釣らせるのが上手い五目漁師
実は、先日20日に伊東のアカハタ狙いを予定していたがあいにくの天気で流れてしまった。
その代わりというわけではないが、2日後の絶好の天気(予報)を見て急遽前日に弟に声がけして出かけることになった。
天気予報が進歩したとはいえ、ローカルな釣り場の特に風予報は難しそうだ。
先の釣行予定の際には1週間以上も前から予報に一喜一憂しただけで結局アウトになってしまった。
さすがに前日の予報だと大きな狂いはなく昔ながらの観天望気と良い勝負といったところであろうか。
網代は3年ほど前から五目漁師としては、中深場専用の釣り場として亮知丸を利用させて頂いているが、他店の釣果ブログなどを見ると我が家では食べては一番人気のオオモンハタやアカハタがよく釣れている。
一方、中深場釣行の際に沖の海面が荒れてくると岸側に退避してハタ狙いをすることがよくあるが、そんなに釣れたことはない。
ポイントがよくわかっていないためだ。
そこで今回は徹底的にポイント探索をやってみることにした。
港を出て左側の熱海方向から右側の宇佐美方向まで、岩肌の沿岸沿いにくまなく仕掛けを落としていくつもりだ。
先ずは、網代港を出て左側の熱海城下(した)辺りから始める。
水深15~30m、海底はよくわからないが結構凸凹や海藻類が険しく、下手をすると根掛かってしまう。
珍しく五目漁師はサバタン、弟は直リグに3インチのザリガニ風ワームをつけている。
基本アタリは皆無に近いが、五目漁師に突然の根掛り、かと思ったら地球が動いている。
魚だ魚だ!ドラグを締め直し、それでも上がらないのでドラグを指で押さえつける。
少し上がってくるとグイングインと重さを伴いながら穂先を揺らす。
あっ!やっと上がりかけたと思った矢先にバラシ。
仕掛けを上げると胴付き2本針の上針がチモト部分でチジレを残して切れている。
弟は小声でウツボじゃないの?
五目漁師は聞いて聞かぬ振りで残念がる。
しかもしつこく。
この後も五目漁師のサバタンには時々アタリがあるが弟のワームには音沙汰なしが続く。
いかにもでかいハタが潜んでいそうなんだけどなー。
とその時、再びサバタンにアタリ。
今度はドラグを締めていたので少しずつ上がってくる。
いい引きだ、逃げるなよ!
あっ! またバレてしまった。
今度は、エダス部分で切られている。
それを見て、これは狙いのハタの仕業じゃないよな、ひょっとして先のも今回のもウツボかも(と心の中では呟きながら)うーむ、残念!一体これは何ものなんだろう悔しい。
この辺りにはそこそこのクエも潜んでいるらしいよ。
今日はサバタンの方がいいようだね。
とこんな会話をしながら少しずつ網代側に向かうが、赤根崎近くの神楽岩辺りではフグの猛攻。
3連マンション前ではアタリナッシング。
とうとう左側は諦めて予定より早く港を出て右側(宇佐美方向側)に大きく場所移動する。
網代の湾を出て直ぐ右側にある立岩の辺りに新たに定置網が入ったので注意してくださいと亮知丸で言われて来た。
しかし、従来の定置網のように各辺にブイが並んでいるわけではなく、角々にブイが打たれているだけんのようだ。
なので角のブイを見つけるまでは設置場所のイメージがしづらく、うかうかしていると禁止エリアに入りかねない。
我々はたまたま3連マンション前から直線的に移動してきたため偶然に網の外側を回って来られたが気を付けた方がよい。
その禁止エリアを回りこんで国道に掛かる緑色の橋の前の辺りから流し始めると1投目から弟の直リグにアタリ。
上がってきたのはやっとのアカハタ。
そうそう、場所移動したせいか、それとも移動の間に潮が変ったのかわからないが、先ほどまではほとんどボートが流れず仕掛けも垂直に落ちていたが、こちらは真逆でとんでもなく速く流れる。
無風に近いので明らかに潮流でボートが岸沿いに流されている。
ただ速いにも関わらず美しい流れのようで、仕掛けは立ったままなので山側の景色や魚探の航跡を見ない限り流されていることはわからない。
いつも比較的深いところで釣っている五目漁師にとっては、先ずこんなことはなく珍しい光景だ。
ただ、釣りやすいにしてもここまで速いと根魚狙いには不利ではないかとも思ったが、弟の仕掛けにはカサゴやアカハタが次々に掛かってくる。
場所によってはフグも活発で弟のザリガニワームは直ぐに手足がもぎ取られ胴体だけになってしまい、五目漁師のサバタンは使い古した雑巾のようになって上がってくる。
なかなか掛からなかったが、やっと弟がでかいサバフグを釣りあげると、甲板に上げられるや、途端に吐き出したのは五目漁師が仕掛けに付けていたサバタン。
これ兄貴のサバだよ。
そいつが単独で暴れてるんだから少し懲らしめてから放流してよね。
と注意すると、もう来るなよと優しく頭をひとタタキしただけで放流してしまう。
駄目だよそれじゃ、もっと厳しく懲らしめないと。
ここのフグは群れているほどではなく場所を移動すると避けられたのは幸いだった。
その後も、弟のワームには大、中、小織り交ぜてアカハタが掛かってくるが、五目漁師のサバタンは盗られるばかりでアカハタはやっとの2匹。
これくらいのサイズになると真鯛などと同様にあの鮮やかな色が後退し濁りを増してくる。
しかもとうとう餌切れしてしまった。
仕方なく五目漁師も直リグ仕掛けに切り替える。
ただし、弟の手足をもぎ取られ胴体だけになっている貧弱なものではなく大アカハタを狙って4インチの甲殻系ワームを付ける。
結果、分かったことは、大は小を兼ねず、小は大を兼ねる。
4インチの立派なワームを付けた五目漁師を横目にあずきのような弟のワームには大を含めて相変わらず釣れ盛っている。
弟は10号錘、五目漁師は20号を使っているせいもあるのか根掛かりも多く、3度まではラインシステムを組み直したが、4度目にはとうとう嫌気がさして、新たな竿に替えてスイミングジグを投げ込んでみる。
その1投目でカサゴを掛けたが、慣れないスイミングジグでは海中のどの高さを泳がせているかのイメージが出来ずこれも直ぐに諦める。
色々じたばたやってみたが、今日は完敗模様。
最後、残すところは30分。
弟に調子のいいところですまないが最後は少し深場でアカハタ狙いではないがルアーをやらしてくれる? と丁重にお願いした上で、水深80~90mに出る。
ごろた石の浅場と違って、おお素晴らしい海原ではないか、これぞ釣りの醍醐味だ。
狙いは真鯛か、でかいカサゴ。
始めはビンビン風タイラバを落としてみたが、最後にお願いと祈りながら久しぶりにTGベイトGG80gに替え、着底から5巻きした後にシャクリを始めると、来たー。
上がってきたのは正に食べころサイズの綺麗な真鯛。
で、五目漁師の本日の釣果はこれ。
一方、弟の釣果はこれ。
放流サイズのアカハタも多いが、良い船頭にあたり前回の大津での完ボから見事リベンジを果たした。
釣果は2日分がベストというのが、最近では釣行前の我が家の合言葉。
今回は正にこれに合格。
釣った日の1日目はアカハタ(小)とカサゴの姿造り。
アカハタ(大)の甘酢あんかけ。
これは見栄えは悪いし、アジは濃厚過ぎでしょっぱいしで失敗作。
ユーチューブ下手なレシピを見てしまったのが運の尽き、折角のアカハタがこれではかわいそう。
そして、2日目は季節のすだちと真鯛のそうめん。
少し浅場を攻め過ぎたのか、不思議とアカハタばかりでオオモンハタに出会いませんでした。
今や、アカハタはブームの様ですね。色鮮やかで、食べても美味しい、引きも楽しませてくれるしアカハタブームは大賛成です。
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