フォト
無料ブログはココログ

« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »

2023年9月

2023年9月28日 (木)

本格シーズン入りを期待したが


9月27日は伊東(井上丸)に釣行。

前記事の赤い魚御三家の勢揃いを狙って網代を予定していたが、釣り日和とエンジン艇の空きがなかなか重ならない。
一方で、次第に溜まってくる釣りガスを1次的に抜くためにも、そろそろ本格シーズン入りする(はずの)伊東の海上散歩に出掛けることにした。

今のところサバやフグも比較的少なく、カイワリやアジ、ハナダイなどがコマセ釣りで結構よく釣れているが、実は五目漁師の車には先週準備したが使うことがなかったタチウオ釣り用の道具が積んだままになっている。
ジギングやタイラバによる沖流しなら、少しジグを追加するだけでこのままでGo!できる。
1cas3a0425s

2cias23a0462s

鯛でもハタでもなんでも来い。
たまたまだが、3、4年前に東伊豆では珍しくも釣れたタチウオが丁度この時期だったので、居てくれれば正に飛んで火に入る・・・というやつだ。

井上丸はボート乗り場の前のテトラエリアを出た水深20m辺りにいつもベイト反応や魚影が見られる。
ハタなども掛かってくるが20cmくらいの小魚が多い。
それがわかってはいるが反応を見るとルアーを落としたくなるのは釣り師の性。

案の定、一旦漕ぎ手を休めて試しにジグを落とすと直ぐに25cm程度のイトヨリ。
なんだイトヨリかーと思いながらもう一度落とす。

すると、また直ぐにアタリ。
また小魚かと思いながら巻き上げ始めるや否や、いきなりガツン! ジリジリジー・・・

実は、今までジギングに使っていた炎月プレミアムの調子が悪くなったために、先日リールを新調した。
そして、今しがた下ろしたばかりのそのリール(ティエラA IC)がいきなりドラグ音を響かせてくれる。
しかし、タモの位置などを確認し身構えて臨戦態勢入った途端にフッと軽くなる。
上がってきたのは目玉の辺りがボロボロになった15cm程度のイトヨリ。

また悪い癖が出てしまった。
ジギングとタイラバと交互にやっていると、どうしてもジギングで大きなシャクリを入れ忘れてしまう。(タイラバをやっている時にはその逆もある)

小魚を咥えた大物がしまったと思うのか、咥え直そうとするのかわからないが、シャクリの前に口を開けられてしまうとこうなってしまうのだろうか。
残念!

その後は湾内を南北方向に行ったり来たり、点々とする。
3dsxp237840-s

4dsxp237840-s

朝の内はポツリポツリとアタリがあったが8時前のワカシを最後に何の反応もない正に不毛の海になってしまう。

今日はまっくさんとも現地集合し、場所は離れているがお互いに釣果があれば連絡し合うことにしている。
その電話が9時前に入ったので期待したが、今のところアオハタ1尾とあとはフグ、サバに遊ばれています、そろそろ何か連絡しないといけないかと思って・・・とのこと。

まっくさんは水深30m前後、五目漁師は45m前後を流しているが、フグはたまに、サバに至っては一度も遊んでくれない。
そんな中で、これは伊東の新参者であろうか? それとも単にいつものサバフグが痩せているだけなのだろうか、正にこれぞサバフグという細長いフグがお目見え。
5dsxp237845s

こちらは、個体は違うが別のフグにやられてしまったタイラバ。
6dsxp237846s

中層で何度かアタリがあり掛からないままで終わってしまった時には、大概こんな風にやられている。
五目漁師のラバー部は全て自作で低コストなのでせいぜい相手が下痢か逆にフン詰まりするぐらいで済むが、お高いラバー部を買っておられるタイラバ釣り師にとっては金タマランだろうな。(と、お下品が続く)

風が強まって海面が騒々しくなってくると、白波を見ながらなんとかしてよと風上に向かって言いたくなってくるが、こんな風にボートが一切流れないほど静かだと、これはこれでなんとかしてよと天に向かって言いたくなってくる。
7dsxp237847s

平和過ぎる海面で10時過ぎには早弁しながら今後の作戦を練る。

天気予報のチェックでこんなこともあろうと例の対足漕ぎ流しセットを持ってこようとしたが、残念ながら井上丸のボートはスノコ代わりにのっぺらぼうの板を使っているので、取り付けができないことがわかり諦めた経緯がある。

仕方がないので、これに変わる釣法として早弁しながら思いついた伊東の海底ならではのズリズリ釣法をやってみよう。
お股に竿を挟んでタイラバを落としながら100m程ボートを漕ぐ。

着底した時点で道糸は水平方向に100m以上は出ているのでゆっくり巻き上げると、タイラバは海底をズリズリと引きずられる。
少し早く巻くと速さに応じて海底から少し浮きながら巻き取られる。
どれくらい浮いたかは道糸をフリーにして再び底どりをした時点でおおよそ判断できる。

すると、これが大成功。
久しぶりに上がったのは30cmのウッカリン。
8dsxp237849s

調子に乗って続けていると今度はアオハタ(35cm)も上がってくる。
9dsxp237852s

いい具合に海底をなめるように巻き上げてくると正に底もの専用のタイラバ釣法になっているようだ。

それでも所詮釣れない日は釣れない。
結局、今日の釣果はここまで。
10cas23a0434s

さて、話は変わるが、この日の海面水温(ローランス魚探による)は午前中は25.2~25.8℃、午後になってやっと26℃台になり帰るころには26℃台の後半になっていた。
因みに、前回の大津の海面水温は29℃を上回っていた。
29℃台の高さにも驚いたが25℃台の低さにも驚いた。

この低さが不釣の要因だったかどうかは分からないが、このまま下がりに入るとは考えられず、いや考えたくなく今からやって来る秋のベストシーズンを期待したい。

さて、釣った日はウッカリンの和洋折衷カルパッチョ、
12cas23a0446s

アオハタのブイヤベース、
13cas23a0451s

次の日の昼食に余ったブイヤベースのたれを使っておやじ、いやおじや。
14cas23a0456s

トッピングはアオハタのアラの塩焼き。
お腹が空いていたのでご飯を多く入れ過ぎて炊き込みご飯の様になってしまった。
失敗。



この日は平日、帰りに134号線を自宅近くまで来ると道の両サイド共に凄い人の列。

計4日間のサザンのライブが始まる。 
会場は野球場ですが決して外からは覗けないようにバッチリと目張りされているようですが、音は漏れ聞こえますので明後日は散歩がてら漏れ聞きに行ってみます。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年9月23日 (土)

赤い魚御三家を狙ってみようかな

 

昨日(9月22日)はTさん、Hさんと五目漁師の3名で大津釣行を予定していた。
しかし、あいにくの天気(予報)で前日に新橋での飲み会に変更。
Hさんが探してくれたお店で、美味しい活豊後サバをいただきながら釣り談義の楽しいひと時を過ごした。
1_20230924000101
折角の写真を撮り忘れたので
九州熱中屋新橋live店のホームページよりコピー&ペーストさせていただいた。

予定していた釣行は、五目漁師としては先の練習に引き続きタチウオ釣りの本番と位置付けていたので、車にはジギングと予備のタイラバの道具が積んだままになっている。
2cas3a0425s

降ろそうとしたが、次の釣りはどうしようかと考え始める。

サバもフグも今のところ手が付けられないほど邪魔にはならない伊東が面白くなってきたし、久し振りに中深場もやってみたい。
福浦の鬼退治もいいかも。

漫然と釣るよりも何でもよいから企画が欲しい。・・・

中深場の赤い魚と言えばアカムツ、
3dsxp237612s

底物を代表するカサゴ系の赤い魚と言えばオニカサゴ、
4dsxp237765s

そして美味しい魚ハタ系の赤い魚と言えばアカハタだろうか。

刺身よし、煮つけよし、どう食っても美味しい絶品の魚達であるが、実はアカハタは今までに釣ったことがない。
以前Mさんから頂いて半身をカルパッチョに、半身をアクアパッツァで大事に頂いたことはあるが自分では釣ったことがない。
5cas203051s
一番上の魚が、Mさんから分けて頂いたアカハタ

もちろん何度か狙ったこともあるが今のところ縁がない。
(ただ、ここ数年で関東でもよく釣れる魚の仲間入りをしたとは聞いている。)

で、この縁のないアカハタに加えて、アカムツ、オニカサゴを釣って赤い魚御三家を揃えて食ってみようではないか。
1尾ずつならやはり御三家姿造り、2尾目が釣れたら御三家煮付け。

こんな釣り師しかできない夢の料理を思い浮かべるとどんどん妄想が膨らんでくる。
これならやっぱり網代だろうな。
やはり御三家の中で一番の難敵はアカムツだろう。
先ずは、朝一、中深場でアカムツを狙ってみよう。
捨て身ならジギングも面白そうだが、確実に釣るならやはりサバタンかな? 

3時間ほど粘ってみて駄目ならここで夢の御三家料理は没、またの機会にとなってしまう。

アカムツさえ釣れてしまえば元気盛り盛り、お次はオニカサゴ。
最近、知り合いのカヤックの仲間内では釣ったサバなどの内臓を餌にする流し釣りがブームになっている。
いかにも釣れそうだが、今はそうやすやすとはサバが釣れそうにないので取りあえずサバタンでやってみよう。
水深100m前後で釣れそうな場所は分かっているので1尾くらいは釣れてくれるに違いない。

そして、最後は今までに1度も釣ったことがないアカハタだが、あまりしつこく狙ったことがないだけで、網代では結構よく釣れている魚なので狙えば釣れるだろうとは思っている。
難敵は風かな? 
伊東もそうだが、網代では昼過ぎからいつも風が強くなり、アカハタがいそうな岸寄りに近づくのがエンジン艇では難しくなることがよくある。
夏場特有の海風だと思っているが、そんな風もそろそろ日射も弱くなってきたので収まって来るのではと期待している。
餌はサバタンでもよいし、やったことはないがテキサスリグとやらにワームを着けてやってみるのも面白そうだ。・・・

等等いくら妄想したところで天気が良くなってくれなければどうしようもない。
網代の沖が無理なら赤い魚御三家は一旦諦めて伊東で沖流しをやってみよう。




さて、どうなることやら。


本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年9月16日 (土)

微妙なタチウオリベンジ


9月15日は大津(石田丸)に釣行。

情けないが、最近は釣行後に疲れが結構残り、あくる日などは2階にある自分の部屋に上がるにも1段ずつ、よいしょこらしょと掛け声が入ってしまう。
先日、こんなはずじゃなかったと試しに駆け上がってみようとしたが、たったの2段でまたよいしょペースになってしまった。

今回はそんな老骨に鞭を入れて、先の釣りから中3日の釣りとなった。
あれだけボートが多い中、しかも首が回らない状況でのタチウオジギングとアンカリングの相性についてはもう少し経験してみないとわからないが、明らかに五目漁師のチョンボだったジグのフロントフックのエビり(?)(フロントアシストフックがジグとリーダを接続しているスナップに絡む)については直ぐに見直した。
1cas23a0356s

こんなことをやっていると直ぐにでも試したくなり天気も良かったので急遽リベンジ行になった。
目標はタチウオのツ抜け、それに一本でもいいのでドラゴンに掛かって欲しい。

前回は久しぶりの大津港だったが、平日の賑わいに驚いた。
今回もそれは変らない。
2dsxp237824s
平日とは思えない大津港貸しボートの賑わい

皆さんまた急な腹痛ですか? と心配になってくる。

五目漁師は今回もジギングオンリー、念のためにタイラバは準備している。
3dsxp237823s

あの立ち泳ぎでは潮が速いと餌に食らいつくのが難しいと聞いたので、前回は中潮時を選んだが、今回は心配の大潮。
ただ、心配よりも行きたい気持ちの方が勝っているし、大潮だからと言っても必ず潮が速いとは限らないし、速ければ遊泳力のあるドラゴンだけが掛かてくれるかもしれない、そして潮止まりには腹を空かしたタッチーの怒涛の入れ食いがあるかもしれない、と前向きに考える。

ポイントには一番乗りで到着したが、今日もボートは多い。
4dsxp237829s

ただ、五目漁師が流したかったエリアは結構空いているので、性懲りもなく先ずは流し釣りから始める。
無風ではあるが潮流で結構岸側(北)に向かって流される。

30分くらいして、先ずは1尾目。
5dsxp237825s

そして、直ぐに2尾目も掛かってくる。
この分だと今日はツ抜けしそうだなと安易に考えたが、その後はどこをどう流してもアタリはなくなってしまう。

周囲のボートはどうやらアジ釣りがメインのようだが、次第にエリアから抜けて行く。
お陰で流しやすくはなったがアタリは一向にない。

前回は正午過ぎにプチ時合があったが、潮汐の干満時刻は今回の方が3時間ほど遅れているので、沖上がりの頃にいい時合いがあるかも、と期待しながらタイラバ竿を準備し散歩に出かける。
6dsxp237834s

現金なもので、昨日(14日)にいい釣りがあったためだろうか、富士山根の北東側に皆さんが集結している。
(後で知ったが、ここではこの日もヒラメなどの大物やアジの大釣りなど、いい釣りがあったようだ)

五目漁師はこれじゃ流し釣りは無理だなと遠目に見ながら、少し外れたところで2、3回だけタイラバを落とし、ぐるっと一周して再びヤマダ電機前に戻る。
既に朝の賑わいはなく、今ならどこでも流せる状況なので魚探のマーキングをチェックしながら流して行くが、一向にアタリはない。

そんな中で、少し沖側のボートでタチウオが上がったようだ。
(五目漁師は釣れない時には、周りボートの状況を自分の竿の穂先以上にしっかりとチェックしている。)
居るぞ! こんな時にはとにかく魚が居る情報が欲しい。

早速、何気にそのボート(2ハイ)に近づいていくと、なんとボートはゴミや汚いフン状の汚れが溜まった大きな潮目の上にアンカリングしている。

ゴミを拾ってしまうのでこんなところでジギングはやりにくいが、帯状の潮目の少し下側でシャクリ始める。
すると久しぶりにタッチー。
そしてまた1尾と掛かってくる。

いつの間にか潮目はどこかに去ってしまったが、アタリはポツリポツリと続いたので、潮目がもたらした時合いだったのか、たまたまだったのかはわからないが、なんとかこの調子でツ抜けは達成できそうだ。

あとはドラゴンが欲しい、と思った矢先だった。
グッ! 根掛かりのような大きなアタリに合わせを入れる。
とうとう掛かったぞ、ドラゴン! 

なかなか巻けない様子を見て、先のボートからもドラゴンですか、ドラゴンですね、と声が掛かる。
五目漁師も最初はその気になっていたが、このころには怪しい気配を感じている。

うーん、わからないですね何だろう? で上がってきたのはエイ。
がっかり。

この後は南西風が次第に強まり、ボートの流れが速くなり、頻繁に漕ぎ上りが必要になってくる。

沖上がりまでに残された時間はせいぜいあと30分。
重いアンカーを入れて引き上げに苦労するか、このまま流し続けるか迷いに迷った挙句に、一番ベイト反応が強そうなところでドボンとアンカーを落とす。

さあどうだ。
するとここから怒涛の入れ掛かりが始まる。
7、8、9どうやらツ抜けは行けそうだ。
11まで数えたところで決めていた沖上がりの2時20分。
で、ここで終了。
(危ない危ない11尾のツ抜けで安心していたが、上がって数えてみると10だった)

で、今日の釣果はこれ。
7cas23a0365s

サイズはF3.5~4本弱。
なんとか目標のツ抜けには達したが、期待したドラゴンにお目にかかることはできなかったため微妙なリベンジ行になった。

さて、慣れないタチウオジギングについて幾つかノート。
ジグは頻繁に交換することを考えると、やはり一々リーダーに結び直したり、プライヤーを持ち出して付け外したりするよりも交換が簡単にできるスナップを使いたい。

前回はこのスナップに頻繁にフロントフックが絡まり釣りに集中できなかった。
8dsxp237817s

9dsxp237827s

上が前回のフロントフック、下は今回のフロントフック。
たったこれだけのことでスナップへの絡みは皆無になりジグのシャクリに集中できるようになった。

これのお陰かどうかは分からないが、前回は2尾釣って4バラシ、今回は10尾釣ってバラシは2度だけだった。
これに合わせて、今回はリーダー(フロロカーボン5号)とジグの間には釣り始めから20cmのワイヤーを入れていたが、多分釣果には関係なかったと思っているので安心代としては効果的ではないだろうか。
10cas23a0381s

今回アンチョビメタルを買い増したが、色や形状による差は鈍感な五目漁師にとって、しかもこれくらいの数の釣果では感じられなかった。11cas23a0346s  

但し、色や形状の差はともかくとして次々にジグを交換することは効果があると感じている。
魚の記憶時間は短いとも聞いているが、ジグを変えることで食わなくなった擦れたタチウオの食いっ気を新たに誘うような気がしている。

最後に流し釣りについては、いいも悪いもこんなにボートが多い海面では無理と考えておいた方がよい。
今回、風が強まって来たため最後にアンカーを入れたが、思いがけなくアタリが寧ろ増えた。
ポイントさえ選んでアンカーを打てば流し釣りと変わりなく、というよりも良いところで待てば下手に動き回るよりも良いかもとも思った。


で、料理はタチウオしか釣っていないので、おのずとタチウオ三昧。
タッチーの釣った日刺身。
12cas23a0370s

タッチーの銀皮は剥ぎにくいが、一切れ分ずつの大きさをよく切れる刺身包丁で削ぐようにすると剥ぐことができる。
また、糸造りにしたり炙るとペッペッとやりたくなる皮の違和感はなくなる。

白身の魚なら、なんでもよく合う和風ムエル、
13cas23a0377s
ニンニクは大好きだが少し多過ぎた。

次の日の夕食に、梅しそ巻き、
14cas23a0382s

ムニエルクリームソースかけ、
15cas23a0404s

炙りポン酢、
16cas23a0401s

ユッケ
17cas23a0391s
いただく前に、醤油とコチジャンをベースとしたたれをかける。

あと残った分は、また南蛮漬けにする。




タチウオはグイグイと引いたかと思うと直後に食い上げたりと引きが面白いですね。
それに何といっても、どうして食っても美味しい。
ジグにはドラゴンは食ってこないのですかね。
大物が掛かるというイワシを括り付けたテンヤ風のジグがあると面白いかもです。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年9月12日 (火)

想定外の大津タッチー狙い

 

9月11日は大津(まるまつ丸)に釣行。

釣れなかった釣りは途中経過の獲物の写真はないし、記事も言い訳ばかりになるので後回しにして、先ずはドッカーン!と釣果写真1cas23a0331s

と釣り魚料理から。

指が太いとはいえF3.5では刺身にもムニエルにも難しく、これしかないという南蛮漬け。
2cas23a0339s


あとはあくまで慰めと反省の自分記録。

実は先日、かねてからの予定でHさんと大津タチウオ釣行を予定していたが、Hさんが五目漁師以外にも招待されていた台風13号さんのために釣りを見合わせた経緯がある。

次の機会迄待てない五目漁師は本番の練習がてら6、7年ぶりのタチウオ釣行に出掛けた。
3acas168261s
2016年9月大津のジギングにて(アジはコマセ釣り)

先ずは、素晴らしい朝焼けが出迎えてくれる。
3dsc_1846s

こんな日なら釣りではなく富士山撮りにでも行けばよかった。
(釣れなかったがための結果論)

いつもは大津では石田丸を利用しているが、たまにはということで初めてお隣のまるまつ丸を利用させていただいた。

ボートが変わると、いつも気になるのは魚探のトランスジューサーの取り付け。
4cias23a0340s

早くから現地に到着したので、ボートを取り替えながらかなり無理ながらなんとか目途がついた。

準備した竿はジギング用とタイラバ用の2本。

先ずはタチウオ人気の山田電機前に向かう。
驚いたことに、今の時期このエリアでは恐らくタッチー狙いが主だとは思うがアジ狙い、あるいは両方を狙う釣り師を含め、平日とは思えない賑わい振り。

台風で出られなかった週末明けの好天日、急遽、夏風邪に罹ったとか腹痛とかの仮病を使っての休暇取得であろうか、そう思うと五目漁師にとっては懐かしい。
駐車場では念入りに日焼け止めを塗る方、海上では月光仮面(誰もわからんだろうが)もお目見えした。

さて、エリアの海上をうろうろと漕ぎ回っているのは五目漁師のみではないだろうか?
どうしてあんなに整然とボート間の距離を保ちながら皆さん一緒に流れるのだろう? 
どうして自分だけが??

しばらくして気付いたのは皆さんアンカリングしているではないか。
餌釣りか、釣ったアジでの泳がせ釣りでジギングの方は少ないようだ。

青物待ちのジギングならまだしも、タチウオの動きは根魚と青物の中間程度とイメージする五目漁師は、アンカーを入れるよりも、流し釣りが有利だと思っている。

想定外だったのはこんなに賑やかなエリアでの流し釣りになるとは考えていなかったこと。
最近は首も腰も回らなくなり、伊東や川奈のほぼ一人ぼっちに近い海域でならまだしも、後方(ボートの前方)が一気には見えないボート漕ぎはここでは厳しい釣りになってしまった。

首、腰が回らなければ腰を一旦浮かせて態勢を変えればというのは道理ではあるが、漕いでいる時にはそんな面倒なことはできない。
右に左にと頻繁に見回しているつもりでも結果真後ろは見えていない。
2、3回は当る寸前に“後ろに居ますよ”とか、無言でボートを押さえられたりして、すみません、申し訳ないのご迷惑をかけてしまった。

それにしても関東の方々は皆さん優しい。
大阪だったらこうはいかないだろう。
こんなことしていた日には目ん玉が、命がいくつあっても足りない。
マジなんとかしないと、こんな状況では漕ぐ資格なしと大いに反省中。

四苦八苦しながら9時半くらいまで頑張ってみたが、周りも一向に釣れていないようなので、とうとう諦めて、たまたま本日ご一緒になったYさんが釣っておられるはずのガレバ方面に向かう。
5dsxp237816s
ガレバの様子

朝、駐車場でお会いした際に、今日はアジ釣りはやらないので中アジがイヤほど釣れたら分けて下さい、とお願いしている。
当然、気持ちとしてはイヤほど釣れるはずのタッチーとの交換を想定していたが、お聞きすると残念ながらオオアジばかりですよとの返事。
良かった。

実は、ここへの途中で、かって伊東でご活躍だったkさんと偶然にお会いしたところ、朝方60cm超えの真鯛やイナダを釣りましたよとお聞きし、そんなのが釣れるのだったらタイラバをやってみよう気分になっているので、このあとは中根方面に流す。

手漕ぎボートの殆どが先のヤマダ電機前とガレバに集まっており、中根、武山方面には皆無で静まり返っている。
さすがに皆さん魚が居ないことをよくご存じで、タイラバには一度もアタリはないままに、もう一度ヤマダ電機前に戻ることにする。

朝に比べるとボートの数は大分減ってはいるが、その合間を縫って再び流し始めると本日初めてのアタリ。
間違いなくタッチーであったがバラシ。

すると、直ぐ近くの釣り師がドラゴン級を上げる。
お聞きするとやはり餌釣りだったが、もうたまらなくその近くにとうとうアンカリングする。
繰り返し同じ海底を底どりしながら、これではなーと思ったが、結構時合いも良かったのかアタリがあり、結果的に先の2尾をゲット。6dsxp237817s

他にハリス切れを含め4バラシ。

7cas23a0311s

今回の釣行に際してアンチョビメタルのピンク系(type2)を2つ新規購入しこれを主に使ったが、セットしたフロントフックが海面に上げてくるたびにエビっていたのがバラシの原因だったかもしれない。
リーダーとジグの取り付けにも問題があったし、折角準備して行ったワイヤーハリスもこのエビリが原因で利用できなかった。

風が強くなればパラシュートアンカーを入れるつもりで準備して行ったが、賑わいの海面ではそんなどころではなく、なんといっても、6、7年前の様子から現地を想像していたのが敗因だったと反省だらけに終わった釣りだった。



ドラゴン級、ツ抜けた人もいらっしゃいました。

釣り方も色々、奥が深そうです。
ジグのフロントフックの付け方には東京湾ルールというのがあるのですね。
手漕ぎボートのジギングには関係ありませんが、別の意味で中途半端に真似てみたのがエビりの原因でもありました。
魚探にどんなふうに映るのか確認したかったのですが結局わかりませんでした。
流し釣りにとっては有用な情報になりますので確認したいです。
さて、必ずやリベンジですね。 9月いっぱいでしょうか。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年9月 7日 (木)

ちょっとしたトラブルのその後と一言ずつ

 

先日(9月1日)の伊東釣行では記事ネタにするのに丁度よい程度のいくつかの小トラブルがあった。

マダイと間違いながら釣り上げたのは残念ながらイラだった。
1dsxp237792s

いきなり話は変わるが、イラは今までに何度か釣り上げているがよく似たテンスと違って、こいつはいつも40cm超えの大物で重量もある。
不思議と今までに小さいイラを釣ったことはないし見たこともない。

伊東では一昨年あたりからホンイトヨリ(正しくは単にイトヨリダイ)が良く釣れる。
やはり伊東でよく釣れるソコイトヨリによく似ているがホンイトヨリはいつも40cm前後の大物ばかりで、今までに小さいホンイトヨリを釣ったことはないし見たこともない。
2cas239941s
手前がホンイトヨリ、奥がソコイトヨリ

イラのテンスサイズやホンイトヨリのソコイトヨリサイズは一体どこに居るのだろうかと不思議に思っているのは五目漁師だけだろうか?

で、話しが完璧に脱線してしまったが、その重量感たっぷりのイラの口内奥深くに掛かった針を外そうとしている時だった。
観念したのか優しい目つきで静かに横になっていたイラ君がいきなりスノコの上でバタバタッと2、3度大きく跳ね上がった。
その拍子に、実は彼の鰓ぶたや鰓ではなく手綱の様に握っていた仕掛けの3号ハリスにテンションが掛かり皮を削ぐようにして親指の爪の横をやられてしまった。
3a1694068620341s

切り傷と違って血が止まるまでに時間が掛かり、このせいでその後の釣りではタオルを巻きながら苦労したし、自宅に戻ってからも魚を捌く際に下手をすると魚に血が着いてしまうので苦労した。
不用意にも自らのデブい魚の扱いによる失敗だったと、多いに反省!
記事にコメントをいただいた方々からも心配を頂いたが、今は既に傷跡がかさぶたになりかけている。

これに続いた小トラブルが突然のライン切れだった。
掛かったそこそこの獲物を巻き上げ、もう少しでリーダーを巻き込むという辺りで、突然2号PEラインが切れて穂先が跳ね上がった。
これで掛かっていた魚、天秤、ビシ、クッションゴムそれに仕掛けとはお別れ。
誰にも見られてはいないがその瞬間はかなりのポッカーン顔だったと思う。

五目漁師は1.2号以下のPEラインを使うジギングやタイラバではもちろん、コマセ釣り用の2号のラインでも5号のフロロカーボンのリーダー6mを付けている。
PEラインの根擦れ対策はもちろん、フニョフニョで腰のないPEラインは扱いにくいのと、ボートべりなどで擦ったり突起物に引っ掛けたりすると知らぬ間に傷をつけてしまうので長めのリーダーでPEラインを保護している(積りだった)が、サバに引きまわされてボートにラインを擦られたり、アンカーロープに巻き付かれた際に傷をつけてしまっていたのかもしれない。

切れたのがリーダーの直ぐ近くだったために高切れというほどではなかったが天秤とビシ、クッションゴムの損失はバカにならない。
それに、この日は天秤の予備を持ち合わせておらず、たまたまタックルボックスの隅に見つけた短い天秤を代用で使う羽目になったが、シャクリ方によっては仕掛けが絡まったりし、以後の釣りに差し支えることとなり機会損も大きかった。

愛用していた天秤は形状記憶合金製の夢の天秤だった。
実は釣りの前日に予備がないことに気付き慌てて釣り具屋に走ったが、驚いたことに二の足を踏むほど値上がりしており予備を準備するよりもケチっぷりを発揮して買わずに帰ってきた。

ただ嬉しいことに、自宅に戻ってアマゾンでチェックしてみると昔の値段だったので直ぐに注文した(釣りの当日には間に合わなかったが)。4cas23a0294s

この天秤、アームがビシを取り付ける部分で急角度に曲げられている多くの天秤に比べると直線的であるために、シャクリ上げ時にはビシのほぼ真下に仕掛けが直線的に引き上げられるために、特にゆっくりと大きなシャクリ時にはコマセと仕掛けが同調しやすい。
それでいて落下時にはビシの取り付け部を支点にしてなだらかに弧状に曲がるためにちゃんと天秤の役目は果たしてくれる。

更に、ビシの取り付け部分で折り曲がっている多くの天秤では仕掛けの投入時や、魚を掛けてボートべりに上がってきたときにバランスが悪く、くるっと無駄に回転してしまいアームの向きが安定しないが、夢天ではそれも殆どなく扱いやすい。

実は、五目漁師がブログを始めたころにこんな天秤を紹介している。
5imk121770ashp  

6imk121762ashp

今でもゆっくりと広く棚を探る場合にはこれを引っ張り出すことがあるが、夢天はこれと正に同じような特徴を有しながら更に扱いやすく夢とまではいかずとも今ある天秤の中では五目漁師が一番お気に入りの天秤になっている。

そんなこんなで利用されている方は結構多いのではないだろうか?
たまたま五目漁師が行ったお店(2軒)が高かったのか、それとも本来の値上げがあったのかはわからないがご利用の方はお急ぎになった方が良いかもしれない。

そして最後の最後に起きた小トラブルはこれだった。
12dsxp237803s_20230907174001

若い頃の五目漁師は結構俊敏に動ける方だったがさすがに歳には勝てない。
足腰の筋肉も衰えているが一番感じているのは平衡感覚の衰えだろうか。

かってはボートでの小用はボートの前後どちらでも立ってするのが常だったが、今はバケツが手放せない(尤も、最近ではできる/できない以前にお行儀が悪いし、危ないしそんなことをやるご仁はいらっしゃらないが)。

今では、自宅の部屋の中で普通に歩いている時でも壁や襖に意図せずにもたれかかったり、オットットとよろけたりすることが頻繁にある。

この時も波打ち際までボートを漕ぎバウが浜に着いたところで波のタイミングを見計らって飛び降りたが、水深20cmで押し寄せる波に足元をすくわれオットットとよろけながらあれよあれよという間にとうとう腰まで浸かってしまったのが敗因だった。
もし、このどんくささを動画にでも撮られていて見せられた日にはもう手漕ぎボートは止めにしていたかもと思うくらいだ。

以前にも首掛け式の自動膨張ライフジャケットを大雨と大波の中でカヤックを漕いでいて膨らませてしまったことがある。
確かこの時は釣り具屋に持ち込み結構お高かくついたことを覚えている。
今回もその時と同等の出費を覚悟したが、数年前に乗合船などで認定品の着用が義務化された際の副産物であろうか、仕組みや部品が標準化され使用者が簡単に炭酸ボンベの交換ができるようになったようだ。

アマゾンでボンベと部品のセットを買って自分で交換すると3000円弱で済んだのはありがたい。
7cas23a0306s

ボンベ交換よりも、寧ろ膨らんでしまった浮きの空気を抜いて折りたたみ、元あったように収納するのに一苦労したが、無理やり押し込んだために大事な時に開かないかもと心配している。
Cimg0308s

Cimg0309s

少し料金を払えば一式釣り具屋でも引き受けてくれるようだ。

因みに、五目漁師は意図せずに膨らむものは逆に膨らんで欲しい時に膨らんでくれないかもと心配しているので、先ずはボートから落ちないことが前提ではあるが、秋口から、冬、春にかけて厚い上着やカッパを着用して、足元がゴム長の季節には従来のウレタン式のライジャケを着用することにしている。
(なんてことを言うとメーカーに叱られるかな?)

で、最後にこの時に釣ったハタのカマ焼き茶漬けと
Cas23a0289s

ハナダイのパエリア。
Cas23a0296s

特に貧果の時には、小さい魚でお腹がいっぱいにできるもってこいの料理として五目家の定番の料理になっている。
いつもは乾燥サフランを使って出汁から作るが、今回は市販のパエリアの素を使ってみた。
簡単でよい。



海に出られないので取りとめもないことを書いていると長い記事になってしまいました。

大津の太刀魚を予定していたのですが台風です。
しかも東京湾側は台風が去った後もなかなか良い天気になりそうにないですね。
この調子だと間に中深場の釣りを挟むことも考えています。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2023年9月 2日 (土)

トラブル続きのカイワリ調査

 

9月1日は伊東(井上丸)に釣行。
1dsxp237778s

このところ気持ちは大津のタチウオをやりたがっているが、なかなか良い日(風や潮回り)がない。
天気予報や潮汐表とにらめっこしていたが、27日に伊東海水浴場の海の家が終了していることを知り、一先ず伊東だなと予約を入れる。

伊東の夏は入れ替わり立ち替わり、船べり直下から海中、海底までサバ、ソウダ、シイラが群れるために釣りにならないが、今年は何れもそんなに多くはないと聞いている。
春先のカイワリがどうなったのか? いなくなったのか? いや、いるけれど例年なら仕掛けが底に届くまでにサバやソウダが掛かってしまうのでの遭遇できないだけなのだろうか? 興味がある。

今日は余程のことがない限りルアー流しに浮気せずにコマセ釣りに絞るつもりだ。
2cas23a0259s
コマセ釣り用と泳がせ用の2本。
いざとなったら赤い方の竿でジギングかタイラバをやる。

カイワリポイントに近づくと、出廷前にボート店のお兄さんから聞いた通り海中は賑やかだ。
中層にパラパラと見えるのはサバだろうか? 
一方、海底に流れている群れは小魚だと思うが、川奈の浅場で見られる小魚のようにコマセを撒くや否や山の様に立ち上がってくることはない。
良く言えば節操がある。

仕掛けを投入すると直ぐに掛かってきたのは小さいイトヨリ、そして中サバ、おやっ? 今度はカイワリ。
今までに見たことがないほど小さい(15cm弱)。

27、8cm程度の中サバ3に対してマルアジや小カイワリ1程度の割合で、色んな魚がポツリ、ポツリと掛ってくる。

9時を過ぎたころから止まっていた潮が岸に向かって流れ始めると、どうやら時合いの到来だ。
ホウボウやハナダイなどが仕掛けを投入するたびに掛かってくる。
3dsxp237780s

4dsxp237782s

小カイワリに混ざってまともなカイワリ(24cm)もやっと1尾。
5dsxp237784s

園児を先導していた先生かな? 悪いことしたかも。

不思議と時合いの間は中サバも少し遠慮してくれている。
実は、小サバか小アジが釣れれば泳がせをやってみようと準備してきたが、皆中途半端に大きいので、反対舷側に準備した泳がせ用の竿にはイカスッテを着けてお置き竿にしていた。

やっと26、7cmのマルアジが釣れたので、これなら何とかなるかな? とスッテに代えて泳がせををスタートする。

最近はとんと首も腰も回らず、反対舷側に掛けた竿の様子はたまにしかチェックができないので、ヒラメに飲み込まれても大丈夫なようにワイヤー仕掛けを使っている。
泳がせ始めて30分ほどたった時にふと見ると案の定、既に穂先が海面に突っ込みグイグイとお辞儀をしている。
来ターッ!ではなく正に来ていターッ! 
慌てて竿をとりながら、体勢を変えて巻きにかかる。
ヒラメだとするとあまり大きくはなさそうだ。
ワイヤーハリスに背掛けの針には錨を使っているので掛かってしまえば先ずバラシはないが、それでもバレるなバレるなと念じながら巻き上げてくる。
やがて濁った海中にぼやっと見えてきたのはアオハタ。
6dsxp237785s

ヒラメではなかったが、食べて美味しいハタはこれはこれで嬉しい。

泳がせもやっぱり時合い次第だね。
よしよしと釣果写真を撮りながら、こんな時の海底は一体どうなっているのだろうか、マアジやホウボウ、小さいがカイワリの2連などが入れ食いで続く。
7dsxp237801s

8dsxp237799s

しかし、ここでちょっとしたトラブルも続く。
大きなアタリで巻き上げてきた獲物がぽっかりと潮下に浮かび腹を見せる。
やったねとうとう真鯛も来たか、と思ったがイラ。
9dsxp237793s
マダイとイラの間違いは結構よくある。

放流しようとしたがしっかりと針を飲み込まれている。
時合いの真っただ中でこれはたまらん。
イライラしながら針外しに手こずり、挙句の果てに親指をやられしまい、出た血が止まらない。

こんなこともあろうとタックルボックスには針が刺さった時に使うニッパーとバンドエイドを常備しているがバンドエイドくらいでは効かずしばらくはタオルを巻き付ける。
しかし、これが邪魔になりしゃくれない、餌は付けられない。
折角の時合いを逃がしてしまうではないかと更にイライラが続く。

そんな中で、追い打ちをかけるトラブル。
再び結構な引きをタオルを巻いた手で苦労しながら巻き上げている最中に何故か道糸(PE2号)が切れる。
思い当たることはないが、先の釣りで傷がついていたのかもしれない。
リーダーを結び直そうとしたがこの手では無理、しかも愛用している夢の天秤の予備がない(実は前日に予備がないことに気付きアマゾンに注文中)。

なんとかタックルボックスの隅にあった小さい天秤を見つけ、ジギング用に持って来たハイギアーリールで代用することにしたがこれがまた使い勝手が違いシャクリも巻き上げも思うようには行かない。
多分このせいで、結構バラシなどの失敗が多かったが昼前まではポツリポツリと釣れ続く。

一方、先の泳がせで結構大きめの魚でも泳がせに使えることが分かったので30cm弱のサバを泳がせていたが、
10dsxp237788s
こいつを泳がせる

しばらくしてあげてみると胴体を真っ二つ、しかも物好きなな奴で尻尾がない。
11dsxp237797s_20230903000201 

ヒラメでもイカでもフグでもなさそうだし、タチウオはいないし何だろう?

潮が止まるとやがて時合い効果はなくなり、昼からはオール中サバになってしまった。
風も強まってきた2時に沖上がり。

そして最後の最後にこのトラブル。
12dsxp237803s

老体に鞭打ってはいるが、平衡感覚の衰えには鞭の入れようがない。
波打ち際でボートから飛び降りた際に足元を波にさらわれたところまでは気にしていなかったが、背後でプシー!と音がした時にしまったと気付いた。
天びんにこれ、被害は小さくはない。

で、今日の釣果はこれ。
Cas23a0267s
(ザル径52cm)

さて、カイワリ調査結果であるが、春から初夏にかけては結構良型のカイワリが釣れていた。
その後は次第にサバの邪魔で釣りにくくなる一方で夏休みシーズンに入ると利用しているボート屋さんはお休み、尤も暑さも尋常ではなくなり海に出る機会もなくなってしまった。
今回の釣りでカイワリが釣れるには釣れたがすっかり世代替わりしてしまい(恐らく新子の)15cm~17cm程度の群れに変わっていることが分かった。
例年なら11月一ぱいは釣れ続くが、恐らくもう一度群れの入れ替わり(サイズアップ)がある中で今度はフグとの戦いになるのだろう。

今回は疲れ果ててしまい、釣った日の料理はなし。
次の日の昼食に小カイワリの漬け丼。
Cas23a0270s

夕食にカイワリとマアジの刺身。
Cas23a0275s

そろそろ庭のバジルも終わりかけてきた。
これが最後になるかもしれないハタのムニエルバジルソース。
Cas23a0282s

 


この日も昼前からは予報以上の南風が吹きました。
多分暑い夏独特の海風だと思いますが比較的ローカルな風なので天気予報には含まれていないのでしょうかね。

川奈では相変わらずイサキやS級魚が良く釣れています。再度挑戦したいですし、大津のタチウオもいいですね。いや久しぶりに中深場も面白そうですし、迷っています。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »