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2024年4月21日 (日)

やっぱりへたくそなカイワリ釣り


4月20日は伊東(井上丸)に釣行。

このところ釣行ペースが上がり気味ではあるが、今回はホリデーカイワリ釣り師のKさんと日にちを合わせたかったのと、このところ続く自身のカイワリ貧果に対するリベンジ熱の高まりが理由。

さて、始めから下ネタに話を逸らすが、今現在5時過ぎ、既にこうして早朝から更新記事を書き始めている。
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釣行前日の睡眠時間は3時間。
釣りで疲れて帰ってきて、しかも本日も暇なのでもっとゆっくり寝ていたらっ!、と自身でも思う。
実はここには年寄り釣り師の秘技があるので参考まで。

五目漁師の年齢になるとおしっ〇が近くなり、日ごろは12時過ぎに就寝、そして3時ころにはふらつきながら早や1回目のトイレにいく。
(多分毎晩少しだけ飲むアルコールが抜けるタイミングだと思っている)
2回目は7時前後なので丁度良い起床時刻になる。

ところが、釣行後の睡眠ではこの1回目が3時ではなく中途半端な5時前後になってしまう。
海上での水分補給が追い付かず体の水分が抜けているためであろう。
夏場などはもっとひどく1回目が飛んでしまって人並みの7時になることもある。

3時ならもう一度寝るが、5時なら考えどころで記事でも書き始めようかとなってしまう。
書き始めると朝食の7時過ぎまでには大体書き終わり、後は記事に載せる写真の準備や文章の見直し、そして夕食の釣り魚料理の写真を待ってその日の深夜に更新することにしている。


と、字数稼ぎの前置きは終わって釣りの話に戻ろう。

Kさんは電車釣行なので普段なら伊東に着くのは始発に乗っても7時になってしまう。
ただ、力が入って前のめり気分の時には伊東のホテルに前泊されると聞いている。
当然ながら今日はこのパターンに入る。

今回は終日とことんカイワリ狙いの予定ではあるが、五目漁師には秘策がある。
カイワリポイントに行く前に途中、ボート乗り場を出たところのポイントに寄ってしつこいが先日とり逃したと大物を獲ってやろう。
そして一足先にカイワリポンに到着したKさんが、ご自身のボートの回りにフグを集めたころに五目漁師は到着し、少し離れたところでカイワリ釣りを始めよう。

途中で獲物を確保した上でフグは避けられる、という正に一石二鳥のウヒヒ作戦だ。(実は悪いことができない五目漁師は隠し切れずに岸払いの前に作戦を彼に漏らしてしまう)

この作戦の最初の1つ目は失敗。
結局、獲物は無しで無駄に遅れただけでポイントに到着する。

しかも、後で記すが2つ目の作戦も失敗。
Kさんが作ったフグの場を避けるどころか、よりによってKさんの船尾に舫わせていただきフグのおこぼれ頂戴釣りになってしまった。

遅ればせながらポイント到着後、先ずは作戦通りにKさんから少し離れたところにアンカリングし仕掛けを入れる。
しかし、早速仕掛けは切られるがカイワリはなかなか掛かってくれない。

しばらくすると、五目漁師よりも少し岸側で釣っておられたKさんから、五目さんこっちですよ、と声が掛かる。

Kさんは近くのボートの釣れっぷりをよく観察し、今日は少し深い方側(つまり五目漁師が居るところ)にフグが特に多いことを承知済みだっようだ。

Kさんがおっしゃる少し浅い方側に移動すると、なるほど初めてカイワリのアタリ。
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2匹掛けもあったりしてやや順調に数が伸び始める。
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ただ、今日は無風に近くお互いにボートの位置が定まらない。
面倒なので船尾に繋いでもらって結構ですよとのありがたいお声がけで、悪知恵作戦は都合よく忘れてしまって繋がせて頂く。
Kさんはこの時点で、既にかなりのカイワリを釣っておられたようだ。

ボートを数珠繋ぎにしたことで海上で大声を出さなくてもよくなり会話が弾む。
見ていると、Kさんは仕掛けを吹き流しサビキに替えてみたり、細仕掛けに替えてみたりと頻繁に試行錯誤されている模様。

一方の五目漁師はほぼほぼ2.5mハリス3号の標準仕掛けで通している。

何れにしても、両名ともフグにやられては針の付け替えはもとより、どんどんと仕掛けを消耗する。

10時ころだっただろうか、五目漁師のウイリー仕掛けに大きなアタリ。
カイワリくらいでは滑らないはずのドラグが滑り穂先が時々海面に突っ込む。
横で見ていたKさんも応援してくれる中で、やったね、これで一打逆転、気持ちは昂る。

何だろう、何だろう、でかいぞ、まだあと30m、バレるなよバレるなよ! 
しかし、あっ! 

巻き上げてみると一番上の回転ビーズから出ていたはずのエダスがない。
エダス留めのエイトノット部分で切れたか、エイトノットが穴をすり抜けてしまったか。

以前にも中深場の上層でたまたま青物(多分)を掛けた際に同様の失敗があり、それ以来ビーズの使用は止めて中深場用は親子サルカンに替えている。
一方、カイワリ仕掛けではエイトノットで直接エダスを幹糸に繋いでいる。
ただ、このやり方ではエダスをフグに切られるとせいぜい2回が限度でエダスの針の交換ができなくなってしまうので、フグ対策として回転ビーズ(3号ハリスの場合はしずく型Sサイズ、適合ハリス1.5~4号)を使っている仕掛けも混在していた。

もちろん、失敗経験から海水の代わりにつばを付けた上で引っ張って十分に試験した上で回転ビーズのサイズを決めているのでこんなはずではなかったのだが・・・。
想定外の大物を掛けると何れ一番弱いところがやられるのでどこも切られないという仕掛けがあるわけではないが、3号ハリスがここでやられるとは残念。

両名とも12時過ぎには手持ちの仕掛けがほぼ尽きてしまったので、沖の流し釣りに向かう。
五目漁師は一通り流した後は、やはり先日大物に潜られた根を攻めるも、結局タイラバではイトヨリ1尾の結果に終わる。
Kさんは、オキアミ餌でアマダイ狙いだったがやはりイトヨリだけだったらしい。

さて、Kさんのお見事な釣果はこれ。
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井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト。

他の皆さんもそれぞれ今日は良かったようだ。
一人ダメダメの五目漁師の釣果はこれ。
52s
井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト

実は今日はカヤックの仲間が網代の中深場に向かっている。
昨晩の内にカイワリとアカムツのバーターを約束していたが、これくらいのカイワリではアカムツ1尾とのバーターも成り立たない。
弱った、ここは少し値切るしかないと思いながら後片付け中の彼のところに向かって釣果をお聞きすると、70cmの真鯛やウッカリン。
そして、五目漁師にとっては幸いにもアカムツは釣れなかったと。

これでバ―ターへの義務はなくなったので、胸高々にカイワリをお裾分けして帰宅する。

その日の夕食はカイワリの漬け丼、
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次の日にチャリコの昆布締めの押しずし、
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そして、カイワリは塩焼きに。
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最近は何でもかんでも今だけの木の芽を使うことにしている。


カイワリは日ごとに釣り方が変わります。色々やりすぎてわからなくなってしまったので、今日はオキアミ餌仕掛けとウイリー仕掛けを普通にしゃくりました。フグを避けるために基本べた底で釣っていましたが潮の動き方で吹き流し仕掛けが垂れたり、横に流れたりで棚も変わっているように感じました。難しいです。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

この度はカイワリを多数、単にいただき女子してしまい申し訳有りませんでした。残念ながらアカムツは釣れず、また代わりに献上できる魚も釣れず、お裾分けしていただきました。お掛けさまで、久しぶりにカイワリを堪能しましたが、やはり別格の美味しさですね!一夜干しや骨せんべいもサイコーでした。今度、アカムツでお返ししますので少々お待ち下さい。

MBLさん、こんにちは。

いやいや、トレードしようにもあの真鯛は頭を見ただけでちょっとでか過ぎでしたね。
アカムツこそ居ませんでしたが、他にウッカリンやシロムツなど、釣果として素晴らしかったのではないでしょうか。
網代の中深海、一度一緒にやりたいです。

カイワリは少しいつもとは違って、爆釣こそありませんがだらだらと長期間にわたって結構な釣果があり、未だ続きそうです。

こんにちは

2つもそんなウヒヒな作戦があったとは、危なかったのですね。

バラシた魚ですが、引きからいって50ぐらいのギガアジか35ぐらいのデカイワリのような感じがしました。

アジは朝釣れたので、多分デカイワリでしょうか。いやー残念ですね。
この時期過去にも釣れてますよね。

代わりに連休中にリベンジしてきます、フグ対策も再検証してきますので、結果またご報告致します。

Kさん、こんにちは。

ウヒヒ大作戦は失敗どころか、いろいろ助けていただきありがとございました。

伊東で50cmのアジは一度だけ釣ったことがありますが、30cm超のカイワリは未だありません。
今になって思うとあれは確かに40cm超えのカイワリだった様な気がしています。
残念!

今年はカイワリの大爆釣はないもののそこそこの釣り期が長く続いていますね。
最盛期にはフグ以上にどうにもならなかったサバやソーダが居なくなったからでしょうか。
後はフグ対策ですね。

五目漁師さんこんばんは!
カイワリとの仁義なき戦い
楽しく読ませていただきました。
不意に来る大物。伊東は油断できませんね。自分なら騒いだ挙句にフグを釣り上げそうだなと思いました。
今日からゴールデンウィークです。
お時間ありましたらご一緒させていただきたいです。
ご教授お願いします。

マックの連れTさん、こんばんは。

実は今日もあくなき戦い、伊東でした。
ややムキになっています。

そして今日も優しく多くの魚を逃がしてあげましたよ。
正直完全にスランプ状態です。 ご教授いただきたいのはこちらの方です。

ゴールデンウイーク中は難しそうですが、もし行く機会がありましたらお声掛けしますので
よろしくお願いします。

連続で読ませて頂くと本当にカイワリは難しいですね。面白いとも言えますが。Kさんの結果からするとポイントを熟知した上で常に試行錯誤しながら、その日その時間のベストを探し続ける釣りなのですね。私はカイワリを釣ったことも食べたこともないので、まずは魚屋さんで見かけたら買ってみようと思います。

観音崎はサバに占領されていいことなさそうなので、GWは久しぶりに大津でのんびりアジ釣りしてこようと思っています。

paiatown2013さん、こんばんは。

Kさんは恐らく同店では一番頻繁に出られている一人だと思います。
お話をしていると本当に研究熱心で、なるほどそんなこともあるのかと感心させられることしきりです。

カイワリ、近くならお持ちするのですが特に刺身が美味しい魚ですよ。
是非この際ご自分で釣って食べてみてください。
その内に大津辺りでも釣れるようになるかもしれませんが、今なら断然伊東ですね。

GW、皆さん張り切ってらっしゃるようですので好天に恵まれるといいですね。

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