れなかったがカイワリはやっぱり勝負し甲斐のある面白い魚だなと再認識した。

久しぶりの釣った日カイワリ刺身、小さいクルマダイも一緒に。
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次の日に、カイワリと酢締めイトヨリの握り。
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そして、酢締めカイワリの押し寿司。
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実は、結構型の良いサバが1尾だけ釣れました。
サバタン用に捕獲しましたが、これを釣った時にあの一直線にドラグを引き出した魚はサバだったのかもしれない、と半分慰めですが思っています。
今はサバはほとんどいないし、フグも昨年の様に大きくはなく群れを成して海面まで浮いてくる恐怖もありません。
水温は未だ21.6℃ありましたから、カイワリの本格シーズンは今からでしょうね。
楽しみです。

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2022年6月17日 (金)

今度はイトヨリにやられる

 

6月16日は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

次はいつにしようかと天気予報を見ていると週末を除けばもう明日しかない。
行こうかどうしようか、少し迷いながら3時を過ぎてからオーシャン釣具に電話を入れると、オヤジさんも出られるとのこと。
これで決まり、急いでカイワリ狙いオンリーで荷物を積み込む。

サバの合間を縫ってカイワリを釣るのは難しい。
ただ、皆さん何だかんだと10尾近く、上手い釣り師は毎回ツ抜けの釣果をあげていらっしゃる。
先日はへたくそなはずの弟でさえ8尾も釣ってきた。

こうなると、自分の時だけが といつもいつもサバのせい、海のせいにはしておれない。
今回はこの下手さぶりを払しょくするためにも、逃げの一手の沖流しを封印してコマセ釣り一本に絞る。
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正面沖に出ていつも通り海の様子を伺うために、先ずは2本針吹き流し仕掛けを入れる。
すると2、3投目で掛かってきたのはイトヨリ。
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写真でも見られるように2本針仕掛けがいつの間にか3本針仕掛けに変わり複雑に絡んでいる。
年寄りはこんな些細なことでも訳が分からなくなると、結構尖った背びれにイテテと刺されながらボーッと考え込んでしまう。

2本針のはずだったのになぁ。
とうとうボケが回って来たかな?
縦の糸は五目漁師、横の糸は誰♬ 

漸く分かったのは、ヘタな釣り師が掛けて、こんな魚くらいで切られてしまったハリス付きの別の仕掛けが口の奥深くに刺さって残っていただけのことだった。

やっと納得したのに、イトヨリの怨念だろうか、この後は、掛けても掛けても上がってくるのはイトヨリ。
しかも小さいのばかり。

8時過ぎになってやっと最初のカイワリ。
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今日は2本針吹き流しの他に、ウイリー仕掛け、6mの五目仕掛けも準備しているので何とかカイワリのご機嫌を取ろうと、次々に交換する。
もちろん仕掛けに応じて、シャクリ方も棚の探り方も変える。
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五目仕掛けに替えた時には、まんまと底を這う先針りにイトヨリ、コマセカゴ直近の上針にカイワリが同時にかかりツボに嵌ったかのように思ったが、後は続かず。

ここまで、なんとサバ1、フグ1と邪魔者は皆無に近く、絶好のチャンスタイムだったのに、やっとカイワリは3尾、イトヨリは15尾も釣っただろうか。
とうとうイトヨリ逃れで少し沖側に場所を変えることにする。

そこでもコマセを撒くと、静かだった海底が直ぐに賑やかになる。
またか!と思ったが、ここではサバがたまに来るくらい。
どうやらこの魚影はイトヨリではなさそうだ。

オヤジさんは朝から沖を流しておられるので、暇にまかせて様子伺いの電話を入れてみる。

今どこですか?

直ぐ後ろの-45mだよ。

小さくなって見えなくなったのかと思っていたのに、振り返ると正にすぐ後ろにいらっしゃる。
しゃべっている間にスマホを通してオヤジさんの魚探からピピ、ピピと魚影発見の音が聞こえてくる。
どうやら本日始めてのピピ音だったらしくオヤジさんも慌てていらっしゃるようなので早々に電話を切る。
(後で聞くとこの時にハタやイトヨリを釣られたらしい。)

五目漁師は、なんであれアタリが恋しくなってきたのでここで早弁して、元のポイント近くに戻る。

珍しく、結構流れていた潮が止まったせいか、戻ってきても早朝の様な頻繁なアタリはない。
そんな中で、また少しシャクリ方を変えて力強くコマセを振り出した時に久しぶりのアタリ。
やはりカイワリは良く引く。
単純な五目漁師は、なるほどこれかと思いしばらくそのシャクリを続けるがやはり後は続かない。

昼からは予定通り、隣で真鯛狙いのコマセ釣りを始められたオヤジさんから、カイワリは何匹釣ったの?

4尾です。

寂しいなあ。

寂しいですね。
下手なのでしょう。

やがて下手を続けていると、いきなり北東方向に向かう潮が強くなってくる。
そのせいかどうかは分からないが、ここからはサバの嵐だ。
折角いなかったのにとうとうサバが出始めた。
もう止まらない。

2週間前にお見受けした時よりかは少し大きくなったが、細く痩せたサバが次々に上がってくる。
これくらいのサイズだと23cmくらいでもカイワリの方が引きが強い。
カイワリに似せて上手に引くが、途中フッと軽くなったり、ピクピクと震えたりするとまたかとがっかりする。

よしっ! これはカイワリに違いない。
慎重に慎重にゆっくりゆっくり上げてくるとサバの2匹掛けだったりする。

後半は、底まで仕掛けが落ちて行くのは2回に1回くらいになってしまい、こんな中で、皆さんどうやって釣るんだろう。
と、途方に暮れたまま終わってしまった。

で、今日の釣果はこれ。
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オーシャン釣具の釣果ブログよりコピー&ペースト

因みに、こちらはオヤジさんの釣果。
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オーシャン釣具の釣果ブログよりコピー&ペースト

朝からカイワリ狙いでイトヨリにしてやられた五目漁師、午前中はタイラバとジギングで沖流しでハタやホウボウを釣られたオヤジさん、昼からはポツリポツリイトヨリが上がる中で共にサバ釣りを楽しんだが両者の差が釣果模様に明瞭に出ているのが面白い。

さて、貴重なカイワリの釣った日刺身。
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カイワリの刺身は相変わらず絶品だ。
このシーズンが一番美味しいのかも。

今回は、ヨメサンがベランダで育てている大葉を使った。
今までに庭で何度も育てたことがあるが、いつもバッタにやられて穴だらけになっていた。
今年は2階のベランダでやってみたところ大成功で、放っておくとちょっとしたうちわサイズまで大きくなってしまい、カイワリが小さく見える。

これだけイトヨリが釣れてしまうと食べ方を考える必要がある。
先ずは、いつも通りに我が家ではイトヨリの定番、煮付けに。
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そして、やや水っぽいので
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料理をする前に軽く塩して天日干しにし、ムニエル甘酢あんかけに。
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前回やって涼し気が気に入ったので今回もカイワリのひすい和え。
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食べる前に出汁を掛けて頂く。



カイワリ、本当に難しい。
イトヨリは伊東名物ですが五目漁師がこれだけ数を揃えてしまったのはた多分初めてです。
仲間からピチットシートで締めると美味しくなると聞いたので、軽く天日干しにしてから料理してみました。
身が引き締まりいい感じになります。

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2022年6月 4日 (土)

1日早い誕生日釣行

 

6月3日は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

6月と聞けば、同時に1年の半分がもうそろそろ過ぎ去ってしまうことになる。
速すぎる。
つい先ごろまではボート上での防寒対策ばかりが気になっていたが、そろそろボートに持ち込むペットボトルの数が気になり始めている。

実は4日は五目漁師の誕生日。
この歳になると嬉しいものではない。
71? いや72? 忘れようとしているわけではないが、最近は年齢を覚えられずヨメサンに確認をすることも多い。

そんな五目漁師の誕生日をだしにして楽しんでくれるガルさんが、そろそろ大好きなサバ真っ只中ですね、行きましょうと誘ってくれた。
正に、サバの気配濃厚な伊東、もりもりとファイトが湧いてくるわけではないがここは乗らないわけにはいかない。
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もちろん2人の狙いはカイワリ。
正面沖に出て釣り始めると予想通りのサバサバサバ…
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ガルさんは、最近ますますカイワリ風にあらがうことが上手くなった野郎どもにまんまと騙されて、
すみません今度こそお先にカイワリです!
と慎重に丁寧にサバを上げてくる。
(ウシシまたやってる)

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先日の伊東釣行では怒りに震えながら握った愛用のハモ挟みをサバ諸共天高く飛ばしてしまったが、既に新調している五目漁師はこんなサバどもには騙されも慌てもせずに平然と構えていられる。
どうだ、参ったか!!

そんな中で、大きなアタリ。
これはサバではない。
時々海面に突き刺さる穂先をホレホレこれはでかいよ! 
とガルさんに見せながら巻き上げてくる。
途中、いきなり軽くなりバレたかな? と思ったのは上針にサバが食ったからだった。
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上がってきたのは、最近よく釣れる特大サイズのイトヨリだった。(42cm)

この後サバが釣れなくなる時間帯もあった。
こんな時にはサバが去った束の間、すわっカイワリのチャンスと思いきや海中を見ると見事に何もいなくなってしまって、五目漁師がシャクり上げるビシの軌跡だけが悲しくも寂しく写っている。
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魚が一切いない真冬の海でよくある光景だ。

今日はガルさんと釣れても釣れなくてもご一緒させていただこうと思っていたが、とうとう辛抱しきれずに昼前に沖に出てタイラバと、ジギングを始める。
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こんな時にもこの赤い竿は本当に頼りになる。
TGベイトとタイラバのワンセットを忍ばせておけばいつでもルアー釣りに切り替えられる。

実は、忘れてしまったが五目漁師の誕生日前後の3日か5日がガルさんの誕生日だったはずなので、でかいマダイでもプレゼントしようではないか! 
今日は、先日とはうって変わって透明感のある海に残り時間の前半はジグ、後半はタイラバで真鯛を狙ってみたが、小型のハタとイトヨリに終わってしまった。

で、今日の貧果はこれ。
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また危うく釣果写真を撮り忘れるところだった。
鱗を引いたところで気づき慌てて撮った。


夕方はガルさん家族と茅ヶ崎でお茶をすることになっているので、いつもよりほんの少し早めに上がって急いで帰宅する。

昨年に続いてガルさん渾身デザインの世の中に一着しかないTシャツのプレゼントがあるらしいことを聞いていたので楽しみにしていたが、なんと出掛ける時に車に積むのを忘れてしまったらしい。
残念ながら、スマホに残ったデザインの様子を見せていただき後日送られてくる実物を待つことになった。

子供なら十分に暇を持て余すほど長い時間にもかかわらず、なにやらスマホに夢中の元気なノア君の顔も見たし、抱きついたし、そして丁度1年前にお会いした時に比べるとやはりノア君と過ごすことで随分と頼もしくなられたなと感じてしまった(抱きついていないが)奥さんともしゃべったし、楽しい時間を過ごした。

で、次の日、最近は誕生日だからといって特別のご馳走が出てくることはなく、イトヨリを恒例の中華風蒸しに
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そして、ハタのカルパッチョ。
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追伸:
忘れられたプレゼントのTシャツ、送ってもらうことになっていましたが、本日(4日)なんと奥様とノア君が1時間もかけて遠くから自転車で持ってきてくれました。
これです。
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昨年と違って今回は海上でも良く目立つレスキュー隊色。
左下のQRコードをスマホで読み取ると、このブログに飛ぶ仕掛けになっています。

五目漁師が税込み110円かと思ったら、サバの値段でした。
だったら32円くらいでも高すぎるくらいです。

今週末ちょっとしたイベントがありますので早速着て行きます。
ありがとうございました。

 

 この日はオーシャン釣具からは我々を含め4杯のボートが出ていましたが、オヤジさんによると皆さんカイワリ狙いにもかかわらずカイワリの釣果は零だったらしい。
こんな日は初めてとオヤジさんは嘆いておられました。
いくらサバが多くても皆で釣っておれば、1尾くらいは釣れても良さそうなものなのに、へたくそで申し訳ない。

そうそう、最近はご夫婦での手漕ぎボート釣りをよく見かけるようになりましたが、初めて女性の一人漕ぎボートの方を見ました。
何やら、大物を掛けられたらしくファイトが始まった時には興味津々で眺めていましたが、多分エイですよ、と落ち着いていらっしゃいました。
結局、切れたようでしたが格好良かったです。

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2022年5月31日 (火)

間違って真鯛を釣る



5月30日は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

伊東では乗っ込みという真鯛の特徴的な釣れっぷりをあまり聞いたことがない。
産卵をしない鯛はないが、伊東と言えばカイワリ、そのカイワリに気をつかって産卵前の大食い場所から外しているとか?

伊東の大真鯛は寧ろ、サバやフグが居なくなり海が静まり返る真冬に釣れるイメージがある。

真鯛好きのオヤジさんと話しているといつも釣りのターゲットは真鯛になり、そろそろ欲しいよねとなる。
そこで、今回はなんとしても大鯛を釣りたい。
元々は前回の釣りで狙っていたが、その前日のカイワリの釣果に魅かれてコマセ釣りがメインになってしまったこともあり果たすことができなかった。

さて、岸払いして右に行くか、左に行くか。
自宅を出る時には風向きで決めようと思っていたがその風は皆無。
昨日は、オーシャン釣具のお客さんがマリンタウン前で大物を逃がしたと聞いているので、なんとなくそこに向かう左手側から攻めることにする。

先ずはアジポイントでタイラバからスタートする。
ここは伊東にしては珍しく結構な根がありハタやヒラメの実績ポイントだが、この辺りをジギングで攻め倒しているTさんが今年の真冬、1月に63cm、昨年になるが7月に五目漁師も近くで60cmを釣っているので狙えないではない。

今日は大潮、伊東の潮流は大小さえ潮汐では単純に判断ができない。
寧ろ期待の大潮は裏切られることが多いと思っているが、今日は無風の中、南東側にいい感じでボートが流れてくれる。

しかし、3、4回根回りを流してみたが反応はなく、適宜ルアーを落としながらマリンタウン沖方向に漕ぐ。

昨日の大物バラシの現場はこの辺りだろうか?
すると、本日始めてのアタリ。
しかし、これはいつもの間違いで失敗。
タイラバとジグを交互に落としていたために、ついついタイラバへのアタリに即合わせてしまい逃げられた。
次からは、今はタイラバ、今はタイラバと念仏のように唱えながら巻き巻きするが、しばらくするとまた直ぐに忘れてしまう。
ニワトリは3歩歩けば、五目漁師は3巻き巻きすれば忘れてしまう。

今日は潮の透明度が極端に悪く緑色でタイラバもジグもたったの1m程で姿がぼけてしまうほどだ。
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これじゃあ海底ではルアーは見えないのでは、と心配になってくる。

しかも、魚探の水温計をチェックするとびっくりの22.3℃
(この後、ピークでなんと23.6℃まで上がった)。
先週は20℃台だったので陽気で温まったというよりも明らかに違う潮が入っている。

心配したり、びっくりしたりしながら-50m近辺で少し北側に流して行くと、今度は灰汁(あく)潮目(五目漁師が勝手にこう言っているだけ)、通常の潮目に集まるゴミと違って海水から煮詰め出した泥色の灰汁の様なものが帯状に海面を覆っている。

これも潮目の一種であろうか、道糸に絡みキモイ、と思っていた矢先にアタリ。
先ずは、イトヨリ。
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 次からジグを落とす度に連続でどんどん掛かってくる。
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濁りの心配等どこ吹く風?
結構、道糸が斜める中で、ジグが底に着くころには何かが掛かっているほどの勢いで次々に釣れてくる。

でもなぁ、小物ばかりだし、果たしてここで大鯛も来てくれればいいのだが、と気持ちは半分不満足。
次第に灰汁の帯から離れて行く。
そのせいかどうかは分からないが、やがてアタリはなくなる。

しばらくしてアタリが恋しくなり、戻った時には当然のことながらその帯はどこかに去ってしまい、緑色の普通の濁り潮になっている。

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左がタイラバ用、右がジギング用の竿

今日はこんな風にタイラバとジギング竿を目の前に置き、魚探の画面を見ながら、海底に何か魚影が見える時にはジグを砂漠状態の時にはタイラバを落とすといった傾向で竿を使い分けているが、先の灰汁潮目の時合いの中では圧倒的にジグが良かった(1尾を除いて全てTGベイト60g)ので以降はジグを主体に落としている。

ただ、中層にベイト反応を見つけてジグを入れると今日も間違いなくサバが掛かってくる。
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ギーコ、ギーコ、次のルアーの落としポイントを探しながら漕いでいくと、海底にわずかな魚影が見えるのでジグを落とした。
そのはずであったが・・・
おやっ?
ふと足元を見るとTGベイトがいるではないか。

あれっ? 間違ってタイラバを落としてしまったか。

まあいいや、相変わらずだなと思っている間にタイラバが着底。
すると同時にモゾモゾ感。
おやっ?
(この“おやっ?” とか ”あれっ?” が多い日は五目漁師らしい釣りができている証拠)
何か掛かっているようだ。

底だし、この感じはどうやらサバではなさそうだ。
巻き上げるにつれて、そこそこのイトヨリ?
少し引きが大きくなると、ハタ?、
いや結構でかいホウボウ?
と思いながら、もう15m以上も上げてきてから突然、強烈な首振り感、そして緩めだったドラグも引き出されるので少し締める。

・・・何? ひょっとして真鯛もあり?
となってくる。

いつもならリーダー(6m)が穂先に入ると海中を覗き込むが今日は濁りで何も見えない。
やがてぼんやりと白い平たい影が。
そしていきなりバシャバシャと水しぶきをあげて上がってきたのはびっくりの真鯛(54cm)。
慌てて玉網どりする。
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あげてみると、思っていたほど大きくはないが嬉しい。
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直ぐにスマホで写真を撮ってオヤジさんにラインで送り、合わせて電話で送りましたよと連絡する。
(年寄り同士の連絡網ではよくある話)

やれやれ、間違ってジグの代わりにタイラバを落として釣れた真鯛。
良かった良かった。

時刻はまだ10時、まだ時間は十分あるのでこの調子ならあと1匹や2匹、と思うが不思議なもので、今までそうはなかなかうまくいった試しがない。
この後は2時頃まで一切のアタリナッシング、昼からは南東風が強くなり少し釣りにくくなったが、最後になってやっとカサゴとホウボウで終わってしまった。

で、今日の釣果はこれ。
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自宅でのザル写真を撮り忘れ捌いてしまったので、オーシャン釣具の釣果ブログよりコピー&ペースト

帰りはスイスイ、今日は大丈夫そうと思ったので峠越えを止めて普通に真鶴道路に入ると1/3ほど行ったところでドスン。
またしても帰りが遅くなり、料理は次の日に。

イトヨリ、レンコダイ、ホウボウ、ウッカリカサゴ、マダイの刺身5点盛り、
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同、天ぷら5点盛り
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この日は、2人でカイワリ21尾の釣果もありました。

前日は難しかったのにわからないものですね。

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2022年5月23日 (月)

とうとうサバが本格化か

 

5月22日は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

今年はサバの出がおとなしく、その合間を縫ってカイワリのチャンスタイムがまだあるようだ。

タイラバとジギングで沖を流して真鯛を狙う予定であったが、ここ数日の同ボート店の釣果を見て、好調にあやかって先ずはカイワリ、そのあとに、沖を流すことにした。

今日は久しぶりにPさんとご一緒させていただく。
Pさんはルアーをやらないので、これも始めにカイワリ釣りをやってみることにした理由ではあった。

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Pさんとは、昔(五目漁師は既にオジサンの域に入っていたが)、ミクロネシアに浮かぶポンペイ島にダイビングに行ったときに現地でお会いしたのがきっかけで、もう30年もお付き合いさせていただいている。
(ご本人には内緒だが、我が家では当時は彼のことをポンペイさんと呼んでいたのでこのブログでも勝手にPさんと呼ばせて頂いている。)

さて、そのPさん、都内からの到着が8時ころになるので五目漁師は先に正面沖に出てカイワリ釣りを始める。
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先ずは、少しでもサバを避けるために先針だけオキアミを付けた3本針ウイリー仕掛けを入れる。
コマセを撒いた途端に海中が賑やかになり先針のオキアミ餌は直ぐになくなる。
心配していたサバはポツリポツリの程度なのでこれは良しとしても、期待のカイワリは一向に食ってくれない。

やがて、Pさんがやって来る。
釣れないですよーと挨拶した時点で、五目漁師の釣果は小さいイトヨリが1尾のみ。

今思えばここまでに2度いい感じの魚のバラシがあったが、あれがカイワリだったのかもしれない。
いやいや、あれはサバでしょう。
サバもいい引きをするし、掛かった針を外すのも魚の中ではピカ一に上手いからね。

そのサバが、このころから、次第に活発になってくる。
ほとんどが泳がせ用に使えそうなサイズ(25cm程度)だ。

一方、居るのか居ないのかわからないが、なんとかカイワリを呼び込もうと四苦八苦している中で、仕掛けをロングハリス(五目仕掛け)に交換した直後にやっと1尾釣れる。
なるほど、今日のカイワリはロングがお好きかな? 

そして、続いて今度はビシ直近の針にチャリコ。
良いねこの仕掛け、と悦に入ったものの、その後はますます活発になるサバの猛攻でロングハリスなど使っている場合ではなくなった。

10時頃からは、とうとう仕掛けが3回に1回くらいしか底まで落ちなくなってしまう。
尤も、底まで落ちたところで待ち構えているのは群れの違うサバではあるが、底は底で小さいがフグまで参戦してくる。
やんわりとショートピッチでシャクリを入れられるPさんは既に、結構仕掛けを切られているようだ。
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Pさんとボートが近付き過ぎたのを機に、少しポイントを移動しても2投目からはサバサバ状態になる。

五目漁師は1時を過ぎたころにとうとうカイワリを諦めて沖に出る。
タイラバとジギングの両方を準備してきたが、先日オーバーホールしたリールの調子を見たいのでジギングを始める。
快適快適、見事にリールは生き返ったぞ。

早速、カウンター付きリールのメリットを活かしてベイト反応を直撃すると100発100中でサバが掛かってくる。
何度かこんなことも。
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君たちどこまではしたないの?
いい加減にしろよ!
フックは3つ付いてるけどこんなためじゃないんだよなー と言いたくなってくる。

気付くとボートが潮目に入ったので流れに沿ってジグを入れるとそれが良かったのかどうかは分からない(つまり後が続かない)がやっとレンコダイ。
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そして、エソの後にホウボウが続くと、先日の小浜での釣りを思い出す。
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残念、そろそろ時間だ。
時期が時期だけにベイトに着いているのがサバは仕方がないにしても狙ったマダイもハタも姿は見られなかった。

で、今日の貧果はこれ。
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カイワリ1とイトヨリ1はPさんからの頂きもの。

更に、これもPさんからの頂きもの。
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昨日ご自身で焼き上げたという食パン。

気付くと今日は日曜日だった。
案の定、西湘バイパス工事の影響で真鶴道路の渋滞に引っかかってしまい、帰宅が遅くなってしまったので、貧果を捌くのは明日にして夕食で早速このパンを頂く。
不要な飾り気のない本来の食パン風味で、そのまま食べても、トーストにしても美味しい。
スパゲッティをお供に二人で半斤?(写真の1/4)を平らげてしまった。
Pさんありがとうございました。

そして、次の日、鯛と昆布のちらし寿司、
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ホウボウの梅風味カルパッチョ、
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カイワリのひすいあえ。
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ここ連日、カイワリがそこそこ釣れていた中で、この貧果。
五目漁師のカイワリ釣りに何らかの欠陥がありそうだ。

最近の国会討論などでよく耳にするが、ここは真摯に受け止め、しっかりと対応を図っていきたい。
どうだ、参ったか!
これを先に言うと突っ込みがある程度和らげられる。



久し振りに温泉銭湯にも行きました。今は静岡には来ないで下さいの電光表示板を見ながら越境していた頃には銭湯にも行けませんでした。数字的には状況は何も良くはなっていませんが、気持ちがこなれてきたのでしょうね。

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2022年5月 2日 (月)

伊東釣行と温泉付き釣り談義会

 

昨日(5月1日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。
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釣行後は、本ブログのコメント欄を通して知り合ったカヤックフィッシング、Mさんのお誘いで他4名の皆さんと合流し伊豆高原の別荘でフィシュBBQを楽しむことになっている。

今頃は、炭火で焼けた網の上にそれぞれの獲物を自慢げに披露するために、皆さんそれぞれの海上に浮かんでいるはずだ。

たった1名手漕ぎボートの五目漁師の狙いは、あの美味しいカイワリを皆さんにご馳走すること。

カイワリに狙いを定めるためにも、今日は付け餌は持たずにウイリー仕掛け1本で勝負する。

連休初日が荒れ模様の予報だっただけに、2日目の今日は結構な数のボートが浮かんでいる。
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時々薄日が差すが、11時過ぎには雨が降り始める予報なのでさっさと釣ってしまいたい。

餌を付けていないだけに休みなしでシャクリを入れ続けるが、はやる気持ちとは裏腹に、たまに掛かってくるのはサバばかりでカイワリの姿はない。

竿をシャクリながら遠目に周りのボートを見ていると、皆さん同様にサバ野郎に翻弄されている様子が伺える。
それでも海水で、はらわたを洗ってクーラーボックスに入れる釣り師、普通に下手投げでそっと海に帰す釣り師、誰かと同様にはらわたが煮えくり返っているのか思いっきり上手投げで遠くにと飛ばす釣り師、色々だ。

それにしても最近のサバ野郎はますます引きが良くなり、最後のあと5mまで正にカイワリの雰囲気で上がってくる。
それだけに、覗き込んで細く光る魚体を確認した時にはがっかり度が大きく、余計に腹が立つ。

今度こそは、今度こそは、と思っている内にとうとう小雨が降ってくる。

今日の仲間の中にはまだカイワリを食べたことがない方もいらっしゃる。
もはや欲は言わない、3匹でもいい、いや1匹でもよいのでカイワリが欲しい。

雨は次第に強まってくる。
そんな中で、カヤックの方々は風も波もきつくなってきたので上がりましたとの連絡が入る。
やはり、釣果は芳しくなかったようだ。

五目漁師もいよいよこれが最後と決めた一投で、今までで一番大きなアタリ。
グイグイと引きも良い。

やったかも、ひょっとして、と期待を込めたがやっぱり・・・、今日一のサバ。
できるだけ優しく頭をポコンと一叩きし、放流して降りしきる雨の中を退散する。
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その途中、本日初めてクーラーボックスの蓋を開けて完ボ写真を撮る。
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そして、伊豆高原に向かう途中ではワイパーも追いつかないほどの土砂降りがあったにも関わらず、沖上がり時刻の最後まで釣り続けたボートがあったのを知ったのは夜になってオーシャン釣具の釣果ブログを見た時だった。ええーっ! とびっくり。(後に続く)

さて、この雨なので楽しみにしていたBBQは取りやめになり室内の宴会に変わった。

いつもは真鯛にハタに・・・と五目漁師が羨む強者カヤックフィッシングの皆さんなのに、どうしたことだろう。
皆さん異口同音に渋かったの一言。

一番酷かった完ボの五目漁師は、なんとか他の方が釣られたウッカリンとイトヨリ、イカで刺身盛りを作らせていただいた。
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他に、小魚の煮付け、サバの竜田揚げ、イカの塩辛、アラの潮汁と釣り談義の合間に何だかんだと各自の得意料理が出てくる。
同じ料理でも我が家のに比べると、調味料の使い方、調理の仕方でこんなにも違うものなのかと新鮮さに一々驚きの舌鼓。

さて、翌朝、先の雨の中での釣りがどんな釣りだったのか興味津々だったのでオーシャン釣具に寄って話を聞く。

伊東近辺は我々が道中で遭遇したほどの強い雨ではなかったらしいが、五目漁師も先日お会いしたことあるご夫妻の驚きの釣果がこれ。6_20220502201701
オーシャン釣具の釣果ブログからコピー&ペースト

やはり午前中はサバだけだったらしいが、五目漁師が引き上げた後の1時頃から釣れ始めたらしい。
それにしても、この時期の雨はまだまだ冷たい。
ボートに水が溜まるほどの雨の中でのこの釣果は絶句するほど凄いとしか言いようがない。

 

Mさん、皆さん美味しい料理をありがとうございました。私は温泉に3回浸かりました。
釣り談義が止まず早上がりで時間に余裕ができて良かったです。正に、恵みの雨でした。

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2022年4月18日 (月)

カイワリ第4弾



昨日(4月17日)は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

いよいよカイワリのXデーが近いはず。
例年、水温が17、8度に上がってくる時がそのタイミングだと思っている。

あのへそ曲がりのカイワリが1日中仕掛けを落とせば掛かってくるという1年に2、3日あるかないかの嬉しい日だ。

天気予報では台風が去って久しぶりに春のぽかぽか陽気が戻り、もちろん海上も穏やか(のはず)だった。
それがなんだ、これは。
道中、小雨混じり、海上はウサギが飛ぶ寸前の荒れ模様、それに、たまたま持って来ていたジャケットを慌てて着るくらい寒い(11℃)。

オヤジさんとは完璧なカイワリ日和になりましたねと話しながら岸払いの準備を進める。
今日は、ぽかぽか日和であろうが、カイワリ日和であろうが、一日カイワリオンリーのつもりで正面沖に漕ぎ出て粘るつもりだ。

さあ1投目、竿を振り出しながら周りの景色にオヤッ? と思い、投入しかけた仕掛けを慌ててボートの中に入れる。
魚探の航跡をチェックすると入ったつもりのポイントから100m以上も風下側にずれているではないか。
折からの北東風とうねりでアンカーが掛かっていないようだ。

面倒だがもう一度漕ぎ上って入れ直す。
今度は魚探の航跡を見ながら掛かりを見届けようとするがなかなか掛かってくれない。
ずるずると再び目標ポイントを通り過ぎてしまいやっと掛かったのは五目漁師が取りあえず正面沖のカイワリ圏内だと思っている少し外側の水深37.5m。
やれやれ、この風と波の中で何度もアンカーの打ち直しは厳しいので妥協してここでやってみよう。

海底には何も見えないがコマセを入れるとやがて賑やかになってくる。
5,6投目で待望のカイワリ。
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この調子では、既に本日の爆釣は諦めているが退屈しない程度(20、30分に1尾)のペースでだらだらとカイワリやハナダイが釣れてくる。2dsxp226759s

昼前には、こんなところでアオハタ。
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餌釣りの釣果としては珍しく型が良い(34cm)。
今日はカイワリと+αでハナダイ狙いではあるが、お前じゃない! とは言わない。
我が家では一番人気の魚なので正直嬉しい。

そうそう、ネットで“一番の高級魚”とか、“釣って美味しい一番の魚”のベストテンなんていう投票結果を見ていると面白い。
前者にはクロマグロやアカムツが名を連ねているが後者になるとアジ、サバ、キスなどが入ってくる。

観点が違うだけでこれだけ極端に魚が違うものなのか?
普通には釣れないマグロは別としても高級魚は美味しくないのか! と言いたくなってくる。

ただ、マハタやキジハタなどのハタ類は何れのリストにも顔を出すことが多い。
つまり,高いが釣れて美味しい魚ということになる。

相変わらず,釣れているのかいないのかわからないような盛り上がりのない、あるいは忘れたころに単発で掛かってくる釣りが続く。4dsxp226766s

昼前になるとやっと風やうねりも収まってきたので昼過ぎからの時合いを期待して当初入りたかったポイントに場所替えする。

すると直ぐにアタリがある。
ひらひらと濁り気味の海中に見えてきたのはカイワリ。
しかし、最後の手繰りに入るところでバラシ。

次も同じ様にまたバラシ。

カイワリ特有の途中バラシは掛かりが浅かったなどと諦めがつくが、すぐそこにカイワリが見えている中で竿からハリスに持ち替える際のバラシは正に五目漁師の技量不足としか言いようがない。

しばらくは首をひねりながら(多分)間抜け顔が消えない。
バラシの理由は分かっている。
五目漁師がそもそもはフグ対策用に自作した中通し天秤だ。

使ってみると具合が良いのでフグが居なくても最近はこればかりを使っているが、一つ難点がある。

以前にも書いているが、中通し天秤だけに最後の手繰りに入る時にビシを握っても仕方がなくハリスをとる(掴む)必要がある。
しかし、ビシを支点にハリスが垂れる天秤の先がフラフラと弧を描く様に揺れるためにこのハリスとりが結構難しく、まごまごしている間にぽっかりと開いた穴から針が外れて逃げられてしまう。

その後も独り言でブツブツとビシを掴んでみたり、上下のハリスを掴んでみたりシミュレーションを繰り返すが少し慣れるしかなさそうだ。

2連続バラシの残念さが冷めないうちに3度目のアタリ。
今度もか、と自信なさげにやっと上げた1尾は記念写真を撮っておこうと思うほど嬉しい。
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そしてまるで今日の訓練はここまで! と言わんばかりに、これを最後にピタッとアタリは止まってしまい、以降、沖上がりまで2時間ほどは殆ど餌取りもなくなってしまう。

で、今日の釣果はこれ。
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オヤジさんには今日は少なくとも30以上は期待したのに・・・と残念がられる。
決して悪い釣果ではないがこの時期でしかも(本当かどうかは分からないが)カイワリ日和だっただけに納得。

釣った日刺身はなんと言ってもカイワリ。
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白味噌を使った木の芽味噌のナメロウを大葉で包んで天ぷらにしてみた。
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ヨメサンからは白味噌が甘いとやや不評。

あくる日はハタのチーズグラタン風、
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今回もオヤジさんから土産にいただいたタケノコを使ってハナダイと野菜のあんかけ。
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海面水温は台風で海水がかき回されたせいか、何と1か月以上も前の16.0℃まで下がっていました。お陰で出始めたサバは皆無、フグもおとなしかったですがカイワリも静かでした。もう一度挑戦してもよい気はしています。

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