ビンビン玉スイッチ風タイラバの作り増し
1月~3月は寒いばかりで釣れない時期。
老体の無駄使いはやめて少し休めようと考えていたが、今シーズンは随分暖かかったせいで何度か出掛けている。
朝起きてトイレでブルブルっと震えた後、2階の籠り部屋のストーブのスイッチを入れる時にいつも室温をチェックしているが、今年は例年よりも2、3度は高い10℃越えも多く、最近では2月にして18℃というビックリ温度もあった。
一方、海面水温は15℃台を保ったままなのでこのまま春に向かうと、直ぐにカイワリのXデーが期待できる17、8℃台に乗ってきそうに思う。
湾内のコマセ釣りも、沖流しも、中深場(年中あまり変化はないが)の釣りも忙しくなってくる。
やる気も、仕掛けも、軍資金も溜まりに溜まっている(3つ目は大嘘)ので早く来い!
さて、前回自作のビンビン玉スイッチ風タイラバがそこそこの釣れっぷりだったので(たまたまだったのはわかってはいるが)気を良くして作り増ししておくことにした。
そもそもはメーカーのプロモーション動画やそれに乗った自作釣り師の動画に上乗りして作ってみたが、五目漁師としてはやはり何らかのオリジナリティが欲しい。
自作の意義は自分好みのものが作れる、市販品よりも安く(今回は1つ当り500円前後で)作れる、厳しい寒空の下、しかも釣れない釣りに比べて暖かい部屋で大漁の妄想釣りが楽しめる等々色々あるが、唯一できないのは獲物の実食であろうか。
さて、自作記事は前回の繰り返しになるので同様の流れになってしまうが、自分記録なのでとりあえず。
前回は材料集めの買い物から仕上げに至るまでの全ての行程が試行錯誤の繰り返しだったために随分と時間を要したが、今回は要領がわかっているだけに手っ取り早く仕上げることができた。
前回と同様に先ずは材料集め、
下ごしらえ、
塗装、コーテイング、乾燥、
ラバー部作成を経て、
今回7セットを作り増しした。
五目漁師は性格的にメーカーのプロモーション動画や、尤もらしいルアーの形や色に対する仕分けや評論に乗せられる方ではないが、最近見たユーチューブでなるほどと納得した動画があった。
魚はタイラバが一体何に見えて飛びついてくるのだろうか? タコ、イカ、エビ系、ゴカイ系・・・といろいろあるが、との疑問に対してズバッと答えている。
マダイは活きたエビに対して死んだエビを見切る能力があるのに、タイラバをタコやイカと間違うはずがない。
マダイはタイラバをタイラバとしてみている。
つまり、見たことがない変なものがいるので興味を持って、何者かを口で確かめに来る、という正に納得の回答があった。
ならばタコやイカに見せる必要など全くなく、色も形も自由で、先ずは目立たせて見つけてもらうこと、そのうえで彼らに興味を待たせることが重要であろう。
これは、五目漁師が以前から伊東のような海底砂漠では目立たないオキアミ餌で流すよりも大きくて良く目立つルアーで流した方が良型の魚は良く釣れると言っていることにある意味で共通していると思っている。
ただ、魚の興味などわかるはずがないので、必然的に自分が興味を持つ色や形、自分が好きな形や色に仕上げることになる。
釣具店内にあるタイラバやジグも魚目線に立った一貫性がある品揃えとは思えない。
多種多様の釣り師の好きづきに対応するがために、売り場をいくら確保しても追いつかないほど賑やかになっている。
そこで、今回は多少なりとも五目漁師目線のオリジナリティを優先して自作してみた。
と言っても、錘は市販品から選ばざるを得ないし、塗装に至っては100均の限られた色から選ばざるを得ないので選択の自由度は知れている。
とりあえず、前回から少しアレンジしたもの3点にラバー部を装着し完成させてみたのがこれ。
右はジグで人気がある蛍光の水玉模様。
この際、ネクタイはグロー、ラバー部を束ねるキャップも含め蛍光尽くしにしてみた。
化け物度は一番大きくどんな魚が興味を持ってくれるのか楽しみ。
中央は、たまたま面白い形をした中通し型の錘を見つけたので、丸形のホログラムシールを張り付けお尻にはブレードを付けてみた。
左は、五目漁師としては初めてだがタイラバで流行の3本針仕様。
釣れる釣れないは、その日の魚のご機嫌や時合いに左右されるところが大きいので、釣れっぷりの評価は難しいが、そこは自作のルアー、これでは掛かってくれないとみるや交換する度に集中力が高まり良い釣果に少しで結びつくことは確かだと思っている。
楽しみ!
余程のお気に入りでビンビン玉風関連記事が続いてしまいました。
次回の釣りは、居ても釣れないカイワリに再挑戦か、天気次第では大津でアジを釣って泳がせをやりたいと思っています。
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