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2023年8月 4日 (金)

記事を書きながら見えてきたもの

 

8月3日は網代(亮知丸)に釣行。

最近あまり耳にしなくなったが、バイオリズムというやつであろうか、前回の釣りから1週間ほどするとムズムズしてくる。
ムズムズしてきても天気が悪く行けないと次第にイライラしてくる。

今回はもう10日が過ぎ、イライラ圏内に入っているがなかなか行けそうにない。
天気予報をチェックしていると明日の予報が良くなっているではないか。
幸いなことに亮知丸のエンジン艇も空いている。
イライラ解消のためにもここはチャンスと思ったが、同時に、この暑さの中、一人で出掛けてぶっ倒れたりしたら・・・
という心配もある。

そこで、いくら何でも急過ぎるよなと思いつつも、ダメ元でコメント繋がりのまっくさんになんとなく打診してみる。
すると、明日でもいいですよとのびっくり返事。
声は掛けてみるもんだな。

こうなると話はとんとん拍子に進む。
今回はいつもの中深場は止めにして120、30m付近でオニカサゴとアラ、更に岸寄りの浅場でアカハタを狙ってみることにする。
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今回はサバタン用、タイラバ用、ジギング用のフルセットを準備する

と言っても網代は今まで中深場一辺倒だったのでポイントがわかっているわけではない。
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有料釣りナビ君の網代付近の等深線

とりあえず、網代関連のブログや釣りナビ君アプリの等深線表示をチェックしながら、なんとなくオニアラが釣れそうな気がしてくる120m付近と140m付近の2か所を魚探にマーキングする。

さて、次の日の早朝。
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期待していた曇り空ではなく日照り空ではあるが、どちらかというと海上ならではの清々しい気分。

現地に到着すると思いがけないことに、少なくとも今海上に見える限りの3杯のエンジン艇が五目漁師のマーキングポイント付近に集まっているではないか。
しめしめ、相手が何を狙っているのかはわからないが、ポイントの品定めがまんざらではなかったことで期待が膨らむ。

まっくさんは木の葉型300gのジギング、五目漁師は錘80号、吹き流し2本針仕掛けにサバタンから始める。
すると、直ぐにビクビクといいアタリ。
なんといきなり欲しかったアラ。
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30cm程度のコアラではあるが、本日の狙い魚だっただけに嬉しい。

一方で、ボートが結構な速さで熱海側に流されていることに気付く。
何度か流されては元に戻りながら流していると、酷い2枚潮になっているところもあったりで、吹き流し仕掛けがグチャグチャに絡まって上がって来たり、突然80号の錘が浮いたように軽くなったりで、まっくさんも結構厳しそうにジグをシャクっておられる。
(この不思議とまで思われる潮の動きと、この後に首を傾げた幾つかの出来事が関連していたのかどうかは分からないが、今記事を書きながらひょっとしてと思い当たることがある。後述。)

まっくさんのジグにもやっと反応があり、同程度のアラが、そして五目漁師にはこれも目標にしていたオニカサゴが上がってくる。
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しかし、何れも小さい。
ビッグサイズに期待がかかる一方で海上は次第に荒れ模様に、
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しかも2枚潮はますます酷くなり底はなんとか取れるものの、シャクリ上げる度にラインはどんどん出ていく。
諦めて、岸側に戻り-90mでも-30mでも試してみるが、相変わらずラインは出る一方でもう釣りにならない。

そんな中で起こった首を傾げるいくつかの出来事があった。

-90mでラインがどんどん出て行くので諦めて回収していると、正にその中層で大物が掛かった。
タイラバやジグの回収時に青物が掛かることはよくあることなので、来たー! と発しながら巻き上げにかかったが、やがてびくともしなくなってしまう。
がっかりしながら、えっ! こんなところにまさかの海中ロープ?
首を傾げていると突然外れる。
直後にもう一度掛かったがやはり外れる。

こんなところに、しかも中層にロープかよ。
回りを見渡してみるがそれらしきブイなどは見当たらない。
くわばらくわばら、即、場所を移動する。

もう一つ。
今度はタイラバ(120g)のフォール時にラインが斜めになってどんどん出て行き、出が止まらない。
サバでも掛かったかなと思ったがそうでもなさそうだ。
何れにしてもこんなに酷い流れでは釣りにならないと思いながら呆れて巻き上げに掛かると、何の抵抗もなく上がってきたのは先が縮れて高切れしたライン。
まっくさんにはサワラかフグがいるかもしれませんよと声を掛ける。

またある時には突然フワッと竿先が跳ねあがり巻きが軽くなったので、まっくさんに絡まった? と声を掛けると、いや大丈夫ですよと竿先にぶら下がったジグを見せてくれる。

・・・今記事を書きながら、以前網代のイルカの話を聞いたことがあり、もしかしてといくつかあった上記のような出来事を納得しながら思い出している。

この後は右往左往しながら12時の干潮時刻を待ったが、一方で風の強まりもあって相変わらずのラインの斜め度に降参。
早朝以降は殆ど釣りらしき釣りをやらせてもらえないままに少し早めに港に向かった。

で、今日の五目漁師の釣果はこれ。
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もう少しサイズがあればこれで十分だったがこれではね。

今年はベランダのバジル栽培が大成功。
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先日作ったバジルソースを使いたいのでコアラをバジルソースのカルパッチョに。
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小オニ(2匹)と小アヤメカサゴ(2匹)はまとめて煮付けに。
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以前、大潮時の中深場釣りで150号の錘でも底が取れずに苦労したことがあり、網代の大潮はやばいのでもう行くまいと決めていたのですがまたやってしまいました。
途中、大型の自作パラアンカーも出してみたのですが風も強いし、潮も強い2枚潮ではあまり効果がありませんでした。

記事を書くにあたって出来事を整理したことでいくつか起こった不可思議なことがイルカの存在に繋がってきました。
姿を見たわけではありませんので事実は分かりませんが、そう考えると全てが納得できますので多分当りだと思っています。

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コメント

お疲れ様でした~!

不思議な現象は、ひょっとしたらマンボウかもしれませんね?
マンボウは海底から海面まで遊泳してますし、イルカほど動き回ったりはしないようです。
私も1回カンネコ根で掛けた事が有ります。
最初は根掛かりかと思ったのですが、少しずつ強引に巻き、5~6m上げるとゆっくり海底に戻される。そんな事を繰り返していると、船頭が「それはマンボウだな、下手すると竿を折られるから切ったほうが良い」と言われてハリスを切った事があります。
その時の現象に似てる気がします。

腰痛持ちさん、こんにちは。

マンボウ説ですか。

場所移動は結構広範囲にやっていますし、ボートも結構流れていました。
そんな中で急に錘が軽くなったり、ロープに掛かってしまったような現象が複数回ありましたので、噂のイルカの群れかなと思っています。

網代には以前には居着きのイルカの群れ、今年にはいってからは別の群れが回っていると聞いています。
私も1度だけ小さい群れには会っています。

何れにしても、釣りにとってはあまりうれしくない話です。
そう言えば、腰痛さんは伊東でクジラにも会われていますし、
さすがに釣行回数を生かして経験も豊かですね。

こんにちは
海では何が起きても不思議ではないですね
船釣りの頃、イカを泳がせていた時
イルカやサメに竿事持って行かれたことが
何回かありました
その中の2回は、一瞬で竿掛け共10mは飛びました
歯のある魚ならサワラやハガツオ、太刀魚、シイラなど
可能性はいくらでもあり
マグロの可能性もあるかもしれませんね
この時期、泳がせで面白い餌が
40cm前後のぺんぺんシイラなどです
大物の魚には
旨そうに見えるのかもしれませんね

趣味人たけさん、こんばんは。

今回は二枚潮に、竿や仕掛けの挙動も度々で訳の分からない事が多かったです。
現地では首を傾げるだけでしたが、イルカを想定すると納得です。

魚探の具合が悪く海中が覗けなかったのが残念です。

早朝こそ我々の他に3杯の釣り船を見ましたが、いつに間にか見なくなると
その後は見渡す限りの海原に我々だけでした。
相棒のまっくさんとは皆さん事情を知って出てこないのではと
冗談半分で話してたほどでした。

観光客には人気でも、我々釣人にとっては招かざる客もいいとこですよね(笑)

私も少し前にイルカを見かけたのですが、手こぎボートでは逃れる先もなく、絶望的な気分で釣りを続けました。まあ、こちらは遊びですし、イルカ側は生きていくための活動ですから、何も文句はないのですが…

paiatown2013さん、こんばんは。

そう言う私も、釣りよりもうわさに聞くイルカに興味があり、探し回ったことがあります。

この時は、もちろん姿は見ていませんが春先には大きな群れの回遊があったと漁師さんから聞いていますので多分イルカの仕業だと思っています。

何れにしても台風で多少なりとも海がかき回されましたから、どんなふうに変わったか楽しみです。

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