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2025年6月 6日 (金)

ヒラメ狙いがアジ釣りに化ける

 

6月5日は伊東(井上丸)に釣行。

前日の4日は五目漁師の誕生日だった。
とうとう四捨五入すると80歳になってしまったよ、とヨメサンにつぶやくと80歳は去年からでしょ、と言われてしまう。
そうか、と今やこんな感じ。

さて、次はどんな釣りをしようかなと思案しているときに、先日伊東のアジポイントを調査してこられた仲間から10cmくらいの小アジが釣れますよとの情報。

それだっ!
今年の初春に少々意地になって3連荘で泳がせでヒラメを狙ったが、何れも失敗だった。
その時は泳がせ用の高い活きアジを渋々買って行ったが、それが釣れるならやらない手はない。

ただ、行ってみたもののアジが釣れなかったらどうしよう、ヒラメが直ぐに釣れてしまったら後はどうしよう、カイワリの様子も見てみたいし・・・いろいろ思い巡らせていると、どんどんと持って行く道具が増えてくる。
結果的にカイワリ用のビシや仕掛け類はばっさりと切って落とし、コアジ釣り用のサビキ仕掛けと泳がせ竿、コアジが釣れない時の予備にジギングとタイラバが兼用できる竿を準備する。
一日中、風は弱い予報なのでパラシュートアンカーは止めて、寧ろボートが流れない時に漕ぎ流し用に重宝しているこれだけにする。Dsxp216348s

さて、本日のお客は五目漁師だけらしい。
気をつけて! と井上丸のお兄さんに押し出されてテトラの外に出ると、無風ではあるが結構なうねりがある。
順番が逆になってしまうが、先ずは、いつもの港前の根回りでハタ、真鯛調査から始める。
魚探の反応は良いが、いきなり掛かって来たのはサバ。
ここでアジを釣って泳がせもありかなと考えていたが、これ1本でこの場はそそくさと退散する。

更に、本日の主戦場アジポイントに向かう前にカイワリポイントがやはり気になるので、ちょっとだけサビキを落としてみる。
すると直ぐに掛かってきたのはフグ、そして次にはカイワリも。
Daxp259001s

しかし、フグにやられてサビキ針が3本になってしまい、おまけにシンカーまで切って落とされた時点でカイワリ狙いは止める。
持参したシンカーはヒラメの泳がせ用なのでそうやすやすと切って落とされるのではたまらない。

で、いよいよアジポイントに向かう。
ポイントに入るといきなり反応が出てくる。
何だろう?
早速サビキ仕掛けを落とすと、直ぐに掛かってきたのは10cm程度のカタクチイワシ。
とりあえずバケツに取り込み2投目。
今度はいい感じのアタリ。
上がってきたのは正に食べころサイズの立派なアジ(25cm前後)、
Daxp259004s

次も、そして次も・・・これは楽しい。

五目漁師がサビキ仕掛けでアジを釣ることは滅多になく、慣れていないので何度も針を指に刺しかけてはイテテしながらも、落として1シャクリもすれば直ぐに掛かってくる。
魚探から魚マークが消えるとしばらく釣れなくなるが、また直ぐに回ってくるようだ。

いやいや、今日の狙いはあくまでヒラメだからな。
とりあえず泳がせ用のイワシは確保したのでアジは10匹までにしよう。

と、そんな時に少しサビキ棚を上げてみると掛かって来たのは12、3cmの小サバ。
イワシは直ぐに弱ってしまうのでこれを泳がせるのはあまり乗り気ではなかったが、小サバならグッド。
直ぐに、準備していた泳がせ竿に掛けて落とす。

一方で相変わらず入れ食い状態が続くサビキ竿を置き竿にして泳がせ竿を見ると、オヤッ? お辞儀したぞ、来たかな? 構えて待つが引き込みが来ない。
勝負に備えてとりあえずサビキ竿を巻き上げておこうとすると、何だ絡んでいたのか。
Daxp259003s
泳がせのサバとサビキのサバが絡み合って団子状態。


サビキ仕掛けに4、5匹の小サバが掛かり、彼らが一斉に泳がせ仕掛けのサバに向かったのだろう。
いつもは泳がせには2.7mの長い竿を使って、もう一方の竿からできるだけ離すようにしているが、今日は双方に短い竿を使ったのが敗因だったようだ。

この後は、小サバが釣れなくなってしまったので仕方なくイワシを付けて泳がせると間もなく齧られて上がってくる。
こんな小魚を一気飲みできないところを見ると、どうやら正体はヒラメやハタではなさそうだ。

アジは相変わらず釣れ続くが、このポイントは9時半になると遊覧船の行き来がうるさくなるのでここで泳がせ、いやアジ釣りは終了。

一方、この頃(10時)から予報では静かだったはずの海上が南西風の強まりで一気に騒々しくなってくる。
パラシュートアンカーは持ってきていないし、しかもこの風ではボートが乗り場から反対側に持って行かれるので、漕ぎ手を休めるわけにはいかずここから数時間は漕ぎっぱなしになってしまった。
そのせいで、普段からなくなることがない掌の豆が血豆に変わってしまった。

最後に少し風が緩んだ隙に早朝にやった根回りで再度ハタ狙いのジギングとタイラバ。
やっとチャリコを掛けて終了。
Daxp259006s

で、今日の釣果はこれ。
Cas253742s
アジは24cm~27cm。

実は、アジの南蛮漬けが好きなので小アジが釣れるなら泳がせ釣りの傍らで小アジを数釣りして持ち帰るつもりはしていたが、嬉しいような悲しいような予想外の釣果になってしまった。
ヒラメはまたしても持ち越しになってしまった。

数年前に今回と同様にこのポイントにコサバが湧いたことがあり、この時にはヒラメが良く釣れたことを思い出す。
今回は時期が時期だけにどうだろうか。
小サバや小アジが湧いてくれれば、秋になれば青物も期待できそうだ。


で、釣った日刺身はアジ。
Cas253745s

フカフカのアジフライと骨せんべい
Cas253753s

大好きなアジの南蛮漬けは小アジでやるものと勝手にイメージしていたが、コメントをいただくPaさんがオオアジで作っておられたのを見て真似てみた。
いけるね、寧ろこちらの方が骨もないし食べやすい。
Cas253765s

骨せんべいも南蛮漬けに。
Cas253766s

Cas253772s

カイワリとチャリコの漬け丼。
Cas253775s



結構、アジ釣りに夢中になってしまいました。
サビキ仕掛けは棚がいい加減で良さそうですし、面倒な餌付けが不要なので見直しました。
バラシが多いかなと思っていましたが、今回は食い込みが良くがっつりと掛かっておりバラシは皆無でした。
大津のアジ釣って泳がせが羨ましかったですが、伊東でもできればいいですね。

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コメント

おはようございます
ニヤニヤしながら楽しく読みました
私の親がせはいつもこんな釣りですね
そんなことで、アジ釣りに行ってきたで、帰ります
アジの南蛮漬けは特に好きなつまみで
半年は食べていますね
その中でもあきおさんから教えて頂いた
一夜干しのアジの素揚げで作る南蛮漬けが旨いです
中アジまでなら頭から骨まで食べれます
まあー私は今でも歯は強いので
食べられそうと想う魚は骨ごと食べていますね
危ないと想えば、鳥と一緒で頭から飲み込みます
は、嘘ですね
最近、鳥の捕食を見る事が多く
感心して見ています
魚を咥えては放り投げ、回転させて頭から飲み込む
飲み込んだ後シャッター押すのを忘れていた事に
気付くありさまです
釣りの準備は出来ていますが
友人との約束もあり仕事と天気の話ばかりで
一向に行く事は無さそうです
昨日は予想通りの強い風で当たりましたが
喜ぶ事では無かったです

アジを釣って泳がせのはずがアジに夢中!釣り人あるあるですよね。私もいつもそんな感じです。一応、泳がせの仕掛けも海に入れますがほぼノーマークでついついアジ釣りを楽しんでしまいます。

アジサバイワシが回ってくると、急に海の中が賑やかになってワクワクしますね。私の場合、いろいろ妄想を楽しんで結局マダイ釣りをしてしまうのですが(笑)

趣味人たけさん、こんにちは。

大津でアジが釣れていないようなので今年は行かず。
思いがけなく伊東で釣れたので楽しく釣りました。
アジはこれくらいのサイズがベストですね。
入れ食い中は泳がせ竿もついつい置き去りになってしまいます。

釣りの準備が整っても、東京湾側は風や潮流を考えると本当に手漕ぎで出られるチャンスは少なそうです。
結構、伊東には埼玉や静岡からいらっしゃる釣り師も多いですし、
一泊の常連の方もお見掛けします。
行先の候補として考えてみられたら如何でしょうか。

paiatown2013 さん、こんちは。

この春には泳がせオンリーで3連荘をやりましたがことごとく失敗。
今の季節、しかも泳がせ用のアジが釣れるとなると理想のながら泳がせができますね。
まだまだアジが釣れるポイントは限られていますが、嵌りそうな気がしています。

南蛮漬けはpaiatown2013 さんの料理を参考にさせていただきました。
小アジの場合と違って小骨なども全部取っていますのでパクパクといくらでも食べてしまいそうですよ。
いい料理を見せて頂きました。
こちらも嵌りそうです。

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