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2024年5月 5日 (日)

感謝感謝のいただき釣り

 

5月3日は伊東(井上丸)に釣行。
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今回も、示し合わせたわけではないがKさん、連れのTさんとご一緒させていただいた。

最近は貧果続きで釣りの内容がないものだから、毎回、記事の前置きが長く長くなっている。
今回は、いよいよテンパってしまった感じすらする。

振り返ってみればブログを始めてもう12年になる。
そもそも自分記録として始めたので、釣れようが釣れまいが自分の勝手、他人に見て頂くも無視されるも知ったことではない、、、、なんて、ないない尽くしで通る建前でやってきたが、実はそんなことはない。

正直、少なくとも人並みに、あるいは多少なりとも良い釣りをするのが前提でなければ、その日の釣り方や使った仕掛けやタックルを記したところで、そんなものは参考にしない方が良いとなってしまうし、たまにはボや完ボ記事も面白いがいつもそれでは本人はもちろん、読んで下さる方でもついには辟易としてしまう。

自分では意識はしていないが他の釣り師との比較から、最近では、勘の悪さ、集中度、もちろん魚を探し/集める、掛けて、巻いて、そして手繰るなど、個々の釣り要素への対応など、所謂釣り力の衰えを感じざるを得ないこの頃。
更に、ボート上でのオットットの危ない動きへの苦笑いの頻度も増えている。

これ以上こんなことを記してみても仕方がないが、まだやれるだろうか? まだもう少しやってみよう、・・・。

さて、前置きはまだ続く。
大型連休も後半に入った。
365日連休の五目漁師は、わざわざこんな時に出掛けることはしまいと考えていたが、連休後半に娘家族がやってくるらしい。

ならば、とっておきの自己満釣り魚料理をご馳走せねば。
もちろん今ならカイワリに決まっている。
今年はどうしたことか3月から釣れ始めたカイワリが他の魚との賑わいの中で未だに良く釣れている。
可愛い孫のためならどんなことでも厭わない、なんて見え見えの御託を並べながら渋滞の中に突っ込んでいく。

さて、結果は如何に? 
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写真撮り忘れで、鱗をとった後に慌てて撮り直し。


どうだ!
お見事、正にご馳走をするに飽きず美味しくいただける十分なこの釣果。

カイワリの握り、
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カイワリの押しずしと味比べ、
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子供たちが大好きなハタの天ぷら、
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そして焼きアジのサワーソース。
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さて、やっと釣りの話に入ろう。

連休とはいえ、行きはまだ夜明け前の街道。
それでも一応は警戒して、いつもより20分ほど早めに出発したが、寧ろトラックなど商用の車が少なかったお陰でいつもより早めに一番乗り。
5時半丁度に岸払いする。

漕ぎ始めると直ぐに、このところずっと濁っていた海水の濁りが解消し本来の伊東の海を取り戻していることに気付く。

これは、やばいかも。
このところ長く続いた濁りのお陰で色んな魚の食いが活況を帯びていたと思っていたのだが。

その心配が正しかったのか、魚探には良い反応があるにもかかわらず魚は掛かってくれない。
周りのボートも同じ状況のようで景気の良さそうな声は聞こえてこない。

近くのKさんからは、そもそも今年はあの濁りのお陰で良く釣れましたが、寧ろこれがこの時期の本来の伊東ですよね。
その通りですね、と答える五目漁師には7時半頃にオオアジ(46cm)が1尾掛かってくれたきり。
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あとは時々小フグのみ。
小フグと呼べば聞こえは良いが、全くこいつらだけは、憎さ余ってさらに100倍憎々しい。
釣れるだけならまだしも、既に今日も仕掛けの多くを消費してしまっている。
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これは前回のではあるが、やられてしまった種々の仕掛けの巻きがら。
更に針のみ付け替えも相当数がある。

今日の五目漁師はどうしてもお土産が欲しいので次第に焦ってくる。
9時にはソワソワし始め10時前にはとうとうお目当てのカイワリを諦めて、沖の流しでハタか真鯛を狙うことにする。

後ろ髪を引かれないようにばっさりと切ってしまうかのように、バケツに未だ半分ほども残っているアミコマセをバッサリと放ってしまう。

しかしここでトラブル。
ジギングの準備をしようとしたところ、リールのバックラッシュでラインがスプールに絡んでしまった。
焦りの中の焦りでイイーッとなればなるほど深みにはまり、挙句の果てにリーダーを引きちぎって諦めてしまう。

こころもとないが、ここはタイラバ一本で攻めるしかない。

当初は風は弱め、沖に払い出す潮ではあるが、いい感じでボートは流れてくれるので、今にも来てくれそうなアタリに期待したが、巻けども巻けども何の兆しもない。

そんな中、五目漁師と同様にカイワリは諦めて流し釣りでシロアマ狙いを始められたKさんから、ベイト反応にジグを入れてハタをゲットしましたよ、と電話が入る。
ハタの中でも飛びっきりのフィッシュイーターと言われるオオモンハタはベイトの真っただ中で釣れることがよくある。
五目漁師も駆けつけてタイラバでやってみるがそううまくは行かない。

再びKさんとは離れたが、やがて南から風が入ってくると、海面は小さな三角波が立ち、にわかに騒々しくなってくる。
しまった、これが有るなら今こそカイワリが良かったかもしれない、と岸側に見えるボートの成り行きを想像してしまう。

実は、あとで分かったことだが、同じことを考えられたKさんは朝の部で五目漁師以上にふんだんに撒かれて少なくなってしまった虎の子のアミコマセを(これは作戦で)捨てずに持っておられたようで、この時合いにしっかりとカイワリポイント戻られてまんまと帳尻合わせに成功されている。

沖上がり後に話すとおもしろいことに、五目漁師は海がいい感じなってきたにもかかわらずタイラバには一向にアタリがないために、やっぱりコマセ釣りも良くならなかったに違いないと考えていたが、KさんはKさんでこちら(コマセ釣り)が良くなったので沖流しもきっと良いだろう、五目さんは大物を・・・と考えておられたらしい。

残念ながら、マダイを諦めた五目漁師は最後の1時間半を例の大物根魚に拘って根回りを徹底的にタイラバで流し、いや根を串刺しにするかのように(意固地になっているのは自分でもわかっているが))攻め立てていた。

いつの間にか風も止み暖かい日差しの中、余りにも反応がない流しに嫌気がさしてふと気づくと、澄んだ海中に差し込む光とゆったりと揺れる海面が織りなすまるでオーロラのような海中の景観が素晴らしい。
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見惚れてしまい、しばらくはこんな写真を撮って楽しんだりもする諦めの境地。

その後も最後まで流し続けたが、とうとう今日も駄目だった。
がっくり。

定刻に沖上がりすると皆さん口をされるに、昼を過ぎてからのあのタイミングにバタバタと来たらしく結構釣っておられる。
中でもさすがにKさんの釣果は素晴らしい。
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驚いたことにKさんは、なんと明日もやりますよ、と既にホテルは予約済みとのこと。
さらにさらに、五目さん私は明日釣れなかった時の保険分だけ残ればいいですからよろしければ持って帰って下さいとのお声掛け。

いつもなら自分で釣ってこその釣果ですから、と大概はお断りするのに大きな声で、欲しい!と言ってしまった自分に驚き。

で、冒頭の釣果になった。
五目漁師は大アジ1尾のボ。
Kさん、ありがとうございます。
これで伊東の美味しい魚を娘家族に堪能してもらえます。



良いのか悪いのか、確かに濁りが去って釣りは難しくなったようですが、魚はいます。これからは狙い魚も迷いますし本当の勝負ですね。
先日、とうとう50cm弱のシロアマダイを釣られたご一緒させていただいた連れのTさんは、この日もジギング1本で攻められたようですが、不調で早上がりされました。
この日は沖流しは皆さん不調だったようです。
何れにしても伊東の海、楽しいです。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

五目漁師さんこんにちは!
先日は早上がり失礼いたしました。
エソしか釣れない上に風が強く心がポキッと折れてしまいました。
魚探にはいい反応あったんですが、
ダメな時はダメなんですね。
またご一緒させて下さい。

お疲れ様でした!

五目さんは積み上げた釣力が高過ぎですから、多少のスランプでも落差が大きく感じられるのかも?
端から拝見していると、今もひとかどどころではないスーパーフィッシャーマンですよ♪
ブログの「五目漁師節」も毎回例外なく楽しませていただいてます(^_^)>。

しかし、KさんのGW連泊釣りは凄い気合ですね!その気合に当てられて、僕も電車釣行+前泊スタイルに興味が湧いてきました。釣行の選択肢が増えそうです。

娘さんご家族にカイワリフルコースをふるまえて良かったですね!
こういう成り行きは、全部ひっくるめて五目さんのご人徳の成せる技と思います。

それにしても、あの濁りは一時のものだったんですね。てっきり毎年の春濁りなのかと思っていました。
(ただお昼過ぎというと上げ七分。上げ潮で底潮に濁りが入ってきた可能性もあります)

でも、今回のお話を聞いて「それなら澄み潮で口を使わないカイワリ」へのリベンジがまだ可能なのでは?と少し気合が入ってしまいました!o(^o^)o

来年の冬までリベンジの機会が無いかと思いましたが、ちょっと楽しみです。
(釣れる自信があるわけではありませんが(笑)

しかし、本来の伊東に戻ってきたとなると、サバ・ソーダ群も来るかもしれないですね。
5月の伊東、どうなるんでしょう?目が離せません!

マックの釣れないTさん、こんばんは。

KさんとはTさんは釣り過ぎて早上がりか、釣れな過ぎて早あがりか、どっちかですね、と話していました。
私の方も根回りでは結構なベイト反応があったのですが、なんとアタリは一度もなかったです。 もちろんエソもフグも。

次回は、何れにしてもコマセ釣りか沖流しかどちらかに絞りスランプ脱却ができればと思っています。

HEPPOさん、こんばんは。

井上丸は皆さんの釣果のお披露目がありますから、それを見て納得したり、次はああしよう、こうしてみようと凄く参考になります。
オーシャンのオヤジさんもそうでしたが、ボート屋さんご自身が釣りに興味をお持ちですから情報交換の輪が広がりやすいですし、そんな間に既に次の釣りに思いを馳せてしまいます。

Kさんの行動力には驚きますが、ボート上でのその時々の対応や場所移動、ターゲットの変更などにも一々感心してしまいます。

海面水温はとうとう20℃を越えましたし、一気に澄み潮に変わりました。
魚の様子や種類が変わらないわけはないですから、釣り師も新たな勝負ですね。
相手が、そしてその様子がどんどん変わりますから飽きるわけがないですよね。

お疲れさまでした。

今回のカイワリは脂ののりも比較的良く、美味しく召し上がって頂けたのではないでしょうか。また相変わらずの素晴らしい料理ですね。

五目さんの最近のスランプですが、元々の基準が普通の人より高いので余りお気になさらずに。また大物をバンバン釣って下さい。

当日の午後からの地合いですが、南東の風が急に吹いて釣れ出し、次の日も同じように午後から風が吹いて波が立ち始めました。
余り意識したことは無かったのですが、伊東は午後から風が吹きやすい場所なんですかね。
そうだとするとオヤジさんの言ってた伊東は午後からだというのと辻褄が合うんですよね。
井上丸の店主も午後から南が吹くと良く言っているので、これからちょっと地合いと風との関係をチェックしたいですね。

久しぶりに毎週出撃の連休恒例連チャンしましたが、今回は色々と勉強になりフグ対策もちょっと見えてきたように思います。

今年はフグも多いですが、他の魚も多いように思うのでどんな年になるか楽しみです。

すいません、また名前を忘れてました。

釣果は残念でしたが、Kさんのおかげでステキなおもてなしができてよかったですね。これは次回、何が何でもKさんにお返しする魚を釣らないとなのでハードル上がりますね(笑)リベンジを楽しみにお待ちしてます。

Kさん、おはようございます。

先日は本当にありがとうございました。
おかげさまで新鮮な魚料理できました。

伊東や網代では予報に関係なくこの時期には昼過ぎから嫌な南寄りの風が吹きますね。
(もう少し日照りが強くなると今度は10時ころから東風が強まるようになります。)
アンカーを打っているとまだしも南東風の流し釣りではどんどんボート乗り場から離れますので気になります。
もう少し西寄りに吹いてくれると南側の岬の陰になるのですが、逆に丁度岬を回り込むように吹くために灯台側に近づくと東寄りの風に変わり、追っかけるようにして吹いてくるようです。

昼からというのは、海面のざわつきや光の入り方などが影響しているのかもしれませんね。

あっという間の濁りの解消には驚きました。
あの濁りの中だと釣り師によって頻度の差はあれ、仕掛けを垂らしているといずれ何かが来そうな気がしましたが、今は違いますね。工夫しないとフグの餌食になるだけです。
おっしゃってたように、これからが本当の勝負時だと思いますし、私には何よりも魚種が多彩になったのが一番の楽しみです。

paiatown2013さん、おはようございます。

持つは、上手い釣り友ですね。助かりました。
既にアカムツでお返しを頼まれていますので、中深場にご一緒できればと思っているところです。

潮が変わりましたので今後どうなるか?ですが、paiatown2013さんの参加をお待ちしていますよ、是非一度いかがでしょうか。

お誘いありがとうございます!中深場のタックルは持ってないのでちょっと参加できないですが、アカムツは本当に憧れの魚ですね。あんなの釣れちゃったらどうしましょ。とりあえず記事を読むだけでも毎回ワクワクしてますので楽しみにお待ちしてますヽ(*´∀`)ノ♪

paiatown2013さん、こんばんは。

なるほど、中深場は道具もやや特殊ですから先ずは、伊東のカイワリ釣りはいかがでしょうか。
真鯛釣りの名人さんにとっては役者不足かもしれませんが、美味しい魚ですし、数は少ないですがマダイもいますので遠慮せずに釣って下さい。
ご案内させていただきますので、その際にはご連絡下さい。
楽しみにしています。

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