初釣りはヒラメ狙いだったが
昨日(1月8日)は伊東(井上丸)に釣行。
釣り日和を物色している間に初釣りが遅くなってしまった。
昨年末にやり残してしまった泳がせ釣りでヒラメを狙う。
初釣りで完ボを食らい釣り神様に今年一年の貸しを作ろうという魂胆もある。(うそ)
泳がせる小アジは途中の釣具店で買っていくが、大津なら釣ったアジで泳がせができるのに、と考えると10尾(230円/尾)はアフォくさいのでケチくさく5尾にする。
やっと居なくなったとは聞いているが、フグなどに横取られて早々にアジがなくなった場合に備えてアマダイとオニカサゴ狙いの流し釣りやジギングの準備もしていく。
といってもこの竿1本あれば事足りてしまう(リールは交換するが)。
アマダイとオニカサゴを同時に狙うためにこんなものも準備した。
これをアマダイ釣り用の天秤の錘として利用し、ジグのリアーフックには鬼が好むサバタンを付ける。
天秤を使った吹き流し仕掛けで海底近くに餌のオキアミを漂わせた方が釣れそうなアマダイ仕掛けと、餌のサバタンをヒラヒラと目立たせながら時には海底を引きずるくらいに流した方がよいオニカサゴ仕掛けの両取り折衷案のつもりだ。
さて、警戒した寒さはそれほどでもなく漕ぎだすと直ぐに暖かくなってくる。
寧ろ汗をかいてしまうと後で寒くなるのでゆっくりと漕ぐのが冬場の正しい漕ぎ方ということになろうか。
テトラエリアを出てアジを転々と泳がせながらマリンタウン側に向かう。
泳ぎの得意なアジとは言え場所変えの時にはボートで引きずらずにバケツの中で休ませながら漕ぐことにしている。
一発必中、来れば大物だけにそんな頻繁なアタリは元々期待していないが、何の音沙汰もなしにもう10時を回ってしまった。
そんな時に様子伺いの激励のメールが入る。
前日カヤックの釣りで超絶完ボを食らった仲間からは、超絶の仲間入りはしないでね、とか、超絶完ボは難しいですが泳がせアジの刺身を食べることにならないようにとか・・・
残念ながら未だ1尾目のアジを泳がせ中と返答したその直後だった。
来たーっ!
小型(33cm)ではあるがアオハタ。
これで本日の超絶完ボは逃れたぞ。
どうだ参ったかっ!
この時点で泳がせアジはまだ4尾が残っているので、このペースでいくと、どうやら今日はアマダイ/鬼狙いは諦めた方がよさそうだ。
途中、朝方カイワリを狙っておられたボートに様子をお聞きすると、あれだけ釣れ盛っていたのに今日はさっぱりとのこと。
気まぐれカイワリの真骨頂ここにあり、なんて残念がっている場合ではない。
何とかヒラメが欲しい。
昼からは朝とは逆方向にボート乗り場に向かって流す。
水深約30mで濃いベイト反応を見つけたので、急いでバケツの中で泳がせていたアジを入れる。
さあ行け!
ベイトは直ぐに通り過ぎてしまったその時、いきなり強い引きで穂先を持っていかれる。
慌てて竿を立て巻き始めるも根掛かりか? びくともしない。
いや、あれは確かに魚だったはずだ。
どうやら、根に持って行かれたようだ。
ちょっとドラグの締め方が弱かったかな?
後悔しながら穂先に軽くテンションをかけながら待つこと10数秒。
ググッ、出たぞ、今度は力いっぱい竿を立てドラグを締め直したリールで巻き始める。
数秒の攻防の後やれやれ上がり始める。
やったぜ、これこそヒラメに間違いない。
ウシシ。
上がってきたのはヒラメではなくオオモンハタ((45cm)だったが、我が家ではハタはヒラメに準ずるのでここは素直に嬉しい。
その後はヒラメヒラメと唱えながら、何度も周りを流し直す。
しかし、この辺りから風が強まり始め、どんどんと仕掛けが出ていく難しい釣りになってしまい、2時過ぎに終了。
残ってしまった最後のアジは、よかったねと声掛けして放流する。
で、2024年初釣りの釣果はこれ。
泳がせ1本としてはこんなものかな。
アオハタのカルパッチョ。
最近伊東ではシロアマダイの顔が結構見られるようです。
この日も小型でしたがカイワリポイントで1尾釣れてました。
次回は狙ってみたいです。
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初釣りで美味しいハタ二匹とはうらやましーです。てっきり、アジのフルコース写真を拝めると楽しみにしていたのですが!
最近は渋い日ばかりなので、私も泳がせヒラメをしてみようかな!昨年はお上手な皆さんに釣果負けしたので、今年は頑張りたいです。
投稿: MBL | 2024年1月 9日 (火) 22時39分
MBLさん、こんにちは。
超絶完ボは覚悟の上での1本勝負でしたが、気持ちの片隅には90cmのヒラメをぶら下げた自分がいました。
ハタをかけた時にはヒラメを確信したんですがね。
以前はヒラメが結構釣れたのですが今はハタのようです。
今週末は久しぶりに天気もよさそうですね。
ヒラメでもアカムツでも景気の良い釣りを楽しみにしています。
投稿: 五目漁師 | 2024年1月10日 (水) 09時22分
私だと初釣りの完敗は避けたいので泳がせを選択する勇気はないですが、万一泳がせのアジが早々になくなってもBプランでステキな釣果を確保されてたことと思います。アオハタ&オオモンハタおめでとうございます。
泳がせをやる時は大津でアンカーを落として待ちの釣りをすることが多かったのですが、ベイト反応を探してそこにアジを落とすとよいのですね。大変参考になりました。ありがとうございます。
投稿: paiatown2013 | 2024年1月10日 (水) 18時17分
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
ヒラメ残念でしたね、なかなか情報が無いので狙うポイントはどこにするのかと考えてましたが。
やっぱりエサになる小魚が釣れる場所じゃ無いと難しいのでしょうか。とはいえあのサイズのハタだと食べ応えは十分ですね。
春のカイワリシーズンまで伊東だと何を狙うか考えてしまいますね。
今週末は今のところ行けそうですが、白アマダイもいつも狙ってるんですがそう釣れないですね。
投稿: K | 2024年1月10日 (水) 21時02分
paiatown2013さん、こんばんは。
大津と違って伊東や網代では普通にはアジが釣れません。
たまたま釣れた時には本来の釣りの傍らで泳がせますが、年に1、2度はアジを買って行き泳がせを専門にやります。
いつもそんな時には、ベイトのアジが居ないのにヒラメは果たして居るの? という疑問付きです。
大津で泳がせをやる時には私もアジ釣りの傍らでやりますが、先ずアジを確保した後は泳がせ専門で流しながらやるのも面白そうですね。
投稿: 五目漁師 | 2024年1月10日 (水) 21時09分
Kさん、こんばんは。
この日、お会いできるのではと楽しみにしていました。
Hご夫妻も初釣りの様でした。
ベイト反応があったのはアジポイントで少々と、オオモンハタがj掛かってくれたボート乗り場を右に出たところでした。
マダイやオニを狙う時には反応は気にしないのですが泳がせのハタやヒラメは気になりますよね。
水温は17℃丁度でしたのでまだカイワリが居ても不思議ではないのですが、この日は皆さん駄目だったうようですし、フグも出たようです。
14、5℃迄下がると、いよいよ死の海に突入ですが、後はアマダイ、オニカサゴ、ハタといったところでっしょうかね。
一度、エンジン艇で少し沖のアマダイ狙いなどはいかがでしょうか?
投稿: 五目漁師 | 2024年1月10日 (水) 21時27分
こんにちは、毎回楽しみに読ませていただいています。9年前に早期リタイヤしてIターンして長野市の中山間部に住んでいます。横浜にいるときは、釣りクラブを主宰して毎月海に出ていましたがこちらに来てから一度も海に行けていません。毎回うらやましくそしてそちらにいたらご一緒させていただろうと思っています。昨年末釣り道具を引っ張り出してメンテナンスをしました。今年は、日本海デビューを必ずしようと思っています。これからも楽しい釣行記を待っています。寒い季節ですのでくれぐれもお身体一番で安全な釣行をしてください。
投稿: 長野の案山子 | 2024年1月11日 (木) 14時43分
長野の案山子さん、はじめましてこんばんは。
山梨から沼津ヤ東伊豆に来られる方は時々いらっしゃるようですが、
長野から太平洋側の海は少し遠いですね。
横浜にいらっしゃったならなお更に遠く感じられると思います。
私も故郷が舞鶴ですのでたまに日本海側で釣ることがありますが
良いところがたくさんありそうですね。
4月、5月くらいまでは少し厳しそうですが、
是非今年は日本海に出られて楽しい釣りの様子を聞かせて下さい。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: 五目漁師 | 2024年1月11日 (木) 17時47分