フォト
無料ブログはココログ

« リベンジなるか、氷上ワカサギ釣り | トップページ | 久々の釣り合宿 »

2024年3月11日 (月)

カイワリ狙いはまた勝負にならず

 

3月10日は伊東(井上丸)に釣行。

居ても釣れないカイワリにまた挑戦。
失敗談なので何の参考にもならないが、自分記録として。

今回はあくまでもカイワリに拘るつもりだが、念のためにタイラバと泳がせの準備もする。
1cas241582s

海底近くにうようよ居ても釣れないカイワリに、再びファイトしムラムラの五目漁師。
ビシから振り出されたコマセのアミエビに群がって食い尽くすのに、針の付いた仕掛けには決して食いつかないこの時期のカイワリやハナダイ。
間違って突進してきても針の付いたオキアミは直前に見切って通り過ぎるか、見事にUターンする。

そんなカイワリが、例年海水温が緩み始める3月も末頃から4月の始めにかけて、どうしたことか狂気の沙汰のごとく食ってくる。
その日がカイワリのXデーということだろうか。
その日までは仕掛けを工夫しても、シャクリを変えてみても、餌を変えてみても、たまの間違いを除いては決して掛かってはくれない。

何度となくやった勝負の勝はもう諦めていたが、新たに “手漕ぎボートでまっしぐら!” のHEPPOさんの動画を見ると、宝くじの様にXデーに当たることを楽しみにするよりも、釣り師としては寧ろ今こそが一番楽しい釣り期と考えようではないか。

今回も色々やってみるつもりだが、とっておきはこれ。
先日、北海道旅行の最終日に阿寒湖氷上でワカサギ釣りをやった。
2cas241540s

場所も良かったのか、慣れない2人で合わせて1日で300超を釣った。
餌は紅さし虫(ハエの幼虫)。

釣り始める前に係のおじさんからなくなったらまたあげるからと手渡されたビニール袋の中に10数匹が入っていたが、こんなもので足りるわけはないはないと思った。

当然のことながら虫は小さいし針も小さいので付けるのに一苦労したが、釣り始めから終わりまで、なんと付け替えや交換は2回程しかやらなかったので面倒もしれていたし、何といっても最初に頂いた量で十分に足りてしまったことに感心した。

魚も魚だがこの餌持ちの良さは凄い。
これだ! とカイワリ釣りに思いを馳せた。

居ても釣れないカイワリ対策として、食ってくる、こないの前に、先ずはコマセと同じ餌(アミエビ)を使ってハリスは細く、針は小さく目立たない色に、とは誰もが真っ先に考えるがうまくはいかない。
柔い冷凍アミエビでは40mの底に着いた時には、海水の抵抗を受けて既になくなっているかもしれないという心配もある。

餌持ちのいいこのさし虫をカイワリ釣りに使ってみたらどうだろうか!?
早速、ハリス0.8号、針は渓流釣り用ナノヤマメ7号(線径約0.44mm)で1本針と2本針仕掛けを2セットずつ作る。
3cas241579s

ここまで細く小さくすると眼鏡をかけても扱いにくく、仕掛け作りにいつもの数倍の時間を要したがこれで奴らも掛かってくれるかもしれない。

今日はYさんもKさんも一緒だ。
恐らく狙いは同じだろう。

いつものカイワリポイントに着くと、先ずは昨シーズンのXデーの前になんとか食わせたことがある高速シャクリ(仕掛けはいつものハリス3号チヌ針4号2本針)から始める。

コマセを振り出すと直ぐに魚探には魚影が映り始める。
もちろんこれらはカイワリやハナダイであるとの前提だ。
いや、あの動画を見る限り恐らく間違いはない。

速い動きに弱いと聞くフグを避けると同時に、カイワリには餌を見定める隙を与えず、餌が逃げると焦らせて釣るシャクリだと思っている。

しかし、今回掛かってくるのは例のサバフグばかり。
もちろんハリス切れも多発する。
最近はあまり見なくなったと聞いていたのでフグはいない想定ではあったが残念。

フグが居るとなれば話は変ってくるが、とりあえずさし虫仕掛けに替えてみよう。
ハリス0.8号、と言っても1kg程度の強力ははあるので20cmそこそこのカイワリなら十分上がってくると踏んでいるが、念のためにドラグはゆるゆるにしてアタリを待つ。
4_20240311132701

30分ほどしかやっていないので決めつけはできないが残念ながら今日のところはさし虫にはカイワリも、フグも食ってこなかった。

Yさんも、Kさんも既にカイワリは見切って場所を変えられたり沖に出られたりしているので焦ってしまうが、今日はカイワリと勝負と決めてきたのでもう少し粘ってみよう。
未だコマセもふんだんに残っているので最後にビシ天も使ってみる。
おー、さすがに投入の度に餌がなくなる。
釣れる兆しだ。

そしてやっと来たー。
が、フグの連発だ。
さすがのビシ天、フグの連発はあってもカイワリの眼をくらますことはできないようだ。

この後は、お2人の後を追って五目漁師もタイラバ(ビンビン玉風)で沖に出る。
直ぐに南東風が強まり長くは釣れなかったがやっとアオハタ(35cm)1尾を釣ってボを逃れる。
5dsxp248144s

で、今日の釣果はこれ。
Cas241585s
青ハタは35cm

そして先にカイワリを見切られたお2人の釣果はこの通り、
K
Kさんの釣果(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)

Y
Yさんの釣果(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)



場所替え後にきっちりカイワリも釣っていらっしゃる。
お見事!

五目漁師は唯一の釣果を釣った日カルパッチョに。
Cas241591s




次回はカヤックの仲間に混ぜて頂いて釣り合宿です。久しぶりに網代の中深場にするか伊東の沖をルアーで流すか、何れにしても天気、風次第です。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

« リベンジなるか、氷上ワカサギ釣り | トップページ | 久々の釣り合宿 »

<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

カイワリは残念でしたが、実は試行錯誤してる時が一番楽しいですよね。ハリス0.8号でも食わないとは手強いですね。ハリについたオキアミだけ食わない映像はなかなか衝撃でしたが、オキアミをたべているのならなんとか釣り上げたいですね。次はハリの色をカイワリが知らない色に変えるとかでしょうか。何を基準に見切っているのか知りたいですねー。

paiatown2013 さん、こんばんは。

わざわざ、食いにやって来て見切ってUターンするということはこれは食っちゃいけないとしっかり見えているんですよね。
それがある日突然見えなくなる。
一体何が見えているんでしょうかね。
百戦錬磨の1個体だけではなく群れに共通的に見えたり、見えなくなったり
群れだけではなくハナダイも混ざっていますから異種間の魚に共通しているようですよ。

いつもはチヌ針4号の金針を使っていますが、最近では黒も使ってみました。
形、色、臭い、動きなどを思い浮かべますが、我々が認識できない魚特有の何かがあるんでしょうね。

日曜はお疲れさまでした。
あと駅までとお手製のビンビン有難うございました。

海があの状況だと、フグがコマセ釣りエリアにいると逃げ場がないので厳しいですね。

自分は早々に沖は諦めましたが、次回は80号から100号ぐらいの重りと120から140ぐらいのルアーも用意してみようかなと思ってます。

今回コマセ釣りで釣ったのはカイワリ1匹だけで、その他は色々やっての拾い釣りでした。

釣ったカイワリはオスとメスで、卵と白子はもう一つという状態でした。

確か春の良く釣れる時は卵と白子はもう少し大きくなっていたので、釣れ出すのは2〜3週間先でしょうか。天気は週末アングラーは選べないので、良い日並みの時に当たればいいのですが。

フグも前回はそうでもなかったので、やはり日によるかと思いますが、春くらいはフグの心配なくやりたいものですね。

Kさん、こんばんは。お疲れさんでした。

フグはさすがに居ないだろうと思っていましたので残念でしたが、
覚悟しておればあれくらいはなんとかなる範囲なんでしょうね。
上層には15cmくらいの次世代のフグが既に湧いています。
広くシャクリ上げるビシ天に掛るのは彼らでした。

それよりも、あの手この手でもカイワリが食ってくれないのがとにかく悔しいです。
コマセも食わないというなら納得ですがコマセは食い尽くしますからね。
白子や卵の成長段階ならガツ食いの時期、子孫を絶やさないための正に神がかりの現象ですかね。

時合いのタイミングがわからないだけに沖に出るタイミングが難しいです。
次回やるとすればどちらかに決めてかかろうかなとも思っています。

海水温が例年よりも1~2℃高いので今年は早いかなと寧ろ焦ってたほどなのですが
やはり3月末になりますかね。

お疲れ様でした~!
アジ属は、マジで難しいを実感した日になりましたね。
大津のアジも反応は間違いなくアジなのに、何をしても食わない事が有ります。
ところが一度イシモチが一匹釣れた後に、それまでは釣れなかったアジが入れ食いになったことが有ります。
何処かに食い気のスイッチが有るんでしょうが、それは読めませんので、私は最近は食い気のある群れを探す事にしてます。
次の伊東は今回出来なかった沖流しをメインにしようと思ってます。

カイワリ手強いですね!
冬場の難局でのリベンジは持ち越しでしょうか。僕もなんとか今シーズン中にもう1度チャレンジしてみたいですが・・・。

大津のアジも4~5月は比較的気難しくて釣り甲斐がありますが、今年の春は伊東優先に考えてみようかなと思います。噂のXデーも運良く当たれたらいいな。

それにしても、大きくて太いアオハタで帳尻を合わせてしまう五目さんにいつもながらビックリです。

伊東は美味しい魚種が豊富で、かつ彩も鮮やかなのでみなさんの釣果を眺めるだけでも楽しいですね。

少し遠いけど、是非ともお世話になっていきたい海です♪

腰痛持ちさん、こんばんは。 お疲れさんでした。

なるほど食い気のある群れですか。
それにしても、理解できないのは、所謂旺盛な食い気はあるんですよね。
コマセは残らず食い尽くしますから。
明らかにコマセと針の付いた餌は見極めています。
スイッチが入った途端にその見極めができなくなってしまう。 ここですよね。

今回できなかった沖流しって??
十分に沖を流しきって、ましたよ。 
あの風の中では、私はあそこまではとてもついて行けませんでした。
シロアマダイはカイワリポイント周りと聞いていてもやはり沖を流したいですよね。

HEPPOさん、こんばんは。

お恥ずかしい作戦で、見事に失敗でした。
カイワリは大津のアジと一緒で基本一年中釣れますが、
今か今かとXデーを待つのはこの時期ですね。

HEPPOさんが常連に加われると釣り談義にも厚みが増して一層賑やかになり楽しくなりそうです。 是非是非!

おしゃる通り、私には砂漠に思える海底から実に多種の魚が上がってきます。
しかも様子(釣れる魚)がどんどん変わっていますよ。
今欲しいのはやはりタチウオですかね。
お隣の川奈の様にシマアジやイサキは難しそうですがタッチーは直ぐそこまで来てそうな気がしています。

五目さん!こんばんは!
0.8号で食わない?お手上げですね。
グーフーも相変わらずデカい顔してる?上手くいかないですね。
それでも五目さんの興味ある記事から伊東が盛り上がってますね。私も乗り遅れないように馳せ参じます。

サビキ小僧さん、おはようございます。

なんとかこの時期の居ても釣れない魚に対処されているのはサビキさんなどマキコボシをされる方々かなと思っています。
私はできませんので、実はこの時には2号ロングハリスでコマセはせずに潮上の別のコマセのおこぼれ頂戴でやってみたのですがやはりフグに切られるだけでした。

本文にも書きましたがXデー前が面白いですよ。
サビキさんの釣果が楽しみです。

お疲れさまでした
魚がいて、食い気があれば釣れますが
食餌行動は今一つわかりませんね
以前敵水温について調べた事もありますが
水温が下がっては食わず、上がりすぎても食わない
又、水温の低い日が続けば低水温でも順応し
少し上がっただけでも食べ始める
なんとなく納得して釣りへ行っても
今度は潮の流れや、海水の濁りなどで釣れない事も
それでも呆れることも無く閃いては釣りへ行く
釣れない事もあるから釣れれば嬉しくなる
それが釣りですね
明日葉山でボート浮き釣り予定
何度失敗しても、浮き釣りは私の一番好きな釣りですが
何処へ流れるかは潮次第
流れなければ釣れません
どうなりますかね

趣味人たけさん、こんにちは。

今までは餌の盗られ方や魚探画面などを見て経験上から食餌の様子を判断していましたが、HEPPPO さんの動画の様によりリアルに状況が見られるようになりました。

それを見ると、生き物である限りどんな時でも目の前の食い物をみすみす食わずに通り過ぎることはないのではないかと思っています。
つまり食い気は常にある中で、目の前にある食い物が一つ一つ食えるものかやばいものかを見分けることができる時とそうでない時(盲目になってしまう時)があるような気がしています。
何が判断材料になっているのかがわからいですが。

ボートからの浮き釣りはたけさんの専売特許ですが、今頃は何が釣れるのでしょうか。
メジナ、そろそろ乗っ込み真鯛・・・、ホウボウやハタもベイトを追って結構中層まで浮いてくるようですね。
釣果が楽しみです。


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« リベンジなるか、氷上ワカサギ釣り | トップページ | 久々の釣り合宿 »