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2023年12月

2023年12月29日 (金)

納竿釣行は網代でアカムツ狙い



12月28日は網代(亮知丸)に釣行。

先日釣ったオニカサゴはお正月用に冷凍庫にしまい込んだ。
あとは、やっぱりアカムツが欲しい。

元々、この日は納竿釣行と決めていたが弟の行く行くフラグが立ったので一緒に行くことにする。

朝起きると、予報通り数日前からの厳しい寒さはやや緩んでいるので五目漁師の本格冬場スタイルでは4枚張りのホカロンを2枚に減らし、現地では更に暖かく感じたので厚手の上着をウインドブレーカーに着替えて、さあ出発。

少し風も波もあるので一番近い-200mから始める。
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1投目の着底後直ぐに大きなアタリ。
リールを巻き始めるとまだ準備中の弟がもう来たの? と驚いている。
いきなりでかいのが来たよ、何だろう?
メダイとかアラのでかいのを想像しワクワクする。

リールが(負けてるのに)ウインウインと鳴りながらドラグを滑らせているので、少しずつ締めながら巻き上げてくる。

前回のこの釣りで不用意にも折ってしまって修理した穂先が激しくビクビク、グイングインと振動とお辞儀を繰り返す。
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しかし、弟が玉網を持って待ち構える中で見えてきたのは引き具合からして予想もしなかったサメ野郎。
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網代の海はピカ一で澄み切っているのに波がハレーションでゴミが浮かんでいるように見える。

残念ながら今日はカメラを忘れてきてしまいスマホで撮っているのでうまく撮れない。

話はそれるが、こんな写真しか撮れずいらいらしたので一言。
進歩した画像処理(ソフトウエアー)で最近のスマホ写真の出来栄えが素晴らしいのは認めるが、所詮スマホはスマホ。
片手でハリスを握り暴れるサメ野郎に耐えながら憎々しい奴の写真を撮るなんてことはスマホでは無理無理。
ハリスの握り場所が悪かったり逆に離すタイミングが悪かったりすると自分を釣りかねないドタバタの状況の中で、片手でつまむようにしか支えられないカメラ(スマホ)は不安定で、画面のシャッタ―ボタンを押すのは難しいし、ズーミングに必要な親指と人差し指など空いてはいないし、しかも指が濡れると動かなくなるし・・・こんな現場では全く持って使い物にならない。
クソッ、クソッとやっている間にノーコントロールになってしまった奴は自らハリスを巻き付けてしまい、結局わけのわからないこんな写真しか撮れなかった。
挙句の果てに何を血迷ったか奴が掛かっているエダスだけを切れば良かったのにハリス(幹糸)を切ってしまい奴と一緒に無駄に錘まで見送ってしまった。

さて、今日はスミヤキやオキギスは大歓迎。
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お正月が近くなると目出度さにかこつけて値段が跳ね上がるらしい蒲鉾。
しゃくにさわるので今年は買わない(とヨメサンが言う)。
そこで、今年は釣ったこれらの魚で蒲鉾を作ることにしている。

今日は、全体的にはアタリが少ない。
やっと待望のアカムツが上がったのは9時過ぎ、
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次は11時過ぎ、
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3尾目(37cm)は13時半。
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ホタバリが掛かっていた針の回りは窓の様に大きな穴が開き向こうの青空が見える。これなので、ハリスが緩むと逃げられてしまう。

前回は帰り際にクロムツの入れ食いがあったので今回もと期待したが、そんな嬉しい山場はなく約2時間おきにポツリポツリと掛かってきた。

そんな中で先にも記したが、修理した穂先の耐久試験は取りあえずは合格。
もともとこの釣りでは目感度は殆どきかず手感度優先で掛けるというよりも掛ったことを感じて巻き上げをスタートするが、その手感度は竿先が少しながら硬くなったことで寧ろ良くなったかもしれない。

ついでに自分の弟だから言えるが、彼は40cm近いクロムツが掛かっているのに未だに獲物が掛かっているかどうかを確信できないままに最後まで首をひねりながら巻き上げてくる。
もうそろそろ中深場釣りの長~い巻き上げの楽しさを満喫して欲しい。
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帰るころには風もなくなり少し苦労した2枚潮も収まり釣り易くなったが、釣りをしていると1日が本当に短い。
で、今日の釣果はこれ。
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これで今年の釣りは終了したが、1年を振り返ると何となく大物的にも大漁的にも山場のないシーズンだったように感じる。
自分のことではないが、夏の故郷舞鶴で弟がタイラバで上げた80cmの真鯛のビギナーズラック。
自分では秋に90cm(多分)のブリを逆光の中で目がくらみとり逃したシーン、近いところでは苦労すれどもなかなか釣れなかったカイワリの大漁釣りが、悔しいかな五目漁師の釣りの前後にあったことなどが思い出される。

色々工夫して釣りに挑むが、魚の気持など未だにかけら程にもわかっていない。
釣れる釣れないの殆どは釣り師の工夫や知識、技量に関わらず魚が決める食いのタイミングに支配されていることを今更に思い知らされることも多々あった。
そんな中で、釣れても釣れなくてもこの一年もなんとか自分記録としてのブログ記事を残すことができたし、ブログのコメント欄を通じて知りあった仲間の皆さんから一緒に釣ったり飲んだりの機会に誘って頂き、楽しかった思い出は例年以上に多かったように感じている。
いつも思うのは、こんな年寄りを相手にしていただくだけでもありがたく感謝しかない。
来年も是非よろしくお願いします。

今日は都合があってたまたま一人でやって来た息子に一足早く正月用に捕ったアカムツやクロムツの刺身をご馳走した。
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来年が皆様にとっていい年になることを祈っています。
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2023年12月25日 (月)

またまた最後の最後に帳尻合わせ


12月24日は伊東(井上丸)に釣行。

クリスマスイブにはもはや縁はないが、お正月のご馳走用にヒラメが欲しい。
ということで、手漕ぎボートを予約し準備も済ませた頃に、本ブログにコメントをいただくまっくの連れのTさんからエンジン艇でジギングをやりたいとのリクエストメールが入る。

そんな急に、と思いながらも艇の空きを確認すると幸いにもOK。
急遽予定を変更し、泳がせ釣りの竿や仕掛けなどをジギングとタイラバの道具に入れ替える。

勝手知ったるとはいえ伊東でのエンジン艇は初めてなので、井上丸のお兄さんに釣行可能エリアや目ぼしいポイントなどを教えて頂き、さあっ出発!

先ずは船着き場からテトラエリアを出て右手側のホテル前周辺で、Tさんはジグ、五目漁師はタイラバを落としていくが反応ナッシング。

実は気もそぞろ、かねてより一度は行ってみたかった手石島が直ぐそこに見えているのでネチネチとタイラバを落としている場合ではない。
早々にホテル周りは切り上げて手石に向かう。
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左の島が手石島 (12022年1月31日撮影)

近づくにつれてどんどん浅くなってくる。
40→30→10m、そして6m→5m。
こんな調子で一体どこで釣るのだろうか?
ジグやタイラバが落とせそうなポイントが見つからないまま記念に一周しようかと思ったが、表側(後ろ側?)に回り込むと少々風もきつそうなのでU-ターンしてあっさりと退却。
(後で知ったが島と岸側の間は浅く座礁の可能性もあるので普通は通り抜けせずに、釣りは反対側(伊東から見て左側)でやるとのこと)

魚探で深度をチェックしながら進んでいた五目漁師は、エッこんなに浅いの? くらいにしか思っていなかったが、どんどんと足元に迫ってくる海底を見ていたTさんは恐かったらしい。

あこがれるのは今日は止めにしよう(違うか!?)、小島を早々に後にして点々とジグとタイラバを落としながら反対側のサンハトヤ方向に向かう。
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途中、Tさんがアオハタ、五目漁師がホウボウを掛けるが総じて渋々で魚の気配が感じられない。

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8時ごろからは例の北東風と波浪のセットで海面は少し荒れ模様になっていたが、本命のサンハトヤ前に着いた頃にはそれも収まりつつあった。

かつては周辺の根回りにはベイトが群れていたが、ここも根焼けというやつであろうか今はどの根を回ってもひっそりとしている。

やがて海上は無風、潮流も殆どなくなってしまい艇は一切流れなくなってしまった。
少し沖に出てアマダイやオニカサゴ狙いの底トントンをやってみるが、こうも同じところを叩いているとタイラバで穴を掘ってしまいそうな気さえしてくる。
コマセで集めるわけではないのでこれじゃな・・・。

以前、タイラバは手漕ボートが一番適していると書いたことがあるが、今が正にその通り。
手漕ぎなら3回タイラバの“着底と巻き巻き”をやって駄目ならボートを少なくとも数10mは漕いで繰り返すことにしているが、エンジン艇ではそんなこまめなことはやれない。

そんな中でもジギングのTさんにはたまーにアタリがあるようだ。
(実は正体はフグにエソ)

五目漁師もなんでもよいからとにかくアタリが欲しく、ここでタイラバからジギングに切り替える。
その一投目。
着底から巻き始めるとウニャウニャと変な感触、オッ来た来た。
久しぶりのアタリで上がってきたのはウッカリン(34cm)。
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これで本日のボはなんとか逃れたよ、嬉しい。

さて、五目漁師がよく経験する1投目マジックも含め、ポイントを移動したり、シャクリを変えたり、ジグやタイラバの色を変えたり、そして今の様にタイラバからジグに替えたりするとその途端に釣れることはよくある。
講釈釣り師はシャクリは云々、ジグの色は云々・・・そしてそれが当たると“ほらね”とよくおっしゃるが、五目漁師は魚は釣り方の適合性や色そのものに反応するのではなく変化に反応するのではないかという気がしている。

話はそれてしまったが、ウッカリンが掛った勢いで次にTさんにヒット、続いて五目漁師にもヒットのダブルヒット。
いよいよ時合い到来だねと互いにウインクまでとは言わないが、キモイ目配せをしながら上げてくるとなんとTさんは大フグ、五目漁師は小フグ。

普段は比較的浅場でしかやらないTさんは、ポンポンに膨らんだ大フグの腹を憎らし気に見ながらこんな深いところでもフグはいるの?
信じられない。
次もそうだったらもう帰ると脱力状態。
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相当な期待だったのだろう。

この後は、Tさんが得意とする浅場をやってみるも魚っ気なしと直ぐに諦める。
最後は折角のエンジン艇なので普段はやれないちょっと深場をやろうと、再びホテル前の-55m前後に移動する。

時刻は2時、沖上がりまであと30分しかないがここで1発でかいのが欲しい。

依然として流れないボートに辟易としていると、どうだ突然西風が吹き始め海面には一気にさざ波が立ち始める。
手漕ぎボートだと慌てて岸に向かって退避するところだが、今の我々にとっては正に神風。
これで状況が変るかもと2人で期待する。

すると、Tさんに型のいいホウボウ、続いて五目漁師にもホウボウ。
続いて、着底と同時に小型のオニカサゴ、どうやら神風が時合いももたらしたようだ。
ここで残念ながらやや大物のバラシがあって、ジグを落とし直すとその着底後直ぐにまたアタリ。
今度は良型のオニカサゴ、さっきバラしたやつかな?(35cm)
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そしてTさんにホウボウと続く。

ここまでが、だんまりの一日だっただけにフィーバーフィーバー。
片づけに入るためにTさんに声掛けしていた2時半を回ってしまったが片付けは後回しにして最後の1投。

なんと今度は着底時にもう何かが掛かっている。
ジグの錨針に掛かって上がってきたのはなんと持って帰って一番喜ばれるイカ(アカイカ)。
やったね。

なんだ、この時合いは! あと30分やらせてくれたら・・・
と後ろ髪を引かれながら(いつものように五目漁師にとっては不適切だが他に言葉が浮かばないので)ぶっ飛ばすと潮を浴びる逆風の中をギリギリセーフで船着き場に戻る。

で、今日の釣果はこれ。
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上段が五目漁師、下段がまっくの連れTさんの釣果
井上丸の釣果ブログよりコピー&ペースト

前回と同様に今回は正に最後の30分でなんとか正月用の魚を揃えることができた。
時合い恐ろし!

今回釣ったオニカサゴとウッカリカサゴはお正月に娘や息子家族がやって来た時にご馳走しようと、冷凍保存に。
そこで、残った小魚でミニ刺身盛り。
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時合いの海の中を覗いてみたいですね。 今回の最後のポイントは根回りとかの決して特別な場所ではなく、たまたま入った砂漠の1ポイント過ぎません。 コマセに集まってくるわけではないのにジグを落とすと即掛かり。 あの広い海の中でフィッシュイーターはトンビのように目が良いのか耳が良いのか遠くから波動を感知するのかとにかく凄い餌発見能力だと思います。そして粘った結果この時合いに遭遇出来て良かったです。

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2023年12月15日 (金)

それは愛竿の穂先折れから始まった

 

12月14日は網代(亮知丸)に釣行。

天気予報ではこの週唯一の沖への釣り日和。(のはずだった。)

お正月も近くなると、めでたいことにかこつけて値段が跳ね上がる蒲鉾。
あんなものはアホくさくて買えやしない、とヨメサン。

そこで、今回の狙いは自家製蒲鉾を作るためのオキギスやスミヤキ、いやいや、やっぱり沖に出る限り見栄えのよいアカムツが欲しい。
でも正直、彼らも大歓迎。

場合によっては中深場ジギングもやってみたいし、時間があればそれこそめでたそうなオニカサゴも狙ってみよう。
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中深場用の竿、中深場用のジギングロッド、オニカサゴ用のライトゲーム竿の3本。
壁に立てかけて写真を撮るとリールを着けたメインの竿がいつも後ろに隠れて軽いタモの柄が表に出てしまう。

先ずは五目漁師がオキギスの巣ポイントと称する水深300mに向かう。
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鏡のようなとまでは行かないが比較的静かな海面を突っ走ると12、3分くらいで到着する。
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中央左に熱海城が見える

ここでは5月にアカムツ連釣の良い目をしているが、とにかくギスが多い。
さて1投目、着底と同時にそのギスが来るかな? と思ったが来ない。
おや??? 来ない。
何も来ない。

このポイントでこんなことは初めてだが、空のまま仕掛けを上げては入れ直しを3、4回やると直ぐに1時間は過ぎてしまう。
8時になってやっと上がってきたのは小っちゃなオキギス。
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このころから急に北東の風が強まり、波が立ち始める。
この界隈独特のナライの風と波。
2、3時間我慢すると収まるはずなので少し湾側に戻ってオニカサゴを狙ってみることにする。

水深100~120m、錘は120号を使うがこの風の中では結構な速さで道糸は出て行く。
しかもアタリは皆無。

恨めし気に眺めていた沖の海面がやや静まって来たので再度オキギスの巣ポイントに戻る。
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やっと掛かったシロムツは途中サメにやられたようだ。
この後、サメ本体も釣る。

中深場で獲物がないままに仕掛けを上げてくることは滅多にないが、今日はそればかり。
-300mから-250mそして-200mへと点々とポイントを移動するが、アタリ皆無でどうにもこうにもならない。

もう弁当も食ってしまったし、12時も回ってしまった。
この時点でクーラーボックスに収まっているのはなんとシロムツが1尾。
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なんなっと釣れる中深場ではこんなことは初めてだ。

いつもの-200mでやっとクロムツが上がってくる。
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嬉しさ100倍のせいでもなかったし、やけくそでもなかったと思うが、この直後に風で穂先に絡まったリーダーを解除しようとして竿を煽った時に穂先を折ってしまう。

やっと釣れたのに仕方がない、ジギングに切り替えよう。
ジギングの準備を終えて、じゃあこれを最後にしようとなんとなく踏ん切りがつかず未だ置いていた竿で仕掛けを落としていく。

すると、着底と同時に、というか着底時には既に何かが掛かっている。
これはサバだな。
穂先折れの竿が空しくもサバごときで頑張っている。
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まあいいや、サバも今では貴重な魚・・・オヤっ?
見えてきたのはサバではなさそうだ。
なんと、良型のクロムツの2尾掛けだ。
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2尾が相互に暴れてサバ風を演出していたようだ。

急げ急げ時間がない、穂先のことは忘れてしまってもう1投、更に1投と急いで続ける。
入れる度に着底と同時にクロムツが掛かってくる。
ついでにこんな魚やシロムツも。
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怒涛の入れ食い状態だ。
と言っても、1往復に20分はかかってしまうのでそんなに数が釣れるわけではない。
時計を見ながらいつもならそろそろ始める後片付けも陸に上がってからに回して時間いっぱいまで粘る。
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で、本日の釣果はこれ。
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最後の2時間弱でなんとか帳尻合わせができた。
穂先折れの竿もよく頑張った。
折れてもよく釣れることは証明できたのでちゃんと直すからね、サンキュー。

で、釣った日刺身は久しぶりのクロムツ。
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脂のりのりのアカムツ、クロムツと言えば何といっても炙りだが、皮がキモイと炙りにはヨメサンが手を出さないのでこじんまりと。

白っぽくて見栄えはあまり良くないが、美味いクロムツの酒蒸し。
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次の日にウッカリカサゴの姿造り、昆布締め
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とクロムツの煮付け
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沖の釣りでこれだけの食いの差を感じたのは初めてでした。
何も釣れない6時間から、いきなり怒涛の入れ食いでした。
記事では省略していますが、この間はクロムツだけでなく、シロムツ、ウッカリの他にサバも釣れました。
伊東のカイワリもそうですが時合い恐ろしですね。
何なんでしょうか? 因みに、この日は大潮、下げの潮止まりは11時半でした。
この深さで、大潮の本気の潮が流れると釣りにならないと警戒はしていたのですが11時半の干潮と前後の満潮との間の潮汐差が小さいせいか強い潮流は感じませんでした。

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2023年12月11日 (月)

最近の諸々

 

365日連休とは言え、釣り日和と都合との相性が悪いとなかなか釣行のチャンスがない。
効果があるのかないのかわからないが、ボケ防止のためにも1週間に1記事はなんとかアップしたいと目標にしている。
今回は釣りの間隔があいてしまったので最近の諸々の様子でもアップしてみよう。

このブログでも何度か記事にしたことがあるが五目漁師はokkakefujiというハンネで富士山の写真を撮って、同名のホームページ上で整理、展示している。

趣味人たけさんが新進画家として、次々に賞をとられるのに触発され五目漁師も久しぶりに富士山関連のフォトコンテスト(トレステ富士山フォトコンテスト2023)に応募したところ優秀賞をいただいた。
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優秀賞の作品

だいぶ前に撮った写真ではあったが、応募要項に撮影時期は問わないとの一行があったのが応募の決め手になった。
賞品は御殿場産のハムの詰め合わせらしいのでお正月に丁度良い。

たけさんの高尚な絵画と比べるようなものではないが、昨年度の応募件数は4300件とあるので規模的にはそこそこのフォトコンテストだったようだ。(2部門からグランプリ各1点、準グランプリ各1点、優秀賞各3点、佳作各3点)

かってはヨメサンと交互に結構な数の賞をいただいているが、久々に応募した作品が入賞したことでまたちょっとやってみようかなという気分にもなっている。


富士山の他に数年前からは冬になると道東は釧路や根室に旅行しタンチョウやオオワシの写真を撮っている。
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2023年2月撮影

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2023年2月撮影

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2023年2月撮影

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2023年2月撮影

冬場は行き帰りは飛行機、現地では4WDスタッドレスタイヤ着きが当たり前のレンタカーを利用していたが、撮影機材や防寒着などの荷物が多いこともあり、折角の4WD車なので昨年は初めてスタッドレスタイヤに履き替えてフェリーを使って自分の車で行った。

今年は少し早かったが、11月末には既にスタッドレスタイヤに履き替えたので、冬の釣りはもちろんのこと流氷が道東に着岸するころを楽しみにしている。
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そして今年も昨年に引き続き夏冬共にお世話になる北海道にふるさと納税をした。
これは本日届いたその返礼品。
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新巻鮭

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オホーツク産お刺身用ホタテ

あと1点未到着のものもあるが、これだけのものが実質2000円でいただけるのでやらない手はない。
ただ、そろそろ肝心の納税が微々たる金額になってしまうことを考えるとこれが最後になるかもしれない。

さて、次の釣りは天気が良くなり次第、中深場がどうかなと思いを巡らせている。
まだ正月の魚にはちょっと早いが、オキギスやスミヤキなど蒲鉾の材料なども歓迎する。

 


伊東のカイワリがえらいことになっています。

シーズン当初は温暖化の影響でどこかに行ってしまったか、と心配しましたが逆でした。
やはり釣り師が何とか釣ろうと何やかやと工夫することなどしれており、釣れるか釣れないかは向こうが決めることですね。

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2023年12月 5日 (火)

カイワリの大釣りならず



12月4日は伊東(井上丸)に釣行。

今年中にもう一度中深場のアカムツ狙いと、場所は決めていないが泳がせ1本のヒラメ狙い、それにカイワリの大釣りをやっておきたい。

ど・れ・に・し・よ・う・か・な・・・と迷っていると、伊東のフグが消えた! カイワリ大漁! の釣果情報が入る。
数年前からカイワリ釣りに嵌っていらっしゃるKさんが、なんと54尾の大漁。
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12月2日Kさんの釣果(井上丸釣果ブログよりコピー&ペースト

さすがとしか言いようがないが、お話を聞くとクーラーボックスに入らなくなってしまい11時までの釣果だったらしい。

いつもあれだけ気難しいカイワリが1年に何回かだけ気を許す時があるが、2、3日するとまた釣れなくなってしまう。
よし、今しかない伊東のカイワリに決まりだ。
せっかくだから55尾釣って止めにしよう。

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さすがに少し寒くなってきた。
体を温めたいところであるが、汗をかくと後で冷たくなってしまうので、はやる気持ちを押さえながらゆっくりとポイントに向かう。
最終的には、他店のボートを含め5、6杯のボートが浮かんでいただろうか。
皆さんあの情報を見てのカイワリ狙いに違いない。

渾身の力で大きくシャクリ上げる釣り師、何本か竿を出し置き竿が主体の釣り師・・・
その中で、1本集中シャクリ多彩、仕掛けも多彩の五目漁師。
色々やってみるが一向にアタリはない。
ただ、どうやらフグの活性は低いようだ。

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7時半になってやっと最初のカイワリが上がると、入れ食いとまでは行かないがポツリポツリと釣れ始める。
スローペースではあるが1日この調子が続けば目標の55は行けそうだ。

なんて皮算用していると30分ほどでぴたりとアタリは止まってしまう。
代わりに出てきたのは例のフグ。
しかも今日のはでかい。

掛ったカイワリを巻き上げているとそれを追って2、3匹が上がってくる。
折角掛けたカイワリを明らかに途中でやられたと思われるケースもあるので巻き上げスピードもいやがおうにも速くなり、それでバラしてしまうという負のスパイラル。
シャクリの腕を止めたり、置き竿にしたりすると何の合図もなく間違いなく奴にやられてしまう。

少し深い所に場所を変えてみるが直ぐに集まってくる。

昼前には元の場所に戻って、小刻みにあるいは大きなストロークでかつ速く、とにかく仕掛けを止めずにやっているとガツンと久しぶりのアタリ。
ガッツンガッツンと首を振るので最初はまた奴かと思ったがどうやら真鯛の気配。
途中から慎重に引きをいなしながら上がってきたのは食べごろサイズの真鯛。
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もう少し大きいかと思ったが久しぶりなので嬉しい。

続いて、ホウボウやカイワリも上がってくる。
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海中を覗き込みひらひらと上がってくる魚影がフグチックだったのでぞんざいに扱っていると手元に浮いてきたのはアオハタだったこともあった。
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どうやら時合いのようだが長くは続かなかった。
不思議とこの間は憎っくき奴が鳴りを潜めていたが、やがて掛かるか切られるかの2者択一の再来だ。
針の付け直しや仕掛けの消耗もバカにならない。

常連のお客さんの中でフグの調理免許をお持ちの方がいらっしゃるということで、活きも見栄えも良い何匹かは水揚げする。
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刺身、しゃぶしゃぶ、唐揚げなどが美味しいらしい

そろそろ沖上がりの時間になったので、片づけながら置き竿にしていた3本針仕掛けを上げてみると見事に3本とも針がなくなっていたので、未練がましく残していたコマセもこれできっぱりと処分して本日の釣りは終了。

で、今日の釣果これ。
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ウッカリンとカイワリ1尾は他の釣り師からの頂き物

カイワリ釣りが終わってみると五目釣りになっているが、伊東の海は本当に不思議だ。
魚探で海底を見る限りにおいてはまるで砂漠。
それでいて、コマセを入れるとどこからともなくカイワリや今はいなくなってしまったがサバの群れ、厄介者のフグの群れ、それに単体の真鯛やハタ、時にはオニカサゴやアマダイまで集まってくる。
ベイトが入ると中層から海面に掛けては時にブリやカンパチなど青物の回遊もある。
(五目漁師が勝手に言っているだけだが)砂漠とはなんと失礼な、まるで水族館ではないか。

上がって片付けをしながら店主のお兄さんとしゃべっていると昔(数10年前)は今に比べるともっともっと魚影が濃く湾内には刺し網が入りヒラメの漁なども盛んだったらしい。
そんな話を聞き、年末のヒラメ1本勝負を伊東でやろうかそれとも予定通り網代でやろうかと迷っている。
何れにしても泳がせアジが大好きな奴が消えてくれないことにはチャンスがない。

で、先ずはカイワリの姿造り、
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あえて前回のアジの姿造りと同じ見栄えにして味比べもやってみた。

いただいた立派なウッカリンはアクアパッツァに。
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この料理はこのようなカサゴ系の魚が一番美味しいと思う。

昆布締めをやってみたいので次の日にまわした真鯛の姿造りとカイワリの酢締め。
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下段右が昆布締め 

カイワリの押し寿司、
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これも先のアジと敢えて同じ見栄えにして味比べ。


コマセを撒くと砂漠の海底にどこからともなく魚影が入ってきます。
多分、カイワリだと思いますが食いっ気スイッチが入りません。
水温は18.2℃でした。他に潮回り、天気、波、腹の減り具合などとシャクリのスタイル、仕掛けなどとの整合性・・・
釣れた時にはこれが当りと思ってしまうのですが、違いますね。それが証拠に次は同じことをやっても釣れません。

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