超久しぶりの大津釣行
11月2日は大津(石田丸)に釣行。
元々そんなに頻繁ではなかったが前回は21年の7月だったので超久しぶりの大津。
コロナ人気(?)で釣り客が増え混雑していることや、駐車がしにくくなったことなどが聞こえてくるので、なんとなく足が遠のいたようだ。
先週の中深場釣りの後、さて次は何をしようかと考えていた時に、釣果がパッとしない川奈で泳がせでもやってみようかとなった。
待てよ、川奈だったら伊東と同じように泳がせ用のアジを買っていく必要がある。
で、思い浮かんだのが大津。
アジのメッカ、泳がせのメッカに久しぶりに行ってみよう。
平日とは言え駐車場が心配なので、従来よりも1時間も早く自宅を出て5時半少し前に現地に到着する。
初めて利用する黒門の駐車場は未だ2/3程度は空いている。
(6時にはほぼ満杯になったが)
受付時に女将さんにアジはどこですかとお聞きすると、アジなら中根ですね。
できるだけ海苔棚に近づいた方が良いようですよときっぱり。
やっぱりか、ガレ場と言って欲しかったんだけどなあ。
アジもいいけど海底で交錯しているロープのことを考えると、あそこで泳がせはきつい。
やっぱりガレ場にしよう。
先ずはアジを釣らなきゃ。
久しぶりの大津、久し振りのコマセ釣りのためかボート内でもたもたしてしまいポイントに到着したのは一番最後。
皆さんが集まっているので、ここら辺がポイントなんだな。
よしよし。
やっと準備ができて一投目を入れようとすると、たまたま並んだどうやら常連らしい方が、一投目から来ましたよ! と型のいい中アジを見せてくれる。
もうきましたか、調子良さそうですね。
うーん、ただもう少し小さい方がいいんですけどね。
こいつ憎たらしいやつだと思われたかもしれない。
しばらくして五目漁師にもアタリ。
やっぱり泳がすには立派過ぎる。
今度は反対側の2人乗りボートが何やら賑やかだ。
どうやらアジ釣り仕掛けにタチウオが掛かったらしい。
続いて、常連さんにもタチウオ。
続いて五目漁師にも来たがハリス切れ。
当たり前だわな。
大して大きくはなさそうだがますます泳がせ用のアジが早く欲しい。
常連さんは2本の竿を操りながら中アジの入れ食いが続いている。
五目漁師には最初のアタリ以来一向に掛かって来ない。
どうしてだろう?
仕掛けをウイリーに替えたり、棚を広く探ってみたり、シャクリ方を変えてみたりするがアタリがとれない。
何故ですかね、こちらは入れ食いに近いですよ。
(向こうは餌はアカタン、こちらはオキアミではあるが、寧ろこちらが潮下で10mと離れていないのに)常連さんも首を傾げられるほどこちらには来てくれない。
ただ五目漁師には、常連さんがそれが欲しいと仰るこんな奴(44cmの大アジ)がたまに掛かってくる。
これでもう4尾目だ。
まさかこれで泳がせは銭洲や沖縄でもやらないわな!
でやっと奇跡ともいえる豆アジが掛かってくれる。
直ぐに、既に準備していた泳がせ用の仕掛けにセットして、さあ行ってこい!
までは良かったが、アジは沈んで行くのに穂先にテンションが掛からない。
どうやら仕掛けを竿側のリーダーのサルカンに掛け忘れていたようだ。
開いた口がふさがらないままやっと手に入れた虎の子にさようなら。
40号の錘をつけたまま沈んで行ったアジ君には申し訳ないことをしてしまった。
そうこうしている間に、もう11時だ。
見ていた限りでは、常連さんは既に20、30は釣られただろうか。
こちらも重さでは負けてはいないだろうが、中アジは5、6匹といったところで、両者ともすっかりアタリはなくなってしまった。
ガレ場にはさんざん来るんだけど不思議と昼からは良い目をしたことがないんだよね。
中根に行ってみるよとアンカーを上げられる。
そうですか、私もしばらくしたら後を追いますよ。
中根に到着すると海苔棚の一角が賑やかだ。
ははーん、ここだな。
ポイントは分かったがもう入る余地はなさそうだ。
少し離れたところで準備を済ませ仕掛けを入れると、底どりと同時にもう掛かっている。
なんとあれほど厳しかったのにこの後は止まることなしに入れ食いが続く。
こうなったらとことんアジを釣るしかない。
残念ながら皆型揃い(23、4cm)なので泳がせは諦めていたが、先の賑やかなポイントではワラサがあがったようだ。
ここでは2時間しかなかったがもう十分、これを最後にしようと思った投入でアジらしくないかなりの大物が掛かる。
イナダかなとも思ったが上がってきたのは44cmのこれもまた立派なサバ。
大津のサバは美味しいので直ぐに腸を出したが、ラードをグシュッと掴んでびっくり。
美味そうだ。
結局泳がせはできなかったが、後半は忙しい釣りになった。
で、今日の釣果はこれ。
釣った日刺身はもちろんというか、これしかないでしょう。
そして中アジならこれも鉄板の唐揚げ。
そのあくる日、どうしても大アジを料理に登場させたいのでもう一度刺身。
ただ、これには仕掛けがある。
大アジの食味には懐疑的なのでデカアジの身は少しだけ使い、周りは中アジで固めている。
しかし、食べてみると思っていた以上に美味しいではないか。
これならピンチヒッターは要らなかったくらいだ。
何れにしてもそんなに大量に日夜アジばかり食べるわけにもいかないので、既に大アジは練り物にしてしまっている。
アジバーグにつみれ団子。
アジバーグは焼いて冷凍
これで冷凍保存はバッチリ。
つみれ団子は早速つみれ鍋でいただく。
塩焼きもやってみた。
フグも2、3匹は釣りましたが、東伊豆のサバフグを思うと可愛らしもんです。
大津のアジのポテンシャルの凄さをあらためて感じました。
自宅で捌いていると、これだったら泳がせられたと思うサイズも混ざっていました。
多分その頃はアジ釣りに夢中だったのでしょうね。
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お疲れ様でした!
今年の大アジ、デカいですね〜。
盛りザルが窮屈そうです。これだけ釣れるとしばらくアジはいいやとなってもおかしくないですね(^o^;)。
先日釣れた大アジのお腹には小さめのカタクチイワシが入ってました。そのうち泳がせに掛かってくるデカアジも現れるかも・・・(^o^;。
タチウオにワラサもまだしばらく回り続けそうですし、やはり今の大津では泳がせで1本欲しくなりますね。
私ごとなのですが、先日ついにコロナを罹患してしまいました。もう回復は十分なのですが、仕事を長く休んでしまったため、しばらくおいそれとは休暇が取れなそうです。
海苔棚位置の計測を平日で考えてるのですが、予定より少し遅れてしまうかもしれません。
投稿: HEPPO | 2022年11月 4日 (金) 13時01分
HEPPOさん、こんにちは。
盛りザルは42、52、62cmφの3種類があるんですが今回は久しぶりに52cmを引っ張り出しました。
泳がせを楽しむつもりでしたが、前半は適当なアジが釣れない、貧果を覚悟した後半になって入れ食いが始まったので夢中にアジ釣りをしてしまいました。
近くで、泳がせでワラサが掛かったのを他人ごとに見ていましたが、
あのサイズのアジはよく引きますし釣れ始めると楽しくて止められないですね。
タチウオがこの時期にしかもアジ釣りの仕掛けに掛かってくるのにも驚きました。
大津も面白そうですので機会が増えそうです。
私の回り(身内も含め)でも感染がありましたし、寧ろ漸くコロナもここまで来たかという感じがしています。
ただ、私の様な高年齢で掛かるとまだまだ怖い目に合いそうですから気は付けないといけないとは思っています。
HEPPOさんの海苔棚位置計測は皆さん期待していますから中止にできないのが辛いですね。
投稿: 五目漁師 | 2022年11月 4日 (金) 17時12分
お疲れ様でした~!
そーなんです今年のオオアジは、内臓脂肪びっしりで、割りといけます。
ガレ北は、上潮になってからコアジが釣れ出しますので、もう少し粘れば良かったかも?
それにしても私が良く作るツミレもアジバーグも、五目さんの手にかかると実に洗練されてます。
お見事です!
投稿: 腰痛持ち | 2022年11月 5日 (土) 19時23分
腰痛持ちさん、こんばんは。
大津では、でかいクロアジも釣れます。
今回釣ったのは明らかにキアジですがそれでもでかいとなあ
という懐疑心はありました。
大アジもサバもラードが詰まっており美味しかったです。
練り物をお褒め頂いて嬉しいのですが、残念ながら練り物に関しては私はフードプロセッサーでコネコネしただけでヨメサンがやってくれました。
レシピなしで私にできるのは刺身くらいです。
投稿: 五目漁師 | 2022年11月 5日 (土) 22時50分
おはようございます
釣り内容は私も同じパターンです
泳がせの仕掛けを用意して行った日は
全て大アジばかり
諦めた頃に泳がせに微妙な中アジと
竿も出さずに帰る事が多いです
そんな釣りでも
大アジは釣って面白く食べても旨く
飽きない魚ですね
若い頃浦和沖釣り会に入っていた頃
毎月アジ釣りばかり、
尚且つ毎週老人ばかりの先輩釣り師を迎えに行き
釣る魚もアジ
この頃は栃木県に住んでいましたので
大変でした
毎回アジばかりでは家族にも飽きられ
工場の職人、隣近所、材木を買いに来る農家の人達と
仕事もせず配達していましたね
50年以上東京湾のアジ一筋です
飽きない釣りですね
投稿: 趣味人たけ | 2022年11月 7日 (月) 06時54分
趣味人たけさん、おはようございます。
久し振りの大津でしたが、平日にもかかわらず人の多さに驚きました。
ひっそりした東伊豆とは大違いです。
この日は、海の中も賑やかでしたが、時合いに入るとあの大きさのアジが
これでもかというほど釣れてしまいます。
釣りは、やはり場所と時合いです。
釣り慣れた人はあのロープを交わしながら巧みに泳がせをやってますが
やはり覚悟が要ります。
あんなオオアジにこの時期にタチウオ、大津も変わってきますが面白い方に変わればよいですね。
投稿: 五目漁師 | 2022年11月 7日 (月) 08時42分