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2024年11月

2024年11月27日 (水)

やっと伊東の海に出る

 

前回(7日)の記事から20日間も空いてしまった。
そろそろブッチンダかと思われているかも知れないが、待ちに待った秋の本格シーズンに手をこまねいていたわけではない。

16日は“釣りのないお泊り釣り”。
思えば釣行予定と天気のちぐはぐはこの日から始まった。

コロナ禍もあってしばらくやらなかったが、久しぶりに釣り場を同じくする仲間6名がYさん幹事のもとに集まった。
伊東の井上丸を仕立てて皆で釣りまくり獲物を料理して酒を飲む(予定だった)。

当日の朝6時に井上丸に集合したが、あいにくの荒天。
恨めし気に海上のウサギを見つめる中で、敢無く釣りはなくなってしまい、活魚店で買ったイシガキダイやアカハタを料理して酒宴と温泉だけになってしまった。
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皮肉にもお泊りの次の日には天気は一転し釣り日和だった。
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残念だったが、この釣りシーズンを逃すものかと、その後も道具を車に積んだままに2、3度釣行を予定したが前日になって暗転する天気や別の用事に阻まれる。

もう何がどうなったのか忘れてしまったが、近いところでは、やっと好天にありつけたと思った23日は、忘れていた小型船舶の免許の更新日だったことをヨメサンに思い出さされ断念。

25日も期待できそうな日ではあったが、予てからの河口湖の紅葉撮りに出掛ける。
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この日は、昔富士山写真大賞に入選した写真が川瀬巴水の風景誌展に併設して展示されるということで、河口湖美術館に立ち寄って久しぶりに過去の作品に会ってきた。
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湘南海岸(ヘッドランド)から撮った夕映えの浜

撮影の合間に何度か天気予報をチェックすると、怪しげな予報の中で、もしかしたらと急遽予定した明日(26日)はやっと出られそうだ。

そして、超久しぶりの釣行は、井上丸でエンジン艇を借りて急な誘いに乗ってくれた弟と出船する。
狙いは、フグを避けるために少し沖(水深60m以上)に出てマダイ、ハタ、あわよくば青物(カンパチ)。
更に、もうシーズンは終わっているかもしれないが、ずっと準備したままで置いていた道具に念のためにアカハタ釣り用の竿と仕掛け(直リグ+ソフトワーム)を加える。

さて、当日。
驚いたことに昨日はやっと素晴らしい予報になったと歓喜していたのに、今朝になってまたもや危なっかしい予報に変わっている。
もはや、あきれ返るしかないが、気持ちを引き締めて結構な荒波の中を、先ずは近場から攻めることにする。

弟はタイラバで専ら底狙い、五目漁師はスロージギングで中層での青物にも期待する。
しかし、沖に出るや波にもまれる枯れ葉状態で釣りにならないし、少しヤバイくらいなので、宇佐美側の60、70mに移動する。

ここでもタイラバ巻き巻き、ジギングスロースローを繰り返すが、一向にアタリはない。
もう少し内側に入りたいが、60mラインを割るとすぐさまこいつがやってくる。
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うねりがまだまだ煩いが、風は止み潮は流れないためにボートは大きく揺れながらもエンジンを止めた場所に止まったままだ。
こんな時にいつもの手漕ぎボートなら少しずつボートを移動するが、2人で乗っていると巻き上げのタイミングが合っているわけではないので相手が弟とは言えども頻繁な移動の声掛けには気をつかう。
それに手漕ぎに慣れた五目漁師はアイドリング状態での煩い釣りは我慢ができず直ぐにエンジンを切ってしまうが、一方で頻繁なエンジン始動はセルモーターのバッテリ上がりも気になったりして、結局、小移動作戦は失敗する。

お昼前後まで弟のタイラバにはフグ以外のアタリは一度もなく、五目漁師は小型のホウボウとイトヨリが1尾ずつに終わってしまった。
ヤバイ、このままでは完ボに終わるかもしれない。
迷ったが、ここでマダイや青物は諦めて手石島周りのアカハタをやってみることにする。
岩礁や根回りの根魚狙いなら艇の流れが緩いこと自体は寧ろ都合が良い。

ポイントに到着して直リグにフナ虫から手足が伸びたようなキモイワームを落とすと着底と同時にアタリ。
本日初めての魚らしい引きに興奮しながら上げてきたのはここではお決まりのアカハタ。
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フナ虫の手足はなくなってしまっているが、そのまま続けて投入するとまた直ぐにアカハタ。
忙しい入れ食いが続きこの調子では直ぐにクーラーボックスは一杯になるかと心配したが、数10分でぴたりとアタリが止まってしまう。

ここでのアカハタ釣りはこれで3回目になるが、3回が3回とも1投目から入れ食い、そして数匹釣ったところでピタッと止まる、こんな状況だった。
こんな時には少し場所移動してもアタリが戻って来ることはない。
潮目が変わった、釣ってしまって当面は魚がいなくなった、すれてしまってしかも周囲に危険との伝令が飛んでいる・・・何がどう変わっているのだろうか、これ以上釣っても仕方がないので打ち止めでもよいが、今後の課題だと思っている。

で、本日の五目漁師の釣果はこれ。
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井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト

さて、今日は久しぶりにOさんとお会いした。
Oさんと言えばフグにコマセカゴを4つも切り落とされながらも伊東(オーシャン釣具)で70匹ものカイワリを釣られた豪傑。
そのOさんが恐いと恐れおののきながら定刻に上がって来られた。
50cmを優に超える凄いフグだったらしい。

これ見てよ! と見せてくれる。
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巨大なフグがコマセ用ステン缶に嚙みついたまま上がって来たらしい。
コマセ缶が見事に破壊されている。
皆さん気を付けましょう。
こんなのにガブリとやられたら指が何本あっても足らない。


さて、先日富士山撮りに行ったついでに柚子の里で旬の柚子を買ってきたので、今回は柚子三昧。
先ずは釣った日に柚子を添えてアカハタのしゃぶしゃぶとカマで出汁をとって雑炊。
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次の日に柚子あんかけ。
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残念ながら柚子は使っていないがレモン風味のカルパッチョ。
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久し振りにカイワリもやりたいですが、フグが出ると皆さんの様に頑張れません。水温がもう少し下がって、フグはどこかにそしてカイワリはもう少しの間いてくれる、こんなタイミングがあることを期待しています。

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2024年11月 7日 (木)

アカ、クロはどこに行ったの?


11月6日は網代(亮知丸)に釣行。

久しぶりの中深場、もちろん狙いはアカムツ、それにクロムツやアラも欲しい。

中深場は7月以来。
その時には最近アカムツが釣れないんですよねと、亮知丸のお兄さんに言われた通り釣れなかった。
今日は6時過ぎに現地に到着しお兄さんに挨拶すると、○○さんは今日も中深場でしょ? 
昨日久しぶりにアカムツが出ましたよ、3尾。

やったね。
だったのに、アカムツどころか何も出なかった。
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湾内は静かだったのに、沖に向かうとうねりが結構高く、少し時間をかけていつもの赤根埼沖のポイントに到着する。

今日も一人釣行になってしまったので場合によっては5本針胴付き仕掛けを置き竿にして多点掛けを狙いながら、一方でジギングをやるという欲張りな釣りも準備してきた。
しかし、この荒れ模様の中で互いが絡んだりすると大変なので普通に3本針胴付き仕掛けだけでやってみよう。

サバタンにホタルイカを抱き合わせて1投目、さあ行ってこい!
120号の錘が殆ど真っすぐに落ちていく。
波はあるが風は少々、潮流はなさそうだ。

着底と同時に早速怪しげな手ごたえがあったが首を傾げただけでそのまま放置して何度か誘いを入れる。
うーん、わからない。
やっぱり怪しい。
で、疑ったまま巻き上げを開始にすると、およよ! 結構な引きではないか。
1投目から楽しい。

しかし5、60m巻き上げたところでフッと軽くなる。
なんだ、さてはスミヤキ(別名、縄切り)だったのか。
遊ばせたのがまずかったかなと、直ぐに巻きに入らなかったことを後悔しながら軽くなったラインを回収する。

しかし、巻き上がってきたのは仕掛けからなんと50m以上も上部で高切れしたライン。
えっ? じゃあ仕掛けに付いていたのはスミヤキじゃなかったかも。
それはそうと、こんなところでラインを切ったのは誰?
これぞ正に1投目マジック。

不思議がっている場合じゃない、早朝の貴重な時間帯にリーダーの結び直しは痛い。

やれやれ、やっと2投目、直ぐのアタリで上がってきたのは小っちゃいユメカサゴ。
3投目、今度はオキメバル、4投目今度はシロムツ・・・やがて10投目・・まだ続く。
着底後直ぐのアタリで空巻きなしの10連釣。
真鶴の中深場で7連釣までは数えた記憶があるが、これは多分五目漁師の中深場の釣りとしては新記録。

と言えば、いかにもいい釣りのようだが、これが実は嘆きの釣り。
小っちゃい、全てが小っちゃい。

よく見るとキンメ。
中深場から釣り上げてくると恐らく無事に元のところには帰れないので、小さくても基本持ち帰ることにしている。
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今度こそと期待の中で上がってきたのは腹立たしいこいつ。
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場所を変えても、とにかく小っちゃい。
アカムツやクロムツは一体どこに? 

予報では昼過ぎから風が強まることになっているが、10時には既に結構強い北東風、波もいよいよ強まってくる。
そろそろここは諦め、岸側に戻ってオニ狙いでもするか。

その準備も終わったので、その間中深場では珍しく置き竿にしていた仕掛けを巻き上げにかかる。
すると、何やら掛かっている。
しかもいい引きだ。
上がってきたのは本日初の釣れて嬉しい魚。
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うーむ、こうなったらもう一投いってみようと、置き竿を始めた地点に戻りかけたが、バッタンバッタンと船底が波に叩かれる。
いや、白波も立ち始めたし、うねりも大きくなったので残念だが無理はよそう、とUターン。
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その後は、岸側の水深70~100mでサバタン餌のオニ狙い、続いて湾内に入ってタイラバもやってみたが、たまに相手をしてくれるのはフグのみで終了。

で、今日の釣果はこれ。
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次回からは、中深場も少しでも小物を避けるためにジギングにしよう。


ウッカリカサゴはしゃぶしゃぶ。
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中央のカマは、あとで雑炊にするので出汁とり用

小っちゃい魚を集めてユメカサゴ、オキメバル、キンメダイ、シロムツ、オオモンハタ、そしてタマガシラの六目唐揚げ甘酢あんかけ。Cas242838s

こうすると下手に大きいよりも美味しく食べられる。


美味しかったと言いつつも、往復15~20分も掛けて小っちゃいのばかりでは困りもんです。
大きいのと小さいのが同じところに居ると多分大きいのが先に来ますよね。
どこに行ったんでしょうかね。

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