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2022年5月13日 (金)

アカムツなんとか3連荘

昨日(5月12日)は網代(亮知丸)に釣行。

連休直後で皆さんお疲れのせいか、いつもなら平日でも結構予約で詰まっているエンジン艇があきあき状態。

天気予報をチェックしながら5月10日を寸前に予約する。
それにもかかわらず、予報は平気で前日になって強風にひっくり返り、あえなく中止。

続けて、11日か12日かを迷いに迷って後者に予約を入れる。

今回は、中国のロックダウンの影響と言い訳もしているが、いよいよ暇になってきた練馬の弟が、いつでもいいよと急な釣行に付き合ってくれる。

亮知丸の受付オープンは日の出時刻に合わせて今は5時。
このところ流木や浮遊物が多いから十分気を付けてと注意を受けて、凪の海上を沖に向かう。
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つい先日、知り合いが場所は違うが良型のアカムツを4尾も釣り上げたと聞いているので、その好調にあやかってアカムツはもとよりアラやクロムツの大物にも期待する。

そよ風、波なし、天気も予想以上に良さげ、これで潮(魚)が良ければいうことなし。
先ずは、3本針胴付き仕掛け(1番上の針にはタイラバのラバー部を付けている)を投入。

1投目から底で待ち構えている魚が直ぐに食ってくる、というのが五目漁師の中深場の釣りのイメージ。
しかし、どうしたことだろう何の反応もないままに数回空の仕掛けを巻き取る始末。
(仕掛けの下げ上げだけで10数分も掛かる釣りで、獲物無しでの巻き上げはそれなりの決心が要る)

やっと何か付いたかな? 
とりあえず上げてみようという程度の微妙なアタリで上がってきたのはユメカサゴ。
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その後も今日はやけにこの魚が多い。
この魚もここでは常連のシロムツも美味しい魚ではあるが、この程度のサイズだとアタリの瞬間を見逃してしまうと後は反応が乏しいために上がってきて目視するまで釣れているかどうかは分からない。
このため、釣った感は殆どない。

狙いは、先ずはアカムツなので、着底時にブスッと海底に埋まってしまう錘を引っこ抜いてもう一度ゆっくりと底を取り直し、ゼロテンでアタリを待つ。
しばらくしてアタリがない時には1m間隔くらいで止めを入れながらゆっくりと数メータシャクリ上げ、また逆に落としながらアカムツよりも少し上層にもいると言われるクロムツなども狙ってみる。

しかし、釣れない。
竿掛けに竿を掛けて念のため底から2回転程仕掛けを浮かせてからバケツに膝たち姿勢で用足しをしようとした時だった。
よりによって、こんな時に目の前で今日初めて穂先がググッとお辞儀する。

来たっ! 
慌てて出すものも出さずに目の前の竿をつまみ、いや握りひとシャクリ入れて巻き取りにかかる。

結構引くぞ。
しかし、その直前に弟が大物の期待感100%で上げてきたにもかかわらずサメだったこともあり、これはサメだよ、サメに違いないと期待感30%でつぶやきながら上げてくる。

やがてあと70m程で穂先がガタガタと震える。
おやっ?ひょっとして・・・2人で覗き込む。
赤い! 
先のサメで未だがっかり感がサメやらぬ弟がタモで掬ってくれる。
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良しっ!
今の状況下では、これで今日はOKと言い切るほどにこの1尾は嬉しい。
これでなんとかアカムツは3連荘。

そして、このころから無風にもかかわらず、ボートの流れがどんどんと速くなってくる。
こんなに静かなのに上潮の流れが速い。
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海面に浮かんでいる者にとってこの流れは感知できないがGPS魚探の航跡を見ると2、3回の仕掛けの上げ下げの間に数百メートルも艇は流れ、ポイントを外してしまう。

悠長にシャクリ上げていると、地形の傾斜の方が大きく、こつんと思わぬタイミングで再着底してしまうほどボートの流れが速い。
錘を100号、120号、150号と重たくしていくが150号でもどんどんと道糸が出る状況ではなかなか良い釣りはできない。

主に風でボートが流される場合にはドテラ流しでボートの流れとボートの向きを一定に保つことができるが、潮で流される場合には潮が見えないだけにボートの向きが定まらず下手すると2人の道糸が交差してしまう。
互いに120号の錘が付いた1.5号のカミソリの様な道糸が交差すればどちらかのそれが切れるまでの勝負は早い。
今日はお互いに1度ずつラインの高切れがあった。

こんな流れの中でも比較的元気な魚はいつでもどこにでもどんな時にでも掛かってくるこいつ。
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五目漁師としては珍しいサメも元気だった。
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更に、前回も気になったクラドは、海面を見ている限り気にならないが中層あるい下層では益々ひどくなっているようだ。
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終了間際にはやっと潮も収まってくると、最後に弟がアラを釣り上げて終了。
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で、2人分の釣果を並べて記念写真
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下段の5匹、クロムツ、クロシビカマス×2、アラ×2は弟の釣果。
ここには並べていないが、他にユメカサゴやとシロムツも釣っている。

ユメカサゴ他の唐揚げ甘酢あんかけ、
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中深海刺身、
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中深海にぎり、
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シロムツとエリンギのバター炒め。
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そこそこの大きさに特化するためにはやはりジギングが有利な気がします。1周目の釣果データを参考にしながら2周目の釣りのイメージアップを図りたいところです。

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<!ー040網代釣行ー>」カテゴリの記事

コメント

五目漁師さん お久しぶりです。 5月12日は網代よかったみたいですね。お疲れさまでした。 私は同じ日に久々の釣りで伊東で釣りしてました。 午後からの雨が心配の日だったんですが、なんとか2時過ぎまで雨はもちこたえて、曇りで海も穏やかでいい釣り日和だったと思います。
伊東も連休明けで、すいてました。手漕ぎが1艇とエンジン亭が2艇くらいでした。
ちょっと時間のあいた長男と二人で釣りしてましたが、午前中はサバがおおかったものの、タイ、イトヨリ、ホウボウなんかも連れて、自分的にはまあまあ釣れたほうかなという感じでした。
網代の中深場またいってみたいですね。
今度、網代も2馬力船じゃなくて、20馬力の船で沖でつりしてみたいです。はい

MHさん、こんにちは。
お久しぶりです。 同じ日に隣で釣ってたんですね。

おっしゃる通り昼からの雨を心配しながらの釣りでしたがなんとか持ちこたえてくれてよかったです。
海面は静かでしたがこちらの方は潮流が結構ありましたのであの深さですと釣りにくかったですよ。
中深場にしては珍しいほどアタリも遠かったです。

伊東の方はサバがおとなしければカイワリやハナダイのいい時期なのですが、時合い次第でしょうかね。

網代の亮知丸さんは、近々エンジン艇が実質3艇になるようです。
そうなれば、週末は難しいにしても平日は予約が比較的楽になるのではと期待しています。
MHさんが出られるとお互いに情報交換をしながらいい釣りができるのではと楽しみにしています。

こんばんは。

厳しいと言いながらも料理のお写真は中々に豪華なものになっていらっしゃいますね。しかしその中でもアカムツのお頭が乗っかった中深場刺身は美味しそうですね。炙りもあってい中深場の脂の乗った魚を色々楽しめそうですね。

Tさんも中深場が目的なのか硬めのスロージギングロッドを購入されていたので準備万端かと思いますのでジギング勝負も拝見したいところです。もちろん別途私もお誘いいただければ幸いです。

私も中深場ジギングできる準備していますが、ラインの太さをどうするかと悩んでおります。あとジグに関してもTさん曰く、100gのジグを2連結して使う人もいるとか。シンカー着けて落としてもありなのかなとも考えております。まずはいくつか中深場用の250gあたりをいくつか購入する予定です。

まっくさん、こんばんは。

潮が速かったのと魚が小さかったのでほとんどは釣れてた魚でした。
それで釣った感がなかったのでしょうね。
並べてみて、えっ?! こんなに釣ったっけ? でした。

私は餌釣りでもジギングでも、どちらでもいいですのでご希望される方でやりましょう。

ジグの重さを同じにしても形によって潮の受け方が違うのでどれほどの効果があるかはわかりませんがやはりラインは1号辺りで統一しておいた方がよいと思います。

コスパの良い中深場用のジグを紹介しますよ。

上のコメントに書きましたが亮知丸は近々3艇体制になるようですから平日行なら予約はしやすくなりそうです。

アカムツ3連チャンとは流石です、私はその翌週に同じポイントに行きましたが、うねり強くサッパリでした。
そして、驚くのは、五目さん以上に釣られている弟さんの釣果。赤は居ないもののこれまた引きを取らない釣果ですね。
ご兄弟での釣行とは羨ましい、私にも弟はいますが興味なしです。
しかし、今月から息子もサップデビューするので家族釣りを楽しみたいと思います。

五目漁師さん、こんばんは。
かなり遅れてのコメント失礼いたします。
 
写真の中央にデンッと鎮座するアカムツはとても価値ありますよね。
相模湾のボーターの方々はいとも簡単にアカムツを釣られていますが、
アカムツ未経験の僕には想像もつきません。
 
潮流が激しい時の深場釣りは本当に難しいですよね。
それにしても五目漁師さん、エンジン艇に慣れてきた感が伝わってきます。
釣り場によって、または釣り方によって使い分けなんでしょうけど、
エンジン艇に慣れると手漕ぎが辛くなったりしませんか?

MBLさん、こんばんは。

レスが遅くなり申し訳ありません。
今しがた、今日の釣りから戻ってきたところです。

いやいや3連荘といえど4尾の固め打ちには及びません。

確かに弟は平日行の誘いに乗ってくれる貴重な存在なんですよ。
中深場の釣りはどうしても天気最優先になります。
休暇を取っての平日行は自由度にかけますから365日連休に近くないとなかなか、タイミングを合わすのは難しいですね。

息子さんのサップデビューは楽しみですが、直ぐにオヤジずるい、自分にも足漕ぎとなりませんかね。

ぐっちゃん、こんばんは。

確かに、これ1尾釣れるとその時点で気持ちに随分余裕ができます。
タイラバやジギングで早々に真鯛を釣ってしまった時と同じですね。

深場の釣りは、潮流や風があるときには底どりも難しくなりますが二人で乗っているときには道糸の交差に神経を使いますね。

エンジン艇は楽ですが、タイラバやジギングには手漕ぎの方が余程有利ですよ。
エンジン艇ではどうしても攻めるポイントがピンポイントでなく大雑把になってしまいます。
今の艇はぐっちゃんの艇と違ってクラッチを入れると微速前進ができないからかもしれませんが。

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