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2024年9月 8日 (日)

久し振りに伊東の海の様子見

 

9月7日は伊東(井上丸)に釣行。
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当日になるまで昨日の予報など全く関係ないというほどに大きく変わり続ける天気予報に翻弄されてやっと今日になった。

天気予報に関しては、一般的(旅行や野外行事など)には晴れか雨かの注目度が高いが、風の強さや方向は二の次であろう。
天気要素の中でも、風の予報が一番難しいことは分かるが、釣り師からみるともう少しなんとかならないの! とついつい嘆きたくなる。

さて、海の家が忙しい海水浴シーズン中はボートの貸し出しは休業状態であった井上丸。
やっと再開したが、この間、もう1ヶ月も海の様子がわからず、カイワリは?フグは?サバは? と気になる中で、自分的には変化があまり気にならないタイラバとジギングの流し釣りで一旦様子見をすることにした。

といっても、コマセ釣りをするわけではないので、今日も一緒になったKさん(コマセ釣り)の釣果次第で次の釣りを決めるといったガン見の日和見作戦だ。
うしし、Kさん頑張って!

天気を待った甲斐があったのか、なかったのか、今日は寧ろ風がなさ過ぎてボートが流れてくれないのではと心配したが、潮流で良い加減に流れてくれる。

しかし、意に反して1か月前に比べるとベイト反応が薄い。
やっと見つけた反応の中にビンビンスイッチモドキを入れてゆっくりと巻き上げてくるとガツン!
手元に響く急なアタリに反射的に合わせを入れてしまった。
ジギングと交互にやっているとよくやる間違いだ(?)。

通常のタイラバに比べるとヘッドに並ぶようにラバー部があるビンビンモドキでは、ラバー部にまとわりつくジラセアタリよりも、一気にガツンとくるこの手のアタリが多く、ついつい咄嗟に合わせてしまうが、もしかしてこの動作でもよいのかもしれない。

ここは逃がした魚を追うべく直ぐにモドキを落とし直す。
すると、やっぱり食い直してくれた。

上がってきたのはオオモンハタ。
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ベイトの真っただ中にルアーを入れて掛かってくるのはハタの中でも、きってのフィッシュイーターと言われるオオモンハタが多い。

この後は少しずつマリンタウン方向に流していく。
途中何度かアタリがあったが掛かるまでには至らない。

9時過ぎになってカイワリポイントのKさんの様子見にお伺いすると、結構アタリはあるものの、カイワリが小さいとのこと。
動向が気になるフグはどこかに行ってしまったのか居ないらしい。
もともと秋口に盛んな魚なのでこの高い海水温(今日は28℃)から退避中なのだろうが、もう戻って来るな!

さて、続いてマリンタウン側に近づいていくと多くのセーリングクルーザーが行き来しているのに気付く。
やがてプホーンのエアーホーンの音と共に下手くそに並んでいた12、3艇のセーリングクルーザーが弱い風の下、これもまた一斉にとは言い難いが上(カミ)マークを目指してスタートラインを切っていく。
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上、サイド、そしてスタートラインの内側に三角形に打たれたブイを恐らく2周するレースの始まりだ。
五目漁師も昔やっていたのでわかっているが、彼らは今はボートから遠ざかっているが、やがて90度のタックを入れてこちらに向かってくる。

不運なことに3つのブイからなる三角形のエリアが、ここでマダイを狙おうと昨夜から作戦を練ってきたエリアをすっぽりと覆ってしまっている。
どうしよう。
ただ、今は悩むより先に、先ずは彼らが向かってくる前にこのエリアから離れないと巻き込まれてしまう。
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上マークのブイを回るレース艇

一番安全な上マークの風上側は、恐らく水深が60m以上もありそうなので手漕ぎボートのエリア外になってしまう。
仕方なく、期待していたこのエリアでの真鯛狙いは諦めて、朝釣った港方向に再び向かうことにする。

途中、中層で掛かってきたメジはリリース、
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そして同じく中層で大物をかけたが、ググッ、ジジッとドラグを引き出されながらの攻防の末にバラシてしまう。

しばらくしても残念なバラシの余韻を引きずりながらジグをワンピッチジャークで巻き上げていると、再びアタリ。
今度も結構な引き。
ここは慎重にいこうとドラグを寧ろ少し緩める。

たまに思い出したように穂先が引き込まれるが、多くは重量感のみなので多分ハタだろう。
海中に浮かんでくる魚影はいつも一回り大きく見えるが、予測適中のハタだ。
我が家では一番歓迎されるハタ、しかもでかい。
朝方、大型のホウボウを不用意に抜き上げようとして船べりに当てて逃げられていることもあり、少し離れて風上側に浮かんだアオハタを慎重引き寄せながらタモどりする。
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やったね。
情けなくもまだ先のバラシの無念さを引きずっていたが、あの大物のバラシがあってこそのこのアオハタ、と自分に言い聞かせる。

今日は1時が干潮。
出発前から干潮の前後は風も緩むことになっているのでじっくりと攻めようと考えていた港前の根回りをコマセ釣りを終えてやってきたKさんと一緒に流す。

ここでもやや大物の中層バラシが1度あったが、結局、イトヨリとホウボウを掛けて納竿。
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今日は、最初のオオモンハタを除いてはジギングの釣果だったこともあり、底よりも中層で掛かることが多かった。
で、今日の釣果はこれ。
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カイワリ×3はKさんからの頂き物

因みに、Kさんは小型のカイワリの多くはリリースしたと言いながらもカイワリ、真鯛、ハナダイなど、さすがの釣果。(写真は撮り忘れ)
お陰でカイワリをいただく。

次の日の昼食にアオハタのカマの塩焼き。
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夕食にアオハタのカルパッチョ、
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オオモンハタのムニエルバジルソース。
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カイワリは群れが変わって小さくなったようですが、フグがいなくなっているのは朗報ですね。

昨年は青物がさっぱりでしたが、今年はどんなシーズンになるのか楽しみです。
天気次第ですが、次回はカヤックの仲間と西伊豆釣行を予定しています。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

あはようございます
異常気象と言われていますが
海の中は季節通り流れているように見えますね
ゆっくりとした流れですが少しづつ暖かい海域の魚が顔を出す
五年後、10年後には半分変わりそうな気がしますが
10年振り返ってわかるような
東京湾でも20年周期でアジとサバが入り変わり
今、イシモチなど消えつつあります
私の好きなワラサでは東京湾沖から始まり
剣崎沖、そして観音崎に入ってきています
水温の上昇につれてきているような気がしますね
伊東の海の10年先はどうなるのか
ある意味では楽しみです

趣味人たけさん、おはようございます。

伊東で減ったのはサバ、ソウダ、シイラ、青物、増えたのはサバフグ、各種ハタ、新たな登場はシロアマダイですかね。
大津でも今年は食べごろサイズのアジを釣るのが難しくなっているようですし、私は嫌いでしたがイシモチは今や幻の魚、逆にタチウオは釣りやすくなっています。
先日は大津で海水温の30℃超えを初めて見ましたが、
魚種の移り変わりが少なからず、直接的にまたは間接的に水温の上昇に関係しているのは確かだと思っています。
秋から冬にかけての水温も当然高いでしょうから、様変わりが期待できますね。

お疲れさまでした。

当日は魚の活性は余り良くないかと思ってましたが、ルアーでそれだけアタリがあるのならそれほど悪くもなかったのかもしれないですね。
マリンタウン方面で出来てれば、釣果ももっと良かったかもしれませんねー

自分も振り返ってみると、ヨットがいたおかげもあってタイミングも悪く土曜日は状況判断が悪かったように思えます。あれだけ魚が小物ばかりなら他にやりようがあったと反省です。

カイワリも数少ない型の大きいのは棚が高めだったので、高めのタナだったかなと今考えてます。

今回の収穫は伊東港方面にも五目さんがマーキングしているポイントがあること、ズル引きタイラバでタイが釣れたことですね。
ズル引きだと根があれば分かるので、ポイントも分かるし一石二鳥ですね。

今回は色々反省点が多かったのでリベンジしてきますよー

あと帰りまた送って頂きありがとうございました。

Kさん、こんばんは。

お疲れさんでした。
この日はタイラバよりもジグで中層のアタリが多かったです。
ジグでは底はただ巻き、中層はワンピッチジャークで青物狙いの積りなのですが、ハタもホウボウも底ではなく中層で掛かってきました。
底でジグを見つけて中層まで追ってくるようでした。

ああゆう行事(ヨットレース)は普通は日曜日が多いと思いますし、今まで何度か見ていますがもう少し宇佐美側でやっていたように記憶しています。
もろに、流しのエリアに被っていましたね。
連れのTさんなどはあそこでしかやらないというほどのお気に入りの場所です。

港前付近は小さい根が点在していますので、ハタ類は多いですよ。
他に、以前タチウオを釣ったりヒラメを釣ったりしたポイントにマークを入れています。

今回の収穫はKさんのお陰でフグが少ないことが分かったことです。
そう言えば、ルアーにも1匹も掛かりませんでした。
いずれ戻って来ると思いますので、それまでにカイワリやハナダイを釣っておきたいです。

頂いたカイワリは昨日漬け丼でいただきました。
ありがとうございました。

自作ビンビンが引き続き大活躍ですね。オオモンハタ、マハタ、ホウボウといつもながら豪華な釣果おめでとうございます。

五目漁師さんの釣行を読んでいるといつもそうなのですが、何か想定外の状況が発生した時の修正力がすごいですよね。私の場合はコマセ釣りメインなので修正が効きにくいというところはありますが、何かあった際にはジギングやタイラバも視野に入れて修正できるよう引き出しを増やしていかなければと思います。

paiatown2013さ、、こんばんは。

赤や黄、彩色豊かな釣果は東伊豆の特徴ですね。

修正力ですか? もし、私に何かあるとすれば、ねちっこさと、新しもの好きですかね。

観音崎のルアーは私にとってはトラウマです。
あの流れの中での流し釣りは、ルアーを入れることすらできませんが、潮が緩んだ時のピンチヒッターしてタイラバ、アンカーを入れたままなら青物狙いのジギングをお勧めしますよ。

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