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2024年1月18日 (木)

フグの巣とホウボウの巣は見つけたが

 

1月17日は伊東(井上丸)に釣行。
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お店の釣果ブログを見ると今シーズンに入ってアマダイが良く釣れている。
五目漁師にとってアマダイと言えば福浦。
伊東でも釣れないことはないが狙って釣れるほどではないと思っていたが、これほど釣れるなら狙ってみよう。

少し深いところもやってみたいのでエンジン艇をお借りする。
どうせならと、可能性のある何人かをお誘いしてみたが急な平日ではそうやすやすと付き合って下さる釣り師は見つからない。

前日はカヤック仲間(五目漁師だけカヤック乗りではないが)と横浜で新年会だった。
五目漁師は元々大して飲めないが、もちろんセーブして美味しい肉に集中した上で、翌朝4時半過ぎに出発する。

車の車外温度計で1℃は今年初めて見る。
真冬の富士山撮影や北海道撮影旅行でならした防寒対策が役に立つが、撮影と違ってどうにもならないのが指先。
餌を触ったり獲物を掴んだりするので指無し手袋(というらしい、怖っ!)になってしまう。

結構深い流し釣りなので五目流では置き竿は不可の手持ちスタイルになるが、特に竿を支える指がジンジンとかじかんでくる。
持ち手を左右で交代しながら空いた方は次の交代要員としてポケットで暖める。
ただ幸か不幸か、始めに付けた餌がずっと残っているし、もちろん獲物もないので手が濡れることは殆どない。

8時を過ぎると冷たさは和らいだが、もう一つの課題は無風。
ボートが殆ど流れないためにアマダイ特有の底トントンの流し釣りではなく、底トントンだけの叩き釣りになっている。

自分の住処周辺でテリトリから外に出ることはないと言われるアマダイ、これじゃそこに仕掛けが命中しない限り釣れるわけがない。
手漕ぎならたまに漕いで砂漠を探索すればよいが、慣れないエンジン艇をゆっくりと流すのは難しい。

仕掛けを底に着けた状態でリールをフリーにして船外機のクラッチを入れてみるが、ヤバイ!下手するとラインをペラに巻き付けてしまう。
同じことを後進でやればペラに巻き付く心配はないことに気付きなんとかやってみると、初アタリでやっとホウボウをゲット。
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やはりボートが流れると釣れるという証にはなったが、五目漁師の操船技術ではおぼつかなく今日のところはここまでに留める。

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因みに仕掛けは前々回の記事に記したオニアマ両刀仕掛けを使っているが、どちらに来ても不思議でないホウボウはオキアミの方を食っていた。

その後10時そして11時とノーバイトが続き、ここでとうとうオキアミとサバタン餌によるアマオニ狙いは諦めてジギングに切り替える。

すると直ぐにアタリ。
しかし直ぐにフグとわかる。
やっぱりフグ。
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待ち遠しかったアタリがやっと出たので、わかってはいるがもう一度落とすとやっぱりフグ。
わかっていながらアタリがあるということは釣りをこれだけ楽しくさせてくれるのか! 懲りずに3度目も、やっぱりフグ。
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この時期さすがにどこにでもいるわけではないが、ここは正にフグの巣だ。

場所移動しようとして、やっと弱いが風が吹き始めほんの少しボートが流れていることに魚探の航跡から気付く。
よしっ! いよいよ来たな。

当年とって、いや満74歳の五目漁師、幼稚園の頃からなおらない癖がある。
癖というよりも気が小さいがための用心深さから来ていると言った方が良いかも。

何か事が起こる前触れがあるとお〇っこをしたくなる。
皆さんがファイトする際のハチマキのようなものだ。
厚着の冬場のこれは面倒ではあるが、この際きっちり済ませて先ずはフグの巣から逃げるためにも少しポイントを移動する。

するとやっぱりあの前振れは大当たり。
こんな少しのボートの流れでも、あるとないとでは大違い、ホウボウの入れ食いが始まる。
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もう止まらない。
正にフグの巣に隣り合うホウボウの巣を見つけた。
(こんなところに巣なんてあるはずがない、時合いなんだろうな?)

ひと流し約30分、まだまだ釣れそうだがこれ以上釣っても仕方ないしそろそろ沖上がりの時間が近づいているので、最後に前回アジの泳がせで良型のオオモンハタを釣ったポイントに移動し柳下ドジョウを狙う。

すると、おっとびっくり、これも当たり。
魚探に表示されたエリアに入るや直ぐに今日一のアタリ。
上がってきたのは良型のアオハタ(38cm)。
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やっと、魚らしい魚が釣れてやった感満載で喜ぶ。

前回の伊東と同様にいい時合いのようだが残念ながらここで時間切れ。
結局、狙ったアマダイの巣もオニの巣も見つけられなかったが、今日の釣果はこれ。
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井上丸では釣れても釣れなくても釣果を見せあう儀式がある。
今日一日それぞれの様々な思いで同じ海に浮かんだ釣り師がどんな結果だったかは興味津々だ(と言いつつ五目漁師はもし最後のハタがなければクーラーボックスを隠してしまうところだった)。

久しぶりにお会いしたTnさん。
五目漁師には一昨年あたりから始まった伊東の大イトヨリフィーバーはこの方から始まったというイメージがあるほどいつも大きなイトヨリを釣って来られる流し釣りの名人。

今日は本当に渋かったですねと言いながら見せて頂いた釣果がこれ。
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(井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト)

今日はどこを探しても居ない思っていたアマダイもオニも居るではないか。
しかも手漕ぎなのでせいぜい45m辺りだったらしい。
アマ、オニ共に餌はオキアミだったとのこと。

うーん、アマダイが好きなオキアミとオニカサゴが好きな特大サバタンの親切、いや欲張り仕掛けで臨んだ五目漁師の釣りは失敗だったかと考えてしまう。


で、アオハタのカルパッチョ。
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周囲はアオハタ、ベビーリーフの上はホウボウ

ホウボウのブイヤベース
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アオハタとホウボウの昆布締め。
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ちょっと色々あって次回は月末か2月に入ってからになりそうです。
2月、3月は辛抱の釣りですがマダイの乗っ込み、一旦は鳴りを潜めたカイワリのXデー、今年は久しぶりにやってみようと思っている春イカ・・・毎年様子は変りますがどんな風になるんだろうと期待を馳せる時期でもありますね。
大津にカイワリが現れたり、逆に伊東にタチウオが現れたり、楽しそうです。

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コメント

あの日以来伊東の海でまたお会い出来ることをずっと首を長くしてお待ちしておりまた。ボ―トを予約したときに「明日いらっしゃりますよ!」と若旦那が教えてくれたときから「明日は恥ずかしくない釣りをしよう!」ワクワク感で青年のように胸一杯でした(笑)
【丁寧な】流し釣りのきっかけを、さらには「延々と残る白くふやけたオキアミ」状況下でのTGベイトへの切り替え、ホントに目からウロコのヒントを頂きありがとうございます❗

tnさん、こんばんは。

先日はお疲れさんでした。
渋かったですよね。 と言うか、あんなに一日中無風の日って滅多にないですよね。
無風時のエンジン艇の釣り方は今後の課題になりました。

それにしてもtnさんの釣果を見た時には正直びっくりしました。
釣りのスタイルは以前の伊東でも拝見させて頂きましたが、凄い集中力で決して見えない魚を追って流しておられるご様子でした。
こちらこそ、勉強させていただいております。
今後ともよろしくお願いします。

こんばんわ
釣りは良いですね
今年こそはと、準備だけは全て???そろえていますが
天気と病院と仕事がかみ合わず
中々行けそうもないです
また、体調も想定外の感染症にかかり
家族全員ダウンでしたが
今週になり、やっと元に戻った気がします
そこで、風予報を見ると、今月は無理そう
また、出られても釣果は期待できそうもなく
来月が釣り始めのようですね
もしかすると、堤防釣りが初釣りになるかも
それだけは止めたいですね

趣味人たけさん、こんばんは。

寒いですからね、こんな時に海に、と思うのですが
出るとやっぱりいいですね。
釣れても釣れなくても、特にこの時期は1日が短いですから時間がたつのが速く感じます。

私の方はおかげさまで風邪もありませんが、今週はちょっと辛抱して来週の天気をチェックしているところです。
コロコロと変わる天気ですから準備完了で、明日良ければ直ぐに出るという態勢で待っていないとなかなか出られる日はないようです。

おっしゃる通り、一番釣れない時期に突入していますので老体組にとっては鋭気を養う時期とするのが良いかとも思います。

寒さの次は凪、そしてフグ!次々と現れる敵を交わして仕掛けを変えて、見事に釣果をまとめられましたね。さすがの釣果おめでとうございます。

私はとりあえず2週連続で予約してきるものの、天候に嫌われてますが、この季節はそんなものと割りきって好天を待ちたいと思います。

paiatown2013さん、こんにちは。

この日は最後まで餌でやり通そうと思っていたのですが余りにも反応がないのでジグに切替えてしまいました。
砂漠の海底ではやはりジグの方が良く目立つのでしょうか分があるようです。

今の時期は上にも書いていますが天気がコロコロ変わりますので、隙あらば出かけるという態勢でないとなかなか出られないですね。
365日連休の私でさえもこれですからお仕事がある皆さんは本当に大変だと思います。
手前船頭で”これぞ釣り” が楽しめる手漕ぎボート釣りですが、一番の難点ですね。

こんにちは。

これだけホウボウを一度に釣られるというのは伊東ではあまりなかったように思います。
Tさんならさぞ喜ばれたかと。

まだ井上丸の釣果を見てないのですが、アマダイが釣れているのですかぁ。カイワリも食べたいと思っていたので明後日検討している釣行では悩みますね。取らぬ狸のなんとかにならないよう準備して参ります。

まっくさん、こんばんは。

ホウボウは方々に居るのかと思っていましたが、結構かたまっているようですね。
この時は釣る気になればまだまだ釣れそうな感じでした。

井上丸の釣果ブログでは結構アマダイが釣れていますし、型が揃うこともあるようです。
今年は加えてシロアマダイが結構頻繁に釣れています。
海がどんどん変わってきますが、今年はどんな年になるのか楽しみです。

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