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2023年7月 4日 (火)

カイワリとTGバイトのお試し釣り



7月3日は伊東(井上丸)に釣行。
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伊東の海開きは7月15日とのこと。井上丸のビーチハウスも見える。

例年なら今頃はサバまみれの伊東。
海中は恐らくカイワリやハナダイの他色んな魚で賑わっているはずなのに、サバの猛攻が他の魚との出会いを拒んでしまう。
やっとの思いでカイワリを掛けたとしてもサバ野郎が、残った針に目ざとく飛びつき掛かったカイワリを振り回し、振り落としてしまう。
そんな忌々しい光景が懐かしいほど今年はサバが少ない。

で、本日の狙いはもちろんサバ、いや、もといカイワリ。
それに、前記事のTGバイトのお試し釣りも是非やってみたい。

前日の情報でカイワリは早朝には釣れなかったとも聞いているので、先ずはそのお試しポイントの方向に漕ぎ出る。
前回と同様に海中は賑やかだ。
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実績のある根回りを転々としながら、3つの中から選び出してきたこの小サバ風のTGバイトを落とし、ただ巻きを中心にやってみるが反応はない。
比較のために愛用している本家TGベイトGGとの交換も考えたがもう少し辛抱してみよう。

そろそろカイワリポインに向かおうとボートの向きを変えると、ジグに潮のあたりを感じる。
なるほど、この方向だなと思った時に初アタリ。

結構引くぞ。
最初の獲物はホウボウ(35cm)。
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伊東ではイトヨリと並ぶジギングやタイラバの外道チャンピオンが釣れたということは普通に釣れるジグの証だな、と思いつつ次投。

すると今度は着底と同時に掛ける。
ゴッツンゴッツン、これはフグだな、まあいいやフグも釣れて一人前のジグと思いつつ中層まで上げてくると静かになり重みに変わる。
さてはハタかカサゴかな?
見えてきたのはなんとアカイカ(?)。
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最高のゲストではあるが、続けてきたことで先のホウボウがまぐれでなかったことが嬉しい。
因みに、錨のリヤーフックは根掛かりが怖いがイカには強い。
タイラバには抱きついてもこうは行かない。

そろそろいい時間(7時過ぎ)になってきたので、時々ジグを入れながらカイワリポイントに向かう。

さて、毎回釣れ方が変わるカイワリ、今日はどんな釣りになるだろうか。
餌はたまになくなるが一向にアタリがない中で、いつもの様に試行錯誤を繰り返しているとやっと最初のカイワリ。
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サバ野郎が居ないと、じっくり考えながら色んなお試しができるので釣れなくても嫌にはならない。

2、3匹釣ったところで、いつの間にか餌とりだらけになってしまったことに気付く。
仕掛け長はクッションゴムを入れて約3m。
リールの1回転が50~60cmなので底から5回、約3mをコマセを撒きながら先針が海底付近になったところで一旦待つ。
更に、3mシャクリ上げて底から6、7mのビシ棚でしばらく待つ。
これを2回繰り返すが、どうやら最初のシャクリ時にはもう餌はなくなっているようだ。
これでは後のシャクリはコマセのサービスだけになってしまう。

魚探を覗くとせっせとコマセを撒き続けたせいで底(-39m)から-27、8m位まではびっしりと小魚(餌の盗られ具合からチャリコかなと思ったりしている)がついている。
そこでエサ取りを避けるために、最初の底どりを3m上げてみる。
それでもまだ餌盗り、更に3m。
ここで久しぶりにカイワリ。
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この棚で隙を見て、最初の底棚に戻すと1、2匹釣った後にまた餌盗りの猛攻。
結局ビシの底どり(最初にビシを落とす高さ)を海底から5m毎に-25mまで上げたり下げたりしながらなんとか餌盗りを交わすことができた。

カイワリは先針が約-20mの高い棚までついてきてくれるが、この辺りからはサバ(40cm弱)が多くなるので限界だったように思う。
不思議なことに、以前もそうであったがカイワリが掛かってくるのは100%2段階のシャクリ上げの2段目の止めの直後で、決してシャクリ上げの途中や1段目の止めで食ってくることはなかった。

底潮が緩やかで比較的長くコマセが漂っている時には未だ最初のコマセが効いている内に新たにコマセを撒くのが良いのかもしれない。

1時にはもう一度ジグのお試し釣りがやりたくなり再び沖流しに戻り、イトヨリをゲット。
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結局、マダイやハタの大物は掛けられなかったが、外道チャンピオンのホウボウとイトヨリが揃ったことで少なくとも普通に釣れるジグであることは分かった。

で、今日の釣果はこれ。
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釣った日はカイワリとキントキ、イカの刺身。
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次の日にカイワリ、イカ、イトヨリの天ぷら、
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カイワリの梅トマトあんかけ。
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あとで知りましたが、この日の前々日は凄い雨でしたが意外にも前日は澄み潮だったらしいです。
伊東には大きな川がありませんから影響は一日遅れて出たのでしょうか、この日はビシが海面まであと1mでやっと見えるほどの濁りっぷりでした。
カイワリが比較的上まで浮いていたのはそんな影響もあったのかもしれません。
更に、自宅で捌いたところどのカイワリも胃袋にコマセは殆ど入っていませんでした。
春先の居ても釣れない難しいカイワリと違って、たまたま回遊してくるカイワリのようです。

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コメント

おはようございます。

まだ、梅雨の晴れ間で本格的な夏の暑さは到来していませんので今がチャンスですね。

居喰いしているカイワリではなかったのですね。きっと今のシーズンは餌を求めてあちこち動き回っているのでしょうか。カタは大きい様に見受けられます。

サバが居ないのは嬉しいですね。何を試してもサバとなると心が折れますから。サバタン用にちょっと釣れる程度は有り難いですが、中々思う様にはなりませんね。

イカ美味そうです!ジギング中にもコツリと触られたらしていたらある程度いるのかもしれません。ジグサビキならぬ、ジグスッテとかやったらいくらか釣れるかもしれませんね。

天ぷら美味しそうです。コレと冷麦なんかあったら最高です!

まっくさん、こんにちは。

居食い名人(魚)のカイワリ居ましたよ。
ロングハリスに実は掛かっていたカイワリに気付いたのは
-15mのところでした。
ご明察の通り今のカイワリは餌場に集まっているというよりも、あの海域をぐるぐると回っている感じです。
シャクリ上げの一回目で集めて2回目で釣るという感じでしょうかね。

サバもフグも居ないために本来の釣り(掛かってくるではなく、何とかして掛ける)が楽しめますよ。

狙って釣るのは難しいですが、沖の流し釣りでは明らかにイカがルアーに乗ることがよくあります。
錨針はそんなことを考えて使っています。
以前タイラバに一工夫したのですが、これは失敗、ジグに錨がいいですね。

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