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2022年12月 9日 (金)

またサバフグが活発化

 

12月08日は伊東(井上丸)に釣行。

ブログにコメントを頂くガルさんと6日に網代の中深場を予定していたが、自称日本一天気に見放される釣り師と聞いていただけあって、やっとの思いでとれた2日間の休暇は両日とも風に吹き飛ばされてしまった。
悔しさで不貞寝中のガルさんに追い打ちをかけようと、8日こそは滅多にない釣り日和、私は行ってくるよとメールを入れた結果、どう工面したのか知らないが今回の釣行になった。

彼はエギングから始めて、コマセ釣りでカイワリ狙い、その後は沖を流してアマダイ狙いという欲張りな予定。
なかなか出陣機会がないだけにあれもこれもやりたいのはよくわかるが、五目漁師は竿1本でカイワリに集中する(と言いながら実はジグとタイラバをタックルボックスに潜ませている)。

さて、ボートに荷物を積み込みながら気になるサバフグの状況を井上丸のお兄さんに聞いてみると、残念ながらまた増えてきました、ただ居ない時間帯もあるようですよ、と慰め付きの返事。
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出廷元は違うがここに来ると見慣れた風景

ポイントに到着して、未だコッチンコッチンに硬い冷凍アミをナイフで削いでいると置き竿にアタリ!
この引きはどうやらカイワリのようだ。
フグの様に穂先を震わせることはなく、グイーングイーンと周期的にストロークの長い重い引きで上がってきたのはやっぱりカイワリ。2dsxp227238s

カイワリの引きは本当に楽しい。

幸先良しと思ったが、気が付くと上部のエダス針がない。
ただ、この時点ではいきなりカイワリが釣れたことで、期待と嬉しさが勝って、おう、フグ君もいるねくらいの気持で余裕がある。

2尾目はエギング中のガルさんの様子を聞こうと電話中に、左手に持った竿にアタリ。
キタッ!
話し中のスマホは放って大事に上げてくるとこれもカイワリ。

次にドラグを引き出す勢いで上がってきたのは立派なイトヨリ。
3dsxp227240s

伊東では一昨年辺りからこの手の大型の本イトヨリが異常に多くなった。
(と五目漁師は思っている)

しかし、調子が良かったのはこの辺りまで。
次第にフグの猛攻が強まってくる。
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昨シーズンも強者はこんな中でも凄いカイワリの釣果をあげておられたが、逃げ足の速い五目漁師はそれなりの釣果に終わっている。
今回は奴の猛攻と戦い、そして逃げる限界を決めてきた。

針の結び直しならとことんやってみようではないか、しかし、リーダをプッツンされ天秤やビシを諸共やられたらそこで最後にしよう。
(従来と変わっていないか?)

針をやられても仕掛けは交換せずに針の結び直しだけで済むように一工夫してきた。
いつもはエダス(約15cm)は幹糸にエイトノットで結んでいるが、今回は回転ビーズを使っているのでエダス針をやられた場合には予め作ってきたエダスに交換すればよいだけ。
カワハギ釣りの替え針の様なものだ。

一方、先針用のハリスはいつもより1m長くしてあるので、10回くらいは結び直しができる。

始めは先針はもちろん、エダス針にも裸針にオキアミを付けていたが、猛攻が強まって来てからはエダス針にはウイリー針を使っているので、切られるのは殆どが先針でどんどんと仕掛けが短くなってくる。
短くなって、上部のエダス針との間隔が50cmくらいになると仕掛け本体を交換する。

とこんな調子でせっせと針の結び直しをやりながらそれでも2尾を追釣する。
5dsxp227244s
本日最大の27cm

しかし、ほぼ新品で袋のまま持って来たチヌ針4号(38本入り)が底をついてくる。
ヤバイ、ここまで頑張れるとは思っていなかったが、伊東の海は昼からといつもおっしゃっていたオヤジさんの言葉を思い出して、針を少し残して一旦は沖に出てルアーの流し釣りに切り替える。

こんな時にアジからブリまで、そしてコマセ釣りからタイラバやスロージギングまで1本でこなせるこの赤い竿は重宝する。

既に沖に出ているガルさんを遠くに見ながら40~45mラインを流す。
過去に、伊東では珍しいタチウオや何度かハタを上げているポイントでいつものグリーンゴールド60g、ブレード付きのジグを入れると着底と同時にガツン。
一瞬またか! と思ったが、奴の様に小刻みなタタキではなく、ガッツンガッツンと力強い叩き。
これはひょっとして? 

上がってきたのは小型ながら久しぶりの真鯛。
6dsxp227257s

この後は、不思議とだんだん大きくなってくるこいつにやられてばかりで、12時過ぎに元のカイワリポイントに戻る。
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魚探には相変わらず奴らしい魚影が賑やかだ。
魚影が奴である証拠に上がってくるのは奴、奴、奴・・・。

そんな中でなんとか2尾のカイワリを追釣したが、とうとう結び直す針が底をついてしまった。
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五目漁師が3号までのハリスに愛用するチヌ針4号、38個入りを使い果たしてしまった。

覗きたくもないが身を乗り出すと直ぐそこまでビシを追ってサバフグの大群が湧き上がってきている。
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前回よりも一回り大きくなて40cmくらいはあるだろうか。

正に昨年の悪夢に近い様子だ。
危ない危ない!
とうとう、クッションゴムを切られてしまったが、まだ、少し時間はあるので新しい仕掛けを投入すると一発にして2本のエダスを切られてしまったところで丁度時間切れ。

で、今日の釣果はこれ。
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フグが活発になる前の早朝に4尾釣ったものの、その後はあの中でよく頑張ったもんだと自分でも感心する。

カイワリの刺身、
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マダイと昆布のちらし寿司、
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潮汁
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フグやパサパサの不味いサバは湧きますが、どうしてカイワリや真鯛は湧かないのでしょうか?

湧くと嫌いになるのでしょうかね。
水温はとうとう19℃台まで下がりました。
フグが先に姿を消すか、それともカイワリが先か、まだまだ楽しみです。

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コメント

こんばんわ(^^)

そんなに針消化してたんですね(笑)
針結びが下手な僕はロングハリスがみるみる短くなり行きに買った針を一袋奴に食わせて諦めましたよ。

初めて沖を流しましたが砂地帯でも底質が違う感じがしました。
イトヨリ、なんちゃって鯛が飽きるほど釣れるのでついつい長居しちゃいましたが面白かったですよ(^ ^)

僕に絶好な状態が訪れるかですが
ゆるい流れの時に沖をコマセで流してみたいなと思いましたし2、3回ですがパンチング反応あったので後ろ髪を引かれてますがさすがに季節的にはアレですね。

とはいえ久々に楽しく釣りができました
ありがとうございました(o^^o)

ガルさん、おはようございます。

いや、まだまだ辛抱が足りないですよ。
針の結び直しは50本以上、ビシ、天秤は3つも切られて、カイワリの大漁というのも聞いています。
針を加えたフグを釣ったことがありますが、尻尾が少しだけ切れたフグを釣ったら私のです。

沖で集中して浮かんでいるガルさんをみて、少しイメージが変わりました。
不貞寝でも十分な睡眠の後だったからでしょうか。
今回はイトヨリでしたが、季節や潮加減によってアマダイやオニカサゴに替わるんでしょうね。

イカもいることがわかりましたし、またお付き合いください。

お疲れさまでした
田舎の法事から雑用が忙しく
釣り竿など埃が被ったままです
ブログを見る暇も書くことも無く
あっという間に過ぎましたね
今日久しぶりにブログをチェックし
生きている証として書いた処です
西伊豆、伊東の釣りを見て
明日にでも行きたい気分ですが
過密なスケジュールで
今年は諦めました
そんな中、横浜に行く機会も多く
状況を見て連絡します
魚を食べるのも趣味ですね
逢える日を楽しみにしています

趣味人たけさん、こんばんは。

たけさんの釣り記事を今か今と待っていますが見られず寂しい思いをしています。
一方で、過密スケジュールは羨ましいです。
なかなか365日連休の仲間入りはしてもらえそうにないですね。

カレンダーを見ると現実的にはもう数回しか今年のチャンスはありませんが
やりたい釣りはあれやこれやとまだまだたくさんあり、年の切れ目なく持ち越してしまいそうです。

茅ヶ崎でも横浜でも近くに来られた際には是非ご連絡下さい。
楽しみにしています。

ハリを38本も消費されたとはお疲れ様でした。でも釣果としては美味しい魚をたくさん確保されて、粘り勝ちの一日ですね。私はカイワリを釣ったことも食べたこともないのでいつかは挑戦してみたいと思っています。それにしても刺身と寿司と潮汁が美味しそうです。

paiatown2013さん、こんばんは。

海上で結び直した針が一袋分でしたが、今日仕掛け類を整理していると
空になった仕掛け巻きが6枚もあることに気付きました。
仕掛けに付いていた針も数えると50くらいにもなってしまいます。

カイワリ自体は機嫌さえ良ければアジと同様によく釣れるのですが
大津のアジと違うところは、夏はサバ、そして後半はこのフグとの戦いですね。

楽しいですよ(嘘)、 paiatown2013さんも是非一度勝負してみてください。

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