フォト
無料ブログはココログ

« 2022年10月 | トップページ | 2022年12月 »

2022年11月

2022年11月25日 (金)

手探りの中深場



11月24日は網代(亮知丸)に釣行。

 

あの海原に年寄りがポツンと一人釣りではやばい。
ただ、平日行でしかも天気をとことんチェックした上での急となれば、なかなか仲間の“行けるぞフラグ” が立つことはないので、今回は弟を誘う。

 

今日は、ちょっとやってみたい料理があり、中深海ではアカ、クロムツとスミヤキ、それにジギングでハタかカサゴが欲しい。

 

予報通り昨日の雨と風が嘘のように晴れ上がり、11月の下旬というのにこの暖かさ(朝は13、4℃、昼過ぎには20℃超え)。
1dsxp227189s

海上はややうねりが残っているので少しスロットルを絞り気味で走り10分弱でポイントに到着する。

しかし、ここでトラブル。
いつもの様にボートの流れをチェックするために1流ししようとすると魚探(GPS)の画面が突然消えてしまった。
一旦はポイントに入ったので取りあえず弟にはお試し釣りをスタートしてもらう。
一方で、こう見えても元々は通信エンジニアの五目漁師は、バッテリーコードをチェックしたり、魚探本体を叩いたり揺さぶったりしながら電源ON/OFFを繰り返すが復旧してくれない。

昨晩はサッカーの日本-ドイツ戦の興奮とその余韻で十分に持ち物のチェックができなかったからなぁ、などと言い訳をしながら最後の神頼みをしていると、弟の竿に結構手応えのある何かが掛かったらしい。

まさか、こんな時にアカムツなんか釣るんじゃないよ、と横でタモを持って冗談を言っていると、見えてきたのは、そのまさかのアカムツ。
なんだ! 
人が四苦八苦している内にこれかよ、と一言嫌味を残してまた魚探のチェックに戻る。

この状況では今釣れたアカムツポイントに戻ろうにも戻れない。
そこで思い出して、こんな時のために有料会員になっているスマホの釣りナビくんを起動しようとしたが、今度は繰り返しパスワードが間違っていますと言ってくる。
やっとユーザーIDのアルファベットが1文字抜けていたことに気付いて無事にアクセスできたが、最近は思い込みが激しい上に、眼鏡は船上には持参していないのでこんなもんだ。

やれやれ、これでなんとか自船の位置は分かるようになったが、ポイント登録まではしていないので、あとは等深線を見ながらうろうろするしかなさそうだ。

後に、これではどうにも不便なので2人で左右の山立てポイントを探してやってみたものの、これだけ海岸から離れたところでの陸上の目印では感度が悪過ぎて役には立たなかった。

やっと、五目漁師も竿を出し最初に掛かったのは得意のシロムツ。
2dsxp227190s

アタリが小さいので確信して巻き上げをスタートするのは、アカムツを釣るよりもはるかに難しい。(えっへん)
今日は弟の調子が良く、クロムツやスミヤキを続けてあげる中で五目漁師はこの小難しいシロムツがたまに来るだけ。

そして、これはメダイか、いや型のいいアラか?
やっと掛かった大物に弟が隣で玉網を持って構えていてくれたのに、上がってきたのは丁度騙されやすいサイズのサメ。
3dsxp227194s

やがて、たまたまクロムツのポイントに入ったらしく2人に同時にクロムツ。(五目漁師には1荷)
4dsxp227192s

こんな時には、同じポイントにもう一度仕掛けを入れたいが今日はそれも難しい。

一方、気温がどんどん上がる中で、昼前になると上着を脱いでもまだ暑いほど。
空を見ると高い秋空の下でまだまだ夏も頑張っている。
5dsxp227196s

ただ、この後は予報に反してみるみるうねりも風浪も強まって来る。
6dsxp227199s  
上の写真からわずか30分後

白波も立ち始めたので、岸側に戻りハタ、マダイ狙いのタイラバとジギングに切り替える。
しかし、ジギングの五目漁師には2時間で一度もアタリはなし。
タイラバの弟にはたまにアタリと最後の最後に青物らしき大物バラシで沖上がりとなった。

で、今日の釣果はこれ。
7cas228558s

こちらは弟の釣果。
81669380690686s

お見事!
五目漁師が魚探と戦っている間(うそ)に倍ほども釣っている。


先日、柚子を大量に買ってきたので、今回は柚子三昧の料理。
クロムツとシロムツの刺身。
Cas228561s

クロムツは炙り、シロムツのタタキにもナメロウにもたっぷりと柚子を使う。

クロムツのバタームニエル。
Cas228568s

バターに刻んだ柚子の皮をたっぷりと混ぜ込んだムニエル。

そして、柚子の絞り汁をたっぷりと使ったシロムツの柚子あんかけ。
Cas228574s



そろそろ魚探の買い替え時かなと覚悟しながら自宅で調べたところバッテリー出口のコネクタ部で断線していることがわかりました。
この機会に新しいのに買い替えようと覚悟していたのに残念。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

2022年11月18日 (金)

あれ以来初めての伊東

11月17日は伊東(井上丸)に釣行。

1dsxp227172s

2dsxp227171s


あれからもう5ヶ月近くになる。
かってオヤジさんから教えて頂いたカイワリポイントに入り、手を合わせているとまだまだつい先日のことの様に、ここで一緒に釣った時のことを思い出してしまう。

 

良し今日は頑張ろう!

 

実は、3、4日前に、やはり久しぶりに伊東で釣られたKさんから、渋かった(カイワリ8尾)ですが今年はサバはいないし、あのフグも大したことはないですよとお聞きし、今回の釣行になった。
サバフグ、いやサバとフグがいないようなら、あとはカイワリとの知恵比べ、技比べに集中できるぞ。

 

同じ手漕ぎボートとはいえ、オーシャン釣具で愛用していたボートとは相違があるのでいくつかを確認する。
・船べりの形(内巻き/外巻きなどで竿掛けや魚探の取り付けが心配)
・スノコの有無(ボートを漕ぐときの五目漁師の短い膝の高さや短い脚の床での突っ張り方)
・オールの取り外しの可否(外せないと大物を掛けた時に結構邪魔になる。)
・そして本日の様にコマセ釣りの際に一番気になるのが、アンカーの形やロープの長さなど(50m位と聞いているので少し気になっている)。

 

いくつかを点検しながらアンカーが効いたことも確認して、先ずは様子見に3号2本バリ吹き流し仕掛けを置き竿にして入れる。
ボート内の整理も終わった頃に、さて、1シャクリ入れて巻き上げてみる。
ハリスの手繰りに入ると、スカスカ感。
良しよしどうやらエサは捕られているようだ。
上針はその通り、そして下針、あれっ針も盗られている。
フグ居るではないか!

 

続いて2投目、今度はそのフグが上がってくる。
3dsxp227175s

あの怖いサバフグではなく、もう少ししたら怖く大きくなる小さいサバフグ。

その後・・・なんと、8投連続でサバフグが釣れるか、ハリス切られが続く。
仕掛けは2本針から先針のみ餌のウイリーに、そして今や全てウイリーに替えているが状況は変わらない。

シャクリを上方に上げて行くとやっとフグ以外に掛かってくれた魚は可愛いクルマダイ。

その後も変わらない状況の中で10時頃(?)になって気が付けばフグの猛攻がいつの間にかなくなっている。
やっと静かになったぞと思った矢先だった。
クッと小さなアタリに合わすといきなりドラグが数メーターも一直線に引き出され、そのまま針外れ。

ムムー何だったんだろう。
首をひねりながら何度もドラグを引き出してみる。
ハリスが3号を考えるとこれでいいはずなんだがなぁ。

次は、底どりして糸ふけをとろうとした時に、穂先にホンワカ浮いたような怪しげな動きを感じる。
慌ててシャクリを入れるとこれは本命と確信する引き。
やっぱりカイワリは面白い。
途中何度か穂先を海面に突っ込まれながら上がってきたのは良型(25cm)のカイワリ。
Dsxp227179s

少し時間をあけて、今度はフグがいなくなったので反対舷側に掛けていたロングハリス竿の面倒を見ている時だった。
ふと見ると、カイワリ竿の穂先がグイグイとお辞儀している。
慌てて竿をとって合わせると、これも本命に間違いない。
なんだ、一生懸命誘っている時に来ないのに置き竿に来るの!
いやな奴。
4dsxp227178s

また、少し時間は空いたがこれは極めつけ。
アタリがないので餌のチェックをしようと普通に巻き上げにかかる。
すると、何とあと12、3mの上層でいきなり強烈な引き込み。

おやっこんなところで何か掛かったぞ。
時期外れのソーダ?
それとも今年流行のメジ?
それにしてもグイーングイーンと引きながら真っすぐに上がってくる。
ハナダイ?
手繰りに入って覗き込むとヒラヒラと上がってくるのは想像もしていなかった良型のカイワリ。

居食い名人のカイワリには時々驚かされるが、ここまでの名人(魚)には会ったことがない。
どう考えても底で食ったとは思えず、しからばと言ってもこんな上層でカイワリが食ってくるとも思えない。

結局、3尾が3尾とも予期せぬ釣れ方だった。
海底には恐らくカイワリがウヨウヨ群れて居るのがわかっているので、手を変え品を変え色々やってみたが、五目漁師の知恵にも、技にも1尾も掛かってくれずに、釣った感ではなく釣れた感丸出しの有様。

五目漁師が仕掛けた勝負にはせせら笑いながら相手の失策でやっと3尾を釣り上げるに終わってしまった。
難しい時のカイワリはこれだから面白い。

万策尽きた中で、もう少し勝負してみようかと迷いに迷ったが沖上がり前(あと1時間半)にはこれも久しぶりにどうしてもやってみたかったので、少し沖に出てジギングで流す。

しかし、こちらも掛かってくるのはフグばかりで、
Dsxp227183s

やっとイトヨリを釣って2時半に沖上がり。

着岸後はオーシャン釣具と同様に砂浜をズリズリと人力でボートを引き上げるが、ご主人が若いだけに手伝おうとしたが腰を痛めるから不要ですよと断られる。
お店の前では釣りの話をたくさんさせていただいたが、お聞きすると以前はオーシャンのお客さんだった方々も結構来ていらっしゃるようだ。
またお会いする機会もあるだろうと嬉しくなってくる。

で、今日の釣果はこれ。
5cas228525s

釣れなかったがカイワリはやっぱり勝負し甲斐のある面白い魚だなと再認識した。

久しぶりの釣った日カイワリ刺身、小さいクルマダイも一緒に。
6cas228535s

次の日に、カイワリと酢締めイトヨリの握り。
Cas228542s

そして、酢締めカイワリの押し寿司。
Cas228546s



実は、結構型の良いサバが1尾だけ釣れました。
サバタン用に捕獲しましたが、これを釣った時にあの一直線にドラグを引き出した魚はサバだったのかもしれない、と半分慰めですが思っています。
今はサバはほとんどいないし、フグも昨年の様に大きくはなく群れを成して海面まで浮いてくる恐怖もありません。
水温は未だ21.6℃ありましたから、カイワリの本格シーズンは今からでしょうね。
楽しみです。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2022年11月15日 (火)

紅葉撮影と柚子の買い出し



河口湖周辺の紅葉が最盛期を迎えている。
もちろん、紅葉だけでは物足りないので富士山をセットに撮る。

もう一つ最盛期を迎えつつあるのが、これからの冬場の料理、鍋物や湯豆腐には欠かせない柚子。
少し添えるだけでその彩と香りで五目漁師の下手な釣り魚料理も大いに引き立ててくれる(と思っている)。

我が家のベランダの隅から半身を乗り出すと、電線まみれの富士山を望むことができる。
さすがに素晴らしい眺望とは言えないが、遠くまで出かける富士山撮影のGo/No goの一つのチェックポイントにはなる。

ここ数日の見え方は、快晴にもかかわらず空気の澄み具合が今一つなので、出掛ける前に一雨欲しいところだ。

で、小降りではあったが、その一雨を待って14日(月)の早朝に自宅を出る。

河口湖に着いたのは8時前。
丁度東からの陽光が最盛期の紅葉に入り時合い(撮りごろ)だ。
1dsn226317s

河口湖北岸の街道沿いに連なる紅葉の中から富士山の前景にふさわしい
色づき良し、
光の入り具合良し、
枝ぶり良し
の3拍子揃った撮影枠を見つけるのは、流し釣りでベイト反応を見つけるようなものだ。

同じ様なカメラマンがざわざわ集まっているところに寄って行けば、大体当たりであることが多いが、ヨメサンなどはマイポイントを密かに見つけるのを楽しんでいるようだ。

その日の天気や時刻によってはどうにもこうにも反応が悪い日もあるが、雲の演出などによって突然現れるナブラに遭遇して大当たりの日もある。
2ims22a1164as
by K

3dsn226275aas
by y

今日は大物に出くわすことはなかったが、先ず先ずの感じで楽しめた。
約2時間、2人で250枚弱の写真を撮り終えて、次は、柚子の里をタイトルにしている道の駅富士川に向かう。
3x
(道の駅富士川のHPよりコピー&ペースト)

柚子も既にシーズンインしているので近くのスーパーでもちろん買える。
今の時期は少々お高いといっても、時間やガソリン代を考えるとわざわざこんなところまで来なくってもいいのにと思ってしまうが、ここ最近は年に1度現地にやって来て買い出すのが楽しみになっている。

で、1年分、こんなに買ってきた。
4cas228506s

近々使う分やお裾分けする分を残して、あとは冷凍保存する。

(もちろんヨメサンが)何度かやってみて分かったが、こんなふうに刻んだ後で、1回分ごとにラップして小出しできるように冷凍しておくと良い。
使う時には、指のぬくもりで瞬間解凍するので、1年程度なら色も香りもそのままに利用できる。
5cas228512s

6cas228521s

 
さて、先日大津で釣ったオオアジをアジバーグ用に練り成形して冷凍していたが、解凍して出来上がったアジバーグ。
7cimg8496s

ミンチ肉のハンバーグに比べるとさっぱり系で迫力に欠けるが、年寄りの胃袋に優しいヘルシーバーグという感じかな。



さて、どんどん月日が過ぎていきます。
今、焦っています。
暇はあっても体力と気力の復旧を思うと週1がいいところです。
優先順位付けに迷っています。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2022年11月 9日 (水)

またおかず分



11月8日は川奈(川奈観光ボート)に釣行。

五目漁師が、今は亡き九州の飛竜丸さんにけしかけられて、初めてタイラバをやったのはこの川奈だった。
その後、結構大物も上げ、五目漁師にとっては川奈と言えば大物のイメージが強いところなのに、どうしたことだろう?
真鯛でもハタでも青物でもなんでもいいのでそろそろ大きいのが欲しい、と半分意地になっているが、またまたおかず分の川奈。

今日は弟を誘ったが、彼はカワハギオンリーで間違って大物が来ても捕らない、と玉網も持たない徹底ぶり。
餌はアサリだけ、場所を決めたら動かないつもりらしい。

折角一緒にやって来たのに、一方の五目漁師は意地のルアーオンリーで、一瞬たりとも止まらずに沖を流し続ける。
もちろん間違って小物が来てもありがたく頂く。
ただ、今回はいつものタイラバとジギングにプラスして久しぶりにエギングの準備もしてきた。

先ずは、ボートハウスの尾川氏にカワハギポイントをお聞きし、彼を日蓮像前まで案内する。
1dsxp227162s

水深18m、ここら辺で頑張ってみたら、と言い残して五目漁師は直ぐ近くの高根回りから流し始める。
川奈は伊東に比べるとエリアが狭いので、頑張って漕ぐと直ぐにエリアの端まで行ってしまい、何度も何度も往復することになるので、今日はここぞと思うところを隅々までネチネチと探す作戦をとってみよう。

残念ながら高根回りには今日もベイト反応が見られずひっそりとしているが、少しはずした東側でイトヨリ、アオハタが続く。
2dsxp227155s

3dsxp227156s

たまには魚に違うものも見せてやろうとジグに替えてタイラバを入れると、見事に丸裸にされてしまう。
フグだ。

ラバー部は自作なので、玉さえ残してくれれば大した損失にはならない。
最初は止めてよぉ、くらいの余裕で針を外していたが、続くと次第に腹が立ってくる。
4dsxp227166s

しかも不思議とだんだんサイズアップし、とうとう伊東クラスに近づいてきたからもうたまらない。

前回はサバだったかサバフグだったかを、ハモバサミで挟んで遠くに飛ばそうとした際にハサミもろとも飛ばしてしまったが、今日は代わりに新調したハサミを忘れてきてしまったので、手はヌルヌルになるは、針は刺さりそうになるはで、もう本気に止めて欲しい。
その点、ジグだとリーダーもろともやられない限り、齧り盗られる部分はないし、針が大きいので比較的外すのも楽。
ということで、フグが多い時にはジギングに限る。

先のハタ以降フグやエソの他にはアタリがなくなってしまったが、弟の調子はどうだろう?
ライン電話を入れて様子を聞くと、なんと第1投目から8連発でカワハギが釣れたのでこの調子なら50はかたいと思ったが、今は全くアタリがなくなったとのこと。

それでも良かった良かった。
案内したポイントが良かったからだよ、と一言恩に着せておく。

天気予報では今日は一日静かな釣り日和のはずだったのに、結構、風はあるしうねりも大きい。
東伊豆は北東が吹く時には朝凪から始まり、次にうねりと風波が混ざった嫌な波、そして昼前にやっと静かになるというパターンが多いようだ。

そのやっと静かになって来たので、中央の根で久しぶりにティップランエギングをやってみる。
相変わらず自分でも苦笑いするほどのへたくそスタイル。
それでも居りゃ釣れるはずとやってみたものの30分で可能性を感じなくなってしまい、早々にジギングに戻る。

といっても、こちらもたまにイトヨリが掛かってくる程度。
昼前にやっと結構な引きのどうやら青物が掛かる。
何度も何度も見えてくるとまっしぐらに潜って行くためになかなか捕れない。
こいつは捕っちゃいけない魚と言われても掛かったものは上げるしかない。
ボートに上げてしまったら今さら離したところでもう血だらけなので仕方ないだろう。

弟からは昼からは全く餌も盗られなくなったので先に上がるよと連絡が入る。
餌取り名人のカワハギに餌を盗られなくなったらその界隈にはもう居ないということだろう。

最後まで粘った五目漁師は上がる間際にやっとハタを掛けて早めの沖上がり。
4edsxp227169s

先にあがった弟はもう釣果写真も撮り終えていた。
五目漁師は貧果を撮られるのを嫌って写真は遠慮していたのに、兄弟そろって載せましょうよと言われて結局撮ることに。
54

63_20221109215501

尾川氏は釣り雑誌の記者をやられていただけに釣果写真用の台に魚を並べるのも、それを釣った釣り師に持たせて撮るのもさすがに上手い。
できるだけ魚は大きく、そして釣った本人が、いや魚が格好良く写るように太陽との角度なども気にされる。
シャッターを切る時には、台を少しカメラ側に傾けるように注文されるが、ハタの様なヌルヌル魚は傾けるとずるずると滑り落ちてしまう。
そこで登場したのが滑り止めとしての2枚のカワハギ。
なるほど、いいチャンスだ。
撮り終わると、台に乗せた2尾はそのまま五目漁師のクーラーボックスに滑り込ます。
サンキュー!

で、今日の釣果はまたおかず分のこれ。
7cas228442s
カワハギ2尾は弟からの頂き物


新鮮な内に肝醤油で食べたいので、先ずはカワハギの薄造り。
8cas228471s

次の日にハタの刺身、昆布締め
9cas228486s

ハタの蕪蒸し。
10cas228479s




水温は22℃を上回っていました。青物もイカもまだまだ狙えますね。
そういえば、昨年の今頃は伊東でフグの大群と戦いながらオヤジさんを先頭に皆でカイワリ釣り合戦でした。
思い出すと辛いですがどうなっているのでしょうかね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2022年11月 6日 (日)

天高く鰺乾く秋

(料理の写真を撮ったのでとりとめもなく)

久しぶりの大津でアジがたくさん釣れた。
いくら美味しいからといっても一気に食べきるわけにはいかないし、たまには肉も食いたいので2、3日以内に食べきれないものは、一夜+天日干しにして一部を冷蔵、残りは冷凍保存にした。

塩漬け乾燥とはいえ、やはり蒸し暑い夏場の天日干しでは腐敗が気になるためにこんな季節が良い。
1cas228413s

2cas228408s

今日は干しあがったアジを焼いてほぐして焼きアジご飯。
Cas228440s

さて、釣りの邪魔ばかりするサバ野郎が大嫌いな五目漁師は鯖が大好き。

サバが釣れると無性に腹が立ち、
4dsxp205384s

ちょっとだけ懲らしめて海に戻すようにしている。

そのくせ、定食屋で頼むのは鯖の塩焼きか鯖の味噌煮。
5dsc_1310s

旅行先の土産物屋で美味そうな焼き鯖寿司を見つけたり、コンビニでもサバのおにぎりなどを見つけると買って帰る。
6cimg3016s

7cas215476s

8cias215161s

回転すし屋で先ずレーンからとるか注文するのはやっぱり鯖と決まっている。
9dsc_0110s

10dsc_0112s

11img_20221003_165614s

大津のサバは東伊豆で釣るサバと違って脂がそこそこのっていて美味しい。

先日の大津で釣れた大サバは手をぬるぬるにしながら腹の内側にこびりついているラードをつまみ出したが、ここまで脂ののりが良いサバを釣ったのは初めてだった。

昔はしめ鯖もたまにやったが最近はやっぱりアニーが怖くて生食は(自宅では)しないことにしている。

今回のサバは半身はアジと一緒に一夜干し、
12cas228410s

あとの半身は味噌煮と塩焼きにした。
13cas228421s

14cas228420s 

昨晩は一夜干しの鯖を使って焼き鯖寿司を(ヨメサンが)作った。
焼いている途中にも滴り落ちる脂。
15cas228423s

東伊豆のサバではこうはいかない。
そして、焼き鯖寿司の出来上がり。
16cas228432s

17cas228434s

こんな美味い鯖なら大歓迎。
余裕があれば網代の中深場用の鯖タンにすると周囲に漂う脂で釣果もあがるかもしれない。




さて、週末から次の週に掛けては珍しく釣り日和が続きそうですね。
次回は川奈でタイラバとジギング。
久しぶりにちょっとだけエギングもやってみようと思っています。
いいかげんにでかいのが欲しいです。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

2022年11月 3日 (木)

超久しぶりの大津釣行

 

11月2日は大津(石田丸)に釣行。

 

元々そんなに頻繁ではなかったが前回は21年の7月だったので超久しぶりの大津。
コロナ人気(?)で釣り客が増え混雑していることや、駐車がしにくくなったことなどが聞こえてくるので、なんとなく足が遠のいたようだ。

 

先週の中深場釣りの後、さて次は何をしようかと考えていた時に、釣果がパッとしない川奈で泳がせでもやってみようかとなった。
待てよ、川奈だったら伊東と同じように泳がせ用のアジを買っていく必要がある。
で、思い浮かんだのが大津。
アジのメッカ、泳がせのメッカに久しぶりに行ってみよう。

 

平日とは言え駐車場が心配なので、従来よりも1時間も早く自宅を出て5時半少し前に現地に到着する。
初めて利用する黒門の駐車場は未だ2/3程度は空いている。
(6時にはほぼ満杯になったが)

 

受付時に女将さんにアジはどこですかとお聞きすると、アジなら中根ですね。
できるだけ海苔棚に近づいた方が良いようですよときっぱり。

 

やっぱりか、ガレ場と言って欲しかったんだけどなあ。
アジもいいけど海底で交錯しているロープのことを考えると、あそこで泳がせはきつい。
やっぱりガレ場にしよう。
1dsxp227134s

先ずはアジを釣らなきゃ。
久しぶりの大津、久し振りのコマセ釣りのためかボート内でもたもたしてしまいポイントに到着したのは一番最後。
皆さんが集まっているので、ここら辺がポイントなんだな。
よしよし。

やっと準備ができて一投目を入れようとすると、たまたま並んだどうやら常連らしい方が、一投目から来ましたよ! と型のいい中アジを見せてくれる。

もうきましたか、調子良さそうですね。
うーん、ただもう少し小さい方がいいんですけどね。
こいつ憎たらしいやつだと思われたかもしれない。

しばらくして五目漁師にもアタリ。
やっぱり泳がすには立派過ぎる。

今度は反対側の2人乗りボートが何やら賑やかだ。
2dsxp227138s

どうやらアジ釣り仕掛けにタチウオが掛かったらしい。
続いて、常連さんにもタチウオ。
続いて五目漁師にも来たがハリス切れ。
当たり前だわな。
大して大きくはなさそうだがますます泳がせ用のアジが早く欲しい。

常連さんは2本の竿を操りながら中アジの入れ食いが続いている。
五目漁師には最初のアタリ以来一向に掛かって来ない。
どうしてだろう?
仕掛けをウイリーに替えたり、棚を広く探ってみたり、シャクリ方を変えてみたりするがアタリがとれない。

何故ですかね、こちらは入れ食いに近いですよ。
(向こうは餌はアカタン、こちらはオキアミではあるが、寧ろこちらが潮下で10mと離れていないのに)常連さんも首を傾げられるほどこちらには来てくれない。

ただ五目漁師には、常連さんがそれが欲しいと仰るこんな奴(44cmの大アジ)がたまに掛かってくる。
3dsxp227139

これでもう4尾目だ。
まさかこれで泳がせは銭洲や沖縄でもやらないわな!
でやっと奇跡ともいえる豆アジが掛かってくれる。
4dsxp227143s

直ぐに、既に準備していた泳がせ用の仕掛けにセットして、さあ行ってこい! 
までは良かったが、アジは沈んで行くのに穂先にテンションが掛からない。
どうやら仕掛けを竿側のリーダーのサルカンに掛け忘れていたようだ。
開いた口がふさがらないままやっと手に入れた虎の子にさようなら。
40号の錘をつけたまま沈んで行ったアジ君には申し訳ないことをしてしまった。

そうこうしている間に、もう11時だ。
見ていた限りでは、常連さんは既に20、30は釣られただろうか。
こちらも重さでは負けてはいないだろうが、中アジは5、6匹といったところで、両者ともすっかりアタリはなくなってしまった。

ガレ場にはさんざん来るんだけど不思議と昼からは良い目をしたことがないんだよね。
中根に行ってみるよとアンカーを上げられる。

そうですか、私もしばらくしたら後を追いますよ。

中根に到着すると海苔棚の一角が賑やかだ。
ははーん、ここだな。
ポイントは分かったがもう入る余地はなさそうだ。

少し離れたところで準備を済ませ仕掛けを入れると、底どりと同時にもう掛かっている。
5dsxp227146s

なんとあれほど厳しかったのにこの後は止まることなしに入れ食いが続く。
こうなったらとことんアジを釣るしかない。
残念ながら皆型揃い(23、4cm)なので泳がせは諦めていたが、先の賑やかなポイントではワラサがあがったようだ。

ここでは2時間しかなかったがもう十分、これを最後にしようと思った投入でアジらしくないかなりの大物が掛かる。
イナダかなとも思ったが上がってきたのは44cmのこれもまた立派なサバ。
6dsxp227149s

大津のサバは美味しいので直ぐに腸を出したが、ラードをグシュッと掴んでびっくり。
美味そうだ。

結局泳がせはできなかったが、後半は忙しい釣りになった。
で、今日の釣果はこれ。
7cas228359s

釣った日刺身はもちろんというか、これしかないでしょう。
8cas228368s  

そして中アジならこれも鉄板の唐揚げ。
9cas228375s

そのあくる日、どうしても大アジを料理に登場させたいのでもう一度刺身。
10cas228387s

ただ、これには仕掛けがある。
大アジの食味には懐疑的なのでデカアジの身は少しだけ使い、周りは中アジで固めている。

しかし、食べてみると思っていた以上に美味しいではないか。
これならピンチヒッターは要らなかったくらいだ。

何れにしてもそんなに大量に日夜アジばかり食べるわけにもいかないので、既に大アジは練り物にしてしまっている。
アジバーグにつみれ団子。
11cas228381s
アジバーグは焼いて冷凍

12cas228384s

これで冷凍保存はバッチリ。

つみれ団子は早速つみれ鍋でいただく。
13cas228406s

塩焼きもやってみた。
14cas228377s



フグも2、3匹は釣りましたが、東伊豆のサバフグを思うと可愛らしもんです。

大津のアジのポテンシャルの凄さをあらためて感じました。
自宅で捌いていると、これだったら泳がせられたと思うサイズも混ざっていました。
多分その頃はアジ釣りに夢中だったのでしょうね。

本日もポチッとよろしくお願いします。

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

 

« 2022年10月 | トップページ | 2022年12月 »