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2023年1月

2023年1月23日 (月)

釣りあれこれ

次の釣りは2月に入ってからになりそうなので、暇にまかせてちょっと書いてみた。


70歳を越えたじいさんが何故手漕ぎなの? 
なんて思われるかもしれないが、本人はこれしかないと思っている。


年相応よりも少しくらいは体力的に自信はあるが、所詮10歳もごまかせるわけではない。
以前と違って少し漕ぐとハーハーと息切れはするし、首も腰も一層頑丈?になってしまったために少ししか回らず、後ろ(進行方向)を確認するにも一苦労する。


だったら、そろそろ乗り合い船でもよいのでは、なんてことになりそうだが、そんなことはこれっぽっちも考えていない。
寧ろ昔はそんなに頻繁ではなかったが、地元茅ヶ崎港からのカッタクリや房総方面までイサキやハナダイ、イカ釣り船に出掛けることはあったが今はない。

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沖に遠征する船(乗ったことはないが)は別として同じエリアに浮かぶ乗り合い船と比べれば釣果はどっこいどっこい、避けられないお祭りは嫌いだし、天気もわからないうちから予約してしまえば船長が止めると言わない限り雨でも風でも修行の釣りに出掛けないわけにはいかないし、などなど、気が向かないところは沢山ある。


ただ、乗らない理由は、そんなことではない。
好きなことができない、好きなところで釣らせてくれない、さあ釣るぞっ!と思ったら、さあ上げてっ!とくる。
乗合だから当たり前だし、仕方ない。
船長もお客になんとか釣らせたい、楽しんでもらいたいと必死なんだろうけど、これが乗らない一番の理由だろうか。


以前、手漕ぎボートの釣りにはアジやカイワリの様にコマセを撒いて周囲の魚をボートの下に集めて釣る“面の釣り”、
青物などを回遊ルートで待ち伏せして釣る“線の釣り”、
そして大マダイやハタ、その他の根魚の様に魚が居るところを見つけてピンポイントに仕掛けやルアーを落として釣る“点の釣り”があろうと書いたことがある。


手前船頭の手漕ぎボートでは狙い魚の種類によってこれらの釣りを使い分けることになるが、五目漁師は今書いた順に釣った時のやった感が大きくなると感じている。


コマセを撒いて周囲の魚を集めて釣ると言ってもやはりそれなりにポイントに入る必要はあることを考えると、いずれの場合も釣るためには魚の居る付近、あるいはやがてやって来る回遊路のどこか、そして正にお目当ての魚がいるピンポイントにボートを漕ぎ入れることが釣果の決め手になる。


欲しい魚を追い求めてこれらのポイントに自ら入り、今が正にそうである様に、釣りに行けずに部屋でうじうじと考えた作戦を繰り出して魚と勝負する。
これこそが釣りの醍醐味、釣りの楽しさだと思っている。


もちろん、漕ぎ疲れてたまたま一休みしたポイントで釣れたというラッキーな釣果もあるが、どこに居るかわからない時には海原を碁盤の目の様に区切って順に打っていくこともある。
これも訳の分からないこの場所ならこの方法でやるしかないと自分で立てた作戦の一つなので、当たればやった感はある。


次の釣りに向かって作戦を立て、道具や仕掛けを準備し、海に出て釣って、釣果を美味しくいただく。
こんな釣りの一連のプロセスの中で魚を探すという一番楽しい部分、ワクワクする部分を船長にまかせてしまうなんて、そんなもったいないことは五目漁師には考えられない。
(乗合船の船長にとってはこれが飯のタネ、決して楽しいとは思っていないと思うが)。


過去に自分で釣ったデータ、仲間から得た釣果情報、季節、水温、深さ、底質、風、潮流・・・を加味しながらお目当ての魚を探し求めて作戦を実行する。
だから釣れるとは言わないが、だから釣りは実に楽しいとは言える。
こんな釣りいつまでできるかわからないが。



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2023年1月14日 (土)

初釣りはボに終わる

 

少し記事が遅れてしまったが、1月11日は網代に釣行。

最近では一番遅い初釣りになってしまった。
エロエロあって2月までは無理かなと思っていたが、天気とボートの空きに恵まれて、のどかな釣りを楽しんだ。

昨年はどうだっただろうとブログを辿てみると、2日に泳がせで小型ながらヒラメを釣っている。
ついでに一昨年も見てみると4日にやはり泳がせオンリーでヒラメを狙ったようだが超絶完ボに終わっている。

何れにしても初釣りらしく一発勝負で大物を狙ってみようとの魂胆があったようだ。
で、今年は中深場ジギングオンリーでやはり一発勝負に賭けてみることにした。
仲間が、場所は違うがつい最近50cm超えのアラを釣っているので、それが欲しい。

茅ケ崎の自宅を5時半に出た時には車の車外温度計は1℃だった。
これでは手がかじかんで釣りにならないと心配したが、網代に着くとなんと7℃もある。

そういえば、早川くらいまでは夜中とは言え雲一つない快晴だったが、網代に着いた頃にはこんな感じですっかり空は雲に覆われていた。
恐らく、低い雲のために真冬特有の放射冷却の効果が和らいだせいであろう。
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ポイントに到着すると陽光が差し始め、この後はどんどん青空が広がる。
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暖かさにほっとしながら、先ずは水深200m、いつものアカムツポイントで赤金250gロングを落としていく。
波も風も殆どないが潮流は結構あり、いい感じでラインが斜めになる。
底を取りながら、何回目かのフォール時にラインがふける。

おやっ、と思いながら取りあえず巻きにかかる。
少し重いだけで最後まで生命反応はなかったが、シロムツが掛かっていた。
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本日の目標ではないが、1投目からとは嬉しい。
今日は期待できるかも、と思ったが、どうしたことか後が全く続かない。

正に1投目マジックに嵌ってしまった。
ボートで沖にでるとよくあることではあるが、どうしてこうなってしまうのだろう?
10時になると、とうとう上着も脱いでしまうほどのポカポカ陽気の中で、釣りの方は既に諦め加減に漠然と考え込んでしまう。
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とうとう少しいい魚が掛ったかな? と期待しながら慎重に上げてきたのに・・・

こんなふうに性懲りもなくいつでもどこでも次々に掛かってくるアフォなサバには当てはまらないが、この手の魚は釣り師が思っている以上に賢い、というかちゃんと群れとして(異種間も含めて)生活環境(教育や社会活動)が整っており、お互いにコミニュケーションがとれているのかもしれない。
犠牲となった最初の1尾目が掛かった段階で周囲に伝令が飛び、群れの中で危険が察知されてしまうのかもしれない。

なんてことを、退屈凌ぎに妄想しながら、(伝令が届いていないと思われる)ポイントを転々とするが、結局アタリはあの1投目マジックだけで昼になってしまった。

完ボ覚悟のジギングオンリーとはいえ、やはりおかずくらいは欲しいので昼過ぎには少し岸側に戻って-100m前後をジグとタイラバで真鯛、ハタ狙いに切り替える。

しかしここでもやっとあったアタリはこの一度だけ。
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寒いというイメージのせいか平日の網代の海には殆ど釣り船も見られない。
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結局、初釣りはボに終わってしまった。
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そうそう、実はこの日、1月11日という1が3つ並ぶ覚えやすい日は以来半世紀近くもたってしまった結婚記念日。
大きな魚を釣って祝おうかと密かにも思っていたが、これではな!
ということで、この日は外食で済ませあくる日にシロムツとイトヨリの煮付け。
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いつもは帰宅後は疲れてもいるし、ボートの余韻で体はフワフワと揺れているし、釣りをしてきた感満載ですが、今回はまるで散髪屋から戻って来たかのようにサバサバし、今日本当に釣りに行ってきたの? という感じでした。
陽気がよく、割と早めに釣りの方は諦めてゆったり気分だったからかもしれません。
いつもなら記事のことや料理のことも早々に気になるのですが、今回は放ったままで少し遅くなってしまいました。
やせ我慢ではなく本当にいい初釣りでした。
これで今年も色んな釣りが楽しめそうです。

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2023年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます。

 

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年末にとうとうコロナに感染、一週間で自宅療養が解け、何とか伊東で納竿の儀に間に合った。
ルアー一本の予定であったが、直前にシロアマダイが釣れたというのでオキアミで沖を流してみたがそんなに甘くはなかった。
その貧果。
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そして新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

娘家族、息子家族が揃ってやって来た賑やかな正月。
年末に久しぶりに研いだ包丁で刺身をご馳走する。
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この後、1月から2月の始めにかけていろいろと所用があり、釣りの方はしばらくお休みになりそうです。

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