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2024年5月

2024年5月27日 (月)

残念!アカムツ狙いがシロムツ一色に

 

5月26日は網代(亮知丸)に釣行。
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3バイある亮知丸のエンジン艇は人気があり、土日は1か月以上も前から予約で空きがなくなってしまう。
このために、天気が見えてくるまでは手を出せない五目漁師には週末に乗るチャンスはない。
と思っていたのに、今度の日曜日に限って1週間前になってもまだ3バイとも空いている。

こんなことは初めてのこと。
津波の日とか、海賊の日とか、いやお魚愛護の日とか何か誰も乗らない理由があるのだろうかと、怪しげに思いながら予約状況の表をチェックしていると、4日前になってやっと1パイが埋まった。
ヤバイ!覚悟(?)した五目漁師も慌てて予約を入れると残る1パイにも直ぐに予約が入り、あっという間に満パイになってしまった。

当日、亮知丸のお兄さんに何かあったの? と聞いてみたが、うーん今回に限ってね・・・ということで特段の理由はなかったようだ。
土曜日はともかく、日曜日なら今後は狙える兆しかもしれない。

4日前と言えば、五目漁師としてはややお手付き気味ではあったが、幸いにして以後天気予報は寧ろ良くなる方向に変わり当日は一日中今までにない好天に恵まれた。

そんなこんなで、週末にしか出られないと思い当たる仲間にはお声掛けしてみたものの、皆さん釣り〇〇なだけあってこんな日にちが迫ってから釣り予定がないお方などは居なく、結局は1人行になってしまった。

さて、今回は釣りの内容はないし、写真も殆ど撮っていないので早速釣果からいこう。
もちろん狙いはアカムツの一点張りだった。
にもかかわらず釣果はこれ。
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奥の方にアカムツ狙いの外道の代表、ユメカサゴ*、オキギスやスミヤキも見えてはいるが基本はシロムツ一色。
食べれば、癖のない白身の美味しい魚ではあるが、サイズがサイズだけに水深200mでは、殆ど引きが感じられない、(そもそも最大サイズが25cm程度なので)これ以上の大きさは期待が持てないなど、釣って楽しい魚ではない。

阪神の岡田監督風に言えば、
おーん、シロばっかりやからな、こんなもんばっかり釣っとったらあかんわな、おまえ。
ここでアカがひとつでも混ざっとったらな、お前。
期待しとったが、自然のことやからとゆうてもこんな不調が続いたらな、お前。
おーん・・・てところだろうか。

書いてもアクセントなんかは関西人にしかわからんやろな。
知らんけど。

で、シロムツばかりだったが実は一投目マジックか!? と早々に気持ちを高ぶらせてくれたのはこいつだった。
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アカムツ用のドラグ設定では滑ってばかりで巻けないので、少しずつ何度も締め直しながらやっと上がって来た。
途中からは奴かなと懸念はあったが、せめて写真でも撮ろうとカメラを探しているうちに幹糸まで切って落とされ安くはない錘ともさようなら。
幸先悪し。

次にもう一度こんなのが掛かったら直ぐに場所替えをしようと思っていると、あに図らんやこのシロムツモードに入ってしまった。

なんとかしようと、この海域での五目漁師の実績から魚探にマーキングしている数か所を巡ったが、どこに行っても今日はシロ一色。
出艇前に亮知丸のお兄さんに聞いたところ、ここにきて色んな魚が釣れてますが、アカムツは何故か釣れてないようですと言われた通りになってしまった。

-250m~-300mの中深場ともなると、仕掛けの上げ下げに一回当たり最低でも15分~20分はかかってしまう。
そんな中でこの数だから正にシロムツの入れ食い状態だったと言える。

今まで、魚が掛っているかどうかがわからず、何となく怪し気に上げてくるとシロムツが釣れていることが多かったが、おかげで今や微妙なアタリをとって、これはシロムツ、これもシロムツと確信して巻き上げてこられるシロムツ名人(殆どがシロムツなので当たってあたり前なのだが)になった。

網代は午前中が比較的静かでも昼を過ぎると南寄りの風が吹き始め、岸側に戻ることが多いが、今日は珍しく一日中静かな海況が続いた。4dsxp248284s 

しかも、海面や逆に底だけの潮流もなく、水深300mでも100号の錘が殆ど真っすぐ落ちていくほどの状況だった。
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実はアカムツ期待が大きかったのには理由がある。
釣行前に調べてみると、これは今回と2日違いの昨年、5月24日の釣果写真。
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ついでに、この日の伊東港の潮回りを今回の潮回りとを比べてみたがよく似ているではないか。
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本日、2024年5月26日の潮汐図
(SmailNetBBSのホームページよりコピー&ペースト)

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昨年、2023年5月24日の潮汐図
(SmailNetBBSのホームページよりコピー&ペースト)

単純だが、こんなものを見ると期待が膨らまないはずがなかったというわけだ。

朝一、出艇の前にスロープで立ち〇〇をした時に今日は濁りがきつい、これでは海底では餌が見えないかもとの心配をしていたことを思い出す。
水圧変化のせいではあるが、シロムツのあの飛び出た目玉に秘密があるかもなどと、なんとかシロ1色でアカムツが釣れなかった理由を見つけたがっている五目漁師。

話は変わるが、今日はカヤックの仲間が西伊豆で釣っているので、帰りに早川のセブンイレブンで合流することになった。
お見せしたいものがあると聞いて、大物でも釣られたのかなと楽しみにクーラーボックスを覗き込むとなんとこれ。
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全体的には不調だったが、最後のわずか30分の時合いで2尾掛けを含め立派なアカムツが4尾(一尾は既に嫁入り)だったとのこと。
シロじゃ束になってかかっても勝てないアカムツが羨ましい。


で、幸運にも食味関してはアカよりもシロがお好きなヨメサンに胸を張ってシロムツ尽くしの料理をご馳走する。
シロムツのバジル&イタリアンパセリソースのカルパッチョ。
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続いてシロムツのひすい和え、
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そしてシロムツとユメカサゴ*の唐揚げレモンソース。
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陽気良し、海況良しの申し分のない日和でしたが正にどこに行っても直ぐにシロムツが釣れてきました。着底すれば直ぐに、そして2尾掛けも何度かありました。アカムツが居ても先にシロムツが食ってくるのでしょうかね。もちろん、棚も底から5mくらいまでは探ってみましたがいつでも、どこでもシロムツでした。

*:コメント欄により間違いのご指摘があり、アヤメカサゴをユメカサゴに修正しました。 (24.05.28 20:03)

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2024年5月19日 (日)

やっぱりフグとは戦えない

 

5月18日は伊東(井上丸)に釣行。
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朝が早くなったので熱海を越えた辺りで日の出を迎える。

伊東のカイワリシーズンも一段落したので久しぶりに網代の中深場を予定したが、エンジン艇の空きと天候とのANDが取れずどんどん日にちが過ぎていく。
で、結局は今日の伊東でワンクッション置くことにした。

先日、仲間のYさんがとうとう30cm超のカイワリを上げられたので、当然のことながら狙いはそこ。

先に型の良さそうなのを片っ端からバラしたこともあり(竿のせいでバラしているわけではないことぐらいは分かっているが、縁起担ぎもあって)今回はひと昔前に使っていた潮流(V20-240)を引っ張り出してきた。
マダイ釣りなどをターゲットにした6:4調子の竿なので決して穂先が柔いわけではないが胴からウンニョと曲がる。
ただ、最近の竿に比べると重いし、長いのでこれを一日片腕でシャクリ続けるのは辛い。

一方、本日から衣替えで長靴からサンダルに履き替え、同時にライジャケも自動膨張式の腰巻スタイルにした。
このタイプのライジャケの知られざるメリットは竿尻をウンニョと腹の肉に食い込ませ、へその辺りを支点にして両腕で竿をシャクリ上げられることであろうか。(ウレタン入りのライジャケでは肉に食い込まない分竿尻が不安定でそううまくはいかない。)

このスタイルなら速いシャクリはもとより、ゆっくりとかつ大きくシャクリ上げたい場合には腰も使って上体をウーーンニョと後ろに倒すようにやればよい。

さて、前回は稀に見る澄み潮で釣れる気がしなかったが、今回は丁度いい加減な濁り。
何となく釣れそうな気がする。
しかし、始めてみると反応ナッシング。

やっとアタリと思ったが、それはフグ天国開幕の始まりだった。
品のないゴツゴツの引きはフグとわかっているが上げてくる際中にブチッと切られたり、何の反応もなしに上げてみると切られていたりと・・・替え針も仕掛けもどんどん消耗していく。

やっとこれはフグではなさそうだ、たまにグイーンと真下に持って行かれる。
いいぞいいぞ、慎重に慎重にゆっくりゆっくり上げてくると、なんだフグのスレ掛かりかっ!
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しかも薄皮1枚に引っかかった針は口元以上に外しにくい。
ペンチで針を挟むものだから手間暇かけて自作したのウイリー針がボロボロになってしまう。
イイーッ、この野郎!
これを機に少し沖に移動を決める。

今日は結構周りにボートが多いので、皆でフグを集めている嫌いがある。
最近は辛くなってきたがアンカーを引き上げて100mほど沖に移動する。
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移動先から見るカイワリポイントのボート

それが功を奏したのか、フグはどうやらいなくなった。
しかし、カイワリもいないかも。
魚探で見る限り賑やかだった先ほどまでの場所と違って魚影が殆ど見えない。
背景に何も見えない中を自分がシャクるビシのジグザグの軌跡だけが見える。
こんな魚探の画面はなんとも空しいが、フグが居ないだけで幸せとやせ我慢しながらシャクリ続ける。

しばらくして、潮が少し北西方向に流れ出してきたころにいい感じのアタリ。
ハリスをワンランク細い2号にしているので気をつかいながら上げてきたのは意外や良型のアマダイ(37cm)。
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気を良くしていると、次にやっとカイワリ。
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更に、良型のカイワリが続く。
(自宅で真剣に計ってみたが28.5cm、まだまだ足りない)
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今思えばこの時が一瞬の時合いだったのかも。

その後はポツリポツリと思い出したころに色んな魚が掛かってくる。
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イトヨリ(41cm)

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クルマダイ

今日も一緒だったHさんは慣れない伊東の調査探検として、あっちこっちを流す中でアマダイやオニカサゴを釣られているのを知ってジギングで流したくなってくるが、今日は一日カイワリに絞ろうと決めてきた来たのでここは辛抱、辛抱で最後までコマセ釣りをやり通す。

で、今日の釣果はこれ。
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早々にカイワリポイントから逃げてしまったこともあり、カイワリはたったの3尾しかも30cm超は釣れなかったが、期待していなかったアマダイ×2は嬉しい。


カイワリの刺身盛り、
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刺身、炙り、タタキ、そして酢締め。
(刺身に皮が付いているのは剥ぎ忘れ。 平造りにしてから気づいたが、生の皮はさすがに食えなかった。)

今や伊東名物の大イトヨリはいつもどう食べるか考えてしまう。
今回は頭と尻尾を落として、ふんだんにキノコを使って蒸し焼きにしてみた。
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いよいよフグが本格的になってきました。

未だ小振り(20数cm)ですが、あるところから代替わりして30cm超が群れてくるのかと思うとうんざりです。
皆さん負けずに戦われますが、五目漁師は逃げることにします。

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2024年5月11日 (土)

久しぶりにリールのリフレッシュ


釣りのない日々、久しぶりにリールのリフレッシュをやった。
・SHIMANO OCEA CONQUEST 200PG(オシコン)、
・SHIMANO ENGETSU PREMIUM 150HG (エンプレ)、
・DAIWA SPARTAN MX IC 200H (スパタンMX)、
そして
・SHIMANO ForceMaster800(フォースマスター800)の4機。 

エンプレを除いては順にタイラバ、コマセ釣り、中深場でバリバリに使っている現役機種である。

先ずは、オシコンから。
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このリールは買ってからもう9年近くになる。
タイラバにはほぼ100%このリールを利用しているので使用頻度は結構なものであるが、なんと使用後の水洗いと簡単にできるスプール軸受けへのオイルの注油だけで、その他には今までノーメンテナンスで使ってきた。

釣具の中で高くて直ぐに具合が悪くなるのはリール、メーカーさんなんとかしてよ! とこのブログでも何度か愚痴ったことがあるが、こいつは素晴らしい。
というか、五目漁師が初めてそこそこのお金をはたいて買った所謂高級な部類に入るリールなので、お金を出せばそれなりのリールはあるじゃないの とも思わせてくれた。

数年前に、一度興味本位だけでギア側サイドプレートを開けて中を覗いたことがあるが、想像していた汚れたオイルまみれ、錆まみれはなく寧ろまだ新同の感さえあったので、慌てて何も触らないで元に戻したほどだ。

最近でも巻の重さとか、ドラグの具合の悪さとか魚を巻き上げる上での問題は特にないが、カサカサと巻き音がするのが気になり今回のメンテに至った。

サイドプレートの裏側にある計3つのビスを外すと変な篏合などがなく簡単に本体を開けることができるのはこれまた素晴らしい。
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比較的容易に外せて元に戻せそうなギアやベアリング、ドラグカーボンワッシャーなどをパーツクリーナーで洗浄し、新たにオイルやグリスを注油する。
外した順に並べていくものの手が震えてポトリと落としてしまうと位置関係や表裏がわからなくなってしまい、所詮展開図に頼らざるを得なくなる。

ワッシャー関係は同じようなものが多い上に順序を間違ってもどこにでも収まってしまうので、一度にバラバラにせずに一つずつバラしては洗浄、注油して元に戻しながら次のパーツに移るのが良さそうだ。(写真ではそうなっていないが)

行きはよいよい帰りは恐いの通り、元に戻すのに細心の注意を払った積りでも回してみると回らなかったりで、何度か行きつ戻りつ完了。
あくまで五目漁師が可能な範囲でのメンテに限られているので完ぺきとは言えないが、まあまあ気持ちよく静かに回るようになった。

オシコンは容易に反対側のプレートを開けてスプールの両側の軸受(ベアリング)に普段から簡単に注油出来るのも良い。


お次はエンプレ。
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これも決してお安いリールではなかった。
ベイトの中にジグを落とすことがあるSLJではカウンター付きの両軸リールが欲しくてこれを買った。

シマノがフォールレバーを採用した最初の頃の機種であり、興味もあったので使ってみたが、直ぐに(五目漁師の釣り方では)邪魔にしかならないことがわかった。
これは仕方ないにしても、買った時から巻きが重かったり、異音がしたりで具合が悪く、一度はメーカーの無償修理でメインギアーなどを交換してもらった。

ワクワクしながら仕上がりの日をを待っていると、数週間後にリールは精密機械ですから気を付けてお使いくださいと、まるで五目漁師の使い方が悪かったかのような興ざめの注意書きが付けられて戻ってきた。(下手な商売だなと思う)

しかし、何度か使うとまた同じ様に具合が悪くなり、自分で注油を繰り返しながら騙しだまし使っていたが、限界もあり再びメーカー修理を依頼(もちろん有料)。
数週間後には、やはり素晴らしい調子になって戻ってきた。

ただ、流石! と褒めたのも束の間、また直ぐに悪くなってしまう。
所謂、素性が悪いという代物なのか、不幸にして当りが悪かったのか、もう高額修理は意味がないので自分でできる範囲のメンテをしながら使っていくしかないと思っている。

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これは洗浄後の写真

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ハンドルの回転ごとに異音がするので、ドライブギアの嚙み合いか、写真のローラークラッチベアリング辺りが悪いのではと思っている。

今回のメンテ後も、回るには回るがガサガサ音や巻き重みを改善するには至らなかった。
因みに、今は現役としての役目は果たせず、代わりはこれがために新規購入せざるを得なくなったDAIWAのTIERRA A IC150H-DHを使っている。

お次はスパタンMX。
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伊東のカイワリを中心にコマセ釣りではこのリールを使う。
アミコマセの付着や魚のヌル、頻繁なシャクリなど3K的な環境で使うことが多く、丈夫であって欲しいリールである。
使用後は労をねぎらいつつ、特に時間をかけて水洗いしている。

このリール、良いリールであるにも関わらず不思議なことに発売後2、3年で廃版になってしまった。
コロナの最中だったので部品や本体の供給ができなくなったのでは?と勝手に想像している。
知らんけど。

人気があったにも関わらず打ち切りになったためか、通販でも品切れ状態になり特に右ハンドル機種はプレミアム価格で定価よりも高くなっていたこともある。

比較的新しい機種で、中を覗くのは今回が初めてなので恐る恐る開けてみたが、 思っていたほどは汚れていない。
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それよりもクラッチ周辺の構造など、従来のDAIWAの同種のリールとの違いが随所に見られ企業努力を思うと嬉しくなってくる。

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他のリールと同様に、容易に外れる部品や汚れの激しいピニオンギアやカーボンドラグワッシャーなどを洗浄した後に注油し元に戻す。

元々、未だ元気に稼働していたので、特にやった感はなかったがこれで今後も調子よく活躍してくれそうだ。

最後は、フォースマスター800。
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昔から電動なんて・・・自分で巻けよ! 派を自負していたが、獲物付で120号、150号の錘を300mの中深場から手巻きで上げてくるのはさすがにギブアップ。
五目漁師が初めて持った電動リール。

このリールも興味本位で一度はサイドパネルを開けたことがあるが、 メンテするのは初めて。
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電動リールのメンテは難しいと聞いているので、恐る恐る元に戻せることを確認しながら部品を外して洗浄、注油。
見たことがないギアー類は外さずに着けたままパーツクリーナーで洗浄し注油だけする。

中深場釣りでしか使用しないので使用頻度は多くはないが、さすがに重い錘を300mも巻き上げてくるためか、グリスの汚れは酷い。11cas241996s

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グリスというよりも、もはや泥に近い。
逆に、こんな汚れでよく回っていたなと感心してしまうほどだ。
これに比べると車のエンジンオイルなどは新品のままでで捨てているようなものだ。

戻した後はさすがに回転のスムース性を感じる。
手巻きの動作部分だけでなく、電動の動作部分も確認するために通電して300m程巻いてみたがこちらもOK。
ただ、同じ巻きスピード目盛りなのに以前よりもスピードが速くなっているのが気になっている。


メーカーの修理は高額過ぎるし、第1に修理期間が3週間~1ヶ月も掛かるって一体何を考えてらっしゃるのでしょうかね。
その間、釣りはストップするかそれが嫌なら予備のリールを持つしかない。
こんなもの3日でやらんかい! と言いたくなってくる。
安く早くしたところで全体の売り上げは変らないかもしれないが、頻繁なメンテが必要なだけに購入時にメーカー選定の比較材料にはなるのではと思っている。



正直、数時間毎に2日掛かりましたが、甲斐があって気持ちよく回るようになりました。

これでタイラバもコマセ釣りも中深場も当面は気持ちよくやれそうです。

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2024年5月 5日 (日)

感謝感謝のいただき釣り

 

5月3日は伊東(井上丸)に釣行。
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今回も、示し合わせたわけではないがKさん、連れのTさんとご一緒させていただいた。

最近は貧果続きで釣りの内容がないものだから、毎回、記事の前置きが長く長くなっている。
今回は、いよいよテンパってしまった感じすらする。

振り返ってみればブログを始めてもう12年になる。
そもそも自分記録として始めたので、釣れようが釣れまいが自分の勝手、他人に見て頂くも無視されるも知ったことではない、、、、なんて、ないない尽くしで通る建前でやってきたが、実はそんなことはない。

正直、少なくとも人並みに、あるいは多少なりとも良い釣りをするのが前提でなければ、その日の釣り方や使った仕掛けやタックルを記したところで、そんなものは参考にしない方が良いとなってしまうし、たまにはボや完ボ記事も面白いがいつもそれでは本人はもちろん、読んで下さる方でもついには辟易としてしまう。

自分では意識はしていないが他の釣り師との比較から、最近では、勘の悪さ、集中度、もちろん魚を探し/集める、掛けて、巻いて、そして手繰るなど、個々の釣り要素への対応など、所謂釣り力の衰えを感じざるを得ないこの頃。
更に、ボート上でのオットットの危ない動きへの苦笑いの頻度も増えている。

これ以上こんなことを記してみても仕方がないが、まだやれるだろうか? まだもう少しやってみよう、・・・。

さて、前置きはまだ続く。
大型連休も後半に入った。
365日連休の五目漁師は、わざわざこんな時に出掛けることはしまいと考えていたが、連休後半に娘家族がやってくるらしい。

ならば、とっておきの自己満釣り魚料理をご馳走せねば。
もちろん今ならカイワリに決まっている。
今年はどうしたことか3月から釣れ始めたカイワリが他の魚との賑わいの中で未だに良く釣れている。
可愛い孫のためならどんなことでも厭わない、なんて見え見えの御託を並べながら渋滞の中に突っ込んでいく。

さて、結果は如何に? 
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写真撮り忘れで、鱗をとった後に慌てて撮り直し。


どうだ!
お見事、正にご馳走をするに飽きず美味しくいただける十分なこの釣果。

カイワリの握り、
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カイワリの押しずしと味比べ、
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子供たちが大好きなハタの天ぷら、
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そして焼きアジのサワーソース。
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さて、やっと釣りの話に入ろう。

連休とはいえ、行きはまだ夜明け前の街道。
それでも一応は警戒して、いつもより20分ほど早めに出発したが、寧ろトラックなど商用の車が少なかったお陰でいつもより早めに一番乗り。
5時半丁度に岸払いする。

漕ぎ始めると直ぐに、このところずっと濁っていた海水の濁りが解消し本来の伊東の海を取り戻していることに気付く。

これは、やばいかも。
このところ長く続いた濁りのお陰で色んな魚の食いが活況を帯びていたと思っていたのだが。

その心配が正しかったのか、魚探には良い反応があるにもかかわらず魚は掛かってくれない。
周りのボートも同じ状況のようで景気の良さそうな声は聞こえてこない。

近くのKさんからは、そもそも今年はあの濁りのお陰で良く釣れましたが、寧ろこれがこの時期の本来の伊東ですよね。
その通りですね、と答える五目漁師には7時半頃にオオアジ(46cm)が1尾掛かってくれたきり。
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あとは時々小フグのみ。
小フグと呼べば聞こえは良いが、全くこいつらだけは、憎さ余ってさらに100倍憎々しい。
釣れるだけならまだしも、既に今日も仕掛けの多くを消費してしまっている。
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これは前回のではあるが、やられてしまった種々の仕掛けの巻きがら。
更に針のみ付け替えも相当数がある。

今日の五目漁師はどうしてもお土産が欲しいので次第に焦ってくる。
9時にはソワソワし始め10時前にはとうとうお目当てのカイワリを諦めて、沖の流しでハタか真鯛を狙うことにする。

後ろ髪を引かれないようにばっさりと切ってしまうかのように、バケツに未だ半分ほども残っているアミコマセをバッサリと放ってしまう。

しかしここでトラブル。
ジギングの準備をしようとしたところ、リールのバックラッシュでラインがスプールに絡んでしまった。
焦りの中の焦りでイイーッとなればなるほど深みにはまり、挙句の果てにリーダーを引きちぎって諦めてしまう。

こころもとないが、ここはタイラバ一本で攻めるしかない。

当初は風は弱め、沖に払い出す潮ではあるが、いい感じでボートは流れてくれるので、今にも来てくれそうなアタリに期待したが、巻けども巻けども何の兆しもない。

そんな中、五目漁師と同様にカイワリは諦めて流し釣りでシロアマ狙いを始められたKさんから、ベイト反応にジグを入れてハタをゲットしましたよ、と電話が入る。
ハタの中でも飛びっきりのフィッシュイーターと言われるオオモンハタはベイトの真っただ中で釣れることがよくある。
五目漁師も駆けつけてタイラバでやってみるがそううまくは行かない。

再びKさんとは離れたが、やがて南から風が入ってくると、海面は小さな三角波が立ち、にわかに騒々しくなってくる。
しまった、これが有るなら今こそカイワリが良かったかもしれない、と岸側に見えるボートの成り行きを想像してしまう。

実は、あとで分かったことだが、同じことを考えられたKさんは朝の部で五目漁師以上にふんだんに撒かれて少なくなってしまった虎の子のアミコマセを(これは作戦で)捨てずに持っておられたようで、この時合いにしっかりとカイワリポイント戻られてまんまと帳尻合わせに成功されている。

沖上がり後に話すとおもしろいことに、五目漁師は海がいい感じなってきたにもかかわらずタイラバには一向にアタリがないために、やっぱりコマセ釣りも良くならなかったに違いないと考えていたが、KさんはKさんでこちら(コマセ釣り)が良くなったので沖流しもきっと良いだろう、五目さんは大物を・・・と考えておられたらしい。

残念ながら、マダイを諦めた五目漁師は最後の1時間半を例の大物根魚に拘って根回りを徹底的にタイラバで流し、いや根を串刺しにするかのように(意固地になっているのは自分でもわかっているが))攻め立てていた。

いつの間にか風も止み暖かい日差しの中、余りにも反応がない流しに嫌気がさしてふと気づくと、澄んだ海中に差し込む光とゆったりと揺れる海面が織りなすまるでオーロラのような海中の景観が素晴らしい。
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見惚れてしまい、しばらくはこんな写真を撮って楽しんだりもする諦めの境地。

その後も最後まで流し続けたが、とうとう今日も駄目だった。
がっくり。

定刻に沖上がりすると皆さん口をされるに、昼を過ぎてからのあのタイミングにバタバタと来たらしく結構釣っておられる。
中でもさすがにKさんの釣果は素晴らしい。
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驚いたことにKさんは、なんと明日もやりますよ、と既にホテルは予約済みとのこと。
さらにさらに、五目さん私は明日釣れなかった時の保険分だけ残ればいいですからよろしければ持って帰って下さいとのお声掛け。

いつもなら自分で釣ってこその釣果ですから、と大概はお断りするのに大きな声で、欲しい!と言ってしまった自分に驚き。

で、冒頭の釣果になった。
五目漁師は大アジ1尾のボ。
Kさん、ありがとうございます。
これで伊東の美味しい魚を娘家族に堪能してもらえます。



良いのか悪いのか、確かに濁りが去って釣りは難しくなったようですが、魚はいます。これからは狙い魚も迷いますし本当の勝負ですね。
先日、とうとう50cm弱のシロアマダイを釣られたご一緒させていただいた連れのTさんは、この日もジギング1本で攻められたようですが、不調で早上がりされました。
この日は沖流しは皆さん不調だったようです。
何れにしても伊東の海、楽しいです。

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