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2023年6月 2日 (金)

イサキ釣りがこんなに難しいとは(その2)

6月1日は川奈に釣行。

さて始めに、今回はイサキリベンジを期した釣行ではあったが結果は前回以上に酷かった。

釣れなかったので釣った魚の写真はなし、大物逃しの惜しかったイベントなどもなし、これでは記録を残す気力もないが、少しだけ早起きしてだらだらと書き始めている。

この日が台風2号が先島諸島付近で足踏みしている間の最後のチャンスになりそうだ。
前日は台風の影響ではないが強い風と雨だったので、嵐の前の静けさというよりも、正に嵐の間の釣り日和。(釣れるかどうか海中の様子は分からないが。)

前回は、川奈での釣りを再開して初めてのコマセ釣りだった。
イサキが釣れているというので駆けつけたものの、そう甘くはなく餌盗りの猛攻になすすべなく、こんなこともあろうかと準備していたタイラバとジギングの沖流しに逃げてしまった。

今回はきっぱりとやってやろうではないか! 
竿はこの1本これっきり。
1cas239908s

2本出しでイサキは欲しいがあわよくばシマアジにも掛って欲しいと中途半端に右を向いたり左を向いたりもしない。
もちろん、キタマクラや熱帯魚風の色とりどりの小魚にうんざりして沖のタイラバに逃げたりもしない。
という相当な心意気で臨む。

常習ではあったが、前回は真鶴駅近くの早朝開店の釣り具屋が時間になっても開かずに出鼻をくじかれたが、苦情でもあったのだろうか対応の方も変わりきっちりと開店、お店の雰囲気もテキパキ風に変わった。
ここのアミコマセは安いし、まして一貫目氷は悲しいかな今や他所では買えないし、こんなたわいないことでも予定通りに行くと気持ちが良い。
あとは予定通りにイサキを釣るだけだ。

出艇前に話を聞くとイサキが釣れているというので初めてやって来られた方もいらっしゃるようだ。
手漕ぎでイサキが狙って釣れるところは今では少ないのでよくわかる。

ポイントに到着し、最初のアンカリングを決めるためにいつも以上に時間をかけて周辺をチェックする。
根が険しく少しボートを漕ぐだけで20m~30m、あるいは40mと深さが変わる。
居るいる、前回と同様に根際にはまるでそこが海底かと勘違いするほどびっしりと小魚が付いている。
今日の作戦でもあるが、あえて、比較的フラットで魚影が薄いところに最初のアンカリング。

1投目はいつもの2.5m3号ハリス2本針仕掛けを入れる。
しばらくしてあげてみると当然のことながら餌はない。
これでもかと、着底後直ぐに折り返してみてもやっぱりない。
ビーチフラッグゲームのように、誰が着底後餌を盗られずに迅速に仕掛けを回収することができるかを競うゲームも面白いかもと思うくらい速攻だ。
もちろん仕掛けは慌ててハリス2号3本針ウイリーに交換するが、当然のことながら先針のオキアミ餌がなくなるだけで何も変わらない。2dsxp237628s
風紋さえない滑らかな海面、中潮なのに帰る間際まで潮流も殆どなかった。

何度か場所替えはしたがどうにもこうにもならず、既に嫌気がさしている10時ころに管理人の尾川氏が様子見にやって来られる。
皆さん調子は良くないようだ。

イサキの魚影ならボール状に見えるかもとお聞きし、それらしき魚影を探して仕掛けを入れるが直ぐに底べったりの魚影に変わってしまう。
反省するに、このタイミングでのイサキの集め方、シャクリ方がへたくそなんだと思う。
あとからイサキ名人の仲間に聞くとそれらしき魚影を見つけたらウイリーを死に物狂いでシャクると。
五目漁師は、いい加減に釣れてくれよ! とイサキにお願いはしたが、確かに死に物狂いのシャクリまではいっていなかった。

なるほど気迫も違うが、ここは一度でよいから成功体験が欲しい。
そうすれば魚影の見方もシャクリのスタイルにもヒントが得られそうだ。

未だに何もつかめずにうろうろするだけの釣りが続いていたが、昼過ぎから風が次第に強まって来たので1時には不思議と半分ほっとした気持ちで切り上げた。

言い訳になるが、この日出ていたボートは6ハイ。
内2ハイはどうやらシマアジ専門の狙いで根回りから少し離れた砂底の浅場の釣り。(結果的に2尾釣り上げた方がおられた)
五目漁師を含めあとの4名は根回りでイサキ狙い、あわよくばシマアジもという狙いだったようだが、食わないイサキ、または居ないイサキが悪いのか、食わせられないまたは居ないところで頑張る皆さんが悪いのか、本日のイサキの釣果は1尾もなかったらしい。

で、五目漁師の本日の釣果はこれ。
3cas239910s

少し深目(40m)で小魚の反応もない静かな場所にアンカーを打ち直して1投目で写真のウメイロが来た時には、この場でイサキもと大いに期待したが1尾限りだった。

前回と同様に間違って釣れてしまったカワハギの胃袋は、捌いてみるとアミエビではちきれんばかりに膨らんでいたので、海底で待っている魚の中にこんな奴や別の釣り師が上げておられたがウスバハギなども混ざっているようだ。

カサゴは妙に場所を変えると最初に良く掛かってきたが、この1尾を除いては皆極小だった。

他にキタマクラや熱帯魚風小魚は余程群れているのだろう、擦れ掛かりが多かった。

ヨメサンが釣り魚料理用にバジルを鉢植えで育ててくれているが、例年今頃になるとバッタや蝶にやられてしまう。
今年は鉢を2階のベランダに上げたところこれが大成功。
たわわにフレッシュな葉が付いているのでこれが使いたくて、バジルソースの3色(種)カルパッチョに。
4cas239915s 
これにオリーブ油をたっぷりとかけて頂く。

3色と言えば聞こえは良いが、1色では足りないので釣れた魚3尾を外側にカワハギ、中にウメイロ、一番身が少なかったカサゴを内側に並べてみた。

少し寂しいので、先日釣って冷凍保存していたアカムツのネギ蒸しを追加する。
Cas239922s



最近は海から上がってくるとさすがにぐったりと疲れを感じます。
自宅に着くと悔しさはおいて、捌いたり料理をしたりする魚が少ないことが正直にうれしく良かったと思います。

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<!ー030川奈釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

お疲れさまでした
この時期の海の中を覗きたいですね
毎年気まぐれで釣れて、今回のように消えてしまう
先週の観音崎もエサ取りの小魚だけでした
前日千葉県で地震もあり気になっていましたが
他の釣り場でキス、カサゴ、カワハギなど
根魚は釣れているので関係なさそう
10年遡って調べると、やはり同じようでした
そうなると産卵が関係しているのか
前回の大サバは産卵直前のように卵が大きかった
気になります

趣味人たけ

最近の海は明らかに南洋化していますと管理人さんんもおっしゃっています。
今回のウメイロは典型例ですね。
最近は釣りポイントの近くに夏になるとダイビング用のブイが打たれ釣りができなくなりますが、これも海中がカラフルな魚で賑やかになったからでしょうかね。

昔からメジナ狙いなどは餌盗りとの戦いでしたが、伊東で釣るようになってからは小魚対策というか我慢とは疎遠になっていたことに気付きました。

川奈も伊東もサバは居ないわけではありませんが、今のところ手に負えない数ではないようです。
これからは寧ろフグでしょうね。

師匠お誕生日おめでとうです(^^)

ウイリーを死に物狂いでシャクる…
言うわ易し…

海から上がるとグッタリとはまたご冗談を。
きっと愛する鯖が留守気味なので刺激が足らないからでしょうね。
もうすぐ元気づけにきてくれますから安心ですね!

ガルさん、こんばんは。
ありがとうございます。

釣りの日から2日間くらいは、海を見るのも嫌な感じですよ。
次第に再びもっこりと元気が出てきますが。

そうそう、サバが釣れないし、最近は市場でも品薄状態ですので
前回の中深場ではノルウエー産の塩サバを使いました。
それが釣れた要因かもですね。

こんにちは。

川奈の根には色々な魚がいますね。
種類の8割以上が「餌取り名人」な気がしますし、美味しそうでもないヤツらが多い気がする点は困ります。

アカムツの際はけちってイワシを持って行きましたが、皮が弱くて困りました。やはりサバですね。塩サバの発想がなかったのですが、水っぽくなく針に付けるにもとても楽でした。中には付けっぱなしで海底まで2往復した強者もいましたよ。本当に塩サバ様五目様でした。

アカムツは刺身、炙り、酒蒸し、ソテーでTさんからいただいたいアカハタと食べ比べました。食べ比べると違いが良くわかりますね。アカムツの方が旨みが濃かったですが、アカハタは身がしっかりしていて皮が美味しかったです。私もアカムツは刺身より炙り、加熱調理した方が美味しいと思いました。
特に焼いた方が水分が飛んでより味が濃くなる感じでしょうか。しゃぶしゃぶも今度試してみたいです。

川奈に行くならば、釣れるウチにS級を狙いたいです。というよりも餌取りの凄さに鼻白んでおります。

まっくさん、こんにちは。

伊東でもたまにチャリコなどの小魚が賑やかなことはありますが
川奈は濃密に多種の小魚が群れています。

先日魚探の深度表示とリールのカウンター表示に10m近くも差があり首を傾げていました。
自宅に帰ってリールカウンターが正しいことを確認した時に海底が小魚で覆われていたのだろうと気付きました。
イワシなどベイトの群れが居る時にはよくあることなのですが、底にへばりついていたので気づきませんでした。

アカムツが少し水臭く感じるのは上質の脂のせいではないかと思ったりしています。
時期によっても違うと思いますが、今回のはなかなかいけました。

S級もイサキもまだ本格シーズンは今からだと思いますので一度は釣ってみたいですね。

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