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2024年10月12日 (土)

久し振りに会って伊東にLet’s go

 

10月11日は伊東(井上丸)に釣行。

先日、荒天で予定していた釣りが流れてしまい手持無沙汰のガルさんから誘われて訳もわからずファミレスに出掛けた。
すると、そこでお会いしたのは、かって大津のアジ釣り師として人気を馳せたヘビーサイズさんではないか。
変わらぬ豪快さに圧倒されつつ、当然のことながら懐かしい釣りの話が止まらない。
とんとん拍子でお互いに次の釣りではご一緒しましようとなった。

やっと好天の兆しが見えた11日に双方が気になっていた大津のタチウオ釣行が決まり盛り上がる。

しかし、当日の早朝(3時半)起床と同時に念のために最新の天気予報をチェックすると、危惧していた北風が午前中はのさばりそうだ。

大津ヤマダ電機前のタチウオポイントは北風には弱い(三角波が立ってヤバイ)と聞いていたのでLINE電話で相談し、急遽行先を伊東に変更することにした。

狙い物はタッチーから真鯛やハタに変ったが、ルアー主体の道具立てはあまり変わらないので荷物は殆どそのままで伊東に向かう。

実は、天候が怪しくなってきた前日にひょっとしたら、と事情は連絡していたので車中から井上丸さんに電話をし、無理な注文を聞いていただく。
しかも幸運なことに、エンジン艇が空いており借りられることになった。
(井上丸さんありがとうございました。)

と、ここまでは良かったが、いざ出艇してみると逃げてきたはずのこちらの海上も結構な荒れ模様。
大きなうねりを乗り越えながらに右に左にと重なる風波に翻弄されながら、やっと手石島北側のアカハタポイントにたどり着いた。
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これはすっかり静かになった帰り際の手石島

ヘビーさんはサバタン、五目漁師は直リグにクロ―系ワームを着けてアカハタの食いを待つが一向に反応はない。

そう言えば、前回も同じ場所で入れ食い状態からパタッと食いが止まったことを思い出し、ははーん、今回はタイミング悪くあの時の食いが止まってる状態にやって来てしまったに違いないと考える。

さすがに餌釣りのヘビーさんにはポツリポツリと放流サイズのウッカリンなどが掛かってくるが、五目漁師のルアーには全く反応がない。

五目漁師は、傍らで(高波の中をこんなところに連れきた五目漁師に、いや多分そうではなく久しぶりの大きな揺れに)少し気分が悪くなったとおっしゃるヘビーさんにこの調子で長居しても駄目かもしれない、と言い訳がましくブツブツと唱え始める。

ただ、この荒れ模様の海上を移動したくはないので今は我慢するしかない。
根回りを小移動したり、少し離れた根に中移動したりを繰り返すが、釣れない状況は変わらない。

そんな中で気づけば少しは波がましになってきたようなので、やっとサンハトヤ方向に移動を開始する。
時が来たのかドンブラどんぶらと移動中にもみるみる波は収まり、次第に艇速も速まってくる。

アジやタッチーの数ほどいる東京湾の船団とは違って、ハトヤ漁礁周りには2艇の乗り合い船が何を狙っているのかわからないがひっそりと浮かんでいる。
その沖合でマダイとハタを狙ってみることにする。

ここからはへビーさんはジギング、五目漁師はビンビンスイッチ風タイラバに切替える。

五目漁師に本日初めてアタリはイトヨリ。
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続いて、いい感じで上がってきたのはレンコダイ。
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そして、点々と場所替えをする中で五目漁師に今日一のアタリ。
やや緩めのドラグを出しながら上がってきたのは待望の真鯛(60cm)。
最後は横で応援してくれていたヘビーさんがタモ入れをしてくれる。
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楽勝。

一人の時はこのタモ入れこそが大物を掛けた時の最後の難関と言える。
それでもロングハリスに掛った大物を手繰ってきての最後の最後の難関に比べると、竿を握ったままでタモ入れができるルアーの釣りはこれこそがジギングやタイラバの妙味だと言えるほどのメリットだと思っている。

TVの釣り番組を見ていると、これが一流の釣り師かと疑うばかりに船長!船長!とタモ入れを催促する輩が多い。
大して大物でもないのに操船中の船長に当たり前の様に声掛けするんじゃねー、最後まで自分でやれ! と言いたくなってくる。

そういう意味でヘビーさんに掬ってもらった今日は楽勝だった。

今度は、先ほどから中層で頻繁にメジに捕まっては四苦八苦しているいるヘビーさんになんとか釣って欲しい。
聞くと、ヘビーさんは決してメジラーではなく、元々バスラ―だったとのこと。
道理で面倒そうにメジをバス持ちで引き上げたり、切られたラインシステムを組み直す姿にはその片鱗がうかがえる。

さて、そろそろ昼を回ったところで、白灯台側に戻って根魚や青物を狙うか、それとも再度アカハタポイントに戻ってその時合いに期待するかを迷ったが、取りあえず結果が直ぐに出るアカハタポイントに戻ってみることにする。

このころには海面も静かになり、すっ飛びモードでポイントに到着する。
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さてどうかな?
ヘビーさんが1投目のサバタン仕掛けを落とすや着底と同時に本日初めてのアカハタを掛ける、そして次もアカハタ、今度は型も良い。6dsxp248587s

そしてまたアカハタと、どんどん調子を上げてくる。
負けじとワームの五目漁師もやっと、怒涛の入れ食いモードに入る。
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サバタン餌で釣っているヘビーさんではあるが、元バスラ―としてルアーでアカハタを仕留めるというこだわりもあったようで、ここに来てそれも達成される。
この調子なら直ぐにクーラーボックスは一杯になるだろうと活気づいたが、そんな調子が続いたのはたったの10分か15分だった。

残念ながら、その後は嘘のように反応がなくなり2時過ぎに沖上がり。

で、今日の五目漁師の釣果はこれ。
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そして、ヘビーさんの釣果はこれ。
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大きな真鯛やハタが釣れた時の昼には定番のカマ茶漬け。
食べる前にほぐした身を茶漬けの上にのせていただく。
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鯛そぼろ。
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今回の真鯛は脂がノリノリで見るからに美味しそうだったのでハラミや骨についた身をすきとって鯛そぼろに。
マダイにはあまり関心のないヨメサンが自ら乗り出して作った料理なので、余程美味しそうに見えたのだろう。
あつあつのご飯にのせて食べると美味しい。

アカハタと真鯛の昆布締め比べは優劣つけがたい。
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アカハタの中華風蒸し。
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後半は無風、潮流も皆無で艇がピタッと止まったままで流れなくなってしまいました。
元々あまり動かない根魚、そこに動かないボートでは釣れるはずがないですよね。
そこで五目漁師はスイミングジグやジグヘッドでワームを投げ込んでみましたが泳がせている棚がつかめず難しかったです。同様にヘビーさんはあれはテキサスリグでしょうかを投げ込まれて恐らく底をとりながらの誘いで、見事に2尾を掛けられてボートが流れない時の対応をつかまれたようでした。

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コメント

天候を読んだ釣り場の選定から、波の状況に応じたポイント選択、魚の食い気に応じたポイント移動、ポイントごとの仕掛け選択まで何もかもがカンペキな一日ですね。特に「今回はタイミング悪くあの時の食いが止まってる状態にやって来てしまったに違いない」の読みが刺さりました。やはり魚を釣るためには、移動すべきか粘るべきか、最初の判断が一番重要ですね。

大ダイやアカハタおめでとうございます。いつもながらとても美味しそうです。私も中華風の蒸し物を作ってみようと思います。

お疲れさまでした。

今回はアカハタで固いお土産確保しつつ、きっちり真鯛を仕留めましたね。
お見事でした。
船外機での釣りにも慣れてきたのでしょうか。

それにしてもタイラバでの真鯛ですが、60㎝クラスしかあがらないのが不思議ですね。
youtubeの動画を見ていると型は小さいですが数釣れているのを見ますが、五目さんに限ってはアベレージが60なのが不思議でなりません。伊東の真鯛の生息数が少ないのでしょうか。

3連休も風強くて手漕ぎダメでしたね。自分は今週もカイワリ船でした。前半2時間はさっぱりで、後半あきらめ半分で例の細仕掛けの最小バージョンでやってみたら急に釣れだしました。細仕掛けだと大型がかかると呑まれて切られやすいのですが、案の定バラシ多数でした。
数は釣れませんでしたが、回りが釣れないなかでバシバシ掛けたので今回はまあ良かったです。

宇佐美では30mの浅場にかなりカンパチが回っていて、伊東でも釣れると思うので、今週こそ天気が良くなってほしいものですね。

paiatown2013さん、こんにちは。

今回の様に明らかに狙い魚や釣り方が異なる釣りを予定する時には
天気、潮、行程などを考慮してのコースどり、更に艇の流し方や艇の向きなどをどうするかは悩ましいところですね。

手漕ぎの時は特にそうですし、エンジン艇でもいろいろ考えしまいますよ。
まあ、それが手前船頭の流し釣りでの面白味でもあり、やり甲斐なのですが。
そんな中でやはり一番訳が分からないのが、paiatown2013さんが得意とされる潮流対策ですよ。

Kさん、こんにちは。

なかなかポイント探索が難しく、基本は手漕ぎの経験が元になっていますが
アカハタはやっと自分なりのポイントや釣り方の最低限はつかめたような気がしています。
ただ、エリアはエンジン艇で広がりましたが、流し釣りとしてはまだまだ手漕ぎ有利は変りません。
仮に同じ場所に手漕ぎで行けたとしたら、この数倍は釣れると思いますよ。

真鯛は特に大物を選択的に釣っているわけではありませんが、もしあるとしたら
私の興味が常により深い方に向いているということくらいですかね。

カイワリ頑張ってますね。
たまにはコマセ釣りもいいなとは思っているのですが、フグの話を聞くと足が止まってしまいます。
因みに、今回の釣りでは一切フグのお目見えはありませんでした。
代わりに、両名ともウスバハギに道糸を高切りされましたが。

井上丸は週末でも運が良ければエンジン艇が空いているようですから、是非タイミングを合わせてご一緒下さい。
アカハタ、自信がありますよ。

お疲れ様でした。

なんとヘビーさんとご一緒だったとは羨ましい!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

しかも直前のプラン変更にもかかわらずお二人とも美味しい魚が大漁ではないですか!
再会のめでたさに大輪の花が添えられたようです。

3連休はどこも風が強く厳しい状況だったようですが、その前に出られたのも良かったですね(それでも風は吹いたようですが)。

僕は日曜に大津に出ましたが、久しぶりの修行釣りで結果も散々でした。でも今回の記事の華々しい赤い魚達の釣果写真を見てると凹んだ気持ちがアガりますo(^○^)o

エンジン艇で複数乗船での、笑顔を交わしながらの釣りは格別に楽しそうですね。

良いニュースのたくさん詰まった記事をありがとうございます!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

HEPPOさん、こんばんは。

共通の趣味が取り持つ人の繋がりって強力ですよね。
紹介してくれたガルさんはあの当時には釣りもブログもやられてはいませんでしたので、私もびっくりしました。
当然HEPPO さんの話題もありましたよ。

元々は大津のタチウオ狙いの予定でしたが、HEPPOさんからお聞きしていたヤマダ電機前の風の怖さが頭にあり今回の変更になりました。
結局これが大正解になりました。感謝です。

他の魚も皆無ではありませんが、アカハタってこんな釣れっぷりを見せてくれる魚だとは思いませんでした。
バタバタっと来ては嘘のように釣れなくなってしまいます。
ところが釣り方を変えたりするとまた来たりと、まだよくわかっていません。
今年は水温が高いのでまだしばらくは釣れそうと聞いています。

こんちわ(^^)

あの時、師匠が私の背中を蹴ったおかげでこんな素敵な再会になりましたね(笑)
しかしアカハタ良いなぁ…食べ…釣りたい
当時あれほど通った伊東は今やとても遠く感じてなかなか足が向きませんが久々に行きたくなりましたよ!
ついでに手石周りでイカも試して欲しかったでーす!

ガルさん、こんばんは

蹴ったお陰ならまた蹴ろうと思います。
ありがとうございました。

外洋まで出かけて大物を釣られるガルさんをなかなか私が操船する艇にはお誘いしにくいですが、機会があれば湾内の小物釣りも面白いですよ。

場所の限界を除けば、イカは手漕ぎがいいでしょうね。

(すみません、敬称が抜けていましたので修正しました。20/15 21:04)

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