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2023年7月10日 (月)

釣りの合間の撮影行

 

少し話題が古くなってしまったが、久しぶりに富士山の写真撮影に行ってきた。

7月2日は箱根大観山。
そして、3日の伊東釣行を挟んで6日には河口湖大石公園へ。

富士山撮りは釣りの朝マヅメ、夕マヅメ時の釣果映え以上に、マヅメ時とそうでない時の写真映えの差がはっきりと出る。
夜中に自宅を出発して朝マヅメ(日の出時)の写真、昼間は花や雲の写真、時には温泉に浸かって時間をつぶし、夕マヅメ(日没時)の写真を撮って夜に自宅に戻る。

釣りの場合はその後、釣った魚を捌いたり料理がこれもまた楽しみとはいえ待っている。
写真の場合は腐ったりはしないのでゆっくりでもよいが大量に撮った写真の整理が待っている。
どちらかというと撮影行の方が実行時間も後処理も長時間のスケジュールになる。

しかし、これも歳のせいか、最近では欲張らずに朝夕のどちらかにすることが多くなってきた。
今回は大観山が日没、河口湖が日の出狙いだった。


さて、その大観山。
日没スケジュールの場合は、昼間に天気の様子をこの目でチェックしながら行くか行かないかを決めるが、チェックする相手は富士山自体ではなく富士山を演出する雲の様子なのでなかなか難しい。
やーめた、とひるんだ後で、行けばよかったとなることはよくある。

この日の日没は7時。
最寄りのライブカメラや自宅のベランダから空の様子をチェックしながら夕方4時過ぎに自宅を出発した。

前方に富士山を見ながら快晴に近い空の下、道が空いていたので標高1000mの大観山展望台までは1時間弱で到着した。

釣りでも季節毎に狙い魚が変わるが、この時期のここからの富士山撮りの狙いは、ずばり夕焼け空。
つい先ごろ夏至を迎えて、今は太陽が頂上の南側に最も近づくために、日没時には雲の種類や動き次第で、思いもよらぬ光景に出会えることがある。

今日は結果的には正にそのアタリ日だった。

さて、あれほど空をチェックして自宅を出発したのに、現地到着の寸前に富士山は厚い雲の中に隠れてしまった。
1dsn239541s
7月2日17:32 by Y

天下の険、箱根から望む富士山はこんなもので、いつものこと、驚きはしない。
あきれ顔でしばらく待ったが、ここまで厚くなってしまった雲はそう簡単にはとれそうもない。

ところが、ダメダメの記念写真でも撮って諦めて帰ろうとした頃に、漸く芦ノ湖に日差しが入る。
2dsn239546s
同18:30 by Y

3dsn239552s
同18:36 by Y

むむ、こうなると何かが起こるかもしれないのでもう少し待ってみよう。

踏みとどまったその後の雲の動きは奇跡的に速かった。
わずか3、4分後には今まで富士山を覆い隠していた雲がみるみる薄くなり形容しがたいまるで生き物が眼前に迫っては消えて行く、そんな湖上の乱舞が始まった。
4dsn239571as
同18:41 by Y

わずか2、3分の出来事であったが夢中にシャッターを切り続けた。

あれは一体何だったのだろうか、一息ついた後に、恐い夢でも見終わった感の日没を迎え、染まり行く背景と共に富士山撮りを楽しんだ。
5ims23a1349as
同18:51 by K

6dsn239640as
同19:03 by Y


さて、ここからはもう一方の河口湖。

河口湖畔の大石公園では今ラベンダーが真っ盛りで、ラベンダー祭りが開催されている。
そのラベンダーを前景に、うっすらとピンクに染まる朝焼けの空の下で富士山を撮ってみたい。

今までに何度かトライしてはいるが、天気が悪かったり思ったように焼けなかったりで何れも失敗している。
今度こそはの思いで、4時半の日の出時刻に間に合うように自宅を夜中の2時過ぎに出発した。
天気予報では早朝には止む予定の雨の中の出発になったが、予定通り4時に現地に到着した。

しかし、天気の回復が予報よりも遅れてしまったようで日の出時にはとうとう富士山が姿を現すことはなかった。
撮りごろのラベンダーを目の前に残念だが仕方がない。

漸く見えてきたのは陽も高くなった7時半を過ぎてからだった。
Ims23a1430s  
7月6日 8:38 by K

Dsn239742-s
同8:05 by Y

Ims23a1444s
同8:16 by K

今回もイメージした写真は撮れなかったが観光客で賑やかになる前に、ラベンダーや花の写真を撮って帰路についた。



写真の中でby Yとあるのは五目漁師、by Kとあるのはヨメサンが撮った写真です。
実は、前回秩父に行ったときに甲府でさくらんぼ狩りの予定でしたが既に終了しており、もも狩りが始まっていました。
河口湖は標高があるので少し遅いだろうと期待していたのですが、ここも終わってしまいブルーベリーが始まっていました。
ももは直ぐにお腹一杯になりそうだし、ブルーベリーは面倒そうなのでどちらも行きませんでしたが、次はぶどうですかね。(行ったことはありませんが)

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コメント

こんばんわ
最初の一枚目の作品から圧倒され
四枚目では目が釘付け
このような風景に出会いたく山へ行きますが
日帰りの工程では、何時も無理
又、自然が作る一瞬の芸術は
やはり写真にはかなわない
この風景を絵に描けば
アニメや空想の世界になってしまいそうで
描くには難しいですね
今回の県展では写真の部もあり
この作品なら上位の部ですね
他の写真も素晴らしいですが
私にとっては、何をプラスするかだけですね
昨日、数日前から描き始めた
蓮池の絵ですが、同じ場所で絵を描いている
年輩の女性がいて、作品を見て驚きました
かなりうまい絵でした
そこで1時間ほど、その場所に座り頭の中でスケッチして
気付きました

同じ水彩ですが、私にとっては油彩でも水彩でも変わらない
上手く言えませんが
それが個性かと思いましたね


趣味人たけさん、こんばんは。

今回、たまたまですが日没時の富士山と昼間の富士山が3枚ずつ並びました。
我ながら、同じ富士山がこんなに違うものかと、あらためて自然が織りなす変様振りに感心しています。

一日富士山の回りに居てもこのようなクライマックスシーンは数分ですし、何も起こらずに終わることの方が多いですから、出会えた時には息をするのも忘れてシャッターを切っています。

たけさんの絵の出展に触発されて、久し振りにフォトコンに応募してみようと最近は少し撮影行の頻度も上げています。

やっぱり蓮の絵に取り組み中でしたか。
題材としてはよく取り上げられる景色がたけさんに描かれるどうなるのか楽しみです。

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