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2026年7月

2026年7月19日 (日)

冠島釣行改め海上散歩

7月15日は帰省先舞鶴の冠島に釣行。

五目漁師は昭和生まれの3人兄弟の長男。
今では年に1度になってしまったが、両親の墓参りに(を?)兼ねて、帰省の際には舞鶴に住む妹の旦那にお願いして、舞鶴湾沖の冠島周辺の釣りに連れて行ってもらうのが恒例になっている。

釣り好きだったオヤジが兄弟仲良くやって行けよ!という機会を残してくれたと都合よく考えて、釣りをだしに故郷で集うことにしている。

今回は、残念ながら期待した釣果には恵まれなかったが、旦那が所有する高速艇(90馬力のディーゼル船内外機を備えたとても早い釣りボート)を駆っての海上散歩(結果的にこうなってしまった)をメインに記録しておこうと思う。

1日目と2日目の釣行ルートはこんな感じ。
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1日目のルート

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2日目のルート

因みに、出艇地から冠島までの直線的な距離は約30km。

さて、出発だ。(図1日目の図中①)。
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といっても既に10時。
いつものことだが無理やり頼んで沖に連れて行ってもらうわけではあるが、朝10時出発の遅さには残念を通り越して郷に入りては~でこれがベストと思い込んでしまう他はない。

○○さん(五目漁師のこと)はいつも釣りは何時頃から? と聞かれたので、この時期なら3時過ぎに起きて、自宅を4時前には出発だよと返えした。
聞くからにはもう少し早めてくれるのかなと期待したが、ふーんと感心された様子だけで1分も早くはならなかった。

舞鶴湾を出ると遠くに霞む冠島が見えてくる。(1日目の図中②)
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冠島の全景

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全国にいくつかあるらしいが、オオミズナギドリの繁殖地として天然記念物に指定されている無人島だ。

1日目の釣りは、旦那はイシゴカイを餌に天秤仕掛け、実弟はタイラバと直リグにワーム、五目漁師はビンビンスイッチ風タイラバとジギングをせっせとやってみたが五目漁師が2度ドラグを引き出す大物をばらした他には旦那がキスやベラを数匹釣ったのみに終わってしまった。

そこそこに釣れるいつもなら、この島の往復でお終いになることが多いが、今回は島周りでの釣りがあまりにも情けな状況に終わったために、伊根(図中③)まで足をのばしてくれることになった。
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伊根の舟屋

伊根といえばこの舟屋の景色が全国的に有名で、今では舟屋巡り遊覧船まで出ているようだ。
昔は岸沿いに原付バイクで向かい舟屋側の桟橋から竿を出し、スズメダイやベラなどの小魚を釣ったりしたことがあったが、船で沖側からぐるっと湾を取り巻くように隙間なく並ぶ舟屋を眺めたのは初めてだった。

正に一軒たりとも漏れずに完璧な漁師町として先祖代々続いてきたことを思うと、ここに暮らす人たちの漁に対する思い入れとそれが続いてきた歴史の美を感じる。

魚は獲れなかったが多くの写真は撮れた。
こんなことならちゃんとしたカメラを持ってくるんだった。
残念!

五目漁師も子供のころには家の畳を一枚めくればそこは海面だった、という釣りを想像したことがあったが、この舟屋スタイル以上に漁に専念できるスタイルは他にないだろうと思う。

この日は大潮。
調べてみると同日の伊東港の干満の最大差は164cm。
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一方、伊根港のそれはたったの37cm。
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こういった地の利を生かしたスタイルとも言えるが、近年は船が大きくなってしまい床下に潜らせることができなくなてしまった船が転々と軒先に係留されている姿には時代の流れを感じる。
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その伊根の湾を出た直ぐのところに設置されている定置網には最近では大漁のマグロ入るらしい。
先日のTVのニュースでも獲れ過ぎで早々に決められた漁獲量枠に達してしまい放流に苦労する様子が放映されていた。
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ならば本日の不調を大逆転しようと、放流マグロを狙ってとりあえず竿を出してみたものの、マグロには少し至らないベラとエソだけに終わってしまった。

帰り道では、舞鶴湾の出入口付近(1日目の図中④)でも何とかおかず分くらいはと再び竿を出してみたが、結局、弟が小型のアオハタを釣ったくらいに終わってしまった。


さて、例年は1日目で疲れ果ててしまい2日目の釣行は滅多にないが、今回はあまりにもの釣れなさ振りに旦那が気を使ってくれて2日目も出艇するいことになった。

この日は、前日以上にガンガンの日照りの中、やはり定刻の10時丁度に出発。
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先ずは比較的近くの瀬崎の沖(2日目の図中②)に出かける。
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水深は浅く30~40m。
まずは五目漁師に小真鯛。
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続いて、弟のワームを付けた直リグにマゴチが掛かってくる。
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今日は餌釣りの方が調子がよく、旦那にはレンコダイやキスが続く。

海底はどうやら伊東と同じような砂または土の砂漠なので根魚や青物は難しそうに感じる。

続いて、野原方面に(2日目の図中③)に移動すると五目漁師にアマダイ。
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旦那にはレンコダイ。

帰りには、1日目と同様に湾の出入口でやってみたものの何も釣れず。

結局、2日目の釣果はこれ。
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旦那の自宅では五目漁師が小真鯛を和風ムニエルに、
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アマダイは松かさ揚げに、
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マゴチはあらいに料理して頂いた。



恒例とはいえ、故郷の藍色の海がみられるのは嬉しい。

少し時期が悪かったような気がします。ただ、盆を過ぎると日本海側は波が高くなり出られる機会が少なくなってしまいます。
難しいですね。

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2026年7月11日 (土)

目的のイカは獲ったので良しとしよう

7月10日は伊東(井上丸)に釣行。

少し変化をつけたい、さて何をやろうかなと考えているとイカ釣りを思い出した。
以前は福浦や川奈でアオリイカ狙いをよくやったがティップラン釣法が流行りだしてからは、真似はしてみたもの誘いのシャクリがうまいこといかず嫌になってしまった。

よしっ、今度はおじさん(いやいや、五目漁師はおじいさん)が好む中錘を付けたエギシャクリをやってみよう。(注)
道具箱をあさると中錘やその先に付ける3~4mのハリスも出てくる。

狙いのアオリイカやコウイカは元々そんなに数が釣れるものではない。
そんな中で、一日頑張らざるを得ないように道具はイカ一本にしておこう、と決めていたが、春イカは既にシーズンを終えているし、いつもならイカ釣ってこーいが口癖のヨメサンにさえも居ないものは釣れないでしょうと言われる。

ボ覚悟とはいえ、やっぱり逃げ場も準備しておこうかな? と、うだうだ考えながら結局、マゴチ狙いのスピニングリール竿に、最後の手段としていつも通りのタイラバ、ライトジギング用の竿も準備してしまった。

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井上丸の海の家も外観は出来上がったようだ。

さて、産卵を終えたイカは深場に落ちていくらしいので、最初から少し深い30m前後の根の周辺から攻める。
ボートを風に対してうまく立てないと強くしゃくった後に弛んだラインがガイドに絡まってしまう。
少しずつコツを思いだしてくるが、風には無関係な潮流があるためにそううまく流せるわけではなく、けっこう釣りにくい。

早くも、港前の根回り周辺は諦めてマリンタウン側に向かう。
今日の海上は他店のボートを含めて五目漁師ただ一人、こんなに天気が良いのに何とももったいない。
逆に、週末の威力を感じる。

そういえば伊東に通いだしたころには、この辺りにマルイカの乗合船が入っていたくらいなのでマルイカもいるかも。
少しずつ漕ぎながらアジポイントのマリンタウン側までやってくる。

たまにフグのお触りがある程度、といっても触られるとお高いエギがあっという間にこんなになってしまう。
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これは事後の室内撮影

いい感じの風でボートは沖から岸側に向かって流されている。
うかつに流していきふと後ろを振り向くと、潜水工事の見張り役の船長がこれ以上近づくな的な心配顔でこちらを見ている。
今のところ、どうせフグが相手してくれるだけなので少し沖に出てみる。

イカ釣りには釣れる気配というものがなく、いきなりドスンとくるので諦めてはいないが釣れない。
すると、ドスン!キターっ。
間違いなくイカだ。

慎重に巻いてくると浮いてきたのはコウイカではなくアオリだ、やったね、と思ったら意外にもマルのアカイカサイズ。
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機嫌をよくして、同じところを何度か流すがそううまくはいかない。
目標だったイカは一杯(いっぱいではなくいっぱい、同じか)釣れたのでもういいか。
簡単に諦めるというよりも、今吹いている良い加減の風を見ると沖に出て予備のはずだったジギングをやりたくてうずうずしている。

その沖に出る前に折角岸近くに来ているのでマゴチ狙いのワームを投げ込んでみよう。
スイミングジグが飛んでいった先の水深は恐らく7、8mくらいだろうか。

おっ何かが触ってる。
掛からなかったが上げて見るとい一発でこれ。
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またもやフグにやられる。
シャッドテールワーム3.5インチ

フグ野郎!どうしようもない。
これならマゴチのアタリを待つまでもなく諦めやすい。
そのまま一直線に沖に出る。

水深42m、するといきなり、もさっとしたアタリに何かが付いた。
なんだろう、まさかへび?嫌だね、ジグはTGベイト60g(元々お高いのにタングステンの高騰で最近大幅に値上がッているらしいので)切り落としてしまうわけにはいかず心配げに海面を見る。

するとおっ、ジグにマルイカだ。
やったね。
迷ったがタイラバにせずジグにしてよかった。
この後も今日はジグにしよう、と単純な五目漁師。

五目漁師はリアーフックに通常はトリプルフックを付けているがTGベイトには根掛りが怖いのでシングルフックを付けている。
今回はそのシングルフックに掛かってくれたがトリプルフックならエギと同様に掛かってくれるはずだとはいつも思っている。

実は、その後もう一度それらしきアタリでこれはイカの大物に違いないと思ったが、重量感を感じながらごそごそと駆け引きをやっている間に離されてしまった。
トリプルフックだったらと残念がる。

さて、ジギングでは昼前後に好時合を迎えハナダイ、ハタなどを釣る。
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左からエギシャクリに使う極鋭マルイカAGS、五目漁師愛用の何にでも使える万能ロッド(今日はジギングとタイラバ用)リーディングスリルゲーム73MH195、エギング用(今日はスイミングジグに使うSephiaBB R。

五目漁師が3本も竿を出すのは珍しい。
もちろんとっかえひっかえで一時に使うのは1本ではあるが。

今日の狙いはイカというのが気になっていたので、最後に朝の港前でもう一度エギシャクリをやってみたが水深30m、持参した錘10号では底が取れずにどんどんラインが出ていく有様でうまく行かなかった。
エギングは風や潮流の影響を受けやすくやっぱり難しい。

で、今日の釣果はこれ。
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元々。ボ覚悟の釣りだったので上出来としよう。


イカ刺とハナダイ、ハタの刺身、ハタの昆布締め。
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イカの唐揚げプロバンス風。
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(注)伊東ではアオリイカ等の資源保護のため4月1日~9月30日の期間、各漁港内を中心として指定区域(港の灯台など3点を基準とした半径200mの円内)でイカ類の採捕が禁止されています。もちろん五目漁師は禁止の円外で釣っていますが、関係記事がここにありますのでご参考まで。

さて、漕いでいるときにはそれほどでもなかったが、陸に上がって片付けをやっている最中にとんでもなく疲れていることに自分のことながらに気付いた。
浜のちょっとした砂の段を上がるのにヒーヒー、ゼーゼー、鼓動はドックンドックンと速い。
いつもならボートの引き上げを手伝うのに、お兄さんも察したのか一人で大丈夫ですよと言われてしまう始末。
お店まで荷物をゴロゴロで運ぶ間の信号待ちではヘタヘタと腰かける有様だった。
歳をとると疲れや喉の渇きに対する感度が落ちてしまうのだろう。あまり暑いとは思わなかったし、そんなに疲れたとも感じていなかった。意識的に飲もうとしてはいたが3本持参したペットボトル(500CC)も1本を空けただけだった。うーむ、嫌ですね。
 

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2026年7月 6日 (月)

最後の最後のそのまた最後に


7月4日は伊東(井上丸)に釣行。

今回は兼ねて楽しみにしていたKさんとのアカハタ釣行。

365日連休の五目漁師が週末釣り師とペースを合わすのはなかなか難しい。
やっと調整したその日が近づいてくると10日以上も前から(当たらないとわかっていても)天気予報にかじりついて日々、いや時々刻々チェックして一喜一憂する。

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6月20日の天気予報。
(ブログを書くにあたって思い出し、ゴミ箱から拾ってきた当時の天気予報のスクショ)

どこまで暇なんだ。
ただ、ここまでやっても予報は予報、一縷の望みも前日(6月20日)の昼過ぎには残念ながらキャンセルを決定。

次の釣行は未調整のままに五目漁師が勝手に決めてエンジン艇を予約していた7月4日。
幸いにしてKさんの都合もついたので今度こそはと懲りずに予報のチェックを始める。
天気の神様も根負けしたのか、今度はどんどん予報は良くなり前日にはベストに。
梅雨明け前とはいえ、へたするとそろそろ天日干しになりかねない頃であるが、日照りもなく一日穏やかな天気になりそうだ。

さて、出発。
コースなど本日の予定を打ち合わせて、先ずは手石島周りのアカハタポイントに向かう。
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最近は、竿ガイドにラインを通したつもりでも結構外していることが多い五目漁師。
なので、自宅でリールをセットしラインをガイドに通してくるのは当然のことながら、今回はポイントについてエンジンを停めるや直ぐに仕掛けを入れられように直リグのオフセットフックに3号クロー系ワームまで付けてきた。

その甲斐があって、まだ準備中のKさんを尻目にドボンと1投目を入れる。
すると、いきなりゴツン。
正に1投目マジックを頂きっ!
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写真を取り忘れたので後で撮ったもの

小ぶりをリリースしながら次も、その次も仕掛けを入れる度にアカハタが掛かってくる。
Kさんが準備を終わったころには既に3匹をクーラーボックスにゲット。
こんな調子で連れ盛ると1日に一体どれだけ釣れるの? と嬉しい悲鳴上げたが、餌釣りのKさんが1匹を釣った後はピタっとアタリは止まってしまった。

その後は周囲の根回りを転々とするが、あのアタリは一体どこに?

近くには多分イサキ釣りだろう、乗合船が見える。
魚探に写る魚影はひょっとしてイサキだろうか? 
アカハタのアタリがなくなってしまって手持無沙汰のKさんが試しにコマセ仕掛けを投入すると、来た来た五目さん来ましたよ、と6:4調子の竿をひん曲げている。
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そして、ここからはKさんの独壇場が始まる。
相変わらず直リグにこだわって無の底どりを繰り返す五目漁師を横目に、魚影に仕掛けを入れる度に小型ながらイサキやメジナ、大サバなどが掛かってくる。
正に入れ食いモードだ。
五目漁師の分も釣ってよね!
竿がひん曲がるのを見るのは他人のであっても楽しい。

この釣りをやっている限りいつまでも釣れそうだが、今日のターゲットはあくまでもアカハタ、それにプラス真鯛かハタの大物。
なので、一旦はここを諦めて9時過ぎには宇佐美沖の-70m前後に向かい真鯛狙いに切り替える。

Kさんはサバタンやイカタンを下針に上針にはオキアミを付けた天秤仕掛け、五目漁師はビンビンスイッチ風タイラバとジグを交互に入れて行く。
ただ風はなし、潮流もなしでボートは一切流れない。

餌釣りはまだしも、こんな時のルアーの釣りは掛かるとすれば、ポイントでの一投目の最初の巻き巻きでというケースがほとんどだ。
悠々と底付近を闊歩する単独の大真鯛がその時そこにいなければそのエリアに新たに入ってくる可能性は薄いし、根魚に至ってはボートを停めたその底にいなければずっといない。
最初に見切られれば同じ魚が2投目、3投目に気持ちを入れ替えて飛びついて来ることは先ず考えられないと思っている。

こんな時に手漕ぎボートなら少し漕げば新たに魚と出合えるチャンスがあるが、エンジン艇での小刻みな移動はいくつかの理由で結構面倒になる。
それでも機嫌よく釣っていらっしゃるKさんには断りながら時々数10メートルのポイント替えをするが一向にアタリはない。

行った先でレンコダイやアマダイを掛けるKさんにとう大物が掛ったようだ。
リールのドラグの調子が悪いとおっしゃりながら時折穂先が垂直に海面に突き刺さる。
これは本物だな。
70mから上げて来る大物には時間が掛かる。
五目漁師はタモを握って未だかまだかと海面を覗き込む。
バラスなよ、バレるなよ。
もうすぐですよ。
五目漁師はひらひらと上がってくる真鯛の姿をイメージしていたが、ぼんやりと見えてきた魚影は細長い。

おやっ?なんと大サバではないか。
がっくりとうなだれるKさん。
いや、まだ下針に付いてるよシロアマシロアマ!と騒ぐ五目漁師。
えっ!?気を取り直して手繰るKさん。
しかし、その目の前に上がったのは50cmを超えるエソ。
ウソー~。
Kさん再びガックシ。
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今日のターゲットはあくまでもアカハタ。
この後は、終了間際ぎりぎりの潮回り(干潮2時過ぎ)に期待して再び手石島周りのアカハタポイントに戻る。

前日のエンジン艇のお客さんが、終了間際の時合に盛り上がったと聞いているだけに、両名共に前のめりで期待はしていたものの、ボートは相変わらず流れない。
風もそこそこありラインは結構斜めっているのにボートが流れないとなると、潮流と風が打ち消し合ってボートを止めているようだ。

もう時間はないが何とかこの事態を打開しようと五目漁師は3本目の竿を出し、スピニングリールでスイミングジグを投げてみることに。
これならボートが止まったままでも四方八方を探ることができる。

しかし、これもアタリがないままに沖上がりの時間と決めていた2時半が迫ってくる。
終了宣言をしながらもスイミングジグを投げ込み続けていたが、いよいよ、これが本当に最後と言い聞かせて投げ込んだ1投もアタリはない。
終了だ。

仕方なくあと片付けに入り、今使っていた竿を先ず片づける。
後ろを振り向くと残った2本の竿には未だそれぞれTGベイトと直リグ仕掛けが付いたままだ。
うーむ、みるとKさんも未だごそごそと後片付け中のようなのでもう一度だけ落としてみよう。
未練がましく直リグ仕掛けをこそっと落とす。

着底後に底の凸凹に合わせて3回くらい底どりをしただろうか、天を仰ぎながらとうとう諦めて最後の巻き取りに入る。
駄目だったか~、脱力したままで中層まで巻き上げた時だった。

何?こんなところで根掛り???
グッ、何これ?
ウオー何か付いてると叫んだ途端にドラグが出る出る。
それを見たKさんも魚ですか? とびっくり。

急いでタモを持って待ち構えるKさんがとってくれたのは良型(48cm)のオオモンハタ。
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良かった。
これでなんとか格好はついたよ。

最後の最後のそのまた最後。
釣りにおいてはしつこい五目漁師、最後の最後は今までにも何度かあったが、最後の最後のそのまた最後は初めてだった。

後になって思えば、よくある1投目マジックで目的のアカハタを早々にゲット。
そして、イトヨリが2匹だけだった中飛びの長時間。
そして、そして、さすがに予想も期待もしていなかった最後の巻き取りで狙い魚でもあった獲物をゲット。

で、本日の釣果はこれ。
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上段のイサキとレンコダイはKさんからの頂きもの。

実は、ヨメサンが久しぶりにパエリアを食べたいと言うので、種類には拘らないが小鯛が欲しかった。
結局は釣れなかったのでKさんからレンコダイを頂いた。

そのKさんの釣果はこれ。
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下段がKさんの釣果。
(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)

頂いたレンコダイで早速パエリア。(Kさん、ご馳走様)
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オオモンハタは半身をサラダ風カルパッチョに。
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アカハタは中華蒸しに。
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根魚の時合は強烈ですね。一度止まれば見向きもしてくれません。
オオモンハタは根魚とはいえ時々中層で釣れることがありますが、この時は中層でベイトのハンティング中だったのでしょうね。

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