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2025年2月

2025年2月28日 (金)

ヒラメ狙いの泳がせ1本はならず

 

2月27日は伊東(井上丸)に釣行。

前回の記事の最後に、天気予報で早朝の気温が4℃以上、昼間の気温が10℃以上になったら釣りに出掛けようと記したが、いきなりそのタイミングがやってきた。

ちょっとした訳があって行先は井上丸と決めていたが、さて何をどうしようと思いを馳せる中で行きついたのはヒラメ狙いの泳がせ一本。

そうと決まればケチな五目漁師の次の悩みは泳がせるアジを何匹買っていくかだ。
大津ならどっちを主役にするかは別として、泳がせはアジ釣りの傍らでやるのが普通であろうが、アジが簡単には釣れない伊東ではそうはいかない。

今時、1匹250円もする小アジを5匹にするか10匹にするかは超悩ましい。
前日に仲間からは多くをフグで消耗するので最低でも10匹は持って行った方がよいのではとのアドバイスがあった。

数年前に同じように悩み、真ん中をとって7尾にしたところ、その日は予想外の入れ掛かり。
短い同じ区間の流しでヒラメやらハタやらマトウダイやら計5匹と2バラシであっという間に7匹を使い切ったことがある。
やっぱり10匹にしておけばよかったというその反省もあるが、あの時は1匹150円でしかも1匹はおまけだったからなぁ。・・・で結局、今回も真ん中をとって7匹に決めた。
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大事な泳がせアジ。
ボートを漕ぐ時以外はアジを海中に入れて海水温に慣れさせておく。


さて、勝負!というか、泳がせ釣りはカイワリ釣りのように仕掛けの選択なども含めた微妙な腕の勝負とは思っていない。
そこに居て食ってくれればそれでOK、強いて言えば泳がせアジが少しでも長く元気に泳いでくれるように仕掛けへの掛け方や、ポイント移動時の可愛がり方が大事だと思っている。
あとはポイント選びと自分ではどうにもならないが風や潮流によるボートの流れが気になるところだ。
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ヒラメは群れでいるわけではないし、単体が大きいとはいえ魚探に写るわけではないが少なくともベイト反応があるところでアジを泳がせたい。
先ずは、ボート乗り場に近い根回りから始めたが、案の定大潮の潮流なのかあっという間にベイトが見えるポイントを流れ去ってしまい、頻繁にギーコギーコと漕ぎ上りを強いられる。

これがまた問題、夏場の釣りなら汗だくもいとわないが、冬の釣りでは温まるからいいやと喜んではいられない。
あとで冷たくなってしまうので汗は厳禁。
予め上着をは脱ぎ、(汗を)かかず(潮流や風に)押し戻されず、丁度良いボート漕ぎに気をつかう。

伊東でこの速さの潮流は珍しいと思いながらあがいていると30分もしない内に緩んでくる。
この流れの中で一番厳しかったのは、いやがおうにも激流に向かって引き回されたアジだっただろう、少しは落ち着いたかなと気遣った時だった。
潮流のために深くお辞儀をしていた竿掛けの竿の穂先に不規則なお辞儀が加わる。
なぬっ、ひょっとしてアタリかな? 慌てて竿を手に取りゆっくりと聞き上げるとグイーンと反応。
余り大きくはなさそうだ。

上がってきたのはヒラメ狙いの泳がせ釣り外道チャンピオンのマトウダイ。
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とは言え、泳がせ釣りならではの1匹なので嬉しい。

再び、漕ぎ上って2匹目のアジを投入すると、また直ぐにアタリ。
今度はでかい、力強い引き。
やったね。
グイングインと時折穂先を強烈に曲げながら巻き上げているとプツッ!と音がしたように外れる。

先の1匹で気を良くして、それまで竿掛けに掛けていたのを手持ちにしたのが裏目に出たようだ。
強烈なアタリと同時反射的にすぐさま掛けにいったがために掛かりが浅かったようだ。
回収したアジを見ると針が付いた口元を中心に酷く齧られた痕跡があった。
この食われ方はヒラメではなかったのかもしれないが、ヒラメだったことにしておこう。

気付くとあれだけ流れていたボートはいつの間にかピタッと止まってしまっている。
新しくなった魚探にはまだ有効なマイポインが入っていないために元々初期段階で入っている近くの漁礁有りと称するポイントに向かって漕ぐ。

すると、表示された漁礁エリアに入るや否や正直にベイト反応が現れる。
これは素晴らしいではないか!マイポイントでなくっても十分だ。

ここで3匹目のアジを入れてしばらくするとアタリ。
先に早合わせで失敗しているために今度は慎重に食いっぷりを計りながらゆっくりと掛けにいく。
TVの泳がせ釣りを見ていると、食ったかな?食ったかな? 掛けるよ、それっ!とやっているが、あれはすっぽ抜けることがあって良くない。
寧ろ聞き合せるようにシャクリ上げ、ヒラメが餌を逃がすまいと慌てて一飲みにしてきた所を掛けにいく、五目漁師のイメージはこんな感じだ。

上がってきたのは先のマトウダイよりも一回り大きいマトウダイ。
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そろそろ本命のヒラメに来て欲しいところだが、これを最後にアタリは皆無になってしまう。
かっては伊東のヒラメ釣り場になっていたマリンタウン側に大きく移動するもポイントが今一つ不明瞭な上に、この頃から南西風が強まり流すこと自体が厳しくなってくる。

結局、最後は早朝の根回りポイントに戻ったがボートの流れが速く、釣りにならず終了。

ヒラメとの遭遇はなかったが、泳がせている内に元気がなくなってしまったので放流したアジ2尾を含め、今回使ったアジは結局5匹。
幸運にも残った2尾は偽善者、いやいや慈善者になった気持ちで大海原に解放したことで気持ちよく沖上がり。

で、本日の貧果はこれ。
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因みに、心配していたフグにアジがやられることは一度もなかった。
釣れはしなかったが、マトウダイのお陰でヒラメ狙いの泳がせ釣りとしては同等に楽しめた。

前日に伊東だった仲間からはクラドが酷いよと聞いていたが、その通りだった。
穂先ガイドで集められたがクラドがう〇このようにラインに纏わりつき、たまにリールの巻きが止まるほどのことすらあった。
釣果への影響は分からないが、澄み切った表層に対して中層や底は濁りに濁っていそうだ。
クラドは急な水温変化などによる植物プランクトンのなれの果てとも言われているが、海底で海藻などが活発に繁茂していることの証なら一時のう〇こは辛抱できるのだが。(違うかな?)

ポン酢でいただく薄造り。
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マトウダイと言えば定番のムニエル。
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3月も中盤に入ると再びカイワリですね。

今はルアーに飛びついてくれる魚は餌釣り以上に稀ですし、中深海の釣りは別として当面(釣れるまで)はヒラメに拘ってみようかなと考えています。

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2025年2月22日 (土)

阿寒湖でワカサギ釣り

2月19日は阿寒湖に釣行。

恒例の冬の道東撮影行。
以前は真冬の撮影行は、飛行機で釧路タンチョウ空港に飛び、現地で北海道ではあたり前の4駆スタッドレスタイヤを着けたレンタカーを利用していた。

しかし、宅急便で先送りする撮影機材や防寒着など大量の荷物の荷造りが行き帰り共に面倒で、更に現地では慣れないレンタカーの運転などマイナス面も大きかった。
そこで、昨年からは愛車のCX5(4駆)にスタッドレスタイヤを履いて、大洗-苫小牧間のフェリーを利用して渡道することにした。
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帰路のサンフラワー。 往路は荒れ気味の海だったが帰路は穏やかだった。

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撮影機材や防寒着など。
これだけの荷物を段ボール箱に詰めて先送りするのは大変だったが、自宅から車なら放り込むだけ。


この旅行、釣り師の五目漁師としては、海に出たところで寒いばかりで釣果もあまり期待できないこの時期の逃避行とも言えるが、最終日には更に寒くて冷たい極寒の阿寒湖で昨年に引き続きワカサギ釣りを楽しんだ。
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結氷した湖上でのワカサギ釣りは、過去に網走湖や苫小牧近くの勇払ハート沼でもやったことがあるが、景色がよく、よく釣れて、安くて設備も整っている阿寒湖の釣りは五目漁師のお気に入り。

ここ、アイスランド阿寒はワカサギ釣りの他にスノーモービル、バナナボートなどのアクティビティの会場にもなっていることから湖上は家族連れや海外からの観光客で賑わっている。

周囲のテントからはたまーにワカサギ釣れるとキャーっとか、ヤッターとか、あと訳の分からないアジア系の歓声が上がるので、歓声の数だけが珍しくも釣れたワカサギの数と考えれば良さそうだ。
つまり、あまり釣れていない。

一方、寒いのでさすがに腕まくりとはいかないが、防寒着に身を固め朝から夕方まで黙々とただただ釣りに集中した我々のようお客は稀のようだ。
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後から思えば朝マヅメだったのだろうか、釣り始めからしばらくは入れ食いだったが、その後はボチボチだった。
それでも、釣りを終え、お借りした竿などの道具をスタッフにお返しする際にはビニール袋に入れた獲物を見て驚かれもした。

釣ったワカサギは湖畔の食事処で無料(遊漁料やテント、釣具一式や餌の中に含まれている)で天ぷらにしてくれるが、ここと自宅の2回に分けて食べるほどの量ではなかったので、出発時からその気になって準備していた発砲スチロールの簡易クーラーボックスに雪詰めにして待ち帰った。
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雪詰めの利点発見。
氷なら解けて水になりクーラーボックス内は水浸しになるが、雪は解ける前に先ずは比重を増して氷の塊になるために水浸しにならない。

場所のせいか、時期のせいかは分からないが酷い時には半日頑張って釣って2人で一匹(五目漁師は超絶完ボ)だったこともあるので、この釣果ならまずまずと言えそうだ。

で、帰宅したその日に早速、天ぷらと、南蛮漬けでいただいた。
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塩水で軽く洗った後に水気を拭き取って、後は揚げるだけで美味しくいただける。

9泊(内2泊は船中泊)10日の中で、今回の五目漁師の撮影枚数は約2500枚、ヨメサンの撮影枚数は4300枚だった。
撮影のターゲットはタンチョウやオオワシなどなので、小鳥程でもないが結構動きは速く、ピンボケ写真や頭が切れたり、一体何を撮ろうとしたのかわからない写真が多い。(というかほとんどがそんな写真なので)最終的に残る写真は10枚に1枚ほどになるが、削除したり、1枚1枚色調やコントラスト整えたり、あるいはトリミングしたりして作品に仕上げていくのは五目漁師のお仕事。
半年かけてやっと整理が終わった頃にまた次の旅行が楽しみになるといった具合だ。



さて、戻ってきたもののまだまだ寒い日が続きますね。
ホームの井上丸の釣果ブログを見ていると大漁の日があったかと思うと次の日は釣れないとか、何が要因なのかわかりませんが日々の差が激しいようですね。
天気予報で気温をチェックすると怯んでしまいますが、早朝の最低気温が4℃以上、昼間の最高気温が少なくとも10℃を超える日を待って出かけようと考えています。
海面水温は寧ろ今が一番低く、どうせ釣れないならヒラメ狙いの泳がせ釣りに徹してみるのもおもしろいかなと考えたりしています。

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2025年2月 1日 (土)

新魚探のデビュー戦はルアーオンリーの流し釣り

1月31日は伊東(井上丸)に釣行。

昨年の納竿の釣りで魚探が故障してしまった。
もう10年近くも結構な頻度で使ってきたので仕方がない。

今度はどれにしようかと迷ったが、数日前に決まった買い替え品をポチると直ぐに届いた。
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この歳になってもおもちゃが目の前にあると早く使ってみたくて、もう辛抱ができない。

残念なことに、しこしこと構築してきたマイポイントが故障に関連したトラブルで全て消えてしまった。
伊東、川奈、大津、福浦、そして網代のマイポイント。
他人にとっては大したものではないが、五目漁師にとってはいつもこれらのポイントを軸にして流しのルートを決め、いよいよ釣れない時には神頼みポイントに向かい何度か助けられたこともあった。

たまたまファイルで残っていた過去のルート記録や仲間に再度教えてもらって、やっと半分くらいは新しい魚探上にマイポイントを再構築した。

そこで、まだ記憶が新しい内に今日は伊東のポイントを実釣確認しておきたく、この時期は厳しいことは分かっているが敢えてルアーオンリーで流しまくることにした。
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釣りの方は予想通り、というかここ数日続いた荒れ模様で水温が下がったのか(今度の魚探には残念ながら水温計が付いていないが)これぞ冬の海の到来を実感した。

狙いはタイラバでアマダイとフグ(うそ)、ジグでハタやカサゴ系とフグ(うそ)、そしてエギングで半分冗談のアオリやコウイカ。
更に、イトヨリやホウボウが間違いなくおまけについてくるはずだ。
ヨメサンが久しぶりにパエリアを食べたいと言っているので小さいハナダイかレンコダイも欲しい。

前日にはこんな風に欲しい魚は何でも手に入る大漁を想像しておきながら、結果はボや完ボも平気にあってしまう。
こんな時には、浜に上がるとさすがにガックリし、よろけてしまうほどに疲れを感じるが、次の釣りではこの反省と、もっともらしい敗因の分析のもとに、更に期待は膨れ上がる。
釣りは期待と現実が最もかけ離れた趣味ではないだろうか。

こんなことを幾度となく繰り返しても海のせいや風のせい、食ってくれない魚のせい、もう少しだったのにと手元ポッチャンのせい(正に五目漁師そのもの)にしておけば決して自己嫌悪に落ちることもなく、まして他人に責められることもない。
釣りは、なんと懐が深い素晴らしい趣味なのかと思う。

さて、今回は何のせいにしよう。
結果的に1日通してアタリはタイラバに1度、最後に神頼みポイントでジグに2度だけだった。
実は真っ先に入れたのは期待のビンビンもどきだったが、数投目に何の感触もなく突然軽くなってしまった。
オヤッ?だけでアタリは全く感じなかったので、これはアタリ回数には含んでいない。

この時には、精魂込めたビンビンモドキをけしからん奴だ、どうせフグだろうと思ったが、その後は一度もフグの気配を感じたことはなかったのでフグではなかったのかもしれない。

タイラバでの今日の狙いはアマダイできれば白いのがよい。
アマダイにはイソメまがいのソフトワームがよく効くというその手のプロモーションビデオを見たので、次は従来のタイラバにこれを付けて入れる。
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すると諦めたころに従来のタイラバでよくあるアタリの前兆。
掛かるまで???の時間が長~く、一旦離したかなと思いながら穂先を少し下げて再び食わせるといった勝負の結果うまく掛けたのはアマダイではなく良型のアオハタだった。
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このころには既に超絶完ボも覚悟していたので、嬉しさ余って、またまたしわがれの雄叫びを上げてしまった。

しかし、この後はいよいよ死の海と対峙。
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途中、現地にて久しぶりにお会いしたH夫妻、うーむ、これはまずいかな? (なので)Ha夫妻に調子をお伺いしたところ激シブですよ~、フグさえいないですよ~とのこと。
お互いにこれからに期待して頑張りましょうと声を掛け合って五目漁師は魚探の航跡や仮りのポイントをチェックをしながらまた放浪の流しに戻る。
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因みに、エギングはこの間、2か所でやってみた。
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そもそもはカヤック仲間のイカ名人が、つい最近のこんな時期に見事にアオリやコウイカを、しかもまぐれではない証拠に度々釣られたのを聞いて、イカが欲しいのは真面目な話、釣りとしては冗談交じりでやってみた。
しかし、半信半疑でやっていると気も入らず時間がもったいないだけの釣りになってしまった。

釣れないのに漕ぎまくり、落としまくりしていると時間がたつのが早い。
この時点で本日のアタリはあのハタの一度だけ。

いよいよ最後、少し南西風が強まって来たために念のため一番浜に近いポイントに戻ってジグを入れると、ここで立て続けに2度のあたり。
小型のオオモンハタ(1尾はリリース)だった。

時合いなのか場所なのか、ここだったのかと慌てたが、時既に沖上がりの時刻。
惜しみながら急いで浜に向かった。

で、今日の釣果はこれ。
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一時は超絶完ボも覚悟した位だったので、これで良しとしよう。


ハタのしゃぶしゃぶ。
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真冬にそこそこのサイズの白身魚が釣れた時にはこれに限る。

ハタのアラで出汁をとって定番の雑炊。
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さて、ここで魚探について所(初)感を記しておこう。

今まではローランスのElite-4 HDIを使っていたが、仲間のアドバイスなども参考にし、今回新調したのはホンデックスのPS-611CN2-DP+BM 。
本体に深場用の振動子と本体に抱き込ませるリチウムバッテリーがセットになった機種(以後、本機)。

因みに、少し遅れをとってしまったがこの機会にPayPayを利用したことで何やかやと結構安く買えたようだ。

さて、おろしたてでまだまだ実際とは違うかもしれないが今までの魚探と比較しながら使用感を簡単に。
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左がマイポイント再構築のためにお借りしているローランスElite-4 HDI、右がホンデックスのPS-611CN2-DP

先ずは、
(外観):いかにも頑丈そうだった(壊れたが)ローランスに比べると本機の作りはやや華奢そうだが、内臓電池作動や折り畳み構造など日本製らしく細やかな配慮を感じる。

(機種選択の理由):仕様上の最大深度500m(海水の状況により実力は250m程度と聞いているがこれでも五目漁師の中深海釣りでは期待大)。
一方、内臓電池による作動はもともとローランスで使っているリチウム電池が使えそうなので外付けで利用しようと考えていたが、仲間のアドバイスでリチウム電池セットにして良かった。
使ってみれば直ぐに便利を実感。

(機能や使い勝手):ロ-ランスは最小限のボタン配置でありながら結構設定可能な機能(例えば、あれだけのボタン配置でPS-6112にはない文字入力表示までできてしまうなど)があったが、面倒で機能の殆どは初期設定状態で触ることはあまりなかった。
一方、本機も同様に多くの、あるいはそれ以上の設定機能があるが、多くのボタンを配置していることでボタン操作で一気に各機能にアクセスでき操作的に簡単と言える。
これなら海上でも色々と触ってみる気がする。

(探索可能深度):あとで分かったことであるが、本機はDEEPタイプではあるがこれはどうやら同じ機種のスタンダード機に対する差別化であって、例えば探索深度の決め手になる送信出力はローランスが250W、本機DEEPタイプは100W、発信周波数はどちらも200kHz と50kHzなのでDEEPという言葉自体にはあまり期待しない方がよさそうだ。
ローランスでも深度200m前後になると中層のサバの流れしか見られず、底の画像は見えたり見えなかったりだった。

(防水構造)ローランスは時には大雨に打たれながらも使ったことがあったが、浸水でトラブったことはなかった。
本機は防水構造ではありませんと注意書きがあるが、ボート上で雨が降って来たからと言って慌ててしまいこむわけにもいかずどうなることやら心配はある。

(画面):ローランスはとにかく太陽光に弱く、直射があたると画面の反射で何も見えなくなってしまい、どうしても見たい時にはボートを回転させる必要があった。
本機は画面の見やすさを特長としてアピールしており、表示面の工夫の他に明るさ調整に加えて標準、昼用、夜用毎の切り替え機能がある。
実際、標準表示で直射があたり見にくくなってしまった時に昼用モードに切り替えるとがらっと表示面の色彩が変わり、いきなり航跡などの線が見えた時にはびっくりしてしまった。

(その他)①ローランスになれた五目漁師にとって、とにかく本機の文字やマークのサイズは小さく、線は細い。
情報を一杯詰めるために不可欠なのかもしれないが、見えな過ぎる。
マークの大きさは小と標準があって選択できるようになっているのでせめて標準にしようとしたらデフォルトで既に標準が選択されていた。
老人いや五目漁師は目はいい方の老人にあたると自負するがこれでは余程近づかないと無理。
置き場を考え直さないといけないと思っている。

②ローランスも同じだと思うが、この手の魚探はカヤックや利用者は少ないが手漕ぎボートに人気があるはず。
恐らく小型のエンジン艇なら、ましては釣り用のモータークルーザなどではもう少しお高い機種を選択すると思う。
先の防水対策もそうであるが、恐らく本機も都合よく基本コックピット内に本体を設置することを想定しているのであろうか、防水機能は弱いし、振動子の取り付け位置と本体設置位置間の距離を想定してか、やたらと振動子のケーブル(8m)が長くて邪魔になる。
電源ケーブルならまだしも、信号線なので自分で切って短くするわけにもいかず、短いのが問題になるのであれば短長2種類を準備するか、寧ろ長いのが必要であれば延長ケーブルを準備する方が妥当ではないだろうか。
これで全体のコストも低くなるだろうし。
この長さでは余りにも邪魔で長は短を兼ねるとは言い難い。

③本機ではローランスに標準装備されていた水温表示がない。
オプションで水温計を別装着はできるがお高いしケーブルの引き回しが邪魔になり手漕ぎごときで後付けするようなものではない。
ローランスのように振動子の中に埋め込んだ簡単なもので良いので欲しいところだ。

以上たった1日の使用感なので、また言うことが変わってしまうかもしれないが取りあえず。

あっそうそう、忘れていた。
ローランスには簡単に抜き差しできるマイクロSDの装着口があって、ここに地図情報やユーザーが外に取り出せる航跡情報などがファイル化されていた。
本機は外部から一切このようなアクセスはできない。
ポイント情報や航跡情報は自宅のPCでチェックしたいこともけっこうあるので機能が欲しいところだ。



やっぱり2つのことを書こうとすると長くなってしまいました。
中途半端になってしまいましたがここら辺で。

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