手探りの中深場
11月24日は網代(亮知丸)に釣行。
あの海原に年寄りがポツンと一人釣りではやばい。
ただ、平日行でしかも天気をとことんチェックした上での急となれば、なかなか仲間の“行けるぞフラグ” が立つことはないので、今回は弟を誘う。
今日は、ちょっとやってみたい料理があり、中深海ではアカ、クロムツとスミヤキ、それにジギングでハタかカサゴが欲しい。
予報通り昨日の雨と風が嘘のように晴れ上がり、11月の下旬というのにこの暖かさ(朝は13、4℃、昼過ぎには20℃超え)。
海上はややうねりが残っているので少しスロットルを絞り気味で走り10分弱でポイントに到着する。
しかし、ここでトラブル。
いつもの様にボートの流れをチェックするために1流ししようとすると魚探(GPS)の画面が突然消えてしまった。
一旦はポイントに入ったので取りあえず弟にはお試し釣りをスタートしてもらう。
一方で、こう見えても元々は通信エンジニアの五目漁師は、バッテリーコードをチェックしたり、魚探本体を叩いたり揺さぶったりしながら電源ON/OFFを繰り返すが復旧してくれない。
昨晩はサッカーの日本-ドイツ戦の興奮とその余韻で十分に持ち物のチェックができなかったからなぁ、などと言い訳をしながら最後の神頼みをしていると、弟の竿に結構手応えのある何かが掛かったらしい。
まさか、こんな時にアカムツなんか釣るんじゃないよ、と横でタモを持って冗談を言っていると、見えてきたのは、そのまさかのアカムツ。
なんだ!
人が四苦八苦している内にこれかよ、と一言嫌味を残してまた魚探のチェックに戻る。
この状況では今釣れたアカムツポイントに戻ろうにも戻れない。
そこで思い出して、こんな時のために有料会員になっているスマホの釣りナビくんを起動しようとしたが、今度は繰り返しパスワードが間違っていますと言ってくる。
やっとユーザーIDのアルファベットが1文字抜けていたことに気付いて無事にアクセスできたが、最近は思い込みが激しい上に、眼鏡は船上には持参していないのでこんなもんだ。
やれやれ、これでなんとか自船の位置は分かるようになったが、ポイント登録まではしていないので、あとは等深線を見ながらうろうろするしかなさそうだ。
後に、これではどうにも不便なので2人で左右の山立てポイントを探してやってみたものの、これだけ海岸から離れたところでの陸上の目印では感度が悪過ぎて役には立たなかった。
やっと、五目漁師も竿を出し最初に掛かったのは得意のシロムツ。
アタリが小さいので確信して巻き上げをスタートするのは、アカムツを釣るよりもはるかに難しい。(えっへん)
今日は弟の調子が良く、クロムツやスミヤキを続けてあげる中で五目漁師はこの小難しいシロムツがたまに来るだけ。
そして、これはメダイか、いや型のいいアラか?
やっと掛かった大物に弟が隣で玉網を持って構えていてくれたのに、上がってきたのは丁度騙されやすいサイズのサメ。
やがて、たまたまクロムツのポイントに入ったらしく2人に同時にクロムツ。(五目漁師には1荷)
こんな時には、同じポイントにもう一度仕掛けを入れたいが今日はそれも難しい。
一方、気温がどんどん上がる中で、昼前になると上着を脱いでもまだ暑いほど。
空を見ると高い秋空の下でまだまだ夏も頑張っている。
ただ、この後は予報に反してみるみるうねりも風浪も強まって来る。
上の写真からわずか30分後
白波も立ち始めたので、岸側に戻りハタ、マダイ狙いのタイラバとジギングに切り替える。
しかし、ジギングの五目漁師には2時間で一度もアタリはなし。
タイラバの弟にはたまにアタリと最後の最後に青物らしき大物バラシで沖上がりとなった。
で、今日の釣果はこれ。
こちらは弟の釣果。
お見事!
五目漁師が魚探と戦っている間(うそ)に倍ほども釣っている。
先日、柚子を大量に買ってきたので、今回は柚子三昧の料理。
クロムツとシロムツの刺身。
クロムツは炙り、シロムツのタタキにもナメロウにもたっぷりと柚子を使う。
クロムツのバタームニエル。
バターに刻んだ柚子の皮をたっぷりと混ぜ込んだムニエル。
そして、柚子の絞り汁をたっぷりと使ったシロムツの柚子あんかけ。
そろそろ魚探の買い替え時かなと覚悟しながら自宅で調べたところバッテリー出口のコネクタ部で断線していることがわかりました。
この機会に新しいのに買い替えようと覚悟していたのに残念。
本日もポチッとよろしくお願いします。
↓
にほんブログ村
最近のコメント