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2023年5月18日 (木)

カイワリ釣りがこんなに難しいとは



前回は小魚が賑やか過ぎる川奈で惨憺たる目にあった。
海中のあの賑やか忙しく、ざわざわした喧騒には参ってしまった。

今回は手漕ぎボート釣りならではの静寂を求めて伊東へ。

例年なら連休前後から、釣ってもどうにもならない中サバが出てしまうとカイワリのシーズンは終わり、その後はサバ、続いてビシが底まで届かないほどのソーダやシイラの群れ、そして狂暴なサバフグの本格シーズンへと続いていく。
本来なら既に静寂どころではないはずの伊東だが、今年はこの季節にして、たまにサバ、たまにフグ、そんな中でカイワリと真剣勝負ができるという状況とみた。

今回はブログにコメントを下さるまっくさんと一緒。
Dsxp237576s

仕掛けや道具に創意工夫をされる釣り師は多いが、この方のそれは頭3つくらいは抜きんでいる。
始めてその一端を拝見した時はタイミングも良かったが、五目漁師が丁度20,30号くらいの錘を浮かす浮きを探している時だった。Cimg9771s
これなら25号くらいまでは浮かすことができる。

タイラバで沖に向かって漕ぎ始めた時に海面に浮かんでいる風船を見つけた。
辿っていくとその主はまっくさん。
その下に何がぶら下がっていたのかは覚えていないが、これなら50号でも100号でも浮かせられる。

その後、中深場釣りでも手巻きリールを電動化する何やら怪しげな発想や仕掛けに関する小道具を見かけることがよくあるが、成功した話は聞かない。
少し話は違うが昨日も、途中で巻きこぼしに使う石を拾って行きますので遅くなるかもしれません、とメールが届く。
今時、石を拾っていくなんて・・・で、五目漁師が持っていた使う予定がない専用のリップを差し上げた。

ということで、今回も釣れなかったので記事に使う魚の写真も話題もなく、まっくさんをダシに記事の字数稼ぎをさせていただいた。
まっくさん、ごめんなさい。

さて、全くダメダメだった釣りの話に戻ろう。
前日の井上丸の釣果ブログを見ると、カイワリがそこそこ、それに伊東では珍しい40cm近い大アジの数釣りがあった。
これは期待ができそうだ、とはいえ、釣果の持続性についてはきっぱりと “ない” と認識しているので、保険にいつもの通りタイラバ、ジギング、加えてエギングを準備してきた。

また、まっくさんの話に戻ってしまうが、この時期、伊東=カイワリの真っただ中で、なんとまっくさんは前回エギングをやられて見事コウイカを釣られた。
デカアオリイカは今が正に釣り時なので不思議なことではないが、伊東の今に限ってはカイワリしかないでしょっ! と言いながら五目漁師も今回はエギングの準備をしてきた。

最近は五目漁師と同じ様に365日連休の方々も増えてきたようだ。
平日というのに結構ボートの数が多い。
Dsxp237575s

さて、1投目。
いつもなら3号ハリス、2本針のパイロット仕掛けを落とすが、今日は始めからカイワリ用のK仕様仕掛けを入れる。
いつもなら、何度かコマセを撒くと海底が次第に賑やかになって来るのに撒いても撒いても砂漠の様相は変らない。
日和は最高、いつものこの時期なら釣り上げられたサバがボートべりでバシャバシャ、ボート上でゴンゴンと暴れる音が周囲から聞こえてきたり、五目漁師がイイーッとなりながら飛ばすサバが天を舞うところだが、今日はお望みの静寂が続く。
春うらら、釣り師の姿が見えないと思ったら横になって居眠り中のボートも1パイ、2ハイと見える。

そんな中でやっと掛かったカイワリらしい魚は中層バラシ、その後も一向に魚影が濃くなることはなく諦めたが、こんな時に限って大物が突然掛るかもしれない。
念のために仕掛けを3号ハリスに替えたその1投目、高速シャクリを止めるとモゾモゾ感。
そして、来たー!、近くのまっくさんにも声を掛ける。

タイミング良く今しがた太いハリスの仕掛けに替えたところ、と言っても所詮3号。
やっと1/3程度まで上がってきたが竿は時々海面に垂直になるまでにもっていかれる。
ヤバイ、このままでは切られてしまう、ドラグを少し緩めようと手を掛けた瞬間にバラシ。
マダイ? いや引きからしていよいよ30cm超えのカイワリだった可能性も。

ひと騒ぎの後11時になってやっとカイワリ、そして再びのどかな静寂。

折角準備してきたので昼過ぎには、岸寄りでエギング、
Dsxp237579s   

そして最後の最後にはタイラバもやってみるが
Dsxp237583s

双方ともに無反応に終わる。

で、今日の釣果はこれ。
と書いたところで釣果写真の撮り忘れに気が付く。
まあ、いいや簡単だから。
良型カイワリ×2とオオアジ(38cm)×1、いや、内カイワリ1とアジ1は、今晩は泊まって明日は川奈で連釣とおっしゃるまっくさんからの頂き物。

カイワリはもちろん刺身に、
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オオアジはミョウガ、大葉、ラディッシュたっぷりのサワーソース。
Cas239768s



前日の調子からカイワリもそこそこ、いや食べきれないほど釣ってしまったらどうしようと捕らぬ狸していました。
こんなもんですね。
次は久しぶりに中深場の予定です。食べ切れないほどアカムツ釣れてしまったらどうしようと今から心配しています。

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<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

前日までの好調が嘘のようにパッタリという展開はよくありますよね。そんな日に一発逆転の大物を仕留めてハッピーエンドというのもよくありますが、寸前でバレてしまうとは残念です。次回の大漁と華麗な姿造りを楽しみにお待ちしてます。

paiatown2013さん、こんばんは。

伊東は元々何故あんなところに魚が居るのかわからない不思議なところです。
魚にはそれが見え、感じるのでしょうね、四季折々いろんな魚が入れ代わり立ち代わり集まってきます。
それだけにこんな日もありますね。
一投あれば一発逆転ありの気持で最後まで粘ったのですが残念でした。

おはようございます
連休明けのこの時期
釣れない事も良くありました
静かになった海の中で、魚ものんびり昼寝でもしているのか
混雑を避けて、今が連休なのかと想ったこともありましたね
今週釣り予定でしたが
二日前、まさかの自転車での落車で
荷物を持っていた左手の突き指
その他は異常なしですが
これではオールが握れない
キツイ土手の坂道でもこけた事は無かったが
舗道との隙間にタイヤがはまり、初めてでした
工事中の現場を避けた事と、一瞬の見落としです
突き指は8年前のイワナ釣りでの時以来です
イサキやシマアジなどの釣果を見るたび
仕掛けを作っていましたが
一週間は待ちです
今回のマックさんの浮き釣り
ウキ下が気になりますね

趣味人たけさん、こんにちは。

災難でしたね。
私もたまに自転車に乗りますが、自転車の位置づけがあいまいで標識通りに走ると危なかったりして、歩道を走るか、車道を走るかいつも迷います。
ボートは漕げませんが、左手だったことで絵筆は持てますね。
お大事に。

昨年がたまたまかもと思われていたシマアジが結局冬を越してしまったり、イサキの数釣りがあったりして、今、川奈が熱いです。
正に、たけさん好みの釣りのようですよ。
私などは取り残されてしまいましたが、お迎えと案内くらいはできますので機会があれば是非ご連絡下さい。

こんにちは。

先日はありがとうございました。
負け戦で、1人では耐えられなかったかもしれませんが、戦友がいるのは有り難いことです。

翌日の川奈もパッとしないままでしたが、行って色々見聞し、自信が次回への確信にかわりました。(知らんけどぉ。笑)

カイワリの気紛れにはいつも振り回されてばかりですね。五目漁師さんはご覧になってないとの事でしたが、あのシイラの群れを見ると伊東はこれから夏シーズンの替わり目ですかね。早々にまたリベンジしたいところです。

川奈は前回のブログで仰っていたように、海底の地形が目まぐるしく変わる場所で、釣り物が狙い難い場所でした。伊東のようにこの辺りでこれで釣ればターゲットが釣れる。という訳ではないですね。

S級魚を狙うのは海底が砂地で、他のことだったのですが、やり込まれている方々はカワハギシカケも落としてむしろカワハギの方が釣れていましたが、あれは良いですね!次回マネします。笑

因みにですが、風船の下は歯物狙いの泳がせです。

カゴ釣りメインで反対に落としても風向き等で絡まるのでシカケにクリップを付けて流します。

岸に流れていく場合は、自分の釣座より少し浅い所でオモリが着底するようにシカケを調整します。沖に流れる場合は、逆に長めにしてオモリを軽くし、ある程度離れた所で道糸のテンションで場所を維持します。

アタリはクリップから風船が外れるようにしているので風船が外れたらドキドキです。笑

風船も探して自然素材の物にしてましたよ。笑

まっくさん、こんにちは。

やはり皆さん余り釣れていなかったようですね。
魚探に魚影が映っても魚の種類までは分かりませんし、食いっ気などはもちろんわかりません。
ただ、この日は一日を通して濃い魚影を見ることはありませんでした。
海面水温はいよいよ19℃台まで上がりましたが、前々日の大雨の影響などで冷たい底潮が入っていたのかもしれませんね。

隣り合わせでありながら伊東と川奈はまるっきり海中景観が違いますから少し慣れないとお呼びでない感じです。
釣果を見ていると慣れている人でも釣れる魚が少しのポイント差で違ってしまうほど微妙な釣り場のようです。

私も、メインの釣りでロングハリスを使い、反対舷側で泳がせ仕掛けを入れる時には手前祭りを避けるために浮きを使って少しだけ仕掛けの入れ場所を離すことがあります。
余り離すとボート下に寄せているベイトから離れてしまいますので数mですが。

次のコマセ釣りは伊東か川奈、何れもリベンジですが今後のサバの出次第です。

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