変態タイラバは失敗
8月23日は川奈に釣行。
なんやかんやと用事があって久しぶりの釣行になった。
今回もタイラバとジギングで真鯛とハタを狙うが、前日にユーチューブでたまたま観たスピニングタックルのSLJが面白そうだったので急遽手持ちの道具で準備する。
と言ってもエギングタックルでエギを45グラムのジグに替えるだけ。
(本日予想されるように)風も潮流もなくボートがじっとしている時にはちょい投げでボートの回りが探れるので役に立ちそうだ。
もちろん前記事で紹介したイカが釣れる(つもりの)タイラバも準備している。
変態好きのGさんには、即変態タイラバと言われてしまったが、なるほどこの容姿を見れば納得できる。
さて、8月末日まで実施中のサマータイム(5時半出廷、13時半までに浜に帰着)に合わせて5時過ぎに現着し、予定通り5時半に出廷する。
先ずは前回と同様に日蓮像前の高根に向かう。
途中、ベイト反応があれば状況に応じてタイラバかジグを巻き巻きするつもりであったが、これはどうしたことだろう??
前回は、あっちこっちで見られたベイト反応が全くないので、殆ど寄り道なしで直ぐに高根に到着してしまった。
先に出られたお二方は、既にシマアジ狙いの洞穴前にアンカリングされている。
そこは水深が15~20m、あとで様子を見て、イサキやシマアジが釣れているようなら、例のスピニングSLJをやってみよう。
一方、期待した高根回りの状況はと言えば、ここに来る途中までの状況と同様に寂しい限り。
前回は海面にまで達するほどの太いベイトの柱が立っていたのに、今日は所々にひっそりとした裸の小山が見えるだけ。
潮の影響かどうかは分からないが、これだけ極端に変わるものだろうかと残念に思いながら、ここを諦めて沖側の真鯛狙いに切り替える。
元々、砂地を悠々と闊歩する大マダイならイワシごときの有無には関係ないだろうという魂胆だ。
程よく沖に向かう風の中、高根群から南側の定置網方向に向かった後は、少し内側を経由しながらまた高根側に戻ったりと、何度も何度も繰り返すが一向にアタリはない。
10時ころにはボート店の尾川さんがエンジン艇でご機嫌伺いにやって来られる。
何か釣れてますか?
いや、小さいカサゴが2匹だけですよ。
向こう(シマアジ釣り)はどうですか?
小さいけどショゴが釣れてるようですよ。
心配していた雷雲は今のところなさそうですから最後まで頑張って下さい。
はーい。
こんな簡単なやり取りだけでも、これならもし熱中症で元気がなくなっていたり、居眠りで釣りをサボっていても大事や完ボに至る前に早めに安全確認や叱咤激励されて良い。
さて、どうしよう。
予報通り少し南風が強くなってきたので、そろそろ岸側でうろうろした方が良いかもしれない。
途中、中層でサバタン用のサバを2尾ゲットしてまた高根側に戻る。
相変わらずアタリの気配はなくいよいよ12時を回ってしまった。
12時半になると、洞穴前のボートも皆引き上げてしまい、とうとう五目漁師だけになってしまった。
ここからの戻りは、もろに逆風、しかも先日から左腕の筋肉か筋かが痛く、力を入れる角度によってはイテテ状態が続いているがこの距離なら30分もあれば戻れるだろう。
あと片付けもあるので、あと20分だけ頑張ってみよう。
今日はここまでジギングをメインにやって来たがここで根掛ってしまうと外すにも、切るにも時間が掛かってしまうので念のためにタイラバ竿に持ち替える。
するとその何投目かにグッと久しぶりのお触りがある。
イカかな?
そうだ、イカの土産もいいな。
時計を見ながら、まだ2,3回は落とせるかもしれない。
気の弱い五目漁師、それでも何とか土産が欲しい五目漁師はお尻をヒクヒクさせつつ、時計を見ながらこの期に及んで、例の変態タイラバをセットする。
よしっ行け!
そして、その2回目の巻き巻きだった。
グッ、乗ったぞ、思った通りイカかな?
一旦、外れたので少し竿先を下げるとグッ、ググ、グイーン。
でかい。
最後の最後に大物が掛かったようだ。
ジリッ、ジリッ、本日初めてのドラグ音を聞きながら慎重に獲物を上げてくると立派なオオモンハタ。
やったね。
さて、最後の最後にイカ狙いの変態タイラバでハタが釣れた。
使ってみて、これでは変態振りは笑い飛ばすにしても、正直、使える代物ではないことが分かった。
五目漁師が使っている玉網はフックや魚のヒレなどに絡まない高級なラバー製のものではなく釣り糸素材のもの。
玉網の中でハタが暴れるとモドシの付いたイカ針が網の素材を巻き込んでしまい外すのにすったもんだの大騒ぎ。
記念写真は撮りたいし、時間は迫ってくるはで、もう網をハサミで切ってやろうかと思ったくらい。
更に、やっと外れてもスカートやネクタイがイカ針に纏わりついてしまって団子状態になっている。
もうこんなものは2度と使うまい。
で、今日の釣果はこれ。
ハタが居ないと、小さいカサゴが3匹だったと思うとぞっとする。
実は、今晩か明日かに孫達(息子の子供達)が夏休みの最後を利用して遊びにやって来る。
少し前までは釣り魚を見ると目ん玉をぐりぐりさせながら気持ちエー!と喜んでくれたが、もはや小学5年生。
目ん玉ぐりぐりでも刺身パクパクでも喜んでくれるといいのだが。
やったやった、目ん玉グリグリ
孫達にハタ三昧の料理。
(残念ながら肉食系女子は食べてくれなかったが)
刺身と昆布締め
揚げ物3点セット
カルパッチョ
昔は最後の一投で締めることが結構ありましたが、久し振りでした。
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