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2022年12月

2022年12月22日 (木)

またもや渋々の中深場



12月21日は網代(亮知丸)に釣行。

今回はブログのコメント繋がりで親しくさせていただいているガルさんにお供してもらう。
五目漁師にとっては、まっくさんや弟と並んで平日釣行ができる貴重な仲間になってもらえそうだ。

天気予報をチェックしながら20日か21日を予定すると、珍しく天気は両日ともなんとかなりそう。
しかも両日とも船も空いている。

20日は別の乗り合いに誘われているという忙しいガルさんの都合、一方、19日に釣り仲間との忘年会があるので20日は避けたいという五目漁師の都合も考慮して21日になった。
それでも最終的に決めたのは天気を見届けた18日なので、察するにガルさんのやきもきぶりは既にピークに達していたと思われる。

早朝の寒さを警戒していたが陽も差して、それほどでもない。
ただ、海上は結構なうねりがありデッキ前方のガルさんには、たまにこの時期には辛いスプレーを浴びせてしまう。

時間もいつもの3倍ほどかかってしまったが、ポイントに到着後は、先ず、ガルさんに様子見の仕掛けを入れてもらう。
すると直ぐに型の良いスミヤキ。

この魚は、料理に一工夫が必要なために嫌う人もいるが五目漁師家では人気の魚。
ガルさんにはもちろん持ち帰りをおすすめする。
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スミヤキの4種盛り、過去写真

縄切りの異名を持つスミヤキだけあって、2本針仕掛けの内のもう片方は切られている。
一投目から仕掛けを切られてしまった、とガルさんはブツブツ言っているが、スミヤキが多いこのポイントでは何かしらアタリがあれば即巻き上と決めている。
こいつを遊ばせると錘がぶら下がる幹糸や捨て糸まで切られてしまう。

五目漁師もここで釣りを始めた当初は、この深さだけにどうせなら連で釣りたいと思い5本針仕掛けを作ったが今では連釣りは狙わないことにしている。

その後も、一向にアタリがない五目漁師を横目にガルさんには頻繁にアタリがあるようだ。
予め決めた1mの捨て糸の長さの範囲内±αでゼロテンションのアカムツ狙いに対して、サメを嫌って、数メートル底を切った上で棚を探るガルさん。
アカムツよりもクロムツよりもシロムツが欲しいと仰る(嘘だろうと思う)ガルさんにはお目当てのシロムツや小型のユメカサゴなどが掛かってくるが、五目漁師には沈黙が続く。

やっとしびれを切らして棚を上から底に向かって探っていくとなるほど、スミヤキやシロムツが掛かってくれる。
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しかし、やっぱり赤いのが欲しい。

9時を過ぎるころには、海上も静かになり、適度な流れもあるのに全体として渋々の状況は変わらない。
ガルさんのバッテリートラブルなどもあって、結局11時には沖を諦めて-90~-100mラインをガルさんは餌釣り、五目漁師はタイラバとジグでなんでもよいからそこそこの大物を狙って流す。
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同じボートから餌対ルアーの釣り比べ。

こんな砂漠の様な海底で、数少ない大物を釣るためには先ず餌のありかを目立たせて見つけてもらうことを最優先とする五目漁師。
いやいやそんな鉄の塊は食わないでしょうと腐りかけたサバタンとホタルイカを抱き合わせで釣るガルさん。

最初にアタリがあったのは五目漁師。
ほらねっ!

余り大きくはないけどと言いながら自慢げに上げてきたのはエソ。

へ―、エソってなんでも食うんですねと冷たい視線を感じながらリリース。

ただ案の定、餌釣りの方は小魚にとろける様に餌を齧られていく。
そして、次もタイラバに根掛かり風のアタリ。
今度はそこそこのハタかカサゴ系が掛かったようだ。

どうだっ!
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その後は、定置の沖側や再び100mラインに戻って流すものの双方ともにまともなアタリはなく、2時半に沖上がり。

で、中深場も流し釣りも渋々だった今日の釣果はこれ。
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クロムツ1とユメカサゴ1はガルさんからの頂き物

釣れないと、直ぐに居眠ってしまうガルさんになんとか一日楽しんでいただいたのは良かった。



今回は訳有りで釣り魚料理はなしになりました。
ガルさん中深場の釣りに結構慣れていらっしゃる。
アタリの瞬間を見落とすと掛かっているかどうかは分からないようなシロムツやユメカサゴのアタリを次々にとっていかれる様子はさすがでした。


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2022年12月12日 (月)

もっと早くやればよかった

 

だらだらといつまでも暖かいと感じていたが、やっとそれなりに寒くなってきた。
海水に手を入れると温泉の様に水が暖かい。
こんな時期は良く釣れるんだけどなぁ、今年はクライマックスがないままに終わってしまいそうだ。
確か、昨年もそんな風に思った記憶がある。
海はどんどん変わっているような気がする。

さて、その海とは何の関係もないが、今年になって初めてふるさと納税をやった。
ふるさと納税の本来の趣旨に沿って、ちょっぴりサービスに納得がいかない地元ばかりにではなく、毎年お世話になる北海道のいくつかの町に寄付することにした。

なんて、言うともっともらしいが本音はヨメサンガ大好きなホタテやイクラなど北海道の海産物が欲しかっただけのこと。
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北海道白糠町刺身用ホタテ

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根室市イクラ

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鹿部町たらこセット

所詮、年金生活であるが故に大した寄付はできないが、それでもこれだけのものがなんの支払いも無しに(正確には2000円の出費で)いただけるのはありがたい。

逆に、以前ならもっと寄付できたのに、今までずっと損していたんだなぁ、もっと早くやっておけばよかった と後悔してしている。

今回は返礼品として頂くもの全てが冷凍品なので、年末にかけての釣り魚と合わせて海鮮尽くしでいただくのを楽しみにしている。

この際、我が街(茅ヶ崎市)がどんな返礼品を準備しているのか気になったので、ネットで調べてみた。

地ビールや地元産かどうかは分からないがアジの開きにシラスの詰め合わせ、更に、さすがとばかりに出てきたのが
サーフィン用のウエットスーツや湘南海岸にお似合いのビーチサンダル。
サーフィンやSUPの体験チケットなどもある。
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中にはサザンビーチのクリーン体験とか訳の分からない返礼品があったりもして、我が街の特色を出そうとしているのは分かるが、これでは北海道には勝てないだろう。

もっと納税主体のオジサンが喜びそうなものも揃えた方が良いのではないか思う。
例えば、ちょっと贅沢なところではキハダマグロ乗り合いや仕立て船のチケット。
庶民用にはアジ、サバやフグなどをたくさん釣らせてくれる乗り合い船のチケット。
上州屋やキャスティングなど釣具屋で使えるクーポンとかキス釣り用の青イソメ10回分交換券とかがあっても良さそうだ。

楽天ふるさと納税、返礼品カテゴリーのツアー分野を開いてみると何も準備されていないようだが、これではちょっと寂しい。
例えば正月2日と3日には海岸道路沿いを応援の人々で埋め尽くす箱根駅伝を特別席で観覧できるチケットとか、
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もう今年は終わってしまったが桑田佳祐の歌声と共に打ち上げる花火大会の観覧チケットとかがあってもよさそうだ。
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これなら近隣他県からの寄付も集まりそう。

茅ヶ崎市は数年前に立派な市庁舎に建て替えた。
一方で今年からは予算不足だからか、他に崇高な意味があるのかは知らないがゴミ収集が有料になった。
ケチな税金の2重どりなどしなくても知恵を絞ってガッポガッポと稼いで市民に還元してもらいたいもんだ。



面倒くさいと思って今までやっていませんでしたが、娘がやって喜んでいるのを見て始めてみました。

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2022年12月 9日 (金)

またサバフグが活発化

 

12月08日は伊東(井上丸)に釣行。

ブログにコメントを頂くガルさんと6日に網代の中深場を予定していたが、自称日本一天気に見放される釣り師と聞いていただけあって、やっとの思いでとれた2日間の休暇は両日とも風に吹き飛ばされてしまった。
悔しさで不貞寝中のガルさんに追い打ちをかけようと、8日こそは滅多にない釣り日和、私は行ってくるよとメールを入れた結果、どう工面したのか知らないが今回の釣行になった。

彼はエギングから始めて、コマセ釣りでカイワリ狙い、その後は沖を流してアマダイ狙いという欲張りな予定。
なかなか出陣機会がないだけにあれもこれもやりたいのはよくわかるが、五目漁師は竿1本でカイワリに集中する(と言いながら実はジグとタイラバをタックルボックスに潜ませている)。

さて、ボートに荷物を積み込みながら気になるサバフグの状況を井上丸のお兄さんに聞いてみると、残念ながらまた増えてきました、ただ居ない時間帯もあるようですよ、と慰め付きの返事。
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出廷元は違うがここに来ると見慣れた風景

ポイントに到着して、未だコッチンコッチンに硬い冷凍アミをナイフで削いでいると置き竿にアタリ!
この引きはどうやらカイワリのようだ。
フグの様に穂先を震わせることはなく、グイーングイーンと周期的にストロークの長い重い引きで上がってきたのはやっぱりカイワリ。2dsxp227238s

カイワリの引きは本当に楽しい。

幸先良しと思ったが、気が付くと上部のエダス針がない。
ただ、この時点ではいきなりカイワリが釣れたことで、期待と嬉しさが勝って、おう、フグ君もいるねくらいの気持で余裕がある。

2尾目はエギング中のガルさんの様子を聞こうと電話中に、左手に持った竿にアタリ。
キタッ!
話し中のスマホは放って大事に上げてくるとこれもカイワリ。

次にドラグを引き出す勢いで上がってきたのは立派なイトヨリ。
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伊東では一昨年辺りからこの手の大型の本イトヨリが異常に多くなった。
(と五目漁師は思っている)

しかし、調子が良かったのはこの辺りまで。
次第にフグの猛攻が強まってくる。
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昨シーズンも強者はこんな中でも凄いカイワリの釣果をあげておられたが、逃げ足の速い五目漁師はそれなりの釣果に終わっている。
今回は奴の猛攻と戦い、そして逃げる限界を決めてきた。

針の結び直しならとことんやってみようではないか、しかし、リーダをプッツンされ天秤やビシを諸共やられたらそこで最後にしよう。
(従来と変わっていないか?)

針をやられても仕掛けは交換せずに針の結び直しだけで済むように一工夫してきた。
いつもはエダス(約15cm)は幹糸にエイトノットで結んでいるが、今回は回転ビーズを使っているのでエダス針をやられた場合には予め作ってきたエダスに交換すればよいだけ。
カワハギ釣りの替え針の様なものだ。

一方、先針用のハリスはいつもより1m長くしてあるので、10回くらいは結び直しができる。

始めは先針はもちろん、エダス針にも裸針にオキアミを付けていたが、猛攻が強まって来てからはエダス針にはウイリー針を使っているので、切られるのは殆どが先針でどんどんと仕掛けが短くなってくる。
短くなって、上部のエダス針との間隔が50cmくらいになると仕掛け本体を交換する。

とこんな調子でせっせと針の結び直しをやりながらそれでも2尾を追釣する。
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本日最大の27cm

しかし、ほぼ新品で袋のまま持って来たチヌ針4号(38本入り)が底をついてくる。
ヤバイ、ここまで頑張れるとは思っていなかったが、伊東の海は昼からといつもおっしゃっていたオヤジさんの言葉を思い出して、針を少し残して一旦は沖に出てルアーの流し釣りに切り替える。

こんな時にアジからブリまで、そしてコマセ釣りからタイラバやスロージギングまで1本でこなせるこの赤い竿は重宝する。

既に沖に出ているガルさんを遠くに見ながら40~45mラインを流す。
過去に、伊東では珍しいタチウオや何度かハタを上げているポイントでいつものグリーンゴールド60g、ブレード付きのジグを入れると着底と同時にガツン。
一瞬またか! と思ったが、奴の様に小刻みなタタキではなく、ガッツンガッツンと力強い叩き。
これはひょっとして? 

上がってきたのは小型ながら久しぶりの真鯛。
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この後は、不思議とだんだん大きくなってくるこいつにやられてばかりで、12時過ぎに元のカイワリポイントに戻る。
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魚探には相変わらず奴らしい魚影が賑やかだ。
魚影が奴である証拠に上がってくるのは奴、奴、奴・・・。

そんな中でなんとか2尾のカイワリを追釣したが、とうとう結び直す針が底をついてしまった。
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五目漁師が3号までのハリスに愛用するチヌ針4号、38個入りを使い果たしてしまった。

覗きたくもないが身を乗り出すと直ぐそこまでビシを追ってサバフグの大群が湧き上がってきている。
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前回よりも一回り大きくなて40cmくらいはあるだろうか。

正に昨年の悪夢に近い様子だ。
危ない危ない!
とうとう、クッションゴムを切られてしまったが、まだ、少し時間はあるので新しい仕掛けを投入すると一発にして2本のエダスを切られてしまったところで丁度時間切れ。

で、今日の釣果はこれ。
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フグが活発になる前の早朝に4尾釣ったものの、その後はあの中でよく頑張ったもんだと自分でも感心する。

カイワリの刺身、
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マダイと昆布のちらし寿司、
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潮汁
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フグやパサパサの不味いサバは湧きますが、どうしてカイワリや真鯛は湧かないのでしょうか?

湧くと嫌いになるのでしょうかね。
水温はとうとう19℃台まで下がりました。
フグが先に姿を消すか、それともカイワリが先か、まだまだ楽しみです。

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2022年12月 4日 (日)

久し振りの西伊豆釣行



12月3日は西伊豆に釣行。
(いつも簡単ではあるが今回は極々簡単に)

西伊豆は、今年6月にカヤックの仲間に混ぜてもらって松崎に行って以来。
話が急にまとまり、盛り上がって酒好きの前夜祭組2人と早起きに強い早朝出発組の3人の5人での釣行になった。

現地で合流し、準備を済ませて7時過ぎに岸払いしたが、たまに強い北東のブローが入るために風待ち気味に岸沿いを進む。
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狙いは、カンパチ、マダイ、ハタといったところ。
前回の松崎では竿は1本、ジギングとタイラバで交互に使い回し、
それがためではないが、3回掛けた大物を3回ともバラしてしまった。

今思えば、ジグとタイラバの交換が結構面倒くさくて、想定した魚種対応にできなかったりしたことにバラシの一因であったとも思っているので、今回はそれぞれ専用竿を準備している。

風は少しずつ収まって来たので少しずつ沖出しするが、なかなか魚影が見つからない。
9時過ぎになって、一旦-100m付近くまで出てからの戻りで、やっと段差のあるコーナーに小さいが怪しげなベイト反応を見つける。

ジグを落とすと、着底寸前で穂先に怪しげな動き。
すかさず掛けたが、上がってきたのは小型のオオモンハタ。
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同じポイントに戻ると、今度は少しサイズアップしたオオモンハタ。
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どうやら複数のハタが寂しい海底でベイトを追って狩猟中のようだ。

続けて3匹目を釣った時に、沖に出ていた仲間から70cmの真鯛を釣ったという情報が入ったので五目漁師も慌てて向かう。
-160m辺りでミーティングすると、丸くなってなんとか玉網に収まっている大マダイを見せてくれる。

真っ先に聞いたのはジグのウエイト。
160gのロングだったらしい。

五目漁師は持参していたジグの中で一番重い120gセミロングを首を傾げながら落としていくと、やはり流れがきつく結構道糸が斜めに出て行く。
確か、このリールに巻いているラインは200m。
ヤバイ!
着底前にとうとうスプールのドラム部分が見えてきたので落としきれずに出してしまった約200mをせっせと巻き取る。

ここは諦めて、途中、所々で落としながら元に戻って、再び先のポイントに入る。
すると、やっぱりここにはハタがいる。

昼になるとポカポカ陽気で富士山も顔を出す。
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海面こそ絶好のコンディションになったものの、結局、当初期待したカンパチ気配のベイト反応は見つけられず。
ハタポイントに沿ったラインを外すと何も釣れないといった状況が最後まで続き終了。

これは本日の航跡。
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ポイントを外すと何も釣れないので、最初に釣ったハタポイントマークが隠れて見えなくなるほど同じところを何度も何度も流している。

そうそう、後で気づいたが今回の釣りではフグ、サバの奴らには一度もお会いしなかった。
これだけでもこの時期(水温は21℃台)の西伊豆の価値は大きい。

で、今日の釣果はオオモンハタ一色のこれ。
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29cm~40cm

我が家では食べて美味しいハタは人気絶大ではあるが、釣り師にすれば釣味に乏しいのでたまには青物の豪快な引きや、怖い怖い!もう止めてくれといいたくなる真鯛の首振りを楽しみたかったが残念。

料理は今回も柚子尽くし。
ハタの刺身と昆布締め。
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柚子ソースのカルパッチョ。
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前回、クロムツでやったら美味しかったので、今回はハタの柚子あんかけ。
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仲間が170mの海底から70cm弱の真鯛を上げてきました。でかいクロムツ、アラ狙いだったらしいですが、こんな深いところにいるんですね。しかも、もう1尾バラしたそうです。だいだい色の鮮やかな真鯛でした。私も、やろうとしたのですが道糸が200mしかなく届きませんでした。次回は1.2号、600m巻きのリールで挑戦してみます。

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