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2024年12月 5日 (木)

やったね、シロアマダイ


12月4日は伊東(井上丸)に釣行。

あのフグ野郎から逃れるためもあって最近はタイラバとジギングで沖を流すことが多かった。
同ボート店の釣果ブログを見ると良型混じりでカイワリが釣れ始めたようなので久しぶりにコマセ釣りをやってみよう。

フグは釣果写真には出てこないが、聞くとやはり皆さん四苦八苦されているようだ。
そんなに甘くはないことは分かっているので、五目漁師も色々と対策はしている。

以前(と言ってもひと昔前)はカイワリ釣りと言えばハリス3号程度の2本針吹き流し仕掛けと予備に同等のウイリー仕掛けを各3セットも準備すれば十分であったが、今はそんなわけにはいかない。
釣れないカイワリを何とかして釣ろうとハリスの太さ、長さ、針の大きさ、色、形・・・そして一方でフグ対策として大量の仕掛けや交換用の針の準備、五目漁師に至っては最後の手段として最悪仕掛けごと切って落とされてもロスを最小限に押さえるためにテンビンやクッションゴム迄自作していた。

これは、今回ボートに持ち込んだカイワリ釣り仕掛けの数々。
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本記事を書きながら今回の釣行後に撮ったもの。右は今回消耗した仕掛けの巻き枠、他に替え針多数

そして今回、釣行の前日に慌てて加えた仕掛け(ハリス)はこれ。
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ブログにコメントをいただく観音崎の釣り師pさんから実績例も含めてこんなハリスの紹介があった。
以前、確かDAIWAのハリスでよく似た茶色っぽいハリスがあり使ってみたことがあるが、よく効果がわからなままに最近では忘れていた。

少しでも効果があるなら使わない手はないと思い、少し高めではあるが急いで釣具店に走り、これを使った吹き流し仕掛けも準備した。

このハリス、魚からは見えないのでカイワリが良く釣れるかも、とヨメサンに話しかけると、そう、じゃあフグもよく釣れるのね、と一言。
ウム???。

さて、カイワリは如何に、そしてフグは如何に!

先ずは、いつもより深めにアンカリングする。
魚探には何も映っていないが数投目、ムズムズからグイーンと引き込まれる。
どうやらカイワリでもフグでもなさそうだ。
上がってきたのは良型(37cm)の赤アマダイ。
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実は、今回の釣りではカイワリとアマダイ、できれば白、そしてハナダイを期待、+αで期待はしないが伊東のことだからイトヨリは必ずや掛かってくるだろうなと前日から考えていたが、その先頭バッターとしてアマダイは嬉しい。

その後、ポツリポツリと本命のカイワリも掛かってくれる。
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そして思っていた通りイトヨリ(44cm)も来た。
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一方、フグもなかなか元気、予定通り仕掛けや替え針は消耗していくが、数年前の様に群れを成して浮いてくることはなくお手上げで逃げるほどではない。

こいつはでかい、40cm級。
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自分の針はなんとか回収したが、奥に誰かの針がもう一本見えている。

どうやらフグを避けるに一番効果的なのはウイリー仕掛けのようだが、五目漁師の腕ではウイリーにするとカイワリのアタリも明らかに減っているようだ。

例のピンクのハリス仕掛けも使ってみた。
カイワリも釣ったが2セットをフグにやられたところで今回は打ち止めとした。

今日は7時半干潮、12時半満潮の中潮。
9時半ころまでは結構魚の活性は良かったが10時を過ぎるとフグを含めてアタリはなくなってしまった。
早弁しながら12時半ころまで頑張ってみたがいよいよ場所替えかな? 天気予報では1日静かなはずであったが実は8時半ころから北~北東の風が強まり結構な荒れ模様になっている。

この波風の中であまり動きたくないんだけど、と思いながらも1時前には、前々日Yさんがいい釣りをされたと聞いているマリンタウン側に移動を決心する。

どんぶらどんぶらとボートが大きく揺れる中でのアンカーの回収には最大の注意を要する。
回収後にマリンタウン側に漕ぎ出してみたが、この荒れ模様の中では結構時間がかかりそうだし、もう時間もないので無理しない方が良いかもと弱気の判断。

それよりも、現に朝は調子が良かったので潮変わりの時合いがあるかもしれないと思い直し元の場所に戻ることにする。
結果的に元の場所より北側に50m程ずれたところにボートは停まる。

そして、一投目、シャクリ上げて来て少し高めだった。
ムズムズから突然の引き込み。
でかそうだ。
軽めのドラグが引き出される中、慎重に慎重に上げてくるとぼんやり見えてきた魚体は白い。
なんだろう、でかいぞ! とうとう30cm超えのカイワリかも。
いや、シロだシロシロ。
魚体を確認して慌ててしまったのかタモ入れに失敗。
針が外れたかなと思いながらボートの後ろ側に浮いたシロ(45cm)を無事にタモに入れる。
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3本針の真ん中の緑色のウイリーにしっかりと掛かっていた。
その下の餌針にはフグが掛かっていた。

良かった、結果的には場所移動しなくて良かった。

その後、数10分後に今度は小型の真鯛(34cm)。
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奇しくも、昨晩期待したカイワリ、アマダイ、鯛そしてイトヨリの4種がフグ以外は過不足なしにきっちり揃ったことになる。

そろそろ沖上がりの時間が迫ってきた2時を回った頃に久しぶりにカイワリ。
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これでやっと6,7匹目であろうか、ツ抜けはならなかったかと残念がっていると、何とこの1尾を合図に入れ食い始まる。
しかも型も良い。(最大28cm)

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もしかして気付いていなかったのかもしれないが棚が高い。
着底後、底を切って4シャクリ、少し待って更に4シャクリ、この辺りで必ず掛かってくる。

2時20分になったら片づけに入ろうと思っていたが、それが30分になり35分になり、とうとう片付けは上がってからにしようと40分にコマセを全部捨ててから最後の一投。
ここでもカイワリを上げる。

もう1時間欲しかったと残念がりながらアンカーを上げ、このころには波も風も収まった海面を足元を散らかしたままで急いで戻る。

で、今日の釣果はこれ。
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折角色んな魚が釣れたので刺身盛り合わせをやりたかったが、釣った日はとりあえずカイワリの姿造りとカイワリのハーブソテー。12cas242993s

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次の日にはアカアマダイのワイン煮オレンジ風味、
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カイワリの押しずしとにぎりとアカアマダイの昆布締めにぎり、
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  同じくアカアマダイの潮汁、
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シロアマダイのアラ煮。
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注)魚のサイズに間違いがあったので修正(2024/12/07 8:31)


もう一人出艇された方は、小型でしたがシロアマダイを3尾も釣っておられました。
因みに、アカアマダイは0でした。
今年はシロアマダイの釣果が多く、いよいよアカアマダイより多くなる気配すらありますね。

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コメント

お疲れ様でした!

これは美味しい伊東手漕ぎフルコンボですね!素晴らしい!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

型の良い赤白にカイワリだけでも大三元なのに、イトヨリに真鯛まで!羨ましいです!!

フグとのせめぎ合いはあったと思いますが、大満足の釣行でしたね。僕も早く伊東に行きたくなってきてしまいました(^。^;

季節が過ぎるのは本当に早いですね。釣行チャンスがたくさん欲しいなぁ、と切に思うこの頃です。

お疲れさまでした。

カイワリは1日良かったわけではなく沖上がり前に地合いがあったんですね。
隣の伊東釣具では数釣れた日もあったので、日が良ければ数釣りも望めそうですね。

白アマダイ調べてみましたが、産卵期のようです。卵か白子は入ってましたでしょうか。
それにしても手漕ぎでこんなに釣れる場所はないので、また伊東ならではの魚になりそうですね。店主とも話しましたが、かなりの数が入ってそうなので今後とも期待できますね。

ピンクフロロ自分も試してみましたが、余り目立った効果があるように思えず、通常のフロロよりなんとなく弱いのとチヂレやすいように思えて今は使ってませんが、継続的に使ってはいないのでもし効果ありそうなら教えて頂けると助かります。

相変わらず見事な料理ですが、カイワリハーブソテー美味そうですね。自分も今度やってみます。刺身で美味い新鮮なうちに熱を通したカイワリも絶品でまた釣り人ならではですね。

去年から比べると水温の低下は10日から2週間くらい遅れてるので、良く釣れるのは来週か再来週ぐらいでしょうか。確か18〜19度だったような気がします。

今週はダメなので、来週以降週末の天気が良いことをもはやこうなると祈るばかりです。出来ればまたご一緒出来れば良いですね、それではまた

HEPPOさん、こんにちは。

砂漠の海になんでこんなに魚がと思う伊東ですが、フグさえ邪魔しなければ
一か所にとどまるコマセ釣りでも流し釣りでも本当に色んな魚が釣れます。
今年はシロアマダイが仲間入りし、早々にターゲットの主流に加わりそうな勢いですかね。
全てがフグとの攻防戦の下での話ですが、未だ水温が20℃ありますので今年中はまだ今からがいよいよ面白くなりそうですよ。

Kさん、こんにちは。

グッタイミングです、丁度今しがた上のコメントでKさんと同じように伊東の状況を書いていたところです。

カイワリは朝方8時半ころまではそこそこに、そして帰り際には大物の入れ食い状態でした。
棚が朝方は底でしたが、帰り際は2、3メートル高かったです。
おもしろいもので、この間はフグも大人しかったですよ。
あーーもう少し時間が欲しい、と残念な釣りでした。(欲張りですね。)

ハーブソテーはスーパーでS&Bの”魚の香草焼き”というのを見つけたので使ってみました。粉をかけてオリーブオイルでソテーするだけで美味しく出来上がりますよ。お勧めです。

おっしゃる通りあと2℃下がれば、フグも更に少なくなるかもしれません。
私の方からなら大概合わせられますから、予定が決まったら是非ご連絡下さい。

Kさん、追伸です。

シロアマダイは記憶がないので多分白子も卵も持ってなかったと思います。

ネトネトで脂ののりは感じましたが、実は、年末に家族が集まった時に講釈付きで皆でしゃぶしゃぶでも食べようと冷凍中です。

送信テストです。

ひゃー!素晴らしい釣果ですね。おめでとうございます。仕掛けの消耗がすごいですけど、万全の準備で乗り切ってますね。それにしてもアマダイ、白アマ、カイワリ、マダイとこんなに狙い通りに釣れたら気持ちいいですね。

最後のカイワリは読み通りの展開でお見事ですね。サイクルヒットの〆をホームランで達成したかのような。

ピンクハリスのデータ提供もありがとうございます。魚の食いはいいかもしれないですけど、やはりフグには通用しませんね。

paiatown2013さん、こんばんは。

皆さんの様にフグと勝負する気にはなれませんでしたが、猛攻が少し収まりカイワリも釣れているようでしたので、久し振りの餌釣りオンリーでした。
偶然にも期待していた通りの魚がズバリでしたが、シロアマまで釣れたのは幸運でした。

井上丸さんは、殆ど余すことなく皆さんの釣果を載せてくれますし、皆さんとよく話されているので、聞けばいろんな情報も教えてくれます。
今回はそんな情報や仲間の情報をもとにポイントの設定や仕掛けの準備をしていったのが大正解でした。

水温は20℃前後でしたので年内いっぱいは楽しめそうです。

すごい釣果ですね。特にシロアマダイ、釣ってみたいです。水深はどの位の所で釣れるのでしょうか?年末か年始に久しぶりに伊東へ行こうと思います。

NCMSさん、こんばんは。

お久しぶりです。
昨年あたりから釣れ始めたシロアマダイですが、伊東に定着したようですね。
この時は、カイワリポントの真沖、42、3m位でした。
皆さんカイワリポイントで釣っておられるようですから、後は運次第だと思います。

五目漁師さん
ご回答ありがとうございます。
アマダイメインで狙うならカイワリより少し深い方が良いのでしょうね。
この深さだといつも利用するボート屋だと怒られるので違うボート屋でやってみます。

NCMSさん、こんばんは。

私はフグを避けるためにいつもより少し深めに行きましたが、
皆さんはいつものカイワリポイントでもシロアマダイは釣っておられますよ。
アカに比べてシロは水深は浅目、サイズが大というのが特徴のようです。
シロアマダイ狙いというよりもカイワリ狙いで運が良ければシロが釣れるくらいの気持でやられると良いと思います。

五目漁師さん
アドバイスありがとうございます。

誤動作で途中でアップされました。

では仕掛けを使って行って来ます。

NCMSさん、こんにちは。

明日でしょうか。
明日は特に早朝の寒さを除けば最高の釣り日和のようですね。
因みに、仕掛けはカイワリ用の仕掛けでしたので2.5mハリス3号チヌ針4号、2本針、それと同等の3本針ウイリーの2種類でした。
アマダイも同じ仕掛けです。
それでは頑張ってください。 釣果を楽しみにしています。

五目漁師さん
ご説明ありがとうございます。参考に仕掛けをつくります。釣行は来週です。

NCMSさんこんばんは。
フグはおとなしくなったとはいえ、まだまだ餌盗り、仕掛け切りの主役です。
仕掛け、替え針はたくさん持参されることをお勧めします。

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