予報確認のためにも出て良かったが・・・
9月7日は川奈(川奈観光ボートハウス)に釣行。
車に荷物は積んでしまったが、天気予報が雨模様に変わって来たため一旦は釣行を断念する。
ただ、川奈観光ボートハウスの尾川氏には良くなったら突然行くかもしれませんと了解を得ておく。
(これはボートが空いている平日行の強み)。
夜中、3時半に暗闇の中をふらふら、開かない瞼をこすりながら愛用している4つの天気予報をチェックすると、
1日雨模様(しかも寝る前よりも悪くなっている)が2つと
10時~12時に小雨があるが総じて曇り(しかも寝る前よりも良くなっている)予報が2つ。
さて、どうしようかと迷ったが、ここで諦めて布団に戻り、もし降らなければ1日後悔するだろう。
正反対を予報している天気の実際の成り行きも自分で確認したいしと思い、結局、4時半に自宅を出発する。
道中は寧ろ晴れ模様、来てよかった。
結果、釣りの間は概ね曇り空だったが10時ころと14時ころに弱い雨が降り、今回は、後2者の予報がポイントを稼いだ。
さて、釣りの方は今回もタイラバとジギングがメインには変わりないが、アタリから見放されてしまった時の逃げ場としてワームでマゴチ(もちろんヒラメも期待)を狙ってみようとスピニングタックルにワームも準備している。
前回と同様に日蓮像前の高根周辺から始めようと向かう。
途中で既に釣り始めている方とご挨拶すると、
ひょっとして五目漁師さんですか?
そうですよ(今は帽子をかぶっているのにやっぱりあのアバターのお陰かな?)。
この記事を読んで下さっていると聞いて嬉しくなる。
もう少し東側に漕いだところから巻き巻きを開始するが、青物も期待できる高根周辺の海中は極めて静かで何事も起こらず。
続いて-60~-65mラインを定置網側に流して行くが、やはりコンともコツっとも何の反応もない。
ただ、やはり静かだった前回と違って、時折怪しげなナブラがボート近くまで押し寄せてくる。
イワシのナブラの様にザーっという音と共に海面がざわつく感じではなく、海面がムクムクと1尾ごとのこぶになった様な感じでサワサワっと静かに押し寄せてくる。
近付こうとオールを海面に入れると何気に向きを変え遠ざかるところを見るとイワシやキビナゴよりももう少し思考能力が高く、より成魚に近い魚の様な気もする。
正体は分からないがボートのそばにやって来たところでジグを落とすと外れなくサバが掛かってくる。
サバがナブラの正体なのかナブラを追う魚がサバなのかはわからない。
今のところは沖から湾内に向かう風なので-45m前後まで浅くなると-65mまで斜めに戻り、少しずつ定置網に近づくといったジグザグの総なめ作戦だ。
狙いは単独で海底近くを往来する大マダイかハタなのでベイト反応は気にしないことにしている。
ただ、この時期になるとルアーの回収途中で青物にひったくられることもよくあるので回収時にも期待は伴う。
しかし、結局は一度もアタリはなく昼になってしまう。
釣れなくてもこれだけ流せば1度や2度のバラシはあっていいのにそれすらなく、こんなのことも珍しい。
ただ、既にサバに限っては何度か掛けているので超絶完ボはないが完ボは期待できそうだ。
この調子ではタイラバとジギングには期待できそうにないので、昼からは趣向を変えてこんな時のために準備してきたマゴチ狙いをやってみよう。
出廷する前に尾川氏にキス釣り場を聞いてみたところ、川奈には川がないからねー・・・と言いながらその答えだったイルカ浜堤防に向かって右側の排水口前に向かう。
-9m前後から浜側に向かって扇状にワームを投げ込み、たまに根掛かりしそうになると穂先を跳ね上げながら基本ずる引きしてくる。
すると、クッ、明らかにゴミや根ではなく、わずかな生命反応。
ひょっとして・・クックッ、引き込みを待つ。
ググッ、合わせると、掛かったぞ。
あまり大きくはなさそうだが作戦通りのマゴチは嬉しい。
やったぜやったぜ、逃げるなよ!
しかし、見えてきたのは意外や意外のアオハタ(28cm)。
いつもならこのサイズでも結構嬉しいが、今はマゴチ100%と思っていただけに、がっかり。
この後は小雨の中をまたタイラバに戻って最後の期待に賭ける。
早朝にご挨拶させていただいたYさん(川奈の釣果ブログにYさんとあったのでこう呼ばせて頂く)が帰り際にわざわざ寄って下さったのでお聞きすると、食べごろサイズの真鯛、にイナダ、それにカイワリも2尾とのこと。
サバやソーダ祭りの中でのこの釣果は素晴らしい。
で、五目漁師の本日の釣果は思うつぼのマゴチかと信じて大喜びした小型のアオハタだけ。
そして、その貴重な釣った日刺身。
今回はうまくいきませんでしたが、川奈は伊東に比べると海底の変化に富んでいますが全体的にこじんまりしているので、どうにもならない時のために浅場やゴロタ場も含めた釣りの準備をしておくことも良いかもです。
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いつもブログを楽しく見させていただいておりますYです。
小雨の川奈釣行お疲れ様でした(汗)
まさか昨日もご一緒できるとは思っていなかったので、ドキドキしながら声をかけさせていただきました!
カイワリは釣って良し、食べて良しで家族からも人気の魚です。妻からはタマちゃん(タマガシラ)美味しいじゃんと催促されました(笑)
まだボート釣り初心者のYですが、またお会い出来ましたら声をかけさせていただきます。
投稿: Y | 2022年9月 8日 (木) 15時06分
五目漁師さん、こんにちは。
保険は餌じゃなくてワームだったんですね。その時点で僕よりも漢です!
しかも、アオハタちゃんと釣っているじゃないですか。
実はアオハタって一度も釣ったことが無いので味がわからないのですが、マハタ、アカハタ、アオハタ、キジハタと4種では、五目漁師さん的な順位はどうなりますか?
これからどんどん釣り物が多くなって良い季節になりますが、
「狙った魚種を狙った釣法で釣る」ができたら最高ですよね。
川奈リベンジ期待しています!
投稿: ぐっちゃん | 2022年9月 8日 (木) 17時52分
Yさん、こんばんは。
昨日はお疲れさんでした。
時折小雨が降る中で朝からずっと同じ場所で粘っておられる様子を拝見して感心していました。
釣りは、集中と粘りですよね。
前日にもカイワリが釣れていましたが、
Yさんのカイワリや真鯛を見て私もそろそろコマセ釣りをやろうかなと思い始めています。
タマガシラは伊東のイトヨリに相当する川奈名物の魚ですよね。
なかなかよそで見るのは珍しい不思議な魚です。
今後はちょくちょく川奈にお邪魔する予定ですので
こちらこそ今後ともよろしくお願いします。
投稿: 五目漁師 | 2022年9月 8日 (木) 19時27分
ぐっちゃん、こんばんは。
予備として、何もわからずにマゴチ狙いをやってしまいましたが
後で調べたら、どうも既に季節外れだった様な気がしています。
その関係もあってアオハタだったようです。
ハタは我が家では一番の好み魚ですが恐らく目を瞑れば私の感覚では食べ分けはできないと思います。
多分季節や保存状況、サイズ、そして同じ料理でもちょっとしたさじ加減による差異の方が大きいのではないでしょうか。
我が家では全部ハタです。
まぐれで思ってもいない魚や大きな魚が釣れるのも嬉しいですが、おっしゃるように狙った通りに釣った時のしてやったり感は飽きない釣りの醍醐味ですね。
投稿: 五目漁師 | 2022年9月 8日 (木) 19時53分
こんばんわ(^^)
ちっ…いや失礼しました
虎の子が釣れてしまいましたか…
寒くてどうにも面倒になる前に久々に行ってみたくなりました(^^)
色々調べ物してたのですが結論として川奈ではイカ釣りはNGなのでしょか?
投稿: 可愛らしい子 | 2022年9月 8日 (木) 21時48分
可愛らしい子さん、はじめましてこんばんは。
川奈はかってはボートアオリイカのメッカでしたが
今は一番のポイントは釣り禁止区域(ボート屋さんルール)になっています。
福浦も出るのが難しくなってしまいましたし、
アオリイカはおかっぱりなどに比べて手漕ぎボートが圧倒的に有利なんですが残念ですね。
投稿: 五目漁師 | 2022年9月 8日 (木) 22時41分
五目漁師さんこんにちは!
川奈を満喫してらっしゃいますね。
羨ましいです。我慢出来なくなりましたので今月末に有給取ってマックさんと川奈行ってきます。
五目漁師さんにいい報告をしたいと思いますが、久しぶりのジギングは厳しそうですね。頑張ります!
投稿: マックの連れT | 2022年9月19日 (月) 13時51分
マックの連れTさん、こんにちは。
私もまだまだ川奈のタイラバやジギングには慣れていませんが、
伊東に比べると変化は多いものの少しスケール感に乏しいため
調子に乗れないと手詰まりから脱出するのが難しいと感じています。
これからのシーズン次第ですが、コマセ釣りでは私が苦手な20m前後の浅場が好調のようですから是非攻めてみてください。
嵐の後の静けさを期待したのですが、なかなか厳しそうですね。
投稿: 五目漁師 | 2022年9月19日 (月) 17時03分