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2022年7月 9日 (土)

無題



事故があった次の朝、まだそんなことを知らない私はオヤジさんに電話を入れました。
“明日は、オヤジさんは伊東の沖、私は網代の中深場、お互いに良い釣りをして海上で連絡し合いましょう” 
と言うつもりでした。

少し時間をおいて2度電話しましたが、2度ともシーンとしたままで何も聞こえない。

その直後に仲間のGさんから
“こんなニュースをネットで見たけどまさかではないでしょうね” とメールが入る。
そのまさかかもしれないと返事し、直ぐに伊東に向かった。

スマホの電源を切った時や電波が届かない場合には直ぐにオペレータの “只今・・・” の応答がありますが、スマホが水没(恐らく)した時の応答は “シーン” だけでした。
今でも、この時のシーンの音が耳に残っています。

もう2週間。
現実的には、まだ奇跡を信じると言える期限は過ぎてしまったと思います。
今日、静かな伊東の海をボーっと眺めながらお別れをしてきました。
Img_20220709_110713s
どちらが乗って出られたかはわかりませんが、いつも一番乗りの私が愛用させていただいていた青色のボートはありません。

 

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コメント

いつもホームページを楽しく読まさせてもらっています。まさか五目漁師さんの行きつけのボート屋さんだったとは。ご冥福をお祈りいたします

たかべえさん、こんにちは。

オーシャンに通い始めてからもう15年になります。
とにかくご自身が釣り好きでしたから、最近ではよく一緒に釣らせていただいていました。
残念です。

いつもブログを読ませて頂いております。このブログでオーシャン釣具店の件を知りました。最近はコロナで足が遠のいていましたが、数年前までは伊東のボート釣りで何度かお世話になったことがあります。オヤジさんの控えめで優しい性格のおかげで、気持ちよくボート釣りを楽しめた思い出があります。非常に残念です。

ねこまんまさん、こんばんは。

大の釣り好きのオヤジさんでした。
ニコニコしながら、また時には厳しく真剣に、
伊東の釣りやカイワリの釣り方を教えてもらった方はたくさんいらっしゃいますね。
本当に残念です。

十数年、毎月では無いですが通っていました。仕事でほぼ釣りには行けないのでオーシャンや五目漁師さんのブログを毎日更新してないかチェックするのが日課でした。ニュースで知った時はまさかと思いまいたが..
コロナで遠ざかっていたのですがもうそろそろ行ってもいいかなと思い、今年行った時『いつもはもっと早く上がるのに今日は粘ったねぇ』と2年ぶり位に来たのに覚えていてくれたんだ!と思ったのが最後の会話になってしまいました..。五目漁師さんのブログこれからも楽しみにしてます。オヤジさんの分も釣って下さい。ここにこんなコメントしても迷惑だったかもしれませんがありがとうございました。

東京よりさん、おはようございます。

そうでしたか。 あらためて、オヤジさんのファンが多かったことを知って嬉しくなってしまいます。
私よりも少し年上ですがお客さんの釣果に関しては驚くほど記憶力がよく、
何曜日は何が釣れたとよく話をしてくれました。

伊東で釣るのは難しくなってしまいましたが、
既に、行け行けと尻を叩いてくれる仲間もいますので釣りは続けますよ。

こんにちは
今回初めてオーシャンボートと知りました
釣り具いとうのホームページに
昨日の海難事故は当店ではありませんとあり
気になっていましたが
その後もネットに乗る事も無く分かりませんでしたね
残念です

海の上に浮かぶボート一槽見つけるのに
これほど難しいとは思えませんでしたね
何とも言いようがありません

おはようございます。

まず知人から聞かれたとき、そして師匠に告げた後の時間の長さから落胆に至るまでを今も鮮明に覚えています。
なんとも表現が出来なくて回想にふけるばかりです。
どうして?って聞きたいです。何故?って聞きたいです。なんでだよ!って言いたいです。

色々と状況を教えていただき有難うございました。皆、本当に残念であると同時に何故という気持ちだと思います。そして、私自身、海の怖さを改めて理解し安全第一に努める想いです。伊東は五目さんにとって親父さんとの思い出が多すぎると思いますので、他エリアから釣り再開されるのが良いかもですね。ブログの再開を心待ちにしております。

趣味人たけさん、こんにちは。

この秋、またあのサバフグが活発になってきたころにたけさんやHEPPOさん、それにオヤジさんも交えて賑やかな釣りを楽しみにしていましたが、残念なことになってしまいました。

ガルさん、こんにちは。

ガルさんんもオヤジさんから特別にしごかれただけあって、思い出が多いですよね。
また、お誘いしますから今度は優しい爺さんの思い出つくりをしましょう。

MBLさん、こんにちは。

メールを通しても色々とお気遣いありがとうございます。
おすすめいただいている通り既に次の釣りの準備を進めていますので
また海上でもよろしくお願いします。

五目漁師さん
こんばんは。
伊東の朝のワクワク感が好きだったのと釣り終わって戻ったとき店のソファーでオヤジさんからの差し入れ(リボDとか大判焼きとか)をいただきながらの釣り談義(反省会)は温かい時間でした。今でもオヤジさんがタバコを燻らせながらいろいろと教えてくれたことを思い出します。
五目漁師さんのブログは変わらず楽しみにしています。

サビキ小僧さん、こんばんは。

オヤジさんは本当に釣りが好きでしたから、話しがつきませんでした。
特に真鯛へのこだわりは強く、私などは釣れた時には真っ先に海上から電話を入れていたくらいです。

最近になってタイラバやジギングの道具も一番いいのを揃えたと張り切っておられたので
でかい真鯛も間近かと思っていただけに残念です。

釣りもブログも続けますので今後ともよろしくお願いします。

五目漁師さん こんにちは。 
 最近は猛暑や豪雨で釣りに行く気力もなく こちらのブログも久々に拝見していたら、とんでもない情報がありました。まさかオーシャンのおやじさんが海で遭難 
それも、無理を承知で救助にいってのこと 今日初めて知りました。 
気の毒過ぎて言葉もありません。 残念です。
オーシャンには初めて伊東でボート釣りをした時以来、3,4回は行ったと思います。 最近は伊東の釣りでは、エンジン付きの船をレンタルすることが多いのですが、伊東の海で釣りをするようになったきっかけも五目漁師さんの文章の影響が多大だったです。 

その文章には、ほとんどオーシャンのおやじさんも登場していました。 
オーシャンの昭和を感じさせるあの店もどうなってしまうんでしょう?
本当に、残念です。

MHさん、こんばんは。

そうなんですよ、びっくりされたでしょう。

私は、既に店と客との間柄以上のお付き合いをさせていただいていると思っていただけに
大変なショックでした。
もう多分、一緒に浮かんだり、上がった後での釣り談義ができないと思うと残念で仕方ありません。

MHさんは伊東ボートでエンジン艇を借りられてるんですね。
私の方は今のところ網代のエンジン艇を主にやって行こうと考えています。

私自身オーシャン釣具でよくボート釣りをしていまして、こちらのブログの内容も大変参考にさせていただいております。
おそらく現地でお会いしていたかもしれませんが、五目漁師さんとの確証が取れず…(笑)

ここ最近お店の釣果情報が全く更新されておらずまさかとは思っていましたが、この記事で事情を理解しました。
もう発生から経った日数的に望みは薄いでしょうかね…。

非常に人情味のある、本当のおじいちゃんのような店主でした。
この場を借りて恐縮ですが、心よりご冥福をお祈りいたします。

まりけるさん、はじめましてこんにちは。

私は、いつも一番先に出て、帰ってくるころにはもう皆さん上がられた後でしたので
オヤジさんが他のお客さんと接する様子はあまり見かけることはなかったですが
皆さんに好かれてたのを知るにつけて残念です。

もうそろそろお店は閉じて私と一緒に釣りを楽しみましょうと言ってた矢先でした。

五目漁師さん
とりとめもないコメントになってしまうことお許しください。。

私が父に連れられオーシャンに赴いたのは約20年前のことです、、そのとき私はまだ小学生。
ガスタンク前の浅瀬でキス釣りをしていました。
小さかった私を、親父さんと奥様が優しく可愛がってくれた事が今でも鮮明に思い出されます。。

そんな私が大学を卒業した頃から数年間、ほぼ毎週オーシャンに足を運び、親父さんに釣りを徹底的に教えて貰ったことは今でも忘れられません…。(釣りのあと、五目漁師さんと親父さんがソファに座ってお話されている際にも、不躾ながら釣りのノウハウについてのお話をこっそり聞かせて頂いていた時もありました…釣りがうまくなりたくて、、すみません笑)

そんな私にとって、オーシャンの親父さんは釣りの魅力を教えてくれたきっかけの人でもあり、人生最高の師匠でした。。

親父さんのお陰で、大鯛もヒラメもブリも沢山つらせてもらいました。。

大鯛を初めて釣って帰った時、親父さんが自分のことのように一緒に喜んでくれたのが忘れられません。

ここ1,2年は仕事が忙しく、少し足が遠のいてしまっておりましたが、GWに親父さんの元気な姿を拝見し、安心していたところだったので、このブログを通じて事故の事を知り、本当に本当に悲しく、信じられない気持ちで一杯です。。

私も近々伊東の海に行って、心の中で親父さんへの感謝の想い伝えてきたいと思います。

最後になりますが、今回この記事を書いていただき本当にありがとうございます。

このブログがなければ、今回の件について知り得なかっただろうと思いますし、悲しい事実ではありますが、この発信のおかげで感謝をきちんと伝える事ができます。本当にありがとうございました。

またどこかの海でお会いした際にはお声がけさせて頂きますので、宜しくお願いします。

白鳥親子(息子)さん、こんにちは。

親子さんのことはオヤジさんからもよく話を聞いていましたし、最近は釣果ブログでも拝見させていただき存じあげていましたよ。
元気な息子さんにはつい最近初めて挨拶いただいたことを覚えています。

白鳥さんは私以上にオヤジさんとのお付き合いが長かったようですし、
少年時代からといえば一番多感な頃ですから印象に残ることも多かったと思います。


意図したものではありませんが、今回多くの方々からコメントを頂き、あらためてオヤジさんが皆さんから親しまれ、釣りを教わっていたんだなと強く感じています。
(実は、事故直後にも多くの方々から心配のコメントを頂きましたが、私の勝手な判断で削除させていただきました。これらの方々のコメントも含め)
できるものなら、オヤジさんにお伝えしたいのですが今それが叶わないのが残念です。

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