釣ったサバが美味しかったなんて珍しい
先日の伊東釣行では
天敵サバ野郎に遊ばれてしまった。
下手くそにも、コマセ釣りでは
狙いのカイワリは釣れずにサバばかり。
五目漁師は
なんとか釣れないように、釣れないように
と手を尽くしたにも関わらず釣れてしまった魚は
負の釣果として
その日の釣果には入れないことにしている。
そんな魚はサバとソーダくらいだが
彼らにはもう痛い目には合わせたくないので
二度と戻ってくるな!
海の中の家族や仲間にもよく伝えておけ!
と言ってリリースする。
(個体は違うにしろ、何度も何度も掛かって来ると
あまりの鬱陶しさに一々言い聞かさずに
天に向けて放り投げることもあるが。)
今回はサバタン用に3尾だけ
準備してきたスーパーのビニール袋に入れて
他の魚とは区別して持ち帰った。
(サバタン用に持ち帰ったマサバ、39cm~41cm)
で、自宅で短冊にして塩漬け冷凍保存にしようと
捌きかけたところ
いつもと違う身の色に気づいた。
特に腹身側などはしっとりとくすんだ肌色に脂ののりを感じる。
気のせいか、包丁の滑り心地も違い、
ヌーっと脂につかまるような感触。
ひょっとしたらこれはいけるかもしれないぞ!
そこで、急遽予定を変更して
一番小振りの一尾だけを短冊にし、
塩漬け冷凍後に撮影したサバタン
あとの2尾を食べてみることにした。
(食べるつもりはなかってもサバとソーダを持ち帰る時には
多量の生ごみが発生することを避けるために
エラと腸は現地で処分してくるので新鮮さは保たれている)
このブログでも何度か書いているが、
五目漁師はサバが大好き。
回転寿司では必ずしめ鯖の握りをとるし、
定食屋ではサバの塩焼定食や
味噌煮定食をお決まりで注文する。
安いし、美味い。
(特にやよい軒の~サバ定食などがお気に入り)
ところで、釣った魚は美味いのが当たり前とは言え、
サバだけはそうではない。
マダイもアジもカワハギも
釣った時期や場所によって、
あるいは個体によってハズレの場合はもちろんある。
しかし、何回かトライしたがサバにはいつも裏切られている。
(わかりやすく言うと、やよい軒のサバの旨さからは遥かにかけ離れている)
果たして今回のはどうであろうか?!
サバとくれば、
先ず外せないのは味噌煮、
そして塩焼は以前ワラサで成功したので
塩麹に漬けてから焼いてみた。
(よく焦げる分だけ塩麹漬けは失敗だった)
塩麹は揚げ物にも良いと聞いたので
竜田揚げもそのままのものと
塩麹漬け版の両方をやって比べてみた。
塩麹漬け版
塩焼は今ひとつではあったが
味噌煮、竜田揚げは何れも美味しい。
このサバなら2本までは食用に歓迎。
東伊豆で釣ったサバが美味しかったなんて珍しい。
サバタンの写真の色からも脂のりのりの様子ははうかがえます。
これで久しぶりに中深場の魚を狙うのが楽しみです。
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