フォト
無料ブログはココログ

« ワカサギ釣りで超絶完ボ達成 | トップページ | アジ不在でクロダイ祭り »

2023年3月12日 (日)

カイワリ諦めて沖流し

3月11日は伊東(井上丸)に釣行。
1dsxp237403s

狙いはきっぱりとカイワリ。

旅先の苫小牧ワカサギ釣りでまさかの超絶完ボをやってしまったので今回はなんとしてでも釣りたい。
ただ、前回のワカサギ釣りはどれくらい釣れるか大漁の胸算用しかなかったが、今の時期のカイワリこそは、果たしてどうなるやら???の賭けの釣り。

昨年までは、この時期になるとオーシャン釣具のオヤジさんを中心にカイワリのXデーについてあれやこれやと談義するのが楽しみの1つでもあったが、今は叶わない。

たまたまではあったが、あの時以来久しぶりに井上丸の店頭や海上でお会いしたSさん、Kさん、Fさんの面々も、今日がひょっとしてそのXデーかも? と腕まくりして期待、いや血走っているに違いない。
2_20230312222901
この時期になると皆さん考えることは同じ。
Sさん、Kさ、Fさんの面々。

五目漁師に至っては、未だ伊東ではカイワリを本格的に狙ったことがないカヤック釣り師のMさんを、カイワリをダシに手漕ぎボート釣りに誘い込んでの釣り。

さて、丁と出るか半と出るか。

準備に少し手間取ってしまったが、Mさんと話をしながら釣りたいので自ボートのスターンにMさんのボートを係留して釣り始める。

五目漁師は、いつもの通り、先ずは様子見の2.5m2本針吹き流し仕掛け、一方Mさんは、もしカイワリがやる気満々であれば必殺の仕掛けになる(当然フグやサバにも)かもしれないトリックサビキを使われる。

しばらくすると静まり返っていた砂漠の海底に反応が見えてくる。
しかし一向に餌はなくならない、当然アタリはナッシング。
周りのボートも同じ状況のようだ。

カイワリXデーの根拠の一つは水温の上昇であろうか。
経験からして真冬の13、14℃台が17℃~18℃に上がることが、伊東のカイワリの釣れ始めだと思っている。
今年は真冬でも水温が15℃台をほぼ保ち続け、既に上昇に反転したために先に16℃後半を確認していたが、今日は再び15℃台の後半に下がっている。
もちろんカイワリの泳層がどうなっているかなどは知る由もないが、こんなことも影響しているのかもしれない。

とにかく反応がない。
居ないと居ないで、こいつらでさえなぁ と心配になってくるフグの姿もサバの姿もない。

それでも海底の反応がやや活発になって来てからは、たま~にオキアミ餌の頭部だけがなくなったり、解けたように小さくなって上がって来たりするので棚どりやシャクリ方を色々変えてやってみる。

こんな時にはかってiさんが同じような状況下で撮られた海底近くの映像を思い出す。
仕掛けを落とし、カメラが付いた天秤を振ってビシカゴからコマセを出すと、周りには一気にカイワリやハナダイが群れてくる。
そして、荒れ狂ったようにコマセを食いつくし、数分後には空になったビシカゴと針のついたオキアミだけが空しく、寂しく彼らの遊泳棚に取り残される。

スイッチが入っていると表現すればよいのか、いや入っていないと表現すればよいのか、何れにしても釣り師の負けには違いない。

以来、ハリスを細くしてみたり、長くしたり、針を小さくし餌をコマセのアミにしてみたり(iさん)色々やってみたがうまくいくことはなく、あの海底の信じられない映像だけが頭に焼き付いている。

きっと今日もそんな状況に違いないと思いながら、今できる範囲で色々とお試しをやってみるしかない。

そんな時にKさんが来ましたよ!
とやっとカイワリの姿を見る。

早速捌かれたのか、腸からは、はちきれんばかりのアミコマセが出てきたらしい。

やっぱりか、やっぱり居る。
ウヨウヨと居るのにコマセは食っても針の付いたオキアミは食わない。
脱帽!

既に五目漁師のボートに係留していたMさんは、沖のルアー流しに行かれた。
今日は頑張ってみようと決心してきた五目漁師も11時前には諦めて、一発大物狙いの沖流しに切り替える。

Kさんも沖でアマダイを狙ってみるとアンカーを上げられる。

先ずは、アジポイントに向かい流し始めると、直ぐにタイラバに何やら結構な大物が掛かったが、途中バラシ。
引き方からして相応のハタだった様な気がするが残念。

この後は掛かればバラシの可能性が少ないと思っているジグに変更。
ポツリポツリとアタリがあり上がってくるが皆小さい。
3dsxp237414
オオモンハタ(28cm))

残念だったのは、足1本だけが掛かってグイーングイーンと力強い引きで浮いてきたアオリイカのタモ入れ失敗。

そして更に残念だったのは、これ。
4d4sxp237415s

でかいの掛かりましたよ!
とお呼びが掛ったので漕ぎつけると、Mさんが竿をひん曲げてファイト中。

掛けた当初は、グイングインとよく引いたらしいが次第に重み主体に変ってくる。
ひょっとしてエイだろうか、いやもしヒラメだとすると80cmはありそうだ。

しかし次第にエイの線が色濃くなる中でやっと見えてきたのは尻尾の短い(ない?)ヒラメ風のエイ。

Mさん精魂尽きてがっくり。
カイワリをダシにお誘いした五目漁師としては、残念は残念だけど最後に楽しんで頂けて良かった。

で、Mさんと五目漁師の釣果はこれ。
5_20230312222901
左側がMさんの釣果、右側が五目漁師の釣果。
(井上丸の釣果blogよりコピー&ペースト)

カイワリ狙いの釣果とは思えないハタやカサゴの刺身盛り。
6cas239259s

刺身造りであまった端身を天ぷらに。
7cas239268s



カイワリはまだ少し早かったようです。
何れにしても3月中ですからもうすぐでしょうね。
ボート屋さんや仲間からのカイワリの釣果情報から目が離せません。

本日もポチッとよろしくお願いします。


にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

« ワカサギ釣りで超絶完ボ達成 | トップページ | アジ不在でクロダイ祭り »

<!ー010伊東釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

水温低くてカイワリが厳しくても、しっかりリカバリされるところがさすがですね。バラした大物は姿を見たかったですね。というよりは刺身盛りを見たかったです。水温低くて厳しい日が続きますが、次回釣りに行く頃にはあらゆる魚のシーズンが開幕してそうで楽しみにお待ちしてます。

paiatown2013さん、こんばんは。

こんな時には沖流しも駄目だろうと思っていたのですが、
こちらの方は結構アタリがありました。
カイワリポイントには冷水が入っていたのかもしれません。

いよいよシーズン開幕で、行ってみたいところ、やってみたい釣りがたくさんあり
次はどこで何をしようかと迷いに迷っています。
一番楽しい時ですね。

五目漁師さんこんばんは。
釣りの神様は五目漁師さんにジギングを求めているのではないでしょうか?と思える結果でしたね。

今の時期だとアジポイントが熱い感じなのでしょうか?
次回の伊東では自分もアジポイントでやってみようかと思いました。

釣果にあるオオモンハタについて
質問なのですが、あまり深場では
釣れないイメージがあります。
アジポイントか、浅場の根まわりで
釣られたのでしょうか?
オオモンハタの見た目が大好きで気になってしまいました。


マックの連れTさん、こんばんは。

アジポイントは根掛りが怖いのでいつもタイラバでやります。
今回の最初のバラシはアジポイントから沖側に進み、水深40m辺りでした。

Tさんはアジポイントやマリンタウン前で結構大きいハタを釣っておられますが
私は60mくらいの深場が多いです。

オオモンハタはハタの中でも泳力が強いフィッシュイーターですからベイトの中にルアーを入れると釣れることがよくありますし、これが根魚? と疑うほど中層まで追ってくることもありますね。

根回りに限らず、沖の真鯛狙いで大型が釣れることもありますよ。

オオモンハタに限らずハタは美味しいので私も大好きです。

五目漁師さん、おはようございます。
久々の伊東釣行で皆様にお会いできて楽しかったです。
私が唯一釣ったカイワリもコマセパンパンでしたのでコマセは喰ってるんですね。
カイワリの刺身も久々に味わって美味しさを思い出しました(笑)
仕掛けをもうひと工夫して水温が上昇する頃を狙って再チャレンジします。
井上丸の店主の方?とても親切で温厚な人柄ですし、ボートもしっかりしていました。良いボート店を教えていただき有難うございました!

サビキさん、こんにちは。

偶然でしたが、皆さんんとはあれ以来の再開で嬉しかったです。

次の日にはカイワリが釣れていましたので、もうそこまで来ているのは確かそうですね。
それにしてもサビキさんの粘りは凄いですね。
大概、最後に上がるのは私なのですが負けました。 
というか、そもそも昼前に沖に逃げた時点で私は降参でした。

あの日のことは忘れられませんが、
また同じ海上で楽しく釣りができるのは感慨深いです。

こんばんわ、型は小さいながらもなんだかんだ釣れていたんですね。

小さくてもいちおう高級魚ですから刺身盛りには十分ですね。

今度は船外機を借りてジギングをやりたいですね、もちろん運転は出来ないので、是非便乗させて下さい。あ、土日でお願いします。

カイワリですが、喰いの悪いのも想定して臨んだのですが、残念な結果に終わりました。

以前に効果があった方法も試してはみましたが、ダメでしたね。
それでも2匹以外にバラシが2回違和感があったのは何度かあったので、多少なりとも対策の効果はあったのかなあと思ってます。

オキアミの先だけ喰われる現象は以前からあったので、なんとか針掛かりさせる方法はないのかなあと以前から考えていて、帰ってから色々調べたところ、クロダイやメジナのフカセ釣りに参考になる点があったので、次の日釣具店に行って材料を集めてきました。次回は頑張ります。

水温も今週は上昇傾向なので、近々期待できそうですが、土曜日は雨なので行くのであれば日曜日になりますね。ただ前日降って荒れた次の日は余り釣れた記憶がないのでどうですかね

あれだけ魚探にカイワリがいた感じがしたので、今年こそはXデー期待しております。

それではまた

すいません、名前を入れるのを忘れてました。

何から何までお世話になり有難うございました。本当に久しぶりの手漕ぎボートでしたので楽しく懐かしく浮けました。カイワリは残念でしたがジグに反応が出始めていたので、やっと冬が終わる印象でした。しかし、あのヒラメ色のシッポなしエイにはやられました。これはエイではないな!っと確信して五目さんを呼んだだけにショック大でした。今週に車の修理が終わるので、次回はカヤックで参戦しますね!

Kさん、こんばんは。

カイワリポイントがあの調子なので沖に出ても駄目だろうなと思っていましたが
直ぐにKさんからイトヨリ×2の連絡、その直後に私も大物バラシ。
寧ろ沖の活性はいつも以上のようでしたから、あれは居ても釣れないカイワリの難しさだったのでしょうね。

次の日はカイワリが3、4尾釣れていましたが、バラシが多かったと釣果ブログにありましたので食いつく寸前のところまで来ているのではないでしょうか。
いろいろ対策されているだけあってあの中での2尾は勝利寸前の釣果ではないでしょうか。
私の方はさんざんやってもう降参していますが、Kさんが次回にどんな工夫をされているのか楽しみです。

実は、この日にエンジン艇が空いておれば借りようとしたのですが、土日の両日とも先約がありました。
1艇しかありませんので土日に借りるのは難しそうですが、網代の沖と違って比較的天気は安定していますので早めに予約すればゲットできるかもしれません。
その際にはご連絡しますので是非沖のジギングをやりましょう。

MBLさん、こんばんは。

コマセが硬くてトリックサビキが出せなかったのは残念ですが、
カイワリは居てアミエビは盛んに食っていたようですから、
もし出していたら一人舞台だったかもしれないですね。

沖の活性は寧ろいつもより高かかったように感じていますから
次回あたりからは大物にも期待できそうですね。

伊東には上げてくるのに40、50分以上もかかる大物エイもいますから
まだまだ楽しませてくれますよ。

エンジン艇を借りれば私も島まで行けますからまたよろしくお願いします。

こんばんは。

カイワリはいるようですね。
でも、針には食いつかない。
カイワリはいつもここが問題である事がほとんどですね。

コマセとオキアミの違いからなのか、ハリスがついているからなのか、もっと他にも要因があるのかもしれませんが、これを解消できなければXデーを待つのしかないのでしょうね。しかし水温が下がりきっていないということは、フグが早めに盛り返してくるのではないかと心配にもなります。

サッと見切ってルアーにシフトして大物バラシは悔しいところだと思いますが、美味しい魚ばかりなのは流石ですね!

中々他の用事が多く行けないでおりますが、伊東に行ったらやはりカイワリ狙いたいですね。

コマセでお腹がパンパンでふと思い出しましたが、以前に伊東ですが何もあたりが無く、やっと釣ったサバのお腹にコマセカゴ一回分くらいお腹に溜め込んだサバを釣った事があります。サバでもそんな時があるのですから何が引き金か全く分からないですねぇ。

まっくさん、こんばんは。

釣り師が気が付けない何かがありますね。

食ってくる時には正に仕掛けが底まで落ちて行かないほどのソーダでさえ
針付きの餌は見事に見切ってしまいまうことがあります。

私などは食わぬなら食うまで待とう・・・の方ですが
もう少し工夫しないといけないのかもしれません。

何れにしても、3月中にはカイワリもハナダイも食ってきますから
自分が行かない時には皆さんの釣果情報から目も耳も離せません。

おはようございます。

連続書込み失礼します。
確かに、サバやソウダが表層まで針にかかってきてましたが、海面まで上がってきたら針餌には全くかからなくなったことがありました。

魚によって警戒心や食欲の度合いが違うのかもしれませんが、この警戒心をどう解くのか、が鍵かもしれませんね。

しかし、何を基準に針餌とコマセを見分けているんでしょうか。やはり糸なんですかね。
不思議なものです。

まっくさん、こんにちは。

わからないから、楽しいですね。

おっしゃるように、サバもソーダも猛スピードで泳ぎながらコマセと針の付いた餌を区別してしまう時があります。(サバ野郎は大概の場合その逆ですが)
ただ、猛スピードというのは泳げない人間(釣り師)の間隔で
彼らにとっては普通に人が歩いているい様なものなんでしょうね。
所詮、魚の五感で仕掛けを見ることはできません。
つまり、釣り師には理解できない基準で見切っていくのでしょうね。

なんの根拠もありませんが、例えば水温でなく太陽の南中時の光角度で季節(産卵時期)を判断するとか、釣り師が全く気付いていない基準があるのではないでしょうか。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ワカサギ釣りで超絶完ボ達成 | トップページ | アジ不在でクロダイ祭り »