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2024年10月 5日 (土)

エンジン艇で狙う伊東の魚


10月4日は伊東(井上丸)に釣行。

相次ぐ台風や秋雨前線のせいでなかなか海に出られるチャンスがない。
何度か予定を変更する中で、本日やっと弟を誘ってエンジン艇を借りての釣行となった。
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予報とは言え、これじゃなと思うほど目まぐるしく暴れまわる天気予報には既にあきれ果てているが、この日は大方の直近(前日夕方)の天気予報で1日を通して風は南西3m/s前後以下、雨は昼までは1mm/h以下、その後晴れとなっている。
やっとでられそうだ。

先ずは折角なので手漕ぎでは行けないサンハトヤの沖合で真鯛やハタの大物狙い、そして時間があれば後半は手石島周りでのアカハタ狙いも是非やってみたい。

どうせ雨があるなら、前半は沖流しでじっと我慢の雨の中でも良しとし、そして船の操船や恐らく根掛かった仕掛け外しや交換ですったもんだするだろうアカハタ釣りは雨の中ではやりたくないので後半にしようと考えていた。

しかし、艇に乗り込んで今にも広がってきそうな青空を見た時に、これならと先にアカハタをやることにした。

これが大当たりと言いたかったが、実は大外れ。
手石島に向かうや否やポツリポツリ、そして直ぐに土砂降りになる。
1mm/h以下なんてとんでもない。
もはや行先がどうのこうのという問題ではない。
艇に乗り込む前にこれならとっくに中止にしていたはずの酷い雨。
防水コーティングが剥げてしまったカッパなど風よけにはなっても直ぐに下着までびっしょびしょだ。
ただ、いずれは好転するという予報を信じてポイントに向かう。

昔は胴付き仕掛けにサバタン餌でカサゴ釣りをやったが、今更面倒な餌は使いたくないので昨日作った直リグ仕掛け(錘8号と15号の2種類)とやらに手元にあったクロ―系ワームを着けて落としていく。
水深27m。

すると直ぐにアタリ。
最初は早速根掛かったかな?と思ったが、これが直リグのアタリだと直ぐにわかる。
2dsxp248548s

この後は周期的にやってくる土砂降りの中でしばらく入れ食いが続く。

一方で、弟はサバタン胴付き仕掛けで何をやっているのか四苦八苦している。
しびれを切らして予備の直リグ仕掛けにワームを着けて貸したがこれもうまくいかない。
どうするの? と聞かれても五目漁師もよくわかっていないのでこんな風にと説明しようとする最中にも、それっキターっとこんな具合。

アカハタはベタ底、巻き上げの途中まで追ってくるのはオオモンハタ。
3dsxp248555s  

まだ8時を回ったところだが、もう十分釣ったのでそろそろマダイ釣りに向かいたいが、その前になんとか弟に釣って欲しい。
そうでないと、五目漁師 既に大漁、弟 未だに完ボのこのタイミングで場所を移ろうとはなかなか言いにくい。

やっと、マダイポイント方向の宇佐美方面の空が良くなってきたのを機に場所替えを決行する。

途中、アマダイをやってみたいという弟の注文で、アマダイでもなんでもいいからとにかく釣ってくれとの気持ちでカイワリポイントの沖、水深50~60m辺りを流したが、やっとイトヨリが1尾のみ。

そう言えば、五目漁師のアマダイ釣りはもとはと言えば弟に福浦を紹介されて始まったが、伊東のアマダイは1日頑張ってもせいぜい2、3尾だよと納得させて、同じく1日頑張っても1、2尾の真鯛狙いに向かう。

サンハトヤ前の水深60m~70m、ここからは弟はタイラバ、五目漁師は底近くはただ巻き、そのあと中層まではワンピッチジャークのジギングで真鯛やハタ、更には青物にも期待する。

いつも思うが、エンジン艇での流し釣りは本当に難しい。
ベイトに着いているハタやマダイなどの大物は別として、単独で海中を闊歩している大物との遭遇こそが五目漁師が望む釣り。

この遭遇機会(言い換えれば一投目マジックの機会)を増やすがために手漕ぎポートではどんどんとポイントを小(5,60m)移動する。
食いっ気のある大物に遭遇したかどうかは大概タイラバやジグを落として1投目で決まる。
それが故にフォール/リトリーブは3回を限度にしてどんどんとポイントを移動する。

手漕ぎではこんな具合だが、この頻繁な小移動がエンジン艇では難しい。
(うざいエンジン音と振動を辛抱してアイドリング待機すれば別であるが) バッテリーあがりを心配すると頻繁なエンジン始動は避けたいところであるし、手漕ぎに比べるとポイントに着いてから1投目までに何かと時間がかかってしまう。

ジグの投入に秒差で弟に遅れをとってしまったが、早いもの勝ちの1投目マジックで弟がついに掛けた。
何やら大物のようだ。

頼む、無事に上がってくれ。
ここは未だボの弟になんとか釣って欲しい。
頼む、上がってくれ。

たまにドラグが引き出されるところを見るとかなりの大物のようだ。
隣で祈りながら待った五目漁師のタモに入ったのは立派なアオハタ。
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よかった。
これで一安心。

午後に入ると予報通り雨はなくなったが今度は本来の南西風に変わり、次第に強まってくる。

風による適度な艇の流れは場所替え頻度を減らしてくれるので嬉しいが、白波まで立って来たので岸側にて一旦待機する。

しばらく風の収まりを待って再び沖に出る。
そして、またもや弟に1投目マジックのアタリ。
またやられてしまった。
上がってきたのはそこそこの真鯛。
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青物を期待して中、上層までシャクリ上げてくる五目漁師のジグには何度かメジが掛かったが全て放流。

この後は当初より予定していたポイントを急いで巡ったが、双方共に数尾のホウボウを掛けるに終わってしまった。
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で、今日の2人分の大方の釣果はこれ。
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アカハタのサイズもそこそこ(30cm超)ではあったが、何といっても立派なアオハタが素晴らしい。


そして、アカハタ三昧。
釣った日は、本来は放流サイズですよ井上丸のお兄さんに言われた小型のアカハタならではのパエリア。
8cas242672s

次の日はアクアパッツア。
9cas242690s

昆布締め。
11cas242680s

アボカド/レモンカルパッチョ。
10cas242685s

アカハタは身質がオオモンハタなどに比べると一段としっとり滑らかで美味しい。

 


当たらない天気予報ですが、考えてみると夕焼け空をみて予想する一種の観天望気も下駄を投げてその表裏で決める予想も明日の予想迄で明後日の予報まではしませんでした。現在の予報はスパコンで計算するとは言え10日先や14日先まで予想しますから凄いですよね。(なかなか当たりませんが)皆さんご存知かもしれませんが、最近になって気象庁のGPV(MSM)の予想が約3日先まで掲載されていることを知りました。従来の39時間先迄ではなかなか釣りの予定なども立てにくいですが3日先だと結構嬉しいじゃないですか。期待できそうですね。

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コメント

おはようございます
目まぐるしく変わる天気の中でも
海の中は優雅に魚は泳いでいる
そんな映像を想像してしまいますね
海の上は大変でしたでしょうが魚の顔を見れば
気にはなりませんね
何度も雨の中や波しぶきの中で釣りをした事を思い出し
懐かしくもなります
そんな中、良い釣果ですね
アオハタがデカすぎて写真では損をしていますが
2枚に分けたら大漁です
私も昨日、今日も釣り予定はダメ
明日に期待していますが
今朝の予報を見て悩んでいます
午後3時過ぎての南風の予報が早まっている
この予報では昼まで釣れるか微妙な状況
尚且つ午後1時過ぎてのマヅメ時であり
又、次の日からでは1週間雨予報
困りましたね

趣味人たけさん、おはようございます。

おっしゃる通り、この雨で釣れていなかったら退散でしたが
入れ食いでは戻るチャンスはありませんでした。
暇を武器に徹底的に天候に配慮して釣行日を決める私でさえこれですから
制限の中で釣りされる皆さんは本当に大変だと思います。

写真には載せていませんが小型を含めるとまるでカサゴ釣りと同様の釣れっぷりでしたが、やはり時合いはあるようですね、嘘のように食いが止まりました。
天気と同様に海中では海中なりに彼らにとって居心地の変化がありますね。

東伊豆に比べると東京湾側は1~2ポイント風予報が厳しいですから、伊東なら〇でも観音崎は×というのがよくありますね。
明日は正にそのケースのようです。

時期的には面白い時ですから、たけさんの釣りを楽しみにしています。

五目さんこんばんは

最近の天気予報にはほとほと困りますね。これだけころころ変わると予定を立てるのが難しいですね。ここのところ当日にならないと分からないし、下手すりゃ当日の天気予報もあてにならないですね。

自分は明日は休みで、3連休のどこかで出撃しようと考えてましたが、土日の予報が変わり過ぎて危ないので今日カイワリ船乗って来ました。

今日のカイワリは昨日は良かったのですが、(土日か悩んで日曜にしたのに)激シブで酷い目に遭いましたが、最後の最後にスレ掛かりのカンパチで帳尻を合わせました。

アカハタですが、オオオモンハタより美味いとは手漕ぎでポイント開拓ですね〜

五目漁師さん、こんばんは。
 
天気に翻弄されるのはボート釣りあるあるですよね。
僕も想定外のゲリラ豪雨に見舞われたことがあるのですが、たまたま大きめのパラソルを日除け目的で乗せていたため、その下に友人と二人で入って30分ほど我慢した経験があります。
そもそも、僕の前のボートは少し風と波があるときに速度を出すと飛沫がかかるので、レインウェアは夏以外は常に着ていましたけど、服の中まで入ってくるほどびしょ濡れになったことはなかったですね。そちらのエンジン艇はそれほど速度でないと言われていましたよね。艇が起こす波飛沫でずぶ濡れは未経験でしょうか?
 
アカハタの料理、素晴らしいです。僕はほぼ煮つけオンリーでした。
我が家族も青物は食べないくせに、ハタは食べるんですよね。
そちらにはマハタはいないんですか?個人的にはマハタが一番ハタ類で美味しいと思っています。

Kさん、こんばんは。

風の予報がバタバタするのは諦めてましたが、この日は雨予報まで大外れでした。
大外れが幸いして海上に出てしまったのが結果的には良かったのですが
普通ならあの大雨の中での釣りはなかったです。

明日こそ伊東は良さげですが、宇佐美に行かれたのですね。
カイワリは相変わらず気まぐれですね。

伊東でのアカハタ狙いは初めてで場所もよくわかっていなかったのですが
ポイントも釣り方も取りあえずは押さえました。
今度チャンスがあればお誘いしますので是非お付き合いください。
井上丸の話では今年は水温が高いので未だ釣れるとのことでした。

ぐっちゃん、こんばんは。

大粒の土砂降りで酷かったのですが、もっとひどかったのは私のカッパでした。
小雨模様の予報でしたので、ましなカッパは車に置いてきました。
びしょ濡れでも寒いほどではなかったですし、魚が釣れてましたのでなんとか辛抱できました。

もちろん、波がある時にスピードを出すと飛沫を浴びしまいますが、あまり遠くに出掛けることはありませんのでゆっくり走りますよ。

そう言えば、ぐっちゃんの根魚釣りで釣れるのはいつもアカハタでしたね。
羨ましかったですよ。
マハタを含めオオモンハタ、アオハタ、ホウキハタなど色んなハタが釣れますが珍しさも手伝ってか今回のアカハタは身質が一段と滑らかでしっとりとして美味しいと思いました。

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