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2022年6月

2022年6月24日 (金)

その2 GPVに関して

 

釣行の合間の記事のつもりだったが、今週は海に出るチャンスを逸してしまい、天気予報記事の連投になってしまった。

その1では五目漁師が、日頃愛用する天気予報と利用の仕方についてまとめた。
今回はこれら天気予報の元になっているGPVについて理解している範囲でまとめてみよう。

現代では天気の予想は占いや、勘、観天望気などではなくスパコンを駆使して計算で求めている。
各国、各機関で様々な様式で天気の予想を計算しているが、いずれの場合も下の図のように予想対象領域(図の場合は地球全体)を3次元の格子状に区分けして、その格子点の気象要素を少しずつ未来に向かって時間を進めながら計算するやり方は変わらない。

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全球モデルでは地球の表面全体を格子状に立体的に区分する。
出典:気象庁ホームページ、知識・解説、数値予報とは

格子点を設定した上で、スパコンによる数値予報は下図の様に進められる。
Gpv
気象庁ホームページ、知識・解説、気象に関する数値予報とはより図をコピー&ペーストし矢印と文字を付け加えた。)

図の説明:
先ずは、①国際協力の下に全世界に配置された多種多点の観測点から最新の観測データを収集する。
②これらのデータから明らかに間違ったデータや特殊なデータを排除(品質管理)し、全ての格子点の気象データを計算の初期値として決める。
③スパコンで一定時間後に各格子点のデータがどう変わるかを計算し、各格子点のデータとしてGPV(Grid Point Value)を出力する。
④GPVは各天気予報会社に配信され天気予想に加工されて予報として発表される。



繰り返しになるが③で出力された格子点データがGPVと称される。
日本では気象庁や大学などの研究機関が、世界では米国海洋大気庁、ヨーロッパ中期予報センターなどが地球全体を対象にしたGPVや地域を限定したGPVを計算している。
この図にあるように、GPVは、一般的な天気予報をするための前段階の気象情報と言える。
前回、五目漁師が愛用している天気予報の1つとして挙げたGPV気象情報がGPV天気予報とは言わず、敢えて気象情報としているのはこのためであろう。

このGPV気象情報はボート釣り師の中でも常に、当たる/当たらないの比較対象として名が挙がるほど人気があるが、そのトップページには利用上の注意として、
“これは天気予報ではありません、天気予報として利用するためには誤差補正をする必要がありこれができない場合には、GPVから作成される所謂天気予報をご利用下さい”
という主旨の注意が明記されている。

今回は、ややこしそうなこのGPVについてもう少し掘り下げてみたい。

国内には数多くの民間の天気予報会社があるが、これらは何らかのGPVデータを入手し、それに手を加えて天気予報として発表している。
つまり、スパコンを使って自らGPVを計算するなんてことは個々の天気予報会社の規模ではなかなかできないので気象庁などからGPVデータを入手し、それを独自の方法やノウハウで加工(格子点データから実際の予報地点のデータに内、外挿したり、癖のあるデータを補正したり)して天気予報として発表している。

従って、ここで入手するGPVデータが外れていると、いくら個々の予報会社が頑張ったところで間違いを修正することはできないし、更に予報会社がGPVに手を加える段階で間違ってしまうとこれも予報を外してしまうことになる。
結果的に今日はこの予報は当たったが、こっちは駄目だった、あるいは、いつもこの天気予報は当たらない・・・となる。

では、何故GPVのままでは駄目なのか、どんな補正が必要なのかなどについて五目漁師が理解している範囲でもう少しまとめてみよう。33
出典:気象庁ホームページ、知識・解説、気象に関する数値予報モデルの種類


気象庁がスパコンで計算している主なGPVには上の図に示したようにGSM(全球モデル)MSM(メソモデル)LFM(局地モデル)の3種類がある。
種類による大きな差異はGPVの一番大きな要素である格子間隔(水平解像度)である。
数値計算の計算点となる格子点は地上の2次元平面だけではなく上層に向かっても多層に積みあけられているが、GSMでは平面的な格子間隔は20km、MSMでは5km、LFMでは2kmとなっている。

スパコンによる数値計算では各地点の気象要素(気圧、気温、風、水蒸気量等)や地形データから地点の標高などを代表する格子点の値を読み込み、少しずつ将来に向かって時間を進め、一定時間後の同格子点の気象要素がどのように変化していくかを計算するが、データの読み取りも計算結果の表示も所詮GSMなら20km毎、MSMなら5km毎となってしまう。

現実の気象要素はそもそも連続的に変化するものであるし、それに影響する地形も山あり谷あり、富士山があり、東京湾には猿島がありとなるがスパコンが計算するのはあくまでも格子点間隔毎であり、飛び飛びの離散的なデータになってしまう。
離散的であることの悪影響を少しでも解消するために格子点の気象要素も地形データも格子点直下のデータではなくその周りの代表的(平均的な)値を持たせ計算しているが、所詮GSMなら20km毎、MSMなら5km毎の気象要素であるには変わりはない。

平均化することによって富士山の標高は低く平らになってしまう。
三浦半島はやっと細い小指の様に残るかもしれないが、出入りのないのっぺらぼうになっているに違いない。
猿島はもちろん、初島の様な小さな島は消えてなくなってしまっているだろう。

その結果、数値予報で実用精度が得られるのは格子間隔の5倍~8倍程度とされている。
つまり格子間隔が20kmのGSMでは、そもそも100km以上に及ぶ大きな天気要素の変化しか予想できなことを意味している。

例えば、一つの低気圧や高気圧が地上に影響を及ぼスケールは2000km程度と言われているのでこれらを表現するためにはGSMの分解能で十分と言える。

一方、MSMなら実用精度は30km*1程度になるので、例えば房総半島や伊豆半島レベルの降水予報や風予報がなんとか可能になるといった程度であろうか。

手漕ぎボート釣り師が欲しい初島の北側のといったり、南側のといったりするところまで実用精度を上げるためには格子間隔を更に狭くすれば良いが、悲しいかな地上にはそんな間隔に見合うだけの観測点はない。 
また、それに応じて格子数がどんどん増えてくると計算機に必要なリソースは指数関数的に増えるために、今度は予報範囲をどんどん狭くしていかざるを得ない。
現にGSMの予報範囲が地球全体であるのに対して、MSMでは日本列島周辺に限って関東地方、東北地方といった区分ごとに県単位の予報をしている。

因みに、おなじみのGPV気象予報の画面で左側のフレームにあるモデルで広域を選択するとエリアでは西日本や東日本が選択でき画面には日本列島の2/3くらいが1画面で表示される。
そして、画面の左上にJMA GSMと表示される。
これは、気象庁のGSMモデルを意味している。
Jma-gsm
(GPV気象情報のホームページより一部をコピー&ペースト)

一方、モデルで詳細を選択するとエリアでは関東地方、中部地方といったやや細かいエリア選択ができる。
この時、左上にはJMA MSMと表示され、気象庁のMSMモデルであることを示している。
Jma-msm
(GPV気象情報のホームページより一部をコピー&ペースト)

我々関東圏の釣り師は、当然のことながら詳細モデル(39時間)、関東を選択した上で風速や雲量などをチェックすることになる。
その画面には風速毎に色分けして風向を示す小さい矢印が表示されている。
伊東や大津と言ったお目当てのポイントをもっと詳しく見たいために目を凝らしたり、何とか地図を拡大しようとするのは釣り師の気持であるが、それは叶わない。
先に記したようにMSMなら格子間隔は5kmなので矢印の間隔は5kmが最小でそれ以下の間隔で示せと言われてもそれは無理となる。
仮に画面は大きくできたとしても矢印の密度は変らない。

数値予報というか天気の動きにはもう一つ特徴的な法則がある。
つまり、大きな現象はゆっくりとおおらかに変化するが、細部の現象ほど速くせせこましく変化するという傾向がある。

速く変化する動きを捕えるためには当然のことながらスパコンによる計算間隔を短くする必要があるし精度も高めなければならない、そうすると、ここでも計算機のリソース問題や計算精度の問題が出てくる。
GPV気象予報では広域が対象のGSMなら264時間後まで、地方が対象のMSMなら39時間後までしか表示できないというのはこんなところに理由がある。

因みに、2017年6月からGPV気象予報の弟分(と五目漁師は位置づけているが)SCW天気予報のサービスが始まった。
ここでは、格子間隔が2kmのLFM(局地モデル)の結果が従来のGSMやMSMに合わせて発表されている。
確かに表示される地図も大きくなり精度は2.5倍に上がているが、先に述べた理由で予報時間が9時間と短くなっている。
9時間ではボート屋さんに予約してからの予報しか見られないので五目漁師が利用することはあまりない。

以上、気象庁が予報しているGPV(JMA GSM、JMA MSM)について記したがこの手の気象予報は他にもある。
世界的に有名なものとして米国海洋大気庁によって提供されるGFS、ヨーロッパ中期予報センターが提供するECMWFなど。
(これらはGPV気象予報でも試行的に一部に取り込まれている。)

GPV気象予報と並んで釣り師の間では人気があるWindyではこれらの主要なGPVを基にした天気予報を統合的にしかも相互比較も含めて示してくれる。
特に画面に予想結果を表示するユーザーインタフェースは至れり尽くせりの俊逸な天気予報であるが、少なくとも無料ベースではGFSの格子間隔は22km、ECMWFのそれは9km、即ち気象庁のモデルのGMS(全球モデル、格子間隔20km)に対応するものであり、気象庁のMSM(メソモデル、格子間隔5km)に比べるとやはり手漕ぎボート釣り師にとっては頼りないと言わざるを得ない。(素晴らしいユーザーインターフェースによって精度的な劣勢は隠れてしまっているが)

以上天気予報の元になるGPVについてまとめてみた。
次回はGPVを使って作成される天気予報の実情などについてまとめておしまいにしようと考えている。

 

さて、少々時間がたってしまったが伊東で釣って冷凍保存していたレンコダイで久しぶりにパエリアを作った。
本場ではムール貝を使うようだが、我が家ではいつもアサリを使っていた。
産地偽装問題でそのアサリがスーパーから消えてしまったために代わりにエビを使ったみたが、こっちの方が見栄えは良い。
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*1:元20kmを30kmに修正。(6月25日 0時6分)


来週はなんとか釣り日和がありそうですね。
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2022年6月20日 (月)

その1 五目漁師が愛用の天気予報と利用の仕方



一般的には天気予報で一番気になるのは、果たして晴れるか、雨が降るか。
しかし、手漕ぎボート釣り師がそれ以上に気になるのは風だろう。
視界さえあれば、雨が原因で戻れなくなることはないが、風は怖い。
強い風が逆から吹いてくれば戻れなくなるどころか沖に流されてしまうことだってある。

今は行くことがなくなったが福浦の中深場に手漕ぎボートで漕ぎ出ていた時には、1週間以上も前から日々変わる予報をチェックしながら細心の注意を払ってgo/no goの判断をしていた。
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当らないと言いつつも、釣りの予定は結局のところ天気予報に頼らざるを得ない。

そこで、少し解説っぽくなってしまうが、これも自分ノートとして五目漁師が利用している天気予報についてテーマ毎に何回かに分けて、釣行記事の合間にまとめてみることにした。

先ずは、五目漁師が愛用の天気予報と利用の仕方から。

五目漁師が、現在よく利用している天気予報は
tenki.jp-釣り場の天気
GPV(SCW)気象予報
釣り天気.jp
海天気.jp
Windy
海ナビ(有料)
そして予報のチェックというよりも天気に関する一般的な情報サイトとして気象庁のホームページといったところであろうか。

それぞれ当る/当らないは置いたとしても一長一短がある。
五目漁師の場合は、次は、どこでどんな釣りをやりたいかを念頭に、先ずは1週間くらい先の釣行予定を立てる。
tenki.jp釣り天気jpWindyは10日先までや14日先までの天気予報を無料で提供してくれているので、これらで天気や風をチェックしながら日取り候補(365日連休なのでいつでも変更できる)をあげる。

尤も、これらの所謂、週間天気予報は2、3日後を対象にした予報とは予報の手法も異なり(後述)信頼度が低いことは承知の上である。
国内の天気予報の総元締めである気象庁の天気予報は釣り師から見ると、あまり便利でもなく、面白くもないので滅多にチェックすることはないが、3日以降の週間天気予報に関してはその予想の信頼度に対してA、B、Cのランク付けをしているので、更に真剣に日取りを決める時にはこれを参考にすることもある。

やがて、釣行予定日が3日弱以内に入ってくるといよいよ真剣モードで予報をチェックする。
釣り天気jp海天気jp、有料の海ナビは正に釣り場に特化した天気予報で釣り場毎の予報を提供してくれるので、沖は無理そうだが岸近くならといった判断の参考にもなる。

因みに、概況チェックとして日頃一番よく利用するtenki.jp(釣り場の天気)は、釣り場の天気と銘打ってはいるが、これは釣り場がある街(例えばその街の駅や市役所周辺)の天気予報と理解しておいた方がよく、波止場や港、まして海上の天気予報ではない。

更に、いよいよ時間が迫ってくるとGPV(SCW)気象情報なども加えて、相互に比較しながら釣行日前日の夕方までチェックし続けている。

昔は下駄を放り投げて表になれば明日は晴れ、裏返しになれば雨と占っていたが、現代の天気予報は、余程短時間の予報でない限り数値予報という手法を使ってスーパーコンピューター(スパコン)で計算している。
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お陰で、雨の有無などに関しては、明日は3時ごろから雨が降ると予報されると、本当にその時刻になると降ってくるから下駄世代の五目漁師などは感心するやら、びっくりするやらしてしまうこともしばしばある。
ただ、手漕ぎボート釣り師が一番気になる風予報に関しては感心するほどでもなく、こんなはずではなかったのに・・・と予定していた沖流しを中止したりすることなどは珍しくない。

天気予報の中で風速の予報が一番難しいと聞いたことがある。
例えば、行ったことはないが初島やもっと小さい猿島でさえも風表と風裏では風向も風速も大きく変わってしまうだろうが、表側は晴れているのに裏側では雨が降っているなんてことは普通では考えられない。
つまり、風は地上の半島や島、更にビルなどによって、いとも簡単に影響を受けてしまう。
雨に比べると変化のスケールが小さいために現状の天気予報のスケールでは釣り師が期待する風予報は難しいということであろう。

これについてはまた後述するとして、風に関してはマクロな風向や風速を天気予報で念頭に入れながら現場の空模様、海上の波模様や耳元でざわめく風模様からここ数10分後の風を自ら判断し注意することが重要になってくる。

次回は、天気予報の基本になるGPVについて五目漁師が理解している範囲でまとめてみよう。


さて、先日釣った小型のイトヨリは3枚におろして軽く天日干ししてから和風ムニエルにしてみた。
なかなか、いける。
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これで、完食。
また釣って来なくっちゃと思っていると、Gさんが千葉で掘ってきた とハマグリをタイミングよく持ってきてくれた。
砂出しに少し時間が掛かったが夜にはバター醤油焼きと酒蒸しにしワインでいただいた。

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2022年6月17日 (金)

今度はイトヨリにやられる

 

6月16日は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

次はいつにしようかと天気予報を見ていると週末を除けばもう明日しかない。
行こうかどうしようか、少し迷いながら3時を過ぎてからオーシャン釣具に電話を入れると、オヤジさんも出られるとのこと。
これで決まり、急いでカイワリ狙いオンリーで荷物を積み込む。

サバの合間を縫ってカイワリを釣るのは難しい。
ただ、皆さん何だかんだと10尾近く、上手い釣り師は毎回ツ抜けの釣果をあげていらっしゃる。
先日はへたくそなはずの弟でさえ8尾も釣ってきた。

こうなると、自分の時だけが といつもいつもサバのせい、海のせいにはしておれない。
今回はこの下手さぶりを払しょくするためにも、逃げの一手の沖流しを封印してコマセ釣り一本に絞る。
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正面沖に出ていつも通り海の様子を伺うために、先ずは2本針吹き流し仕掛けを入れる。
すると2、3投目で掛かってきたのはイトヨリ。
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写真でも見られるように2本針仕掛けがいつの間にか3本針仕掛けに変わり複雑に絡んでいる。
年寄りはこんな些細なことでも訳が分からなくなると、結構尖った背びれにイテテと刺されながらボーッと考え込んでしまう。

2本針のはずだったのになぁ。
とうとうボケが回って来たかな?
縦の糸は五目漁師、横の糸は誰♬ 

漸く分かったのは、ヘタな釣り師が掛けて、こんな魚くらいで切られてしまったハリス付きの別の仕掛けが口の奥深くに刺さって残っていただけのことだった。

やっと納得したのに、イトヨリの怨念だろうか、この後は、掛けても掛けても上がってくるのはイトヨリ。
しかも小さいのばかり。

8時過ぎになってやっと最初のカイワリ。
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今日は2本針吹き流しの他に、ウイリー仕掛け、6mの五目仕掛けも準備しているので何とかカイワリのご機嫌を取ろうと、次々に交換する。
もちろん仕掛けに応じて、シャクリ方も棚の探り方も変える。
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五目仕掛けに替えた時には、まんまと底を這う先針りにイトヨリ、コマセカゴ直近の上針にカイワリが同時にかかりツボに嵌ったかのように思ったが、後は続かず。

ここまで、なんとサバ1、フグ1と邪魔者は皆無に近く、絶好のチャンスタイムだったのに、やっとカイワリは3尾、イトヨリは15尾も釣っただろうか。
とうとうイトヨリ逃れで少し沖側に場所を変えることにする。

そこでもコマセを撒くと、静かだった海底が直ぐに賑やかになる。
またか!と思ったが、ここではサバがたまに来るくらい。
どうやらこの魚影はイトヨリではなさそうだ。

オヤジさんは朝から沖を流しておられるので、暇にまかせて様子伺いの電話を入れてみる。

今どこですか?

直ぐ後ろの-45mだよ。

小さくなって見えなくなったのかと思っていたのに、振り返ると正にすぐ後ろにいらっしゃる。
しゃべっている間にスマホを通してオヤジさんの魚探からピピ、ピピと魚影発見の音が聞こえてくる。
どうやら本日始めてのピピ音だったらしくオヤジさんも慌てていらっしゃるようなので早々に電話を切る。
(後で聞くとこの時にハタやイトヨリを釣られたらしい。)

五目漁師は、なんであれアタリが恋しくなってきたのでここで早弁して、元のポイント近くに戻る。

珍しく、結構流れていた潮が止まったせいか、戻ってきても早朝の様な頻繁なアタリはない。
そんな中で、また少しシャクリ方を変えて力強くコマセを振り出した時に久しぶりのアタリ。
やはりカイワリは良く引く。
単純な五目漁師は、なるほどこれかと思いしばらくそのシャクリを続けるがやはり後は続かない。

昼からは予定通り、隣で真鯛狙いのコマセ釣りを始められたオヤジさんから、カイワリは何匹釣ったの?

4尾です。

寂しいなあ。

寂しいですね。
下手なのでしょう。

やがて下手を続けていると、いきなり北東方向に向かう潮が強くなってくる。
そのせいかどうかは分からないが、ここからはサバの嵐だ。
折角いなかったのにとうとうサバが出始めた。
もう止まらない。

2週間前にお見受けした時よりかは少し大きくなったが、細く痩せたサバが次々に上がってくる。
これくらいのサイズだと23cmくらいでもカイワリの方が引きが強い。
カイワリに似せて上手に引くが、途中フッと軽くなったり、ピクピクと震えたりするとまたかとがっかりする。

よしっ! これはカイワリに違いない。
慎重に慎重にゆっくりゆっくり上げてくるとサバの2匹掛けだったりする。

後半は、底まで仕掛けが落ちて行くのは2回に1回くらいになってしまい、こんな中で、皆さんどうやって釣るんだろう。
と、途方に暮れたまま終わってしまった。

で、今日の釣果はこれ。
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オーシャン釣具の釣果ブログよりコピー&ペースト

因みに、こちらはオヤジさんの釣果。
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オーシャン釣具の釣果ブログよりコピー&ペースト

朝からカイワリ狙いでイトヨリにしてやられた五目漁師、午前中はタイラバとジギングで沖流しでハタやホウボウを釣られたオヤジさん、昼からはポツリポツリイトヨリが上がる中で共にサバ釣りを楽しんだが両者の差が釣果模様に明瞭に出ているのが面白い。

さて、貴重なカイワリの釣った日刺身。
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カイワリの刺身は相変わらず絶品だ。
このシーズンが一番美味しいのかも。

今回は、ヨメサンがベランダで育てている大葉を使った。
今までに庭で何度も育てたことがあるが、いつもバッタにやられて穴だらけになっていた。
今年は2階のベランダでやってみたところ大成功で、放っておくとちょっとしたうちわサイズまで大きくなってしまい、カイワリが小さく見える。

これだけイトヨリが釣れてしまうと食べ方を考える必要がある。
先ずは、いつも通りに我が家ではイトヨリの定番、煮付けに。
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そして、やや水っぽいので
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料理をする前に軽く塩して天日干しにし、ムニエル甘酢あんかけに。
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前回やって涼し気が気に入ったので今回もカイワリのひすい和え。
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食べる前に出汁を掛けて頂く。



カイワリ、本当に難しい。
イトヨリは伊東名物ですが五目漁師がこれだけ数を揃えてしまったのはた多分初めてです。
仲間からピチットシートで締めると美味しくなると聞いたので、軽く天日干しにしてから料理してみました。
身が引き締まりいい感じになります。

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2022年6月11日 (土)

松崎で足漕ぎカヤック釣り



6月10日は西伊豆、松崎に釣行。
Mさんのお誘い温泉付き釣行第2弾で、伊豆高原で前泊して早朝に松崎に向かう。

今日はSさんから五目漁師が普段から羨ましがっている足漕ぎカヤックを1日お借りすることになっている。

松崎の浜で出廷の準備をしていると通りがかりの町の方々が皆さん挨拶を交してくれるので気持ちが良い。
散歩中のお年寄り夫婦に見送られて岸払いする。

数年前に、やはりカヤックをお借りし伊豆多賀から沖に出たことがあるが今回は初めての足漕ぎカヤック。
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愛用のカヤックを貸してくださるSさんが、ありがたいことにSUPで伴走してくれる。*1
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快適快適、釣りよりも漕ぎ進むことが楽しくて、あっという間に水深70mまで出てしまい、タイラバを巻き巻きしているとMさんから電話が入る。
今、Sさんが大物を掛けてファイト中とのこと。

水深-50m辺りらしい。
少し沖に出過ぎたかなと思いつつ反転して現場に急行すると既に獲物は釣り上がりSUP上で頭を落としたり尻尾を切ったりの処理中。4image0s
Sさんから提供

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驚いたことに、現場に到着した時には、先に電話をくれたMさんご自身が何やら大物を掛けたらしく、少し先でファイト中。

竿が立たない! 
竿がUの字に曲がったままカヤックがくるくると方向を変えている。
しかし、あっ! 
残念ながらバラシ。

その残念も束の間、再びMさんが大物を掛ける。
今度はやや慎重に対峙されているようだが一進一退を繰り返し5分が過ぎ、10分が過ぎる。
五目漁師は記念写真を撮ろうと待機するが20分経っても上がってくる気配はない。

そして30分。
やっと少し上がりかけてきた。
Mさんはかなりお疲れのようだ。
頑張れー!
しかし、ここにきて、またもやバラシ。
ジグがなくなり無残にささくれ立った5号のリーダーが上がってくる。
姿を見るところまでいかなかっただけに何だったんだろうと悔しさと残念さが募る。

お二人に聞くと、双方ともTGベイト、Sさんは高速のワンピッチワンジャーク、Mさんは竿を上下しながらのシャカシャカ巻き。
真鯛狙いの五目漁師もこの際、時合いに乗っかろうと急いでタイラバをTGベイトグリーン・ゴールドに付け替える。
と言っても、例の赤い竿なので、所謂青物用の速いシャクリはできない。

少し早めにただ巻きしながら、たまに大きくシャクリ上げているとゴソゴソとしたアタリ。
来た、来た。
でも大きくはなさそうと近くのMさんに声を掛けながら巻き上げを開始するや、グイン!ジジッ! 
いきなりドラグが引き出される激しい引き。

いや、これ、でかいですよ、と竿を曲げた途端にプツン。
勝負は一瞬だった。
虎の子のTGベイト諸共持っていかれたかなと思ったが付いている。
良かった。

そして上がってきたジグを見てびっくり。
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なんとフロントフック×2とリヤーフックの合計3本のフックの全てが伸ばされている。
フロントフックはアカムツ用のジグに着けるために買った刺さり重視の細軸針なので、相手が青物ならやられても不思議はないが強靭なはずのリヤーフックまでやられるとは・・
余程掛かり具合が悪かったのだろうが、こんなのを見せられると次に大物を上げる自信がなくなってしまう。

一方、30分以上もファイトした挙句にバラしたMさんの無念さはまだ収まらないようだが、気分転換も兼ねて大きく場所を移動する。
あれだけ次々に大物が掛かったのに、場所を変えるとアタリはすっかりなくなってしまう。

五目漁師は真鯛が欲しいので、賑やかな根回りよりもこんなところの方が良いかもしれないと足漕ぎならではの1移動3巻き巻きを軽快に繰り返し、やっとイトヨリ×2、カサゴ、アカイカ。
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そんな中で、Mさんは朝の場所に向かって再移動される。
五目漁師も少し遅れながらついていくと、まもなく今度は、Sさんから、今Mさんが3度目のファイト中と電話が入る。

何、またか。
慌てて現場に向かうと、うだる暑さの中、ヒエーヒエーとMさんのうなり声が聞こえてくる。
かなりきつそうだが、先に丁寧にやり過ぎてリーダーを擦リ切られているので今回はドラグを締め直し少し強引に上げてこられるようにも見える。

それでも20分以上もかかって、獲物がやっと海面に姿を現す。
“Mさん限界ブリまだ元気” 
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やっと獲物をカヤックに上げた後、重さを計ると12~13kg。
全長の割に重い立派なブリ。

精魂尽きたMさんにはまだ釣ったブリの処理という大仕事が残っている。
結構な潮流で次第に潮下に流されて小さくなっていくMさんを心配そうに見ていると今度は五目漁師に大物が掛かる。

ゴッツン、ゴッツンと頭を振るのでひょっとするとマダイと思っていると、いきなりドラグが滑り出し止まらない。
慌てて少し緩めになっていたオシコンのドラグをカチカチカチと一気に3段階締め込み、これで上がり始めたと思った瞬間にフッ!
またもやバラシ。
今度は、ジグとリーダーの結び目で切られているが勝負が早すぎる。

やせ我慢ではなく五目漁師にとっては青物は釣って楽しいが釣ってしまうと後悔する魚。
ひょっとしたらマダイ?
と思わせる引きだっただけに顔は見たかったが残念さはない。

この後は少し西寄りの風が吹き始めてきたので、タイラバを落としながら浜に戻る。
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お手伝いもできないが、後片付けは結構大変そう。


さて、釣行の後はお楽しみの温泉とBBQが待っている。
今回は食材のブリが釣れているがやはりBBQと言えば肉。
肉が良い。
肉が美味いと言いながら、五目漁師はSさんが釣られたマダイでバラ寿司を作らせていただく。
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*1:言葉を少し修正。(22.06.14 9:55)



自分の釣りが思う存分やれて、しかも快適。足漕ぎカヤックは最高でした。ただ、準備と片付け、それに運搬は大変そうです。今日の日があと10年早ければ五目漁師も虜になっていたでしょうね。

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2022年6月 4日 (土)

1日早い誕生日釣行

 

6月3日は伊東(オーシャン釣具)に釣行。

6月と聞けば、同時に1年の半分がもうそろそろ過ぎ去ってしまうことになる。
速すぎる。
つい先ごろまではボート上での防寒対策ばかりが気になっていたが、そろそろボートに持ち込むペットボトルの数が気になり始めている。

実は4日は五目漁師の誕生日。
この歳になると嬉しいものではない。
71? いや72? 忘れようとしているわけではないが、最近は年齢を覚えられずヨメサンに確認をすることも多い。

そんな五目漁師の誕生日をだしにして楽しんでくれるガルさんが、そろそろ大好きなサバ真っ只中ですね、行きましょうと誘ってくれた。
正に、サバの気配濃厚な伊東、もりもりとファイトが湧いてくるわけではないがここは乗らないわけにはいかない。
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もちろん2人の狙いはカイワリ。
正面沖に出て釣り始めると予想通りのサバサバサバ…
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ガルさんは、最近ますますカイワリ風にあらがうことが上手くなった野郎どもにまんまと騙されて、
すみません今度こそお先にカイワリです!
と慎重に丁寧にサバを上げてくる。
(ウシシまたやってる)

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先日の伊東釣行では怒りに震えながら握った愛用のハモ挟みをサバ諸共天高く飛ばしてしまったが、既に新調している五目漁師はこんなサバどもには騙されも慌てもせずに平然と構えていられる。
どうだ、参ったか!!

そんな中で、大きなアタリ。
これはサバではない。
時々海面に突き刺さる穂先をホレホレこれはでかいよ! 
とガルさんに見せながら巻き上げてくる。
途中、いきなり軽くなりバレたかな? と思ったのは上針にサバが食ったからだった。
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上がってきたのは、最近よく釣れる特大サイズのイトヨリだった。(42cm)

この後サバが釣れなくなる時間帯もあった。
こんな時にはサバが去った束の間、すわっカイワリのチャンスと思いきや海中を見ると見事に何もいなくなってしまって、五目漁師がシャクり上げるビシの軌跡だけが悲しくも寂しく写っている。
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魚が一切いない真冬の海でよくある光景だ。

今日はガルさんと釣れても釣れなくてもご一緒させていただこうと思っていたが、とうとう辛抱しきれずに昼前に沖に出てタイラバと、ジギングを始める。
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こんな時にもこの赤い竿は本当に頼りになる。
TGベイトとタイラバのワンセットを忍ばせておけばいつでもルアー釣りに切り替えられる。

実は、忘れてしまったが五目漁師の誕生日前後の3日か5日がガルさんの誕生日だったはずなので、でかいマダイでもプレゼントしようではないか! 
今日は、先日とはうって変わって透明感のある海に残り時間の前半はジグ、後半はタイラバで真鯛を狙ってみたが、小型のハタとイトヨリに終わってしまった。

で、今日の貧果はこれ。
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また危うく釣果写真を撮り忘れるところだった。
鱗を引いたところで気づき慌てて撮った。


夕方はガルさん家族と茅ヶ崎でお茶をすることになっているので、いつもよりほんの少し早めに上がって急いで帰宅する。

昨年に続いてガルさん渾身デザインの世の中に一着しかないTシャツのプレゼントがあるらしいことを聞いていたので楽しみにしていたが、なんと出掛ける時に車に積むのを忘れてしまったらしい。
残念ながら、スマホに残ったデザインの様子を見せていただき後日送られてくる実物を待つことになった。

子供なら十分に暇を持て余すほど長い時間にもかかわらず、なにやらスマホに夢中の元気なノア君の顔も見たし、抱きついたし、そして丁度1年前にお会いした時に比べるとやはりノア君と過ごすことで随分と頼もしくなられたなと感じてしまった(抱きついていないが)奥さんともしゃべったし、楽しい時間を過ごした。

で、次の日、最近は誕生日だからといって特別のご馳走が出てくることはなく、イトヨリを恒例の中華風蒸しに
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そして、ハタのカルパッチョ。
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追伸:
忘れられたプレゼントのTシャツ、送ってもらうことになっていましたが、本日(4日)なんと奥様とノア君が1時間もかけて遠くから自転車で持ってきてくれました。
これです。
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昨年と違って今回は海上でも良く目立つレスキュー隊色。
左下のQRコードをスマホで読み取ると、このブログに飛ぶ仕掛けになっています。

五目漁師が税込み110円かと思ったら、サバの値段でした。
だったら32円くらいでも高すぎるくらいです。

今週末ちょっとしたイベントがありますので早速着て行きます。
ありがとうございました。

 

 この日はオーシャン釣具からは我々を含め4杯のボートが出ていましたが、オヤジさんによると皆さんカイワリ狙いにもかかわらずカイワリの釣果は零だったらしい。
こんな日は初めてとオヤジさんは嘆いておられました。
いくらサバが多くても皆で釣っておれば、1尾くらいは釣れても良さそうなものなのに、へたくそで申し訳ない。

そうそう、最近はご夫婦での手漕ぎボート釣りをよく見かけるようになりましたが、初めて女性の一人漕ぎボートの方を見ました。
何やら、大物を掛けられたらしくファイトが始まった時には興味津々で眺めていましたが、多分エイですよ、と落ち着いていらっしゃいました。
結局、切れたようでしたが格好良かったです。

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