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2023年12月29日 (金)

納竿釣行は網代でアカムツ狙い



12月28日は網代(亮知丸)に釣行。

先日釣ったオニカサゴはお正月用に冷凍庫にしまい込んだ。
あとは、やっぱりアカムツが欲しい。

元々、この日は納竿釣行と決めていたが弟の行く行くフラグが立ったので一緒に行くことにする。

朝起きると、予報通り数日前からの厳しい寒さはやや緩んでいるので五目漁師の本格冬場スタイルでは4枚張りのホカロンを2枚に減らし、現地では更に暖かく感じたので厚手の上着をウインドブレーカーに着替えて、さあ出発。

少し風も波もあるので一番近い-200mから始める。
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1投目の着底後直ぐに大きなアタリ。
リールを巻き始めるとまだ準備中の弟がもう来たの? と驚いている。
いきなりでかいのが来たよ、何だろう?
メダイとかアラのでかいのを想像しワクワクする。

リールが(負けてるのに)ウインウインと鳴りながらドラグを滑らせているので、少しずつ締めながら巻き上げてくる。

前回のこの釣りで不用意にも折ってしまって修理した穂先が激しくビクビク、グイングインと振動とお辞儀を繰り返す。
2dsc_2029s  

しかし、弟が玉網を持って待ち構える中で見えてきたのは引き具合からして予想もしなかったサメ野郎。
3dsc_2006s
網代の海はピカ一で澄み切っているのに波がハレーションでゴミが浮かんでいるように見える。

残念ながら今日はカメラを忘れてきてしまいスマホで撮っているのでうまく撮れない。

話はそれるが、こんな写真しか撮れずいらいらしたので一言。
進歩した画像処理(ソフトウエアー)で最近のスマホ写真の出来栄えが素晴らしいのは認めるが、所詮スマホはスマホ。
片手でハリスを握り暴れるサメ野郎に耐えながら憎々しい奴の写真を撮るなんてことはスマホでは無理無理。
ハリスの握り場所が悪かったり逆に離すタイミングが悪かったりすると自分を釣りかねないドタバタの状況の中で、片手でつまむようにしか支えられないカメラ(スマホ)は不安定で、画面のシャッタ―ボタンを押すのは難しいし、ズーミングに必要な親指と人差し指など空いてはいないし、しかも指が濡れると動かなくなるし・・・こんな現場では全く持って使い物にならない。
クソッ、クソッとやっている間にノーコントロールになってしまった奴は自らハリスを巻き付けてしまい、結局わけのわからないこんな写真しか撮れなかった。
挙句の果てに何を血迷ったか奴が掛かっているエダスだけを切れば良かったのにハリス(幹糸)を切ってしまい奴と一緒に無駄に錘まで見送ってしまった。

さて、今日はスミヤキやオキギスは大歓迎。
4dsc_2009s

お正月が近くなると目出度さにかこつけて値段が跳ね上がるらしい蒲鉾。
しゃくにさわるので今年は買わない(とヨメサンが言う)。
そこで、今年は釣ったこれらの魚で蒲鉾を作ることにしている。

今日は、全体的にはアタリが少ない。
やっと待望のアカムツが上がったのは9時過ぎ、
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次は11時過ぎ、
6dsc_2027s

3尾目(37cm)は13時半。
7dsc_2036s
ホタバリが掛かっていた針の回りは窓の様に大きな穴が開き向こうの青空が見える。これなので、ハリスが緩むと逃げられてしまう。

前回は帰り際にクロムツの入れ食いがあったので今回もと期待したが、そんな嬉しい山場はなく約2時間おきにポツリポツリと掛かってきた。

そんな中で先にも記したが、修理した穂先の耐久試験は取りあえずは合格。
もともとこの釣りでは目感度は殆どきかず手感度優先で掛けるというよりも掛ったことを感じて巻き上げをスタートするが、その手感度は竿先が少しながら硬くなったことで寧ろ良くなったかもしれない。

ついでに自分の弟だから言えるが、彼は40cm近いクロムツが掛かっているのに未だに獲物が掛かっているかどうかを確信できないままに最後まで首をひねりながら巻き上げてくる。
もうそろそろ中深場釣りの長~い巻き上げの楽しさを満喫して欲しい。
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帰るころには風もなくなり少し苦労した2枚潮も収まり釣り易くなったが、釣りをしていると1日が本当に短い。
で、今日の釣果はこれ。
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これで今年の釣りは終了したが、1年を振り返ると何となく大物的にも大漁的にも山場のないシーズンだったように感じる。
自分のことではないが、夏の故郷舞鶴で弟がタイラバで上げた80cmの真鯛のビギナーズラック。
自分では秋に90cm(多分)のブリを逆光の中で目がくらみとり逃したシーン、近いところでは苦労すれどもなかなか釣れなかったカイワリの大漁釣りが、悔しいかな五目漁師の釣りの前後にあったことなどが思い出される。

色々工夫して釣りに挑むが、魚の気持など未だにかけら程にもわかっていない。
釣れる釣れないの殆どは釣り師の工夫や知識、技量に関わらず魚が決める食いのタイミングに支配されていることを今更に思い知らされることも多々あった。
そんな中で、釣れても釣れなくてもこの一年もなんとか自分記録としてのブログ記事を残すことができたし、ブログのコメント欄を通じて知りあった仲間の皆さんから一緒に釣ったり飲んだりの機会に誘って頂き、楽しかった思い出は例年以上に多かったように感じている。
いつも思うのは、こんな年寄りを相手にしていただくだけでもありがたく感謝しかない。
来年も是非よろしくお願いします。

今日は都合があってたまたま一人でやって来た息子に一足早く正月用に捕ったアカムツやクロムツの刺身をご馳走した。
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来年が皆様にとっていい年になることを祈っています。
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<!ー040網代釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

五目漁師さんこんばんは!
今年の釣り納めは好釣果で何よりでしたね。
深海釣りは経験ないので、あんなサメが釣れたら自分なら喜んじゃいます。
この部屋ブログの愛読者の皆さんは
年明けと同時におめでとうコメントを入れると予想して、一足先にコメント頂きます。
今年は一緒に船に乗せてもらいありがとうございました。
また来年も宜しくお願いします!

マックの連れTさん、こんばんは。

深海ザメは厄介者ですよ。
中には2m近くもあるサメを上げてくる人もいますし、
掛けた魚を食ってくるので獲物が頭だけになることも結構あります。

結果はあまり良くなかったですが伊東のジギングは楽しかったですね。
来年は時々エンジン艇を借りて、少し沖でジギングやタイラバで大物を狙ってみたいと思っていますのでまたお付き合いください。

それではいいお年をおむjかえ下さい。

釣り納めで本命確保素晴らしいですね。おめでとうございます。こちらがどれだけ頑張っても、魚の食い気がなければ何も起こらない不確実さが面白いのかもしれないですね。今年は五目漁師さんのような鮮やかな刺身盛りを作るのを目標に精進したいと思います。その前に魚を釣らないとですが(笑)引き続きよろしくお願いします。

paiatown2013 |さん、こんばんは。

paiatown2013さんもそうですが、観音崎の釣り師は潮流からある程度時合いを読んでらっしゃいますよね。
こちらの方は、いつその時がやってくるのか全く分かりません。
そもそも潮流が読めませんし、釣果はいつも結果論です。

是非、真鯛の姿造りをやって見せてください。
あれだけ大きいとド迫力、一族郎党で楽しめそうですね。

こちらこそ本年もよろしくお願いします。
大津あたりでお会いできるのを楽しみにしています。


こんにちは。

拝見はしてあったのですが、書き込みが出来ず遅くなりました。

一年締めくくりの釣行は伊東中深場でらっしゃったのですね。

アカムツもしっかりゲットされてますし、かまぼこにうってつけの炭焼きもあり。しんねんの準備万端といったところでしたね。

ご存知の通り冬はあちこちお呼びがかからのでパタパタしておりましたがそろそろ初釣りに行きたいと思っております。

明後日は小春日和のようですし伊東でのんぴりカイワリ狙い半分、ジグ半分かなと思っております。

まっくさん、こんばんは。

ご丁寧に4連発のコメントありがとうございます。
伊東の初釣りが流れたのは残念でしたね。

私は本日(1月30日)網代でしたが、中深場としては珍しいほどのアタリのなさ
帰る間際にアカムツが掛かってくれた時には、シロもクロも来ない時によくぞアカが来てくれたもんだと、感謝、感謝でした。

まっくさんの2月の初釣りを楽しみにしています。

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