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2025年6月13日 (金)

釣れるも釣れないも魚のご機嫌次第

 

6月12日は伊東(井上丸)に釣行。
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先週も伊東だった。
小アジが釣れると聞いたので泳がせでヒラメを狙うつもりだった。
ところが釣り始めると予想に反して小アジが食べころサイズの中アジに化けた。
それが結構面白く短い時間ではあったが夢中になってしまった。

やっと泳がせサイズの小サバが釣れたタイミングで取りあえず泳がせてはみたが、気はそぞろ、どうしても注意は目の前のアジ竿に行ってしまい、泳がせは申し訳程度に終わってしまった。

後日、カイワリポイントでヒラメがあがったことを知った時には、あの時もう少し真面目にやっておけばと残念しきり。

以来、妄想がヒラメ、ヒラメで沸騰する中、今回は本気モード、いつも泳がせ釣りの置き竿で活躍してくれる2.7m胴調子の竿もぬかりなく準備した。
この竿なら、竿掛けに掛けたままでも手持ち同様にうねりや波に対して一々反応せずに程よく穂先を揺らしてくれる。
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・泳がせ用の小サバと泳がせの傍らで中アジを釣るリーディング73M195,リール バデルBJ100SH、
・泳がせに使う潮流VJ-270、リール スパルタンMXIC200JH、
・qSLJにもタイラバにも使えるリーディングスリルゲーム73MH195,

他に、タイラバ用にリール オシコン200PG、SLJ用にティエラ AIC-150H。


今日は名手Tnさんとご一緒させて頂く。

前回は途中、目ぼしいポイントでジギングをやってみたり、カイワリポイントでも少し竿を出してみたりしながら泳がせポイントに向かったが、今回は一直線で泳がせポイントに向かう。(ここでも本気モード)

先ずは、泳がせ用の小サバを釣ることから始める。
前回と同様サビキ仕掛けを入れると底どりと同時にいいアタリ。
ムムッ、これは前回五目漁師を楽しませてくれた例の中アジだな。

魚探には柱のようにベイト反応があるので少し棚を上げると、今度は期待の小サバ×2とイワシ。
とりあえずバケツに確保し、しばらくするとまた中アジ。

前回はここでアジに夢中になってしまったが、今回はこんなことくらいではよそ見はしない。
きっぱりと今しがた釣れたコ小サバを泳がせ仕掛けに掛けて投入する。(正に本気モード)
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孫針のトリプルフックが外れているのは餌チェックに上げてきたときの写真であるため。

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あとは左うちわ。
ボートの右側に期待の泳がせ仕掛けを置き竿に、左側でせっせと中アジを釣り、9時には遊覧船が出てくるのでアジをそこそこ、上手くいけばクーラーボックスに入りきらないヒラメの尻尾をはみ出させて次のアカハタや沖流しをやってみよう。

ここまではどうにでも言えたが、次第に現実が見えてくる。
アジは2匹目を最後にどこに行ってしまったのか全く反応がなくなってしまった。
同時に小サバもイワシすらも相手にしてくれない。

小サバを確保しようとして準備した活かしバッカンも、中アジが釣れる度に一々クーラーボックスに入れるのは面倒だし保冷上もよくないのでと準備した潮水を満たしたバケツも邪魔しかならない。
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コマセを出した直後こそチラチラと魚影は見えるが、朝一の活況はどこへやら。

後でそちらに行きますと仰っていたTnさんは、カイワリが忙しくてこちらにやって来るどころではないのかも、と思っていると丁度電話が入る。

どうですか? と五目漁師。

いやー参りましたよ。
カイワリらしきアタリは朝から一度もなく、このままでは伊東で釣り始めて以来の最悪の結果に終わるかも、そちらはどうですか?とのこと。

どうしたのだろう。
数日前にはカイワリにおまけのヒラメまで釣りたい放題だったらしいのに、わからんもんだね。

この2日間は雨模様だった、風も結構あったようだし、いい感じの濁り潮なんだけどな、水温が下がったのだろか、海面ではわからないが底潮に冷たい潮が入ったのだろうか? 
今日は大潮にもかかわらず潮の流れは皆無に近い、加えてさざ波も立たないほどのフラットな海面がいけないのだろうか・・・
いくつかの理由を上げたり、ご託を並べるのは簡単だし、勝手だが、ここまで魚が相手にしてくれない本当の理由は誰にもわかってやしない。

20m下の水温を計りながら釣りをしている釣り師は多分居ないし、潮流がどうのこうのでプランクトンがどうのこうのというのは勝手だが、それを見た釣り師は居ないだろう。
最近は釣れるのは上手いから、逆に釣れないのは下手くそだからと考える前に釣れる釣れないの多くは魚のご機嫌次第ということをつくづく感じている。

さて、ご託を並べるのはこれくらいにして、次に向かったのはアカハタ狙い。
ここでは最近沖のアカハタ釣りでやっている直リグにクロ―系ワームを付けて落としてみる。
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仲間からポイントのおおよその位置は聞いてきたものの、少しやってアタリがないとポイントに自信がないだけに直ぐに諦めてしまった。

ただ、テトラに近づいていくと凄いベイト反応があるので一体何が居るんだろうと思い、サビキ仕掛けを入れコマセを撒いてみるが何も掛かってこない。
ところが仕掛けが上がってきたときにふと海面を見て驚いたことに、とんでもなく密集した小魚の群れだ。
カンパチの幼魚、ブリの幼魚に小アジや小サバも混ざっているのだろうか、15~20cm前後の小魚がビシからこぼれるコマセに群がって、あっという間に食い尽くしてしまう。

驚いたことにコマセを供給するためにコマセカゴを振るとご機嫌時のアジや小サバならこのタイミングで仕掛けに正に突進してくるが、今は逆に仕掛けから距離を置く様に周りに散ってしまう。

ウスバ(カ)ハギは簡単に網で掬えるので、どうだろ? と試しに少し海中に沈めた玉網の中にコマセをバラ撒くと、直ぐ近くまで寄ってはくるが決して玉網の枠内には入って来ない。
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上手く撮れていないが、右端には小魚の群れが賑やか。

幼魚にして既に外敵(危険)に対する備えはできているようだ。
ただ、今はそうだけどたまに食いっ気スイッチが入ってしまうのかもしれない。

サビキ仕掛けの動かし方や玉網の操作を色々やってみながらしばらく遊んでもらったが、居るのに釣れない時の魚ってこんな感じでしっかりと危険の察知ができているんだろうなと納得してしまう。

さて、少し沖に出てSLJから始める。
以前、1投目で虎の子のTGベイトGG80gを根に掛けてロストしてしまった。
今回初めてその穴埋めに買って温存していた同じTGベイトを落としていくと、フォールで早々のアタリ、さすが! と思ったとたんにフッ! と軽くなる。

またロストだ。 
金タマラン。
犯魚はフグ野郎に違いない。

その後はタイラバに替えて、無風でボートが流れないためにいつもの様に漕ぎ流しを転々とやって行くがアタリは極めて少ない。
先ほどまでと同様の魚が居ない(と思ってしまう)釣り模様が流し釣りにも表れているようだ。
やっと釣れたのはウッカリカサゴ、
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そしてハナダイ。
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で、今日の釣果はこれ。
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 因みに、名手Tnさんは朝の内にやられたカイワリはなんと信じられないが驚きの0、その後、沖を流されこちらも五目漁師と同様に苦労された様であったが、びっくりサイズのエソを持ち帰られた。


釣った日は2匹しか釣れなかった中アジでタタキ丼、
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次の日にウッカリカサゴの姿造り。
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右端は昆布締め。

そして、小鯛が中途半端に1匹だけ釣れた時の我が家の定番、パエリア。
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そろそろ飽きたのでは? とヨメサンに聞いてみたところノーだったのでまたまた作ってしまった。


週初めには面白いほど釣れたのに、上がって来て両名の情けない釣果を見られた井上丸のお兄さんはびっくり。

その後は、気まぐれな魚の食いっ気の有る無しの話で持ち切りでした。

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コメント

五目漁師さん、こんにちは。
いつも不思議に思うのですが、昨日までとか先週までは入れ食いだったのに、今日は無反応、みたいなケースはかなりあるのに、逆に昨日までさっぱりだったのに、今日はなぜか爆釣、ってほとんど無くないですか?www
釣り人の希望が良い情報だけを切り取ってしまっているのかも知れませんが、たまには想定以上の爆釣を体験したいものです。
長い経験がある釣り場で想像を絶する良い思いってなかなか難しいのが現実だとは思うのですが…。経験上、50回に1回とか、30回に1回とかのような確率だと思います。

ぐっちゃん、こんばんは。

なるほど言われてみればそんな感じはしますね。 

私自身は結構、諦めかけた最後の最後に良いめをするとか、
1日のどこかで思いもかけないラッキーが多かったように思っているのですが、
最近はとんとそのようなことがなくなってしまったように感じています。
粘りがなくなったとか繰り出すアイデアが乏しくなったとかでしょうかね。

幸か不幸か、ブログをやっているといい釣りばかりを記事にするわけにはいきませんので
結果をフラットに振り返ることができますね。

この時期のヒラメは気になりますよね!更には沖ではあまり釣れないので、この時期はヒラメが良いかもですが、アタリが無いと他の釣りに変えたくなりますね。私も土曜にヒラメ狙いに行き、何とか運よく釣れましたが、釣れない時間帯の辛抱が辛かったです🤐更にはヒラメ以外の可能性もあるので、合わせるタイミングがよく分からず、何回かバラしました。泳がせも奥が深いですね!

MBLさん、こんにちは。

素晴らしいヒラメ、目の保養、それに今日も早速Hkさんが行かれていますが元気づけられます。
私も明後日か明々後日を予定しています。
頻繁にアタリがあるわけではないので、泳がせは”ながら”でやれれば一番いいのですが、なかなかj条件が揃うのは難しいですね。
先日はベイトを追うブリの姿も見ましたので、今度こそと期待は膨らむばかりです。

いただいたヒラメは本日料理を準備しています。楽しみです。

なんとー!!!五目漁師さんでさえ打ち手がないほどの日だったのですね。魚の食い気スイッチって本当に不思議ですね。何かしら理由があるんでしょうけど、潮なのか水温なのか塩分濃度なのか…結局のところわからないのが釣りの面白さなのかもしれないですね。

でも最後はちゃんと釣果をまとめておかずになっちゃうところがさすがです。

paiatown2013さん、こんにちjは。

大津などはボートが多いですから直ぐに人との差がわかります。
私が行く東伊豆、特に平日は1人やせいぜい2人のこともありますから
魚が悪かったのか、自分の釣り方が悪かったのかよくわからない部分もあります。
ただ、時合いが明瞭にあることは確かですね。
おっしゃる通り、わかってしまえばゲームとしてのおもしろさはなくなってしまいますね。

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