またもや渋々の中深場
12月21日は網代(亮知丸)に釣行。
今回はブログのコメント繋がりで親しくさせていただいているガルさんにお供してもらう。
五目漁師にとっては、まっくさんや弟と並んで平日釣行ができる貴重な仲間になってもらえそうだ。
天気予報をチェックしながら20日か21日を予定すると、珍しく天気は両日ともなんとかなりそう。
しかも両日とも船も空いている。
20日は別の乗り合いに誘われているという忙しいガルさんの都合、一方、19日に釣り仲間との忘年会があるので20日は避けたいという五目漁師の都合も考慮して21日になった。
それでも最終的に決めたのは天気を見届けた18日なので、察するにガルさんのやきもきぶりは既にピークに達していたと思われる。
早朝の寒さを警戒していたが陽も差して、それほどでもない。
ただ、海上は結構なうねりがありデッキ前方のガルさんには、たまにこの時期には辛いスプレーを浴びせてしまう。
時間もいつもの3倍ほどかかってしまったが、ポイントに到着後は、先ず、ガルさんに様子見の仕掛けを入れてもらう。
すると直ぐに型の良いスミヤキ。
この魚は、料理に一工夫が必要なために嫌う人もいるが五目漁師家では人気の魚。
ガルさんにはもちろん持ち帰りをおすすめする。
スミヤキの4種盛り、過去写真
縄切りの異名を持つスミヤキだけあって、2本針仕掛けの内のもう片方は切られている。
一投目から仕掛けを切られてしまった、とガルさんはブツブツ言っているが、スミヤキが多いこのポイントでは何かしらアタリがあれば即巻き上と決めている。
こいつを遊ばせると錘がぶら下がる幹糸や捨て糸まで切られてしまう。
五目漁師もここで釣りを始めた当初は、この深さだけにどうせなら連で釣りたいと思い5本針仕掛けを作ったが今では連釣りは狙わないことにしている。
その後も、一向にアタリがない五目漁師を横目にガルさんには頻繁にアタリがあるようだ。
予め決めた1mの捨て糸の長さの範囲内±αでゼロテンションのアカムツ狙いに対して、サメを嫌って、数メートル底を切った上で棚を探るガルさん。
アカムツよりもクロムツよりもシロムツが欲しいと仰る(嘘だろうと思う)ガルさんにはお目当てのシロムツや小型のユメカサゴなどが掛かってくるが、五目漁師には沈黙が続く。
やっとしびれを切らして棚を上から底に向かって探っていくとなるほど、スミヤキやシロムツが掛かってくれる。
しかし、やっぱり赤いのが欲しい。
9時を過ぎるころには、海上も静かになり、適度な流れもあるのに全体として渋々の状況は変わらない。
ガルさんのバッテリートラブルなどもあって、結局11時には沖を諦めて-90~-100mラインをガルさんは餌釣り、五目漁師はタイラバとジグでなんでもよいからそこそこの大物を狙って流す。
同じボートから餌対ルアーの釣り比べ。
こんな砂漠の様な海底で、数少ない大物を釣るためには先ず餌のありかを目立たせて見つけてもらうことを最優先とする五目漁師。
いやいやそんな鉄の塊は食わないでしょうと腐りかけたサバタンとホタルイカを抱き合わせで釣るガルさん。
最初にアタリがあったのは五目漁師。
ほらねっ!
余り大きくはないけどと言いながら自慢げに上げてきたのはエソ。
へ―、エソってなんでも食うんですねと冷たい視線を感じながらリリース。
ただ案の定、餌釣りの方は小魚にとろける様に餌を齧られていく。
そして、次もタイラバに根掛かり風のアタリ。
今度はそこそこのハタかカサゴ系が掛かったようだ。
どうだっ!
その後は、定置の沖側や再び100mラインに戻って流すものの双方ともにまともなアタリはなく、2時半に沖上がり。
で、中深場も流し釣りも渋々だった今日の釣果はこれ。
クロムツ1とユメカサゴ1はガルさんからの頂き物
釣れないと、直ぐに居眠ってしまうガルさんになんとか一日楽しんでいただいたのは良かった。
今回は訳有りで釣り魚料理はなしになりました。
ガルさん中深場の釣りに結構慣れていらっしゃる。
アタリの瞬間を見落とすと掛かっているかどうかは分からないようなシロムツやユメカサゴのアタリを次々にとっていかれる様子はさすがでした。
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